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「不健康なおっちゃんの健康的闘病記」
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     2014年



   2014年1月20日(月)Fight(闘病記)
    がん宣告される。とほほな一日。

 昨年末に米国出張に行ったのだが、心理的に結構きつい出張だったせいもあってか帰国後どうも調子が悪い。12月22日の朝におしっこが出なくなり(30分ほどおとなしくしていたところ出るようになったのだが)、これはなんかおかしいと12月24日に病院に(23日は祝日だったんで)。 エコーチェックの結果、「前立腺肥大ですね」と。「50歳ですか。若いからまあ、大丈夫とは思うが、念のため前立腺がんのマーカー検査しておきましょう。」
~~~~ここまでは前置き~~~~

 さて、1月20日、前日にグランフロントで買ったダウンジャンパーを着て再度病院に。「触診しましょっか。」と肛門から指入れられて、直後、パンツあげながら聞いた言葉は「間違っている可能性も0ではないが、ほぼ100%前立腺がんです。PSA値が226なんで。これ、普通は0で、4超えたら前立腺がんの確率ぐっと上がるんですよ。」
 「はぁ??!」ってなわけで、MRI、CTの日程が即決。そして前立腺肥大の処方薬が変更(ユリーフ、前立腺がん対応のもの?)されました。
 その後、妻と昼食に行ったのだが、飯食いながら泣くから、、、もぅ。飯は結構うまかったりしましたが。というわけで、新品のダウンに味噌がついた“とほほ”な一日でした。


   2014年1月20日(月)Diary(日記)
    えぇ!! がんなの??

 昨日はグランフロントで能天気に買物してました。ダウンジャンパー買って、寒いからその場でタグ外してもらって着て帰ってくる、なんっていう小学生みたいなことをしてました。
 一転今日はがん宣告を受ける。前立腺がん。もちろん予想していたわけではない。前立腺肥大は予想していたが、おしっこが近い、ちょっとした残尿感程度の症状だったので、「えぇ!! がんなの??」っていう感じ。最近はがん宣告もいともあっさりするもんだなぁ、と、変なところで感心。面倒なことになったなって感覚はあるが、実感なくしっくりこない。まず、敵を知るべく、前立腺がん関係の書籍を2冊購入。闘病は体力勝負だな、っというわけで、今日は5kmラン。


   2014年1月27日(月)Fight(闘病記)
    結果は想定される範囲で最悪。さらにとほほな一日

 生検実施と、MRIとCTの結果を聞きに病院へ。先ずは、仙骨麻酔して肛門から機器を挿入して生検サンプル取り。局部麻酔されているので肛門付近の感覚は無い。終了後、尻のあった付近を見ると茶色い染みが、、、!? 「僕、うんこ漏らしてました?」と聞いたら、「消毒液でしょ。」と看護婦さん。あぁ~よかった。
 そのあと診察室で「がん確定です。リンパ節に転移しています。手術で摘出できる範囲を超えています。今日からホルモン治療開始します。すぐに次の検査日程決めます。」
 「はぁ??!」ってなわけで、ホルモン注射(ゴナックス)2本打って、骨シンチの日程予約完了。経口ホルモン剤(カソデックス)も新たに処方される。結構来てもぅてる感じ。やべぇなと思って、一応職場に、「も少ししたら治療で少し休む可能性あり、現在のところ問題なし」って言ったのだが、こっちもどうも不穏な動きが、、、。


   2014年1月27日(月)Diary(日記)
    残された時間は多くない。もう少し積極的に行こう。

 がんの転移が確定。ここ一週間のリサーチによると、転移があると治療の選択肢も限定され、5年後生存率も低い。さすがにショック。更に、自転車も前立腺がんにはよくないとの説があり妻から禁止令発令。趣味が奪われ、こっちのほうがショックかも、、、。
 まあ、仕方ない。残された時間は多くない。もう少し積極的に行動してみようと思う。『迷ったら、やる!』で行く。


   2014年1月30日(金)Diary(日記)
    がんばれ、ヒュウヒュウおじさん。

 同年生まれ、同じ病気、同じ血液型、自転車が好き。インターネットで前立腺がん関係情報リサーチ中に遭遇した、福島在住のヒュウヒュウおじさんに勝手に親近感を抱いてます。(「ヒュウヒュウおじさん」で検索するとブログがヒットします。)
 僕の自転車はほんの趣味程度だが、ヒュウヒュウおじさんはかなり本格的みたい。病気は僕より重いみたい。でも、時々は自転車乗っているようで、その時は楽しそう。~~がんばれ、ヒュウヒュウおじさん!!


   2014年1月31日(金)Diary(日記)
    1月の成績。

・体重59.2kg
・自転車210km(ほぼがん宣告前)
・ラン5km×11days
・ウォーキング5km×1day
・楽しい飲み会×1day(楽しくないのは含まない)

【トピックス:】がん宣告後、自転車禁止令が出る。


   2014年2月3日(月)Fight(闘病記)
    初めて最悪ではない結果に。

 生検と骨シンチの結果を聞きに病院へ。骨への転移なし。よかった~!。
 判定は、『T3b、N1、M0、グリソンスコア5+4=9』ぶっちゃけて言うと、「最悪に近いが最悪の手前」ってな感じか。「最悪の手前」ってとこが最悪でないわけだが、なんていうかなぁ~~、ふぅ、げんなり。


   2014年2月10日(月)Fight(闘病記)
    表向き優良企業の社会的未成熟。

 がんで仕事がどうなるかの実例を一つ。
 1月27日の不穏な動きが現実化。「業務に支障なし」との診断書を先回りして出したつもりだったが、「役職剥奪、平に降格」の通知。どういうことか問詰めてみると、「君の仕事のやり方は前から気に入らん、君には以後、仕事をさせたくない」ってなことらしい。「正論で仕事するところが気に入らん」と。??。
 「はぁ??!」ってな感じだが、降格させるチャンスを待っていたかの如く素早い対応と筋のさっぱり通らない理由付けには全く恐れ入る。
 表向きは優良大企業だが、社会的成熟度はこんな程度のようだ。残念な会社だ。がんになるとこのような社会的ハラスメントを種々受けるようだ。たぶん、中小はさらに大変なのだろう、日本社会全体の成熟度を憂う。


   2014年2月15日(土)Diary(日記)
    2月前半(1~15日)の成績。

スポーツジムの会員になる。
・体重58.6kg
・ジム×0day!!
・自転車 禁止令発令中
・ラン5km×4days
・ウォーキング5km×2days
・楽しい飲み会×0day(楽しくないのは含まない)

【注意信号:】体力増進どころか減退の虞あり。


   2014年2月16日(日)Diary(日記)
    道後温泉・その1。

 積極的に活動しよう、土日使って小旅行、、、大阪からそんなに無理せず車で2泊で行けるところ、、、道後温泉をチョイス。春休みしてる娘もついてくることに。料理がおいしくて割安感があるきれいな宿~~妻がリサーチしまくって「茶玻瑠」がチョイスされました。
 さて、メインの行先と宿は決まったが、あと一泊はどうしようか?。途中行程が何かと軽視され勝ちなのは常ではあるが、今回はいつにも増して結構迷った末、
   初日:大阪→尾道(牡蠣)→鞆の浦、
   第2日:→生口島(しまなみ海道)→今治→道後温泉、
   最終日:→日生(牡蠣の予備)→大阪、
で行くことに。鞆の浦の宿を探したが、空いてねぇ~~。選択の余地なく、一抹の不安を感じつつもとあるホテルを“僕が”予約。
 出発前日、関西は雪。念のため時刻を少し遅らせて出発。順調に尾道着、目当ての牡蠣屋前にて、、、なに~!、「本日貸切」、がっかり。別の店で食べたが、しょぼい牡蠣でした。(でも尾道の街はよかったよ。)
 鞆の浦。「ぽにょ」の舞台らしい。少し歩いてみたけど、なんかよくわからんなぁ、今回は観光リサーチしてないし、、、。晩飯も海鮮気分ではないのに海鮮以外は食うとこねぇ~状態だったが、妻と娘の食い意地はすごい。一軒しかないらしいイタ飯屋を探り当て、結構うまいパスタ/ピザが食えた。宿はと言うと、これがまた、なんか変な、、、。能書きの貼紙がやたらに貼ってある。「あんたが決めたらろくでもないな」と女性連合に非難され、「ここしかなかったからしゃぁないやろ」と小さく言い訳する僕でした。


   2014年2月17日(月)Diary(日記)
    道後温泉・その2。

 とあるホテルの朝食バイキングにも能書きが、、、「オムレツ、定番ですよね。ケチャップかけてもよし、そのままでもよし、ほっこりしておいしいね」??。ただの普通の冷凍オムレツだよな、これ。(文言はちょっと違ったかも、悪しからず。)
 生口島耕三寺。なんじゃこりゃ、なんちゃって寺。おもろいっちゃおもろいが。ちゃんと平山郁夫美術館にもいきました。
 今治でB級グルメ「焼豚玉子飯」を食す。バリーさんって今治のキャラだったわけね、焼豚玉子飯とは関係ないけど。
 道後温泉。悪くないね、さほどよくもないが。でも、一回行ってみたい所だったので僕にとってはよかったよ。「茶玻瑠」はグッド!。安いのにおいしい、きれい、高級感あり。確か、1泊2食で一人1万1千円台だったような。女性連合も満足の様子。しかし、前泊の宿と比較されて、再びこき下ろされる羽目に。120周年の道後温泉本館にもゆっくりつかってきました。
 日生。前々日の尾道の雪辱を試みる。“はましん”の焼牡蠣、おいしいです。機会あったらまた行きたい。
 いい旅でした。


   2014年2月24日(月)Fight(闘病記)
    初期のホルモン治療の副作用について。

 2回目のゴナックス注射。注射跡が3日間程かなり痛い。1か月前の1回目よりかなりましなのが救いだが。でも、PSA値が226→6.9に激減!!。 いゃ~、嬉しいっす!!。
 ユリーフは毎日朝夕服用。服用開始翌日(つまり1月22日)、射精障害発生。立つけど出ないんです。感覚は正常な時代とさほど変わらないのだが、、、不思議な、、、。1か月後の現在も症状変わらず。立つってことはEDではないのだろうか??。カソデックスは毎朝服用。どの薬の副作用かは知らないが、性欲ほぼなし。ちゅうことは、やっぱEDっすかねぇ?。まっ、しゃぁないか。


   2014年2月28日(金)Fight(闘病記)
    前立腺がん宣告後の初期の生活。

 妻がよく泣くんです。息子も娘も(子供は二人)既に大学生になってどちらも京都でそれぞれ一人暮らしをしており、今は僕と妻の二人暮らし。家で(それなりに重度の)がん患者と2人きりってのは、専業主婦にはかなりつらそう。患者本人は普段通りなのだが、、、。「家族は第二のがん患者」ってなことを言うらしいが、まさにその通りだと実感。そして、これには患者会みたいなやつが効果あり。そこには元気な重症がん患者がたくさんいるようで、妻もかなり気が楽になった様子。僕も参加してみたところ、結構面白くて勉強になる。とは言っても、妻は相変わらず頻繁に「涙涙、、、」 どうも喪主が嫌との理由で僕より先に死ぬと勝手に決めていたようで、身をもってそれを阻止しそうな僕を“自爆テロ”と批判するのだが、なんか、ちょっと違うような、、、??。

 そして息子と娘と会う頻度が激増(京都なので結構近い)。 何かというと父親を悪しざまにこき下ろすふたりではあるが、それなりに心配してくれているのであろう、特に娘は頻繁に帰省(寄生かも?)してくる。親としては正直うれしい。
 昨年末(もしかすると今年からかも?、、、最近、どうも記憶が??、、、)からLineを始めた。がん宣告を受けた翌日、Lineを開けると医者になった友達がポップアップで出てきておるではないかぇ?。 登録電話番号から自動検索するLineの機能らしいが、なんと絶好のタイミングで出てくるのじゃ!。ってなわけで早速コンタクトを取り、いろいろとアドバイスをただでもらっているのだ。感謝・感謝。持つべきものは友達とはよく言ったものです。これを機に、各地に散らばっていると思われる、高校、大学時代の友達をFacebookなどで探してみる。結構捕まったので驚き。現代の若者文化はすごい!。Facebookの使い方はいまだよくわからないままだがねっ。


   2014年2月28日(金)Diary(日記)
    2月後半の成績。

・体重58.9kg
・ジム×0day!!
・自転車 禁止令発令中
・ラン5km×5days
・ウォーキング5km×0day
・楽しい飲み会×2days(楽しくないのは含まない)

【トピックス:】ジム代、1か月分まるまる無駄になってます。


   2014年3月2日(日)Diary(日記)
    スマホ。

 スマホ持たせたら一日中スマホ漬になりそうな危ないやつ。と思われていたからかどうかは知らないが、子供からスマホ禁止令が出ていました。通常は、親が子供にスマホ禁止令を出すような気がするが、、、。というわけで、長年ガラケーを使っていたのだが、今般、がん発覚を契機にスマホに替えました。子供たちも素直にOKしてくれました。
 僕、重病人やってんな、と変なところで実感。


   2014年3月6日(木)Fight(闘病記)
    セカンドオピニオン。

 Lineでゲットした医者の旧友曰く、「セカンドオピニオンを取れ、医者は信用できん」と。(おい、お前医者だろ?) ????よく聞いてみるとその真意は、「一人の医者個人の経験はどんな優秀な医者でも限られているから、別の医者の意見を必ず聞け。これだけで参照されるサンプル数は倍になるはず。」ということでした。幸い、主治医はフランクな感じで、快く応じてくれたのでほっとした。旧友も医者仲間にかなり詳しく聞いてくれているので、実際はサードオピニオンか。結果は、(1)主治医、(2)旧友とその医者仲間、(3)セカンドオピニオン、(4)自分での調査、全てほぼ同じところに帰結。

  『ホルモン療法でできるだけがんを小さくする→放射線(外照射)で前立腺およびその周辺の残ったがんをたたく。』

一部では、N1(近傍転移あり)まで進んでいたら放射線治療は行わない方が一般的とも言われているようだが、予後の状況を聞くと、放射線治療を行ったほうが希望がありそう。放射線治療開始の具体的時期は医師により若干の差があるようだが、PSA値がミニマムになる時、且つホルモン治療開始後6か月以内、という意見は一致しているようだ。また、がんが既に局所ではないため、高精度で位置による強弱をつけられるIMRTのメリットは生かせないとの見解も、患者としては残念だが納得せざるを得ない。
 結局“頭鉄板”の治療法を採択することとしたのである。

☆参考情報1:セカンドオピニオン~~主治医と違う学閥の医師からとること。学閥が同じだと治療方針も似通ったものになる傾向があるのであまり意味がなくなるらしい。
☆参考情報2:頭鉄板~~競輪用語だと思う。さらに正確にいうとよく外す車券買いが好んで使う用語。セカンドオピニオンを依頼した医者には通じていたぞ?。大丈夫か?


   2014年3月8日(土)Diary(日記)
    梅を見に行く。結果は“あほ”。

 春休みしてる娘が昨日帰省(或いは寄生)してきた。僕は昔から南部梅林に一度行ってみたいと思っていた。グッドチャンス!。
 閑散とした南部梅林にて、地元の人に、「観梅? もう全部散ってるよ。」って言われて、、、。おっしゃる通りです、あほでした。


   2014年3月15日(土)Diary(日記)
    3月前半の実績。

・体重59.6kg
・ジム×4days
・自転車 禁止令発令中(トピックス参照!)
・ラン5km×3days
・ウォーキング1hour×1day
・楽しい飲み会×1day(楽しくないのは含まない)

【トピックス:】体力貯めんのも楽しまないと、というわけで、9日、ふわふわサドルに変更することを条件に、2回/月のチャリトレが解禁に!!。やったぁ!


   2014年3月16日(日)Diary(日記)
    ふわふわサドル、デビュー。

 今日はチャリ屋の朝練。ふわふわサドル(写真)で集合場所に!。
 スタート直後、ふわふわサドルのふわふわ度が増加??。ネジゆるんどるやんけ~!。
 久々の参加でスタート直後から皆さんに待ってもらうのはさすがに申し訳なく、とりあえず先に行ってもらいました。ってなわけで速攻で脱落。追いつくまでに脚を使い切り、その後はヘロヘロ。(普通に追いつくわけもなく、休憩場所で追いついただけですが、、、。)
 たったの45km程度なのに、、、ふわふわサドルのほろにがデビューでした。


   2014年3月24日(月)Fight(闘病記)
    3回目のゴナ。

 なんか、最近疲れやすい。主治医によると、そろそろホルモン療法の副作用が顕著になってくる頃だとか。更年期障害の症状が一般的な副作用とのことで、疲れやすいのはこれでしょうかね。或いは檜花粉の影響かもしれないが。2月24日に書いた副作用は相変わらずそのまま継続中。今は加えて精巣が顕著に小さくなってきた。たぶん、直径で2/3程度(この場合体積ではなんと1/3以下!)に縮んでいるのではないだろうか。なんかアンバランス、寂しいような、、、。
 一方、副作用の分だけ(?)治療効果はあるようで、PSA値は1.1まで減少、やった!!。そしてまた2~3日間ゴナックス注射跡の痛みを我慢するのです。


   2014年3月31日(月)Fight(闘病記)
    今後に備えて体力を貯める、そして生活の質の向上。

 前立腺がんには自転車はよくない。関係ないという医者もいるが、比較的強度な物理的有形力が前立腺近傍に継続的に行使されるわけであり、おそらく“よくない説”が正しいように思う。自転車が好きで年間4000~7000kmロードを漕いでいた身にはショック!。実はがん宣告2日後CT検査を午前中で終えた後、「今後に備えて体力貯めるぜっ」って、30kmほどチャリトレしたのだが、その間妻はインターネットで情報収集していたらしく、帰ってきたとたんに妻から『自転車厳禁』通告が、、、。その晩息子からも『自転車NG』情報が寄せられ、僕の自転車生活は一時強制終了となったのである。
 しかし、今後に備えて体力は貯めなければならないので、スポーツジムの会員になり、筋トレ+ランニングマシンにメニュー変更されたのであった。とは言え、これが結構めんどくさいんよね、楽しくないし。
 さて、がん宣告後はどうも生活が暗い。楽しくしよう、明るくしようとしても、普段はともかく、時としてどうしても暗い。事情を考えるとある程度はやむを得ないのだろうが、生活の質の向上が必要。何とかしようとできるだけ日々のイベントを作って動き回るようにしている。そして今は『迷ったら、やる!』が行動指針になり、しょっちゅう外出、、、。生活の質は向上しつつあるのだが、、、、ぅう、か、金がかかるぅ!。
 体力貯めるのも同じやでなぁ、楽しまないとなぁ、というわけで、ふわふわサドルに変更することを条件に、今月9日、2回/月のチャリトレが解禁に!!。これでチャリ屋の朝練に参加できることになり、急いでふわふわサドルを注文。4千5百円くらいでした。ちょっとカッコ悪いがね。そして16日、早速朝練に参加!、、、千切れて置いて行かれちゃいました(泣)。 次は置いて行かれないように、筋トレ+ランニングマシンで頑張りまっス。


   2014年3月31日(月)Diary(日記)
    3月後半の成績。

ジムメニューが確定しました。
・体重59.3kg
・ジム×4days
・自転車45km
・ラン5km×0day
・ウォーキング1hour×4days
・楽しい飲み会×2days(楽しくないのは含まない)

【ジムメニュー:】(スクワット→ロープーリー→腹筋→レッグエクステンション→背筋→ショルダープレス)×3セット=30分程度+(ランニングマシン5km)=30分。 合計=1時間程度


   2014年3月31日(月)Diary(日記)
    外食が増えた。

 今月は外食の機会が多かった。月初は関東に住む弟が来てくれて外食。娘が2回来てくれて数回外食。息子も来てくれて外食。楽しい飲み会が3回。妻ともちょこちょこ外食。
 外食がいいとは思わないが、今月の外食はみな、はんなりの雰囲気で、こんな外食なら増えて嬉しい。
 体重は増えない。運動の成果が出ていて嬉しいのか、摂取カロリーががん細胞の成長に使われてしまって嬉しくないのか、判断に困る。判断したって何も変わらないので、前者としておきたい。


   2014年3月31日(月)Diary(日記)
    泉州の山沿い、犬鳴温泉。

 大阪在住なので、大阪の温泉に行ってみよう。思い立ち、泉州の山沿い、犬鳴温泉の宿を予約。9千円弱で1泊2食付、夕食は和牛と犬鳴豚のすき焼き食べ放題。予想通りですが食いすぎて「しんどっ!」。
 修験者の道を散策。マイナー宗教だからか、なんだか雑然とした寄せ集め的異次元ワールドが、、、(こんなこと言ってたら山伏に怒られそうな?) 個人的には石切さんの参道の異次元ワールドの方がインパクトありかな。滝に打たれる修験者はその日はいませんでした。(運がよければお目にかかれるらしい、、、。)


   2014年3月31日(月)Books(本)
    今年1~3月に読んだ本、その1

 がん宣告っちゅう重大イベントが発生したため、全般に低調。

(1)流離譚(上・下)/安岡章太郎/講談社文芸文庫
 淡々とした記録ベースの時代小説。全く盛り上がらないが、知らぬうちに共感してしまう不思議な魅力が、、、。

(2)戦場の軍法会議/NHK取材班/NHK出版
 これはちょっと、、、。公共放送としての限界なのか。真実は語られず、私見を出せず、踏み込めず。

(3)(対話集)原田正純の遺言/朝日新聞西部本社
 原田氏がすごい人だと知ってはいる。でも、この対話集ではそれがわからないな、、、。

(4)死の淵を見た男/門田隆将/PHP
 文章も構成も疑問。しかし、福島原発事故における地上の星の力強さに思わず涙、、、。

(5)昨夜のカレー、明日のパン/木皿泉/河出書房新社
 ほんわかとした小説。毒にも薬にもならないが、たまにはこんなのもいいか、、、。

(6)心との戦い方/ヒクソン・グレイシー/新潮社
 無敗の格闘家も語りはお粗末、、、?

(7)四つの小さなパン切れ
   /マグダ・オランデール=ラフォン/みすず書房
 強制収容所の話。奥は深いのだろう。しかし、共有するには我々は平和すぎるのか、、、。

(8)青い花/辺見庸/角川書店
 小説。あくまで個人的意見ですが、共感できませんでした、、、。

(9)猿回し、被差別の民俗学/筒井功/河出書房新社
 私見丸出しの研究発表本。学術的にどうなのかは知らないが、単純に面白いです、、、。

(10)さようなら、オレンジ/岩城けい/筑摩書房
 移民女性の小説。海外生活経験者は共感できる部分も多いかな、、、。


   2014年3月31日(月)Books(本)
    今年1~3月に読んだ本、その2

 がん関係の本。

(1)名医が語る最新・最良の治療・前立腺がん/法研
 欲しい情報がそれなりに入っていていいと思う。

(2)前立腺がんの最新治療/赤倉功一郎/主婦の友社
 これも目を通しておくのがいい。

(3)手術数でわかるいい病院/週刊朝日ムック
 病院選びには必携。

(4)がんになったら手に取るガイド/学研
 読んだほうがいいかもしれないが通り一遍のことが主。

(5)がん患者力/主婦と生活社
 読んでみてもよいって程度か。


   2014年4月4日(金)Fight(闘病記)
    楽しんで、そして前向きに。

 Lineでゲットした医者の旧友と食事。彼は関東在住なのでなかなか会えないのだが、学生時代の旧友ならではのバカ話が主となる。いゃ~、楽しかった。
 もちろん、がん患者含め多くの患者と接し看取ってきた医者ゆえ、闘病生活や治療方針、主治医との関係の話も。妻子が心配してくれること、妻とちょこちょこ遊びに出かけること、子供が生き生きと大学でいろいろなことに挑戦していることなども話題に。
 自分で調べて治療方針に納得していること、妻が一緒に遊びに行ってくれること、子供が精神的に自立して心配がないこと、主治医と隠し事なく話せる関係になっていること、などについて“満点患者”の称号をもらった。そして、僕が楽しそうにしているので安心したと。
 楽しみがない患者、前向きでない患者は、経験上早く亡くなるとのこと。精神までがんに侵されてはいけない。制限はあるものの、楽しんで、そして前向きに生きるようにしたい。


   2014年4月5日(土)Diary(日記)
    京都に桜を見に行く。

 京都に桜を見に行く。なんじゃ! この寒さは!! 昨日の昼までぬくかったのに、、、。最近どうも排尿障害気味で、朝、京都到着直後、トイレが見つからずほんのちょっとですがおしっこちびっちゃいました。(これ、排尿障害ない人が聞いたら笑ぅてまうよなぁ、たぶん。前立腺がんなんでおしっこしたくなってから我慢できなくなるまでが“すぐ”なんです、特に寒い時は。とほほ、、、。)でも、妻はあたたかく優しい。
 鴨川沿いを五条から三条へ~平安神宮神苑~哲学の道。のんびりと散策。満開でとてもきれいでした。初めて京都の桜を満喫。
さて、徒歩5~6km程度なのに、なんだかやたらに腰が痛い。帰りにインクラインも見るつもりだったがギブアップ。バスで五条大橋まで戻るはめに。(腰痛はがんのせいではないと思う。)
 帰宅後も腰痛が治らず、翌日予定していた自転車朝練もパスが決定。前々日に朝練に備えてチャリ整備したのに、、、(泣)。
 そしてその他の諸事情が重なり、次に自転車に乗れるのは8月以降になってしまいました。早く“ふわふわサドル”を活躍させたい、、、。


   2014年4月12日(土)Diary(日記)
    大阪ダービー。

 長居ヤンマースタジアムに大阪ダービーを見に行く。プロサッカーゲームの観戦は初。キックオフ少し前に行ったのだが、13番タオル売切れとるわ、席ねーわ。観覧席最上部の階段に座る羽目に、、、。面白かったけど、豆粒が胡麻粒蹴ってました。
応援、すごいっすね。我々は13番タオル買えずでふつ~のセレッソタオル首に巻いて寒さと尻の冷たさしのいでました。トイレ混雑によるおしっこちびっちゃった事件が発生したら恥ずかしいので、ゲーム進行中のトイレすいてる時におしっこしておきました。前立腺がん、気ぃ使います。ところで13番は南野拓実くん。僕のうちはみんな拓実くんファンです。娘は13番売切れだったので8番柿谷くんの買ってました。


   2014年4月15日(火)Diary(日記)
    2014/4 前半(1~15日)の成績。

・体重59.6kg
・ジム×4days
・自転車×0km(泣)
・ラン5km×3days
・ウォーキング1hour×2days
・楽しい飲み会×3days(楽しくないのは含まない)

【ランニング時のウェアについて】「Mr.Price」アフリカ大陸南部の国ではメジャーな“安物ブランド”らしい。息子(アフリカ行ったりヨーロッパ行ったりの幸せな大学生)のお土産です。この辺りでは珍しいです。チャリウェアです。なのにランニングウェアとして使用されてます(泣)。 アームカバーはMavic(こちらはちゃんとした自転車系ブランド)です。これもランニングウェアに、、、(こちらも泣)。
【成績発表されない柔軟体操について】「毎日実施」と宣言しております。実態をチェックしてみたところ、ひぇ~~、実施はたったの9日(全15日中)!。最近体固いし、まずいっすね。根性足りてません。もうちょっと頑張らんと、、、


   2014年4月15日(火)Books(本)
    2014/4 前半(1~15日)に読んだ本。

 今月前半はこの1冊だけ、、、(泣)。

(1)ヒッグス~宇宙の最果ての粒子/ショーン・キャロル
   /講談社
 僕の前立腺がん細胞も場の振動により粒子性が??、、、面白いが量子力学の概念がわかってないと難しすぎぃっ!
 読むのに半月以上かかってしまいました。おまけに理解もほとんどできなかったような、、、。素粒子物理学者の洒落のセンス、僕は好きです。でも、世間はきっと冷たい??


   2014年4月20日(日)Diary(日記)
    若者の街?、名古屋。

 ちょっと野暮用で妻と名古屋へ行ってきました。
 リサーチすべくガイドブックを買ったのだが、SKE48とやらが頻繁に登場し、食い物の記事ばっかしやん。観光名所には期待すなっちゅうことね。っというわけで、晩飯は味噌カツに挑戦じゃぃ!(気合い入れるほどのこととちゃうが。) ふぅ~~む、残念だが、家の近所のとんかつ屋の方が美味しいような、、、。栄でP.M.9:00頃に食ってたのだが、栄ってとこは若者ばっかしだな、それも、結構おしゃれな(男も女も)。 もしかして名古屋人は寿命が短いのか?? うぅ~~、長生きしてやりたいぜぃ!! それも、おしゃれに!!
 翌朝はモーニングに挑戦じゃぃ! ドリンク頼むと勝手にあんこトーストが付いてくる名古屋独特のスタイル。名古屋生まれのスタバ(すなわちコメダ、出生地が違ってたらごめんなんさい)でお馴染みのものだが、コメダ以外で初めて食べました。まぁ、お得感はあり。昼はすき焼き味の糸コンの上にサイコロステーキが乗った優れもの。なんっちゅ~か、おもろい食いもんがあるとこですね。以上、自分のお金で食べたもの。
 実は味噌カツ前の昼飯にひつまぶし食ったのですが、これはうまかったです。値段は高いです。でもこれは人におごってもらったんで値段気にせず楽しめたんです。だからおいしいんです??
 そしてテレビ塔に階段で上る。こんなもん、階段で上るやつおるんか? と思ったが、何人かおった。外階段だから結構怖かったな。


   2014年4月21日(月)Fight(闘病記)
    2回目のCT、および、粘膜系の不調。
    そして、なんだか疲れやすい。

 この調子でいけば、そろそろPSAは底値となり、ぼちぼち放射線当てましょかってな時期になってきたはず。っというわけで、今日は放射線治療開始前の確認CT撮りに行ってきた。主治医によると、この段階でCT撮っても単なるホルモン治療の効果確認にしかならず大した意味はないそうだが、患者としてはPSAだけでなく見える形で確認してみたい気持ちもあり、やってみたわけです。
 病院行く直前に時間再確認のため予約票見たら、「検査前3時間飯食うな!」って赤線が引いてあるやんけ~~!? 朝飯、たった今食いました。すみません。“やってもやらんでもいい検査”ってな気持ちがあったようで、反省。最近は薬を飲むの忘れてて食後2時間ぐらいで飲んだりしてるし、、、(完全に忘れ去って飲まなかったことはないけど)。 まだまだ生きるつもりなので、ここであんまり緩んでいてはいかんですな。でも、気ぃ張りっぱなしでもあかんので、朝飯食ったことは意図的に忘却して病院へGo!
 病院まで車で15分程度なのだが、運転していると呼吸の度に鼻からやけにヒューヒュー音が聞こえてくる。どうもここ1か月ほど粘膜系の調子が悪く、鼻の通りが今一つ、また、尻を拭いたらちょっと痛いって感じなんです。鼻ヒューヒューだからか、ちょっと運動するとすぐ息上がって口開いちゃうし、、、。でも、毎年この時期は檜花粉で鼻詰まり気味だし、1月20日に触診されてから尻穴の調子もずっと今一つのような気もするし。もしかすると、ホルモン治療の軽い副作用かも、、、とか思ったりもしてますが、粘膜系の副作用は調べた範囲では情報ないなぁ。
 一昨日、昨日と名古屋に行ってました。単に車運転して一泊で遊びに行っただけなのだが、今日になっても疲れが取れない状態。最近どうも疲れやすく、また、疲れがとれない。これはホルモン治療の副作用だろうと思っています。そして体重は増加(昨晩時点で60.5kg)。 おなかは若干脂肪質に、、、。でもこれは副作用ではないと思う。単に名古屋で食べ過ぎ。
 そして、朝飯食ったこと忘却したままCT撮ったのでした。


   2014年4月26日(土)Diary(日記)
    平に降格されて給料が増えたことに気づかない、愚か。

 給料日(昨日)、明細と共に療養なんちゃらっちゅう普段貰わない明細書が付いてきた。給料明細を見て毎回変わり映えしないことを簡単に確認し、療養なんちゃらも妻にスルー。
 妻曰く、療養なんちゃらによると1月の医療費が高額なため4月に5万円余り還付されるらしい。おっかしいな、給料明細はいつもと同じだったよな、と言葉を交わしつつ給料日当日は終了。
 ならば、どうやってその5万円を回収するんだ?? 今日になって再チェックするが、全然判らんぞ。っというわけで、給料明細と療養なんちゃらを妻にもう一度パス。冷ややかな視線と共に返ってきた給料明細を注意深く見直してみると、、、おぉ! 5万なんぼかちゃんと付いとるやんけ~~! 給料支給額が5万円増えてても簡単には気づかない夫婦、お気楽です。
 しかし、平に降格されて給料が増えるわけもなく、も少しすると減ってまうのやろなぁ。まぁ、しゃあない。お気楽に行きまっしょぃ。


   2014年4月27日(日)Diary(日記)
    自治会行事を“ぶっち”、
    そしてジャズライブ転じて藤棚。

 今日はA.M.10:00から自治会の掃除。なんだか体だるいんよなぁ、っというわけで、意識が戻ったのはP.M.2:00過ぎでした。自治会長さん、ごめんなさい。(妻はちゃんと出席いたしました。)
 久々に長時間睡眠をとりました。昨夜11:00~今日の午後2:00まで、15時間。長時間睡眠にも体力が要るって言うがその通りのようで、昔のように2時間寝たと思ったら26時間寝てました、なんてなわけにはいかず、15時間の間に2回もおしっこに起きました。でも、久しぶりに「いや~、よう寝たわ」ってな感じですっきりしました。
 夜は街にてご近所に住むプロフェッショナルジャズシンガーのライブの予定。しか~~し、僕は睡眠十分で回復したものの、妻が体調いまいちで、街に出るのはしんどそうなので楽しみにしていたライブには行けず。ライブをパスしたものの人間勝手なもんで、イベントないとつまらんな~~、手軽なイベントないかいな~~、っというわけで、比較的近くの藤棚を見に行くことに。
 ふぅ~ん、藤ってのはこんなに香りがするもんだったのね。新発見でした(僕がものを知らんかっただけですが)。
 でもこれ、イベントとしてはものたりねぇ、っというわけで、晩飯は夫婦で居酒屋へ。体調いまいちなんで栄養つけないとな。副作用で肝機能問題ありなので酒飲まなかったにもかかわらず、2人で会計6000円! 完全に食いすぎです。最後の釜めし、残したい気分でした(全部食ったけど)。 次から量考えて注文しまっす。


   2014年4月28日(月)Fight(闘病記)
    うぅっ、肝機能が、、、。そして、4回目のゴナ。

 会社で受けた健康診断の結果が返ってきた。(大きな不利益を被る虞を拭いきれず、前立腺がん治療中であることは申告せずに受けております。)
   『肝機能に所見あり、要精密検査』
    (GPT54、HDLコレステロール85、
     どちらも高すぎ。
     HDLは肝機能には関係ないかも、、、)
 「重篤な病者に対し『所見なし』の結果を出すとは、健康診断なんて当てにならんわぃ」って言ってやるつもりやったのに、、、。図らずも思ったよりがんにやられていました(カソデックスの副作用らしい、泣)。 階段上るとすぐ息上がるのもこのせいか?
 主治医に聞いたら、「まぁ、こんなもんでしょ。ふつ~~です。PSAも0.43まで下がってるし、予定通り。息上がってもどんどん階段上っていただいて結構。」と。そして、来月からいよいよ放射線治療を開始することが正式決定。副作用を考えるとやっぱちょっと怖いが、ここは覚悟を決めるべし。治療で使う放射設備も再確認(Elekta Synergyでした。CT連動位置決め機構、3次元リアルタイム自動補正機能付きの新しいもの。これなら安心?)できたので、5月7日に放医の診察に臨みます。
 肝機能、“ふつ~~”なら、まぁ、いいんですがねぇ。ってなわけで、4回目のゴナを打ち、また3日ほど痛みを我慢するんです。注射してくれた看護婦さん、僕が最近腹に脂肪がついて困るって言ったら、注射打ちやすくなっていいです、だって。なんか、今回のゴナ、前よりやたら痛いんだが、、、ちゃんと上手に打ってくれとんのやろな??(愚痴ってもしゃ~ないけど)。


   2014年4月30日(水)Diary(日記)
    4月後半(16~30日)の成績。

・体重60.1kg
・ジム×0day(泣)
・自転車×0km(泣)
・ラン5km×1day(泣)
・ウォーキング1hour×3days(泣)
・楽しい飲み会×2days(楽しくないのは含まない)

【トータルで完全に“泣!!”、そして言い訳】急遽名古屋行ったし、ゴールデンウィーク対応で寝貯めせなあかんし、すぐ息上がるし、ゴナ痛いし、、、。「根性足らんだけちゃうのん??」って声が聞こえてきそうです。


   2014年4月30日(水)Books(本)
    4月後半(16~30日)に読んだ本。

 前半に引続き後半も低調、、、(泣)。 がん関係の本もあります。

(1)境界なき土地/ホセ・ドノソ(訳:寺尾隆吉)/水声社
 僕にとっては初めてのラテンアメリカ系文学。“ラテンアメリカ系”ってな特別な感じはしなかった。やはり世界は狭くなっているのか、、、それとも僕の感性が鈍っているのか。

(2)日本国憲法の初心-山本有三の「竹」を読む/鈴木琢磨
   /七つ森書館
 日本国憲法9条は世界の魁であると思う。おそらく山本有三も然り。しかし、それを伝えるのはやはり極めて難しい。そして本書も然り。

~~~~ここから下、がん関係の本~~~~

(3)全身がん政治家/与謝野馨/文芸春秋
 このおっさんは基準にならんな(このクラスの政治家ともなると各方面で普通じゃないね)。 がんを客観視し深刻になり過ぎない、これは、見倣います。

(4)がんワクチン治療革命/中村祐輔/講談社
 ふぅ~む、免疫療法ねぇ。友人の医者に言わせると「効果あるならとっくにみんなやってるわぃ」、主治医に言わせると「最終の神頼みはまだ考えなくてよい」ってなことらしいが。今やってる治療がうまくいってる限りは選択肢に入らないな。(注:妻はちょっと違う意見のようだが。)
 そして、内容は真実なのであろうが、半分くらい愚痴だし、統計的数値は恣意的に排除されているようだし、、、。


   2014年5月2日(金)Fight(闘病記)
    浮遊感と手の痺れ、更年期障害か。

 旅行先で車を運転中、浮遊感と手の痺れを感じて、車を止めてしばらく休憩。(日記の章も見てね。)がん治療開始後、座っているときに軽い浮遊感を感じることはあったが、手の痺れは初めて。正座して足が痺れる感じが手に発生したみたいな感覚。血圧が一時的に下がったのかなって感じでした。でも、急激にひどい症状が発現したわけではなく、緩やかに軽い症状が出てきた感じなので、車運転中でも危険はなかったです。ホルモン治療の副作用による更年期障害症状なのでしょうか。
 普段は健常状態と全く区別つかず自覚症状もないのだが、思ったより体には負担がかかっているのかもしれない。無理はしないように気を付けなければいけないようです。


   2014年5月4日(日)Diary(日記)
    ゴールデンウィークの混雑にも負けず旅行に行く。

 どこ行っても大混雑だよなぁ、って、例年のゴールデンウィークは家でぶらぶらしつつ、チャリトレしてました。が、“僕に残された時間はさほどないかもしれない”危機感に背中を押され、3泊4日で松本、上高地、金沢に行ってきました。
 松本連泊は、“わけあり格安”ビジネスホテル。ゴールデンウィーク中であるにもかかわらず、税込みで2泊×2名=14000円。おばけとか出ぇへんやろな~~?って恐れてましたが、出なかったのでよかったです。晩に「味楽苑」で税込1404円のカルビ定食を食べたところ、、、、ぅう!! こりゃ絶品じゃ!!。味、量、サービス、二重マル(◎◎)でした。小澤征爾さんの色紙もありましたぞ。初日はこれに気をよくして大満足し、2日目の上高地に臨む。
 上高地、何回行っても美しいです。僕の普段の心がけがよろしいようで天気も最高。河童橋~明神池~河童橋~大正池と歩いた(たぶん5時間くらい)のだが、そのあと三たび河童橋まで歩いて戻る元気は残っておらず、バスで河童橋まで戻ることに。そして最後、沢渡から松本まで1時間ほど車を運転して帰ったのだが、上高地で歩きすぎたのか、途中で“浮遊感+両手の痺れ”が発生。已む無く途中停車して30分ほど強制休憩する羽目に。たぶん、ホルモン剤の副作用(更年期障害の症状)なのだろう、普段は感じなくとも体はやはりダメージを受けているようで、無理したらあかんことを体感した2日目でした。
 3日目、体調も回復して金沢にGo!。金沢の「ビジネスホテル河口」、家族経営雰囲気でよかったです(ワンちゃんとか、おじいちゃんとか、おばあちゃんとか、、、)。 水回りが小奇麗で使いやすく◎◎。安いしベリーグッドです。晩は近江町市場で海鮮丼食べました。まぁ、うまいんだが、近所の鮮魚店のランチ丼とさほど変わらずって感じ。名物なのに、、、残念、それとも近所の鮮魚店のクオリティが高いのかな??
 最終日、“魚より肉の方がテンション上がる”肉食系妻とステーキランチを食べ、犀星の路を散策。僕の前立腺、再生の路を歩ませたいです(無理だけど)。
 ってな感じで3泊4日の旅行を満喫し、無事大阪に帰ってきました。行った場所はどこも思ったよりすいてました。ラッキーです。


   2014年5月5日(月)Diary(日記)
    連休中張り切りすぎ、挙句の果てに腰痛ぅぅ!。

 連休前、広島在住の学生時代の旧友から、「5月5日朝に1.5時間程度時間が取れそうだが大阪市内で会えないか?」という連絡が入る。長年会っていない友なので、旅行から帰った翌日であるにもかかわらず、よっしゃっ!って張り切ってスペシャル早起きして市内へGo!。
 もう一人、こちらも長年会っていなかった大阪在住の旧友を誘って3人で朝食。「食後に薬飲むから忘れんように覚えといてくれ」、と僕。「俺も薬飲むから大丈夫や」、と広島旧友。「ちゃんと覚えとくから任せろ」、ともう一人の大阪旧友。食後寛いで話に花が咲いていると、「空席待ちの客が大勢並んでいるので、、、」って追い出されてしまい、已む無く近くのスタバへ移動。スタバで注文を終えて金払う時、忘れないように財布に入れておいた薬が出現!!。おいっ、しっかり忘れとるやんけ~~!っていうわけで、広島旧友と二人、スタバで薬を飲む。物忘れのひどいおっさん3人組でした。
 ところで、広島旧友の方が僕よりいっぱい薬飲んでおったが、幸いにも彼の方は重篤ではないとのこと。一方、大阪旧友も健康診断ではしょっちゅう引っかかるらしい。皆、体にガタのくる年代ではあるが、昔に戻った気分で楽しかったです。(飲み会ではないが、本件、“楽しい飲み会”にカウントします。薬の飲み会??)

 さて、午後は連休でなまった体をほぐしにジムへGo!。旅行疲れがとれてへんから通常メニューはきついやろな、30分ランニング+30分ウォーキングにしようっと。(この場合、成績報告では“軽ジム”として報告されます。)おっ、思ったより体軽いやんか、ってなわけで、ウォーキングの途中に500mハイスピードラン入れてみました。ところが、、、ぅうっ、なんか腰がっ?!
 実は妻も一緒にジム行ってたのだが、「こいつ、調子こいてやけに長時間走ってんな」と思っていたらしい。帰り際に腰痛を訴えると、「調子こきはもうジムには連れて来られへんな!」って、子供に言うみたいに叱られてしまいました。すんまへん。『老いては子に従え』と言いますが、『病んでは妻に従え』でしょうかね。
 ってなわけで、この先数日間、腰痛と闘うこととなったのでした。(この闘いはたぶん闘病記には載らない。)


   2014年5月7日(水)Fight(闘病記)
    明日から35日間、ラジオ体操じゃぃ!

 今日放医の診察を受け、明日より放射線治療開始することとしました。リニアック(放射線治療機)=Electa Synergy、放射線=Xrayで、今日は位置決め用CT撮影を実施。前立腺=70Gy、転移があったと思われるリンパ節=60Gy、その他骨盤領域=50Gyを照射する。前半は全骨盤領域にブロードに当て、後半は前立腺とリンパに焦点を絞って当てるとのこと。明日から照射開始し、平日毎日2Gyずつ35日間照射する計画。
 線量計でも付けるんかいな?って漠然と思っていたのだが、ラジオ体操出席カードみたいな厚紙を渡されて自分で記名。これに35回分のハンコを貯めるらしい。おなかにはマジックペンで標的用×印が3つ手書きされました。CT連動位置決め機構、3次元リアルタイム自動補正機能付きの最新装置にふさわしいハイテクです。今やハイテク最先端のスペースシャトルは資金難で今後の計画目処立たず、信頼性を上げつつ ぅん十年前のローテク技術を承継するソユーズが国際宇宙ステーションを担う時代。ラジオ体操出席カード、OKっす。マジックペン手書き標的、OKっす。
 そして副作用、丁寧に説明を受けたが正直怖いです。でも、ごちゃごちゃ言ってもしゃぁない。明日からラジオ体操に行ってきまぁっす!


   2014年5月9日(金)Diary(日記)
    ラジオ体操、第2日目にして早くも欠席か??

 昨日から放射線治療を開始した旨は既に闘病記で述べた。35日間、毎平日ちょっとずつ照射し、照射の記録はラジオ体操出席カードにハンコを押して管理される旨も既に闘病記で述べた。
 本日第2日目、放射線照射を終了し、ラジオ体操出席カードを返却してもらって家に帰りました。時間的余裕がないのですぐに出社してひと稼ぎし(月給取りなのでこの表現は正しくない)、夜に帰宅。そして本日の領収書等の整理(病院行ったらその日に必ず整理してファイリング!)したんですが、ラジオ体操出席カードを見ると、桜印ハンコ、今日の分押してへんやんけぇ~~!。第2日目にして早速出席ハンコ押し忘れるとは、、、放射線技師のお歴々、大丈夫やろな??。ちゃんと正しい線量で照射されとんのやろか?、最後に回数間違えて想定以上に被曝してまぇへんやろか? との不安が急激に頭をもたげてきたのでした。
 これ、息子と娘にLineで連絡してみたが、息子は「適当ですな~」と冷たい一言のみ、娘は反応なし。若者はあまり重要事項とは捉えていないようだ。

 蛇足:桜印ハンコ(小学校で“よくできました”に使ってる類のやつ)とばっか思ってましたが、よく見たら梅印ハンコでした。あな、愛らしっ。


   2014年5月11日(日)Diary(日記)
    ゴールデンウィーク明け、最初の土日

 ゴールデンウィークで金を使いまくったので、この土日はおとなしくしとぃたろかい、ってなわけで土曜は近所に比較的最近新装開店した焼肉屋でランチ。ふ~む、松本の「味楽苑」はやっぱよかったょなぁ~、って感じでここはいまいちですな。まぁ、旨いんですが、なんか脂っこくて、、、。その晩おなかこわしました。※食中毒ではありません。和牛の脂を摂るとだめなんです。若いころはそんなことなかったのに、、、。
 これではいかんですな、ってなわけで、日曜はちょっと足を伸ばして堺市泉ヶ丘「泉北堂」のカフェで昼食。カフェっちゅうてもパン屋の隅にテーブルがあって飲みもんとパンが買えるだけなんで、昼食としては完全に炭水化物に偏ってしまってました。でも、ここのパン、美味しいです。「極み食パン」、好きですょぉ。
 気づいたら結局結構な金使ぅてもぅた土日やったような、、、。


   2014年5月15日(木)Fight(闘病記)
    全35日中6日終了、
    今のところ放射線治療の副作用なし。

 6日間経過して今のところ放射線治療の副作用なし。これって当然と言えば当然の結果なんやろが、いつ副作用が顕著に出てくんのやろか?ってな患者としての不安を打消すため、敢えてこの半端な時期に「今のところ大丈夫!」って報告を上げておきます。
 週一で放科の先生に問診受けるのだが、副作用は出るかもしれないが気にしないのが一番いい、と言われました。まっ、そりゃそうやな、気にしても症状変われへんし。もしかすると、気にした分だけよけ悪くなるやもしれへんし。
 もう一つ。5月6日からずっと腰が痛かった。まぁ、ちょっとしたことなのだが、この間どうも“暗い”んっすよねぇ。こんなんではあかんやないかぃ!、腰痛如きで心までがんに侵されてしまっては情けない。発想転換して明るくいこう。でも無理せず、まだ先が長いことを信じてマイペースでね。


   2014年5月15日(木)Diary(日記)
    5月前半(1~15日)の成績。

・体重60.5kg
 (こりゃあかん、体重い。明日から晩飯減らす!)
・ジム×0day(泣)
・軽ジム×1day(腰痛の原因)
・自転車×0km(泣)
・ラン5km×0day(泣)
・ウォーキング1hour×0day(泣)
・ウォーキング5km×1day(腰痛のリハビリ)
・楽しい飲み会×1day(楽しくないのは含まない)

【ほぼ最悪の成績です、そしてまたしても言い訳。】
 ※ゴールデンウィークずっと外出てたし、明けから一週間ずっと腰痛っいし、放射線治療やっぱ怖っいし、、、。
 ※腰、ほんま痛いっす。ほんまなかなか治んないっす。やっと軽いウォーキングするかなって感じまで回復してきたところっす。腰骨に転移したんちゃうやろな!!って妻に詰問されて落ち込み中っす。ちゃんとおとなしく治療継続してるので骨転移はないやろが、重病患者はその病気以外でも体調崩さないよう、なにかと注意が必要っす。
 ※後半は心入替えて臨みます。


   2014年5月15日(木)Books(本)
    5月前半(1~15日)に読んだ本。

 ゴールデンウィークに遊び回っていたので低調。この先好調に転じることはあるのか?。がん関係の本は1冊。

(1)剣術修行の旅日記/永井義男/朝日新聞出版
 江戸時代の剣術修行者の日記を解説した本。立会を申し込まれても何かと理由をつけて回避する道場主。昼間は逃げ回る道場主が夜は酒と手土産持って修行者を訪ねて来て一緒に大宴会。日記を書いた修行者は腕も立ち人柄もよさそうだが、この時代既に日本には「気が合えば何でもいいや」的ないい加減文化が完成していたようで面白い。翻って現代、日本が世界から信を得られる国となるには、この(たぶん何時までたっても変わらない)民族特性を起点において発想を大転換することが必要ではないか。大上段から書いてみました。(笑)

(2)戦後歴程/品川正治/岩波書店
 サラリーマンとしてゴールまで到達した人の手記。内容は悪くないんだが、言いたいことが発散して最後は半自慢話に堕してしまった感じでしょうか。

(3)昭和の犬/姫野カオルコ/幻冬舎
 小説。作者の感性に面白い一面があるが、想定範囲内って感じかな。でも、読んでて楽しいです。

~~~~ここから下、がん関係の本~~~~

(4)「がん」からもう一度人生が始まる/保坂隆/PHP
 精神腫瘍科(主にがん患者のメンタルケアを行うらしい。初めて耳にしましたが、医学も日々学際協力が進み境界が薄れつつあるのか、それとも更なる専門化/細分化の道を歩んでいるのか?)の医師の書いた素人向け実例集みたいなもの。言わずもがな、当然そうありたいっていう内容が書いてある本。ここで挙げられた実例と比べると、自分で言うのもなんだが、僕って既に優等生ちゃうやろかぃ?。しかし、真価は最期に臨んでどうなるかで決まる。今のところ優等生でも、最期までそれを継続しようとすると、考え方の根っこから優等生に変わらな難しいんやろな。まだ修行が必要と思われまっす。


   2014年5月18日(日)Diary(日記)
    事件のない土日を小学生の作文風に書いてみる。

 土曜日は京都、日曜は住吉大社に行ってました。
 大徳寺、すいてました。石庭の縁側でごろっとしてたら自分のいびきで目が覚めました。
 隣の今宮神社は、玉の輿に乗れるご利益があるらしいです。妻は玉の輿はもうええって言ってました。乗ったからもうええのんかもしれません(笑い)。 掃除してたおっちゃんが楽しそうに話しかけて来て、“今宮神社の鯰(なまず)探せ”クイズを出してくれました。ほぼ同時に答えも教えてくれました。おっちゃん、そりゃクイズになってへんです。門前(神社ですが)のあぶりもち、美味しかったですょ。でも、この値段やったら店側丸儲けのはずです。茶店みたいになってて座って食べられるんで、腰痛の僕には嬉しかったです。
 帰り際、妻の学生時代からの懸案であった、ある老舗有名店の和菓子を買いました。とっても有名なのに“ふつ~”でした。妻は ぅん十年?の懸案が“ふつ~”で解決されて、残念そうでした。
 日曜、住吉さんに着いたのは夕方で、門閉まってました。でも、門のとこに賽銭箱はちゃっかりセットされてたので、少しだけ賽銭入れて外からお参りしました。変なおっさんが門の外からすごく長いこと念仏唱えてたのが、新緑の杜に映えて印象的でした。もしかすると念仏ではなく祝詞だったかもしれません。
 面白い事件は何も起こりませんでしたが、妻と話しながらぶらぶら、、、これはこれで悪くないですょ。但し、トイレの場所は常に確認して把握しておくことが必要です。放射線治療の副作用、思ったより面倒です。


   2014年5月20日(火)Diary(日記)
    (患者会への寄稿、表題付け忘れ)

 こんにちは。51歳、男、新人がん患者です。新人ではありますが、ありがたくないことにがんはかなり強力です。
 今年1月20日に、50歳で前立腺がんを宣告されました。昨年、秋も深まるころから残尿感を感じ始め、12月22日の朝に一時的にですが排尿できない(したいのにおしっこが出ない)状態になりました。30分ほどで排尿できるようになり、その後2~3回排尿して通常の状態に戻ったのですが、これはおかしいと思い12月24日に総合病院の泌尿器科を受診しました。その日は、エコーチェックで前立腺肥大の診断を受け、念のため採血をして前立腺がんマーカー(PSA)を調べてもらうこととして帰宅。そして今年に入って、PSA値が226と異常に高いことが判明し、触診結果との総合判断により冒頭のがん宣告となった次第です。
 その後、立て続けにCT、MRI、生検、骨シンチを受け、2月3日に『前立腺がん、T3b、N1、M0、グリソンスコア5+4=9、ステージD1』と確定しました。おさらいしてみますと、
    T3b:原病巣が前立腺被膜を超えて精嚢まで浸潤あり。
    N1:所属リンパ節転移あり。
    M0:遠隔転移なし。私の場合は骨、内臓とも転移なし。
    グリソンスコア5+4=9:悪性度かなり高い。
    ステージD1:4段階評価で最も悪いD。
           最終段階D2の一歩手前。
かなり悪い状態で発見されたということです。全く予想していなかった結果でかなり驚きました。元々は妻、息子、娘の4人家族でしたが、子供2人が家を出て遠地の大学に通い始めて寂しくなったなと感じてから、さほど間を置くことなくがん宣告を受けることとなってしまいました。
 では、がん宣告から5月20日までの、4か月間を振り返ってみます。治療方法、病状等は他にも情報ソースが多数ある時代ですので、ここでは私の思ったこと、家族の協力の様子、がんに関連して私の周りで起こったことを拾って書いてみます。

 1月20日は私一人でがん宣告を聞いたのですが、第一印象は「えらくあっさりはっきりがん宣告するな」でした。もちろん驚いたのですが、宣告は冷静に聞いたと記憶しています。てきぱきとすぐに検査日程が決まっていったことも、事後的にとは言え安心材料になっていたと思います。この段階では、家族にどう報告するか悩む方が多そうですが、私の場合、「結果はすぐに報告するよ」と言って家を出てきたこともあって、ほとんど迷うことなく診察終了後すぐに電話で妻にありのままを報告しました。(落着いて聞いてね、と前置きはしましたが。)今から思うと他に何を思ったか印象にないので、やはりその時は感覚的には冷静であっても重要な思考は停止していたのかもしれません。一度帰宅し、先ずは敵を知るべく妻の進言の下、二人でがん関係書籍を探しに早速本屋に行っています。この辺りでは既に思考回路も回復し、妻と二人でチームを組んだ共闘体制ができつつあったようです。
 子供たちには翌日に電話で報告しています。CTその他の検査結果が判ってから報告しようかと最初は思ったのですが、結局は翌日に報告しました。彼らもショックだったようですが冷静に聞いてくれました。
 その後2週間、病状がかなり進行していることが明らかになるにつれ、私を心配してくれる妻の心理的負担が大きくなっていくのが感じられ、自分のことよりもつらかったです。息子はかなりいろいろがんについて調べてくれ、父母の性格までよく考えた上、私には医療データの提供を、妻には抱え込まずに患者会を探して参加せよと優しくかつ強くアドバイスをしてくれています。一方、一見クールな娘はすぐに時間をとって帰省してくれ、妻の心理負担軽減に極めて大きな貢献をしてくれました。自分で言うのもなんですが、家族に大変恵まれています。
 妻はすぐに息子のアドバイスを容れて、この患者会“xxxx”に参加させていただくこととなりました。“xxxx”にはかなり助けられています。個々の状況は異なるものの同じ病の経験者と体験を分かち合えることは、がん患者本人と二人きりで息詰まってしまいそうな妻を救ってくれました。これはきっと、夫である私にも、家族である子供たちにもできない福音だと思います。
 そして子供たちは、帰省頻度を上げてくれたり、Line(今流行のネットワークコミュニケーションアプリ)で簡単な近況報告を入れてくれたりと、がん発覚後も私たちを気遣ってくれているようです。親として素直に感謝しています。

 さて、私自身に話を戻しましょう。がん宣告を受けた数日後、時期的には本当に偶然なのですが、長年会っていなかった医者になった高校時代の旧友がLineの友達申請にピックアップされているではありませんか。これが機となり旧交が復活し、私の病状について彼が医者仲間に詳しく聞いてくれたおかげで、オルタナティブも十分に検討した上で現在の治療方針を選択することができました。病気の治療、特にがんは、患者自身が“本当に納得して”治療を受けることが本人の精神的支えとなるため極めて重要です。これを親身に手伝ってくれた旧友には本当に感謝しています。
 更におまけとして、高校のミニ同窓会が6月に大阪で開催されることになりました。関東の高校なので近畿圏にはクラスメートは住んでいないのですが、たまたま2、3人が同時期に京都に来る予定があったらしく、医者の旧友が呼びかけて私も含めて大阪でやろうということになったもの。何故か遠路はるばる8人程集まりそうで楽しみです。まあ、一種のがん効果ですね。
 がんを契機に、闘病記的なホームページを開設し、Facebookも始めてみました。これらは主に大学時代の旧友とのつながりに貢献しています。大学卒業以来会っていなかった旧友何人かとも再会でき、こちらもミニ同窓会的会合を3か月に一度程度でやっていこうとの話になりました。昨年まで学生時代の友人とはほとんど交流がなかったのですが、がんになって人とのつながりを大事だと感じるようになり、このようにインターネット時代の恩恵を受けています。そして多くの友達に囲まれていることに改めて気づきました。

 他方、がんそのもの、そしてそれが前立腺がんであるがゆえ、大好きな自転車(毎年4000~7000kmくらい乗ってました!)に乗れなくなってしまったことは不幸な現実として横に置くとして、上記のようによかったこともあったわけですが、もちろん、いいことばかりではありません。私は世間では名の通った大企業で働いているのですが、業務に穴をあけてはいけないので人事部門に対してはがんであることをすぐに通知しています。ほぼ同時に当面は通常業務に支障がないことも診断書を添えて通知しています。ところが残念なことに、明確な説明を受けることなく役職を解かれ平社員に降格とする人事となりました。詳しい内容はここでは述べないこととしますが、がんに対する社会的偏見は歴然と残っていることを痛感しました。ただ、大企業にはそれなりのノウハウも蓄積されているようで、この状態でも所得はあまり下がらないような仕組みとなっており、こうすることで訴訟リスクを回避しているようです。会社側に言わせると、病気を気遣い負荷を軽くするが収入には配慮するという建前であり、これ自体表面的には筋は通っていますが、患者側から見るとがんハラスメントではないでしょうか。おそらく、中小ではもっと厳しいのでしょう。日本という社会全体から早期にこの種の偏見がなくなることを願います。でも、おかげで仕事は暇になり、読書、旅行の時間はとりやすくなりました。

 病状はともかく、このように私は家族、友人等の周りの環境には極めて恵まれていると思います。もっと大変な状況にある方々がたくさんいらっしゃる前で、このような文章を長々と綴ることにやや申し訳ない感じを持っておりますが、多少でも皆さんの参考になるようなら幸いです。


   2014年5月21日(水)Fight(闘病記)
    全35日中10日終了、放射線治療の副作用が出始める。

 前回、まだ副作用なしって上げた直後から、どうも調子が悪い。(いらんこと書いたのがあかんかったんやろか?)
 頻尿なのにおしっこ出にくいし、下痢治らんし、、、。おしっこは出にくくても出りゃええわけやし、下痢もさほど酷くないのでまあええといえばええのんですが、やっぱりうれしくないっすね。放科のせんせは「おしっこ出なくなることはないから大丈夫。無理におしっこ出そうと力んで、うんこ漏らさないように気をつけてね、下痢だから。まあ、気にしないことです。」だって。
 腰痛も治らんし、階段ちょっと上ったらすぐ息上がるし、調子悪いっす。(泣)
 はぁ、副作用、気づかんふりしとこ。


   2014年5月24日(土)Diary(日記)
    街に出る、つもりが途中で挫折。

 副作用しんどいけど、今日は市内に出て、ランチして、映画見て、茶ぁ飲んでくるかぃ、って妻と車に乗って出発。
 市内へ向かう中間地点、あらかじめ決めておいたおしっこポイントで排尿。(副作用の頻尿、侮れないっすょ。)さぁ、市内に向け、後半行程に出発じゃぃ!、、、?? うぅぅ、しかしこの腰痛耐えられん!、ってなわけで、市内に辿り着くことなくUターン。泣きそうです。完全敗退も悔しいので、退却途中にショッピングモールに立ち寄り、ランチして、茶ぁ飲みました。映画の代わりに、チャリ屋(僕が参加してた朝練を主催してるとこ)で雑談して帰ってきました。店長、若いのに優しいです。
 午後は養生のため寝て暮らしました。明日も寝て暮らします。
 あさっては診察あるんで、副作用何とかならんか相談してみようっと。


   2014年5月27日(火)Fight(闘病記)
    全35日中14日終了、
    放射線治療の副作用が結構しんどい。

 5月23日辺りから副作用が激化。結構しんどい。
 まず、排尿系。昼間は1時間おき。酷いときは家から病院まで(車で15分くらい)が我慢できない。我慢できずにおしっこ行っても、実際はちょっとしか溜まってないのでチョロっと出るだけ、なのに、なのにぃ、なのに!、我慢できないんです。つまり、大脳系(思考系)では小脳系(本能系)を制御できないってことのようです。出そうと思ってもなかなか出ないのもポイントです。夜は2回起きます。そして排尿痛(っていうか排尿時違和感)も、むっちゃいやです。夏場に疲労困憊した時におしっこすると感じるみたいな、尿道炎的違和感!。
 次に、下痢。酷くはないのですが、おしっこするのに時間かかるせいか、排尿系と排便系の制御が独立にうまくできない。つまり、おしっこする時にうんこしちゃいそうな超危ない場面を経験してるってこと。おしっこする時個室に入るかどうか逡巡するこの頃です。排便時肛門付近が痛い(炎症?)のも、むっちゃいやです。
 更に、腰痛。せんせによると副作用とは言えないらしいが、月初に痛めた腰がなかなか治らず、上記副作用とともに超悪化!。寝て暮らしたい日々です。
 ってなわけで、昨日、処方薬替えてもらいました。排尿系:ユリーフ→フリバス+ベタニス、下痢系:我慢する、腰痛系:芍薬甘草湯エキス+経口鎮痛剤+経皮鎮痛剤。もちろんがん系は変更なしですが(ゴナックス+カソデックス+放射線)。

 さて、処方薬変更の効果は如何に??
 今日は、おしっこの回数が明らかに減っています。でも、量が少ないのがかえって心配。ベタニスは腎機能を抑制するらしいので、抑制されすぎてないかって、、、。そして、おしっこの時個室に入るかどうか、もちろん迷いますょぉ。
 こんな感じのブルーな日々!!。でも、抗がん剤に比べればかわいいもんなんやろなぁ。


   2014年5月28日(水)Fight(闘病記)
    全35日中15日終了、
    枝葉末節副作用の薬、もらっちゃったょ。

 今日は放医さんの問診があったんで、肛門痛い!って訴えてみました。
 目視チェックしてもらった結果は、見たとこきれいですよ、大丈夫、だって。ふ~む、こんなに痛いのにおっかしいな??。この先、排便の度に気合い入れて我慢せなあかんのもかなわんな、ってなわけで、もうひと押しして薬出してもらっちゃいました。いゃ~、助かります。おべんとのソース容れみたいなんに入った、(肛門に)入れてもよし、塗ってもよしの痔の薬、ポステリザン軟膏。月曜日に引続き薬とりに行ったら、薬局のおっさんに「飲み薬替えましたよね。薬替えるとそんなこともあるんですよ」って、ちょっと的を外れた慰めもらいました。
 昨日ここに上げた文章を見た妻から、生きるか死ぬかの治療で肛門痛いとか枝葉末節ぬかすべからず、って言われてしょげてたんですが、早速、塗ってみました。!(^^)!。効いたらいいな!

 あっ、そうそう、副作用ばっかり気になっちゃって、PSA値書くの忘れてました。5月26日時点で0.28!!。同日、ゴナも打ったけど、今回はさほど痛くないような、、、。いゃ~~、順調順調!


   2014年5月31日(土)Diary(日記)
    5月後半(16~31日)の成績。

・体重60.2kg
・ジム×0day
・自転車×0km
・ラン5km×0day
・ウォーキング1hour×0day
・ウォーキング5km×2days
・楽しい飲み会×0day(楽しくないのは含まない)

【開き直るしかないです!。】堕ちるところまで堕ちました。次こそは、、、と言いたいところですが、事情有之で8月前半の復帰を目指す!!。


   2014年5月31日(土)Books(本)
    5月後半(16~31日)に読んだ本。

 体調よろしくない日々が多く低調。それなら家でおとなしく読書すればよいのだが、、、。がん関係の本は1冊。

(1)10万人のホームレスに住まいを!/青山侑/藤原書店
 米社会活動家と元東京都幹部職員の対話。僕の興味のある対象ではなかった。

(2)フラクタリスト(マンデルブロ自伝)
   /ベノワ・マンデルブロ(訳:田沢恭子)/早川書房
 フラクタルって何?? その祖は思ったよりまともなおじさんのようです。

~~~~ここから下、がん関係の本~~~~

(3)がんノート/米長邦夫/ワニブックス
 将棋棋士の前立腺がん闘病記。発見時の進行度は僕より軽いが、その後4年で亡くなっている。4年後まだ僕は生きているかどうか考えてしまった。


   2014年6月8日(月)Fight(闘病記)
    後進のため?に、副作用をまとめてみよう。
    今回からFight(闘病記)のスタイルを
    真面目調に変更。

 現在、放射線治療が22/35日(44/70Gy)終了。副作用とその対処は以下の通り。

排尿系 頻尿:薬(フリバス)を使わないと1時間に1回以上。
    排尿不全:ちょろちょろとしか出ない。
         酷いときはぽたぽた。
    排尿痛:腹部(膀胱か?)から尿道全体にじわっとした
        不快な痛み。激痛ではないが結構痛い。

排便系 下痢:水状態~生コン状態を行ったり来たり。
    頻便:基本、1回食べたら30分~1時間くらいの間に
       2回出る。
    肛門周りの痛み:排便時に痔のような疼痛。肛門周り粘膜
            荒れ的な痛み。何れも酷く痛む。

腰痛  MRIの結果、椎間板ヘルニアと診断される。
    神経ブロック注射をするレベルまでは達していない。放射
    線直接の副作用ではないが、ホルモン治療による骨量低下
    と筋力低下、放射線による腰部への全体的なダメージに運
    動不足が重なって、従前からの腰痛症状が顕著になってき
    たと思われる。腰~脚にかけてじわっとした疼痛。5分程
    度しか立っていられない。座っていても痛いが姿勢を変え
    ながらなんとか耐えられるレベル。寝ていても痛いが眠れ
    ない程ではない。

対処:使用中の副作用対応薬は以下。
  ・フリバスOD:朝食後服用。排尿系症状全てが昼過ぎまで
          (6時間くらい)治まる。その後は薬が切れ
          るので耐える。
  ・ベタニス:夕食後服用。小便量を抑える薬らしいが効果は
        体感できない。
  ・ネリプロクト:肛門注入軟膏。ポステリザンが効果なかった
          のでこれに変更。塗らないよりまし。
  ・芍薬甘草湯エキス:朝昼夕食後服用。筋肉系の張りを緩和
            する薬だが効果は体感できない。
  ・リマプロストアルファデクス:朝昼夕食後服用。
            血行促進剤。
            ヘルニア性腰痛を緩和する
            目的だが効果は体感できない。
  ・リリカカプセル:朝食後と就寝前服用。
           末梢神経疼痛緩和剤。
           一回服用したがフラフラになってしまい
           すぐに服用中止。
           (期待してたのに、、、泣)
  ・ロキソニン錠:疼痛時服用。飲んだら腰痛は少しましな
          ような気もする。
  ・ロキソニンテープ:疼痛時貼付。
            気休め程度の効果でしょうか。
  ・(参)スポーツドリンク:昼間6~8時間かけて、少しずつ
               500~600ml飲んでみて
               いる。これ、効果あります!!。
               下痢がましになってます。
               その分、肛門にもよさそう。

☆上記以外にホルモン剤もあり、完全に薬漬けです。これ以上副作用を抑えるのは難しそう。なんとか耐えながら放射線治療を完遂させる!
☆現在、骨盤内全体に 4方向-2Gy/日 の照射だが、あと1回でこの条件は終了。6月10日より前立腺に絞って 11方向-2Gy/日 の照射に変更される。ターゲット体積が小さくなる分、放射線絶対量は下がるはずだし、絞った分、周辺臓器への影響も減るはず。これで副作用がましになることを期待したい。


   2014年6月8日(月)Diary(日記)
    私的な嬉しいこと。

 娘の成績発表があり、希望のカレッジに留学できることが決定した。返還不要の奨学金がもらえるおまけまで付きそう。奴も頑張っているようだ(ちょっと自慢)。 そこで、今年後半~来年前半の目標!。娘の留学先訪問を兼ねて海外旅行する!。もちろん、体調は回復させておくことが必要。
 この土日、息子が帰省してくれた。多数の部員を抱えるサイクリング部副将として、レースの企画運営や対外折衝、OBとの連絡窓口など、多忙な日々のようだ。暇を見つけて何気なく帰省してくるところなどもなかなか心憎い。卒業して社会で活躍する姿(5~6年後か?)を見てみたい。
 何れも十分達成できそうな目標じゃぁないかぇ!!。頑張るぜぃ!!。


   2014年6月15日(日)Fight(闘病記)
    放射線を前立腺近傍に絞ってから、
    副作用はどうなったのか?

 放射線を前立腺近傍に絞ってから約1週間、副作用はどうなったのか?

排尿系:膀胱、尿道は放射線照射領域から外れていないのか、悪化
    傾向。夜に3回ほど起きるのだがその時の排尿痛が酷い
    感じ。
排便系:ましになってる感じ。まぁ、下痢は下痢ですが、以前より
    コントローラブルです。肛門は照射領域から外れたようで
    肛門周りの状態はかなり良くなった。これは助かる!
腰痛:あんまり変わらず。ロキソニン錠が切れたので、薬局で
   ロキソニンS錠を購入。
・先週より全体的に少し楽になったように思う。なんとか70Gyまでは頑張れそうです。

訂正)現在の照射条件は、8方向-11回-2Gy/日、範囲は、“前立腺と転移が認められた所属リンパ節近傍”が正しいようです。(前回情報は正確性に欠けていました。)何故か上(前)が3回、下(後)が2回、その他方向は1回で、計11回。ちなみに、以前の条件は、4方向-4回-2Gy/日、範囲は“骨盤内部ほぼ全域”でした。


   2014年6月15日(日)Diary(日記)
    6月前半(1~15日)の成績。

・体重58.6kg
 (下痢対策で昼食が栄養補給ゼリーなので減少か)
・ジム×0day(休会中)
・自転車×0km
・ラン5km×0day
・ウォーキング×0day
・楽しい飲み会×0day(楽しくないのは含まない)

【こんな成績では掲載する意味がない。】まぁ、今回は仕方ないか。土日も寝て暮らしてます。楽しい報告事項はなしです。1か月後からは楽しい報告上げたいですね。
 そして、妻があるがん闘病本を読んでいたら、「著者がスポーツジムを休会」ってな一文を発見!。早速、僕の通うジムにも休会届が出されることとなりました。今まで休会ってのは思い至りませんでした。(妻はがん闘病記むっちゃようさん読んでます!。僕はあんまり読んでませんが。)捨てたつもりの会費が一部救われました。
 ワールドカップサッカー日本代表、残念!。そういえば数日前、テレビで本田選手が「自分で限界を作らない、明日からでなく今日からできることをやる」って言ってました。第2戦は勝利で飾ってほしいです。僕は7月いっぱい運動はお休みを決め込んじゃってます。大違いっすね。(世界の本田と比べんな、あほ!って言われそうですが、、、笑)


   2014年6月15日(日)Books(本)
    6月前半(1~15日)に読んだ本。

 体調よろしくない日々が多く、家でおとなしく読書してました。
がん関係の本は1冊。蛇足ですが、妻はこのページは面白くないと言っています。

(1)日本人の神/大野晋/河出文庫
 表題通り、日本人の神の起源を考察した本。民俗学的な問題を言語学と史学の観点から分析しており興味深い。神道もまた日本人の神の起源をそのまま引継ぐものではないとの指摘も、神を意識しない僕には目新しかった。

(2)晩年様式集/大江健三郎/講談社
 大江私小説の最新?版。相変わらず小説内のことか実際のことかの区別がつかないが、いつものメンバーを中心に日常が(普通の読者にとっては日常とは言い難いと思うが)展開していく。正直、周りがこんな感じの人ばっかりだったら疲れるよなぁ。

(3)あなたはまだ何も知らない
   /ヴィルジニー・ムザ(訳:高木きせ)/中央公論新社
 作者は日本贔屓のフランスファッションジャーナリストらしい。帯には“フランスでベストセラーとなった衝撃の作品”と書いてあるが、まぁ、衝撃の作品とは言い難い。ありがちなだらだらした手紙形式の小説。

~~~~ここから下、がん関係の本~~~~

(4)闘病記専門書店の店主が、がんになって考えたこと
   /星野史雄/産経新聞出版
 妻をがんで失った男性が闘病記専門書店を開業した後、自分自身もがんになって書いた闘病記。著者は市井の人(高等教育は受けてますが)なんですが、この人のがんへの対応、率直に“いいね”って感じです。


   2014年6月19日(木)Fight(闘病記)
    放射線を前立腺に更に絞る。

 6月16日(月)に2回目の放射線照射条件変更を実施。ここでは条件変更されているものの照射範囲はほとんど変更なしとのこと。だが、7方向-9回-2gy/日 となり何かが変わって肛門が照射範囲に入ったようで、最近3日は肛門痛が復活。耐えてます。

 今日は3回目の条件変更を実施し、前立腺に照射範囲が絞られました。7方向-7回-2Gy/日 となる。今までの条件変更と副作用の様子を見る限り、再び肛門は範囲から外れると思われる。肛門痛の改善を予想している。また、前立腺との位置関係と放射線入射方向を考えると、膀胱が範囲から外れる可能性が高い(と希望!)ので、排尿系症状も緩和方向に向かうのではないかと予想。

 さて、上記の予想は当たっているのでしょうか?。次回報告、請うご期待!


   2014年6月21日(土)Diary(日記)
    愛車復活か? 残念だが乗るのは僕ではない。
    そして金銭面でちょっと助かった話。

 愛車のサドル、レーサータイプに戻しました。蜘蛛の巣が張っており居住していた蜘蛛ちゃんには転居してもらいました。っというわけで洗車もしました。うっすらと積もっていた埃もなくなり、昨年9月に新調した使用実績むっちゃちょびっとな登坂用高額ホイールも美しく見えます。
 前立腺がんが治ったが故の愛車復活か??。否否否、、、ステージD1がそう簡単に治る訳もなく(治りません!って宣告されてます)、息子からの貸出要請に応えて準備しただけ。残念、、、でも、息子が乗ってくれるなら嬉しいです。但し、1か月程度で返却していただく。何故なら遅くとも8月初には僕自身がチャリ復帰予定だから!!。
 昨日は賞与をゲット。速攻で平に降格された割にはさほど減ってませんでした。さすが大企業ですね。これなら降格された従業員からの訴えの利益が少なくとも金銭面ではほぼなくなり、会社は訴訟リスクを回避できるわけです。頭にくることが多い会社ではありますが、金銭的には助かったというのが本音。


   2014年6月25日(水)Fight(闘病記)
    遂に放射線治療終了!!。
    副作用の状況とその対応、及び今後の治療方針。

 本日遂に放射線治療終了!。平日35日間、土日入れると7週間に渡る治療でした。放射線治療は他の治療法に比べて副作用が少ないと聞いており、実際最初の一週間は楽勝だったのでちょっと舐めておりましたところ、既報のように後半はボロボロでした。

 さて、放射線照射は終わったとは言え副作用は相変わらず結構きつい。そして、尻に放射線性黒色蒙古斑(まさに蒙古斑の位置!)が出現し、腹が黒いだけでは飽き足らず尻まで黒くなったかと妻に笑われています。排便系は放射線照射領域を絞った後、下痢はほぼ解消、肛門痛も外部はほぼ回復。肛門内側は排便時に結構痛いが、これも既に回復傾向にあるようです。排尿系はしんどい状態が継続。尿潜血も出ていました。薬で誤魔化しながら自然治癒を待つのだが、数か月後の後期副作用が怖い。まぁ、怖がっててもしょうがないが。というわけで、前回の僕の素人副作用予想は、“排便系=あたり、排尿系=はずれ”でした。
 腰痛もしんどい状態が継続。ホルモン治療による骨量低下が原因で椎間板ヘルニアの症状が顕著になったのではないか、と泌尿器科の主治医と、整形の担当医師両方に訴えてみた。主治医は、そんなことはないと思うが、、、と言いながらも、骨粗鬆症の薬を新規処方してくれるとともに、漢方も変更してくれました。鎮痛剤は、服用中止中の神経痛緩和剤リリカの効能が期待できそうなので、用量を減らして使えないか聞いてみたが、量を減らしても合わないものは合わないとのことで使用しないことに。引き続きロキソニン錠とロキソニンテープで凌ぐこととなりました。というわけで、腰痛については、ロキソニンで痛みを抑えながら、血行促進剤リマプロストアルファデクス、骨粗鬆症の薬デノタスチュアブル配合錠、気休めの漢方牛車腎気丸で様子を見ることとなる。何れも即効性のある薬ではないので、気長に回復を待つ感じか。奏功して回復に向かうなら、徐々に運動を開始し筋肉も戻していくつもり。そして、遅くとも8月初からはチャリ、ジムへの復帰を図りたい。
 ところで治療の話とは何の関係もないが、放射線の担当医師が僕と同じ大学の出身で、先週の問診の時、ちょっとだけ大学の話をしました。入学年度も僕と近いようでした。(もちろん僕は医学部の出身ではありませんが。)
 一方前立腺がんの治療方針だが、6月23日時点のPSAは0.18と順調に下がっており、現在のところ治療は奏功している。このまま、ゴナックス+カソデックス を今年いっぱい継続し、PSAが低位安定しているようなら、来年初にゴナックスからリュープリンへの変更を検討するとのこと。高いPSA値を下げるにはゴナックスが有効だが、低いPSAを低いまま抑えるにはリュープリンでもいいらしい。ホルモン剤投与を一時中断して、その効果持続期間延長を図る作戦はないのか聞いてみたが、残念ながら「ない」とのことで、今後当面はホルモン治療のみが粛々と継続されることとなりそう。というわけで、一昨日6回目のゴナックスを腹に注射。例によって注射跡がかなり痛いが我慢するしかない。
 別の話だが、がん効果もあって昔の友人と連絡を取ることが多くなっている。その流れで高校のクラスメイトが大学のがん専門医になっていることが判りコンタクトしてみたところ、昔の調子で「遠慮なく何でも聞いてくれ」とのこと。本当に学生時代の友人はありがたい。今後の治療方針については、彼にも相談してみようと思う。ただ、結構重たい相談になるので彼の負担にならないように配慮しないとね。


   2014年6月28日(土)Diary(日記)
    ミニ同窓会。

 昨日は高校のミニ同窓会がありました。僕の体調を考慮して僕んちの近くに会場をセットしてもらい、鎮痛剤を飲んで何とか参加。総勢10人、大阪在住は僕だけ。他は、京都在住2名、関東在住6名、海外在住1名。つまり、遠方から来てないのは僕だけ。まぁ、大阪開催の理由は僕の体調だけではないのだが、たくさんの旧友がこうして僕を応援してくれるのは嬉しい限りです。
 別の分類をすると、先生(4種)7名、先生以外の偉いさん2名、その他1名(僕)。 妻曰く、「すごっ!。あんた以外。」 まっ、確かにそうだな。むっちゃ楽しかったです。高校生に戻ったみたいな感覚でした。
 まだ放射線治療が終わったばかりで副作用から回復しておらず鎮痛剤も切れてきたので、さすがに2次会にはよう行きませんでした。次は、僕がみんなのところに行って2次会まで参加したいな。
 ちゃんとしたカメラは、僕が持って行った妻のカメラだけ。高画質の期待を一身に背負って集合写真を撮ったのだが、後で見たらえらくボケている。撮ってくれた店のおやじめ、ぶれとるやんけ~って思ったのだが、よく見るとカメラの画質が最低にセットされていました。皆さんすみません、スマホに劣る低画質画像をあとでお送りします。
 今日も、近くに泊まった3人が僕んちに来てくれました。皆さん、どうもありがとう。


   2014年6月30日(月)Diary(日記)
    6月後半(16~30日)の成績。

・体重59.1kg(減少気味、ちょっとまずいか?)
・ジム×0day(休会中)
・自転車×0km(貸出中)
・ラン5km×0day(今は無理)
・ウォーキング×0day(これも無理)
・楽しい飲み会×2days(楽しくないのは含まない)

【引続き掲載する意味がない状態。】これでよしとしているわけでは決してない! んですよ。


   2014年6月30日(月)Books(本)
    6月後半(16~30日)に読んだ本。

 前半に引続き、家でおとなしく読書してました。がん関係の本は2冊。

(1)日本人はなぜ存在するか/与那覇潤
   /集英社インターナショナル
 日本人の定義は何? というところから入って、普遍的/絶対的と思い込んでいることであっても、よく分析すると必ず再帰的であることが判りやすく述べられている。前半の説明は秀逸。内容自体に目新しいことは何もないが、確かに多くの人が無意識のまま再帰性の罠に落ちていると思う。なかなか面白い本ではあるが、後半だれ気味なのが残念。

(2)自殺/末井昭/朝日出版社
 僕とは住む世界が違う著者が、自殺にまつわる長めのエッセイを自伝的に綴ったもの。帯には「自殺するのがばからしくなります」とあったが、想像するに、自殺を考える当事者はこの本は読まないだろうなぁ。

(3)人間関係は自分を大事にする。から始めよう/高野雅司
   /青春出版社
 心理学博士の著者は僕の知人。人間関係に悩む読者へのセラピー本。著者の提言する3つのステップと僕の実践を比べてみると、、、。
  1)心地よさを味わう、、、味わってます。重篤な“がん”で
    さえこのホームページのように心地よく味わってます。
    えっ? 違うって?
  2)自分自身となかよくなろう、、、正座して瞑想したりして
    ます。呼吸をゆっくり大きく深く2回/分で5分ほど。著
    者の言う“変化”も実際に感じられます。腰痛対策にもな
    りそうだが、今は腰痛酷すぎて無理!。
  3)周りの人から心地よさをもらおう、、、僕の意志と関係な
    く周りの人はそこにおるんです。おるもんはしゃ~ないや
    ん、って感じ。
 「君の実践内容は私の意図するところからずれている」って言われそう。ずれているから実際に痛い目に会ってるのかもしれません、こたえてはいませんが。一読に値する本だと思うが、売れるんだろうか?。いゃいゃ、皆さん、是非買ってください。

(4)脳病院をめぐる人びと/近藤祐/彩流社
 茂吉、芥川、(高村)智恵子、太宰、中也、等著名な文学関係者と精神病院との関わりを、著者独自の視点で分析した本。なんでこの本を読もうと思ったのかは既に思い出せないが、想像してたより面白かったです。

~~~~ここから下、がん関係の本~~~~

(5)癌を追って/石弘光/中央公論新社
 大学の先生の前立腺がん闘病記。妻はジムを休会する知恵をこの本から得ました。

(6)がん-生と死の謎に挑む/立花隆・NHK/文春文庫
 NHKスペシャルをベースに書かれた本。これはなかなか読み応えあり。一言でいうと、「残念ながら現代医学は“がん”には当面勝てない」ということなのだが、科学的によく検証されており、必ずしも絶望の書というわけではない。勝てない“がん”を患ってどう対処すべきなのだろうか?。考えさせられる一冊。

~~~~がん関係ここまで、ここから下、青空文庫~~~~

(7)夫婦善哉/織田作之助
 言わずと知れた織田作の代表作。今まで読んでいなかったことが不思議な気もするが、近年書を選ばず濫読している身には、やはり名作が心地よい。

(8)こども風土記/柳田国男
 日本民俗学の祖が各地に伝わるこどもの遊びのルーツを考察したもの。僕らが子供の頃にやっていた「馬潰し」のルーツは、ここに出てくる「鹿鹿角何本」かも。でも馬潰しって、かなり危ない遊びだったよな、病院送りになった奴も骨折った奴もおったし、って、懐かしい昔を思い出しました。


   2014年7月6日(日)Fight(闘病記)
    副作用がなかなか良くなんないょぉ~。

 放射線治療が終了して11日経ちました。副作用がなかなか良くならず凹んでます。
☆排尿系:むしろピークは治療終了後、、、。
     頻尿、排尿困難、排尿痛、、、。
     相変わらず排尿と排便を独立制御するのが難かしく、ト
     イレは常に個室に。でも、少しずつだが回復傾向にある
     ような気がしないでもない、、、。
☆排便系:もう少しで概ね快癒、って言ってもいいかも。肛門内側
     はまだ痛いが。排尿系につられて制御不能になってしま
     うのもNG。
☆腰痛:(副作用でない可能性もあるが)
    じわじわと悪化傾向のような、、、。
    鎮痛剤の効きも悪くなってきた。生活上の最大の障害に
    なってます。
 排尿系は徐々に回復すんのやろが、腰痛なんとかせんとなぁぁ。

おまけ:報告が遅れましたが、陰毛が顕著に薄くなってます。
    腰部への広範な放射線照射の影響と思われます。


   2014年7月6日(日)Diary(日記)
    情けないお父さん。

 この土日は娘が帰省してくれてました。
 先々週に息子が僕の愛車を回収にちょっとだけ帰省しており、その時の僕の“ていたらく”が娘に伝わって、気を利かせて来てくれたのかもしれません。子供たちは親の知らぬところで連携しているような気配があります。勘違いかもしれないが、ありがたいです。
 とは言いながら、相変わらずの“ていたらく”状態で、終日ごろごろせざるを得ない。情けないです。今日は、妻と娘が二人で市内へ出かけて行きました。早く一緒に行けるようになりたいです。嫌がられそうですが。(笑)
 お父さんもぅちょっと頑張らんとなぁ。
 P.S.最近、カウンターの増加が早いような、、、。なんか嬉しい。


   2014年7月9日(水)Fight(闘病記)
    腰痛を何とかしたろやないかい!

 何とかせななぁぁ~って言うてるだけでは何ともならんので、何とかすべく腰椎椎間板ヘルニアの治療をいろいろ調べておりましたところ、1つでも当てはまれば緊急手術すべしの4項目の内、排尿障害、排便障害の2項目が該当しておりびっくり!。どちらも放射線治療の副作用だから関係ないでな、って思いながらも、全然治らない腰痛に不安を隠せず急いで質問事項を整理し、昨日会社休んで整形の診察を受けました。
 妻と二人で整形の医師に質問しまくっての結論は、CT、MRI、触診等の結果からみて、手術、神経ブロック、ぎっくり腰用筋肉疼痛ブロック何れも適用外。放射線で腰部神経の弱いところがダメージを受けており、ホルモン療法の影響で骨も弱くなっているため、痛みが酷いのだろうとのこと。結局あまり有効な治療法はないようで、神経痛緩和薬リリカを用量減らして再トライし、骨粗鬆症の薬(デノタスより強力なやつ)を追加して様子を見ることになりました。痛みは酷いが腰椎椎間板ヘルニア自体はさほど悪くないようで一安心といえば一安心。しかし、有効な治療法もないことが判り、開き直って久々にショッピングモールに寄り、CD買ってランチタイム終了間際(16:58)にランチメニューで早めの晩飯食べてから家に帰りました。
 というわけで、昨日から薬が2つ追加されてます。薬漬けですね。(笑) リリカは前回75mgでふらふらになってしまいましたが、今回は25mgで問題発生せずよかったです。効果も発生しないかもしれませんが。追加処方の骨粗鬆症薬(アレンドロン酸錠)は、起床後即服用しその後30分間は寝転がってはいけないという変わり種。今朝早速服用したが、30分間寝転がれないんで朝から腰痛MAXでした。週一服用なんで、次回飲むのを忘れそうです。
 まっ、これ以上はしゃぁないんで、腰痛ベルトとか使いながら凌ぎましょっかね。


   2014年7月9日(水)Diary(日記)
    ちっちゃな目標。

 ここ1か月は、副作用で外食もままならず土日ほぼ寝たきり状態だったが、放射線治療が終了してはや2週間が過ぎ、もう寝てばっかいられない。次の3連休(7月19日~21日)に息子と娘がそろって帰省してくるらしい。肉食系妻は焼肉が食いたいと言っておる。
 よし、3連休は久々に家族4人そろって焼肉食べに行こう!!っちゅう、カウンター1000到達記念のちっちゃな目標を立てました。


   2014年7月12日(土)Diary(日記)
    わ~い! ヒュウヒュウおじさんから
    コメントもらいました。

 掲示板をチェックすると、なんと、ヒュウヒュウおじさんがコメントを入れてくれてました!。(2014年1月30日Diary参照。)むっちゃ嬉しいです。妻と二人で大喜びしました。
 僕と同年生まれ、同じ病を患う自転車好きのヒュウヒュウおじさん、彼のブログを見て、頑張ってほしいな、って妻と話してました。厳しい状況でも『明るく前向き』なヒュウヒュウおじさんにはいつも元気づけてもらってます。体調良くなったら自転車に乗りましょう、って直接応援いただきました、ありがとうございます。
 さて、ここ半年間、妻はヒュウヒュウおじさんのファンです。文章が優しい、写真が乙女心をくすぐる、明るく頑張っているから応援したくなる、、、などなど。それに比べてあんたのは、、、。とほほです。
 まぁいいや。よ~っし、腰痛治して自転車乗ったるで~~!!。ヒュウヒュウおじさん、お互い頑張りましょう!!
(嬉しかったんで更新しました。“ヒュウヒュウおじさん”でググると彼のブログがヒットします。)


   2014年7月15日(火)Fight(闘病記)
    今までの経緯をまとめてみよう。

 前立腺がんの宣告を受けてから間もなく6か月となる。副作用も結構つらかったし、診察、検査、体調不良で会社もちょこちょこ休むこととなった。同病の読者に役立つことを願って、ここで今までの経緯をまとめてみよう。

2013年 ☆2013年年間自転車(ロード)走行距離
       4490km
12月
 22日 症状:早朝尿が出なくなる。30分程で自然回復。
 24日 泌尿器科受診。エコー診断、血液検査。
     診断:前立腺肥大(エコーより)
        念のためPSAをチェックしましょう。
     薬:排尿改善:フリバスOD錠75mg

2014年 ☆知らぬが仏、気楽な正月を過ごす。
1月
 20日 泌尿器科診察。触診。
     症状:特になし。
     検査値:PSA226.5(12月24時点)
     診断:前立腺がん(PSA、触診より)
     薬:排尿改善:ユリーフ4mg(フリバス中止)
     副作用:射精障害(ユリーフ)
 21日 MRI
 23日 CT(造影剤あり)
 27日 泌尿器科診察及び生検。
     診断:精嚢浸潤あり、他の臓器への転移なし、
        所属リンパ節転移あり。(CT、MRIより)
     薬:内分泌:ゴナックス注射120mg×2
           カソデックスOD錠80mg
       排尿改善:ユリーフ継続
     副作用:性欲なし(内分泌、ユリーフ)
 30日 骨シンチグラフィー
 ☆1月のがん起因の休暇:有給休暇×4、半日有休×2
2月
 3日  泌尿器科診察。

     診断:骨転移なし(骨シンチより)
        グリソンスコア5+4=9(生検より)
        前立腺がん T3b、N1、M0、ステージD1
     薬:内分泌:カソデックス継続
       排尿改善:ユリーフ継続
 24日 泌尿器科診察及び血液/尿検査。
     検査値:PSA6.89
     薬:内分泌:ゴナックス注射80mg、
           カソデックス継続
       排尿改善:ユリーフ継続
 ☆2月のがん起因の休暇:半日有休×2
3月
 24日 泌尿器科診察及び血液/尿検査。
     検査値:PSA1.11
     薬:内分泌:ゴナックス注射80mg、
           カソデックス継続
       排尿改善:ユリーフ継続
     副作用:疲れやすい
 ☆3月のがん起因の休暇:半日有休×2
4月
 21日 CT(造影剤あり)
 28日 泌尿器科診察及び血液/尿検査。
     検査値:PSA0.43、ALT(GPT)52
     診断:ALT(GTP)高いが内分泌療法の副作用で問
        題ないレベル。前立腺の肥大、リンパ節転移とも
        CTでは判らないレベルに縮小。内分泌治療効果
        は順調。5月連休明けより放射線治療を開始しま
        しょう。
     薬:内分泌:ゴナックス注射80mg、
           カソデックス継続
       排尿改善:ユリーフ継続
 ☆4月のがん起因の休暇:半日有休×2
5月
 7日  放射線科診療

 (5月8日~6月25日)
     放射線(X線)外照射治療 2Gy×35日=70Gy
     治療中は週一で医師問診。
 (5月8日~6月9日:骨盤内全領域、4方向
  10日~13日:前立腺及び転移のあったリンパ節近傍8方向
  16日~18日:前立腺及び転移のあったリンパ節近傍7方向
  19日~25日:前立腺7方向 )

 (副作用)
 (5月23日~)
     頻尿/排尿痛、下痢/頻便/肛門痛、腰痛
     排尿時に排便コントロール困難。
 (7月15日現在)
     排尿系と腰痛のため外出困難状態が継続。
     、、、(会社はすぐ近所なんで無理して行ってますが)
     頻尿/排尿痛は放射線治療終了後も引き続き悪化。
     、、、現在若干回復傾向にあるかも?
     下痢/頻便/肛門痛は6月10日辺りをピークに徐々に
     回復。
     、、、現時点では概ね快癒か。
     腰痛は排尿系と同じく放射線治療終了後も引き続き
     悪化。
     、、、現在若干回復傾向にあるかも?
     排尿時の排便コントロールは現時点で未だ回復せず。
     、、、排尿系障害が回復すればこちらも回復しそう。

 26日 泌尿器科診察及び血液/尿検査。
     放射線副作用の排尿/排便障害、腰痛を訴える。
     検査値:PSA0.28、ALT(GPT)57、
         補正Ca11.1
     診断:ALT(GPT)、補正Caが高いが内分泌療法
        の副作用で問題ないレベル。
     薬:内分泌:ゴナックス注射80mg、
           カソデックス継続
       排尿改善:フリバスOD錠75mg、
            ベタニス50mg、(ユリーフ中止)
       全般:芍薬甘草湯エキス7.5g/日
       鎮痛剤:ロキソニン錠60mg、
           ロキソニンテープ100mg
 28日 放射線科問診。肛門痛を強く訴える。
     薬:肛門痛:ポステリザン軟膏
 30日 泌尿器科臨時診察→CT。腰痛、肛門痛を強く訴える。
     診断:腰痛症状は椎間板ヘルニアが疑われる。
        CT画像見ても判らない、明日MRIを撮りま
        しょう。
     薬:肛門痛:ネリプロクト軟膏(ポステリザン中止)
 31日 MRI(腰痛)。
 ☆5月のがん起因の休暇:有給休暇×1、半日有休×2
6月
 3日  泌尿器科診察、整形外科受診。
     診断:腰椎椎間板ヘルニア。
        神経ブロック注射をする段階までは達して
        いない。(MRIより)
     薬:腰痛:リリカカプセル75mg、
          リマプロストアルファデクス15μg/日
 4日  ふらつき激しく、リリカ服用中止。
 23日 泌尿器科診察及び血液/尿検査。
     検査値:PSA0.18、ALT(GPT)/補正Ca
         とも正常に戻る
     診断:順調。ゴナ+カソデックスを年内継続、
        その後ゴナをリュープリンに変更検討
        しましょう。
        放射線はあと2日頑張りましょう。
     薬:内分泌:ゴナックス注射80mg、
           カソデックス継続
       排尿改善:フリバス継続、ベタニス継続
       腰痛:リマプロストアルファデクス継続、
          (リリカは服用中止中)
       骨粗鬆症:デノタスチュアブル配合錠
       全般:牛車腎気丸7.5g/日
          (芍薬甘草湯エキス中止)
       肛門痛:ネリプロクト軟膏継続
       鎮痛剤:ロキソニン錠60mg、
           ロキソニンテープ100mg
 24日 整形外科診察。
     薬:腰痛:リマプロストアルファデクス継続
 ☆6月のがん起因の休暇:有給休暇×3、半日有休×1
7月
 8日  整形外科臨時診察。
     診断:手術、神経ブロック、筋肉疼痛ブロック何れも適
        用外。放射線による神経系ダメージかも
        しれない。
     薬:腰痛:リリカカプセル25mg、
          リマプロストアルファデクス継続
       骨粗鬆症:アレンドロン酸錠35mg/週、
            デノタス継続
 15日 現状:
     PSA:順調に下がり内分泌療法は奏功。
     血液:特に問題なし。
     放射線:効果は現時点では不明。
         (予後改善効果が狙いなので。)
     副作用:排尿障害/排尿痛/腰痛/
         排尿時の排便コントロール(放射線)
         、、、未だ闘いの日々。
         下痢/頻便/肛門痛(放射線)
         、、、概ね通常状態
         まで回復。(下痢になりやすいが。)
         射精障害/性欲なし
         (内分泌/今は飲んでないユリーフ)
         、、、しょうがないのでまあいいです。
     おまけ:有給休暇なくなってきました、ピンチ!?


   2014年7月15日(火)Diary(日記)
    7月前半(1~15日)の成績。

・体重59.5kg
・ジム×0day(休会中)
・自転車×0km(息子が乗ってました)
・ラン5km×0day(今は無理)
・ウォーキング×0day(これも無理)
・楽しい飲み会×0day(楽しくないのは含まない)

【ALL 0。】次はどれかに“1”を入れたろかいっ!。


   2014年7月15日(火)Books(本)
    7月前半(1~15日)に読んだ本。

 未読で積まれていた本がやっと半分くらいに減りました。

(1)去年の冬、きみと別れ/中村文則/幻冬舎
 推理小説でした。推理小説を読むのは久しぶりで一気に読み通してしまいました。

(2)しんがり・山一證券最後の12人/清武英利/講談社
 内容は表題の通り。ひでぇ会社やなと思うと同時に、僕んとこもひで~ょなって思っちゃいました。しかし、そんな中でも信頼できる奴がやっぱりおるんですよね。捨てたもんじゃないです。

(3)そして最後にヒトが残った/クライブ・フィンレイソン
   (訳:上原直子)/白揚社
 ネアンデルタール人の滅亡とヒトの生き残りに関する本。ちゃんとした研究に基づいて書かれているのだが、時代/場所/対象の生物があちこち飛んで、とても判りずらい。判りやすく書けば内容は面白いのに、、、残念。
 生物は環境周縁部のInnovativeな孤立集団が環境変化に適応して生き残ってきた。グローバル化で環境周縁部も孤立集団もなくなっている現在、Conservativeとなってしまったヒトには、滅亡こそあれ存続はない。グローバル化とはInnovationの否定にほかならず、生物としては誤った道なのである。なるほど。

~~~~ここから下、がん関係の本~~~~

(4)「がんもどき」で早死にする人、
   「本物のがん」で長生きする人
   /近藤誠/幻冬舎
 がん患者ならきっと誰でも知っている、がん標準治療に一石を投じ続ける近藤先生の著書。「がんもどき」と「本物のがん」に明確な線引きができるとする著者の主張を全面的に支持するつもりはないが、がん治療に関して未だ科学的に不明な点が多いが故、著者のような視点もありうるだろう。
 患者自身が納得して治療方針を選ぶこと、患者の周りの人がそれを認めて応援してくれること。この2つが満たされていれば、がん患者は幸せ。「がん患者を幸せにしよう」というのが著者の主張であるとして読むと、素直に読むことができます。


   2014年7月21日(月)Diary(日記)
    愛車が戻ってくる。

 久しぶりの3連休。(僕の働く会社は基本は土日休み祝日出勤、たまに祝日が今回みたいに休みになる。)そして久しぶりの4人家族。息子と娘が予定を合わせて帰省してくれました。
 雨が降らなかったので、息子に貸し出していた愛車がはるばる京都から爆走して帰還しました。漕ぎ手は僕ではありません。息子です。貸出中峠越えレースに使用されたのだが、低モーメント軽量登坂ホイール装着、ペダル込8.6kgに仕上がっている愛車は登りで威力を発揮したとのこと。なんとなくちょっと嬉しい。しかし、怪しからんことに、洗車の必要あり状態でのご帰還でした。まぁいいや、次は僕が乗ってやろう。
 娘も帰省してくれ、4人そろったのは3月末以来。宣言通り、近所の焼肉食い放題に行ってきました。排便系の副作用は概ね回復状態なんでようさん食ったろと意気込んでいたんですが、やっぱあんまり食えずじまいでした。妻と娘は時間ぎりぎりまで食ってましたが、いつもに比べて控えめで終了したらしく、楽勝って言ってました。普段は2人なので、やっぱり4人で食べると賑やかでおいしいよね。
 8月から娘が1年間留学するので、暫く4人そろうことはなさそう。というわけで、超長期休眠状態だった僕のデジイチが登場し、集合写真を撮ってみました。写真見て娘曰く、つまらなそうな家族やな。ふ~む、確かに。副作用(腰痛)回復が思わしくない僕の憂いが伝染したのだろうか?。もっと明るくいかななぁ~。

 関係ないですが、7月15日、USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)にハリーポッターがオープン!。翌16日、げろ味ビーンズを早速食べたと妻が自慢しておりました。1番人気は鼻くそ味らしいです。妻はUSJには行っておりません。


   2014年7月24日(木)Diary(日記)
    ちょっと出かけてみた。

 3連休後、体調が回復傾向です。ややましになってきた、ってな程度ですが。
 会社から帰宅後、近所に妻と晩ご飯食べに行ってみました。ちょっと出かけてみようかと思えるようになったことが嬉しいです!。
 とは言っても、あと2週間余りで団体旅行ツアーに参加できるまで回復するとはとても思えません。というわけで、盆休みの旅行ツアーをキャンセルしてきました。(実は今日のお出かけの主目的はこれ。)行く気満々で前金も払ってたんですがねぇ、、、(泣)。


   2014年7月26日(土)Diary(日記)
    戻ってきた愛車を整備する。

 腰痛も回復に向かいつつあり、ちょっと行動しようかという気になってきました。戻ってきた愛車を整備して洗車し、伸びきっていたチェーンを新調し、ボロボロになっていたバーテープを替えました。モチベーション上げたろ思ぅてデュラのチェーン入れようとしたんですが、11速用なんで入りまへんで~ってNG食らって10速アルテと相成りました。ちなみに交換前チェーンの伸び測ったらゲージ振り切れてました。そう言ゃ「ギヤの入り悪」って息子が文句たれとったな。バーテープは勘定してみると5年以上使ってました。5年ぶりだと失敗しそうなんで恥知らずにもチャリ屋に交換頼んだんですが、サービスでやってくれました。ありがとうございます。調子に乗って9月から朝練出ます、って言っときました。悲しい哉、まだ全っ然乗れませんが、、、(ウォーキングさえ困難!)。 次は、波型に摩耗したアウターチェーンリングを替えたろっと。次の交換予定ぬかす前に先ず乗らんかい! ってか?
 というわけで、バックグラウンド画像を変更しました。「トップページ」ラベンダーと空(フリー素材。)、「闘病記Fight」愛車(カタログの実写。スバルさん文句言えへんでな?)、「日記Diary」愛車(実写、ただしチェーン交換前。)、「本Books」座右の書(実写)。 妻にも評判上々。また、前回からトップページに、“起き上がり自転車小僧”のフラッシュを追加しました。読者から反応があり、作った甲斐がありました。僕自身も何回でも起き上がってやるつもりです。


   2014年7月27日(日)Fight(闘病記)
    副作用が回復に向かう。

 放射線治療が終了して1か月ちょっと経ちました。
 排尿系副作用は、7月15日辺りをピークに回復に向かってます。放射線治療終了してからも徐々に悪化していき、終了後3週間でピークを迎えた後、回復に転じました。ピーク時は夜中4~5回ほど起きていたのに、現在ではほぼ起きなくなりました。排便との独立制御もできるようになり、昨日から立っておしっこできるようになりました。
 腰痛のピークは7月20日辺りだったようです。少し楽になってきました。相変わらず10分くらいしか立っていられないのですが、回復途上にあるというだけでちょっとやる気が出てきます。ここ4、5日は、朝に簡単な体操を5分くらいしています。
 いゃ~、健康っていいですね!。(全然健康でない僕が言うのもなんですが、、、。)

 それにしても放射線の副作用恐るべしです。治療終了してももじわじわと3週間余り悪化し続ける。線量がコントロールされていてもこの状態なんだから、原発事故、核兵器など絶対許されないですね。


   2014年7月29日(火)Fight(闘病記)
    泌尿器科定期受診&整形外科受診。

 腹に醜くたまった脂肪に、ゴナ打ってもらってきました。相変わらず注射跡が痛いです。PSAは0.11で順調に低位安定!。ALT(GPT)、Caも正常範囲で、尿潜血もなくなりました。前回上限越え寸前だったALP(骨転移の指標にもなる)も下がっており一安心。前立腺がんの治療は今のところ順調のようです。主治医の先生なんやらえらいご機嫌で、謎のネパール人ガイドによるラフティング??の話など、忙しいのにおもろい旅の雑談してくれました。僕も経過順調で機嫌よく付き合っちゃいました。
 整形では快方に向かいつつある腰痛の診察をしてもらい、まあ、心配ないだろうとのこと。薬はそのまま継続して様子見ましょうとなりました。
 いゃ~、昨日は散髪も行ったし、順調でなんやら気分も明るくなって嬉しいです。できるだけ長くこの状態を継続させるよう頑張ろう。
  薬:内分泌:ゴナックス注射80mg、
        ファイザービカルタミド(80mg)継続
        (ビカルタミドは
         カソデックスのジェネリック。)
    排尿改善:フリバス(75mg)継続、
         ベタニス(50mg)継続
    腰痛:リリカ(25mg)継続、
       リマプロストアルファデクス継続
    骨粗鬆症:アレンドロン酸錠(35mg/週)継続、
         デノタスチュアブル配合錠継続
    全般:牛車腎気丸(7.5g/日)継続
    随時鎮痛剤:ロキソニン錠60mg、
          ロキソニンテープ100mg
    ☆相変わらず薬漬けです。まぁ、しゃあないか。


   2014年7月31日(木)Diary(日記)
    7月後半(16~31日)の成績。

・体重60.6kg(運動不足で増加気味且つ身体激弛み)
・ジム×0day(休会中)
・自転車×0km(息子から取り戻しました)
・ラン5km×0day(まだ無理)
・ウォーキング×0day(これはいけそうやったのに、、、。)
・楽しい飲み会×0day(楽しくないのは含まない)

【どれかに“1”を入れたろかいっ!って言ってましたが、またしてもALL“0”!。】実質的に4月後半からほぼ運動してない状態が3か月半継続しており、さすがにそろそろまずい。細くなった太腿、醜くたまった腹回りの脂肪。うちの体重計で測った体脂肪率(絶対値が正確とは思えないが)は、年初11%前半だったのに、最近はほぼ14%台、2日前には遂に15.0%が出てしまいました。
 今回は自分を追い込む意味も含め、「次はどれかに“1”入れますぅ!。」

訂正:前回発言の「バーテープ5年以上使用」は、勘定間違いでした。3代目の現愛車の納車が2010年11月6日なので、まだ3年8か月ですね。なんで数え間違えたんやろか?。まだ脳は大丈夫だと信じたいです(笑)。

追記:7月26日、2か月ぶりに車を自分で運転しました。(前回運転したのはたぶん5月24日。それ以降、腰痛で運転できず、病院への送り迎えなど全面的に妻の運転の世話になってました。)トランクにチャリ積んでチャリ屋にチェーン替えに行ったわけですね。次は、チャリ乗ってチャリ屋行きます。


   2014年7月31日(木)Books(本)
    7月後半(16~31日)に読んだ本。

 比較的中身の濃い半月だったと思う。がんの本はなし。

(1)アメリカン・スクール/小島信夫/新潮文庫
 表題の芥川賞作品を中心とする短編著作集。久々に読む芥川賞作品(昔のですが)。 戦時中が舞台の作は救い難く理不尽で暗い。戦争は絶対悪です。抵抗できない理不尽に流されて壊れていくところに、もはや理性は何の意味もなさないことを誰もが知るべし。でも、戦時中が舞台でない作には若干の救いがあります。

(2)辞書になった男/佐々木健一/文芸春秋
 国語辞書編纂の2巨頭、見坊豪紀氏と山田忠雄氏の物語。ちょっと知的な三面記事風で面白いです。が、本来は彼らの情熱と努力、そして業績にこそ注目すべきですね。

(3)心を整える/長谷部誠/幻冬舎文庫
 サッカー日本代表ゲームキャプテンの著書。ブラジルワールドカップは残念な結果だったが、ナショナルチームのこの真面目なキャプテンは信頼できそうです。彼も含めた日本の若者たちに期待したい。

(4)絶望の裁判所/瀬木比呂志/講談社現代新書
 裁判所の実態は精神的収容所群島であるとする、元裁判官による危機啓発の書。自己の良心にのみ拘束されるべき裁判官が、イエスマンのみを重用する裁判所官僚組織に収容され、事大主義のヒラメとなっていく。僕の勤務先もレベルは低いが全く同じです。ただ、そこのヒラメは裁判官と違って頭悪そうですが。(笑)
 ソルジェニーツィンの収容所群島、今、読もうと思っても読めませんね。古書店探すか、街の図書館行くか、、、?

(5)白夜の忌/竹岡準之助/幻戯書房
 最近亡くなった芥川賞作家三浦哲郎氏との交友を旧来の友が綴った書。忍ぶ川、恥の譜の著者三浦氏の人となりがある程度うかがえて面白いが、やはり三浦氏の著作そのものを読むに如かずです。

(6)数学・想像力の科学/瀬山士郎/岩波書店
 数学に興味を持てない学生が数学好きになれるように著された本らしいが、これはいかんでしょう。題名に惹かれて買ってしまいましたが失敗でした。経験から言うと、新書系は本書も含め9割方駄書ですね。

(7)葭の渚/石牟礼道子/藤原書店
 中年以降となると若い時とは感性が異なってくるようで、感銘を受ける本にはなかなか巡り会えないのだが、近年感銘を受けた数少ない本の中の筆頭が、石牟礼道子氏の「苦海浄土」です。日本語の美しさ、自然への慈しみ、公害への怒り、弱者への寄り添い、、、神話的太古の昔の日本人の原点へと手を引かれていくような不思議な優しさ。三島の硬質さ、芥川の繊細さ、川端の情緒、梶井の奇跡の心理描写などの優れた日本現代文学の中で彼女の不思議な優しさもしっかり輝いています。
 本書はその石牟礼氏の自伝。彼女の感性がどのように育まれたのか、その背景がよくわかります。でもいち押しとはいかないなぁ。「苦海浄土」執筆時はやっぱり何かが憑いていたんでしょうか?。


   2014年8月5日(火)Diary(日記)
    平凡な日々。

 少しずつ動けるようになってきて日々いろいろなことができて楽しいかと思いきや、かえって平凡な日々。
 前の日曜は、息子のイタリアフランスチャリ旅行土産のピンバッジを加工して、スマホカバーに貼り付けました。そのあと、妻と近くのコメダ行ってモーニング食べました。トーストにはあんこ付けました。帰りに買物して米仕入れました。(因みに土曜の晩は米切れでそうめんチャンプルー。)
 以前は気にも留めませんでしたが、妻と一緒にちょっと出掛けたり一緒に買物したりできるってのは、ホンマ幸せです。(まだ腰は大分痛いですが。)
 そして、楽な行程なら小旅行も行けそうになってきたので、盆休みに京都の宿に一泊予約入れました。例によって超安宿ですが楽しみです。(盆休み中の京都市街ど真中なのに、バストイレ付1部屋素泊まり2名×1泊=9300円。空調があるのか思わず確認してしまいました。)本来なら北海道ツアー5日間のはずだったんですが、まぁ、しゃぁないでしょう。せっかくの京都なのに京都在住の息子(九州チャリ合宿)も娘(英留学)もいないのが残念ですが、これもまたしゃぁないでしょう。早う盆休みになぁ~れ!っと。


   2014年8月14日(木)Diary(日記)
    親の地位。

 昨日、娘が英国留学に出発した。荷物持ちを兼ねて関空に見送りに行ったんだが、チェックイン後早々に追い返されてしまった。他に見送りに来る奴がいるからそいつと顔合わせることなく帰れということのようだ。まぁ、早期に親離れして一人(或は二人?)で自立してもらいたいんで、親としては子離れしているところを見せつけるべく、泣く泣く早期退散してきたんだが、現在の娘の立ち位置とそれに対する親の地位を象徴する場面であった。
 しかし、僕たち家族全員で海外赴任していた昔の時代からは通信が格段に進歩しており、娘は今朝到着とほぼ同時にLineで無事到着の連絡を入れてきた。一安心するとともに時代の進歩を感じました。


   2014年8月15日(金)Diary(日記)
    8前半(1~15日)の成績。

・体重60.2kg(完全脂肪質)
・ジム×0day(休会中)
・自転車×0km(休眠中)
・ラン5km×0day(まだ無理)
・ウォーキング×0day(次は入れます)
・楽しい飲み会×1day(楽しくないのは含まない)

【“1”が一応入りましたが、、、。】楽しい飲み会に参加できる程度には回復してきたが、運動できるところまでなかなかいかない(腰痛)。 体質は危険領域まで悪化(体脂肪率16.0%!!)。 杖つきながらなら歩けるやろ、ノルディックウォーキングしたろかい!。ってなわけで、ポール買ってみました。杖には見えないからね。


   2014年8月15日(金)Books(本)
    8前半(1~15日)に読んだ本。

 小山となっていた未読書籍も遂にあと3冊!。ぼちぼち次買うかな。

(1)剣の法/前田英樹/筑摩書房
 新陰流の修行を積んだとする著者による技の解説書。図解すれば百倍判りやすいところをすべて文章で説明しようとしており、論文発表が仕事の一部であるはずの大学教授が著した書とは思えない新鮮な失望と落胆を感じた。文章を3次元画像に展開する想像力の練習にはなるかも。

(2)教誨師/堀川惠子/講談社
 最近亡くなった教誨師のドキュメンタリー。修飾なしのドキュメンタリーにすればいいものを、読者受け狙いの陳腐な修飾が盛り沢山で面白さ半減です。

(3)飛鳥へそしてまだ見ぬ子へ/井村和清/祥伝社黄金文庫
 昔、テレビドキュメンタリーが放送されていたような記憶があります。若くして亡くなった医師の手記。外では読めないです、泣いちゃうんで。なので盆休みに家で読みました。

(4)難病カルテ/蒔田備憲/生活書院
 ある新聞社地方版の連載コラムを再編したもの。一回読切で次の患者に移っていく構成なんで掘り下げは甘いんですが、読者としてはそれで救われる面もある。希望がある人もない人もいるのだが、何れにせよ僕が自身を諦める必要は全くない!、と再認識。

(5)おじさんの哲学/永江朗/原書房
 自分の好きな評論家を作者が緩~く語った本。この手の本は気に入らないことが多いのですが、取り上げられている評論家を僕がほとんど知らないからか、或は人に文句を垂れることが職業である評論家という人種を更に評論する二重構造だからか、反発することなく読み切ってしまいました。

(6)ホーム/トニ・モリソン(訳:大社淑子)/早川書房
 ノーベル賞作家による人種差別と戦争に病むアメリカの物語。今の日本でも形を変えて存在し続ける類似構造があると思う。

~~~~ここから下、青空文庫~~~~

(7)出家とその弟子/倉田百三
 恋愛と仏教をテーマとした有名な戯曲。どこか少し焦点がずれているような感じがするのは、僕が無宗教だからだろうか?。

(8)上杉謙信/吉川英治
 川中島の合戦を軸とした中編時代小説。若い時に読めばまた読後感も異なるのであろうが、押しつけがましいエピソードとその解釈には若干閉口。まっ、楽しんで読んだんですが。


   2014年8月16日(土)Diary(日記)
    京都へ。

 京都へ頑張って行ってきました。昨日は錦市場で鱧天食いました。美味。宿は二条城のすぐそばの杵屋旅館。二条城に行くことなく鴬張りの床が堪能できました(ミシミシ、笑)。 でも気取らない自分ち感覚で駅近やし、駐車場ただやし、二条城の櫓が間近に見えるしよかったです。
 今日は、某有名イタ飯屋でランチ。デザートが絶品、しかしその他はごく普通。五山の送り火なんで、浴衣姿の二人連れが街中に結構いて、京の雅を感じました。昨日の錦市場は腰痛で歩行困難寸前でしたが、妻の肩を借りて乗り切りました。今日の京都は大雨で御苑付近の道路が冠水したらしいんですが、うまい具合に街歩きの間は雨止んでて助かりました。
 久しぶりのプチ旅行、楽しかったです。ちょっと無理して行ってよかったです。


   2014年8月17日(日)Diary(日記)
    サンパチ組。

 ちょっと間ウェブ覗いてなかったんですが、ヒュウヒュウおじさんが彼のブログで僕を応援してくれてました。そのお友達のフーちゃんパパさんからも応援メッセージいただきました。(レスがちょっと遅いですが)ありがとうございます。サンパチ組、一緒にがんばりまっしょう!。
 今日、たった1km程ですが、久しぶりにウォーキングしました。なんと、運動(ともいえないほんの散歩ですが)は、5月20日以来!。相変わらず腰はかなり痛いんですが、寝てても治る感じではないんで少しづつ動かそうかと。1か月後辺りには自転車ネタをアップしたいです。


   2014年8月18日(月)Diary(日記)
    思わず涙をこぼしてしまいました。

 昨日のヒュウヒュウおじさんのブログ、様々な事情があったのだろうと思います。悔しさからか、怒りからか、思わず涙をこぼしてしまいました。真面目な人、正直者がしわ寄せを受けるって、悔しいじゃないですか。受け皿としての社会が未成熟すぎるじゃないですか。
 前にやんわりと触れましたが、僕は会社で今、曖昧な境界の追い出し部屋で座っています。かなりの鉄面皮でないと耐えられないと思います。(僕は打たれ強い厚顔無恥やし、少しは味方もおるんでOKなんですが。)今は雌伏の時と思ってぼちぼちやります。
 ヒュウヒュウおじさん、キャッチフレーズどおり『明るく前向きに』いきましょう。なんか役立つこの手の情報も集められるかもしれません、よかったらメールで。全然役立たずかもしれませんが。愚痴も聞きますよ!?


   2014年8月24日(日)Diary(日記)
    この土日、活動してみました。
    そして久々のチャリ。
    出費もびっくり!。

 相変わらず腰痛は酷いんですが、確実に快方には向かいつつあるようで、それなりに動けるようになってきた。というわけで、この土日は活動してみました。
 市内に出て、ランチして、映画見て、茶ぁ飲んでくるかぃ、って妻と車に乗って出発したのに腰痛により挫折したのが去る5月24日。苦節(というには恥ずかしくも短すぎますが)3か月、この土曜(8月23日)に雪辱してやりました!。市内に出て、ランチして、ハルカス上って、茶ぁ飲んできてやりましたぞ。思いのほか遅い時間になったんで晩飯も市内で食べたところ、これがかなり不味かったっちゅう味噌が最後についたんですが、一日活動できてハッピーでした。
 そして日曜(24日)、遂に自転車乗りました!。なんとこちらは3月16日以来の5か月ぶり。ウェアに袖を通して“ワクワク”、ジッパー閉めたら腰上の贅肉がくっきり投影されて“がっかり”。思ったより腰痛がいけそうなので“ほっ”としつつも、ゆっくり走る僕の横を颯爽と抜いていくサイクリストを見て“劣等感”。まぁ、リハビリだからね、っとか自分を慰めながら、平地片道10km漕いでチャリ屋に到着。チャリ屋スタッフと30分程チャリ談義して退却。帰りも超ゆっくり漕いでいたのに、途中の1km程度のだらだら登りで太腿だるだる状態になり“絶望感”、帰ってきたら軽度の熱中症的症状で“屈辱感”。たった20kmだけでネガティブ感満載なんですが、自転車に乗れるってこと自体が“むっちゃ嬉しい”んで、実際はポジティブ感優位です。週一回、少しずつ乗って慣らしていき、晩秋にはチャリ屋のメンバーと一緒に走れるようにがんばろうっと。(「自転車は前立腺がんに悪い」という説もあるので、妻から週一回に制限されてます。)

 転じて娘は英国で楽しそうです。タイ人と日本のアーティストの話で盛り上がったり、中国人とロンドンに遊びに行ったり、現地のおばあさんとアフタヌーンティーしたり、挙句の果てにたまたま同じカレッジに留学している高校のクラスメートに遭遇したり、、、。イギリス飯は不味いって言いますが、娘には関係ないようで喜んで食っているらしいです。もひとつ太目になって帰ってきそうな勢い。
 そして愛車はきれいになって帰ってきました。車検のついでにディーラーさんが洗ってくれたんですね。闘病記Fightの章のバックグラウンド写真を実写に替えてもいいかもしれません(今はカタログを実写したもの)。 自分で洗車したことないのに整備/点検の度に洗車してもらえるんで、実はたいていいつでもそこそこきれいなんですが(笑)。
 というわけで、娘の留学初期費用と車検代を支払いました。1か月分の手取りまるまる出てっちゃいました。びっくりです(泣)。 給料日前でしたが支払できたんでよかったです。


   2014年8月25日(月)Fight(闘病記)
    直近の副作用回復状況上げときます。

 7月29日以後診察もなく、書くことないんで直近の副作用回復状況上げときます。日常生活への影響の様子は日記Diaryの章にも書いてますので、よかったら読んでみてください。
 腰痛の回復はとても遅いが確実に快方には向かっているようです。今は、腰痛というよりも腰から左脚全体の疼痛及びしびれという感じ。いくら寝ててもなかなか治らんので、8月17日からちょっとウォーキング始めてみました。1日おきにい1km。これ以上はまだ無理です。偉そうにウォーキングとは言われへん距離ですね(笑)。
 昨日は自転車に乗りました。平地たったの20km、巡航速度ママチャリ同等、折り返し地点で空調部屋長時間休憩付きだったんで、偉そうに自転車乗りましたとは言われへんですね(これも笑)。
 排尿系は8月初旬でほぼ治った感じです。えらくおしっこ近いなって思うことがまだときどきありますが、生活上の問題はなし。排便系は7月中旬でほぼ治ったかに思われるんですが、以前と比べると下痢になりやすいみたい。でも、どこ行っても習慣でトイレの位置は常時確認しているので大丈夫ですね(これまた笑)。
 おまけ:陰毛脱毛は8月中旬で気にならないレベルになりました。今のところ薄くなった状態のままですが、これ以上薄くはならないみたいですね(さらに笑)。


   2014年8月25日(月)Fight(闘病記)
    前立腺がんステージD1、治療の個人的選択。

 日進月歩のようでちょっとよく判らないところもありますが、前立腺がんステージD1の僕が治療するならこんな感じかなっていうのをまとめてみました。あくまで素人が勝手に言ってるだけということを前提に、よろしければ参考にしてください。僕は今、“③1”にいてます。

[治療表、割愛]


   2014年8月25日(月)Diary(日記)
    エール。

 ヒュウヒュウおじさんがこのホームページを読んでくれてます。8月19日の彼のブログ見ると涙出ちゃうんですが、なんて言っていいか言葉がありません。(22日にアップされてたみたいですが、今日まで気づいてませんでした、スミマセン。)でも、妻と僕は彼のブログを読んで確実に勇気づけてもらってます。役には立たないけど勝手に心配もしてます。ヒュウヒュウおじさんにとって僕のホームページがなんかの役に立てばいいんですけど、、、。会ったことないサンパチ組、『明るく前向きに!』がんばりまっしょう。そして、ヘタレの僕からの脱力系エール、「しんどいときはマイペースでいきまっしょ。」
 (付記)『明るく前向きに!』は、ヒュウヒュウおじさんのキャッチフレーズです。


   2014年8月30日(土)Diary(日記)
    老夫婦特権は既になかった。

 ルパン三世、本日封切り。昔テレビアニメをよく見てました。昼間は頻尿が気にならなくなったんで、妻と近くのシネコンまで見にいきました。片方または両方が満50歳以上の夫婦はいつでも2人で2000円、老夫婦特権持っとりゃぁ映画って安上がりな娯楽やでな、っちゅうて勇んでチケット窓口行ったら「そのサービスは既に廃止されてます」やて。ところがAEONカード見せたら一人1100円っちゅう特別割引が今日明日だけあったんで、大威張りでカード見せたった。ほぼ予算通り、ラッキー。終了後、次元役の玉山鉄二がかっこいかったって妻が言うもんで、「ほな、玉山目指すわ」って言うてみたら鼻で笑われました。自分も「黒木メイサ(不二子役)目指すわ」とかたわごと言うとったくせに(泣)。 そして、「ご飯食べるとき映画の半券持ってるとちょっとだけお得なんでお得を超えていらん注文してください」っちゅうシネコンの仕掛けたかわいい罠にはまってきたわけです。

 老夫婦特権を受けられなくなったからというわけではありませんが、最近シミとシワが減り肌艶良好です。ホルモン療法の影響でしょうか?。頭髪も増えたように思います(陰毛は激減)。 一方、腰痛はなかなか治らずほとんど運動できないので体力激衰です。実年齢51、外見年齢41、体力年齢61って自称してますが、妻は、外見年齢41に対し極めて批判的です。ほな49ぐらいにしとくわぃな。僕としては外見年齢はどうでもいいんですが、体力年齢を41にしたいんです!。(せめて51でも、、、。)


   2014年8月31日(日)Fight(闘病記)
    前発言(8月25日)の表、修正入ってます。

 前発言(8月25日)の表なんですが、当日にあまり確認せずにアップしたんで、ヘンなとこがありました。意味不明文言を修正、○△の意味追記、間欠療法の評価を追記してアップしなおしてます。(真剣に参考にした方はいてないとは思いますが、念のため、、、「スミマセン」。)

 腰痛治んね~。気長に待たないかんとは思いつつ、焦ってしまいます。とほほ、、、困ったもんです。


   2014年8月31日(日)Diary(日記)
    8月後半(16~31日)の成績。

・体重61.0kg(脂肪質解消努力中)
・ジム×0day(8月末まで休会中)
・自転車軽ポタ×20km(やっと1回乗った!)
・ラン5km×0day(まだ無理)
・お散歩1km×6days(ウォーキングとは名乗り難い)
・楽しい飲み会×0day(楽しくないのは含まない)

【ちょっとだけ数字が入りました。】既報の通りお散歩開始、自転車軽ポタも。最終週に腰痛がやや悪化。自転車再開の影響ではないと思いたいが、、、PSAチェック直前なんで月末土日は自転車自粛してました。根性足りてません。
 ジムは休会延長ダメって言われて、仕方なく腰痛を押して9月から復帰します。椎間板に荷重かけないように水中ウォーキングかなぁ、っていうわけで海パン買いました。


   2014年8月31日(日)Booka(本)
    8月後半(16~31日)に読んだ本。

 未読書がなくなったんで次8冊ほど買いました。今回は低調。写真もなし。

(1)イワン・デニーソヴィチの一日/ソルジェニーツィン
   (訳:木村浩)/新潮文庫
 実はソルジェニーツィンはこれが最初の一冊なんですが、なるほど、世界が衝撃を受けたと言われる名作だけあってこれはすごい。収容所の暗い一日が描かれているのだが、不思議と希望が見えるような気がする。絶望の中における生への賛歌ですね。

(2)山下清と昭和の美術/服部正・藤原貞朗/名古屋大学出版会
 山下清氏とその時代背景との関係を考察した研究発表書。山下氏の貼絵その他の作品は美術界から美術品とは見られていないらしいです。美術品ちゅうのは美術評論家とかいう人々がもっともらしく能書きを垂れて評価が決まっていくらしいです。見た人、触れた人が自由な感性で好きに鑑賞したらいいと僕は思うんですけど、、、。なんか、面白くなかったです。

(3)MAKINO/高知新聞社編/北隆館
 日本の誇る植物学者牧野富太郎氏の足跡を追った書。明治維新前生まれの学歴なしとは全然知りませんでした。生涯フィールドワーカーMAKINOはちょっと困ったおっさんだったようです。

~~~~ここから下、がんの本~~~~

(4)がん患者/鳥越俊太郎/講談社
 がん闘病記。ふーむ、このおっさん、なんやら思考回路が僕と似ているような。
 ここまでの有名人になるとがんハラスメントは受けないようだが、僕は受けている。そして、僕が直接間接に知っているがん患者の何人かも受けている。この辺りを非有名人がん患者からの発信情報の核にすべきなのかもしれない。

~~~~がんの本、ここまで、ここから下、青空文庫~~~~

(5)銀河鉄道の夜/宮沢賢治
 ご存じ、多くの日本人から極めて高い評価と共感を得ている作品。何度か読んでいるはずなんですが、僕には未だに理解も共感もできてません。妻は絶賛ですが。

(6)草枕/夏目漱石
 こちらもご存じ、文豪の名作。冒頭があまりにも有名だが最終章がよい。斜に構えているようで、実は正対視点で書かれた純な随筆風小説だったんですね。ちょっと作為的に過ぎる最後の3文はない方がいいかも??


   2014年9月2日(火)Fight(闘病記)
    虚偽申告はだめですよ。

 昨日5週間ぶりに診察を受けました。ゴナックスの効力が5週間なんで、安定している今は5週間に1回通院するわけです。ゴナを腹に打って、血液と尿の検査して、泌尿器科と整形外科で診療受けてきました。
 PSAが更に降下して0.05になりました!。(^_^)/ 前回(7月29日)の0.11辺りが底かと勝手に思ってましたが、さらに下がって嬉しいです。主治医の先生曰く、ホルモン反応性が高いがんのようなので、もしかしたら0まで下がるかもしれない、ホルモン治療効果の持続も期待できそう、とのこと。今のところ治療は好成績のようです。ゴナ→リュープリンに替える手もあると言われ、その方がいいのかと質問したら、わからんって言われました。なんじゃそりゃ??。ゴナは5週に1回注射要、リュープリンなら3か月に1回でよい。PSAが十分下がっており、機序が違うリュープリンでも同じ効果が見込めそうなんで、注射が嫌だったら回数が少なくて済む方にしたら?ってな程度らしい。いろいろ聞いてみたが、何れ効かなくなるホルモン療法と言えども、現在効いている治療を敢えて変更する積極的な理由はなさそう。というわけで、ゴナ+カソデックス(ビカルタミド)を継続することにしました。
 尿は問題なし、血液検査も「まあ」大丈夫ってなことで、泌尿器科の診察終了。プリントアウトしてもらった血液検査結果表を整形の待合で見ながら、「結果の数値だけ書かれても基準値との比較が書いてないと素人にはわからんよな~」って言いつつ妻にパスすると、「“L”がようさん付いとるでしょ、貧血やん。今までLとHの意味知らんと見とったわけね。」ってあほにされました。診察室での「まあ」大丈夫の「まあ」ってこういう意味だったんですね、あかんけどがん治療の副作用なんでしゃあないっちゅう。貧血で頭に血が回ってないようで、診察室では気づいてませんでした。(因みに、L=基準下限未満、H=基準上限超です、念のため。)
 整形では「腰痛、全く良くなってません」って若干の虚偽申告して、リリカ(末梢性神経障害性疼痛治療剤)を25mg→75mgに増量処方してもらいました。これで少しは治りが早くなるでしょうか?。
 虚偽申告と言えば、昨年度の確定申告サボってたら、税務署から無申告を指摘されて国税通則法第66条に定める無申告加算税とやらが付いてきました。恐い文言で、「文句あんなら税務署長まで言うてこいや」ってなことが書かれたお手紙が付いてました。支払いましたよ、そりゃ。でも、民法第96条本文を根拠に強迫による意思表示取り消しを主張したいです。それ聞いた妻は、僕を「ちっちゃいやつ」って言ってます。とほほです。税務署のトレースも昔と違ってコンピュータ制御なんで、僕のような下々の輩にまで漏れなく行き届くようです。皆さん、虚偽申告はだめですよ!。
 確定申告では裏目に出ましたが、整形での虚偽申告は“表目”に出て欲しいです。


   2014年9月2日(火)Diary(日記)
    水中ウォーキングとやらをやってみました。

 PSAが順調に下がりリリカも増やしてもらって気分よく病院をあとにし(9月2日闘病記参照)、日曜日に買った海パンを試しにジムへGo!。相変わらず腰痛が酷いんでリハビリで水中ウォーキングに挑戦じゃぃ。
 水中で重力がなくなるんで椎間板への負荷が激減し、無痛で運動できるやろ!。ってはりきってやってみたんですが、、、上半身出しとかないと浮いてもぅて歩かれへんので、結局椎間板にかかる圧力減っとらんみたい。水中の下半身に働く浮力で下から上にも押されるんで、もしかして逆効果??って感じ。
 痛いのがまんして30分プールで歩いてジムの風呂入って帰ってきたんですが、高いジム代払ってこれではどうも納得でけへん。というわけで、も一度頭冷やして考えてみました。①上半身のかなりの部分が水上に出てるとは言え概ね腹上辺りまでは水中やから、椎間板にかかる重力は腹が水中にある分だけ減っとるはず。②浮きも沈みもしないっちゅうことは、下からの抗力は重力と釣り合っとるはず。③つまり、椎間板にかかる重力は減っとるし、その分だけ下からの抗力も減っとるのじゃ。④さらに、下半身が水中にあるんで浮力により見かけ体重が減少しており、歩く時の瞬間最大抗力もだいぶ下がっとるやろ。⑤結論=水中ウォーキングは椎間板に優しい!!。
 ふっふっふ、さすがリケジョならぬリケジィ(理系じじい)やな。これで安心してジム費用回収に励めそうやん?。(一応、理系学部卒。そして実際上の問題は何も解決されていない。)


   2014年9月7日(日)Diary(日記)
    電動恐るべし!?。

 平地片道10kmコース、チャリ屋にチャリで行ってきました。「♪今日わしはリハビリだっせ、グランシャトーがおまっせ♪」って小声で呟きつつ、きれいに脚を回すよう意識しながら24km/hで巡航してたら、いつもの通り颯爽と抜かれて、、、??なっ、なに~~!!・・ママチャリやんけぇ!!、普段着にサンダルのじいちゃんやんけぇ!!。うぅ~む、電動アシスト侮れません。ふんっ、10月以降は28km/hで巡航しますよ、たぶん。(30km/hは引いてもらわんと無理かも、、、とほほ。)
 チャリ屋の若きスタッフとの会話。
   ス:走ってきたんっすか?
     (ガンガン走ってきた帰り?、っちゅう意味)
   僕:おぅ、走ってきた。
     (家からここまでちんたら自走してきた、
      っちゅう意味)
   ス:どこ走ってきたんっすか?。xx山?、xx峠?、
     、、、。
   僕:家からここまで、、、。
     (そんなんまだ無理やん、泣)。チャンチャン♪。
 ふ~む、世の中山あり峠ありや、っていうわけで、ギヤ比軽くしたろ作戦実行中。ここ5年間の推移をみると、53-39×12-23→50-34×12-23→50-34×12-28と、(ギヤを使い切ってるかどうかはともかく)脚力の衰えを如実に表しているところ、更にもひとつ46-30×12-28にする計画。ここまでいったらロードレーサーの域を完全に逸脱してランドナーの領域です。これでなんとかちんたら登り切って下りと平地を引いてもらえば、チャリ屋のロングライドも来年辺りから参加できるやろっちゅう魂胆です。部品在庫チェックと見積依頼中。店長、部品代と工賃まけてくれるかな?。


   2014年9月11日(木)Fight(闘病記)
    なんかちょっといや~な感じです。

 下痢が2週間以上続いてます。出先でいちいちトイレ個室の在処を確認しておく限り実生活上さほど支障ないレベルではありますが、なんかちょっといや~な感じです。放射線治療の副作用ではないかと疑っています。後期放射線障害だったらかなり治りにくいらしい。まっ、今ごちゃごちゃ言ってもしゃぁないんで、次回10月7日の診療で詳しく聞いてみましょ。

 以下は、日記Diaryの章に書くべき内容ですが流れでここに書きます。税務署の親分たる国税庁から、前回の確定申告の件でもう少しお金ちょうだいねって、また別のお手紙もらいました。ふ~む、さすが親分は違います。子分はチンピラらしく明示の脅しを入れてきましたが、親分は黙って振込用紙と根拠法の条文番号書いた紙だけ送りつけてきました。不作為による黙示の脅しっちゅうことですね。支払いましたよ、そりゃ。でも、なんかちょっといや~な感じです。これを自業自得というって妻が解説してくれました。


   2014年9月14日(日)Diary(日記)
    息子と貴船の川床、そして遂にロングライド?。

 京都鴨川の納涼床は去年(一応)行ったので、次は貴船の川床かなぁ。ランチでもそれなりに高いんで娘がいない今がチャンスかも。妻と2人ではちと寂しいから息子でも呼ぶかぃ。というわけで、9月13日は3人で貴船の川床でランチ。鱧高いんで、やや格下っぽい鱧なし店で安めに上げときました。、、、のはずだったんですが、お勘定の時に財布開けたら札が1枚しか入っておらず、思わず「あれ、なんであれへんのんやろ?」ってつぶやいたら周りの人がちょっと笑ってました。愉快なおじさんを演じてしまったようです(ちゃんと妻の財布から払いましたよ!、笑)。 そして計画通りそのあとで錦市場行って鱧天鱧かつを食べてやりました。比較的安上がりでグッドなチョイスでしたが、すでにお腹いっぱいで鱧いらんかったような、、、。しっかし、貴船の川床高っいです。僕らの食ったやつ、たぶん一般市場価格の2倍してます。格上の店なら3倍くらいかもしれません。まぁ、ショバ代が含まれてはいるんですが、それにしても、、、。
 さて、借主長期不在となっている娘のアパートを訪問し部屋干し洗濯物を片付けて風を通す、っちゅうパシリ役を娘より仰せつかっており、帰りに実行する予定であったところ、近時に例なく長距離を歩いて疲れ切ってしまい面倒になってパスしました。遠く英国におる親分(娘)に怒られそう?、、、かもしれませんが大丈夫、娘はこのホームページほとんど読んでいないようです。(お父さんの文章はよっぽどつまらんのでしょうか?、泣)
 そして息子はそのまま車に同乗して帰省。

 9月14日は、高度ゲイン1900m、距離120kmのチャリ屋の定例ロングライド。まぁ、チャリ屋のロングライドであって僕のロングライドではないですが(泣)。 家から集合地点まで10kmちょいなんで往復約20km、リハビリライドでお見送りに行って出発前の集合写真に納まって帰ってきました。来年はちゃんと参加しますよ、って言っときました。そのために今、がんばってお散歩して貧血対策にヘム鉄サプリ飲んでます。(お散歩して長距離踏めるようになるとは思えないし、サプリはむしろ悪い、ってなケースもあるようですが、、、。)
 午後は暇やったんで、妻と息子とスーパー銭湯行ってきました。縮小した睾丸と放射線照射境界上に“生え際”(正しくは“抜け際”)が出現した陰毛について息子に解説してやりましたが、予想通りやや迷惑そうでした。
 結構充実した週末でした。(世間は3連休だが僕の勤務先は明日出勤。泣)


   2014年9月15日(月)Diary(日記)
    9月前半(1~15日)の成績。

・体重61.3kg
 (多めではあるが体脂肪率は常時14%代に降下)
・ジム:水中ウォーキング×5days
 (休会延長不可ゆえ泣く泣く9月1日に復帰)
・自転車リハビリライド×40km(♪♪♪)
・ラン5km×0day(まだ無理)
・お散歩1km×4days
 (1回の距離5kmとしたいところですが、、、)
・楽しい飲み会×0days(楽しくないのは含まない)

【多少はましになってきたかなぁ。】ロキソニン(経口鎮痛剤)を1日2回飲めばそれなりに終日動けるレベルまで来た。早くチャリ屋の朝練に参加できるようになりたいです!。って言いながらもまだまだお散歩1kmの日々。


   2014年9月15日(月)Books(本)
    9月前半(1~15日)に読んだ本。

 結構暇だった割にはあまり読んでません。

(1)「自分」の壁/養老孟司/新潮新書
 なんちゃらの壁シリーズの近著。東大医学部解剖学のせんせから全ての日本人へのメッセージ。柔らかい語調で書かれているが最終章で読者は生き方を厳しく指導される。考えに筋が通っておりぶれてないんで読んでいて心地よいです。説教されてもむしろ嬉しい感じのこの手の“年寄り”がほとんど絶滅してしまった今、発信力ある老教育者から送られたこの一冊には価値があります。個人的にはもっと厳しく書いたらいいのにって思いますが、そんなことしたら売れないんでしょうね。売れないと説教も届かないし、、、。

(2)困ってるひと/大野更紗/ポプラ文庫
 難病を患う若い女性の闘病苦労日記。著者は大変困っている。しかし、、、本著作の意図は何だろう?。単なる日記なんで特に言いたいことはないのかも。でも、確かにこの著者は大変で且つ困ってます。
 因みに僕のホームページの意図ですが、闘病記Fightで同病の方とその周囲の方へ情報提供し、日記Diaryで『迷ったら、やる!』が実践できているか反省し、本Booksで“読んだ本リスト”を作って知的好奇心が失われていないか自己検証しているんです、、、ってね??。

(3)テキヤはどこからやってくるのか/厚香苗/光文社新書
 なんやら中途半端な風俗調査発表本。いろいろフィールドワーク的なことはしているようなんですが、それが整理されるわけでもなく雑然と羅列されただけっていう印象です。経験則上新書の9割は駄作と思っていますが、9割側の代表事例です。

(4)神や仏に出会う時/大喜直彦/吉川弘文館
 自然と共生しながら暮らす日本人の宗教観についての研究発表本。思ったよりはおもしろい部分もあったのですが、調査結果の単なる羅列に過ぎない点は前に同じです。しかし、出版目録見る限りではこの吉川弘文館っちゅう出版社、なんやらカルト的なような、、、。

~~~~ここから下、もしかしてがん関係の本?~~~~

(5)「ニセ医学」に騙されないために/NATROM
   /メタモル出版
 もう大丈夫なんですが、僕へのがん宣告直後暫くの間、妻は“幸福の壺”の類まで買ってしまいそうな勢いで僕を心配してくれていました。確かに家族が重病になって治らないって宣告されたら、壺はともかく、インチキ療法に頼りたくなるのも無理ないかもしれません。頼る術がなくなった人に心の安寧を与える宗教的側面がインチキ療法にないとは言えませんが、著者が言うとおりやっぱそれはいかんよな、って思います。騙される人はこれ読んでも結局は騙されるんちゃうやろか?、って思いましたが、少しでも騙される人は減ってほしいです。今でも妻は時々怪しげな新聞広告を見て僕に「これどうやろ」っていうことがありますが、「幸福の壺?」って聞き返すとありがたいことに概ね正気に戻ってくれます(笑)。
 もちろん、妻は今でも正しく僕を心配してくれています(感謝!)。 この本に壺の話は出てきませんが、インチキ療法の構造は壺と同じです。


   2014年9月20日(土)Diary(日記)
    プチプチ旅行。

 先週火曜日、ほぼ気まぐれで近くの温泉宿に金曜晩一泊の予約入れました。チャリ朝練コースの帰り道にある温泉です(どんだけ近所やねん!)。 というわけで、妻と一泊プチ旅行、いや、プチプチ旅行してきました。
 金曜日夕方に仕事終わって家帰ってから旅行の準備開始、その1時間後には秘湯の一軒宿で晩ごはん食べ始めてました(どんだけ近所やねん!、秘湯かどうかはともかくほんまに一軒宿です)。 秘湯に入って、お笑いB級サスペンス見て、ゆっくり寝て、朝ご飯食べて、のんびりチェックアウトプランだったんでもぅ一度ゆっくり秘湯に入って、帰りにお昼ごはん用焼き立てパン仕入れて、土曜日のお昼前には余裕で家着いてました(どんだけ近所やねん!)。
 ちょっと気分が変わって楽しかったです。プチプチすぎて写真はありません。

 注)プチ=Petit(フランス語):小さい、かわいい。


   2014年9月21日(日)Diary(日記)
    人生山あり峠ありや、っていうわけで、
    ギヤ比軽くしたろ作戦遂行!。

 昨日プチプチ旅行から帰って昼寝した後、車にチャリ積みこんでチャリ屋にいそいそと出かけ、クランクとチェーンリング交換してもらってきました。インナー30まで下げちゃったもんで、クランクも替えなあかんかったわけです。危うくフロントディレイラーのインナー側キャパを超過するところでしたが、ぎりぎりセーフだったんでよかったです。貧血で?発注前にはそこまで頭回っておらず、下手してたら新品クランク&チェーンリングがまるごと無駄死にするところでした。
 そんなこんなで人生山あり峠あり、ギヤは情熱の赤です!。裏面なんか全面赤です(びっくり)!。貧血なんで赤がいいかなって思って注文したんですが(嘘です)、カタログ写真確認しなかったのは迂闊でした。しかし赤でいいんです。7月に替えたバーテープも赤。チャリも心も情熱の赤で、人生の山も峠も越えていきます。
 そして今日は早速リハビリ試乗に行ってきました。チャリ屋のMTB朝練集合場所まで片道10kmを漕いで、MTBの皆さんをお見送りに。MTBの日なのに間違えてやってきたおちゃめなロード仲間がおったんで、しばしお話してから退却しました。さて、ギアの方は、インナーロー30×28、むっちゃ軽っ!!。かなり回しても10km/h出ません!!。小学校低学年のガキんちょが幼稚園自転車必死に漕いでる感じで、これなら電動ママチャリおじいちゃん(日記2014年9月7日参照)の方が圧倒的に速そうです(笑)。 アウタートップ46×12、ちょっと下りが長いと速攻で回転キャパオーバー!!(ホイールでもクランクでもなく僕の脚のことです、念のため。)まぁ、スピード出すなっちゅうことですね。でも登坂能力は上がってる(はず?)。
 来週のチャリ屋のロード朝練、いけるかなぁ?。(そのうちアウター48に替えたろ、、、。)


   2014年9月22日(月)Fight(闘病記)
    まぁ、のんびりいきましょか。

 既に4週間くらいかなぁ、なんやかんやで下痢は治りませんな~。行きたくなった途端に速攻で“もう我慢できない”状況になるんで結構厄介ではあるんですが、どんくらい食べたらどんくらい経って行きたくなるんか、朝の状況がこんなだったら昼はこんくらい食べても大丈夫、ってなところを押さえればそれなりにお出かけもOK。暫くは付き合って仲良く共生せなあかんっぽいんで、まぁ、のんびりいきましょか。
 既に4か月以上やなぁ、なんやかんやで腰痛は治りませんな~。腰痛スイッチ入った途端に速攻で“超横になりたい”状況になるんで結構厄介ではあるんですが、どんくらい動いてどんくらい立ってたらスイッチ入るか、朝の痛みがこんなだったら昼は何時に鎮痛剤飲めば大丈夫、ってなところを押さえればそれなりにお出かけもOK。長らく付き合ったがまだ時間かけなあかんっぽいんで、まぁ、のんびりいきましょか。
 シンメトリックに書いてみました。このホームページの作者、暇です。

 P.S.ふ~む、今日はなんやら足首の辺りがちょっぴりむくんでいるような、、、。


   2014年9月22日(月)Diary(日記)
    ヒュウヒュウおじさんのブログにコメントする。

 「みんカラ」の会員登録しました。会員登録しないと、「みんカラ」のブログにはコメントできないんで。ヒュウヒュウおじさんのブログにコメントしてみよう、ってなわけです。
 僕の経験ではホームページにコメントもらえると、なんかちょっと嬉しんです。このホームページ、勝手に広告が入ったりレイアウトの選択肢が限られたりする既成ブログは嫌なんで自分でHTML書いてるんですが、既成のブログスタイルに慣れた方にはちょっとコメントしにくいようで、僕の掲示板は結構寂しいです(いやいや、それ以前に内容がコメントに値しないからでしょ??、って)、、、。
 まぁ、このホームページはどうでもいいんですが、ヒュウヒュウおじさん、ブログをにぎやかしたら元気出るでしょうか?。

 38組、Fight!、です。


   2014年9月27日(土)Diary(日記)
    娘のパシリをこなそうとするが結果はあほ。
    そして、経費は不明瞭。

 京都までひとっ走り行ってきました(チャリではないです、念のため)。 借主長期不在となっている娘のアパートを訪問し部屋干し洗濯物を片付けて風を通す、っちゅう大役?を仰せつかっておることは既報のとおりですが、前回は疲れて結局パスしてしまったんで遅ればせながら本日再度実行に着手したわけです。京都にほど近くなった頃、「ところで鍵持ってきた?」って妻が言うんですが、残念ながら僕の答えは、「う~む、そういえば知らん。」夫婦そろって粗忽もんです。結構なあほです(泣)。 というわけで本日の任務遂行は不能となり、予備的に立ち寄る予定だった伏見のお稲荷さんが主たる目的地に格上げされる次第となりました。
 伏見のお稲荷さん、全国の狐の総大将だけあって侮れません。全然知らんかったんですが小さい山全体が神社となっているようで、有名な千本鳥居はその山登って一周してくる仕組みとなっており、普通の人でも2時間近くかかるっちゅう代物。『迷ったら、やる!』精神で回ってきたんですが、腰痛MAXでゴール前にソフトクリーム休憩が入ってしまったりして、戻ってきたら大幅に2時間超えてました。まぁ、日常生活自体がリハビリみたいな状況なんで人より時間かかるのもしゃあないかなぁ。「最近カラスが火のついたローソクを咥え去ったのが原因と思われる火災が頻発しております」だって。狐の総大将もカラスには手を焼いているようです。その後、市内の有名コーヒー店でランチして退却しました。

 京都街歩き好きやし息子も娘も京都の大学やし、ここ3年ほどでかなりの回数京都訪問しています。しかし、未だに高速代がいくらかかっているのかさっぱり判ってません。妻は僕以上にどんぶりなんで、当然全然把握していません。とてもお気楽です。ふーむ、ETC侮れん、出費のお気楽に一役買っておるとは、、、。いわんや、京都以外のお出かけも高速代全く判っておりません。がん宣告後は出費嵩んどるし、も少しお金に細かくならんとあかんかもなぁ?。

 家帰って確認したら、娘から預かったアパートの鍵はちゃんと所定の位置に保管されてました。パシリの遂行もなかなか難しいものです。そして手洗って鏡見たら、鼻の頭にソフトクリームが付着してました。ソフトクリーム付き鼻の頭で京都市内の有名コーヒー店でランチしてたようです。そういえば1歳半くらいのちっちゃい子が僕の顔見てえらいにこにこ笑ぅとったような、、、。妻は老眼のため気づいてなかったとのことでした。貴船の川床に引続き愉快なおじさんを演じてしまったようです。証拠写真はありません、念のため。


   2014年9月30日(火)Fight(闘病記)
    粘膜系の脆弱さがここでも発揮される。

 5週間ほど続いている下痢が、少し良くなってきたかも?。ときどき下痢ではない日が訪れるようになりました。このまま快癒してほしいです。
 とは言え、下痢でない朝、別に普通の子(←便)なのにえらく難産だったりします。長期に渡る下痢の間全く拡張されることなく安穏と過ごしてきた僕の肛門は、生物学的に設計されていたはずの柔軟性を放棄してしまったようです。放射線被曝も柔軟性喪失に一役買っているに違いないと思っています。何れにせよ、ここにきてまたしても粘膜系の脆弱さが発揮されちゃうこととなりました。以前に処方されて余っていた痔の薬「ネリプロクト軟膏」再び活躍中(泣)。
 (肛門は全然大したことないです、大丈夫です。下痢じゃない日があるってことが嬉しいです。)


   2014年9月30日(火)Diary(日記)
    9月後半(16~30日)の成績。

・体重61.3kg
 (冬眠用脂肪蓄積中? 体重より体型に問題あり。あかん!)
・ジム:水中ウォーキング×2days(筋トレはまだ無理)
・自転車リハビリライド×50km(♪♪♪♪♪)
・ラン5km×0day(まだ無理)
・お散歩1km×4days(もう少し距離伸ばせそう)
・楽しい飲み会×1day(楽しくないのは含まない)

【♪♪♪♪♪】自転車リハビリライド2回、2回目は距離ちょっとだけ伸ばせました。20→30km♪♪!。猪苗代湖一周(“いないち”とは言わないんでしょうか?、60km?)に届くまで何とか早く伸ばしたいです。チャリ屋のメンバーとちょっとだけ集団走行もしてみました(もちろん引いてません!。う~む、引いてもらうってこんなに楽だったんですね)。 気持ちよかったです♪♪!。
 話題転じて、ジムって“ぶら下がり健康器”みたいなやつはないんですね。一昔前はどこの家庭でもあったのに。ぶら下がったら背骨ブロック牽引効果で腰痛対策になりそうなんやが、、、。整体は“ゴキッ”ていってまいそうでよう行かんもんで。


   2014年9月30日(火)Books(本)
    9月後半(16~30日)に読んだ本。

 本棚の空きがなくなってきたんで、いらん本売ってきました。正確には数えてませんが、たぶん80冊ちょっとでしょうか(ほぼハードカバー)。 「本は厳選して買うこと、重すぎ!」って妻が怒ってました。(僕は腰痛いんでほぼ妻が運び役!)
 さて、読む方はと言えば重たくない本ばかりのはずなのにあんまり進んでません。10月初の臨時同窓会(大学)に気が向いてしまって、、、んっ、そりゃ関係ないやろ!?。

(1)境界の町で/岡映里/リトル・モア
 3・11後の福島浜通りの取材記みたいなもの。残念ながらほぼ中身ないんでコメント難しいです。

(2)身体を使って心をおさめる修験道入門/田中利典
   /集英社文庫
 山伏兼僧侶が書いた修験道入門書。まゆつば論法には苦笑してしまうところもあるが、ある意味結構面白い。犬鳴山もちょろっと登場するんで、その異次元ワールド(日記2014年3月31日参照)を思い起こしつつ読みました。

(3)バカの壁/養老孟司/新潮新書
 つまらん本が6冊も続いてしまったんで、ここでまともなのを一冊再読してみました。新書でベストセラー、つまり、つまらん指標はMAXなのに、実はつまらなくない希少種。ニーチェの言う「全ての価値転倒」に親和的と見るのは解釈が過ぎるかもしれないが、「あべこべ現象」がいろいろな例示とともに説明されており、よく判らない点がいくつか残るものの概ね著者の見解には首肯できます。「“情報は常時更新されて変わっていくが人間は不変だ”などと現代人は大きな勘違いをしているが、実際に不変なのは情報であり常に変化しているのは人間の方である。例えば、あなたががん宣告を受けたなら今咲く桜もその時点から違って見えるだろうが、実際は桜は何も変わっておらずあなたが変わったからそう見えるのです。」まあ、確かに理解しやすい一例ではあるでしょう。でも、言わしてもらえば、がん宣告の前も後もほとんどの景色が僕には同じに見えちゃいましたよ。判りやすい部分もあるにはありますが、ベストセラーになったとは思えないほどテーマは重く実は難解。おもろい題名付けてみたからおもろないけど読んでみよ、ってのが著者の本心でしょうか?。

(4)黒猫のひたい/井坂洋子/幻戯書房
 老(と言っては失礼か)女性詩人による生と死についての随筆、というより詩的散文。詩となると、ほとんどの場合著者と僕の感性がすれ違ってしまって接点を見出せないのだが、散文なら二人の距離と方向を補正できることがある。とは言え補正してなお解消できないすれ違いが残る著作が多い中、全面的にではないにせよ感性を共有できる書に久しぶりに出会えました。死との距離を意識する立ち位置でなかったとしても、たぶん共感できたのではないでしょうか。内分泌療法で男性ホルモン完全ブロック状態なんで、女性的感性との親和性急上昇!??。


   2014年10月5日(日)Diary(日記)
    何故だか臨時同窓会!

 1か月ほど前、大学時代の在東京友人が出張来るんで在阪暇人集まろかって、メアド判明してる各地の同窓生にC.C.情報流してみたら、なんやらえらい食いつき良好でどうせならって臨時同窓会することとなりました。1か月の間にじわじわと規模が拡大し、最終的には北海道1、甲信越1、関東6、東海1、中国四国2、九州1名を、近畿8名が待ち受ける計20名の盛大なものに増長!!。北海道から九州まで、成績優秀者から留年経験組まで、幅広くそろいました。餌ばら撒いたらいろんなとこからいろんなダボハゼが群がってきた感じですね。(嘘です。ほとんどが日本の経済/研究/行政の優秀な牽引者です。ダボハゼは僕くらいのもん。)幹事のふりしてiPhone片手にたくさんのメールを送受信してましたが、日時も会場も仲間が決めてくれました。中盤からの人数膨張による会場変更も仲間が手配してくれました。僕の幹事としての能力が発揮されたわけです(嘘です、僕は何もしてません、動かんじ?、すみません)。 実は正規の同窓会に出席したことがなかったんで僕は知らなかったんですが、歴代同窓会の中で今回の出席者は断トツ最多だそうです。僕の幹事としての能力が発揮されたわけです(嘘です、幹事の能力は無関係)。
 さて当日の10月4日(土)、朝出発して遠方から来るやつ、その日のうちに遠方に帰るやつ、いろいろおるんで14:30~っちゅう中途半端な時間にセットされていました。その朝に仲良かった遠方組のやつから、「昨日から大阪に泊まってて午前中暇やからちょっと出てこい」ってな電話があったんで、「当日の朝に言われてもなぁ~、やっぱ2時半やろ」って言ったら、「えっ、2時違うんか?」とのたまっておりました。まっ、こんなもんです。腰痛で電車は辛いんで車運転して行ったんですが、渋滞したら困るやろっていう妻の忠告を容れて予定していた時刻の30分前に出発。渋滞してなかったにもかかわらず、会場到着はJust in Timeで最終20番目のぎりぎり時間前到着でした。なんでやろ?、でも、結果オーライってやつです。
 その時点では2次会はセットされておらず、幹事の僕としては若干の不安を抱いておりましたところ、そんなこと忘れ去って十分に盛り上がっていた1次会の最中にやっぱり誰かが2次会会場も手配してくれていて、20名そのまま2次会に流れて行き、東京帰りが一部早抜けしたものの、なんやかんやでかなりの人数が夜遅くまで梅田でたむろする次第となってしまってました。僕も鎮痛剤増量して最終まで参加。近況報告やら大学時代の思い出話やら、いろんな人のいろんな話題がたくさんあって、例によってむっちゃ楽しかったです。当然全員がおっさん(おばはんも1名)化してるんですが、不思議とみんな大学時代ののりなんっすよね。何故だか最後に一線を引いてしまう会社の同僚(信頼できる一握りの先輩やかわいい一部の後輩は別として、今となっては気安い同僚はいませんが)とはやっぱりどっかが違うんでしょうか。帰り着いたら0時近くになってました。

 翌日は起きたら昼過ぎで、頭痛いわ(2日酔いではないです、飲んでません)、喉痛いわ(普段追い出し部屋でほとんど話しないところ急にようさん話したからやろか?)、腰痛いわ(もういい加減勘弁してほしいがなかなか、、、)で、朝食べて薬飲んですぐまた寝て次起きたら18時でした。そして晩食べてちょっと本読んだらすぐ眠くなって22時には既に熟睡状態となっており、貴重な日曜はあっという間に泡と消えてました。やっぱ、無理はきかんようです。
 というわけで、掲示板にコメントいただいていた諸兄へのリプライ遅れてます。すみません。懲りずにコメントください、お願いします。一方メールは読むだけ読んでいたんですが、金曜まで幹事宛てで来てたメールが、日曜以降はC.C.に変わってました(笑)。 みなさん、よ~く判っておいでです。本当の幹事さんに感謝!。次回がまた楽しみです。

 さて、話は戻って同窓会席上、明石在住のやつとの間で春秋恒例となっていた淡一(あわいち、淡路島一周自転車)の復活宣言してまいました。淡路島在住のやつとこに途中で寄って一緒に飯食う宣言もしてまいました。広島在住のやつにしまなみ海道一緒に走る宣言もしてまいました。松山在住のやつにしまなみスタートは松山にする宣言もしてまいました。明石発着淡一(あわいち)180km、広島から松山はフェリーとして、松山発しまなみ経由広島着200km、ほんまに行けんのか??!。未だ平地30kmでうろうろしてる状態であるにもかかわらず、調子こいてこれらの宣言してもたわけですが、最悪途中で一泊入れればなんとかなるやろ、ってなわけでさらに調子こいて実行に移します。関係諸兄、ご協力よろしくお願いしまっす!!。


   2014年10月7日(火)Fight(闘病記)
    PSA更に下がる!! (^o^)/

 前回受診から5週間経過したので、9回目のゴナを打ちに泌尿器科へ。皮下注射なんで腹の脂肪を“ぎゅっ”とつまんで針刺すんですが、看護婦さん僕の腹の脂肪をなかなかうまくつまめず腹が真っ赤になるまで散々トライしてくれてました。僕の腹の脂肪、最近は結構厚いんでつまみやすいはずなんですが、、、。おかげで注射前からむっちゃ痛くて、針刺したん判りませんでした。「注射より注射前のんが痛かったわ」って言ったら、「ほんなら一所懸命つまんだ甲斐があったわ」やて。さっすが、大阪の看護婦さんです。
 しばしの待ち時間の後、診察室で検査値を披露していただきました。PSA=0.03!!。むっちゃ好成績!!、素直に嬉しいです。1月の226.5から一度も前回値を上回ることなく毎回順調に降下しています。ステージD1のケースではかなりいい数値とのこと。前立腺がんの治療は順調のようです。
 下痢は放射線の影響やろな、ってあっさり言われました。整腸剤くらいしか対応策はないようで、「出しましょか」って言ってくれたんですが、「状況はコントローラブルなんで今回はいらないです」ってパスしときました。間違って便秘にでもなってもうたら肛門がたぶん耐えられへんのんで。貧血は前回と数値はさほど変わらずそう心配ないレベル。肝機能も問題なし。BUN値が3か月ほど前から上限超えて上昇中なんで腎機能がやや心配だが、主治医のせんせによると心配には及ばないらしい。がん治療に付随する周辺諸症状も許容範囲内でOKってな状況。
 「腰痛治らんから鎮痛剤1日2錠出してください」って頼んで、ロキソニン60錠も処方してもらいました(ほんまはあかんらしいです)。 薬局で「加減して飲んでくださいね」って薬剤師のおっちゃん思いっきり不審顔でした。
 昨日は整形受診してました。腰痛なかなか治らんとはいってもゆるゆるとは快方に向かっているようなんで、今の薬継続して様子見ましょってなとこ。左腰痛転じて左股関節から左膝の疼痛としびれへと痛みの質が変わってきているが、それもたぶん問題ないだろうとの見立てでした。
 というわけで、副作用との闘いが継続しつつもがん治療は順調、ってな感じです。猪苗代湖一周、淡一(あわいち)、しまなみ海道、イギリス旅行と、来年は予定が盛りだくさん!。今年は有休既にないんでおとなしいにしといたるが、来年は有休使いまくってまだまだいろいろやったりまっす!!。


   2014年10月11日(土)Diary(日記)
    40km♪♪、
    そして、がん哲学セミナーってのに行ってみました。

 久しぶりに早朝チャリトレ行ってみました。従来なら5時起き6時スタートなんですが、朝食後ちょっと間おなかの調子を見極めとかなあかんとか、寝っ転がって腰痛落着かせなあかんとか、準備体操長めにせなあかんとかごちゃごちゃ面倒な儀式があるんで、5時半起き(←なんで遅なんの?)7時スタート。
 わ~ぃ!、40kmをなんとか走り切ってきました!。選んだのは全線海沿い軟弱コース。最初から最後まで46×16で通したったてなもんなんでどんだけ軟弱なコースかがよ~く判りますが、リハビリライドの身としては上出来です。帰ってからは昼過ぎまで寝っ転がって腰痛休憩兼読書に追いやられておりましたが、現時点としては満足。この先寒くなって乗りにくくなるんですが、何とか年内に60kmまで伸ばしたいと思います。

 午後はがん哲学セミナーってのが催されてたんで、妻と一緒にちょっと行ってみました。大学の先生による講演1時間+参加者とスタッフによるグループディスカッション1時間、という構成。体の治療は日進月歩でかなりのケースにおいて既にがんは死の病とは言えないところまで来ているが、両輪となるべき心のケアはまだまだ不十分という治療現場の現状を考えてみようというもの。僕はたぶんメンタル面は結構強いし、家族、友人、主治医に恵まれ極めて幸せながん患者だと感じていますが、取り巻く周囲をもう少し広げて考えたとき、がんの受け皿としての社会の在り方がこれでいいのかという疑念は強く持っていました。そこで、ちょっと変わった心理療法を生業とする心理学博士の友人もいることだし(←全然関係ない)、僕のこの辺りの経験値を少し上げたろと思って参加してみたわけです。
 なんだかよく判らないけど、先生の話は結構面白かったです。どうせ人間致死率100%なんで、やっぱりゆる~~くいった方が何かとよさそうですよってなことらしいんですが、生きる意味をどう捉えるか、なんていう難しい話も出てきてました。僕の場合は、がんと自分にはゆる~~く気長に対応して、家族や友達に応援してもらいながら、彼らのためにもできるだけ外部世界と接触を保ちつつ長く生きる、ってな感じでしょうか。講演後ではありますが、「仕事を干されて嘆く方が多いが、仕事せずに給料もらえるって嬉しいじゃないですか」ってな先生のコメントもありました。これって、仕事干されて速攻で到達した、「給料回収専用モードに切り替えたる、すんなっちゅうなら仕事はせぇへんわぃ」ちゅう僕の業務上のゴールラインと同じですね。(ゴールライン飛び越えて会社首になってもぅたらやばいけど、、、。)がんで仕事を干される人って結構多いんでしょうね。
 グループディスカッションは初めて会うメンバーでは難しいです。好き放題話す人に偏ってしまって、本当は話したいけど話せない人がでてきてしまいます。ほとんど話をしてなかった乳がん患者の女性と帰りのエレベーターで乗り合わせたんでちょっと水を向けてみたんですが、やっぱり話したいことがたくさんあったようで講演会場の建物出るまでずっと妻と僕に向かって話し続けてはりました。がん患者(には限らないんでしょうが)は、状況を外部の人に聞いてもらうことが時として救いになります。この講演で紹介されていた「カフェ外来」みたいな場の提供は意義ある活動だと思いました。“がんカフェ”でも開きますか??、僕コーヒー淹れんの上手やし。ちゅうてもそんなお金も場所もありませんけど、、、(笑)。


   2014年10月12日(日)Fight(闘病記)
    京都国立博物館のベンチで
    横になって爆睡してしまいました。

 京都国立博物館に鳥獣戯画見に行ったんですが、腰痛、頭痛、腹痛
が酷くて、ベンチで横になって30分程爆睡してしまいました。(Diaryも見てね。)なんだか両腕とも手先まで“じわっ”てしびれてる感じで、5月放射線治療開始前に上高地行ったときの症状と似てました。こんなのは2回目です。起きたらましになってたんで助かりましたが。
 やっぱ、ホルモン治療の副作用なんやろか?。無理するのはまだ早いってなことでしょうかねぇ。妻がそばにいてくれたんでよかったです。


   2014年10月12日(日)Diary(日記)
    国宝鳥獣戯画恐るべし、
    そして遂に娘のパシリの大役を果たす。

 また京都行ってきました。京都国立博物館特別展示鳥獣戯画見て、娘のアパート行ってパシリ役をこなす計画。
 鳥獣戯画、驚きの大人気です。9時半開館なのに、8時45分に着いたら既に結構な開館待ち行列で駐車場も満車直前ってな状況!。僕らが入ってすぐ駐車場は満車になってました。そして行列に並んで、なんとか10時前には鳥獣戯画とご対面できました。しかし、長時間突っ立って行列してたからか、見終わる頃は腰痛、頭痛、腹痛で超しんどくて博物館中庭の芝生で寝っ転がる勢いだったところ、芝生から館内の誰もいないベンチスペースが見えたんで、急いでそこへGo!!。パブリックスペースであるにもかかわらず30分程爆睡してしまいました。奥まった突き当りだし寝入ったときは誰もいなかったんで大丈夫だったとは思いますが、もしベンチに座りたかった人がいてたならごめんなさい。  目覚めたら何とか復活したんで外に出ると、行列がむっちゃ伸びてました。入館待ち時間120分、館内待ち時間70分。その下で、ざまぁみろってな感じでうさぎが笑い転げてます。
 その後、妻の母校が近くなんでその辺りを散策しながら妻懐かしの「麦もち」食べたり、学生時代の昔からある洋食屋でお昼ご飯食べたりしてました。
 駐車場に戻って博物館チケット売場のトイレ行ったついでに行列の状況見てみたんですが、鳥獣戯画恐るべしです、入館待ち時間150分!、館内待ち時間80分!。うさぎはやっぱり笑い転げてました。うさぎ年の僕もなんだかシンパシーを感じて笑い転げかけたんですが、ざまぁみろってのも了見狭そうなんで笑い転げるのは中止しました。そんなこんなで、何故だか今日は早めに家出たんでなんやらいろいろうまいこといきました。ラッキーです。
 さて、今回は娘のパシリ3度目の正直、本日ちゃんと大役を果たし切りました。アパートは2か月間締め切ってあったものの特に黴臭などもなく、窓を開けて台風前の湿った風を部屋に通し、指定の品を回収して退却してきました。めでたく無事任務完了です。
 話は戻って鳥獣戯画、面白いです。平安時代のこんなもんが残っているなんて、なんか楽しくなります。団子っ鼻の坊主がいもりの黒焼きみたいなんに向かって脱力光線吐いてるのなんて、笑ぅてまいますよね。どんな人が描いたんでしょう、筆に迷いがなくさらさら描いてあるんで楽しい感じが倍増してます。そう、なんでも楽しくいかないとねっ!。


   2014年10月15日(水)Diary(日記)
    10月前半(1~15日)の成績。

・体重60.5kg(体型が相変わらず悪化の一途)
・ジム:水中ウォーキング×2days
 (ジム代もったいないなぁ)
・自転車リハビリライド×40km(1回で40kmです♪)
・ラン5km×0day(まだ無理)
・お散歩3km×7days(距離伸ばしました!)
・楽しい飲み会×1day(同窓会カウント忘れてたんで変更)

【きっと少しづつはよくなってきている。】自転車リハビリライド更に距離ちょっと伸ばせました。30→40km♪♪!。翌日から2日間ほどやけに腰痛いんですが、まっ、気のせいっちゅうことで。お散歩も距離が伸びて速度も増し、「ウォーキング3km」って言っていいかも。


   2014年10月15日(水)Books(本)
    10月前半(1~15日)に読んだ本。

 ぼけっとしてたら読む本なくなってました。そのあとネットで14冊注文しましたが、まだ到着しません。

(1)シャバはつらいよ/大野更紗/ポプラ社
 難病の若い女性の日記みたいなもの。前前回紹介の「困ってる人」の続編。感想も前に同じ。

(2)大岡越前/吉川英治/青空文庫
 娯楽時代小説。ちょっとした合間に電子機器で読んでました。娯楽時代小説なんで書評はなし。

(3)死の壁/養老孟司/新潮新書
 ベストセラーバカの壁の続編(再読です)。 本書の思惑はたぶん2つある。一つは、柳の下の2匹目のどじょうでもう一儲け。もう一つは、前作はヒットしたものの実は難しすぎて大方の読者が本当は理解できていなかったことが判ったため、本作でなんとか補足したろうとの意図。2つ目がメインでしょう、前作に比べ格段に判りやすく書かれています。僕でも理解できそうです(笑)。 とは言ってもよくよく読めば全体的にはまだまだ難解。もう一度前作から読み直す必要があるかも、、、?。でも、まあ、2匹目のどじょうはしっかりゲットのようです。

(4)ホテルローヤル/桜木紫乃/集英社
 最近の直木賞受賞作。直木賞系の作品は敢えてあまり読まないようにしているんですが、発注時期を誤って読む本が途切れてしまったので何故だか家にあったこの本を読んでみました。ラブホテルに絡んだ人間ドラマっていうんでしょうか、直木賞受賞作だけあってうまく構成されていて面白かったです。でも、何故だか直木賞系の作品は読み終わったらすぐに内容全部忘れてしまって、何にも残らないんですよね。

(5)超バカの壁/養老孟司/新潮新書
 ベストセラーバカの壁の続続編(これも再読)。 養老先生、自分の言いたいことが全然理解されていないのでよっぽど頭にきつつ、も少し儲けたろって考えはったんでしょうか?。内容は前2作とほぼ重複してますが、格段に解りやすく書いてあります。

(6)他人を攻撃せずにはいられない人/片田珠美/PHP新書
 発注した本が来ないんでこれまた家にあった本を読んでみました。よく行く本屋でベストセラー2位だったんで妻が買った本ですが、厳選して買ったほうがいいかも、、、。まぁ僕は、厳選しなくてもいい派です。

~~~~ここから下、がんの本~~~~

(7)今からできるがんに克つ体の鍛え方/星野泰三・松島修司
   /青月社
 まあ、言うたら免疫療法の本。忍者の煙幕を言葉にしたらこんな本になるんでしょうか?(笑)。 「はぁ、しゃぁないなぁ」ってのが妻と僕の共通した感想。


   2014年10月18日(土)Diary(日記)
    大学同窓会その後。

 同窓会の10日ほど後、出席してた同窓生の一人からDVDが送られてきました。「素晴らしい!」、「感動!」などのメールが既に同窓生間に飛び交っており、早よ見なあかんなぁ、と思いながらも2、3日経過して土曜日になってしまっておりました。
 さぁ、ほな見てみよか、ってプレイヤーにかけてみると、、、!!、まあなんとほんまに素ん晴らしい出来のフォトストリームDVDでした!!。同窓会の写真に大学時代の写真をちりばめて編集されており、BGMも美しい。先の同窓会と大学時代とが交錯して、知らず不思議な思い出の世界に入り込んでしまい、連荘(れんちゃん)で見てしまいました。そして、一緒に見てた妻は感動してマジ泣き。去年まで学生時代の友達と全然交流なかった僕が、見捨てられずに彼らの輪の中にいてられることに感謝、ってな思いのようです。僕自身も同感、そして反省。
 大学時代、このDVD製作者の彼とはよく麻雀してました。結構な枚数のお札が、僕とこから彼の財布へと居所を移していたような気がします。賭博は人のためならず、こうして宝物になって帰ってきてくれました。とても嬉しいです。

 前回の成績報告で、楽しい飲み会から同窓会が漏れてました。0→1に修正してます。


   2014年10月19日(日)Diary(日記)
    土日チャリに乗る。週一縛り撤廃か?。

 久々に2日連続でチャリに乗りました。土曜20km、日曜30km、乗ったとは言われへんほどちょびっとですが。
 土曜はチャリ屋まで自走して、48枚のアウターチェーンリング注文してきました。実は46でも僕の脚力からすると問題ないはずなんですが、なんとなくしっくりこないんで元の50に近づけてみるわけです。インナーは30のまま変えません!。変速時もたつこうがなんせ軽いのがよいです。
 日曜はチャリ屋のヒルクライム朝トレ。本格的な上りの開始点である最終集落まで一緒に走って、標高700mへと向かう皆さんをお見送り。、、、のはずだったんですが、最終集落のかなり手前で余裕で脱落してしまいました(泣)。 初心者っぽい女性も一緒だったんですが、僕の方がほぼ遅かったです。最終集落まででもそれなりに上りなんですよね。上りだと血液が酸素運んでくれないってな感じで、速攻で脚回らなくなります。赤血球もヘモグロビンも基準値下回ってる効果絶大です(もちろんマイナス効果、泣)。
 この状態、何とかしたいんですが、それにはきっちり乗り込むことが必要。水中ウォーキング楽しないし、お散歩は効率悪いし、ランニングしたら腰痛いし、PSA今んとこええ感じやし、体力増強大事やし、趣味なかったら気ぃ萎えそうやし、冬場は結構天気ええし、今週は土日乗ったし、チャリには結構金入れとるし、ってな感じでチャリ週一縛り撤廃交渉中。妻はまだちょっと心配そうですが、自転車乗って帰ってきたときの僕の笑顔を見て撤廃も是とする方向に傾きそうです。!(^o^)!
衰えた51歳のおっさんであっても、笑顔は何かと効果ありですかね!
 そんなこんなで、チャリ乗る距離(回数?)少しずつ増やしていくつもり。免疫力も高めるべく笑顔でがんばりまっす!。


   2014年10月19日(日)Diary(日記)
    立花隆氏講演会。

 「がんとどう向き合うか」という掲題の講演会に行ってみました。Books2014年6月30日 で紹介した立花氏の著書、「がん・生と死の謎に挑む」の内容を裏話も聞きながらレビューできるかと期待していたのですが、立花さん、大分お年を召されたようで不明瞭な部分もあったかな、って感じでした。しゃぁないんで、著書をもう一度読み直してみましょうか。
 講演会場には車で行ったんですが、まぁ、ほんまに判りにっくい道です。駐車場は路地にしかなくて線路が道を分断してるんでどう入ったらいいか判らんし、交差点は直前まで行かないと右折車線か直進車線か判らんし、車多いし、人多いし、散々道間違えてうろうろしてしまいました。ナビは使ってるんですが、うちのんは路地が不得意なようでこんな時思わず文句垂れてしまいます。助手席に座る妻は、ナビに怒ってもしゃぁないやろ、ってとっても冷やかです。でも、人も車も多い狭い知らない道を運転するのって、ほんま、大変なんっすよ(泣)。 妻としてはそれも判った上で控えめに言っているらしく、あんたは修業が足らんから修業すべく長生きせよ、っちゅうのが本意なんやて。
 結局、今日はあんまり収穫なかったのに疲れたなぁ。もちろん、収穫はいつもあるわけではないんで、この先もこれに懲りずに『迷ったら、やる!』でいきます!。


   2014年10月20日(月)Fight(闘病記)
    副作用の状況。

 記録しておかないと忘れてしまいそうなので、現状を上げておきます。
 下痢はかなり治ってきました。3日に2日は普通の状態でしょうか。柔軟性を失った肛門に若干の憂いを残しつつも、かなりコントローラブルとなったんで外食時も比較的気軽に何でも食べたろかぃ、って気分になってきました。まぁ、前から外食はちょこちょこしてるんですが、トイレ気にしなくていいってなるとやっぱ大分違います。今のところいい感じです。
 腰痛はなかなかよくなりません。鎮痛剤はまだ1日2回必要だし、椅子との相性が悪いとじっと座ってるのが結構きついです。昨日の立花さんの講演会でも難儀してました(つまらんかったからかも?)。 とは言っても、最近は大分長時間寝っ転がらずに耐えられるし、自転車にも少しずつ乗れるようになってるし、確実に快方には向かってます。ここでいわしてしまわないよう、もう少し我慢かな。
 ここ2週間ほどは、じっとしていた後に関節が固まってしまっているような感じがします。朝起きたときは完全にジャイアントロボ状態だし、車の運転席から降りる時も節々が痛いです。少し動かしたり体操したりすれば治るんですが、このまま固まってしまわないか漠然とした不安感があります。実生活上の支障はないんで冷静に見れば全く大したことないんですが。
 どうでもいい副作用ですが、妻曰く、あんたの陰毛近頃やけに黒いと。生え際(正しくは抜け際)くっきりなのは相変わらずですが、生えてるところは濃くなってきてるようです。数が増えただけでなく確かに昔より黒い。そして結構まっすぐやな。ふ~む、これってどうなん??。
 性欲は2~3か月前に比べて更になし。一応、勃起はするんですが、実質的にはEDです。


   2014年10月25日(土)Diary(日記)
    3週連続で講演会に行く。

 がん看護セミナーってのに行ってきました。講演会は3週連続です。
 それぞれ初期、末期の胃がんから回復された2人の医師の講演を軸としたもの。お二方とも有名な臨床の先生だけあって話が上手で内容も結構興味深かったのですが、やはり末期がんから奇跡的に回復された先生の話の方が心に残っています。「心理的冷却期間」、「一期一会」、「患者さんとの距離」などの言葉から実感が伝わってきました。がん医療をリードする先生にこういう方がいらっしゃるということに、患者として期待するだけでなく何故かちょっと嬉しい気がします。
 講演終了後、患者会仲間のおばちゃんたちとお茶して1時間くらいおしゃべりしてました。全員がん患者かその関係者(回復者も未回復者もご遺族もいてます)なんですが、何故だかみんな自然に明るいです。僕も自然に明るくおばちゃんトークしてました。男性ホルモン完全ブロック状態なんで、おばちゃん親和力かなり高くなってるみたい?。そのあと妻と近大マグロ食ったろかいってグランフロント行ったんですが、既に長蛇の列だったんで梅新に堕ちて丼もの晩飯となり、更に2次会的におでん食って帰ってきました。(注:グランフロントは大阪の最新人気スポット、梅新は立飲み屋街。)おでん屋では品ないけど金ありそな60くらいのおっちゃんと30ちょい前くらいの派手目なおねーちゃんのペアが前に座っており、高級腕時計が貢がれていたようです。妻は“愛人”、僕は“愛人にすべく投資中”と見立てましたが、ほんとのところはどうだったんでしょうか。ふ~む、都会には田舎にない“わくわく”があります。やっぱ“わくわく”求めて『迷ったら、やる!』ですかね。

 注)愛人作りはしませんよ、男性ホルモン完全ブロック状態ですんで。まぁ、それ以前にそんな甲斐性もつぎ込む資金もありません。日常生活は妻に依存しまくりやしなぁ(笑)。

 P.S.)愛人を見て妻が、「あんたのおごりで」ってぼそっと言うんで、おでん代は僕の財布から支払いました。どっちが払っても出所一緒なのにね。


   2014年10月26日(日)Diary(日記)
    2週連続で土日チャリに乗る。

 今週も土日チャリに乗りました。こちらは2週連続。
 土曜日は朝トレ45km。相変わらず超平坦軟弱コースなんですが、なんとなく脚回す感覚が戻ってきました!。引いてもらえば平地28km/hで30km程度ならもしかしたらついていけるかも♪♪?。(あくまで“引いてもらえば”いける“かも?”っちゅう低レベル。30km/hでなく28km/hってのも重要なポイント。このあたりの感覚はチャリ乗らん人には判りにくいやろなぁ。)
 日曜日はチャリ屋まで自走してって注文してたアウター交換してもらいました。往復+アルファで25km。以前は50×17メインで漕いでたところ、46×16ならちょい軽のはずなのに何故かしっくり来ず48にアップ(もともと50だったからダウンか??)。 ほぉぉ、ごっつぅええやんか!!。脚力弱なったんで17でちょうどやし、下りで引いてもらえばトップ12で55km/h程度までなら尻跳ねずに回せそう。というわけで、48-30×12-28、リアは12-18まで1枚刻み+21、24、28っちゅうマニアックな貧脚用ギヤに落ち着きました。アウターでいける限りは皆さんについていき、インナーに落とした時点で脱落するけど後からちんたら上るんで頂上で休憩しながら待っててねってないい感じになってます。
 しかし、妻はまだ週一縛りを明示的に解いてはいませんので、近々正式に規制撤廃通知を出してもらおうと画策中。難儀な腰痛かかえる僕が言うのもなんですが、やっぱチャリ乗んの楽しいんで。
 娘の体重は3kg増えたらしいです。こっちは文句なしで楽しそうです。下りが速そうです。風よけにもなりそうです。重いし、でかいし、、、(笑)。 イギリス飯不味い言うとったんちゃうんかいな??。
 話戻って今日は昼間にチャリ屋行ってたんですが、事情有之で買物にも行かねばならずえらく帰りが遅くなってしまって夕食は焼き鳥屋に。外食の場合、妻のご機嫌は総じていいことが多いんですが今回はどうもおかしい。聞けば、鼻詰まり気味の僕のいびきがうるさくて昨晩寝られなかった上、風邪までうつったらしく体調悪いとのこと。僕の体は薬漬けでぼろぼろやむなしとしても、家族性がんストレスのせいでしょうか、妻の免疫力も弱ってるかもしれません。
 これから風邪が流行る季節に向かうんで、うちのように相互依存度高い夫婦は特に気をつける必要ありそうです。難儀ながんをかかえる僕が言うのもなんですが、やっぱ健康第一なんで。でも、風邪を恐れず冬場も当然『迷ったら、やる!』でいきまっす。


   2014年10月31日(金)Diary(日記)
    10月後半(16~31日)の成績。

・体重60.4kg(なんか手足がむくんでいるような?)
・ジム:ウォーキングマシン1hour×1day
 (ジム代捨ててます)
・自転車リハビリライド×120km(4日乗りました♪♪)
・ラン5km×0day(まだ無理)
・ウォーキング×7days
 (3km×2days、5km×5days)
・楽しい飲み会×0day(楽しくないのは含まない)

【少しだけ戻ってきました。】最近は腰痛(脚痛に近いが)に加え、体中の節々が痛い。ホルモン剤の影響だろうか? でも、鎮痛剤があれば結構頑張れる。自転車、ウォーキングとも少しだけ戻ってきました♪。


   2014年10月31日(金)Books(本)
    10月後半(16~31日)に読んだ本。

 注文した本がなかなか配送されなかったんで、2冊とも家にあった本です。内容の濃さを考慮すると今年最低の成績と思われます。あかんなぁ。

(1)死ぬ気まんまん/佐野洋子/光文社
 童話「100万回生きたねこ」の作者によるエッセイ。乳がんが骨に転移した後の、ある種の覚悟みたいなものが緩い表現で綴ってある。しかし、内面はそう緩くもなさそうで、表題のように明るい感じはないです。と思ってたらあとがきに、表題は内容と関係ないってなことが書いてありました。その他、医師との対談、がん以前に神経症になった時の随筆を収録。“覚悟”の語感には潔さと美しさがあると思うが、十二分の潔さと五分の美しさってな印象。僕の覚悟はどうかなぁ。もう少し経ってから考えましょうか。

(2)こまった人/養老孟司/中公新書
 養老先生のつぶやき時事コラム集みたいなもの。壁シリーズのようにテーマに沿って展開されているわけではないので、統制が取れていない印象。発注した本がやっと到着し、次からは読もうと思った本が読めます。


   2014年11月2日(日)Diary(日記)
    テンション上がらない土日がこの先数日の予定を縛る。

 世間は3連休ですが、いつもの通り僕の休みは土日の2日間。「片方が50歳以上なら夫婦で2200円」割引がなくなったんはAEONシネマだけっちゅうことが判ったんで、ほな、ユナイテッド行こかって言ぅとったんですが、妻の体調いまいちでテンション上がらず中止に。
 雨でチャリも乗られへんし、ほんま、テンション上がらんわってな状態やったんで、倍返しでも検討したろかぃっちゅう妻の意向を汲んでツタヤで半沢直樹いっぱい借りてきてごろごろしながら見てました。ええもん悪もんはっきりしとってむっちゃ判りやすいです。悪もん、僕の職場にもちゃんといてますよ。スケールは鼻くそくらいの小ささですが。でも思うに、大概の悪もんはこれ見たら半沢に味方すんのやろなぁ(笑)。 まぁ、鼻くそに倍返ししとる暇あんならもっと別のことしたほがよさそうです。
 というわけでこの先数日、読書パスして半沢見なあかん日々となる予定。


   2014年11月2日(日)Diary(日記)
    街に出てたものの、またしてもテンション上がらず。

 先週末のロー・テンションの原因は、近所で楽して映画見よかってな冴えない計画だったから?。というわけで、土曜は街まで出てました。
 先ずはロールキャベツが売りのお店でランチ。ふーむ、まぁ、おいしいんですが、これなら妻の作ったのんの方がおいしいです。リピーターらしき客がようさんおって確かに店は繁盛してましたが、彼らは皆ロールキャベツじゃないのん食べてました。納得です。
 ウィンドゥショッピングの後、映画も見てみました。僕が50歳以上なんで夫婦2人で2000円也、「不思議な岬の物語」。観客の皆さんがご高齢の方ばっかやったんでびっくりでした。公民館の老人会主催上映会に来たみたいで、不思議な時空のスリップ感を味わえました。がん講演会の客層より年齢層は高かったと思われます。でも観客はまあいいとして、この映画、ちょっとあかんと思います。半沢直樹の方が数倍よくできてます。
 晩は肉食いたいなぁって言いながら、なんとなく吉野家に入って復活メニューの牛すき鍋膳とやらを食べてみました。まぁ、確かに肉と言えば肉なんですが、、、。
 そして日曜は雨。次の週末は予定があってチャリ乗れないので、今月前半のチャリ成績は0km確定。というわけで、またしてもテンション上がらん週末でした(泣、文句たれてばっかですんません)。
 ところで半沢直樹って、最後に超左遷されてたんですね。倍返しも大変そうです。


   2014年11月11日(火)Fight(闘病記)
    PSA低位安定 (^_^)

 泌尿器科、整形外科受診。ゴナ打って血液検査して、問診受けてきました。
 PSA=0.03。下がらなかったものの前回同値で低位安定。一応ホルモン剤がよく効いている部類とのことなので、“まぁよし”ってな感じでしょうか。でも、長期に効くかどうかは運次第みたいなところがあってよく判らないようです。そして主治医のせんせは相変わらずゴナからリュープリンへの切り替えを打診してくるんですが、ゴナやったらあかんのん?って聞くと、別にええよってな感じなんで、前回診療の展開もおんなじやったなぁと思いながら、1か月毎に診てもらった方が安心ってなこともあって次回まではゴナでいくことにしました。その他の血液検査結果は前回より概ね改善しており、赤血球とヘマトクリットがL、BUNがHで、それ以外は正常範囲内、尿も若干濃いかなってな程度なんで、全体として問題なしとのこと。最近は少し体を動かしてるんで、次回は副作用を上回る運動効果で全項目基準値内への回復を期待したいです。しかし妻の見解によると、命と引き換えに副作用を受け入れとるわけやから、ご近所徘徊運動ごときで回復期待すんのはおこがましいってなことらしいです。もっとゆったり構えて気長にいけと。まぁ、そうなんですが、、、。
 身体系は、寒くなってきたからか、ここ2週間くらい体のいろんなところが痛いです。特に、左右股関節と右肩関節。他に、両膝、両足指、両手指も。30分程じっとしているとそのまま関節や筋肉が固まってしまう感じで、一気に高齢者になった気分です。主治医のせんせに言ってみたんですが、老化かな?って、まさに的を射た一言をいただきました。腰痛は今やほとんど脚痛で、これ実は、骨系と違って神経直接放射線ダメージ系なんで骨増強剤がかえって悪いんちゃうやろか、って聞いてみたんですが、骨増強剤が悪さすることはないですよ、ってダメ出しされました。まっ、気長に今の治療を継続するってなことのようです。
 その他、相変わらず1日おきかへたしたら毎日下痢が訪れるんですが、特に生活に支障ないんならわざわざ薬増やさんでもええんちゃう?、1か月くらい前から手足がちょびっとむくんでんのも、ふっくらかわいらしくてええんちゃう?。というわけで、薬も変更なしでそのまま継続となりました。

 さて、今週発売の週刊現代に、各種がん5年生存率の最新データが出てました。がん宣告された直後に書籍で調べて以来あんまり生存率は気にしないできましたが、前立腺がんに関する医療は日進月歩のようで、これ見ると思ってたよりいけそうです。よし、更にいいグループに入れるよう、がんばってチャリ乗ったりご近所徘徊運動したりしよかぃ!。

 まだ残る副作用が寒さに比例してつらくなっていきそうな気配ではありますが、PSAは低位安定で順調のようだし、5年生存率は伸びてるようだし、積極的に活動しながら越冬しまぁっす。


   2014年11月15日(土)Diary(日記)
    11月前半(1~15日)の成績。

・体重60.2kg(なんかおなか出てます)
・ジム:ウォーキングマシン×2days
 (40min&1hour)
・自転車リハビリライド×0km(雨やらなんやらで、、、)
・ラン5km×0day(まだ無理)
・ウォーキング5km×4days(これも低調)
・楽しい飲み会×2days(楽しくないのは含まない)

【前回はいい感じやったのに、今回は全然あかんやん。】ジムは2日行ったけど1日は途中でトイレ行きたなって時短、5日あった土日は3日雨2日別予定ありでチャリは遂に0km、ご近所徘徊ウォーキングも何故か伸びずで、今回は結構元気な入院患者さん並みの微運動量にとどまっちゃってます。前回はいい感じで復調基調やったのになぁ(泣)。


   2014年11月15日(土)Books(本)
    11月前半(1~15日)に読んだ本。

 低調。半沢直樹いっぱい見てたんで??。

(1)臨床憲法学/笹沼弘志/日本評論社
 法曹関係者向け雑誌「法学セミナー」の連載コラムをまとめたもの。フィールドワークレポートかと思って買ったのですが、サンプルベースの法理論考察でした。生活困窮者の生活保護申請を窓口担当者の独断で受け付けさえもしないことが合法なのか?。ホームレスの生活財産である段ボールを無価値なゴミと決めつけて行政が強制撤去することは許されるのか?。野生動物の生活を侵害する自然破壊を伴う事業に対し野兎や熊たちには差し止め請求権はないのか?。裁判所はこれらを憲法の射程の問題と捉え、射程外にある“もの”或いは“権利”には憲法の保護は及ばないと判示して現実追認してきた(実際の判決内容はもっと複雑なようですが)。 裁判所のこの姿勢は、憲法射程の再帰性を誤った方向に導くと疑問を投げる。前2例は今でも射程内であるはずだし、最後の例も将来的には射程に入れる方向に(少なくとも“方向”は)再帰性が働くべきという。憲法は、射程外であった黒人、女性などの“もの”や、参政権、プライバシー権などの“権利”を再帰的に射程に取り込む方向に発展してきたのであり、この方向性こそ裁判所は堅持すべき。ちょっと難しかったんで、時間も頭も使ってしまいました。

(2)反福祉論/金菱清・大澤史伸/ちくま新書
 法的セフティーネットには“枠”がある。救済を必要とする人を漏れなくカバーするにはその枠をどう規定するか、という方向で福祉は進められてきた。しかし、その枠は内在的であるがゆえ取り払うことができず、“枠外”も必ず存在する。本書は発想を変え、現在枠外にあって救済を必要としている人々が既に現実に実践してきた自己救済から、社会の在り方を考え直そうとするもの。物事を裏返して見てみるってな発想自体は目新しいものではないが、この手の裏側目線の研究は社会の発展に必要なものだろう。でも、後半部分は論理が飛んでて焦点不明だし、正直言って、この本つまんないです。

(3)やっぱり九条が戦争を止めていた/伊東真/毎日新聞社
 有名司法試験予備校カリスマ校長が、日本国憲法の先進性を説き集団的自衛権行使容認へ向かう行政の暴走を糾弾する本。九条2項「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」ことがいかに先進的で国際平和に寄与するかが判りやすく書かれている。軍隊は国を守る組織であるが故、戦時には国民たるあなたを犠牲にして国を守ってくれます。その通り、軍隊に限らず実在の組織(特に男性中心の)が防衛するのは組織であって構成員ではないんです。こう考えていくと九条の平和思想は、組織にではなく人に共鳴する女性的感性に親和的かもしれない。国際問題はよく判りませんって思っている女性に是非読んでほしいです。人口の半分は女性ですから、女性の力で戦争を撲滅できるかもしれません。おばちゃん親和力強い僕は、積極的非暴力平和主義を良しとする著者の意見に全面的に賛同します。(著者は男性で、本著内容もむしろ男性目線なんですが、まぁ、細かいことは気にしないでね。)
 その他、「憲法は国民が政府を縛るもの、法律は政府が国民を縛るもの、憲法と法律は矢印の向きが逆なんです」っていう、立憲政治の基礎の基礎が書いてあります。そしてそれが実際に、良政のアクセル、悪政のブレーキ両方に寄与していることも。学者ではない“憲法おたく”が著した良書。でも、第2部は集団的自衛権の個別事項に絞ってこちゃこちゃ書いてあるんで、読むの面倒くさいです。第1部だけ分離出版されて学校の教科書になったらいいなって思います。

(4)「サル化」する人間社会/山極寿一
   /集英社インターナショナル
 京大新総長からの現代社会に対する警鐘。、、、なんですが、霊長類の研究結果をソフトに書いただけって感じで、危機啓発の書としては物足りない感が否めません。もしかしたら単なる表題のミスリード(misread)で、本当は警鐘ではないのかもしれませんが、潜在の危機意識は2014年7月15日紹介の「そして最後にヒトが残った」で言及されている、「グローバル化とはInnovationの否定にほかならず、生物としては誤った道」との指摘に重なる部分がありそうです。今までの人類進化の歴史はこの先本当に退化へと向かってしまうのか、ヒトがもはやヒトでない別種に進化する超未来までを想像しながら今を考える感じ、いいじゃないですか。世界の明日を担う若者を育てる中核大学の総長として、彼らをミスリード(mislead)しないよう“超”未来を見据える著者の立ち位置が垣間見えているかも?。妻は以前に著者をテレビで見たことがあるらしいんですが、この人絶対女性にもてるって言ってました。だから何?。


   2014年11月16日(日)Diary(日記)
    いとこ会、他

 僕の父の出身地である中部地方で、いとこ会を開催しました。土曜昼前に叔母の家に集合し、お昼から晩御飯まで食べたり飲んだり。今回集まったのは何人いるかもよく判らない多くのいとこのうち仲の良かった6人だけなんですが、3親等までならともかく4親等のいとことなると法事であっても集まることがないんで、とても楽しくてよかったです。記憶は子供の頃のままなのに、みんなアラフィフ~還暦前なんで(叔母夫婦はもちろんもっと上)、ほんま、なんやら不思議な時空のスリップ感でした。飲食費は全部叔母夫婦に出してもらってしまいました(アラフィフアラ還の子供たち?、すみません、笑)。
 そのまま土曜は関東から来た弟と付近で宿泊。翌日曜はその付近に住む厳しいけど優しい母方伯母の家を訪問し、そこの娘さん(つまり僕の従姉)にも来てもらって、伯母の手作り昼食をごちそうになりました。味付けが母に似ており懐かしい感じでおいしかったです。そして食後に、前立腺がんに罹患しておりステージD1であることを告げたんですが、「見かけの通り結構元気なんですよ!」って偉そうに言ったすぐ後で体調急落して頭痛腰痛ふらふら状態になってしまったので、伯母のベッドを借りて2時間爆睡。妻の言うには、その間、伯母、従姉、弟、妻の4人でいろんな話ができて楽しかったそうな。まっ、体調はともかく、亡き母の昔の写真なども見せてもらったりして僕も楽しかったです。押しかけてお昼ごちそうになってベッドで爆睡して、やりたいほーだい、って感じだったんですが、今回は伯母からの生活指導はなかったんでよかったです。母と外見似てる伯母から生活指導されると、これまた時空スリップしたような変な感じがするからなぁ。
 というわけで、せっかく名古屋付近まで出かけて行ったのに僕の親戚関係以外のイベントは入れられず、妻の食指がちょっと動いていた「あんかけスパ」とやらも食べる時間がありませんでした。でも、今年の有休既に使い切ってるし、まぁ、しゃぁないっちゅうことで。冬場にできるだけ運動して体力貯めて体調整えておき、来年は有休使いまくって活動する予定です!!。


   2014年11月20日(木)Fight(闘病記)
    「ママとパパが生きる理由」っちゅう連続テレビドラマ。

 二人とも進行がんで余命宣告された、2人の幼い子を持つ若い夫婦の話。実在のモデルがいるとのことだが、この状況はつらいよなぁ。なんか、見たくないような気もするが、まぁ、最終回まで見てみようと思う。
 第1回は、妻ががん宣告されその何か月か後に夫ががん宣告を受けるまで。先にがん宣告された妻が直後夫に「もっと早く気づかなくてごめんなさい」って言うシーンがありました。僕はがん宣告されたとき、先ず自分のことを考えてました。もっと早く気づくチャンスがなかったかは考えましたが、妻にごめんなさい、ってのはずっと後になってしか思い至りませんでした。結構身勝手ですね。まだまだです。


   2014年11月23日(日)Diary(日記)
    息子の通う大学の学祭に行ってみる。

 土曜日、息子の通う大学の学祭に行ってみました(またしても京都)。 貴重な5連休(さすが大学生!)とか言って息子は自転車担いでどっか行ってしまっていないのだが、妻が行きたいというので観光も兼ねてって感じでお出かけ。
 知的な催しには参加せず、模擬店をうろうろしてお腹こわさなさそうな食べ物を物色、っちゅう志の低いルートを徘徊。行った所は一回生エリアだったようで、ちょっと慣れない学生たちが父母世代の客をぽん引きする様子はほほえましく、僕たちもつられて楽しくなる。笑顔でいるからかぽん引きさんたちがたくさん寄ってきてくれるんで、商品名に文句つけてじゃれてみたり、客引きプラカード文言の不正を指摘して遊んでみたり、僕も元気に若者と戯れてしまいました。焼きそば2つたのんで、一つ目で値段そのまま大盛り要求してサービスしてもらったんですが、2つ目忘れて立ち去りかけて大損するところ、妻が気づいて危うく難を逃れた、なんてのもありました。初めは別に学祭なんぞ行きたくなかったんですが、結果的には“若者に元気貰いました”って感じでしょうか。
 考えてみれば学祭なんて30年ぶりくらいです。思いのほか楽しかったです。合わせてキャンパス近辺のプチもみじなんぞを見て退却しました。

 日曜日、ほぼ4週間ぶりにチャリに乗る。去年までチャリ屋メンバーと行っていた、ややアップダウンありの40kmコースを今日は単独で。残念ながらぼろぼろです。ちょっとの上りで速攻インナー(30枚!)落としっす。少し先行くMTBのおじさんになかなか追いつかないっす。抜いていくロードのおじさんとは速度差20km/hくらいありそうっす。10月26日の「なんとなく脚回す感覚が戻ってきました!」って発言、取り消させていただきます。
 こりゃ、昔の状態に戻すってな考えが間違っとんのやろ、走られへん体をなんとか走れるようにするって切り替えなあかん。確かに、歩行困難状態からここまで持ってきたっちゅうわけやからな(自己欺瞞?)。 しっかしこりゃ、遅すぎでチャリ屋メンバーとの朝練は無理やな。ご一緒させてもらうなら必殺ショートカットを検討しますかねぇ。


   2014年11月30日(日)Diary(日記)
    牡蠣はまだ小さくてだめ、
    呼び出された息子はちょっと無駄足。

 2月に娘と食べた日生の焼牡蠣がとてもおいしかったので、その時いてなかった息子を誘って食べに行く計画を立て、3週間ほど前に息子のスケジュールを押さえた。ところが前前日木曜に予約しようと店(「はましん」)に電話すると、牡蠣がまだ小さいので焼牡蠣はやってないとのこと、残念!。というわけで、No Scheduleとなった息子が帰省してくれました。
 せっかくなんでうまいもんでも食わしてやらなあかんっちゅうことで、近場のホテルのやや高級中華料理屋へ昼の飲茶食いほーだいってのに行ってみました。食いほーだい系に強い体育会系男子大学生連れてくと、実際は全然得してないのにちょっと得した気分になります。台湾駐在時代によく行った飲茶屋を思い出して結構楽しかったです。
 午後はやることないんでハルカス上ってトワイライト~夜景を見てきました。街の灯りが結構きれいでした。「あべのベア」っちゅうちょっと不気味なマスコットの超巨大なやつが吹き抜けぶち抜いて鎮座しており異彩を放ってました。昼食いすぎでお腹減ってませんでしたが、息子が晩飯必須と言うもんで、天王寺の横丁の「坂内」で喜多方ラーメン食べてから帰りました(ここ、結構おいしいです、お勧めは味噌味ネギチャーシュー!)。

 日曜はチャリトレ。若干のアップダウンありコースで55km走りました!!(でもむちゃ遅です)。 ちょっとずつですが、距離伸びてきました。午後は眠たかったんで念のため腰の養生と称して昼寝してましたが、もしかすると養生しなくてもいけたかもしれません。

 体調は少しずつではあるものの戻ってきてるかなぁ。飲茶後もラーメン後もトイレ行かなあかんかったり、チャリトレした日の夕方は腰痛脚痛でびっこ引いて歩いてたりってな感じではあるんですが、それでもやっぱりよくなってきてる気がします。ここでもうちょっと回復加速して、遅くとも春までには下痢も腰痛も治したい。気長にいかなあかんのは判ってるんですが、、、。


   2014年11月30日(日)Diary(日記)
    11月後半(16~30日)の成績。

・体重60.2kg
・ジム:ウォーキングマシン×1day(45min)
・自転車リハビリライド×100km
 (2日、45km、55km)
・ラン5km×0day(無理)
・ウォーキング5km×8days(まあまあよし)
・楽しい飲み会×1day(楽しくないのは含まない)

【チャリ週一縛り解除!。ジムは退会か。】アップダウン若干ありコースで55km乗れたのは進歩。ジムは行く時間ないんで、やっぱ退会かなあ(泣)。 ランも腰痛膝痛(毎年冬場は膝痛いが今年は酷い)で少なくとも春までは無理そう。がん発覚前からランニング後の腰痛膝痛確率むちゃ高なんで、妻はもうランニングはするなと言ってます(泣)。 その代り、チャリ週一縛りが明示的に解除されました(やったぁ)!!。


   2014年11月30日(日)Books(本)
    11月後半(16~30日)に読んだ本。

 あんまり読んでないような気もするが、、、。こんなもんかなぁ。

(1)牛を屠る/佐川光晴/双葉文庫
 北大法学部卒の著者が屠畜場で10年勤務した体験記。作業やその難しさ、働く人たちの様子も含めた屠畜場の紹介的内容が、比較的淡々と書いてある。肉屋やスーパーで目にする牛肉豚肉はこんなふうに屠殺されて市場に並ぶのかってことを、ほぼ初めて意識しました。

(2)結婚/橋本治/集英社
 28歳未婚女性の主人公に結婚観をだらだらと語らせた小説。著者の中高年男視線が隠しきれておらずかなり違和感がある。これが小説としてなりたつとは、、、。

(3)洗脳/Toshl/講談社
 カルト教団に洗脳されて10億円以上もだまし取られてしまった有名人の告白書。著作としての完成度は低いが告白としての真実はありそう。外から見ると明らかにおかしいのに何故洗脳されてしまうのか、という構造的なところはよく判らないが、現実に洗脳されてしまった人物が語る被害者側の実態はなかなかの迫力。下衆な興味本位で買った僕のような読者の期待を超えた一冊。

(4)女はいつからやさしくなくなったか/中野節子/平凡社新書
 面白いです。江戸初期~中期に女性の社会的あるべき姿がどのようなものとされ、どのように変遷してきたかの研究結果が述べられている。源氏物語、伊勢物語の時代には“仁”に反しない限り女性の性愛はむしろ良しとされており、その上に“艶(やさ)しさ”が形成されてきたようだ。江戸期になって儒教思想が入ってくると貞操観念が変化してくるが、なお従来の“仁”は残って、思想的なこじつけを経ながら現在の貞操観念に近いものが形成され、“優しさ”も変化してきたらしい。現代女性の行動と照らし合わせながら、女性のあるべき姿の矛盾を考察してみるのもまた面白そうである。
 源氏物語、伊勢物語も機会があったら読んでみたくなった。(もちろん、現代語訳で。)


   2014年12月7日(日)Diary(日記)
    忘年会以外は別になんもなかった土日。

 土曜日はやることないなぁ~、なにしよかなぁ~って木曜辺りには悩んでたんですが、妻が貝塚市の「そらカフェ」っちゅうとこに知らんうちに予約入れとったんで、土曜はそこでランチ。
 「そらカフェ」なかなかいいです。お値段手ごろで料理もどれもおいしい。正午時点で店にいた15、6人の客は僕以外全部女性で、リピーターとおぼしきこれらのこうるさそうな女性小集団がご機嫌よろしく主要部を占めていることも、なるほどうなずける感じです。外食に関し値段に釣り合うクォリティを厳しく要求する妻がまた行きたいと言うほどで、確かに結構いい店でした。ただ、古民家をリノベーションしたカフェとのことらしいんですが、外観はちょっとへんです。(アメブロにこの店の充実したブログがあります。)
 ランチのあとそのままジムに向かったんですが、途中でトイレ行きたくなって家に退却。一回帰るともうジムはいややなぁ~って感じになって、チャリトレに出かけましたところ、上り坂でフロント変速時にちょっとミスってチェーン噛んでディレイラー位置がくるってしまい、寒いから家帰って自分で直すのいややなぁ~って、コースをチャリ屋に変更してドックイン。ちょっと調整すればしまいかと思ってたんですが、フロントディレイラー結構ひん曲がってますよ、ってな状況で、修理してもらってる間、チャリ屋で暖をとってました。というわけで、チャリトレ行ったはずなのにチャリトレほぼしないままチャリ修理してもらって帰ってきました。ジムがチャリトレに、チャリトレがチャリ修理に、放射線後遺症の下痢と、ちょっと無理があるんで変速に気ぃ遣うチェーンリングに翻弄されてしまいました。
 帰ったら既に夕方でしたが、電子辞書を失くしたあほぽん娘の「イギリスにおったらこれがないと無理、至急買って送ってくれ」とのSOSに対応すべく電気屋へ。店員のおっちゃんとの値引き交渉を楽しみつつ購入したんですが、いくらまけてもらったのかよく判ってません。まぁ、ここら辺りでは値引きよりも値引き交渉自体に意義があるんで、これもやむを得ないです。電気屋から駐車場に出たら北風がむっちゃ寒かったんで、そのまま歩いて道路はさんだ向かいのレストラン街に入って鍋焼きうどん食べて帰りました。

 日曜はチャリ屋の朝トレに(一応)参加。みなさんと一緒の速度ではよう走らんので、すぐ追いつかれることを前提に、スタート前の皆さんがうだってる間に先に出発。今日はピストなんで自信ないから俺も先に出るわってなも一人と一緒に坂を上る。距離5kmちょいのややきついかなってな坂なんですが、脚全然回りません!!。でも、口はよう回ったんでピストの彼と話しながら登ってたところ、彼、僕が毎月腹に打っているゴナックスのメーカーに勤めてたらしいです。結構世間は狭い感じです。
 坂の上の休憩所で皆さんが追いつくのをしばし待ってたんですが、汗かいたんでえらく寒くて耐えられずにまた先発。(ピストの彼は汗かいてませんって感じでしたが。)その先でも何故か追いつかれることなかったんで、もしかすると次回は一緒に走ってもいけるかも?。
 晩は妻も一緒にチャリ屋の忘年会に参加。ゲームではボトルをゲット!。店長がこのブログを読んでくれていることも判明しました。ありがとうございます。終わって帰ったら久々の午前様となっておりました。

 忘年会以外は別になんもなかったけど、それなりに結構楽しい土日だったかも。


   2014年12月8日(月)Fight(闘病記)
    どうも寒い一日。

 昨日のチャリトレで体が冷えたからだろうか、それとも同じく昨日の午前様(飲んではいないですが)が祟ったのか、今日は一日中どうも寒い。やっと仕事(何も仕事はないのだが)終わって家帰ってこたつに入ったら、逆にすぐ暑くなりすぎてしまう。体温調節機能がうまく働いていない感じです。
 別に大したことないんで全然大丈夫なんですが、あとで忘れてしまわないように念のためここに上げておきます。


   2014年12月14日(日)Diary(日記)
    伊勢海老と鰻を食してきました。

 新聞見てると“伊勢海老”の旅広告が頻繁に目に入ります。というわけで、鳥羽に一泊して伊勢海老を食してまいりました。
 おぉっ、伊勢海老ってえらい高っいやんか。ふ~む、やっぱ旅館は無理やなってことで、料理が豪華な民宿を選択。(予約したのは1か月ほど前ですが。)刺身、マヨネーズ焼き、蒸焼きの伊勢海老3種と、ひらめと鯛と鮑の刺身船盛り、いかと甘海老の刺身、焼牡蠣、煮魚、豚肉と野菜の蒸焼き、茶碗蒸し、吸い物、うにごはん。突き出しとデザートも付いて、こりゃ、とても食い切れませんわ。海鮮好き、刺身好きには超うってつけな物量と鮮度!、、、なんですが、後半は多量の刺身がどれも同じ味に思えてくるし、3種ある伊勢海老も同様、って感じで、漬物や蒸し野菜がやけにおいしかったりしてました。そして、妻との共通の感想は「おいしい牛肉こんくらい食ってみたいなぁ。」
 時間戻って、昼間は行くとこないんで式年遷宮を終えたお伊勢さん参りしてました(5回目かな?)。 こんな時間つぶしお参りでご利益ちょっと期待したりしてます(そりゃ無理やろな)。 おはらい町の老舗の伊勢名物手こね寿司、まぐろかと思って食べててあとでガイドブック見たらかつおでした。まぐろとかつおの区別は難しいです(漬けになってたもんで、笑)。

 日曜は鳥羽相差(「おうさつ」って読むらしいです)の「石神さん」にお参り。海女さんからの信心厚い女神様とのことで、女性の願いを一つ必ずかなえてくれるらしい。ホルモン療法によりおばちゃん化している僕も、ちゃっかりお願いしておきました(妻の健康)。 妻は何をお願いしたのかな?。
 昼は桑名に回って「丑松」(うしまつ、国道258沿いの鰻屋さん)で鰻丼を食す。表面をちょっと固めに焼いてあって、サクッてな歯触りでとてもおいしいです。聞くと、元々鰻の卸をやっていて30年ほど前からいわゆる鰻屋も併設したとのこと。廉価でこの質の鰻を提供できるのは卸ならではでしょうか、肝吸いもちゃんと付いていて大推薦です。12時過ぎに行ったんですが、2時頃まで結構広い店内はずっとにぎわってました。(知人の店なんですが、上記感想はひいきなし。)
 食べ過ぎのため、夜は近所のケーキ屋でケーキを買ってそれを夕食に(カロリーは結構高そう)。

 お魚通になりそうな土日でした。


   2014年12月15日(月)Diary(日記)
    12月前半(1~15日)の成績。

・体重59.9kg
・ジム×0day(やっぱ退会かなぁ)
・自転車リハビリライド×70km(2日、各35km)
・ラン5km×0day(無理)
・ウォーキング5km×7days(まあよし)
・楽しい飲み会×1day(チャリ屋忘年会)

【まっいっか。】やっぱ、土日泊まりで出かけるとチャリは伸びないです。代わり(?)にチャリ屋の忘年会参加したし、まっいっか。


   2014年12月15日(月)Books(本)
    12月前半(1~15日)に読んだ本。

 もしかすると10月後半を下回り、今年最低の成績かも(泣)。

(1)浮浪児1945-/石井光太/新潮社
 戦後上野に集まっていた浮浪児たちを調査した報告。比較的私見が入っておらず、まぁ、結構面白い。戦後はほとんどの子供が浮浪児であったような錯覚を受けてしまい、そりゃちゃうやろって自分で笑ってしまいました。我々の父母の世代は戦争のため大変な思いをしてきたという一端がうかがえます。やはり戦争は絶対悪であり、許されません。

(2)祖父の流儀/鳥越俊太郎/徳間書店
 概ね表題から想像できる通りの内容。有名人ともなると、こういう本も出せるということですね。確かに冒頭に、依頼されたから書いた、ってな流儀に反する言い訳がありましたが。


   2014年12月16日(火)Fight(闘病記)
    PSA最低記録更新!!。(^o^)/

 11回目のゴナを打ち、泌尿器科と整形外科の診療を受けてきました。
 PSA最低値を更新!!。前回0.03で前々回と同じ値だったんで、もう下げ止まりかな~、今回は上がってるかもな~ってちょっと恐れてたんですが、結果はなんと
  “0.02!!”
よかったぁ~。値に一喜一憂してもしゃぁないのは判ってるんですが、やっぱ、ほっとします。白血球、赤血球、ヘマトクリットが「L」、BUNが「H」で、他は尿も含めて正常範囲内。LやHがあるものの、トータルでは許容範囲内で、治療成績たいへん良好との判断でした。個人的にはBUN(腎機能の指標らしい)が気になってますが、Hとは言え前回値より下がっておりこの先上昇を続ける感じでもないんで、大丈夫なんやろうと思ってます。下痢は治りませんが、まあ、付き合い方も概ね会得してきたので今回は無視。手足のむくみも微妙な程度なんで無視。白血球が少ないんで、冬場の風邪に注意せよって感じでしょうか。
 最近なんか体温調節がうまくいってない感じで時々悪寒みたいにやたら寒いことがあり、黒いあったか靴下いっぱい買ってもらってます。今日はいつもはいてるズボンが洗濯されててGパンしか残っておらず、ゴナ打つ時靴ぬぐしGパンに黒靴下はちょっとなぁ、、、って思って白の短いのんはいてったんですが、病院着いてからそれ発見した妻は、ぬっくくする方がよっぽど大事やろ、そんな微妙なかっこつけんと黒にしぃや、って怒ってました。今日ゴナ打ってくれた看護婦さん、ちょっと乗り悪かって、靴下も全然見てませんでした。まあ、ええです。
 腰痛も異常に遅い速度ではあるもののじわじわとは回復しつつあり、整形ではこのまま今の薬を継続してもらうことに。PSAも下がっており全体としてハッピーな結果だったんで、そのあと機嫌よくお昼食べたり買いもんしたりして夕方に家帰りました。
 ところが、かばん開けたら処方箋が出てきて、薬取りに行くの忘れとったことが判明。閉店時刻が迫っており急いで一人で再度家を出て寒空の下薬局へ。相当な物量の薬物受領ののち会計のとき、T-ポイントカードを妻から借りてくるの忘れたのに気付きました。はぁ、大枚1万3千なんぼも払うのにT-ポイント付けられへんかったんで、なんか損した気分でした。残念。


   2014年12月21日(日)Diary(日記)
    土曜は講演会、日曜は忘れ物。

 土曜はまたしても講演会に行く。がん公開市民講座、内容は乳がんと前立腺がんの最新治療について。前立腺がんについての講演内容は全部知っていることばかりでしたが、乳がんについては勉強になりました。途中、「何言うとるか聞こえへん!」って講師に文句言うたり、「おしゃべりすな、うるさい!」ってでかい声で周囲に怒っているじいさんがいてましたが、怒っているばあさんはいてませんでした。街中では年配の男のマナーの悪さが目立つように思っていましたが、こんなところにも困ったじいさんが出現しておるとは、今の世の中、じいさんは暮らしにくいんでしょうか?。僕、寒くなって体のあちこちが痛くてなんだかここ2か月くらいで急に年とってじいさん化してる気がしてしゃぁないんですが、そんなに暮らしにくいとは思えへんけどなぁ、、、。じいさんたち、しょうもないことで怒らんでもええのにね。
 そのあと、患者会の忘年会。大学病院の先生、看護学校の先生、製薬会社、かつら屋、歌手、TV番組制作会社など、よく判らない素性の人々も交じっておって、なんやらおもしろかったです。更にそのあと、まぁ、例によって患者会のおばちゃんたちとお茶。行った茶店のカプチーノアート、どんなして作るのか、自分で注文して妻と一緒にカウンターから乗り出してみてたんですが、カップの上にテンプレート載せてココアの粉振りかけてました。なるほど、誰にでもできそうです。作ってるお兄ちゃん(たぶんバイト)が、へへっ、て恥ずかしげにこっち見て笑ってたのがよかったです。

 日曜は不調のプリンタを買い替えに電気屋へ。この近辺の習慣に従った真摯な値段交渉ののちやっぱり値引き額不明のまま購入し、電気屋の長期保証書やら会員証やらレシートやらおまけの景品やらメーカーキャッシュバック申請書やらをエコバッグに放り込み、二人の忘年会と称してしゃぶしゃぶ屋で妻とお昼食べて退却。
 帰って寛ぎかけたところ中身まるごとエコバッグがないやんか!。探し回っても発見できず、電気屋の忘れ物も問い合わせたけど結局なし。大変めんどうではありましたが、キャッシュバック¥3000と長期保証を取り戻すべく、再び電気屋まで出向いて頭下げてこれらを再発行してもらい、もう一度おまけの景品ちゃっかりもらってきました。おまけくれたおねえさん、失くしたのが出てきたらおまけまるもうけやね、って言うてました。年末だからか電気屋やたら混んでたんで、2時間近くロスしてもうたんですが、まぁ、しゃあないですね。最近物忘れ酷いんで、気い付けななぁ。


   2014年12月31日(水)Diary(日記)
    12月後半(16~31日)の成績。

・体重60.2kg(体型はともかく体重はほぼ安定状態)
・ジム×0day(1月末で退会します、泣)
・自転車リハビリライド×30km(外も成績も寒いです、泣)
・ラン5km×0day(無理)
・ウォーキング5km×6days(1回は3kmですが、、、)
・楽しい飲み会×2days

【怒涛の一年が終了】1月にがん宣告を受け、怒涛の1年が終了。たぶん平均より短いだろう余命の1年を消費したわけだが、たぶん平均より充実した1年であったと思う。無事(と言っていいかどうかは意見が分かれるかもしれないが、僕の気持ちは偽りなく無事!)に新年を迎えられることが嬉しいです。僕の周囲のみなさんに感謝、妻に、そして息子と娘に感謝。

  ではみなさん、よいお年を!。


   2014年12月31日(水)Books(本)
    12月後半(16~31日)に読んだ本。

 未読書既になく、また、普通なら常時5~15冊程度ある要購入本リストもほぼ空白。何故か読みたい本もなく、息子が高校時代に読んで置いていった、村上春樹、伊坂幸太郎、石田衣良など、自分では買えへんよなぁってな作家の本を多量に読むことになるのか?。知的好奇心が知らぬ間に失われているようで自分自身に不安かも。青空は源氏に着手したが、さて、読み切るのにどれほどの期間を必要とするでしょうか、請うご期待。(実は青空は、レ・ミゼラブルが道半ばで挫折中なんですが、これは置いといて源氏にチェンジ。)

(1)未闘病記/笙野頼子/講談社
 芥川賞作家による膠原病の闘病記的な随筆。表現は難解だが、病を畏れ、また、茶化して遊ぶ著者のぶれがよく著されていると思う。が、闘病記としてはたぶん失格で、純随筆として読んだ方がより著者の意図に適うか。

(2)三国志/吉川英治/青空文庫
 合間を見つけて電子書籍で読んでました。いろんな種類の人物が登場して戦国物語が織られており、なかなか面白い。何の裁きもなく直ぐに部下の首を刎ねる大将、土着の感覚が薄い民百姓、舌先三寸で重用される論客、権謀術数あたりまえで寝返りは日常茶飯事。昔に演戯訳本を読んだのは中国経験前で今一つピンとこなかったが、中国在住経験後の今読むと、なるほど、理解不能な巨大人治国家たる現代中国に通じる部分が多々あるようだ。やたら長いんで(異様に分厚い文庫本3冊分)途中で面倒くさくなってしまう時もあったが、さほど頭を働かせる必要もないんで楽しんで読み切りました。でも、演戯訳本の方がたぶん面白いです。

(3)昆虫はすごい/丸山宗利/光文社新書
 ヒトが高度な知的行為として行っているほとんどのことは、既に自然界の昆虫は昔から普通に行っている。知的行為とは言っても大抵は高が知れているようで、驕ってはいけませんね。

(4)あなたは生まれたときから完璧な存在なのです。
   /鈴木秀子/文春新書
 昔の僕ならば、絶対に読まない類の表題。要購入本リストに書き込んだ時に躊躇した記憶もあり。今の僕には必要ないかなって感じです。でも、世の中にはこの類の本を必要としている人がいるのだろうと思う。




     2015年




   2015年1月5日(月)Diary(日記)
    あけましておめでとうございます。

 2015年になりました。あけましておめでとうございます。

 9日間も休みがあったんですが、全く有効に使用されることもなく過ぎ去っていきました。そのうち7日間は息子が帰省してくれており気ぃ使ってかほぼ親と行動を共にしてくれてたんで、まぁそれはよしとしても、ほぼ家でうだうだしており初詣も例年通り行かずってなぐうたらぶり。
 2日だけ出かけてたんですが、そのうちの1日、12月28日は、観光兼息子回収のため京都へ。到着後息子を呼び出して有名なうどん屋で昼食をとり、今までにも散々歩いたことのある哲学の道をまたしても散策、その後雨も降ってきて歩くのも面倒になり今出川通りの「Second House」っちゅう茶店へしけこみ、妻と息子と3人でおばちゃんトーク(真のおばちゃんは1名だけですが)3時間。息子が立派におばちゃんトークに食い込んできて、成長の跡を目の当たりにしました。この茶店、なんかゆる~い感じがとても居心地よかったです。すっかり暗くなってから、息子と相合傘(妻は一人傘)でこちらも今出川通り沿いの「ますたに」っちゅうラーメン屋に移動して晩ご飯。ここのラーメン、かなりうっまいです。というわけで、息子の回収無事完了。
 出かけてたもう1日、1月3日の朝、わが息子は京都に帰る準備で、お年始で親戚から回収したお菓子類を持ち帰るべく意地汚くデイパックに押し込んでいたんですが、元からあった亀裂が一気に拡大、、、。さっすが、アフリカで買った超チープなNIKE、やっぱりばったもんだったようです。というわけで妻も一緒に車で3人大阪市内に出て息子にこじゃれたデイパックを新しく買い与えました。その後昼ご飯食べたんですが、正月の街の人出は半端でなく、昼食難民として結構な時間彷徨ったのち、やっと食べ終わったらなんと3時半近くとなってました。そのあと、大阪城公園に移動して3Dマッピングイルミネーションショーとやらを見ました。これは結構凄かったです。息子は自らが出資することなくデイパックが新品に替り、容量ちょい足らずゆえお菓子を車中に捨て置くこととなったものの、結構喜んで帰って行きました。
 一方、娘はイギリス起点にドイツその他を旅行していたらしく、相変わらず留学生活を楽しんでいるようです。

 こんな感じでだらだらと僕たちの2015年が始まりました。もうすぐがん宣告1周年です。本年もよろしくお願いいたします。


   2015年1月11日(日)Diary(日記)
    宴会ジャック。

 ちょっと東京に行く用事ができたんで、判明してる高校同窓生メアドに“1月10日(土)に会いたい”コールしたら、そのうちの一人から別の新年会に出るが知ってるやつもいるからそこに参加したら? ってな人の迷惑顧みない勝手なオファーあり。ほぼ並行してわっと集まってきた僕らの仲間が大挙してそこに押しかけて、オリジナルの新年会はすっかり僕らの同窓会になってました。コールからここまでたったの4日間。すごっ!!。というわけで、オリジナル新年会の幹事さんありがとうございます。(別に堅苦しい間柄ではないんで実際は全然いいんですが。)
 こうして昨年6月に引続き懐かしい顔9人と再開したんですが、そのうち4人とはほんま下手したら卒業以来ってな感じで、国際貢献謳ってJICAたぶらかして金引き出すため明日からまたしても旧ソ連圏に長期出張に出るブローカー(僕の税金はこんなところに役立ってる)、ご丁寧に自分のプレスリリース記事を持ってきてくれる行動基準が下半身な偉いさん研究員(相変わらずこんな行為が全然嫌味なくかえって笑えて体型がも一度笑える)、中国の現場で果敢に活躍する私生活武勇伝豊富な情熱の医師(懐かしの写真持ってきてくれたりして優しい)、今でも10時間のオペこなす体力勝負口勝負の外科医(老眼で縫合に苦労してるらしい)。 トータルでは、先生(3種)7人、ブローカー1人、偉いさん研究員1名+僕。前回も思ったんですが高校の同窓生みんなすごいです。もっと活動せなあかんっちゅう意識にさせられます、、、なんですが、実際の話題はほぼ低俗なんで割愛。そんなこんなで妻の待つ都内のホテルに戻ったらやっぱり0時回る近辺でした。最高でした。

 時間戻って東京へ向かう新幹線内で食べたお弁当「焼肉弁当じゅうじゅう亭」、妻が褒めてました。残念ながら僕は別の弁当を食べました。そのあとお上りさん丸出しでガイドブック片手に行った表参道の有名パンケーキ屋は、待ち行列えらく長かったのに残念ながら全然で、パンケーキもコーヒーも、妻も僕も半分くらい残してしまいました。写真はともかく、見かけはおいしそうなんやけどなぁ~。妻と別れて新年会のあと、深夜にホテルに帰り着いた僕に自称グルメの妻曰く、今日はじゅうじゅう亭と晩のセブンイレブンおでんが絶品であったと。はいはい、残念ながら、どちらも僕は食べてません。
 翌11日(日)は、浅草寺にお参りして老舗の天ぷら屋で天丼を食す。残念ながら10軒程隣にあったワンコイン天丼屋の方がよかったかもしれません。
 午後は本来の用事を行ってたんですが、ちょっと不本意な部分もあって、明日12日に補足メール入れますってな感じですみません状態でした。前日の寝不足がなあ、、、??。
 最後に帰りの新幹線で食べたお弁当、妻も僕も選択権の行使において重大な錯誤があり、その効果によって極めて残念な結果が誘発されることとなりました。(単に二人とも不味いお弁当選んでもうただけ。)
 、、、これで週末残念グルメレポートを終わります。

【Memo】11日、新大阪から家に向かう電車、座れたんでよかったんですが腰と脚が痛くってもぅ、難儀でした。ほんま、無理きかないっす。


   2015年1月15日(木)Diary(日記)
    1月前半(1~15日)の成績。

・体重59.5kg(体、締りないなぁ)
・ジム:ウォーキング30分×1day(退会手続しました)
・自転車リハビリライド×0km(極寒な成績!)
・ラン5km×0day(無理)
・ウォーキング5km×7days(、、、?)
・楽しい飲み会×1day

【年初からとほほな成績】体力が大事っちゅう認識がとっても甘いです。


   2015年1月15日(木)Books(本)
    1月前半(1~15日)に読んだ本。

 2015年は息子が高校時代に読んで置いていった村上春樹からスタート。っていうか、村上春樹だけでスタート(泣?)。

(1)ねじまき鳥クロニクル・泥棒かささぎ編/村上春樹
   /新潮文庫
(2)ねじまき鳥クロニクル・予言する鳥編/村上春樹/新潮文庫
(3)ねじまき鳥クロニクル・鳥刺し男編/村上春樹/新潮文庫
(4)風の歌を聴け/村上春樹/講談社文庫

 村上春樹に係る僕の3つのびっくり。「ノルウェイの森」下巻の3/4くらいまで読み進んだところで、これ、前に読んでましたって気づいた。「1Q84」これってファンタジーやんか。「ねじまき鳥クロニクル」この頃(平成7年初版)の昔から既にファンタジー作家やったんね。
 構成も文体も、読者を引き込み訴えかけるに余りある才能の持ち主なのに、僕の感性には引っかかりません。(僕の感性が鈍いだけなんでしょうが。) なんでやろなぁ、著者はどこか本来の勝負の場から一歩引いているような気がして、、、。カフカ、阿部公房なんかは同じ主題で屈折しつつも真っ向勝負してるよなぁ。文庫本買う時並んでて背表紙そっくりなんで間違えてまう村上龍だって一歩も引いてないよなぁ。村上春樹はきれいすぎる、と言うか、都合よすぎるような、、、と言いながらもなんやかんやで結構読んでます。今以上にもっと活躍してほしい作家です(既に世界的に高い評価を受けてるんですが、、、)。


   2015年1月20日(火)Fight(闘病記)
    がん宣告1周年記念!。
    PSAは前回同値で低位安定!。!(^o^)!

 今日はがん宣告からちょうど1年です。12回目のゴナを打ち、いつもの通り泌尿器科と整形外科の診療を受けてきました。
 PSA=0.02。前回と同じですが、主治医によると治療成績極めて良好とのこと。僕としてはも一つ下がって欲しかったような気もしますが、まぁ贅沢言わんとこんなもんやろ、ってPSAの推移グラフを描いてみました。4桁も変わってるんでLogです!!、、、Logって何??、ほとんど忘れとるぅぅぅって感じではありますが、グラフは結構きれいに下がってます!。
 気になる点として、①下痢:徐々にましになりつつあるがまだ2~3日のうち1日は下痢。②腰痛脚痛:相変わらずでここ1か月は症状変わらない感じ。③腹痛:骨盤内部の臓器が腰とか動かしたとき鈍痛、消化器系不調の痛みではなく物理的痛みの感覚。④排尿障害?:おしっこ出にくい感じあり。⑤頻尿?:夜1回おしっこに起きる、昼は問題なし。って主治医のせんせに訴えときました。①②は従来通り辛抱強く我慢しながら自然治癒を待つとして、③は放射線かなぁって言ってみたんですがスルーされて、お腹触診ののち、大丈夫だからこのまま様子見ましょって放置。④⑤は前からなんでそのまま様子見ましょって今まで通り。結局どれも気にしないでいいよっちゅうことのようです。
 更に、5~6年前からの症状なんでがんの治療とはたぶん関係ないと思いつつ、差込み(時代劇でしか聞いたことないです)みたいな感じで超腹痛超下痢で冷や汗出たりするけど20分くらいで治まる、ってなことが年1回くらいあるけどどうなんでしょ?って聞いてみましたところ、下痢起因で交感神経が刺激されて過剰反応してるんであろう、頻度少ないし大丈夫、ってことでした。血液はやはり白血球、赤血球、ヘマトクリットが“L”、BUNが“H”で、今回は更にヘモグロビン、TP(総蛋白)が“L”でした。貧血気味ではあるがどれも問題ないレベルなんで気にしないように。尿も問題ないしねってなお達しでした。
 一応重病なんで諸般の体調やら検査値やらがこんなふうにこまごまと気になったりするんですが、結論は、注意しつつつも気にすんなってなことみたいです。先生、下痢系が引っかかったのか、気休めですがって断りつつ胃薬(タケプロン、ジェネリックに変更してランソプラゾール15mg)を追加で処方してくれて、その他の薬は変更なし、っちゅうわけで相変わらず薬漬け。そして、やっぱ1か月毎くらいでは診て欲しいんで、毎回恒例の、(リュープリンに変更して)3か月に1回にしてもええよん、いやいやゴナのまま月1回でよろしく、ってなやり取りを経由して泌尿器科の診療を終了。
 整形は、腰痛が上記②の状態なんですが、このまま様子見ましょって相成って、今月の診療は終了。

 変り映えしない内容ではありますが、がんはおとなしくしているようで、一周年記念診察結果は“まぁ概ねよし”でした。今日はちゃんと忘れずに薬局に寄り、大枚はたいて大量の薬回収し少量のTポイントゲットして帰ってきました。

 そして午後は仕事なんにも無いけど出社(泣)。 今年はイギリスやら猪苗代やらしまなみやらで有休使用予定詰まってるんで、こうして半日ずつ有休節約してます。晩ご飯は1周年記念でカレーライス。だから何??。あ~ぁ、お腹痛っ(ゴナ注射跡)。


   2015年1月25日(日)Diary(日記)
    コンタクトレンズ、お百度、眠ったままの自転車。

 眼鏡かけてない方が若く見えるって妻が言うもんで、コンタクトレンズ作ってみました。っていうか、近視が進行してきて今の眼鏡では車の運転危うい状態になってきて、眼鏡作り直さなあかんのんでついでにコンタクトも、、、って感じ。(ついでの割にはお値段高いですが。)というわけで、今後暫くはコンタクト+老眼鏡で生活することとなりました。老眼鏡ってのが悲しいですが、近くは見えませんのでしゃぁないです。コンタクト不調時に使う近視用メガネのレンズ強いのんに替えて、数年前のコンタクト時代に使ってた老眼鏡復活です。ほんまに若く見えるのかどうか判りませんが、その外見改善効果には密かに期待したいです(笑)。
 さて、ここには敢えて上げてなかったんですが、がん宣告直後の去年1月26日に石切さん(東大阪市の石切劔箭神社)でがんが転移してないことを祈願してお百度を踏んできてます。残念ながら結局転移はあったものの1年経って今のところ治療成績良好なんで、まぁ、効果あったと見ております。そこでお礼も込めてもう一度お百度踏んでみようかということで、買ったばっかのコンタクトレンズ装着して土曜日は妻と石切さんに行ってきました。因みにお百度に老眼鏡は要りません。
 ちょうどお昼過ぎころに着いたんで先ずは昼ごはん、っちゅうことでイタ飯屋「レガーロ」へ。お客さんいっぱいで予約もたくさん入ってて空きはなかったみたいなんですが、うまいこと予約が一件キャンセルされたらしく少し待ちで入れてもらえました。お値段もまぁ手ごろだし、眺めがいいし(大阪平野が見渡せちゃいます!)、料理もゆっくり目のいい速度でサーブされてきておいしかったです(パスタだけ何故かいまいちでしたが)。 デザートもグッドで、気づいたら結構長時間くつろいでしまってました。で、帰りがけにお礼のお百度。何しに行っとんねん!ってな気もしますが、今回もお百度の効果を期待したいです。
 イタ飯屋でくつろいでたんで帰りが夕方になってしまい、自称グルメの妻の推薦で晩ごはんはセブンイレブンのおでんに挑戦。東京でおいしかったらしいんで「全品1個ずつちょうだい」って大人買いしたんですが、結果は首をひねらざるを得ない状況で残念。あとで調べてみたら、関東と関西ではやっぱり出汁が違うようで(全国7地域でそれぞれ変えてるらしい)、どうも西成生まれの妻の口には関東出汁の方が合うようです。更に店によって回転率が違うんで煮込み具合も結構バラバラな感じで、今回買った店は回転率かなり悪いのかくたくたに煮込みすぎ。妻はえらくがっかりしてましたが、まぁ、こんなもんじゃないでしょうか?。

 お百度踏んだからもういいやって、日曜チャリトレします宣言して土曜日のウォーキングをパス。日曜は朝寝してブランチ(おうちでですよ)したらもうお昼ってなわけで、チャリは寒いしウエア着替えなあかんし空気入れなあかんしなんで結局取りやめにして、退会間近のジムに予定変更。たったの40分だけ重めのリカベントバイク(またがらないで普通に座るんで前立腺には悪くないはず)漕いで汗かいてきました。今年はチャリまだ乗ってません。来週も別予定があって乗らないんで、1月は0km確定です(泣)。 猪苗代湖一周、淡一、しまなみ海道に、限りなく赤に近い黄信号が灯ってます。温ぅなったらチャリちゃんと乗りますょ。寒ぅても乗れや!、ってな声が聞こえてきそうですが、、、早よ温ぅなぁれ!っと。


   2015年1月31日(土)Diary(日記)
    1月後半(16~31日)の成績。

・体重60.9kg(弛みを増しつつ若干の増加傾向)
・ジム:リカベント40分×6days(退会直前の駈込み!?)
・自転車リハビリライド×0km(温ぅになってからかなぁ)
・ラン5km×0day(無理)
・ウォーキング5km×4days
・楽しい飲み会×1day

【ジム駈込み需要】1月末で退会。退会直前なんでジム6日も行ってしまいました。しかし、元は取れない(あたりまえ、泣)。
【春の予感?】今週は酷い下痢の日はありませんでした!。腰痛も、会社でやることもなく座っている分にはあまり気にならなくなってきました。(寒いとやっぱり痛いですが。)12月~1月にかけては全然よくなってないなぁって停滞感満載でしたが、がん宣告1周年を越えて快方へと再び歩み始めた感じです。ちょっと早めの春の予感かも?。


   2015年1月31日(土)Books(本)
    1月後半(16~31日)に読んだ本。

 引続き村上春樹、、、。で、嫌になって2冊目から別のんにしました。

(1)1973年のピンボール/村上春樹/講談社文庫
 初期の小説。まだ春樹ワールドが未完成な感じです。この頃の方が好きです。

(2)美しい日本語/中村明/青土社
 どっかの首相の中身不明なスローガンと間違えてしまいそうな題名ですが、ほんまに美しい日本語がてんこ盛りで、改めて日本人でよかったなんて思ってしまいました。様々な歌人、詩人、作家の様々な表現が引用されており、その解説も的を射てるんで素直に読めて違和感なしです。もう少し国語を勉強してもいいかなって思わせる書。難点は、なんぼ美しいっちゅうてもてんこ盛りすぎて飽きてしまう点ですかね。でもこれ、息子と娘に読ませてみたいなぁ。育った環境が僕らと全く違う彼らはきっと日本語に対する感性も違うだろう。彼らはどんな感想を持つのでしょうか?。

(3)いい覚悟で生きる/樋野興夫/小学館
 去年、著者の先生が主宰するがん哲学外来っちゅう講演を聴きに行きました。緩い雰囲気のいい感じの先生で、講演内容も心に残るもの(特に妻の)だったので、著書を読んでみたわけです。妻の付箋が文字の上にいっぱい貼ってあっていちいち剥がさな読まれへん、なんちゅうめんどくっさいやんか!。って、まぁそれは置いといて、内容はとってもいいです。『人の致死率100%。人は人生に期待して生きるのではなく、人生から期待されて生きるんです。そして最後に死という仕事をする』んですね。

(4)どろにやいと/戌井昭人/講談社
 怪しげなお灸の行商人が怪しげな村で体験する怪しげな出来事を描いた小説。ほにゃって感じで読めちゃいます。砂の女(阿部公房)のねじ緩めまくった展開ですが、読後感は吉田戦車氏かなぁ。


   2015年2月1日(日)Diary(日記)
    またしても京都。

 ちょっとどっか出かけなテンション上がらんよなぁ、娘のアパートに風通しに行かなあかんよなぁ、というわけで、またしてもほぼ気まぐれの思いつきで京都。京都第二タワーホテルに妻と大人泊まり(?)してきました。京都タワー展望台割引、同大浴場割引っちゅう京都人なら絶対喜ばない特典に、QUOカード¥300のおまけまで付いて、京都駅密接の京阪グループシティホテルツインが土曜素泊まり一泊2名で税込¥11,000。人気ランキング世界一観光都市ど真ん中の割には結構お得感あります。
 土曜日、まず梅田(大阪)でのステーキランチでスタートしてテンション上げるはずだったんですが、コスパ不良で助走からこけた感じでちょっとがっかり。まあしゃあないって京都に回って娘のアパートの通気を無難にこなしJR京都駅前へ。京都人があほにする京都タワーとその地下の大浴場に京都人連れてったろっちゅうわけで、京都在住もうすぐ3年の息子を呼び出して安上がりな晩ごはん(ラーメン)食べてタワーへGo!。2台のエレベーターを乗り継いで上がるんですが、1台目の乗り場が不気味に閑散としててびっくり。でも展望台には結構人がいたんで何故かほっとしました。大浴場はというと、何に使うのか判然としないいかにも前時代的な待合室(?)みたいのがすぐ横にあってこれまた超閑散としてるんで、も一つびっくり。でも大浴場は結構混んでたんでやっぱり何故かほっとしました。こうして京都人があほにする京都名所2か所を満喫し、京都人の息子は満足してました。因みに、京都人は代々100年くらいは京都に住んでないと真の京都人とは認めないらしいです。
 日曜は朝から雪。食べに出るのがめんどくさいんで、ホテルの朝食どんなかなってチェックすると、第二タワーホテルは割引極小だがタワーホテル本館は割引率が高い。というわけで、絶対額は高いものの本館のレストランでちょっとリッチに朝食ビュッフェ。雪やから今日はどうするかなぁ~って思案しながら8時~10時まで超満腹となるまで間断なく卑しく食べ続け、朝食としては異例の長時間にわたり居座りつつうだうだ。部屋に戻ってさらにもう少しうだうだ。チェックアウト限界時刻11時のちょっと前にうまい具合に雪止んだんで、清水門前~高台寺~八坂神社辺りを散策し、三寧坂の「京都カランコロン」っちゅう店で、コンタクトレンズ異常時緊急避難用コンパクトミラー京都バージョンを妻からプレゼントとして買ってもらいました。ありがとう、嬉しいです。高台寺は要所要所にボランティアと思しきガイドさんが居て解説してくれるんで、聴いてる間は寒行みたいでつらかったんですが、いろいろといい勉強になりました。そこそこ歩いて疲れたんで、最後に5人くらいが座れるカウンターひとつしかない「東山茶房」っちゅう茶店に寄って、休みがてら抹茶ロールケーキセット食べてから帰りました。うちと同じ電動ミルでコーヒー豆挽いてました。こんなちっちゃな茶店もいいですね。
 結構楽しかったです。帰って食べたお茶漬けが何故だかえらくおいしかったんが妙に印象的でした。毎週お出かけしてこのペースでお金使ってたらちょっとやばいです。2月は節約かなぁ~。


   2015年2月8日(日)Books(本)
    2月前半の本。(番外編)

1.番外編です。まれにこんなことが起こります。

(1)「謎」の進学校麻布の教え/神田憲行/集英社新書
 途中で読むのやめました。読み始めた本を途中でやめることなんてほとんどないんですが、、、。麻布、確かにすごい人がたくさん輩出していてすごい学校ではありますが、エリート素質のある子うまいこと集めて自由に育ててますわ、って言われてもねぇ~。
 途中で読むのやめることはまずないですが、途中で挫折することなら結構ありますよ。「ツァラトゥストラかく語りき」「失われた時を求めて」「レ・ミゼラブル」など。でも、挫折するのと途中で読むのやめるのとはその質が全然違います。蛇足ですが、この章のバックグラウンドとなっている年季が入ったツァラトゥストラは、挫折回数の半分回は完読しました。

2.これも番外編です。ネットでこんな本買ってしまいました。
 今週末はちょっとだけチャリトレしてから日用品買いに出ただけで、うろちょろせずに節約したはずだったのに、結局すんごい出費!(泣)。

(1)Chemistry3/Burrows他/Oxford Univ. Pr
 洋書っす。高いっす。読むとは思われへんような気がするような、、、。

(2,3)アトキンス物理化学[上・下]/アトキンス他
     /東京化学同人
 和書っす。洋書買う元気ないっす。高いっす。有効な投資になるとは思われへんような気がするような、、、。

(4~9)収容所群島[1~6]/ソルジェニーツィン
     (訳:木村浩)/新潮社
 中古っす。絶版で新刊手に入らないっす。中古のくせに高いっす。読むの気合い要りそうっす。途中で挫折の歴史に新たな1ページが付け加わらないように、、、。

(10)ソニッケアーダイアモンドクリーン/-/フィリップス
 ???。高いっす。でもこれ、本とちゃうでなぁ(電動歯ブラシです、笑)。 大量に飲んでる薬のどれかに、口腔ケアをしっかりせよってな注意書きがあったし、、、。

 (1)~(3)は教科書なんで、途中で挫折してもその歴史に新たなページは付け加わりません!(笑)。 (10)は鼻っから全然関係なしですね。


   2015年2月15日(日)Diary(日記)
    講演会、新年会、牡蠣、牡蠣。

 土曜は講演会に行って、新年会(ちょっと遅い?)に出て、息子をピックアップして家帰って、日曜は牡蠣食べに行ってきました。
 講演会は患者会主催で場所は天王寺。在宅でのがん治療について。妻と一緒に行ってきました。訪問医的な家庭医の状況が判り、半分眠りながらも勉強になりました。確かに自立生活活動困難だからと言って延々入院できるわけではなく、早めに在宅治療も考えておく必要がある。がん相談支援センターがこんな場面で機能するようです。すごい先生方もパネリストとして来てくれてたりしてたんですが、あまりお固くなく素人の患者会の手作り感があっていい講演会でした。

 では、恒例の食レポに移ります。土曜、前から目を付けていた焼肉定食屋で昼食とすべく11時半前に天王寺に到着。11時半開店のはずなのに、その日は何故かたまたま12時から。というわけで、付近でちょっと時間つぶしてから12時1分に戻ってきて店の扉開けたんですが、くすんだ暗色の服着た労務者風のおじさんたちで既に1席も余さず完全に満席!!。おばちゃんは0人。しかたなく徒歩10秒くらいのこじゃれたお店に移動してランチとしました。まぁここも悪くないんですが、狙い外さず焼肉定食食ぅたろっちゅう次の強固な目標ができました。
 講演会ののち、寿司屋のチェーン店で患者会の新年会。料理一人2200円だったんで全然期待してなかったんですが、刺身、料理盛り合わせ、豚鍋、天ぷら、蒸寿司他、結構豪華で得した感じでした。がん患者が多いんであまり食べられない方もいてて、比較的若くて(患者会の中では確かに若い!)元気そうな僕とこに回してくれたりするんで、十分な満腹感も得られました。最近は下痢もほぼ治まって、外でもたくさん食べられるので嬉しいです。妻もちゃっかり天ぷら2人前食べてました。そのあと、天王寺に呼び出しておいた息子をピックアップして帰宅。
 日曜は岡山県日生(ひなせ)に。早めに着いたんで五味の市っちゅう魚市場みたいなんに行ってみたんですが、人いっぱいでびっくり!。みなさん、結構遠方から車で来てるみたいです。駐車場(って言うか単なる漁港の空き地)に係員が3~4人いてるんですが、客の車を誘導するわけでもなく、駐車場の空きを指示するわけでもなく、ちょろちょろする歩行客の安全を守るわけでもなく、単に止まらずに前に進めって赤い棒ぐるぐる回してるだけなんで、大混雑する駐車場付近は客の車が右往左往して大混乱になってました。3分も歩けば誰もいない閑散とした漁師町なのに、、、不思議な空間です。重病の親に呼び出された場合に備えて(?)土日入らない安バイトする息子は、バイト募集の貼紙見て「800円?、時給高っ」って驚いてました。
 五味の市見学を終え、予約していた料理屋「はましん」へ。妻と息子と3人で焼牡蠣16個、牡蠣竜田揚げ7個、牡蠣フライ7個。それぞれあなごひつまぶしも食べて満腹。今年の牡蠣はちょっと小ぶりらしいんですが、ほんまおいしいです。大阪市内のオイスターバーで食べても全然おいしくないのに、五味の市で当日朝に水揚げしたのを買って帰ってもそれほどおいしくないのに、ここで食べるととてもおいしい、不思議。でもなんぼ小ぶりやっちゅうても街で売ってるのより大概でかいんで、ひつまぶしに加えて1人10個は食いすぎやでなぁ。来年もまた行きたいお店です。妻曰く「来年は牡蠣づくしでよろしく」と。
 昼食べ過ぎのため、夜は家で軽くお茶漬け。こんなんもまたおいしいんよねっ、幸せ。で、近時になく体重重めの月末定期更新を迎えることと相成りました。


   2015年2月15日(日)Diary(日記)
    2月前半(1~15日)の成績。

・体重61.2kg
 (61オーバー、泣。痩せ衰えるよりましか。)
・自転車リハビリライド×45km
・ラン5km×0day(無理)
・ウォーキング5km×6days
・楽しい飲み会×2days

【春!】つくしんぼが顔出しました、梅が咲きだしました、って関西圏ニュースで言ってました。日の出も早くなってきました。いよいよ春!、でしょうか。チャリ朝トレも来月くらいから再開したいなぁ。ほんなら先ず土日に乗れゃ!。というわけで、チャリ全然伸びず(泣)。 運動足りてません。


   2015年2月15日(日)Books(本)
    2月前半(1~15日)に読んだ本。

 読みたい本リストが既に2か月近くの間空白。で、2月8日の番外編みたいなことが起こるんです。で、今回の成績は非常に悪いわけです?。でも、あおぞらの源氏は思いのほか着々と、少しずつではあるが進行中です。

(1)日本人の身体/安田登/ちくま新書
 能楽師が日本人の身体感について述べた書。事実なのか伝聞なのか自分の意見なのか裏取ったのかスルーなのかよく判らないので、豆知識の出展としては不向きです。著者は能楽師なんで普通なら能楽に関しての記述は信用してもよさそうなもんですが、バックグラウンド的にそれに絡む諸般の記述が上記のとおりで境界が曖昧なんで、専門部分に関しても豆知識の出展としてはやっぱり不向きです。“境界が曖昧”ってな表現が頻出するんですが、これを著者の意図と解すと、留保付きで読んでおこうか、っていう読者としての僕の姿勢は正しい。留保付きで読む限り中身は面白いです。

(2)絶望名人カフカの人生論/フランツ・カフカ
   (訳:頭木弘樹)/新潮文庫
 カフカの文章の断片を集めたもの。これはこれでいいんでしょうが、やっぱり(断片でなく)本編を読まないとだめって感じです。カフカと言えばやっぱ「変身」を思い出しました。何回か読んでるけどもう一回読んでみるかなぁ。ある朝身に覚えのない変身により巨大な毒虫になって以来、ほぼ社会からネグレクトされ続ける、、、ふ~む、思うに追い出し部屋の僕みたいやんか、、、(変身はしてへんけど)。


   2015年2月22日(日)Diary(日記)
    「焼肉じゅうじゅう亭」vs「牛めし華やか御膳」。
    そして焼肉定食屋に雪辱。
    ん?、焼肉ばっかやな、、、

 「焼肉じゅうじゅう亭」(1月11日Diary参照、新大阪→東京)を一人で試しました。おいしいですが、絶品とは言い難いよなぁ。帰りに食べた「牛めし華やか御膳」(東京→新大阪)の方がおいしいです。こっちの方がだいぶん絶品に近いです。値段が倍なので当たり前と言えば当たり前ですが、、、。
 つまり土曜、東京で大学時代の友人達と会ってきました。僕がまだ十分健康(?)なんで、みなさんちょっと呆れ気味?。いいことです。春節+東京マラソンでホテル全然空いてへん!っちゅうわけで、夜はカプセルホテル。この歳でカプセルは辛いです(泣)。 おかげで(?)日曜は風邪気味。あさってゴナ打たなあかんのに、、、。
 なお、妻は一人天王寺の焼肉定食屋に挑み、我々夫婦の雪辱を果たしてきたそうです(2月15日Diary参照)。 今度は二人で行きましょう。


   2015年2月24日(火)Fight(闘病記)
    PSAはまたしても前回同値で低位安定!。

 ゴナ打って血採って診察。PSA=0.02で前回、前々回と同値。先生曰く「ここで底かな。最初226.5だったことを考えると極めて上出来。」ヘモグロビン、赤血球、ヘマトクリットが“L”だが、まあこんなもんらしい。前回から処方してもらった胃薬(ランソプラゾール)より、その前自分でキャベジン飲んでた時の方が調子いいって言ってみたんですが、実は他の薬物による消化器系2次的障害防止のためランソプラゾールは飲んだ方がいいらしく、結局泌尿器科処方の薬は変更なしでした。さすがに諦めたのか今回はせんせの方から月一で見させてもらいますってなことで、恒例のやりとりなく次月を予約して泌尿器科は終了。
 整形は腰痛脚痛この2か月ほぼ改善なしってなことで、ほな、リリカ増やしましょってなりました。ロキソニンの助けを借りつつも日常生活に問題はなく運動もそれなりにはできるので、もう諦めて付き合っていくしかないかと思ったりもしますが、陰ではリリカ増量効果を期待したいです。
 というわけで、今回もまたなんら変り映えしないくそつまらん診療報告ができてとても嬉しいです。


   2015年2月26日(木)Fight(闘病記)
    発熱。

 土曜日のカプセル(2月22日Diary参照)辺りからどうも不調で、花粉症やろかって思いながら3日ほど過ごしてたんですが、ゴナ打った火曜の夜に38℃の発熱、昨日水曜は終日爆睡で、夜に予定されていた楽しい飲み会もやむを得ずキャンセル(泣)。 ほんま、無理きかん体になってます。
 でも、ありがたいことに、今朝は復活できました。爆睡効果ですね!。
 がん宣告されてから体調不良で会社休んだのはたぶん初めて。検査や遊興ではかなり休みましたが(笑)。 今後はあまり疲れがたまらないように気を付けて、有休大事に使います。


   2015年2月28日(土)Diary(日記)
    2月後半(16~28日)の成績。

・体重61.2kg
・自転車リハビリライド×0km
・ラン5km×0day
・ウォーキング5km×3days
・楽しい飲み会×2days

【ひぇ~!】ほぼ励起されることなく重病入院患者さん並の基底状態のまま2週間を過ごす。以前と変わらない表見摂取熱量の割に質量増加が微量にとどまっていることは、果たしていい傾向なのか悪い傾向なのか?。


   2015年2月28日(土)Books(本)
    2月後半(16~28日)に読んだ本。

 何年か前からの懸案である「収容所群島」に着手。これは疲れそう。

(1)ゴールドラッシュ/柳美里/新潮文庫
 息子が買ったのかなぁ?、家にあった本。芥川賞作家の手による金持ちの不良息子の物語です。読む本なかったんで読んでみたんですが、エディションさほど古くない文庫本なのにえらく文字が詰まっており、厚さの割に思ったより分量多くて時間かかってしまいました。挑戦的に書かれてるんですが、感性はやっぱ女性ってな気がします。そんなにとんがらずに、自分の感性を大事にすればいいように思うんですが、、、描写ももう少し削ぎ込んだほうがいいんでは?。怒られそっ。

(2)収容所群島1/ソルジェニーツィン(訳:木村浩)
   /新潮文庫
 全6冊の1、重いです。ロシア~東欧の近代史を勉強しながら読めば、各所にちりばめられた著者の皮肉やユーモアがもっと理解できて楽しそうなんですが、やっぱり1冊で既に疲れました。権力の闇は深いです。権力のあるところ闇ありで、小さな権力でもきっと鼻くそ程度のつまらん闇をたいそうに抱えているのでしょう。嫌ですね。


   2015年3月1日(日)Diary(日記)
    セミナー、飲み会、確定申告。

 土曜、不調をおして前立腺がんの公開市民セミナーに行ってみました。僕の放射線治療で照射設計をしてくれた先生が講演者の一人だったので、ちょっと興味がわき中之島まで足を伸ばしてみた次第です。「最新の前立腺がん治療」と銘打ったセミナーだったのですが、N1(リンパ節転移あり)の場合は放射線適用外って言ってました。公開されている最新のNCCNガイドライン(v2.2014)では、第一推奨に並んで放射線外照射の併用も選択肢のオプションに入っているんで、僕の例も含めて最近はN1でも外照射する方向なのかと思ってたんですが、まだそうでもないのかなぁ。ホルモン療法の講演では、列挙されていた代表的副作用全部に僕の症状が当てはまっており改めてびっくり。よっしゃ、こんだけ当たるんなら宝くじでも買ぅたろかい!って思ってしまいました。
 帰り道、肥後橋付近の裏道を歩いていると、コーヒーのむっちゃええ香りがしてきて、そのまま釣られて喫茶店「カレン」に。昭和感たっぷりの狭い店内で、マスターのおっちゃんが豆色を見たり試飲したりして焙煎具合を確認している姿がかっこよかったです。“今週の推薦”と銘打ったコーヒー(¥360)を飲んだんですが、とても美味しかったです。僕が淹れるより美味しいコーヒーを出す店にはほとんどめぐり会いませんが、ここはカウントしてもいいです。個人的にはもう少しだけ濃い方が好みですが。ケーキセット(¥600)食べてた妻とも意見は一致しました。加えて言えば、客のおっちゃんが食べていたシーフードカレーがこれまたむっちゃええ香りでした。そして、普通盛りなのにやけに大盛りっぽかったのもええ感じでした。
 そのあと妻と別れて梅田で大学の在近畿同窓生と4人で飲み会。神戸から豊田に転勤するやつの送別会。今でも在近畿少ないのに、梅田に集まれる仲間が更に一人減ります。僕が「会社で干されて暇やから勉強したろ思ってアトキンス(大学の物理化学の教科書)買ぅたった」ってとこから、大学のせんせの同窓生が「あれ、結構中身間違ってるで」って引継いで、新聞社の同窓生が「そうそう」って相槌。ん?、おっかしいな、せんせはよしとしてぶんやは全然アカデミックでなかったはずなのに、、、って思ったら、大学の教科書は中身難しすぎて誰も分からんので校正は誤字脱字のみっちゅう、出版業界人ならではの内部事情からの相槌らしい。なるほど、それなら納得です。転勤するやつは全然アカデミックでないので「俺も上司とけんかして会社で干されて暇やった」って反応してました。僕と同じようなことしてるやつがいるようです(笑、でも転勤後はちゃんとしたポジションとのこと、よかった)。 友達と会うのは楽しいですね。帰ったら夜11時過ぎでした。

 日曜は全身倦怠感でうだうだとしながらe-Taxで確定申告。ったく、去年も思ったがなんっちゅう分っかりにくい仕組みやねん!。約半日格闘して何とか終了し、医療費控除による所得税還付を受けられることとなりました。途中、あんまりにもわけわからんのでパソコン叩き壊したろかい!って感じで怒りながらやってたんですが、還付金額を所要申請時間で割ったら結構時給がいいことが分かり、終わったあとはすっきり晴れ晴れ気分でした。修行が足りてないようです。
 ついでに昨年収支を大雑把に計算してみたところ、△2百万?!!。所得税還付なんぞ焼石に水一滴程度やんか!。息子は京都で一人暮らし、娘はアパート保留したまま英国1年留学で共に仕送り頼りだし、妻と僕は毎週末お出かけで散財。まぁええわ、子供らが大学生の間はしゃあないやろ。とは言え、赤字額は思ってたより大きかったです、ショック(赤字を垂れ流す“ざる”夫婦、泣)。 これで収入無くなったらさすがにやばい。会社クビにならんよう気ぃ付けななぁ、、、。

 (カウンターはやっと4000に到達。読者少ないっす。)


   2015年3月2日(月)Fight(闘病記)
    かなり不調な一週間を振り返って。

 2月22日(土)のカプセルからずっと不調。鼻水、くしゃみ、頭痛、喉痛に始まり、火曜の定期診療までは何とか持ったものの、その夜から翌水曜は発熱、木曜は一応復活したが、金曜から日曜までは各部関節痛と全身倦怠感。今日月曜はあったまきたんで、ロキソニン飲むのやめたりました(なんで??)。 というわけで、今日は一日中腰脚その他関節かなり痛かったです(泣)。


   2015年3月8日(日)Diary(日記)
    映画見てお誕生日会でHappy、
    久々のチャリで落ち込み激烈でUnhappy。

 土曜、「さいはてにて」っちゅう喫茶店の映画、妻と観てきました。僕の住んでる田舎の方ではやってなかったんで、難波までお上りさんしてきました。永作さんが香坂(みゆき)さんに似ていると思いました。さほどいいという感じの映画でもなかったんですが、歳いってくるとなんやかんやで結構泣いちゃいます。
 その後は、都会に用事なかったんでそのまま帰路につきチャリ屋に。最近運動神経鈍いんでチャリ保険入っとこって思って寄ったんですが、「チームジャージ作んねんけど、どうよ?」ってなことで、下手したら全然着ぃへんかもしれんな~との思いが頭の隅をよぎりつつも、その話結局乗ることとしました。なんか、飛んで火に入って散財です。まあええわ、温ぅなってきたしいっぱいチャリ乗りゃええわけやん。
 更に少し時間つぶしたあと、妻が予約してくれた「そらカフェ」でのディナーに向かう。月曜が僕の誕生日(52歳!)なんで、2日早いけど二人でちっちゃなパーティー。完全予約制っちゅうこともありその日はたまたま最初の1時間は客僕らだけで、二人だけのテーブルに丁寧に作ってる感じのおいしい料理がゆっくりサーブされてくる、貸切気分ですんごくよかったです。嬉しかったです、ありがとう。

 日曜はちょっと朝寝してからリハビリチャリトレに出て、帰りにチャリ屋に寄る。ニューモデルの試乗会ってのをやってたんで、ちょっと乗せてもらいました。スペシャのターマックS-Worksローバルフルカーボン40mmハイトホイールのデュラ仕様。おぉぉ!、踏み出し軽いし高速巡航むっちゃ楽!!、スピード乗ったら簡単には落ちない!、エアロホイールの効果が大きいのかなぁ、僕の超貧脚でも30km/hオーバーで単独巡航できちゃいそうです(無理かも)。 シフトフィールも超グッド!。僕のチャリもそれなりにいい部品で組んであるのに結構違う感じでちょっとショック、、、。あとで聞いたらなんと税別希望小売価格91万円!、なんっちゅうたっかいねん!!。こんだけの価格差(3倍近い)ならまぁしゃぁないか、いゃ~~お値段だけのことはありますなぁ、ってとこでしょか。スペシャのメカニックスタッフのおっちゃん、フレームやらホイールやらいろんな能書き説明してくれてたんですが、途中で僕のふわふわサドルに気づいてちょっと不思議そうな顔で尋ねてきたんで、へへっ、ちょっと事情があってね、って答えたら、その時点でサドルの能書きは停止してました(笑)。
 さて、超高級チャリは置いといて、僕の貧脚なんとかせな、猪苗代湖一周さえも難しそう(超泣)。 平地たった45km乗っただけなのに、最後の跨線橋一瞬登り50mごときでインナーに落としちゃいました。帰宅後、こたつでうとうとしながら情けなくてほんま泣きそうやったんですが、そんなこと言ぅとってもしゃぁないんで、体力増強プログラム組み直さなあかんなぁって、51歳最後の1日を暗~く終えました。

 明日からは52歳、明るくいきまっしょ!。猪苗代湖一周は、できれば4月に行きたいなぁ。

 P.S.なんかちょっと胸が出てきたような、、、。新境地開拓できそう??。


   2015年3月15日(日)Fight(闘病記)
    3月前半(1~15日)の体調。

 3月2日からロキソニン内服中止に挑戦し、成績概ね良好。平日会社行って座ってるだけなら鎮痛剤なしでも我慢できるようになりました!。遊び回ってる休日は朝1錠、今日みたいに朝から晩まで出ずっぱりで動き回ってる場合は2錠。ロキソニンテープは毎日使用中(泣)。

症状:
  下痢:2月前半に概ね快癒!。
  腰痛&脚痛:眠ってる時以外は結構痛い。
        中位安定(半分あきらめの笑)?。
  排尿障害:1月より出にくい状態継続。
       前立腺肥大の典型的症状!。
       肥大ではなくがんですが。
  体温調節:最近ホットフラッシュが発現。
       逆ホットフラッシュ(寒い!)は
       去年12月から継続。
  全身関節痛:たぶん単なる老化ではない。
        去年11月より起床時ジャイアントロボ状態
        継続。
  むくみ:去年9月より手足末端の微弱なむくみ継続。
  性機能障害:勃起力低下継続。不能まではいかない。
        浮気は無理(笑)。
薬:[注射]
  ゴナックス
薬:[内服]
  ビカルタミド(カソデックス)
  フリバス、ベタニス
  アレンドロン酸(ボナロン)、デノタスチュアブル配合錠
  リリカ、リマプロストアルファデクス(オパルモン)、
  牛車腎気丸
  ランソプラゾール(タケプロン)
鎮痛剤:
  ロキソニン[内服]、ロキソニンテープ[経皮]


   2015年3月15日(日)Diary(日記)
    2週連続で映画を見る。
    そして、パラレルワールドでウォーキング。

 土曜、人生初、2週連続で映画観ました。夫婦50割引っちゅうやつ、結構使えます。「風に立つライオン」、隣の席で妻はほぼ全編にわたり涙していたようですが、涙ポイントが違うのか涙腺緩いおっさんの僕はあんまり泣きませんでした。そのあとシネマでお得なお寿司ランチ行ってなお妻の目が赤く腫れており、危機的中高年男女の別れの食事風景が周囲に提供されていたかもしれません。

 日曜は急遽予定が変更となり、1人東京に日帰りで行ってきました。首都圏にある僕の出身高校(東京都ではないです)のすぐそばにある同窓生の実家に用があり訪問したんですが、ちょっと時間が早かったんで34年ぶりに登校って感じで懐かしの通学路を歩いてみたところ、路に迷ってゆかりなき小学校に到着しました。軌道修正後何とか母校にたどり着いて、校門付近でぶらぶらしていた部活休憩中と思しき在校生と簡単に言葉を交わしたのち同窓生の実家に向かったんですが、更に散々路に迷って犬散歩させてた同一のご老人と場所を少しずつ変えながら3回遭遇しました。
 おっかしいです。僕は高校時代無欠席(7限目に登校したって出席は出席、年間遅刻60回だって無欠席は無欠席)っちゅうことは、700回くらい(ちゃんと3年で卒業してます、当時は土曜も授業あったんですよね)は同じ路を往復してるはずやのに、34年経ってるとは言え、なんで迷うねん?。入り浸っていた同窓生の実家だって絶対50回以上(自称)は行ってるはずやでなぁ、なんで更に散々迷うねん?。
 午後は東京で今年3回目となる別の会合があり、前回、前々回とも全く迷うことなくストレートにたどり着いたと同一の会場に向かったんですが、なんか景色が違うよなぁ、コンビニの場所も、目印の学校の校舎も、大通りとの位置関係も、道の角度も微妙に違うんです。午前中に引続きやっぱり思いっきり路に迷ってました。道行く地元のおねーさんに道聞いたのに分からんかって、も一人のおねーさんも分からんかって、念のためママチャリのおっさんにも聞いてみたけど結果は同じやって、どうも大通りのランドマーク180°間違えて、違うコンビニとこれまた目印とは違う学校の付近をうろうろしていたようです。結局、会合には20分も遅刻して皆さんに平謝りでした。
 今日はご丁寧に1日で3回もパラレルワールドに迷い込んでしまいました。


 では、食レポ。東京大丸B1の西洋銀座ステーキ丼税込¥1026。

 ふ~む、地図読むことには絶対の自信を持ってたんですが、不覚にもパラレルワールドとは気づかず予定よりたくさんウォーキングしちゃいました。異次元対応グーグルマップ、あってよかったです(最初っから使えや、って感じですが、、、でもグーグルマップ見せながらおねーさんに道聞いたんですよ、、、)。 なお、妻の説によると、僕が道に迷ったのはホルモン治療による女性化が原因だとのこと。太古の昔より、男は狩りに出るので地形を読める必要があるが、女は狩りをする男を操っていればよいので地図読めなくてもいいらしい、、、?。
 おしまい。


   2015年3月15日(日)Diary(日記)
    3月前半(1~15日)の成績。

・体重60.6kg
・自転車リハビリライド×65km
・ラン5km×0day
・ウォーキング5km×7days
・楽しい飲み会×0days

【まぁ、悪くない】温くなってきたし、朝も6時ならもう明るい。チャリ朝トレそろそろ開始しようかな~ってちょっと思ってますが、、、。


   2015年3月15日(日)Books(本)
    3月前半(1~15日)に読んだ本。

 収容所群島、6冊一気に読むのはしんどいんで、ガリレオで休憩入れてます。収容所群島は半月に1冊が限度。しばらくは群島1冊+ガリレオ1冊で、計2冊の定期更新が続きそう。

(1)ガリレオの苦悩/東野圭吾/文春文庫
 短編推理小説集。TVドラマで見たんでしょうか、2つは内容知ってました。結構うまいこと書いてあるでなぁ、映画もTVもうまいことイメージ創ってあるでなぁって、福山雅治氏の白衣姿を想像しながら読んでました。

(2)収容所群島2/ソルジェニーツィン(訳:木村浩)
   /新潮文庫
 全6冊の2。やっぱり疲れます。権力による極めて理不尽な弾圧、本当に嫌になりますが、人は生き残って記録を残すんですね。


   2015年3月22日(日)Diary(日記)
    久しぶりに何もない週末。

 この週末は久しぶりに何も予定がありませんでした。
 というわけで土曜はチャリ朝トレ。ちょい山沿いでたったの40km走ったんですがもうぼろぼろで、ぼろぼろになりながらもなおちんたら走るってとこにかっこ悪いかっこよさを見出そうとする境地です(泣)。 そのあと妻に連れられて植木屋で電燈を買い、玄関に装着しました。妻はご機嫌です。
 日曜は朝トレ予定転じて朝寝(なんかしんどかったんで、、、泣)。 そういえば車の定期点検予定入れてたの忘れてましたってなわけで、久しぶりに車がきれいになってます。自分で洗車してない記録はあいかわらず更新中です(先代の車と併せて足かけ10年、先代のんも今のんも新車で買いました!)。

 さて、関西の桜開花宣言はもうすぐのはずです。つくしんぼも出てますし、ウォーキングしてると菜の花の香りがそこここでします。春本番間近ですね。

 腰痛脚痛状況ですが、休日はまだロキソニン飲まないときついです。でも、平日は会社行って座ってるだけなんでなんとか飲まないでやってるし、昨年10月から4か月程は毎日2回飲んでたことを考えると、ロキソニンテープは大体毎日貼ってるとは言え、じわじわとはましになっているようです。こちらの春はまだもう少し先でしょうか。


   2015年3月29日(日)Diary(日記)
    友、遠方より来たる。息子、遠方より帰り来たる。

 木曜、鹿児島、東京より高校同窓生の医者がそろって家に来てくれました。鹿児島医者はたぶん20年以上ぶりでしょうか、懐かしいとともに、あいかわらず口は超滑らかで、人間の本質容易に変わらずを実感。東京医者には、発病以来いろいろ助けてもらっており感謝。しかし、医者の不養生とはよく言ったもので、高校時代のスリム体型を保っているのは僕だけ。へへっ、勝ったかも??。というわけで、医者二人の減量バトルが始まるらしいです。果たして続くのでしょうか?。
 金曜は、タイ~ラオスチャリ旅行から無事帰国した息子がお土産もって帰省。僕のスマホを許可したからか息子もガラケーからスマホへの変更が所望とやらで、土曜は息子と携帯屋に行ったりして過ごす。ついでに親払いから独立させ、本人払いに変更。よし、節約計画一歩前進、と思ったら妻は息子への仕送り増額を行うらしい、、、ので、むしろ出費増(泣)。 まぁ、今時ガラケー使ぅとる大学生もおらんやろから、しゃあないか。日曜は、4月からのキャンパス変更に備えて移動した息子の新居を表敬訪問。ついでに京都で昼食。

 ということで食レポ。嵐山の松尾大社そばのグランプリエ。ランチにA~Dの4種があって、
    A:パスタorピッツァ+ドリンク、
    B:パスタorピッツァ+デザート+ドリンク、
    C:前菜+パスタorピッツァor肉料理
      +デザート+ドリンク、
    D:前菜+パスタorピッツァ+肉料理
      +デザート+ドリンク。
BC間の値段差がちょっとだったんで、肉料理ついてこの値段差ならえらいお買い得やと思ってほぼ迷わずCとしたんですが、パスタのあとにデザートが来て「肉は?」って聞いたら「ない」と。Cの肉料理はorだが、Dの肉料理はandだったわけで、BC間の値段差と同時にCD間の値段差にも注意を払っておくべきでした。妻も息子も3人そろってand肉料理と思い込んでた粗忽もんです(笑)。 というわけで、肉料理は食べそこないましたが、前菜、パスタ、デザートどれもかなりおいしかったです。妻はインテリア含めてお気に入りと言っていました。次はCでorの肉料理かな。

 話変わって大阪はもう春なんですが4月前半に車で行く福島はちょっとまだ寒いかも。折悪しくバッテリー比重が鈍い数値を示しており、福島でエンジン掛からなくなったら嫌やなと思って迷いながらも結局交換。最近の車載バッテリー、大容量だからかやたらたっかいです。なんでこんなにお金が出ていくのんやろか。今週も散財でした(泣)。


   2015年3月31日(日)Fight(闘病記)
    PSA更に下がる!!。

 PSA=0.01!!。主治医も驚く好成績!?、のようです。素直に嬉しいです、、、が、ゴナ痛っ!。

症状:
 3月15日からほぼ変わらず。

薬の変更:[内服]
 フリバス→ユリーフ(尿の出がいまいちなんで、、、。)


   2015年3月31日(火)Diary(日記)
    3月後半(16~31日)の成績。

・体重60.8kg
・自転車リハビリライド×65km
・ウォーキング5km×4days
・楽しい飲み会×3days

【成績悪し】チャリ朝トレ2回だけしました。ランは再開見込みなしなんで、定期報告欄から消しました(泣)。


   2015年3月31日(火)Books(本)
    3月後半(16~31日)に読んだ本。

 んっ?、おかしい、予告と違ってたったの1冊(泣)。 群島3は2/3くらい進みましたが、、、。あおぞら源氏は停滞中。

(1)プラチナデータ/東野圭吾/幻冬舎文庫
 ガリレオ作者の推理小説。これはちょっと無理があった感じです。推理小説には疎いしあんまり読まないんですが、実は好きです。


   2015年4月5日(日)Diary(日記)
    お出かけ2mでお花見。

 金曜の風雨で桜はかなり散ってしまったんですが、土曜はお弁当を作って妻とお花見に2mほどお出かけ。我が家のベランダにガラステーブルを出して、前の敷地に咲く人様の桜数本を借景に、降りそそぐ春の陽をオーニングで優雅に遮りながらのんびり昼食としゃれ込みました。住み慣れた我が家もなんだか新鮮な感じがして、調子こいておにぎり食べ過ぎてしまいました。
 というわけで晩ごはん、おなかいっぱいでもうええわって、妻はチューハイとおつまみ、飲めない僕は野菜ジュースとおつまみ、ってなことになり、またしてもベランダに2mほどお出かけして、今度はカウンターテーブルで黄昏の稜線とそこだけほんのりピンクにあかるい夜桜に乾杯。部屋で少しボリュームを上げてかけてあるジャズがバックに流れ、すぐ横でカウンターチェアーに腰かける妻が美人に見えます(笑)。

 来週は猪苗代湖一周に出かけるんで昼間はチャリ整備してたんですが、ボトムブラケットの防塵シールがはずれてぶらぶらしていることを発見。クランク外さな直されへんので仕方なくチャリ屋に行き修理してもらいました。市民は皆お花見に行っているのかチャリ屋に客はおらず、どうせ暇やろっちゅうてシフトの再調整やらグリスアップやらもついでにいろいろやってもらいました。ただで修理整備してもらうのも悪いかなって思って(嘘)、ちょっとおしゃれなボトル型ツールケースを買いました。今持ってるほんまの能無しボトル型は使い勝手えらく悪くて、こんな唐竹割型のやつ探してたんで、ちょうどよかったです。予備チューブ&空気入れ携行用に猪苗代湖ですぐ活躍しそうです。ただしその後すぐ長期休眠しそうですが。
 それとは別にそのうち11速にしたいなぁって密かに思って12~19,21,24,28っちゅうギヤ探してみたんですが、ないですね。僕の貧脚の場合、フロント48ならリアは15~19全段欲しいし28もヒルクライム用に欲しいんですが、、、。まっ、当面19なしで今の10速に乗っとけっちゅうことのようです。ほな、軽さなら10速の勝ちやろって量ってもらったところ、ちっちゃいチェーンリングと細いクランク軸の効果により思ったより軽くて、ペダル込み8.29kgだったんで気をよくして暫くはこのまま10速でいくことにしました。しかし、練習ほぼゼロで臨む猪苗代湖一周、たったの60kmとは言え、旅先っちゅうこともあり今の体力状態ではちょっと危険かもなぁ。まぁ、しゃあないか、何とかなるやろ。

 日曜は体調悪く、テンション上げるべく晩にまたしても2mほどお出かけして、カウンターテーブルで散りゆく桜を惜しみつつお花見すき焼きとしました。左手には大阪平野を包む山系の稜線が望めます。黄昏が闇に変わり稜線が漆黒の空に滲んで溶けていくなかで、本日もまた、調子こいて食べ過ぎてしまいました。
 おしまい。


   2015年4月15日(水)Fight(闘病記)
    4月前半(1~15日)の体調。

 そういえば、3月最後の辺りからロキソニンテープもほぼ使用していないです。平日は鎮痛剤なしで我慢できるようになりました。今は一週間の旅行中ですが、この場合はロキソニン1~2錠/日+時々ロキソニンテープ。まぁ、ロキソニンが効くんで助かります。

症状:
 変化なし。ですが、上記はもしかするとリリカがじわじわ効いているのかも。

薬:[内服]
 リリカ、旅行中は車運転するんで朝の服用は中止して晩のみに。


   2015年4月15日(水)Diary(日記)
    4月前半(1~15日)の成績。

・体重60.2kg
・自転車リハビリライド×60km(猪苗代湖一周!)
・ウォーキング5km×4days
・楽しい飲み会×0day

【今回は已む無しなんですが、、、】猪苗代湖一周しました。他は全然だめでした。鏡の前に立つと腰上の脂肪が目立ちまくりです。今までもそこに脂肪が付いたことはいくらでもありますが、こんなに醜い付き方は初めてです。チャリ距離伸ばしてリハビリライドから脱却することが急務になってきました。


   2015年4月15日(水)Books(本)
    4月前半(1~15日)に読んだ本。

 群島4進捗悪し(泣)。

(1)収容所群島3/ソルジェニーツィン(訳:木村浩)
   /新潮文庫
 よくもまあ、収容所の話だけでこんなに大量の文字が必要だとは。まだ全6冊の半分!、絶句。

(2)秘密/東野圭吾/文春文庫
 妻も息子も東野作品の中で唯一途中で読むのをやめた本らしい。言わば体入れ替わり系の娯楽小説。僕は全部読んでやりましたが、妻は若干批判的でした。別にええと思うねんけど、、、「謎」の進学校麻布のなんとかとかいうのんより大分ましです。


   2015年4月17日(金)Diary(日記)
    ヒュウヒュウおじさん応援猪苗代湖一周、
    ついでに旅行一週間!。

 小諸(長野)~郡山(福島)~成田(千葉)~箱根(神奈川)って、一週間かけて回ってきました。車に自転車積んで行くんですが、先ずは11日、小諸近くの菱野温泉っちゅうとこで一泊して猪苗代湖への英気を養う。「菱野温泉薬師館」、土曜なのに1泊2食で税込一人一万円。一日10組限定ってなことらしいんですが、部屋も食事も温泉も結構充実していてマルです。おふろは3分程歩いて姉妹館に行き、専用のミニケーブルカーに乗って発車ボタンを押すと山上の専用露天風呂に到達する仕組みで、やけに細いケーブルに不安感をあおられつつもなかなか面白かったです。で、のんびりくつろぎ過ぎて英気は呑気へと変貌を遂げていきました。食堂では、愉快なウエイトレスさんが「旦那さん、にこにこ楽しそうでいいですね。年下ですか?」って間抜けな問いかけをしてくれて、妻のご機嫌がとっても悪ぅ~くなるっちゅう事件も。若作りは妻より僕の方が上手ってなことのようです??。
 12日は懐古園(小諸城址)、マンズワイナリーなど観光しつつ郡山に移動。
 13日は朝からヒュウヒュウおじさん応援猪苗代湖一周!(チャリです)。 去年時点では一緒に走りましょうって言ってたんですが、彼のがんの勢い衰えず今回はちょっと無理で、残念ながらソロ。幸運にも午前中だけ雨が降らず、磐梯山もきれいに見えて爽快。雪やら工事やらでルート変更を余儀なくされながらも無事一周を遂げ、チャリを撤収したとたんに雨が降ってきてすぐ本降りに。いや~、走行中雨全然降らずでラッキーでした。練習ゼロの上、英気が呑気に変わっていてちょっと不安もあったんですが、何とか一周できてよかったです。午後はヒュウヒュウおじさんを応援お見舞い。2人分一周しました(気持ちだけ2人分、実際は1周です)って言ったら、とても喜んでくれてました。がんに体力を奪われてかなり大変そうだったんですが、次は一緒に走りたいとの気持ちで、Fight38組って握手して退去。お会いできてほんとよかったです。
 14日は天候不順に備えた猪苗代湖一周予備日で暇に任せて郡山付近を観光。三春町の「三春滝桜」っちゅう、樹齢1000年を超えているらしい見事な枝垂桜を8分咲きで鑑賞。悠久の大木を前に、人の命の短さを感じます。
 15日は僕の故郷の千葉県に移動。両親も実家も既になく、故郷近くのホテルがとれなかったんで成田のホテルに泊まったんですが、なかなか経営がしんどそうで生き残りのためか顧客照準が中国人に合わされており、久しぶりに昔駐在していた懐かしい中国の雰囲気を日本で存分に味わうことができました。
 16日朝、成田山にお参りしたんですが、ここも外国(主に中国)になってました。その後、箱根に移動して『4+1クラシックホテル(注)制覇』の第2歩めとなる富士屋ホテルに行く。レイトチェックインっちゅう安いプランなんで、時間つぶしに箱根登山鉄道に乗ったりしてました。スイッチバック初体験です。富士屋ホテルに戻ってまだまだ時間ありだったんで、ティーラウンジ「オーキッド」に入り、『ジョン&ヨーコの3番テーブル(注)』でジョンお気に入りのアップルパイを食す。その後チェックインして1906年竣工の西洋館の部屋で優雅な一泊を満喫しました。第1歩の奈良ホテル(2013年7月)もそうでしたが、クラシックホテルって、天井が高くゆったりとした部屋と独特な安心できる雰囲気が最高です。贅沢ですね。まっ、たまにはええかって言いながら、散財止まりません(泣)。
 長旅でちょっと疲れましたが、今年の目標の一『ヒュウヒュウおじさん応援猪苗代湖一周』、無期限目標『4+1クラシックホテル制覇』の第2歩めを完遂し、僕も妻も大満足です。

 注)4+1クラシックホテル:日光金谷ホテル、箱根富士屋ホテル、軽井沢万平ホテル、奈良ホテル+東京ステーションホテル。明治時代に創業した4ホテルに、今年創業100年(休業期間含めて)を迎える東京ステーションを加えてます。どこもたっかいんよねぇ。

 注)ジョン&ヨーコの3番テーブル:ジョン・レノン&ヨーコ・オノが富士屋ホテルに滞在していた時、好んで座ってアップルパイでアフタヌーン・ティーしていたテーブル。まっ、単なる普通のテーブルですが。


   2015年4月19日(日)Diary(日記)
    旅帰り即懇親会で外食ばっかし。

 昨日土曜は患者会総会の後、谷口真由美先生のおばちゃん講演会とおしゃべり会、更に先生交えた患者会の懇親会に参加。
 谷口せんせの話、おもしろかったです。大体の講演会は途中で興味ない部分があってそこで集中力切れたりするんですが、今回は切れ目なく楽しかったです。おばちゃん党創っておばちゃんの底上げしておっさん社会をおちょくったろかいって感じなんですが、Books2014年11月15日で僕が上げた「やっぱり九条が戦争を止めていた」をおばちゃんに読んでほしい、ってな気持ちに通じるものがあって共感大。講演後、「ホルモン治療でおばちゃん化してるんですが、僕もおばちゃん党に入れますか?」って聞いたら、「おばちゃん化しててもおばちゃんじゃないからだめ」って言われました。残念。更に雑談で、谷口せんせと大学一緒ですねって話してたんですが、患者会ゲストで来てくれていた大阪成人病センターのトップの先生がそれを聞いて僕に、谷口せんせの後輩ですか、って発言をしてびっくり!。谷口せんせは僕より10歳以上年下ですよ!。結局、そのトップの先生も同大学で、後輩発言を聞いてか聞かずか、谷口せんせも交えてしばし3人で談笑。僕の若作りも板についてきたようです。それはいいとして、成人病センターのトップの先生、“患者のための”医師育成を進めていらっしゃって、全然偉いさん雰囲気がなく親しみやすく、くそ忙しいはずなのに毎回患者会関係の講演会に来てくれており、ほんと、すごいです。こういう先生ががん医療のトップに立ってくれていることは、患者としてありがたいです。でも、人の見かけ年齢に関しては感覚変です(笑)。
 で、懇親会でまた元気ながん患者のおばちゃんたちと散々おしゃべりして退却しました。

 今日日曜は、さすがに疲れてしまって朝寝。チャリ整備してそのあと買物に出たんですが、疲れ取れてないよなぁって、晩ごはんはとんかつ屋となる。うぅ~む、今週は外食ばっかしとなってしまいました。


   2015年4月19日(日)Diary(日記)
    あります、食レポ。

 時系列順に読んでいただいた方、今回は食レポないやん?って思ったでしょうか。いえいえ、あります、食レポ。

 11日昼、恵那峡SAで天そば。SAのフードコートと侮ることなかれ、これ、いけます。夜、菱野温泉薬師館レストラン「UJo」のイタリアンコース、いけます、特にパスタ!。地トマトの酸味がパスタと絶妙にマッチしてました。焼き立てパンもおいしいです。
 12日朝もプチコース風でマル。郡山への移動途中、横川SA「おぎのや」の一個¥1000の釜めしを買う。郡山のホテルに持ち込んで晩ごはんとして食べたんですが、これもいけます。たっぷりの具にしっかり味が付いて、その旨味がご飯に沁み込んでいます。駅弁派生だけあって冷めててもおいしくて量も満足。
 13日晩は、猪苗代湖一周達成記念で「ステーキの宮」っちゅうレストランでステーキ。一人¥1500程度だったんですが、肉が柔らかくボリューム感たっぷりでソースもマルです。肉食った~!っちゅう満足感いっぱいになりました。
 14日、野菜不足やな~っちゅうわけで、晩は「もつ源」でもつ鍋。サラダを付けて一人¥1600程度で野菜もタンパク質もとれて、もつの出汁で作る締めの雑炊がこれまた旨いんですわ。量も味も満足。しかし、客は僕たちだけだったような、、、この店大丈夫か?。
 15、16両日は食い物関係はちょっと冴えがなく報告省略。
 2日空いて17日、富士屋ホテルの朝食ビュッフェ、さすが、とてもいいっす。レイトチェックアウトだったこともあり、2月の京都タワーホテルに引続き朝っぱらから卑しく食べ続けて約2時間も居座ってしまいました。レイトチェックイン朝食付き税込一人¥12000弱でクラシックホテルを満喫、値打ちありです。
 18日は旅の疲れをそのまま引きずって街で患者会の懇親会。一人¥2200(飲み物なし)ですが、まあ、満腹。おばちゃんたちとのおしゃべりも満腹(笑)。
 因みに郡山では東横インに泊まっており、13~15日の付録の朝食は期待度ゼロだったんですが意外にも結構満足。16日の中国人いっぱい成田も朝食付きで悪くなかったです。今回の旅ではどこもビュッフェスタイルの朝食付きだったんで、朝いっぱい食べて昼をスイーツに換えて節約したりしてたわけですが、なんやかんやで結果的には食べるのにも散々散財です(泣)。 が、まぁ、仕方ないです、、、どこもおいしかったです。


   2015年4月24日(金)Diary(日記)
    食レポ、重大な遺漏の補足?。

 前回の食レポで「15、16両日は食い物関係はちょっと冴えがなく報告省略」って流してしまったところ、何故か昨日、「15日昼に重大な報告事項があったやろ!」って妻からクレームがつきました。アップロード前には必ず校閲が入っておるんですが、その校閲者からの事後クレームというわけです。
 そういえば、15日、僕は昼食を食べたが、妻は(ほぼ)食べていないのです。その日は成田入り前に僕の故郷近くをうろうろしたんですが、その途中「ボンベイ」っちゅうその辺りでは有名なカレー屋に行きました。中学時代にたまに来て“カシミールカレー”っちゅう激辛カレーを食べてた店です。当時は有名でもなかったんですが、熱烈なファンがいたようで、旧オーナーが畳んだ店をファンが場所を少し移してレシピそのまま再開したらしいです。放射線治療の後遺症で粘膜系に不安を抱える僕は翌日の肛門を心配しつつ、家では何かと鷹の爪を多用する妻はほぼ心配せず、ともにカシミールカレーを注文。一口食べた妻は、「辛すぎ!、食えない」って泣いてました、、、。何故?。家では皿から鷹の爪除けてる僕を尻目に、自分の皿にはいつも鷹の爪追加して食べてるのに、、、。確かに辛かったですが、僕は全部食べましたよ。ふ~む、妻の鷹の爪好きは偽物だったっちゅうことやな。というわけで、店員さんに敗北宣言(1勝1敗ですが)して食後のデミタスコーヒー出してもらったんですが、カレー辛すぎで口内感覚麻痺していて、コーヒーの味全然分かりません!。カレーはほとんど食べていないのに、妻はコーヒー一口毎に顔をしかめて口内の痛みを訴えていました。
 普段辛い物を好んで食べていても、実は辛いのんに弱い人もいるようです(笑)。 意外にも、辛い物勝負では僕の勝ちでした。そしてこれまた意外にも、翌日の僕の肛門も問題なしでした。粘膜系、少し回復してきたのか??。

 皆さんには分からないのですが、、、実はアップロード前校閲で、毎回僕の原稿は多くの修正を余儀なくされています(笑、そして泣)。 今回もまた然りでした。


   2015年4月28日(火)Fight(闘病記)
    よっしゃ! PSA=0.01!。

 泌尿器科受診してゴナ打ってきました。
    PSA=0.01!!
 超低位安定でいい感じです。気を許してこの土日にちょっとチャリ乗ったりしてたんで若干の不安もあったんですが、今回も問題なしでした。昨年10月に0.03っちゅう超低領域に入ってからのちも、今日まで引き続き一度も前回値を上回ることなく前回同値または微減を維持しており、測定誤差による見かけ減少ではなく実際に微減を継続しているのであろうと思います。
 診察では、ここ1か月関節痛が酷いんですがどうなんでしょ?って聞いてみたんですが、何ででしょ?って返されて、まぁ、よう分からんてなことのようです。他にもいくつか聞いてみたんですが、順調やからあんまり気にせずしっかり運動して健康生活維持しましょ、ってな感じでした。
 ゴナって、毎回場所変えて打たなあかんくて、おへその周り順繰りに回しながら打つんですが、今日の看護婦さん、今回は左下ね、って言いながら、右下に注射してくれました。(今回は右下が正しい。次回は右上。) あら、言ってることとやってることが違うわね、はははって自己つっこみしてくれたんで、まぁいいっすよ、それより僕、脂肪がつきすぎで自分のおなか見んのいややねん、って言ったら、それを私の前で言わないでぇぇ~こんなんついてるうちに入れへんわょ、って返してくれましたけど、別にそんなに脂肪質の人ではなかったです。大阪の看護婦さんの“のり”、侮れません。ってな感じで楽しくゴナ打ってもらったものの、やっぱ、いったぁぃです。

 ところで、会社の健康診断の結果が昨日返ってきました。所見なし、健康です、問題ありません、やて。「重篤な病者に対し『所見なし』の結果を出すとは、健康診断なんて当てにならんわぃ!!。」ふっふっふっ、昨年言えなかったこのセリフ、思いっきり言ってやりましたぞ(ひとり言で、笑)。

症状:
 変化なし。ですが、昨日今日は腰痛酷い。日曜の自治会草引きの影響と思われます(泣)。

薬:[内服]
 ホットフラッシュが、、、って言ったら、牛車腎気丸が芍薬甘草湯に変更されました。


   2015年4月30日(木)Diary(日記)
    4月後半(16~30日)の成績。

・体重61.4kg
・自転車リハビリライド×65km
・ウォーキング5km×7days
・楽しい飲み会×1day

【体重増加傾向】旅行疲れをウォーキングで誤魔化しながら乗り切りましたが、体重多いなぁ。腰上の脂肪も結構醜く発達しておるし、、、。運動の方は、まぁ、こんなもんかとも思われますが、できればもう少しチャリを伸ばして体型整えたいところ。


   2015年4月30日(木)Books(本)
    4月後半(16~30日)に読んだ本。

 ホームページ公開開始以来最悪の成績!!。群島4読み切れず(泣)。

(0)収容所群島4/ソルジェニーツィン(訳:木村浩)
   /新潮文庫
 結局半月以上かけてもよう読み切りませんでした。まぁ、こんな時もあるやろ、、、ってなわけで、群島4は5月前半定期報告にも登場する予定。って、赤くなったりちっちゃくなったりして報告です。(なんぼなんでも5月前半には読み切れるやろと思う。)
 注)ホームページ上では赤字やスモールフォントで表示していた。


   2015年5月6日(水)Diary(日記)
    お出かけせず、そして悲しいGW。

 4月の猪苗代、来週のイギリスにはさまれており、GWはほぼお出かけしませんでした。お金も比較的使わなかったです。5月5日に天王寺の焼肉屋「かどや」でランチのリベンジをしたくらい(2015年2月15、22日Diary参照)。 肉を焼きながら定食をカウンターで食べるんですが、ここ、かなりいいです。焼肉定食とハラミ定食を一つずつたのんで妻とシェアしたんですが、どちらも肉大盛りが税込¥1100で味、量、雰囲気どれも大満足でした。でも、夜は定食がないんでちょっと高そうかな。

 そして悲しい出来事も。5月4日、8年間一緒に暮らしたさくら文鳥の「くろ」が天寿を全うしました。超手のりのかわいい子でした(もうおばあちゃんでしたが)。 亡くなるまでの直前5時間はずっと抱いていてあげました。妻も僕もかなり泣いてしまいました。くろ、8年間ありがとう、お疲れさま。

 チャリリハビリライドはまあまあの成績。5月1~6日まで6日間の休みだったんですが、4日乗って計200km走りました。平地のみののんびりライドでしたが、どの日も天気よく気持ちよかったです。毎回あとで腰がかなり痛いんですが、これはあきらめですね。あんまり気にしないようにして、できるだけ距離伸ばしまっす!。こんな乗務員の腰の不調につられてか、チャリのBBが不調です。傷が入っているのか片側のベアリングの動きがザラついており、踏んだ時のカチカチ音が酷いです。まだ新しいのに、、、(泣)。 分解不能みたいでグリスアップもできず、しかたなく新品注文しました。色は情熱の赤に変更!。イギリスから帰ってきてから交換する予定です。

 さっ、来週は娘と会いにイギリス!。せっまいエコノミー席で長時間、腰痛大丈夫やろか??。2日半あるロンドンフリーの計画が全く立ってない(!?)ことを併せて懸念しつつも、とっても楽しみです。


   2015年5月15日(金)Fight(闘病記)
    5月前半(1~15日)の体調。

 どうも腰痛脚痛が悪化。4月26日の自治会草引きやろか、GWのチャリやろか、って様子見てたんですが、妻曰く、「漢方換えたからちゃうん?。」確かに負荷がかかった後遺症で痛い感じではないんです。牛車腎気丸が芍薬甘草湯に換わった影響が疑われます?。
 火曜は12時間+1時間エコノミー地獄に耐えて何とかロンドンにたどり着きましたが、火曜から今日まで4日間のロキソニン消費量は7錠です(泣)。 ロキソニンテープも同時並行でずっと貼ってました。

症状:
 腰痛脚痛悪化。
薬:
 変更なしですが、時差の関係で半日抜けてます。帰日時に半日取り戻す予定。


   2015年5月15日(金)Diary(日記)
    5月前半(1~15日)の成績。

・体重60.4kg(イギリス前)
・自転車リハビリライド×200km
・ウォーキング5km×2days
・楽しい飲み会×0day

【イギリス!】なんやかんやでロンドンでウォーキングしちゃってますが、腰脚いったいでっす。


   2015年5月15日(金)Books(本)
    5月前半(1~15日)に読んだ本。

 今月中に群島5のかたをつけたいです。

(1)収容所群島4/ソルジェニーツィン(訳:木村浩)
   /新潮文庫
 権力の犬どもは何故単に犬であるだけでなく人に不要な危害を加えたがんのやろ?。やっぱ、犬は嫌やでなぁ。


   2015年5月18日(月)Diary(日記)
    イギリス行ってきました!。

 4月12日(火)~18日(月)でイギリスに行ってきました。見かけ1週間ですが実質現地4日間なんで、結構弾丸ツアーでした。ロンドンから電車で1時間半くらいのところに住む娘と会うため、土曜にロンドンフリーとなる条件で、コッツウォルズも見たいっちゅう妻の要望も容れて、1日コッツウォルズと半日ロンドンの観光が付いたパックツアーを選択しました。パックツアー参加は初めてです。

 まず準備。パスポート、Eチケ、お金、携帯スリッパ、シャンプー&リンス、着替え、おしり貴族、、、。粘膜系やられてるんでおしり貴族(トイレに流せるウェットティッシュ)デビューです(笑)。 さて出発。前日に積込みをほぼ終えておいたスーツケースの蓋を初めて閉めて玄関に移動したんですが、、、なんちゅうくっそ重たい、家出る前に既に腰痛がハードに始動です(泣)。 必死で徒歩1分のバス停まで移動して何とかバスに乗り、電車に乗り換えて関空着いた時点で既にくたくた。スーツケース1つに納まるかどうか容量のみに神経が集中しており、重量の考慮が完全に欠落してました。一人ずつ別々のバッグにすべきでした。
 アムステルダム経由で行ったんですが、12時間エコノミーはきっついっす。更に+1時間のロンドン含めて計13時間の腰痛エコノミー地獄をなんとか耐えてヒースロー空港に着いたら、そのツアーの参加者は僕たち2人だけだったのに車でお迎えが来てくれており、もうくっそ重たいスーツケース運ばんでええっちゅう、パックツアーのありがた味を実感しました(うれし泣)。 ホテルチェックイン後、街のカフェで晩ごはんを食べて勘定に£50札出したら、透かして見たり偽札判定ペン塗りたくってみたり、店員が寄ってたかってわいわい言ってるんで、「いけますか?」って聞いたら、店長らしき人が出てきて「偽札かと思ったら偽札判定ペンが偽もんやったわ」ってしゃれた冗談と共におつりくれました。高額紙幣事情はむしろ中国に近いのかもしれません。

 翌13日はパックに付いてたロンドン観光半日ツアーで、他の参加者の皆さんと同じように写真撮りまくり。実は、アイフォンのインカメの画質が悪いんで今回用に自撮りカメラ買ったんですねぇ。一番安いやつなんですが、これ、結構いいです。気軽にどこでも自分入り記念写真が撮れちゃいます。基本自撮りなんですが、グリニッジで本初子午線跨いだのんはツアコンさんに撮ってもらいましたところ、子午線跨いでるとこ写ってへんやんか~って感じでした。撮ったらすぐにうまいこと撮れてるか確認しましょうね、デジカメなんだから。(僕はフィルム世代、妻は写真に興味なしです。)ツアー一緒だった日本人のおっちゃんに新婚旅行ですか?って聞かれて、さすがに笑ってしまう事件も。半日ツアー後は、イギリス来たらやっぱこれでしょって、パックに付いてたパーク・インターナショナル・ホテルでのアフタヌーン・ティー。3段の皿の下段に乗る数種のサンドイッチの一つを食して「この芋サラサンド旨いな」って日本語で妻に言ったんですが通じなくって不思議だったところ、実態はどうも卵サンドだったようで、指摘された後は不思議にも僕の味覚は芋サラから卵に変化していました。妻はスコーンとクロテッドクリームが今まで食べた中で一番おいしかったと絶賛でした。
 夜は娘と待ち合わせて3人で老舗ジャズバーのロニー・スコッツに。実はジャズには全然興味ないんですが、何年か前にジェフ・ベックがここでライブやったビデオがあり、その雰囲気がむっちゃよかったんで行ってみました。娘に“食事する”を選択して予約入れてもらい1人£35だったんで、食事付いてこれならかなり安いなって思ってたら、食事できる席が予約されていただけで食事代は別でした。世の中甘くないです。前座のおっさんバンドの間はがらがらだったのに、メインショーでは空席ほぼゼロで、僕たち3人の座る4人掛けのテーブルにも1人で来ていた若き英国美女が相席する状態!。結構人気のアーティストだったようです。日本なら喜んで美女と語り合うところですが、僕の英語に難ありなんで無理でした。美女には日本語勉強してきてほしかったです(?)。 メインショーのアーティストはMeshell Ndegeocelloって人で、ジャズというよりブルース系の感じで、エリック・クラプトンと共演して緊張しましたってさりげなく自慢したりしていたものの、演奏はかなりよかったです。まさに目の前(7、8mくらい)で聴けたんで僕は静かに感動したりしてたんですが、妻と娘は静かに延々おしゃべりしてました。そして食事もしっかり高かったです。カードで払ったんですが、周りが暗いもんで伝票に何書いてあるかさっぱり見えずサインする場所もどこだか判らん始末で、見てもらおうと娘に渡したら受け取った娘は上下ひっくり返してました。どうも逆さまで伝票にサインしようとしていたようです。だって老眼鏡なかったら全然見えへんのやもん(泣)。

 14日、アイフォンにセットした目覚ましが鳴らず30分ほど寝坊してコッツウォルズツアー集合に遅刻しそうになる。昨日、女性化した僕の地図判読能力低下のためロニー・スコッツの場所が判らずグーグルナビ使ったんですが、位置情報オンにしたんで知らんうちに現地時間に勝手に切替わっておったようで、コッツウォルズの村で間抜けな目覚ましが鳴ってました。前日のツアーとはメンバー変わって雨男か雨女がいたんでしょうか、終日雨で寒さ爆発ってなわけで、英国田園4つの村巡りは暖を取るため茶店巡りに変更させていただきました。何しに行っとんねん!、なんですが、ほんま寒かったんです。おかげでクリームティーってなやつも食すことができてよかったです。どこの茶店でも地元のおばあちゃんたちが集まっておしゃべりしており、なんやかんやとメニューがよく判らない僕たちをヘルプしてくれたりして、イギリスっておばあちゃんが楽しそうにしてる国なんだなって感じました。そういえば昨日はロンドン街なかの観光客があんまりいてないとこを地図見ながらうろうろしてたら、道に迷ったんか?っておじいさんがヘルプしてくれました。さすが、紳士の国です。日本と違って年寄りに余裕があっていい感じです。話戻ってコッツウォルズでは一緒だった日本人に再び新婚旅行と間違えられてまた苦笑。あと2年で銀婚式なのに。バイブリー、バーフォード、ボートン・オン・ザ・ウォーター、ストウ・オン・ザ・ウォルド、どこもほんまに美しいイングランド田園の村なんですが、勉強不足でそれらの違いを認識できずどこも同じに見え、京都の寺巡りする英国人観光客の気持ちを味わってきました。

 15日は、午前はナショナル・ギャラリー、午後はブリティッシュ・ミュージアム(大英博物館)で文化的な一日を過ごす。ほんとはもっと時間をかけてゆっくり回るべきところではあるんですが、、、僕らの文化価値理解能力の程度は低いんでこれでちょうどかもしれません。程度を合わせてくれたのか、展示はどちらもぞんざいって言うか、日本では考えられないくらいテキトーでびっくりしました。世界的名品に対するいたずら小僧対策ほぼなしです。写真もみんな撮りまくり。でも、入場料もただだったりして、こんな展示の仕方も文化財を身近でっちゅうイギリスの文化なんでしょうか。お昼はパイをテイクアウトして労働者のおっちゃん達に交じって公園で食べたりして、にせロンドンっ子してました。ブリティッシュ・ミュージアム付近の公園で食べたんですが、この辺り、道にごみいっぱい落ちててきれいじゃないです。晩は、パックに付いてたディナー。シンプソンズ・オン・ザ・ストランドっちゅう、まあ、フォーマルな店でローストビーフを食す。ドレスコードありって言われてたんで一応ジャケット着てったりしたんですが、これも結構テキトーでした。ミールクーポン渡して“これ”って食べてたら、書いてなかったデザートが出てきたりしたんで、「全部クーポンに含まれてんの?」って聞いたら、店員さんが「含まれてないよ、でもこのまま払わんと帰ってもええよん」って僕の肩もみながら冗談言ってくれてました(たぶん)。 もちろん一銭も、いや、1ペンスも払わずに退出しました。ドレスコードある店でもこんな感じみたいです。

 実質最終日の16日は、娘と一日を過ごす。朝ゆっくりめに10時ロンドン塔からスタートしたんですが、ここ、世界遺産で入場料たっかいのに展示はバッタもん的でなんじゃこりゃ感満載でした。次にピカデリー・サーカスの中華街に移動してビュッフェスタイルの中華食べましたところ、食量比(?)は僕娘妻の順に1:2:3でした。女性はビュッフェスタイル(別名食い放題)に力を発揮します。そのあと、気持ちいい春の日差しを受けながら、時差ぼけで眠たい病人の僕には魅力的すぎる、昼寝に最適な芝生の広がるケンジントン・ガーデンをダイアナ妃を偲びながら散策したり、市街を走る2階建てバスの一番前のパノラマ席に娘と座ってロンドンの街並みを眺めながら小学生の遠足的感動に浸ったり、スタバのハッピーアワーでフラッペチーノを半額で食べたり、スーパーでミール・ディールってなやつを学んで試しに買ってみたりして、妻と娘と3人で異国の休日を堪能しました。明日は早朝便で帰国なんで、また寝坊したら洒落にならんちゅうわけで念のためモーニングコール(日本みたいに自動でない)を頼んでから寝ました。

 17日、幸いにも寝坊することなく無事ヒースローまで送ってもらい待ち時間にぶらぶらしてましたところ、結構いいお土産をいくつか発見し、残ってたポンドほぼ使い切りました。消費税20%って侮れません、正規品が街なかのバッタもん屋より安かったりします。これにより、ハロッズのくまちゃんがうちに来ることとなりました。
 去年より更に頼もしくなったの娘の成長を目の当たりにし(なんか体積も成長していたような)、上記以外にも、バッキンガム宮殿衛兵交替チラ見、タワー・ブリッジ、ビッグ・ベン、ウェストミンスター寺院、アドミラルティ・アーチ、トラファルガー・スクェアなど、主要な名所もきっちり押さえ、チューブ(ロンドンの地下鉄)乗りまくりで充実した楽しいイギリス旅行でした。腰痛も何とかいけたし、おしり貴族も活躍してくれました。そして英語はほとんど使わずでした!!(ロニー・スコッツの美女がちょっとなぁ、、、)。 対ポンドがえらい円安で現地で思ったよりかかってしまい、一番安いツアーで行ったものの予算オーバー。猪苗代湖一周に続き年間目標2つ目を達成したものの、今年の赤字額は昨年を楽勝で越えるものと思われます(泣)。

 おまけ:デジカメの写真をパソコンに取り込んだんですが、画質いまひとつでアイフォンインカメと大して変わりません?。よく見ると、デジカメが低画質モードに設定されてました。せっかく新しいのん買ぅてったのに、、、あほやんか(泣)。


   2015年5月25日(月)Diary(日記)
    年間目標3つめの準備。

 土曜、チャリ異音がうるさいんでBB換えたんですがまだだめ。おっかしぃな、っちゅうわけで、日曜はチャリ屋のおにーちゃんの個人所有自転車から部品順繰りに外しては借りて、交換しながら異音の場所をチェック。異音って実際乗って負荷かけてみないと音鳴らんし、乗ってるとどこが鳴ってるのか判らんので結構厄介なんですよね。左ペダル、右ペダル、後輪、前輪、サドル、シートポスト、って順に回って、結局BB周りに戻ってきて、クランク増し締めでやっとましになりました。スギノっちゅう昔からあるけどマイナーなメーカーのクランクなんですが、超メジャーなシマノ製とは調整方法が少し違うみたいで、きつめに締める必要があるようです。チャリ屋のおにーちゃん、長時間にわたる原因追及ありがとうございました。

 まだちょっと異音が残ってるんでもう一度調整せなあかんのですが、原因部位もわかってよっしゃ!って感じとなり、年間目標3つめのしまなみ計画に着手。広島在住友人と一緒に行こってなことなんで、スタートは広島。船で松山に渡って→今治→しまなみ海道→尾道ゴールの前泊+1日の弾丸計画として、友人の都合を合わせやすくすると同時に有休も節約!。なんやかんやで130kmくらいと踏んでます。チャリ乗りではないが松山在住友人もいるんで、前泊は松山にして3人で飲むか?ってな案も検討中(僕は飲みませんが)。 当初は広島スタート&ゴールで考えていたところ、これだとたぶん200km超となってかなり苦しそうなんで(って言うか今の僕には1泊しても苦しい)、単純にルート最終部分をカットして短縮しました。従ってスタートとゴールが違うこととなり、車にチャリ積んで現地へ行く案はNG。ほな輪行やなっちゅうわけで、輪行バッグとデイパック買いました。体力も根性も足りてないチャリ乗りは重いのんも暑いのんも嫌なんで、わがままにも軽いのんで涼しいのん買ってしまって結構金かかっちゃってます(泣)。 よっぽど輪行して全国走り回らな元採れません、、、が、それは老後の(?、、、老後も生きてやるって思ってます)課題っちゅうことで保留して、先ずはしまなみ。因みに、広島友人、松山友人の都合まだ全く聞いてません!?。日程計画より何よりまず道具そろえましたわけです(笑)。

 こんなふうに着々と年間計画進めてってます。
 それとともに着々と預金減少進んでってます、、、(泣)。


   2015年5月31日(日)Diary(日記)
    しまなみに向けチャリ整備など。

 週間予報ではあんまり天気ええことなさそうなんですが、次の週末、しまなみ行くことにしました。で、土日はチャリBB整備したり、デイパックに荷物全部入るか確認してみたり、輪行バッグにチャリ積む練習してみたり、輪行時の服一式買ってみたり、、、んっ??、なんで服一式新しいの買うのん?。


   2015年5月31日(日)Diary(日記)
    5月後半(16~31日)の成績。

・体重59.8kg
・自転車リハビリライド×100km
・ウォーキング5km×7days
・楽しい飲み会×0day

【今年初、今月は楽しい飲み会“0”】ふ~む、飲み会、月一ぐらいは入れたいところですが、、、。


   2015年5月31日(日)Books(本)
    5月後半(16~31日)に読んだ本。

 群島6(最終巻)真ん中辺りまで進みましたんで、次に読む本、ネットで20冊発注。びっくり仰天の合計金額となってましたが、まぁ、文化教養系にはお金使ってもええっちゅうことで、、、。あおぞら源氏は若菜。

(1)収容所群島5/ソルジェニーツィン(訳:木村浩)
   /新潮文庫
 実録命懸け脱走大冒険活劇ですが、実録であることに恐怖。僕は“会社収容所”から“脱走”を図るべきなのだろうか?。


   2015年6月2日(火)Fight(闘病記)
    泌尿器科受診と5月後半(16~31日)の体調。

 今日、泌尿器科と整形受診してきました。PSA=0.01で前回同値超低位安定。白血球のL度合がえらく悪化してましたがまぁ大丈夫でしょうとのことで、がんの治療成績はいい感じのようです。ゴナは今日で16回目、もう上級者の領域と思われますが、上級者でも痛いもんは痛いんで、週末のしまなみ時点で注射跡痛が治まってくれていることを願います。またしても相も変わらずつまらん報告ができてほんま嬉しいです。

症状:
 イギリスでは腰痛脚痛が悪化していましたが、5月末には落ち着いてきました。ずっと痛いんですが、休日行動してもロキソニン飲まずにいける日が出てきました。おしっこの出は相変わらず今一つ。がんとは関係なさそうだが、最近眠りが浅いのがちょっと気になります。

薬:
 腰痛の月末状況は悪くなかったんで、牛車腎気丸に戻さず芍薬甘草湯エキスを継続することにしました。おしっこ系は、ユリーフをフリバスに戻そうかとも考えたんですが結局もう少しこのまま様子見ることに。というわけで結局変更なし。


   2015年6月3日(水)Fight(闘病記)
    再び発熱。

 昨日付の原稿書いたあとに、なんだかえらく調子悪なって手足しびれたみたいな感じで力が入らない状態となる。熱測ってみたら、37.7℃ありました。そういえば2月もゴナ打った次の日に熱出てました。今日は熱下がってたんでよかったんですが、ゴナに耐える体力がなくなってきているのでしょうか、上級者は上級者なりのこんな悩みがあるわけです。


   2015年6月5日(金)Diary(日記)
    追悼、ヒュウヒュウおじさん。

 6月3日、ヒュウヒュウおじさんが亡くなられたそうです。しまなみの写真を届けられず残念です。猪苗代湖一周に呼んでいただいてありがとうございました。お会いできてよかったです。心より哀悼の意をここに表します。


   2015年6月7日(日)Fight(闘病記)
    しまなみロキソニン状況。

  6月5日:松山まで輪行後旧友と飲み会=ロキソニン2錠。
  6月6日:しまなみチャリ120km後輪行帰宅
       =ロキソニン2錠。
  6月7日:疲れたぁ~=ロキソニンテープ。
まぁ、想定通りって感じでしょうか。


   2015年6月7日(日)Diary(日記)
    しまなみ行ってきました!。

 本年度目標3つ目、しまなみ海道チャリ走破、行ってきました!。途中で脚回らなくなった場合に備えて日曜を予備日として土曜一日で走り切ることとし、共に走る広島友人を呼び出して松山前泊、その晩は松山友人と3人で小宴としゃれ込みました。松山前泊となると結局金曜有休は必須だったんで、通勤ラッシュを避けつつも早めに出て松山14時過ぎ着。ふ~む、予想通りとはいえ結構な雨で意外に寒い、というわけで、チャリを駅に預けて道後温泉に温もりに行く。ちんちん電車で道後温泉に向かいながら、大通りの名称を確認しつつ明日通る道をぬかりなくシミュレーション、、、するわけもなく、のんべんだらりと温泉につかって松山駅まで引き返してきました。雨はまだ止まず自走はあきらめてタクシーでホテルに向かったんですが、タクのトランクってLPガスタンクがせり出しており思いのほか狭く、チャリが積めないことを学習しました。(結局チャリは後部座席に。)ホテルで一休み後、20時頃から松山友人と飲み始め、広島で一仕事終えて高速船でやってきた広島友人を21時過ぎに迎え、なんやかんやでホテルに帰ったのは12時少し前となってました。やっぱり思いのほか遅くなってしまい、翌日の120kmチャリ紀行に不安が残ります。

 翌土曜は予定通り朝から快晴!。フットサルの練習行きがてらホテルまで来てくれた松山友人に見送られ颯爽と出発。最初の角を曲がって次の交差点、信号で止まった僕の後ろでなんやらチャリのこける音が、、、広島友人がビンディング外し損ねて歩道側に転がってました(笑、で済んでよかった)。 さて、気を取り直して再び颯爽と出発。松山市内は信号で度々止まるも、海沿いに抜けた後は今治まで概ね微風追い風基調で超快適巡航!。穏やかな瀬戸内を眺めながらの45km、プレしまなみを楽しみました。
 さぁ、今治からいよいよしまなみ海道に入ります。おぉっ!、いいですね。瀬戸内の潮の流れや浮かぶ島々をいくつかの橋の上から眺めながらゆっくりめのペースで巡航。天気も景色も最高でした!。が、あとで見るといい写真は一つもありません(笑)。 途中、広島友人が並走して(!)僕の走る姿を写真に撮ってくれたりするんですが、これって危ないよなぁ、うれしいけど。思いのほか老化の進む僕は手元足元若干心許ないんで、彼の走る雄姿の写真はありません(ごめんね)。 尾道まで120km、がん発覚後の一日最長不到距離を一気に倍に伸ばし、無事年度目標3つ目をクリアして新幹線で帰路につきました。

 帰宅直後の精悍さそのままに翌日日曜朝は元気にチャリの掃除などしておりましたが、午後になってからはだんだんトーンダウンしてきて夕方に至っては妻より腑抜けの称号をいただきました。だって、明日から仕事なんにも無いけどまた会社行かなあかんし、、、。

 さて、次は目標4つ目の淡一、今のところ予定はまだ具体化していませんが、広島友人が参加意思を表明してくれてちょっと楽しげな感じになってきてます。


   2015年6月11日(木)Diary(日記)
    娘が帰ってくる。

 1年の強制留学を終えて娘が帰還しました。全編英語で大学の専門講義を受けてきているわけで、親としてはその実力がついていることを願ってやまないのであるが、聞いてみても規定単位を取得できたのかどうかは今月末にならないと判らないとの若干頼りない答えでした。ちょっと前にイギリスで対面しているので特に目新しい感じもしませんでしたが、現地ではあまり顕著に知覚できていなかったボリューム増長は半端の域を超えている感じです。というわけで、今晩はすき焼き。より一層のボリューム増長を誘発しそうな?、、、。で、娘と僕との体重勝負、結果は伏せておきます。(しかしほんま、無事帰ってきてくれてめでたしです!。)


   2015年6月15日(月)Fight(闘病記)
    6月前半(1~15日)の体調。

 しまなみ後絶不調に転落。

症状:
 腰痛脚痛悪化、全身倦怠感。腰~左脚にかけてずっとしびれている感じが強くなり、そこの皮膚感覚もおかしいです。6月8日、10日は平日でしたがロキソニン飲みました。(行動する土日はロキソニン飲んでます。)加えて11日以降は結構な全身倦怠感が継続しており時折頭痛も併発、全然やる気出ません。また、熟睡できないせいかここ一週間ほどは夜大体2回おしっこに起きてます。

薬:
 変更なし。


   2015年6月15日(月)Diary(日記)
    6月前半(1~15日)の成績。

・体重58.4kg
・自転車リハビリライド×140km
・ウォーキング5km×3days
・楽しい飲み会×2days

【リハビリライド返上は返上】しまなみを終え、リハビリから脱却したものとして今回より単に“自転車”に戻そうかと思っていたところ、11日辺りからの体調絶不調によりリハビリ返上を返上。ウォーキングも伸びずで、もうすこしゆっくりと体調回復を目指さねばならないようです。


   2015年6月15日(月)Books(本)
    6月前半(1~15日)に読んだ本。

 群島遂に完読!。お気軽短編を挟んで、新たな良書との出会いを求める旅を再開。

(1)収容所群島6/ソルジェニーツィン(訳:木村浩)
   /新潮文庫
 組織はそれを利用する者に都合いいように造られ、人が入れ替わり周辺環境が変化してもその性悪DNAは途切れることなく受け継がれていく。僕の場合、スケールは鼻くそ程度の小ささではありますが、一見正常な表見組織の下の性悪DNAがあるタイミングで顔を出して堂々とその本性を主張し始めることを体感しました。まぁそれは置いとて、大作を読破して達成感ありですね。

(2)怪笑小説/東野圭吾/集英社文庫
 脱力系短編小説集。しまなみ輪行先での暇つぶしで読んでました。「超たぬき理論」には笑わせてもらいましたが、他は極めてつまらんです。

(3)パナソニック人事抗争史/岩瀬達哉/講談社
 内容は表題通り。ふざけた人事が大企業を蝕んでいく実録。大企業でもこんなもん、仕事は所詮こんなもん、って感じでしょうか?。あわれ、地位は人の器を作らずのようです。


   2015年6月30日(火)Fight(闘病記)
    6月後半(16~30日)の体調。

 絶不調からやや回復した??、、、やっぱ、まだ絶不調かな。1年半走り続けて息切れ。

症状:
 しまなみ後悪化した腰痛脚痛はあまり戻らずで苦慮。体中の関節痛+全身倦怠感にプチ鬱加算で過呼吸気味、何故か肋骨周りが痛かったりもする。鎮痛剤はほぼ使ってませんが、使ったらちょっとは楽やろか?。声帯も昼間ほぼ使わないためか、帰宅後声が出ておらず妻は僕の言葉が聞き取りにくいらしい。

薬:
 変更なし。地道に飲んでます。


   2015年6月30日(火)Diary(日記)
    6月後半(16~30日)の成績。

・体重59.2kg
・自転車リハビリライド×0km
・ウォーキング5km×6days
・楽しい飲み会×2days

【、、、、】何かと基底状態付近をうろうろする6月後半でした(泣)。 チャリは一時的に息子が乗務員となりレーサーとして励起され京都出張中。


   2015年6月30日(火)Books(本)
    6月後半(16~30日)に読んだ本。

 群島で落ちたペースが戻りません。

(1)道徳性の起源/ドゥ・ヴァール・フランス
   (訳:柴田裕之)/紀伊国屋書店
 道徳性はヒト固有の知的産物なのか、進化の過程で徐々に獲得された生物学的産物なのかを論じた書。結論として後者でありその論証は比較的明快で異議なしですが、対比される前者がほぼキリスト教社会的狭い視野に限定されており、宗教縛りのない日本人一般にはキリスト教道徳について論じた部分はまぁ要らないって感じでした。目の前にいない会ったことさえもない他人に対してまで利他的な行動をとることを良しとするが故に、ヒト固有の高度なものとされてきたコミュニティーレベルの道徳律であっても、実は生物進化の過程で高等動物(主に哺乳類)が獲得してきた『共感』が起源となっており、決してヒト固有のものではないことが論証されている。納得ですが、昆虫などは『共感』を介すことなく同様のことを行っているってなこともさらっと書いてあり、ちょっと笑えたりもする。論点は全然違いますが、2014年12月31日紹介の「昆虫はすごい」が思い出されました。

(2)ニッポンの裁判/瀬木比呂志/講談社現代新書
 元裁判官による現在の日本の裁判の危うさを啓発する書。「明日はあなたが死刑囚!」ってなキャッチコピーほど衝撃的内容ではないんですが、読んでいると確かに判事への不信と裁判所への危機感がわいてきます。とは言え、なんか大事なところで説得性に欠ける感が否めず注意して読んでみると、これこそ裁判官の書いた文章やんかってな感じでこの本自体が再帰性の罠に落ちているようです。まっ、それはともかく、正義の番人たる裁判官までもが“上”が言うなら筋が通らないことを平気でする、、、こんなん、下っ端サラリーマンだけにしてほしいです。

(3)砂漠の青がとける夜/中村理聖/集英社
 東京での不倫状態を解消してきた若い女性が京都で暮らし始めた日常の物語。小説すばる新人賞受賞作。構成は比較的よくできていると思うが、日常に非日常を無理に押し込もうとしたためか登場人物の性格が曖昧で全体としてはちょっと無理。若者の意欲作という意味ではマル。良し悪しは置くとして、僕ら年長者もこのような若者の新作を積極的に読む必要があると感じさせる一冊。


   2015年7月5日(日)Diary(日記)
    夫婦フーフー日記他。

 娘の帰国後3週間、ほぼ何のイベントもなく土日を過ごしてきましたが、これはこれで疲れますわっちゅうわけで、週末ちょっと出かけてみました。
 土曜日は映画、夫婦フーフー日記。結構前から見てみようかって妻と言ってたんですが、だらだらした土日を過ごすうちにほぼ興行終了状態となっており、映画館選択の余地なく梅田までお上りさんしてきました。奥さんが子供産んですぐがんで亡くなってしまったあと、おっちゃんが奥さんの幽霊とどたばたしながら奮闘するお話です。面白かったですが、妻は結構泣いてました。僕もちょっと泣いてました。この映画館は夫婦50割の効果が若干薄く、一人¥1300でした。
 日曜も別用で梅田までお上りさんして、世界最高齢ジャズバンドのギネス認定式ってなもんを見ておりました。死なずに演奏終えないと認定されません、なんて司会の人がしきりに言うもんで、ベースのおじいさまが曲途中なのにピアノにぐったりもたれかかって「ウヴェ~」「グィァ~」「オグェ~」って顔しかめて頻繁にうめいてるのがなんか心配にもなりましたが、実はリズムに乗った合いの手だったようで大丈夫でした。その後華やかな都会を少しうろうろして22時過ぎに帰宅。やっぱ、出かけたら出かけたで疲れますわ(笑)。

 さて食レポですが、梅田ではなく何故か天王寺。土曜は冒険心なくリピーターとして「かどや」(2015年5月6日紹介済み)で焼肉ランチ。これはもちろんマル。日曜はいつもそれなりに行列のできているあべのniniのラーメン屋に挑戦したものの僕らの口には今一つで、「坂内」(2014年11月30日紹介済みの喜多方ラーメン屋)の方がいいねって妻と意見が一致しました。帰宅後、野菜不足を補うべく野菜ジュースを飲もうと冷蔵庫を開けるも在庫なし、、、。
 というわけで、野菜不足の週末が終了。

 あっ、3週間なんにもなかったと思ってましたがそういえば娘帰国後最初の土曜はイベントありました。大阪の研修に欠員出たんでそっち行けそうだからついでに飯でも一緒に食おうって、首都圏在住高校同窓生の総合病院産科統括部長が来てくれました。彼、去年6月のミニ同窓会にも来てくれており、そう言えばその時僕を迎えに来た妻に酔っぱらって営業してました。しっかし大学生の子二人もいてるアラフィフおばちゃんに産科の営業したってそりゃ無理でしょ、相手間違ってます。さて、今回は夕方新大阪に着いた時点で既に結構飲んでた状態で、そこから梅田に出たんですが、その日未明の呼び出し緊急手術でほぼ寝てなかったらしく早い段階でギブアップ状態に。まぁ、見かけ大丈夫そうだったんでホテルまでは送らずに僕はJRで帰ったんですが、私鉄の彼は案の定爆睡だったようでご丁寧に僕んちの近くの駅まで寝過ごしてから引き返したと報告くれてました。翌日の研修にはちゃんと出席したみたいでしたが、夕方に「もうすぐ帰る、土産はありません」てな変なメールが届き、しばらく後に「間違えました」って来てました。笑かしてくれるのは免疫力上がりそうで嬉しいですが、こんな統括部長せんせに緊急手術してもらう患者さんが心配になってしまいますね(笑、もちろんお仕事のときはしっかりしてるみたいです)。


   2015年7月7日(火)Fight(闘病記)
    PSA=0.01キープ。

 泌尿器科の診療を受け、17回目のゴナ打ってきました。
 PSA=0.01をキープ、良好状態は継続中のようです。しかし、既報のようにどうも全般的に調子が悪いんで、あんまり関係ないけど「おしっこの感じも関節痛の感じも前の薬の方がいいような気がするんですが、、、」って言って、ユリーフをフリバスに、芍薬甘草湯を牛車腎気丸にそれぞれ戻してもらってみました。血液検査結果は、前回よりましなものの白血球がやけに“L”なんで、現在の運動不足生活を改善する強固な意志が求められていると思われる状態です。対策は考え中。その他、やっぱり貧血気味ではあるがこれはしゃぁないんかなぁ。そして今は宵の口ですが前回に引き続きゴナ熱37.6℃、ちょっと寒かったり手足脱力だったりするんでまだもう少し上がりそうな感じ。というわけでもう寝ます。あぁ、おなか痛!(ゴナ跡、泣)。
 では、念のため復習。

症状:
  腰痛&脚痛:変化なしで半分あきらめ。
        眠ってる時以外は結構痛い。
  排尿障害:1月よりの出にくい状態は4月初よりの
       ユリーフでも改善せず。
  体温調節:ホットフラッシュは一日に何回か発現する。
       逆ホットフラッシュはなくなる。
  全身関節痛:波はあるものの昨年11月より継続。
        特に膝、肩、手足指、股関節。
  むくみ:去年9月より手足末端の微弱なむくみ継続。
  性機能障害:勃起力低下継続。不能まではいかない。
  ゴナ後の発熱:2、6、7月。

薬:[注射]
  ゴナックス
薬:[内服]
  ビカルタミド(カソデックス)
  (ユリーフ→)フリバス、ベタニス
  アレンドロン酸(ボナロン)、デノタスチュアブル配合錠
  リリカ、リマプロストアルファデクス(オパルモン)、
  (芍薬甘草湯→)牛車腎気丸
  ランソプラゾール(タケプロン)
鎮痛剤:ほぼ使わずにいけます(腰痛いけど)。
  (ロキソニン[内服]、ロキソニンテープ[経皮])


   2015年7月12日(日)Fight(闘病記)
    鮎フルコースロキソニン状況。

 7月11日:車で岐阜県まで行って鮎フルコース=ロキソニンなし!。
 7月12日:岐阜県で従兄弟と会って車で帰阪=ロキソニン1錠(頭痛のため)。
おっ、頭痛は副作用と関係ないし結構いけてるやん?。


   2015年7月12日(日)Diary(日記)
    鮎フルコース!。

 がん対策基本法10年とやらで改正の動きがあるらしく患者関係者で話したりするんですが、そこで「政治も行政も動き悪いでなぁ~」ってな話題が出て、そういゃ母方の従弟に地方自治体政治家おったでなって思い出して土曜日に岐阜県まで会いに行ってきました。他意なく遊びに行ってきただけですが。結構前からちょっと会おやって打診してたんですがやっぱりかなり忙しいようで、僕と会う予定を夕方から無理矢理押し込んでくれたみたい。僕より9歳下なんですが、子供の頃の話などしながら昔の写真見るとき眼鏡かけるんで、老眼?って聞いたら、「そうなんですよ、遠近両用とかにしていっそ常時眼鏡にしたいけど、当選した時は全然大丈夫だったんで眼鏡かけてないイメージ付いてるからなぁ~」ってなもんらしいです。なるほど、政治家も外見気にせなあかん商売のようです。次の選挙も眼鏡かけずに頑張ってね!。大阪在住なんで選挙権ないけど応援してます。
 さて、彼のお母さんが僕の母の妹に当たり土着なもんで、付近に住む母方親戚を集めてくれて合計9人の賑やかな晩餐を準備してくれました。長良川の鵜飼がシーズン中で、周囲が暗いんで岐阜市のより良いという評判の関市小瀬で船にも乗せてもらいました。まず晩餐は小瀬の「鵜匠の家 岩佐」で天然鮎フルコース!。鮎ってあんまり自主的に食べることはなく苦いってイメージがあるんですが、僕も大人になったのか今回はそんなことなくとてもおいしかったです。特に最後の鮎雑炊は絶品の部類かと。「川魚は雑炊にすると臭みが出るがそうならんようにここの鮎雑炊は“鵜匠秘伝”の技で作られているのだ」って、政治家の愉快なお父さん(つまり僕の叔父さん)がビミョーな眉唾加減で豆知識教えてくれたりして、余計に楽しかったです。そのあと屋形船に乗って鵜飼見たんですが、ほんますぐ近くで見えるんで思ってたよりだいぶんよかったです。鵜たちが潜って獲った鮎を水面で咥え直してから飲み込むのが2mくらいの至近距離で見えました。他方、見物の屋形船の操船が結構雑で、船同士ぶつかったり浅瀬に乗り上げたりで笑わせてもらいました。

  おもしろうて
    やがて悲しき鵜舟かな
            芭蕉

 小瀬の鵜匠は宮内庁式部職なんだが、認定証だけもらえて給料はもらえない、、、で、「鵜匠の家」の経営なんぞをしておるのだと、、、(政治家のお父さん情報)。 そして一仕事終えて籠に入って鵜匠の家に戻ってきた鵜たちは、ご褒美のほっけ(そりゃ鮎より大分安いわな)をもらってからペンギン然と整列して飼育小屋に徒歩で帰って行きました(結構かわいい)。 こんな感じで楽しかったんですが、叔母さんたちにみ~んなお金出してもらっちゃって僕ら夫婦は出してないです(正確には持って行った手土産代だけ)。 ふ~む、52にもなってこれでええんか?などと自問しながらも、年の功に甘えるっちゅうことでまぁええかと。ほんま、どうもありがとうございました。ところで、昔、親戚集まって高級っぽい鮎料理食ぅとったでなってな子供の頃の記憶がなんとなく引っかってたんですが、ここの岩佐さんって鵜匠が母の従弟らしく、なるほどさもありなんって溜飲が下がりました。この関係筋の情報なら官職鵜匠無給説もまんざら眉唾ではないかもしれません。

 日曜は父方本家の従兄と会ってました。ちっちゃい頃は夏休みによく遊んでもらっており僕がチャリ乗り始めたのも彼の影響です。現在はお互い遺憾ながら病気仲間になっちゃってるんですが、夏休みで暇してる学生よろしくのたりのたりと1時間ほど雑談して、まぁ連絡取りあいながらのんびりいきましょうって散会。「行きたいときに行きたいとこに束縛されずに自由にぷらぷら行くために乗る」っちゅう、チャリ小僧の原点を思い出させてくれるいい話もできて、静かに思いを新たにしたりしてました。たまたま彼の弟(もちろんこちらも僕の従兄)も里帰りしていて再会できたんで更によかったです。父方親戚は来月に第2回いとこ会(第1回=2014年11月16日 Diary)が予定されており、また近々会えるはずなので楽しみです。

 以上で週末いとこ尽くし報告は終了ですが以下補足。宿泊した「岐阜グリーンホテル」、朝食付き税込1人1泊¥4200と結構安いのに、部屋が広くて小綺麗でマル。関節固まらないように毎朝する体操も手や体が壁に当たることなくすることができましたぞ(ビジネス安ホテルとしては異例の広さでした)。


   2015年7月15日(水)Fight(闘病記)
    7月前半(1~15日)の体調。

 少しずつはよくなってきているみたいかな?。

症状:
 休日活動してもロキソニン飲まなくてもいけるときがある。
 おしっこは、薬をフリバスに戻したけどあいかわらず出が悪いなぁ、、、。

薬:
 7月7日に同じ。


   2015年7月15日(水)Diary(日記)
    7月前半(1~15日)の成績。

・体重58.7kg
・自転車リハビリライド×0km
・ウォーキング5km×8days
・楽しい飲み会×1day

【1か月チャリ音なし】チャリはまだ京都出張から戻らず。そして今日は1日中眠かった、、、昨日が楽しい飲み会だったんもんで。


   2015年7月15日(水)Books(本)
    7月前半(1~15日)に読んだ本。

 多少はペースが上がってきたかな?。青空源氏は宇治十帖に入らんとす。

(1)三成の不思議なる条々/岩井三四二/光文社
 関ヶ原の30年後、その生き残りに町人が話を聞いて回る設定。物語自体があまり盛り上がらず、天下分け目と言われる大歴史絵巻もその実情は当事者にあってさえさほど盛り上がったものではないという、二重に盛り上がりに欠ける展開なのだが、それはそれでなかなか面白いし、種明かし的終章もちゃんと用意されている。大坂の陣は関ヶ原の後っちゅう日本史の基本事項を忘れており、途中で「??」ってなっちゃう一人苦笑的場面も発生(恥)。

(2)玉砕の島々/平塚柾緒/洋泉社
 南太平洋の島々で旧日本軍が全滅していった様子を辿った書。記録文学というわけでもなし、歴史研究書というわけでもなし、というわけで、さほど気が入らないままだらだらと読み切りました。それでも戦争の愚かさは分かります。

(3)弁護士の仕事術・倫理術/矢部正秋/成美文庫
 何故か絶版本の電子ファイルがあったんでパソコンで読んでました。題名の通り且つ予想取りの内容でほぼ役には立ちませんでしたが、拘束時間潰しだけに役に立ちました。

(4)詩的で超常的な調べ/ローズマリー・ブラウン
   (訳:平川富士男)/国書刊行会
 音楽の話かなと思いきや、昔の大音楽家たちの霊がブラウンさんに降臨してくるっちゅう、超常世界の話でした。残念。

(5)大富豪アニキの教え/兄貴(丸尾孝俊)/ダイヤモンド社
 これも電子ファイルで。大富豪への道を説いたふざけた本と言わざるをえないものの、その道は普通に地道で教えとやらもなかなか基本に忠実でまとも。拘束時間潰し以上に役に立ちました。でも、大富豪は無理。


   2015年7月19日(日)Diary(日記)
    羊のショーン。

 何故だか娘が帰省してくれており、にもかかわらずどうしようもなくだらけた土曜日。金曜、無聊な勤務の終了後所用で梅田まで出てたんですが、行きは素直に到着したものの帰りは台風大雨でダイヤ乱れまくって家まで4時間もかかってしまい疲労。台風は午前中最接近で夜は既に遠ざかってたのに、なんでやねん??。おまけに梅田に傘忘れて深夜の自宅最寄駅タクシーは大行列、どないしたろか思案していたところ、これから電車乗って帰る会社の後輩が葱、じゃなくて傘背負ってやってきて酔っぱらってた勢いで「傘貸しますよ」なんて言ってくれるもんで、大助かりで傘さして歩いて帰りました。ありがとう。で、疲れてしまって土曜日は冒頭の状態。
 これはいかんな、ということで、日曜は娘送りがてら息子のアパートからチャリ回収して4人でランチってな計画にしていたところ、未明に差し込み(時代劇でしか聞いたことありません)に襲われて敢えなく中止に。でもまぁ、昼前辺りからいけそうな感じになってきて、娘と妻と3人で近くのシネコンに「羊のショーン」を見に行きました。イギリス帰りの娘が見たいって言うもんで。妻と2人だったらまずない選択肢ですね。粘土アニメーションなんで、こりゃ作るのたいへんやろなと思います。イギリス映画なのに吹き替えも字幕もなしなんですが、台詞自体が無いんでちゃんと理解できます。羊がたくさん出てきてました。おもしろかったです。終わってから「ショーンてどれやったん?」って聞いたら、娘に本気であほにされました。大体分かってたんですが、念のため聞いただけやのに、、、。

 こんな感じで、何故か娘の帰省と高確率でシンクロする体調不良の週末は終了。(明日月曜は世間は休みなれど製造業で無聊に終日事務机に座る僕は出勤。)つまり、チャリは未だ出張中。さすがに来週はとりに行くか。


   2015年7月26日(日)Diary(日記)
    友来たる、後、土産来たる。

 金曜日、高校同窓生の医者が松本から来阪してくれて仕事終了後市内へ出る。娘がイギリス帰りってなこともあり(←全然関係ない)イギリス風パブとやらに行ってみたんですが、禁煙席って囲いの中に案内され、「変わってんね、普通は喫煙が箱ん中ちゃうのん?」「だってイギリス風ですから(嘘)。」って始まって、おすすめメニュー聞いては「高いんちゃうのん?」「いぇいぇ、割安ですよ、スクラッチくじもついてますし、是非!」「はずればっかちゃうのん?」ってな感じで続く僕と店のおねえさんとの会話に、さすが大阪、って松本医者は感心してくれてました(僕はにせ大阪人ですが)。 この勢いで夜8時前から11時半過ぎまで、場所を変えることもなく延々3時間半も楽しく語りあい続けてたんですが、50過ぎのおっちゃん2人で延々途切れることなく何話してたんでしょうねぇ?、不思議。時間経つのが早くて久々の終電間近となり切り上げて帰途についたんですが、駅で小用を足していたらえらく時間を要してしまい(前立腺がん!)その間に地下鉄1本出てしまって危なく次のJR終電逃すところでした。こうして多くの友人が会いに来てくれたり連絡をくれたりする。いゃ~、嬉しいですね(がん効果でもありますが、、、)。
 土曜日は前日の疲れをものともせず(??)老人性早起き。体は明らかに睡眠を求めておるんですが、これ以上は何故か寝られない。で、急遽京都まで車でチャリ回収に行ってきました。申告のあった峠上りレースにしてはサイコン距離がやけに進んでるんで追及してみると、学年対抗琵琶湖一周とやらにもちゃっかり使用したとのこと。先にスタートした下級生を4回生4人チームが追いかけて、一周180kmを逃げ切った低学年チームは4回生のおごりで王将食いほーだいってな企画なんやと。わが息子の4回生チームは超体力機関車2人に引っ張られ最初の2時間を平均時速36kmで疾走し、その後も快調に飛ばして1、3回生には追いついたらしいが、平均時速30km以上をキープして150km地点辺りまで行ったところでわが息子含む走り込み不足の客車2人の泣きが入り、2回生チームの逃げ切りを許すこととなって王将で散々おごらされたらしい。ふ~む、院試前にやけに楽しそうではないかぇ、って言うか、おい、チャリめっちゃ汚いやんか!。そういゃこいつ、幼児の頃からなんやら汚いやつだったよなぁ、食いもんとかで汚れてた手が洗ってもないのにいつの間にやらきれいになってて座ってる椅子の脇がやけにべたついているとか、、、。というわけで、日曜は所有権者と無関係に使用後感満載の姿で帰還したチャリの掃除と整備でした(泣)。

 では、食レポ。イギリス風パブ、フィッシュ・アンド・チップスは本場イギリスで食べたのんの1/4くらいのかわいさでした(値段はたぶん半分くらい)。 ピッツアはおいしかったです(これはイタリア料理)。
 土曜は息子と3人で嵐山近くのイタリアン「グランプリエ」で今度は肉付きのランチ(2015年3月29日紹介のDコース)。 推薦に値するんですが、パスタは3月に食べた時の方がおいしかった印象でした。

 最後のおまけ。日曜朝、宅配便で妻の好物のお菓子「雷鳥の里」が届きました。金曜日に渡し忘れた松本のお土産やって。笑かしてくれるお医者さんのお友達がたくさんいてます。どうもありがとう。


   2015年7月31日(金)Diary(日記)
    7月後半(16~31日)の成績。

・体重58.7kg
・自転車リハビリライド×0km
・ウォーキング5km×5days
・100階昇降×3days
・楽しい飲み会×1day

【今回より100階昇降登場!】ウォーキング5km(50分)では負荷が軽すぎてチャリ再開時に愕然としそうなんで、僕んちのマンション100階昇降(1F~6F間を階段で20往復、40分)を取り入れてみました。終わったらTシャツが絞れるくらい汗だくです(体に悪そう?)。


   2015年7月31日(金)Books(本)
    7月後半(16~31日)に読んだ本。

 もう少しペース上げたいですが、、、暑いし(←関係ないか?)、、、。

(1)友川カズキ独白録/友川カズキ/白水社
 フォークロック時代から気まぐれに歌い続ける歌手による書。自伝とも思想書ともいえる内容でしょうか?。著者の事は全然知らないですが、たぶん隣にいたらぶん殴りたくなる類の人物であろうと思います。しかし、酔っぱらいのたわごとの割には自慢話に堕することなく素直な内容でいいです。共感した本なども載っており不思議にも僕の感性と結構な部分で重なっておりました。こんな、原因において自由な酔っぱらいに僕もなってみたいです(体質的に無理なんでないものねだり)。 共感ついでに曲もちょっと聴いてみようかと、、、。でも、ここに書かれた独白はライターの手により上手にオブラートで包まれており、読者は内部の毒性を読み取る力を試されています。

(2)ドメスティック・バイオレンスと民間シェルター
   /小川真理子/世織書房
 前掲書から一転、真面目な学者による研究発表書。丁寧に調査して詳細に述べられているのですが、なんせ、おもしろくないのです。連携していない数個の法律によって根拠づけられたDV救済に係る公的機関はその役割がつぎはぎとなってしまい、実際利用にあたり切れ目ができてしまうこと、被害者に寄り添うべく設立された民間組織は実効性を追求する過程で必然的に運営側と被害者側の間に壁ができ、その壁が実はDV構造そのものであることなど、まさにその通りだと思います。そして、官民ともこれらの問題の解決に苦心している。なんですが、言われなくても感覚的には判ってますってことを回りくどく論証している感じ。自然科学系論文は簡潔なほど質が高いと言われますが、人文系はそうでもないのでしょうか、ななめ読みの誘惑と闘いながらの10日間(こんなにかかってしまいました、泣)でした。

(3)日本語の科学が世界を変える/松尾義之/筑摩書房
 さほど時間も取られていないので別にいいのですが、全然科学的でないです。良書との出会いの旅にはこんな本とのお付き合いも付いて回ります。


   2015年8月2日(日)Diary(日記)
    チャリ乗ってはみたものの、、、。

 土曜日、久しぶりにチャリ乗ってみました。山のすそ野をちょろちょろ上ったり下ったりするコースを走ってみたんですが、、、最悪です。たいした上りでもないのに速攻インナーローで速度計見たら8.4km/hとか既にお笑いの領域の数値が出てました。暑さに耐えかねて歩いていた女性ジョガーがいてはったんですが追い抜くのに一苦労でした。当初の予定コースを変更し、ショートカットして帰ってきました。暑くてぶっ倒れそうだったんで日陰でジュース休憩入れて更にショートカットしました。二段構えショートカットで本日の走行距離25km(なんじゃこりゃ、泣きそうです)。 100階昇降は効果なしでした。
 日曜日は雪辱に出る予定であったところ、朝起き上がれず(眠かっただけ)チャリトレはパス。全然根性足りてませんね。

 というわけで、半ば予定調和的に愕然とさせてもらった週末でした。


   2015年8月4日(火)Fight(闘病記)
    泌尿器科、整形外科定期受診。

 PSA=0.01!。既にゴナは18回を数えPSAは順調に下がり直近5回連続0.01をキープしておるもんで、好調と見て「次もゴナで」って言ったところ、せんせ曰く「まあええけど、60歳までは続けなあかんし、そろそろ諦めてリュープリンに替えて3か月に1回にしたら?」って、まぁ結構長生きできそうな感じの言い種。とどめに「睾丸とったら注射せんでもええよん」って言われてとりあえず次はゴナにして診察室出たんですが、縮小しておるとはいえ睾丸なかったら寂しいからとるってな選択はないよなぁって、次回を最後にゴナとはお別れしてリュープリンに替えようかと思っています。
 整形はここ2週間ほどで腰痛脚痛結構改善してる感じで、このまま今の薬を継続。
 会計済ませて処方箋もらって帰ろうかとしていたんですが、そう言えば以前に2回ほど連続で処方箋間違ぅとって薬局で面倒やったでなって思い出して確認してみたところ、おお!、また間違ぅとる、次回診療までの日数数え間違ぅて薬1週間分足らんやないかぃ!。っちゅうわけで処方箋出し直してもらってるうち午前半日休暇の出社時間が迫り、薬は妻に受取頼んで職場へ。別に出社してもすることないねんけど、まぁ、結構な金もらえるんでしゃぁないか。

症状:
 ○気が付いたら腰痛脚痛は結構ましになっている。
  ずっと痛いには痛いんですが、最近は休日含めロキソニンも
  ロキソニンテープもほぼ使ってません!。
 ○尿の出はあいかわらずよくない。
 ○全般的にはなんだか恒常的にだるいし体が動きません。
  ちょっとチャリ乗っただけでぶっ倒れそうになりました。
  夏バテの影響も多少あるとは思うが、体力のこの異様な
  衰えはやはり治療の副作用だろう。

薬:
 7月7日に同じ。


   2015年8月16日(日)Diary(日記)
    お盆休みの動静。

 8月8日(土)~16日(日)9日間お盆休みでした。まっ、概ねだらだら過ごしたに近いんですが、トピックスを2つ。
 一つ目。こんなお店に行きました(写真割愛)。 風俗無料案内所ではありませんよ。お店は風俗関係の看板に紛れてます。
 二つ目。第2回従兄弟会。名古屋近く、父方叔母宅に僕含め従兄弟6人他親類14人が大集合。昼前から夕方まで、叔母持ちで散々飲み食いさせていただきとても楽しかったです。14人の集合写真も撮りました。最後に鰻屋の従弟が持ってきてくれた蒲焼他、皆が持ち寄った様々なお土産を分けてもらって、弟と妻と3人で名古屋のビジネスホテルに引き上げました。そりゃ、この流れなら晩飯は鰻重やでなって、ホテル横のコンビニでさとうのご飯を買いロビーの電子レンジでチンして鰻重を製作!。中国人観光客よろしくロビー食堂でおいしくいただきました(ほんま、旨かったです)。 集合写真は鰻屋の娘さんが仕切ってたんで原本は鰻屋所有かなと思って、彼に蒲焼お礼のLINEで鰻重写真を送り「写真の原本電子ファイルちょーだい」ってお願いしたら、こっちから送った鰻重写真が送り返されてきて笑ってしまいました。もちろん所望は集合写真の電子ファイルです。

 ここしばらく別の人のホームページ作ってたりしてたんでここの更新が遅れました。盆休み、他にもいくつかトピックスがあったと言えばあったんですが、今回は控えめにこんなところで。


   2015年8月27日(木)Diary(日記)
    レイアウト変えてみました!。

 気楽に受託してもうてから無償で働くこと早3週間、散々だめ出しされつつやっと委託者のホームページが出来上がり、すかさず僕のホームページに移植してやりましたのですが、、、んっ??、どこが変わったん??。
 まっ、どっかでそっくりなレイアウトのホームページ見かけたら、それは僕の作かもしれません。


   2015年8月31日(月)Fight(闘病記)
    8月の体調。

 夏ばてかな?。そしてすね毛が増えてきた。男性ホルモン増加の兆候でしょうか、PSAが気になります。(んなこといちいち気にしてもしゃぁないやろって妻には言われてます。そりゃそうやな。)

症状:
○腰痛脚痛:だいぶんいい感じになってきた。
○排尿障害、ホットフラッシュ、全身関節痛、
 微弱なむくみ、性機能障害:
     特に改善も悪化もなく継続中。
○その他:盆休み明け、発熱して会社を1日休む。
     その後咳が止まらず2週間ほど超不調。

薬:
 7月7日に同じ。来たる9月8日を最後にゴナとはお別れして10月からリュープリンに替える予定。


   2015年8月31日(月)Diary(日記)
    8月の成績。

・体重58.4kg
・自転車リハビリライド×55km
・ウォーキング5km×5days
・100階昇降×1day
・楽しい飲み会×2days

【危機的状況に近いんです】盆休みに怠けてしまい、明けに夏風邪ひいて2週間治らず絶不調。身体のみならず気持ちも弛んでいてよくない、、、っちゅうのは分かってはおるんですが、、、。チャリにくもの巣張ってありました。


   2015年8月31日(月)Books(本)
    8月に読んだ本。

 最近読書のペースが遅い。知的欲求が衰退しているようでちょっと恐い。

(1)裏が、幸せ/酒井順子/小学館
 日本海側各地を作者がちょっと偏った感性で語る書。のんびりしていて結構いいです。押しつけがましくないのが特にいいです。地域も多様、人も多様、感性も多様、、、(ってなとこまでは述べられておりませんが)。

(2)原子・原子核・原子力/山本義隆/岩波書店
 高校で習う範囲の知識で強大な原子核内のエネルギーを解説する書。僕でも理解できたような気がします。計算式部分はほぼパーフェクトにスルーでしたが(笑)。

(3)日本文学の大地/中沢新一/角川学芸出版
 日本古典文学をたくさん引っ張ってきて独自の解釈を垂れる本。源氏物語で始まるんですが、この時点で既に埋め難い解釈の相違が。そのあと僕の読んでいない古典が続々登場するんですが、読んでなくてもそりゃ違うやろって突っ込みたくなる著者独自の世界が延々繰り広げられていきます。もうええわって思いながら完読。

(4)ある小さなスズメの記録/クレア・キップス
   (訳:梨木香歩)/文藝春秋
 第2次大戦下のロンドンでナチの空襲を恐れて暮らす市民を癒し愛された雀の記録。僕も飼っているんでなついた小鳥がとってもかわいいことは承知してます。この子もきっとかわいかったんだと思います、、、が、本にまでなるかなぁって、更に日本語にも翻訳されている。結構不思議。

(5)養老孟司の大言論1/養老孟司/新潮社
 連載エッセイを本にしたもの。すごい!、養老先生、全然ぶれてません。最初から最後まで全く同じ主張の繰り返しで思いっきり飽きます。でも、内容がすごいとこもすごいんです。本筋には関係ないんですが、「死んでから偉くなる人、生きてる間だけ偉い人」ってな表現がありました。ふ~む、生きてる間だけ偉い人って実は全然偉くないやんかって思ってしまう僕は、生きてる間でさえ偉くない人です。

(6)未来のことは未来の自分にまかせよう/黒木奈々/文藝春秋
 31歳で胃がんになった女性フリーアナウンサーの闘病本。小学校の秀才優等生の作文みたい。ならば僕のブログはできの悪い小学生の作文でしょうかぃな?。


   2015年9月7日(月)Diary(日記)
    泣く泣くレイアウトを元に戻す。

 「ホームページ見にくくなってね?」とか息子がLINE入れてきて、すかさず妻が同調。娘にも意見を、、、との僕の言は、既に過半数がそろったとして却下。んっ?、つまり有権者は妻息子娘の3人で僕には投票権ないわけ??。で、泣く泣くレイアウトを元に戻しました。
 ちょびっとだけ変えましたよ、くやしいんで。っていうか、タブあった方が良くね??


   2015年9月8日(火)Fight(闘病記)
    ゴナとの別れ。

 遂にゴナとお別れします。今回を最後に来月からはリュープリン3か月製剤への変更宣言しました。19回に及ぶ親密な関係の後の突然の別れがゴナもつらいのか、毎度の発熱と腫れと痛みに加え今回初となる注射部位の内出血的赤斑までサービスしてくれました(泣)。
 さて、またしてもPSA=0.01で、治療成績は好調をキープ。すね毛の増加は男性ホルモン増加では?、との問いにせんせは「違う」宣言とともにその証明のためテストステロン濃度を調べてくれることに。ほな、なんですね毛増えたんやろ?。結果は次月の診療で。

 次回の診療は10月13日(火)。 4日後の17日(土)に淡一計画中なんで、リュープリン3か月製剤初回の予期せぬ副作用がちょっと心配。まっ、なんとかなるやろって、明日からまた階段100階昇降に復帰予定(これ、かなりしんどいんで50階かも)。

薬:
 フリバスをジェネリック(ナフトピジルOD錠75mg[杏林])に代えてみました。他は変更なし。

[内分泌]ゴナックス注射80mg(最後)、
     ビカルタミド80mg[ファイザー]
[排尿改善]フリバス→ナフトピジルOD75mg[杏林]、
      ベタニス50mg
[腰痛]リリカ150mg/日、
    リマプロストアルファデクス15mg/日[F]
[骨粗鬆症]アレンドロン酸錠35mg/週[テバ]、
      デノタスチュアブル配合錠
[胃]ランソプラゾールOD15mg[テバ]
[全般]牛車腎気丸7.5g/日
[随時鎮痛剤]今はほとんど使ってません。


   2015年9月13日(日)Diary(日記)
    記事自体が蛇足。

 土曜日はチャリに乗る。とは言ってもだらだらとたったの30km。最初の6kmは登りなんですが、ちょっと角度がきつくなるとすぐ僕の身体に組込まれた自動減速装置が作動して一桁速度域に突入です。でもまあ一応インナーロー(30×28!)使わんかったし8月2日よりましかな。(しかし10月17日予定の淡一はかなりやばい。)
 日曜日は急遽東京日帰り。行きしな自宅最寄駅で2千円札をゲットし、新大阪で焼肉じゅうじゅう亭(税込870円)に変換。留守番の妻は珍しいんやから使わんと持って帰ってこいやって言ってましたが、別にそんなんいらんやろと思います。千円札2枚の方が便利やし。

 今回は記事自体が蛇足みたいなもんなんですが、敢えて更に蛇足の食レポ。焼肉じゅうじゅう亭、今回はなんやらえらくうんまかったです。コスパ二重マルで、絶品との評価に賛成1票入れてもいい感じでした。


   2015年9月21日(月)Diary(日記)
    ラン復活!?。

 木曜の仕事終了後に梅田に遊びに行って午前様となり、その疲れがとれないままシルバーウィークに突入。世間がまだ浮かれているさなか、皆さんより一足先に明日火曜日より出勤、、、涙。

 最近はちょっと腰脚の調子がいいんでウォーキングしてると走れそうな気がしてくる。というわけで、走る準備しました。まず、iPod Shuffle。「迷ったら、やる!」って刻印も入れてやりました。超ちっちゃくって軽いんで、走ってもポケットの中で揺れません。そしてシューズ。メッシュ部分が下の生地と干渉して濃淡が見る角度で変わるんです。ふぅ~む、おっしゃれぇ!?。で、淡一(あわいち)に向け「5kmウォーク&ラン」開始。でもね、やっぱちょびっと走っただけで結構腰と膝が痛かったりするのです(泣)。 準備にお金、結構かかりました。

 ウォーキングは負荷軽いしランニング入れてもしんどなったらすぐ歩くし(腰痛予防です)なんで、やっぱチャリ乗らなあかんわなぁってこの休みは超短距離土曜平地20km、日曜車でお出かけ0km、月曜山沿い25km乗りました。ふ~む、淡一どないして走り切ったろかぃって思案しつつ全長180km想定の速度で20kmやら25kmやら、、、つまり負荷かけずに超遅で乗ってきました。あ~ぁ、腰いったぃ!(泣)。 ブレーキレバーのグリップラバーが紫外線で劣化してべたついてたんで新品に交換してもらいました。グリップにお金、ちょっとだけかかりました。

 日曜は街にお出かけしたんですが、衣装持ちなんで(?)着て行く服がない。Gパン+Tシャツを必然的にチョイスしてカジュアルジャケット羽織って腕まくりっちゅう、おしゃれなような田舎もんのようないでたちとなる。お昼は天王寺の「かどや」で焼肉定食。いつもながらこことってもいいです。で、焼肉臭付いた服に代る秋物を調達しました。って言うといかにも街で買ったような感じですが、田舎もんは地元に戻ってから買うんですねぇ。街ではおどおどしてても地元では大阪のおばちゃんよろしくやりたいほーだい、シャツ3着、上着4着、パンツ4本、靴6足を着せ替え人形のごとくとっかえひっかえ散々試着してやっと一式だけ購入。おばちゃん化すると服買うのも大変です。秋物一式にお金、結構かかりました。

 月曜の晩は世間に先がけてシルバーウィークとお別れすることを惜しんで屋外すき焼き。ベランダのカウンターテーブルでたそがれ間近の景色を眺めながら妻と二人で肉いっぱいの鍋をつつく。関西風に肉をすき焼きのたれで先に炒め始めた頃はまだ明るかったのに、野菜を煮込む頃にはすっかり暗くなっていました。そして、やっぱ食べ過ぎでした。お肉にお金、結構かかりました。

 では、シルバーウィークさんさようなら。


   2015年9月27日(日)Diary(日記)
    急に名古屋行ってきました。

 土曜日の朝、急に思い立って一泊で名古屋まで行ってきました。なんの吟味もせずに名古屋駅近の一番安いビジネスホテルに泊まったんですが、驚異のたばこ臭さでびっくり。たばこ吸ってないのに超たばこ服になってしまって閉口でした。禁煙空いてなくって喫煙部屋に泊まることもよくあるんですが、こんなんは初体験でした。翌日曜は、お昼を父方叔母夫婦にごちそうになってから帰宅。
 準備なしだったんで結構疲れましたが、気がかりな点もそれなりに解消されたし会いたかった人ともゆっくり話ができてよかったです。でも、淡一に向け、急いで体力貯めななぁ~、、、って、土日のチャリトレがなくなってゆる~い危機感。


   2015年9月30日(水)Fight(闘病記)
    9月の体調。

 全般的にはいい感じですが、発熱2日っちゅうのはよくないですね。

症状:
○腰痛脚痛:左脚にしびれた感じが残っていますが、かなり
      放射線治療前の状態に近づいてきた。昔から
      腰痛持ちなんですが、腰痛の“質”も放射線
      治療前に戻ってきたみたい。
○排尿障害:気温が低くなったせいか若干悪化傾向。
○ホットフラッシュ、全身関節痛、微弱なむくみ:特に改善も
     悪化もなく継続中と思われますが、膝は走ると
     痛いんでランニングできない。
○性機能障害:若干悪化傾向か。
○その他:発熱2日。抵抗力が低下しているように思う。

薬:
 9月8日に同じ。10月13日第1回リュープリン注射予定。


   2015年9月30日(水)Diary(日記)
    9月の成績。

・体重59.3kg
・自転車リハビリライド×85km
・ウォーキング5km×11days
・ウォーク&ラン5km×3days
・100階昇降×6days
・楽しい飲み会×1day

【いいとこあり悪いとこあり】全30日中運動日23日。ちょっとさぼっちゃったのは1日で、あとは発熱2日、外せないお出かけ4日、楽しい飲み会1日。発熱は別として以上の部分は結構好成績でよいです。準備にお金かけたランは膝が痛くってだめ。困ったものです。


   2015年9月30日(水)Books(本)
    9月に読んだ本。

 超分厚い本が2冊あって、思ったより読めませんでした。先月紹介した本の著者でスキルス胃がんのフリーアナウンサー黒木奈々氏が32歳で亡くなられました。こうして若い人が先に亡くなるのはとても残念ですが、優等生が先に死に、できの悪い奴が生き残るのも世の常なのでしょうか?。

(1)教団X/中村文則/集英社
 おそらくはオウム事件を題材にしたすばる連載の小説。おもしろいです。テーマも構成も人物プロットもとてもよくできており、内容的には結構深いのに読み進むに苦痛なしです。とは言っても、展開は奇抜なんでそれなりには無理がある。でも、それを差引いてもおもしろい。最近はすばるに活気ありかも。おっそろしく分厚いハードカバーなんで読むのに持ち歩き不便だなぁって後回しになってたんですが、発熱で会社休んだ1日で全部読んでやりました。因みに分厚さはロールズの正義論と同じくらいですが、あの頃は1か月間くっそ重たい鞄抱えて通勤してました。上下2冊に分けろよな、ほな、会社休んだり強力(ごうりき)したりせんでええのに、、、って関係ないけど。

(2)源氏物語/紫式部(訳:与謝野晶子)/青空文庫
 2014年12月後半に読み始めたって書いてあるんで、約9か月かかってます!。これが平安時代の作とは驚きです。そこから人間ほとんど進歩してないですよ。ところで、現代語訳なんでその時点でかなりバイアスかかってるわけですが、それでもやっぱり世間で言われているように宇治十帖あたりは別作者の雰囲気ですね。宇治十帖の方が格段に読みやすいですので、源氏読んでみよってな方はここだけ先に読むのも良策かと思います。インターネットで系図やら人物相関図やら探しながら読んでましたが、もちっと分かり易いのんあってもよさそうなもんだが、、、よう見つけずでどろどろ人間関係よく分からんままスルーしたとこ多数(泣)。

(3)火花/又吉直樹/文藝春秋
 超話題作なので一言内容紹介は省略。処女作とは思えないよい出来です。ゴーストライターおるんちゃう?って疑いたくなりますが、作者の教養と熱意が伝わってくる良著なのでのでたぶん違いますね(すみません)。 ただ、芥川賞作にしてはおとなしいかと、、、。

(4)ビリギャル/坪田信貴/KADOKAWA
 どうも本の題名は映画とは違いビリギャルではない。やたらと長い題名が付いてました。ご存じビリギャルが慶応大学に現役合格するお話。子供との信頼関係、熱意、やる気を引き出すなど教育の原点が書かれているのですが、売れ筋狙いのためかそれほど真面目調でもないです。もっとくそまじめに熱く語った方がいいと僕は思いました。

(5)日本の官能小説/永田守弘/朝日新聞出版
 戦後から現在まで、当時の世相と官能小説を対比させて時代とともに変わる性表現を例示して解説してくれる書。なんですが、時代とともにこんなふうに変わってきましたっていっぱい例示されてんのん、これ、全部おんなじやん!?。時代は変わっても官能小説の性表現は変わらないってことでしょうか?、それとも注意して見ればやっぱり変わってるんでしょうか?。ふぅ~む、謎。

(6)宿命/東野圭吾/講談社文庫
 推理小説。構成に無理がありますが、それでもおもしろいです。

(7)芹沢光治良戦中戦後日記/芹沢光治良/勉誠出版
 冒頭の1冊に続きこれもかなり分厚いハードカバー。僕は作者のことは全然知りませんでしたが、ノーベル賞選考委員などもやっていた方のようです。日記なので人に読まれることを前提としておらず作品とは言い難いわけですが、教養人の日記とはこういうものかと感心させられる部分があります。が、結構ふつーの人レベルで他人の悪口も書いてありましたよ。
 日記なんで生活ぶりがたくさん書いてあるんですが、ほんま、この戦中戦後時代ってどうしようもなく酷いもんです。いかに戦争が愚かなことか、、、。


   2015年10月4日(日)Diary(日記)
    10月はネタなしの開幕。

 今週はネタがない。敢えて言えば肉ランチの土日。土曜は天王寺で昼から用があったので、少し早めに出ていき「ステーキの宮」へ。郡山(福島県)で偶然入って結構よかったんで今度は大阪で。妻はロースランチ、僕はステーキランチ、どちらも税別1380円で肉食ったぁ~って感じで満足。日曜は3か月ぶりに帰省してきた娘と3人で、近所の焼肉食いほーだいランチ。税別1980円でもちろん満腹なんですが肉の質はちょっと、、、。食いほーだいの場合、女性の方がたくさん食べるということを改めて実感しました。
 というわけで、体重若干増加気味ですがたんぱく質たくさん取って淡一に備えてます。(栄養面はマルですが体力面はバツ。)


   2015年10月12日(月)Diary(日記)
    3連休なれど、、、。

 3連休です。来週は淡一なんでチャリ乗っとかなあかんところ、結果はほんの70km(泣)。 仕方がないのでこれで淡一に臨みます、、、どうなることやら、、、。
 中日日曜は梅田にお上りさんしてきました。今朝は塩分採り過ぎは体に悪いよな~って思いつつラーメンの汁飲み干す夢見とってんって妻と話しながら車に乗って梅田に向かう途中、お昼何食べよか迷っておったところFMでファミマのラーメン新登場って宣伝が流れ、そしてそこにファミマが。イートインしちゃいました。結構いけます。汁まで飲み干してしまいました、、、っちゅうわけで正夢。
 月曜はちょっとでも走行抵抗少なくなるようにチャリ整備。終わって買物に出た午後に電話が入り、がん友の従兄が亡くなったとの知らせ。明日火曜午前中の定期受診後、岐阜まで通夜、葬儀に行くこととなる。


   2015年10月13日(火)Fight(闘病記)
    おぉ~!PSA=0.00!。

 今日からゴナックス(1か月製剤)→リュープリン(3か月製剤)に変えるので、今年最後の定期受診。
 なんと遂にPSA=0.00!!。思いっきりにこにこ顔でせんせに「いぁ~、やりましたねぇ!」って言ったら、「0.01と一緒」って冷たく返されました。が、治療成績超良好でせんせもご機嫌よろしく笑顔で「最初は終い支度考えなあかんかと思ぅたけどこりゃまだまだ死ねへんな(注、意訳です)」やて。よっしゃ、ほな長生きさしてもらいます。さて、今回よりリュープリン。「せんせから好きなとこに打ってもらいって言われてん」って看護婦さんに言ぅたら「ほな、どこがいい?、どこがいい??」ってえらく嬉しそうに聞いてくれるんです。しかし、期待通りに「ここ」って股間を指差す勇気もなく素直に左腕にしてもらってしまいました。大阪の看護婦さん、侮れません。僕の負けです。そしてリュープリンですが、注射跡ほとんど腫れへんし、そんなに痛ないし、晩に熱も出ぇへんみたいやしいい感じです。せんせの言うこと聞いてもうちょっと早くに変更してもよかったやもしれません。ところでどうも先月末より性機能激衰でほぼ勃起せずです。ED薬トライしたいってせんせに言ったら、「え!?、ほな先月までは大丈夫だったわけ??、そりゃ驚愕ですわ!?。普通はもっとずっと早くに勃起せんようになるんです。ほら、テストステロンもほとんど0でしょうが。」とかいう感じで、驚かれながらも排尿改善薬を最近保険適用となったEDにも効果ありのザルティアに変更してくれて、随時使用のED改善薬シアリスを処方してくれました。これらのED治療薬は前立腺がん治療への悪影響はないとのことです。ただ、男性ホルモン完全ブロック状態なんで期待してはあかんとのこと。実際の効果はいかがでしょうか?、次回の記事に上がるかも。
 こんなふうに幸せに泌尿器科受診を終了して整形へ。腰痛脚痛大分よくなってきたんで、薬を少し減らしてみることにしました。腰~左脚にかけてはまだ常時しびれてますが、元々腰痛持ちやしこんなもんでまぁええです。
 全体的にはいい感じです。しかし、薬は3か月分なんで更に山のよう。これでもまだ薬局に在庫ないのがあり数日後に補充される予定なのです(泣)。

薬:ゴナックス→リュープリン、ナフトピジル→ザルティア、
  リリカ減量150→75mg/day、
  リマプロストアルファデクス減量15→10mg/day。
  シアリス必要時。

[内分泌]リュープリン注射11.25mg/12week、
     ビカルタミド80mg[ファイザー](カソデックス)
[排尿改善]ザルティア5mg、ベタニス50mg
[腰痛]リリカ75mg/day、
    リマプロストアルファデクス10mg/day[F]
    (オパルモン)
[骨粗鬆症]アレンドロン酸錠35mg/week[テバ]
      (ボナロン)、
      デノタスチュアブル配合錠
[胃]ランソプラゾールOD15mg[テバ](タケプロン)
[全般]牛車腎気丸7.5g/day
[ED]シアリス10mg(必要時)

※あとで調べたらザルティアの注意書きにシアリスとの併用不可って書いてました。ふ~む、どうせ毎日飲むんやし、まずはザルティアだけで様子見る感じかなぁ。また、4時間以上勃起状態が継続し解消できない場合はすぐに医師の診察を受けることってなってました。これも結構驚きですよね?。


   2015年10月14日(水)Diary(日記)
    がん友の従兄を送る。

 がん友の従兄を送ってきました。子供の頃、親父の実家に行った時よく遊んでもらってました。僕のチャリの原点も彼です。59歳、こんなに長寿社会なのに若すぎます。とても悲しいです。
 3年余り前から肝内胆管がんという難しいがんと闘っていて、その後しばらくして僕の前立腺がんが発覚して、そこからは機会を作って会うようにしていました。昨年4月に互いのがんの状況を語り合い、僕の放射線治療とその回復期を挟んで11月に第1回従兄弟会、ちょっとあいて今年7月鵜飼を見た帰りに寄って、8月第2回従兄弟会、9月末結局最後となってしまったお見舞い。たくさん会っておいてよかったです。9月「僕は1年と言われたが3倍生きた。oh_no_39も3倍生きろ、そうすれば70歳くらいまでいけそうだね。」って言われて、そうするよって涙をこらえて笑って別れたのが最後。この時が亡くなる2週間前でしたが、とても穏やかに自己の状況と向き合っていました。立派です。その後もちょこちょこメールでやりとりしてたんですが、亡くなる2日前のメールの返信がやけに短くって。
 3倍生きます。心よりご冥福をお祈りします。ありがとうございました。


   2015年10月15日(木)Fight(闘病記)
    やば!、歯欠けた。

 会社でやることもなくミンティア食ってたら、下の前歯の先端が欠けました。ミンティアかじった如きでなんでいてまうのん?。がんの治療成績上々な分だけホルモン薬で骨系よっぽどやられとんのやろか?。骨粗鬆症の薬もちゃんと飲んどんのに、、、(泣)。 シアリスの効果報告に至らず臨時の記事と相成りました。


   2015年10月17日(土)Diary(日記)
    淡一完走!、年間目標オールクリア!。

 淡路島一周、走ってきました!。これにて今年の年間目標4個全て完遂。結構がんばりましたね。
 今回で5回目の淡一だったんですが、しかし、きっつかったです。昭和37年度生まれのおっちゃん3人組のトレインは、合計すると50台を超えるかと思われる大量の自転車たちに圧倒的な速度差で抜かれまくり、1台も抜くことなくめでたくゴール!!。あっ、そう言えば部活帰りで疲れたと思しき中学生のママチャリ2台とエンジン不調で15km/hくらいでもたつくおばちゃんの原チャリ1台は抜きました。
 ではレヴュー。16日、広島、豊田、大阪(僕)よりやってきた大学同窓のおっちゃん3人が単身赴任中の豊田友人自宅のある西明石に集合し、17:30あたりより居酒屋に入る。アメリカであった学会帰りのこれも同窓の教授(もちろんおっちゃん)が途中から応援に合流してくれて、21:30過ぎまで飲んで散会。この時点ではごっつ楽しい。
 17日、05:45に3人そろってスタート、明石港に向かう。途中で道分からんようになって犬散歩さしてたおじいさんに尋ねると逆方向に走っておったことが判明。でも、おじいさんええとこいてくれたんでロスは200mくらいにとどまる。そして無事明石港に着いて淡路島岩屋行き06:20発ジェノバラインに乗船したんですが、、、んっ?、定刻過ぎても出港せぇへんやん?。おっかしいなって時刻表よく見ると、土日祝は06:30発ってなってました。出だし好調ですかね。岩屋港で姫路から来た若いチャリ小僧さんに、名物生しらす丼ってどこで食えるんっすか?って聞かれ、そんなん知りまへんです、地元民に聞いた方がええんちゃうんって返答するも名物生しらす丼をしっかり学習。
 さてここからが淡一ですが、心理的に楽な時計回りルートを迷いなく選択し、3つしかないと言われる難所のちょいきつな短い登りを速攻でインナーローに落としながらも3つともクリアして福良に。ありましたよ、生しらす丼!。おなか減ってたんでごっつ旨かったです。その後若干のアップダウンを経て12:30鳴門に到着。ここまで100km程走りましたが、この時点でもまだ楽しい。
 しかし、ここからちょっとして一気にぼろぼろとなり果てました。どーでもいいちょい上りで僕の泣きが入って坂途中で停止したり、バス停のベンチに座って思わずうとうとしてしまったり、、、。大量のトレイン達に抜かれまくったのもこの辺りから先ですね。この時点では既に楽しいもしんどいも完全に超越して悟りの境地でした。17時過ぎに岩屋にたどり着いた時には最早完全にへろへろで、明石までのジェノバライン10分余りは爆睡。更にちょっと走って暗くなる前に西明石まで帰り着いて距離計見ると165km!、今回は奇跡的に道間違えずに行けたんで予定より大分少ない距離で済みました。
 そんなサービスしてへんねんけど、、、と言われつつ昨日泊まったビジネスホテルの好意でお風呂入れてもらってさっぱりし、豊田友人自宅でちょっとだけアルコール入れたり(僕はお茶)お菓子食ったりしてカロリー補給して散会。ぼろぞうきん3人組は懲りずに来年もまた行こうとの話でまとまって、それぞれ帰途につきました。

 これにて猪苗代湖一周、イギリスで娘と会う、しまなみ海道、淡一と今年の4つの年間目標オールクリアです。なんやかんやで結構がんばったかな。というわけで、今年の有休残あと1日でちょっと危険領域。


   2015年10月25日(日)Diary(日記)
    体型改善宣言。

 土日、寒くなる前の秋服持ってへんなぁ~って、服買ぅたりそれ着て街行ったりしてました。ところが日曜夜、街からの帰りがむっちゃ寒いやないですか!!。せっかく買ぅた服、速攻で季節外れとなる(泣)。
 他方、お出かけズボンはいたら結構きつい。食欲の秋に乗じて“淡一対策たくさん食べよう習慣”そのまま継続してたせいやろか。体重は61kgに未達なのでまぁこれでええのんやろが、鏡に映る姿に危機を感じここに体型改善宣言をします!。


   2015年10月31日(土)Fight(闘病記)
    10月の体調。

 腰痛薬減らしたのはちょっと失敗。減らしてから2週間で症状悪化がほぼ確実な感じとなり、26日より月水金は薬量元に戻すことにしました。というわけで、リリカとリマプロストアルファデクスが早晩足りなくなるので、整形は年内にもう一度受診が必要となる。
 性機能改善薬シアリスはまだ使ってません。ザルティアが分量少ないとはいえ同成分であり、まだなんとかつながってるかなって感じです。ということはシアリスも効果ありそうですが、実際の使用はもう少し後で。

症状:
○腰痛脚痛:薬減らして腰~左脚のしびれが悪化。出社して
      やることなく延々座ってると腰痛結構つらいんで、
      月水金は薬を元に戻す。
      (リリカ75→150mg/day、
      リマプロストアルファデクス10
      →15mg/day)
○排尿障害:ザルティアに替えてから若干改善傾向のような
      気がする。
○ホットフラッシュ、全身関節痛、微弱なむくみ:
     特に改善も悪化もなし。
     手のしわが減ったような気もするがおそらくは
     むくみの悪化ではなくエクオールの効果。
     エクオール、女性のホルモン系がん予防効果が
     ある事を示唆する研究結果が複数あり前立腺がん
     にもいい可能性が高いとのことで、10月初旬
     から飲んでます。一緒に飲み始めた妻の手は
     ちょっとつるっとしてきたみたい(顔の効果は不明)。
○性機能障害:ザルティアに替えてから若干改善。
       不可逆性減衰であるとの主治医の説明でしたが、
       実際は多少の揺り戻しはあるということか。
○その他:リュープリン、ゴナより楽です。


   2015年10月31日(土)Diary(日記)
    10月の成績。

・体重59.9kg(体重はともかくとして体型が、、、泣)
・自転車リハビリライド×240km
 (淡一165km含みます!)
・ウォーキング5km×13days
・ウォーク&ラン5km×0day
 (膝痛くって走れませんです、泣)
・100階昇降×2days
・楽しい飲み会×1day

【淡一以外はだめでした】がん友従兄の死に涙してすぐ淡一。その後体もなかなか回復しないし気持ちの上でもいまいちで余計によくない。そう言えば6月のしまなみもがん友ヒュウヒュウおじさんの死後すぐだったよなぁって思ったりしてます。


   2015年10月31日(土)Books(本)
    10月に読んだ本。

 今月は小説を中心に読んでみましたが、読破量は思いのほか少量にとどまる。

(1)文体の科学/山本貴光/新潮社
 表題通り文体を科学した本かと思いきや、いったいこれは何だったのだろう。結局ここには文体の科学はない、、、残念。

(2)颶風の王/河崎秋子/KADOKAWA
 馬と共に生きる家族を6世代に渡り綴る三浦綾子文学賞受賞の力作。「氷点」50周年記念で1回限りのこんな賞が昨年あったみたいです。ごく最近の新刊なのになぜか既に手に入らず状態で、しかたなくアマゾンで中古買ったんですが、、、なんでぇ~~、定価の倍とられました(泣)。 ふ~む、確かに「氷点」を髣髴させる骨太の物語です。(僕は「氷点」はそんなに好きではありませんが。)良かったです、特に前半。中盤は描写が不足しており、後半は凡庸ではありますが、それでも定価の倍払った価値があるかもしれません。酪農家のおばちゃん(作者は酪農家らしいです)侮れません。

(3)朝が来る/辻村深月/文藝春秋
 中学生が産んだ子供を特別養子縁組でわが子とした夫婦とその子を産んだ少女の物語。どこがというわけではないのですが、読んでいて違和感があります。人物の感情や動作が微妙に地に足がついていないというか、少しずれている、、、。準備された結末はいいとしてもそれに向けたアプローチが滑っている感が否めず、ちょっと好きになれません。

(4)夏の裁断/島本理生/文藝春秋
 メンタルがちょっと弱い女性作家のだらだらとした生活が男と絡みながら描かれる。作者は芥川賞を中心に数々の文学賞の候補となっておりそのうちいくつかを受賞とのこと。いかにも文学賞好みの構成と文体で読みやすいが、“なんや、それだけかいな”ってな気がするのは僕が歳を取ったせいか?。

(5)レ・ミゼラブル/ビクトル・ユゴー(訳:豊島与志雄)
   /青空文庫
 超有名な19世紀フランスの大河小説。第1部を読み終えて暫く挫折していたところ、間違って第3部から読み継いで2、4、5部の順となったのはご愛嬌。社会情勢を叙事詩の如く滔々と語った後に登場人物の動静を語るスタイルに慣れるまではちょっと読みにくかったんですが、慣れたら読みやすいし展開は推理小説風で面白い。歴史の波に耐えて世界で読み継がれるだけのことはあります。明治の世、黒岩涙香が邦題を「ああ、無情」としたことは名訳と言われますが、無情は最後で救済されていることを知りました。また、19世紀前半のフランスにおける犯罪者への意識は現在の刑法意識とはかなり異なっているようで、現代刑法の処罰量刑の考え方が必ずしも歴史的に古いわけではないことも学びました。

(6)残響/村上陽子/インパクト出版会
 原爆文学/沖縄文学に関する自身の博士論文を加筆再編した若き学者による研究発表文。結構いいですね。深読みしすぎの感はあるものの、かなり詳しく作品を分析できていると思います。善きにつけ悪しきにつけ作者の手を離れた作品は読み手の解釈に縛られていくわけですが、広島、長崎、沖縄という特別な事実として既に自由ではない戦争の過去を題材とする場合、読み手も特別に縛りをかけたがるのでしょう。本書に述べられた解釈はたぶん善き方に原作を縛っている。でも、執筆時の原作者は本当はもっと自由だったと思います。僕は本書の考察対象となった原作を以前いくつか読みましたがその時はもっと自由でした、、、って言えば聞こえはいいが単に僕の浅慮に縛られていたから自由に感じただけやもしれん??。

(7)アンティゴネ/ブレヒト(訳:谷川道子)
   /光文社古典新訳文庫
 古代ギリシャの詩人ソポクレスが描いた悲劇を、戦後演劇界に多大な影響を与えた劇作家ブレヒトが焼き直した演劇シナリオの新訳(らしい)。 演劇のシナリオって、僕にはどれもよく判りません。とは言っても僕が読んだのは、カリギュラ(カミュ)、夕鶴(木下順二)、出家とその弟子(倉田百三)、人間の証明(森村誠一他、これは映画)くらいですが(笑)。

(8)カフカシリーズ1/青空文庫
 青空文庫収録のカフカを順に全部読んでみようってな企画。 「変身」「流刑地で」「家長の心配」「皇帝の使者」「最初の苦悩」「断食芸人」「火夫」「判決」(以上、訳:原田義人)、「罪・苦痛・希望・及び真実の道についての考察」(訳:中島敦)、「家の主として気になること」「処刑の話」「道理の前で」(以上、訳:大久保ゆう)
 今月は短編ばかりです。代表作「変身」は再読。ある朝身に覚えのない変身により巨大な毒虫になる不条理は最後に家族への光明をもたらす、、、という読み方はどちらかと言えばマイナーなようですが。昔に全集で読んだのか比較的近時に青空文庫で読んだのか既に定かではありませんが、他も概ね再読でした。来月は長編の「城」と「審判」の予定。


   2015年11月15日(日)Diary(日記)
    2週間ぶりの更新、しかしネタはない。

 11月2日に更新して以来の更新です。実はかなりアクティブな2週間だったのですが、ここで述べるべき活動ではなかったので、、、。
 というわけで外食状況だけ簡単に報告しておきます。10月31日(土)昼、11月1日(日)昼、11月7日(土)昼夜、11月8日(日)昼、11月14日(土)昼、11月15日(日)昼夜。どの土日もほぼ日中は外出していたわけで、体も財布も結構疲れてます。途中平日に、楽しい飲み会×1が入ったりして、ちょっと外出しすぎやろかぃな?。体調の方は11月11日(水)に風邪で半日有休使ってしまい、有休残は超危険状態に突入中。


   2015年11月26日(水)Diary(日記)
    熟睡への道。

 いやぁ~、実はここ2週間半、ほんま私事ばたばたでした。それが昨日決着したんで解放されて熟睡できるかと思いきや、、、なんやら夕べもあんまり眠れませんでした(泣)。 ふぅ~む、振り返れば既に本件とは関係なく半年ほど長時間爆睡から遠ざかっているような気がする。しかしまぁ、既に眠いことは眠いので今晩以降の熟睡を期待しましょうか。
 というわけで?、11月21日(土)のブランチと22日(日)の夜は外食。23日(月)は勤労感謝の日とやらで世間は休みなれど、仕事ないけど勤労できること(矛盾です)に感謝しつつ泣く泣く出社したので外食はせず。


   2015年11月29日(日)Diary(日記)
    ちょっと紅葉見てきました。

 娘が帰省してくれて、一緒に紅葉見てきました。思い付きでちょっと行ってみただけなんであまり期待してなかったんですが、すいてたしかなりよかったです。静かなお寺の紅葉の石畳を抜け、枯山水なんぞを愛でる。不惑を遠い昔に超えてなお今週のまた新たな私事に惑わされている心に安寧をもたらしてくれます。
 で、抹茶パフェ。この土日も外食2回(パフェ含まず)。 まっ、娘が来てくれてたからね。


   2015年11月30日(月)Fight(闘病記)
    11月の体調。

 リュープリンに替えて診察が3か月に1回となり、完全に1か月ぶりの闘病記更新。リリカとリマプロストアルファデクスを週3日元に戻して腰痛脚痛は結構よくなりましたが、排便系に少し問題が起きつつあるか??。

症状:
○腰痛脚痛:月水金は薬を元に戻して結構よくなりました。
○排尿障害:10月後半から変化なし。あんまりよくはないです。
○排便系:ずっと問題なかったのに今月は不調。下痢が比較的
     多かったり、下痢でなくても1日2~3回排便する
     日が結構多いです。街でちょっと漏らしかけの危ない
     場面も、、、(ひやひややったわ、泣笑)。
     放射線の影響ありなんやろかなぁ?。
○ホットフラッシュ、全身関節痛、微弱なむくみ:変化なし。
○性機能障害:少し揺り戻された状態継続なんで、
       シアリスは使ってません。
○その他:リュープリン、ちゃんと効ぃとんのやろな??。
     風邪で半日会社を休む。


   2015年11月30日(月)Diary(日記)
    11月の成績。

・体重59.8kg
・自転車リハビリライド×0km(ひぇ~~!??)
・ウォーキング5km×14days
・100階昇降×3days
・楽しい飲み会×1day

【なんだか冴えない1か月】私事でばたばたしていた印象しかないっす。チャリは気づけば0kmで、現在の出動態勢軒下保管から室内オブジェへの変更を検討中(!!?、泣)。 ウォーク&ランはラン復活の目処立たず、あえなく速攻で退場。


   2015年11月30日(月)Books(本)
    11月に読んだ本。

 ここに載らない諸事情に土日が概ね費やされたため、今月実績は今一つです。とは言え未読在庫は僅少となり次を仕入れました。うちの万札には羽が生えている、、、(本に限った話ではない、泣)。

(1)冥途あり/長野まゆみ/講談社
 “毎度あり”の引っかけ題名だと思うのですが、内容は別にウィットに富むわけではない。著者としては登場人物の家族に絡めて昭和の風俗的なものを機転の効いた文章で綴っているつもりなのだろうが、いかんせん、変に笑いを獲ろうとする中途半端な外しを濫発する文体にはうんざりでした。ところで、“めいど”って“冥土”と思ってたんですが、“冥途”もあるんですね。辞書引くと結局同じ意味なんですが、感覚的には“冥途”のほうがまだ先がありって感じでいいですかね。

(2)九州大学生体解剖事件/熊野以素/岩波書店
 戦時の有名な生体解剖事件に加担した医師の傍系遺族が真実を解明すべく再調査した報告書のようなもの。存在が知られていなかった資料が国会図書館のマイクロフィルムに保管されていることを発見し、その調査結果も踏まえて書いた執念の力作。おもしろいですが、資料の示し方が曖昧なので血縁者の身内弁護に終始してしまった印象がぬぐえないのが残念。

(3)カフカシリーズ2/青空文庫
「城」「審判」(何れも、訳:原田義人)
 「城」は再読ですがやっぱり頭へんになりそうです。なっがい蛇がこんがらがって這い回って行先判らず自分の尻尾噛んでしまってて、知らんうちにその蛇僕やんかって感じ。中途半端に突然終わって現世に帰れたのがほんまに救い。「審判」も再読で、やっぱり頭へんになりそうですが、「城」よりも時期的にかなり前の作のようでまだましです。青空カフカシリーズはこれで終了。

(4)世界史の中の日本国憲法/佐藤幸治/左右社
 現在の日本を代表する憲法学者が東大で行った講演を本に起こしたもの。大学の講義というわけではないので内容は一般人にも比較的分かりやすいです(文章の裏側に秘められた憲法解釈は深いものがありそうなのですが)。 歴史はともかく、立憲主義が権力の暴走を制御する知恵として発展してきたことはよく判ります。今の日本政治は民主主義の制度を利用した権力の暴走である、というのは僕の感覚。民主主義を守るための立憲主義がその守ってきた民主主義によって否定されようとしている歴史的瞬間に、今僕たちは立会っているのかもしれない。

(5)大洋に一つの卵を求めて/塚本勝巳/新潮文庫
 日本鰻の生態研究の書。近年まで判らなかった日本鰻の産卵場所を特定する研究の様子を著したもの。鰻の幼生って全然鰻じゃないんですよね、面白かったです。ラボレベルの鰻養殖からの事前の知見がもう少し明確に述べられていればなおよかったのでは?。桑名の従弟の鰻屋に鰻丼食いにいかなあかんなぁ(2014年12月14日Diary参照)。

(6)日本農業は世界に勝てる/山下一仁/日本経済新聞出版社
 元農水官僚の経済学者が説く日本農業の強みとそれを阻害する農政の問題。論理明快な文章、ごもっともな戦略説明、、、ほんならとっととやったらええやんか。しかしできないのは反対勢力が強力だから、って言うより反対勢力が大勢だからですかね。僕は漠然と反対勢力側と共通の理解でしたが、本書により今はあっさり鞍替え。でも、公平を期す意味で反対勢力の論理を一度ちゃんと聞いてみたいです。

(7)梶井基次郎シリーズ/青空文庫
「檸檬」「城のある町にて」「泥濘」「路上」「橡の花」「過古」「雪後」「ある心の風景」「Kの昇天」「蒼穹」「筧の話」「冬の蠅」「ある崖上の感情」「器楽的幻覚」「桜の樹の下には」「愛撫」「闇の絵巻」「交尾」「のんきな患者」他
 超短編ばかりなので表題数の割には文字量少ないです。何度読んでもやっぱり奇跡の心理描写だと思います。思いっきり暗くなれちゃいます。青空梶井シリーズ終了。

(8)太宰治シリーズ1/青空文庫
「列車」「魚服記」「思ひ出」「葉」「猿面冠者」「彼は昔の彼ならず」他
 できるだけ発表年代順に読んでいってます。太宰はやっぱり初期から太宰ですね。青空太宰シリーズは来月に続く。


   2015年12月7日(月)Diary(日記)
    ウォーク&ラン復活で腰痛も復活。

 昨日、ちょっとランニングしてみましたんです。ランニングちゅうてもほぼ早歩きと速度変わらんし、走ったり歩いたりってな超ソフトな感じ。たぶん、ラン3km+歩き2kmくらいやと思う。ところがこんな程度やのに終わったらえらい腰痛いんですわ。一晩寝ても治らず、今日は朝から久々ロキソニンテープ登場っす。困ったもんです。(実は両膝も痛い、泣。でも、ウォーク&ランはカウント1!)
 あほやな、何回おんなじことやっとんねん。学習能力足らんすぎやろ、って妻は言っております。関係ないけど土日の外食は2。


   2015年12月13日(日)Diary(日記)
    すんでのところで外食×1!。

 金曜夜、街で大学友人と飲み会だったんで終電帰り。というわけで土日は外食0かと思っておりましたところ、妻の財布から期限間近の焼肉食いほーだい割引券が出現したため、日曜晩は妻と忘年会っちゅうことで近所の焼肉屋で外食×1。食いほーだいなんで意地汚くやたらたくさん食したりしましたので、おなか割れそーでした。風呂上りに足の爪を切ろうとした妻は膨れたおなかがつっかえて、やむなく爪切り延期してました(妊婦さん?、笑)。


   12月20日(日)Diary(日記)
    ちょっと旅行行ってきました。

 土日、息子と娘を呼び出して4人でちょっと旅行行ってきました。老夫婦は暇だが若者は忙しいようであまり遠くまでは行けず、近場和歌山を選択。でも思ったより盛りだくさんで楽しかったです。

 出発日朝は阪和高速紀ノ川SAでコーヒー館のモーニング。食後最近不調の排便機能のおかげでまたしても危ない場面を経験する快調な(??快便な??)滑り出し。ここのSA、個室キャパ小っちゃすぎっすよね。白浜まで知らんうちに高速開通しとって思いのほか早く着いたんで、三段壁(東尋坊みたいなとこ)、千畳敷をちら見。時間ありあまりなんで三段壁ではエレベーターで断崖の下へ降りようと思ったものの入場料があまりに高いんでけち臭くもパスしてとっとと次へ。というわけで、昼食の白浜とれとれ市場には11時着、早!!。おっ、これ安うてお買い得やんかって「お造り定食」税込700円4人前、おいしかったです、満足。限定50食やって、食べてる途中に売り切れ札貼られてました。なんやらごっつ得した気分。三段壁高額入場料さまさまです。
 そして海沿いから内陸部へ移動して昔から気がかりだった日本最古の温泉、湯の峰温泉つぼ湯に入る。開湯1800年、世界遺産の一部です!。ふ~む、いい感じなんやけど、洗い場もないし排水給水いまいちよぅ分からんこの小っちゃい岩の湯船に入れ替わり立ち替わりようさんの人が入んねんから、もしかするとお湯結構汚いんやろかなぁとか思ったりもする。熊野古道もほんのちょっとだけ歩きました。さらに時間余って川湯温泉仙人(千人)風呂を回ってから今宵の宿、渡良瀬温泉へ。千人風呂には三人ほど入ってました(笑、こちらはキャパ大っきすぎ)。
 ホテルひめゆりってとこに泊ったんですが、そんな高ないしなかなか良かったです。和洋室タイプの部屋はきれいで広々、食事も夕朝とも満足、従業員も楽しそうに仕事している感じでした。その従業員のおっちゃんがしきりにビンゴゲームに参加してねって言うもんで4人そろって行ってみたところ、娘がミッキークッションゲットしました。ディズニー正規ライセンス品なんで買ったらお値段結構高いみたいです。行った甲斐ありました。

 翌日曜は落差日本最大の那智の滝へ。ここ、アクセス悪いんでそんな遠くない大阪に結構長いこと住んどんのに行ったことなかったんですよね。妻が僕と子供たちにお守りを買ってくれました。僕へは「延命水」っちゅう那智の滝の聖水入りの長寿お守り。ふ~む、長生きせなあかんな。さらに串本に回り本州最南端潮岬を見たのち爆睡する3人を乗せて帰路につく。潮岬は昔行ったことあるはずなんやけどあんまり記憶に残っておらず念のため写真撮ってきました。
 帰りも白浜からの高速の恩恵により順調で、和歌山市で思ったより早めの16時頃やったんで、この中途半端な時刻なら有名店も行列できてへんやろってこれまた長年の懸案であった和歌山ラーメンを食す。「井出商店」っちゅう、和歌山ラーメンを日本一に導いたことのある老舗店で食べました。うまかったですよ。

 ほんで最後、僕んちから京都の自分のアパートまで娘は電車で帰るもんで、手荷物キャパ不足により宿でゲットのミッキーは我が家の備品として落ち着くこととなりました。早速今晩妻が抱いて寝るらしいです(あぁ~平和やなぁ、笑)。 ってな感じで長年の懸案がいくつか解消され景品もゲットできた結構盛りだくさんの一泊旅行でした。


   2015年12月31日(木)Fight(闘病記)
    12月の体調。

 腰痛脚痛は寒くなってやや悪化かも。でもまぁ、概ね11月と同じ感じかなぁ。これといった報告事項がないことはいいことです。

症状:
○腰痛脚痛:若干悪化かも。
○排尿障害:変化なし。あんまりよくはないです。
○排便系:11月に調子悪化後そのまま状態。
○ホットフラッシュ、全身関節痛、微弱なむくみ:なんか、
     肘も痛くなってきたような気がする。
○性機能障害:若干の悪化かなぁ。シアリスは使ってません。
○その他:リュープリン、次は1月5日です。


   2015年12月31日(木)Diary(日記)
    12月の成績。

・体重60.0kg(都合により30日の数値です。)
・自転車リハビリライド×65km
・ウォーキング5km×17days
 (ラン、ちょっとだけ入ってます!)
・100階昇降×0day
・楽しい飲み会×1day

【まあよし、かな?】忘年会シーズンですが追い出し部屋の僕には関係ない。チャリは年末にちょっとだけ乗りました。今年のチャリは1200km余りでしたが来年は増やしたいです。

 26日(土)はお持ち帰りオードブルを頼んでみました。まあ、量は知れとるやろって帰省した娘と3人で4人分予約しといたんですが、、、とんでもない物量にびっくり!)。 結構凝っていて、むしろお惣菜って感じ。当然翌27日(日)も同メニューの夕食でした。

 28日(月)は一部バーゲン始まってるかもって街に出てみました。モッズコート、半額になってたんで買いました(マフラーは妻からのプレゼント)。 街では品薄だったらしく、最後の一品をマネキンから引きはがして入手。当日はちょっと得した気分だったんですが、遅れて帰省してきたやや冴えない感じの息子に服でも買ぅちゃろって今日近所のショッピングモール行ったら、おんなじのん結構いっぱいやっぱり半額で売ってました。田舎では品薄ではないっちゅうことやな、まあええわ。

 後半ペースダウンの感はあるものの、幸せだった一年がこうして終わろうとしています。無事新年を迎えられそうです。感謝。

 では、みなさんよい年を!。


   2015年12月31日(木)Books(本)
    12月に読んだ本。

 未読書の山、これらが捌けるのはいつになるのかな?。

(1)免疫の意味論/多田富雄/青土社
 東大名誉教授の医学者による免疫論。冒頭から「動物実験とは言え、これ、倫理委員会通さんでもええんかい!?」ってな異種胚の移植による掛け合わせの話。まぁ、医学の発展には確実に多大な貢献をしているわけですが、、、怖っ!。そして、免疫系は遺伝子に組込まれた秩序ある法則性を持ったものなどではなく、冗長且つ無秩序に拡散する性質の中で何故だかうまいこと秩序を作り出すものらしい。だからこそ予定外の多くの種類の非自己たる外敵に対して機能するものとなる。だが、その割に免疫系が対応できる相手は実は極めて限定的だとか。難しすぎて意味判りませんですが、ノート片手に丁寧に読めばもしかしたら何ぼかは理解できるやもしれんという気がしないでもない。老化やがんについての記述も意味わからんなりに面白いです。機会あらばもう一度読んでみるか?。1993年に第1刷が出て2012年までに54刷を重ねてきた良著ではありますが、たぶん最新研究はもう少し先に進んでいるであろうからそれを加筆して第2版発行してほしいところです。(著者は既に鬼籍に入ってますが。)

(2)言い残しておくこと/鶴見俊輔/作品社
 最近亡くなった哲学者へのインタビューを中心とし、更に鶴見氏が自身の著作、言論から断片を抜粋して並べた作品のようです。書下ろし或いは連載の著作かと思って買ったのですが結局は断片集になってしまっておりその点では残念。やはり断片では思索の過程が窺い知れないため哲学書とは言い難い状態かと思います。なんとなく共感できる部分もあるんですが、これだけではよく分からんなぁ。

(3)幸福論/河合隼雄/PHP
 緩く語った新聞連載コラムを集めたもの。京大名誉教授心理学者ユング派分析家で日本ウソツキクラブ会長を名乗る文化庁長官経験者。凄そうな感じですが、この本は凄くなかったです。まっ、あくまで個人的見解ですが。

(4)日々の光/ジェイ・ルービン(訳:柴田元幸・平塚隼介)
   /新潮社
 村上春樹の翻訳で知られる米国人著者が戦時米国の日系人収容所での出来事を描いた小説。なかなか面白くはありますが、日系移民の世界とは言え非日系外国人が描く日本人社会には違和感が残ります。米国人はこんなハリウッド映画的展開が大好きみたいですね。結構緻密に書かれていて文字が詰まっているため読むのに時間かかりました。

(5)だから、生きる。/つんく/新潮社
 喉頭がんで声を失った超有名歌手の手記。特によくもなし悪くもなしですが、有名人が書くと売れるんでしょうね。がんは皆それぞれに大変です。

(6)琉球独立宣言/松島泰勝/講談社文庫
 島嶼経済学者が沖縄、グアム、パラオと渡り歩いて研究した沖縄の救済策。敢えて“琉球”という言葉を使用し、もはやかの地を救うには独立しかないと警鐘を鳴らす、、、わけですが、後半はもう好きにしてやってな感じです。僕は沖縄の現状も歴史もよくは知らんのですが、日米地位協定がどうしようもなく問題だと思ってます。こんなくっそふざけた治外法権なのになんで誰も大っぴらに文句言わないのかわけ判りません。いずれにしても、軍隊とは国民を犠牲にして国という組織を守るものです。いわんや米軍は日本という国さえ守らんでしょ?。まっ、僕の認識はこんな程度ですが。

(7)世界の権力者が寵愛した銀行/
   エルヴェ・ファルチャーニ(訳:柴田高太郎)/講談社
 HSBCの超大口顧客の脱税情報をリークしたシステムエンジニアの顛末告白書みたいなもん。この手の本の場合、日本なら出版社のライターが作文と構成とをちゃんとするんで結構面白い本になるんでしょうが、この本は内輪の者しか理解できないんではないでしょうか。面白そうですが面白くないです。

(8)太宰治シリーズ2/青空文庫
「ロマネスク」「逆行」「陰日」「道化の華」「玩具」「雀こ」「もの思う葦」「猿が島」「ダス・ゲマイネ」「地球図」「めくら草子」「碧眼托鉢」「古典竜頭蛇尾」「雌について」「悶悶日記」「虚構の春」「喝采」「狂言の神」他
 続けて太宰ばっかし読んでるとえらく疲れます。疲れて同じところを何回か繰り返し気づかずに読んでたりして、、、。




     2016年



   2016年1月5日(火)Fight(闘病記)
    2016年はPSA=0.00からスタート!。

 あけましておめでとうございます。

 3か月ぶりに診察受けてきました。先ずは泌尿器科ですが、PSA=0.00をキープっちゅうことで、2016年のスタートは好調!。「排便系調子よろしくないんでちょっと診てほしい」って軽~く言ったら、「ほな、大腸内視鏡ね、放射線当てとるんでここらで一回診といたほうがええやろ」ってな感じで結構重たい検査が覚悟できてないまま即決定。あとで看護婦さんから説明受けたんですが、病院来てから下剤飲むんかと思いきや、家で下剤飲んで全部出してから病院来てねってなことらしいです。えぇ??、そんなんやったら、家から病院までおむつしてこなあかんのちゃうのん??って不安倍増しつつも、もう日程決めてもうたし後戻りでけへんよなぁ、、、。というわけで、今月下旬に大腸内視鏡検査受けます。
 そのあと診てもらった整形では前回に懲りて元の薬量まで増量してもらいました。寒い間は薬減らさん方がいいんですよって、せんせ、笑ぅてました。そう、笑ぅて薬飲んで腰痛脚痛吹き飛ばすんですわ。

 では皆さん、本年もよろしくお願いします。大腸内視鏡検査の結果報告もお楽しみに(病院行く途中におもらししちゃったとか、、、報告は来月)。


   2016年1月11日(月)Diary(日記)
    初詣と今年の目標。

 今更正月の話もなんなんですが、2日に初詣行きました。ふ~む、何年ぶりなんやろか??、前回がいつだったのかとんと記憶にないです。
 徒歩圏寺社には何れも全くゆかりないんで、どうせ車か電車でいかなあかんわなって石切さんにしました。ついでに本年のお百度でも踏んでこよかって思って行ったんですが、、、!!正面のお百度場は本殿に参拝する人波で埋め尽くされ、その行列(って言うか雑踏)は視界を超えて後方はるかまで続いているではないですか!!。無駄だと分かりつつも念のため「お百度はできませんよね」って聞いてみたら、「ご覧のとおり無理」っちゅう答えでした(4日から解禁とのこと)。 で、正規に参拝しようと一応行列のしっぽ探しに後ろに回ろうとしたんですが、、、長すぎてあきらめました。というわけで、前方ななめ右遠方行列仕切りロープの外側より本殿を間遠に望んで賽銭なし(賽銭箱は超遠方!)で参拝させていただきました。お百度には近々改めて参ります。
 無事にややインチキくさい初詣を済ませおなか減ったんで、やってへんかもな~って思いながらイタ飯屋「レガーロ(2015年1月25日Diary)」をのぞいてみると、まだ客は一人もおらず店員さんたちが暇そうにしております。知らない店なら客入り悪い場合パスするところですが、前回おいしかったんで迷わず入りました。一番客です、縁起よし!。僕らが入って間もなく満員になってました。大阪平野を眺めながらのパスタランチ、おいしかったです。食後、食い足らない妻と息子がデザートを注文するのを横目に、僕は例によって失礼してトイレに。戻ってみると僕の席に少しだけではありますがおいしそうなパンナコッタが!。太るからと(もう遅い?)注文しなかった娘に妻が少し分けてあげたらしいんですが、娘がその半分を僕に残しておいてくれてたとのこと。いゃ~、(経緯の真偽は不明なれど)正月早々うれしいわ。初詣も行ってみるもんですね。

 さて、去年は4つの目標(猪苗代湖一周チャリ、イギリス旅行、しまなみ海道チャリ、淡一)を公表してめでたく全部達成しました!って勝手に思ってたんですが、読み返してみるとどうも明示的には目標公表してなかったようです。積極果敢な行動ののちに若干のペースダウンと預金残高ダウンで迎えた2016年は、目標たくさん挙げといてできる分だけ無理せず自然体でクリアしていくっちゅうスタイルでいってみます。

 ○北海道旅行:一昨年、今は既に運行中止となってしまった
  大阪札幌人気豪華寝台特急トワイライトエクスプレスで
  北海道ってなプランが車中のフランス料理コースとともに予約
  してあったんですが、放射線治療副作用からの回復が思わしく
  なくやむなくキャンセル
  (2014年7月24日Diary)。
  他方、昨年東京から札幌に転勤となった大学友人が北海道の
  ラベンダー畑で一緒にチャリ乗ろってな似合わないロマン
  ティックなお誘いをしてくれてます。よし、ほなカシオペア
  (東京札幌ですが、、、)で雪辱じゃぃ!ってなわけですね。
  カシオペアでってなるとチャリ持ってくわけにもいかんので
  ラベンダー畑は不透明ですが、まぁ、札幌にはもう一人同じく
  大学友人の教授がいてるんでおっちゃん3人ですすきのかな。
  一緒に行く妻はどうしたもんでしょうか?。

 ○淡一:またぼろ雑巾になりに行こうっておっちゃんたちと約束
  したんでね(2015年10月17日Diary)。
  広島友人、豊田友人と会うのも目的。

 ○琵琶一:一応、息子との機関車契約はできている。息子とも
  いろいろ話をしないといけないと思う今日この頃。

 ○しまなみ:去年結構良かったんで(2015年6月7日
  Diary)、できればもう一度、今度は広島発着200km
  で挑戦してみたい。広島友人、松山友人と会うのも目的。

 ○チャリ屋朝トレ復帰:今の体力ではチャリ屋の皆さん(速い)
  と一緒に走るのはとても無理なんですが、距離は短いんで
  なんとか一緒に走れるところまで回復したい。これができたら
  成績表の「チャリリハビリライド」は晴れて「チャリ」となる
  予定です。

 ○大腸内視鏡:目標に挙げる前に日程決まってしまいました!
  (2016年1月5日Fight)。

 ○ピロリ菌除去&胃カメラ:胃がんで両親(故人)とも胃全摘、
  弟はピロリ保菌者。ほんなら僕もピロリ保菌者で胃がんリスク
  大、、、やでなぁ。既に前立腺がんStageD1ですが。

 ○法学部通信講座受講:時間を作って挑戦してみたい。最近は
  民法刑法憲法独習中。憲法もう少しやってから通信講座受け
  たいと思ってますが、民訴刑訴も受講前に独習した方がいい
  かも?。でも商法は独習はしないんです。時間的には苦しい。

 ○Chemistry3読破:昨年2月にこのくっそ分厚い洋書
  (英語!)買ぅたんですが、予想通り“お前はすでに死んで
  いる”状態(2015年2月8日Books)。 英語の勉強
  兼ねてなんとか救済を、、、なんですが、僕が手にしたことの
  ある書籍の中でダントツの大きさと分厚さ!。時間的には前項
  と完全にトレードオフ。

 ○読書ペース維持:今のペースには不本意な部分もありますが、
  更に一年間このペースを維持できればまぁ上出来やろか。

 ○家内安全!:なんじゃそりゃ?って言わんといてください。

 こんな感じで今年の目標は成否基準が曖昧なものを織り交ぜつつ多数列挙。まっ、全部は無理なんやけど、自然体で緩~く前のめりで、口角あげて笑顔でいきます。今はおとなしくしている前立腺がんもいつかは再燃するみたいです。まだ暫く大丈夫そうではありますが、もしそうなっても最後まで前のめりで、「迷ったら、やる!」んです。

 そしてまずは体力からなんですが、「最近は筋力激衰やから筋トレせななぁ」って言ぅてたら、「電車ん中の広告でこんなんあったで」っちゅうて妻が情報くれました。剛力彩芽ちゃんが宣伝してる「ワンダーコア」!。どんなんやろ思ぅてネットで広告動画チェックしてみると、背もたれにばねの付いたお子様用座椅子みたいなんに座った筋肉むきむきのおっちゃんがしきりにそっくりかえったりまた座位に戻ったりしておる。えぇぇ?!、このおっちゃんのむきむきはワンダーコアとはおそらく関係ないし、これ、たぶん腹筋効果ほとんどないでなぁ??。おまけに背筋もでけへんし、えらくたっかいし、、、って妻と二人で大笑い。で、腹筋背筋両方できちゃう「鉄人倶楽部ボディトレーニングIMC-99をアマゾンで買ってみました。2417円(笑)。 妻はこんなんほんまに使えんのんかいな?ってとっても懐疑的でしたが、、、。
 そして一昨日、箱そのまんま外装なし、中身ちょんばれでちょっと恥ずかしい感じで鉄人倶楽部がやってきました。近所に住む顔見知りの運送屋のおっちゃんが配達してくれたんで、もひとつ恥ずかしい感じでした(笑)。
 さて、組み立てて使ってみたところ、、、なんと!、致命的構造欠陥により背筋でけへんやないですか!。上体反らすと押さえてるはずの足の方が上がってもぅて上体はそのまま床べったりなんですねぇ(おい!、広告写真とちゃうやんか!、泣)。 妻はほれ見たことかと大爆笑、つられて僕の苦笑も爆笑に。妻の説によると僕は鉄人倶楽部に試されているらしい。ほんならあきらめへんわ。一度も使用されることなく妻の冷笑を浴びつつ1年半お蔵入りしていたノルディックポール(2014年8月15日Diary)がここで登場するのです。こんなして上体方向に台座を伸ばせば大丈夫(なはず)!。実はこれでもなおNGなんですが無理やり何とか使えんこともないんで、まぁ、これでいきますわ、って散々大笑いさせてもうて免疫力アップの松の内でした。
 で、早速、腹筋背筋に腕立てとスクワット加えて、ちょびっと筋トレやってみたんですが、、、筋力激衰の恐ろしい現実にほんまびっくり、情けないです。というわけで、今年の目標も一つ追加。

 ○筋力アップ!


   2016年1月18日(月)Diary(日記)
    久しぶりの京都。

 昔に泊った京都市内の宿からDMが来ていて、かに食べ放題1泊2食付1人税・サ込12000円。海から離れた盆地の京都市内でなんでかに食べ放題なのかはよくわかりませんが、その宿の前回印象かなり良かったんで行ってみました。

 せっかくなんで観光するかって、まず三十三間堂の通し矢。開場前の朝8時半頃付近についたところ、振袖みたいなん着て袴穿いたお姉さま方やら同じく袴穿いたお兄さま方やらが既に弓持っていっぱいたむろしておりました。入場無料だったんで雑踏に混じって通し矢を見学、、、なんですが、見物人の壁ができていて弓の上端がその上にちらと見えたのみ。で、念のためカメラ持って腕目いっぱい上に伸ばしてそれと思しき風景を撮影して見学終了。
 次、向かいの京都国立博物館で刀剣の特別展してるっちゅうんで回ってみると、開館前なのに若き女性たちの長い待ち行列が!。もう一つの特別展は“申(さる)づくし”なんで、どちらも並んで見るほどのもんでもなかろうと思われ、行列ができている原因は謎。とりあえず行列に加わったのちあまり活用されていない僕のスマホでググってみると、、、なんと、最近の世の中、“刀剣女子”なるものが棲息しておるらしいです。美形キャラのおじさんたちが刀剣を育成する(??僕には意味わかりません)ゲーム「刀剣乱舞」をきっかけとして増殖してきた種らしいです。博物館もちゃっかり音声ガイドでそのゲームの声優さんを起用して集客図っていたらしく、そのため“刀剣女子”の行列ができていた模様。時間が余っていたこともあり大分並んで展示を見たんですが、真の刀剣ファンっぼいおじさんが少女たちに紛れて小さくなって並んでいたのが印象的でした。ひとつ世情の勉強になったわけですが、実はこの“刀剣女子”って去年の流行語大賞にノミネートされていたとのことで、興味ないことは流行っててもわからんもんやなってなことも実感。
 さらに次、京都伊勢丹拉麺小路に回り天王寺でつぶれてしまって食べる機会を失っていた喜多方ラーメン屋「坂内」(2014年11月30日Diary)で昼食。“ねぎ焼豚ラーメン”と“西京味噌の炙り焼豚京野菜ラーメン”を妻とシェアして食べました。う~む、久々でしたが「坂内」のラーメンやっぱうんまいです!。でも、商売は下手みたい。それになりにはお客さん入ってるんですが呼び込みしすぎで客足余計に遠のいてる感じやし、天王寺では店つぶれとるし、更にもう一軒大阪府内で店つぶれてます。ここ京都拉麺小路店はつぶれんように頑張ってもらいたいし、大阪市内にも一度出店して欲しいなぁ。続いて同じく伊勢丹内「マールブランシュ」(結構有名なケーキ屋さんらしいです)でティーブレイク(って言うか、この日の予定は全部ブレイク=休憩ですが)。 有名店でありがちな甘さ控えめではなく、適度に甘いここのモンブランはマル。毎日結構な時間一緒におるしあと2年で銀婚式やっちゅうのによくもまぁまだ話すことあるでなぁと思いながらも妻と1時間ほどおばちゃんトークでくつろぐ。
 ここらで午後3時近くとなり皇后杯都道府県対抗女子駅伝で南北分断されていた道路が通行可能となったので、北山の「アピカルイン京都」に移動してチェックイン。かに食べ放題、午後5時~8時近くまで3時間弱、延々食い続ける。まぁ、茹でがにの鍋なんで生がにほどのインパクトはないんですが、水揚げ後すぐ茹でてしまった方が返って風味も残るのかこれも悪くないです。そしてお決まりの結末として食いすぎ。かに鍋の濃いめのだしのせいか或いは昼のラーメンのせいか、最初からかなりの量が盛られており1回しかおかわりできんかったかにに対し、お冷はピッチャーに4回ほどおかわりしました。

 翌朝、かに食いすぎと水飲みすぎで妻も僕もやけにむくんでおり体調いまいちではあったのですが、和食系が充実した朝食ビュッフェは1時間余りかけてまんべんなくしっかりいただきました。そして、不調とは言えこのまままっすぐ帰んのもなんやでなぁってちょっとだけ嵐山に回り、中国の方々に紛れて天龍寺と竹林を散策してから帰宅。むくみとして体内に蓄積されていた水が排出されるのか、この日はやけにおしっこに行きたくなる日でした。でも、水はたくさん出てもかには体内に残留したようで、夜の体重は通常比+1kgでかに食べ放題1泊旅行は無事終了。

 久しぶりの京都と2度目のアピカルイン、よかったです。でも次回があったならばかにやめて懐石にします。一人当たり3000円ほど安いし、むくまんですみそうやし。


   2016年1月22日(金)Fight(闘病記)
    大腸内視鏡検査受けてきました。

 大腸内視鏡検査受けてきました。受けた人の話では“楽勝”ってなことだったんで、ほんまに楽勝かと思って臨んだんですが、、、。
 まず懸案事項の報告。結論から言うとおもらしはしませんでした。いゃ~ぁ、よかったよかった。
 次、楽勝のはずの内視鏡挿入、、、いゃ~ぁ、腹破れるかと思いましたわ。挿入時のS字結腸通過が超難儀で、あまりの痛さに歯くいしばってえらく呻いてしまいました。ふ~む、大の成人男子が肛門出して呻いている姿、あまり美しくないでなぁ。でも、痛みはちゃんとせんせに伝わった方がいいんで僕の態度は正解です。まっ、苦労の甲斐あって何とか最奥部まで挿入が完了し僕も一緒にモニター見ながら検査開始。おぉ~、美しい!。放射線障害の赤斑もちゃんとありましたが、これはしゃぁないです。時々浮遊する少量のスケール(scale=水垢、つまり排出しきれなかった便ですね)が映ります。そして腫瘍系はなしっちゅうことで一安心。外側(ん?、内側か?)に凹んだ部分もちょっとあるが問題ないとのこと。あぁ~、よかった。
 最後、検査の間補助してくれた男性技師さんと「とんでもなく痛かったっす」て話してたんですが、器具片づけ応援に来た比較的若い女性の技師さん、僕の顔見てえらく不自然ににこやかでした。内視鏡挿入時の僕の呻き声をカーテンの向こうで聞いていたに違いないですね。次にもう一度せなあかんのやったら、内視鏡を売りにしてる別の私立の病院でします。たぶんそこの内視鏡は最新で細いやろし医者も慣れとるから上手やろ。

 これで今年の目標一つクリアです。あぁ~ぁ、終わって結構時間経つのにまだいったいわ。


   2016年1月24日(日)Diary(日記)
    お百度行ってきました。

 土曜、大腸が内側から痛い感じを残しつつお百度行ってきました。朝9時頃に石切りさん着、早速45分ほどかけてお百度を踏む。始めた時は10人程でしたが終わる頃には倍増してました。人気のお百度ってことですね。今回もご利益期待したいです。
 お昼まで間があったんで久しぶりにミスドに入る。新作の「クリームブリュレドーナツ」とやらを食しましたが、これ、旨いですね。妻と二人800円ちょいで1時間以上粘ったのち、お決まりのイタリアンランチ。ったく、何しに行っとんのやら。

 日曜、えらく寒いと思ったら夕方に小雪!。ほんでもって夜、ゴミ捨て行ったらゴミ捨て場前の階段が何の許可もなく勝手にアイスバーンと化しており、不意を突かれた僕はきれいに転倒させていただきました。階段の角で尾てい骨打たんように空中で瞬時に落下体勢整えた(?)おかげで右手首むっちゃいったぁ!。つまり、鉄人倶楽部購入を契機に開始した腕立てはしばらくお休みと相成ります(泣)。 まさか骨折れてへんとは思いますが、骨粗鬆症の薬飲んどるくらいやからなぁ、、、あ~ぁ、どんくさ。妻は速攻で息子と娘にラインで報告してました。


   2016年1月31日(日)Fight(闘病記)
    1月の体調。

 右手首が痛い(2016年1月24日Diary)以外はこれといった報告事項はないです。

症状:
○腰痛脚痛:寒いんで痛いですね。
○排尿障害:変化なし。よくはないです。
○排便系:出先での個室のありかは常時チェック体制。
○ホットフラッシュ、全身関節痛、微弱なむくみ:
   気のせいって思っておこう。
○性機能障害:ほぼ変化なし。
○その他:大腸内視鏡検査の詳細結果を2月2日に聞きに
     行きます。

薬:( )内はジェネリックに変える前の処方薬。
[内分泌]リュープリン注射11.25mg/12week
     ビカルタミド80mg/day[ファイザー]
     (カソデックス)
[排尿改善]ザルティア5mg/day
      ベタニス50mg/day
[腰痛]リリカ150mg/day
    リマプロストアルファデクス15mg/day[F]
    (オパルモン)
[骨粗鬆症]アレンドロン酸錠35mg/week[テバ]
      (ボナロン)
      デノタスチュアブル配合錠2錠/day
[胃]ランソプラゾールOD15mg/day[テバ]
   (タケプロン)
[腸]ビオフェルミン配合散3g/day
[全般]牛車腎気丸7.5g/day
※1月5日から気休めに整腸剤ビオフェルミン出してもらってます。


   2016年1月31日(日)Diary(日記)
    1月の成績。

・体重59.7kg
・自転車リハビリライド×0km(もうこれが普通、泣)
・ウォーキング5km×18days
・100階昇降×5days
・楽しい飲み会×0day(悲しい)

【23/31】全31日中23日は運動しました、って言うと結構頑張ってる感じですが、実際は負荷の軽いウォーキングばっかしなんでいまいち体力増進にはなっていない。で、気休めで最終日にちょっとラン入れたりしてみました。鉄人倶楽部の使用頻度も24日の右手首負傷後激減です。

【P.S.】1月18日の記事で「あと2年で銀婚式」ってなことが書いてあるんですが、勘定してみたらあと1年でしたわ。ここまで来ると1年程度は誤差範囲っちゅうことっすかね。妻も僕も暫く気づいてませんでした(笑)。


   2016年1月31日(日)Books(本)
    1月に読んだ本。

 置き場所がなくなったので読み終わった本を売ってきました。文庫本は置いておくんで売ったのは80冊余り。読んですぐ売るんなら買うなってな考え方もありはありなんですが、、、。

(1)死刑冤罪/里見繁/インパクト出版
 実際の死刑冤罪事件を取材考察した書。本書には取り上げられていませんが、比較的最近の冤罪事件とされる東電OL殺人事件の高裁逆転有罪判決は当時判例時報で読みました(なんでこんなん読んでんのん?)。 今振り返ると原審とは逆に疑わしきは被告人の不利益に裁判されてた印象が拭えなかったものの当時の僕は心情的には有罪でよしとしていたように思います。僕のような小市民がそう思ってもたぶん何の実害もないですが、裁判官が刑事裁判の大原則を外してはやっぱいけませんよね。本書の著者は、裁判官は検察の主張に沿った判決を望んでいると看破しています。そして一般人は検察の創作したストーリーを心地よく受け入れてしまう、、、。死刑について言えば、以前からそうだったわけではないのですが最近の僕は廃止論に1票です。冤罪で死刑執行された人の命はもう取り戻せませんので。
 ※東電OL殺人事件:1997年、夜な夜な売春していた東電エリートOLが売春場所のアパートで殺害された事件。不法滞在ネパール人が逮捕され一審無罪となるも検察のごり押しで勾留継続され帰国できず、高裁で有罪となり最高裁で無期懲役確定し服役。事件から15年後、再審で無罪が確定し元被告人は帰国できた。

(2)死者の花嫁/佐藤弘夫/幻戯書房
 日本の葬送の歴史を考察する書。墓参は江戸時代以降の風習であり実はその歴史はそれほど深くないらしい。戦国以前は死者は葬ったら冥土に行ってしまうんであとはさよなら~って感じだったようで、その頃は死者がこの世をうろつくという感覚はなく生者を邪する幽霊もほとんどいなかったのだと。直接関係ないし意識もしていませんでしたが、僕の両親の葬送(墓はない)は結果として戦国以前に少し先祖帰りかも?。なかなか面白かったです。でも、本書最後付近に唐突に登場する3・11はあんまり関係ないでなぁ。

(3)蓼食う虫/谷崎潤一郎/新潮文庫
 谷崎は比較的最近に「卍」と「痴人の愛」を読んだだけ。僕の読書歴、こんな程度でちょっと恥ずかしいです。さて、解説によると本作は谷崎の前期作風から後記作風へと移行し始めた頃の作とのこと。優柔不断なお金持ちの冷めた夫婦の何もない日常が淡々と綴られています。夫婦の在り方が前期谷崎の余韻を残している感じなのかとも思いますが、アンニュイなこの夫婦には谷崎に期待したくなる異常性はありません。発表当時の関西の風情がよくあらわされていていいです。もう少ししたら「細雪」も読む予定。

(4)琥珀のまたたき/小川洋子/講談社
 日曜朝FM大阪で著者がいろいろな本の紹介をする番組を遊びに出かける車の中でよく聞いていますが、内容はほとんど右から左に抜けております。本書は、老人となった兄が語る母親によって世間から隔離されて育った姉兄弟の異常な生活。小説らしい小説でした。淡々と綴られる語り口は、異常な生活を余儀なくされた彼らに一見優しいようで実は底辺では冷たい。FMで聞こえる柔らかな話しぶりに隠された著者の一端を垣間見ました。

(5~7)大地の子(一~三)/山崎豊子/文春文庫
 TVドラマに感動した妻の勧めで読んでいます。(一)の終戦時の中国描写は目をつむりたくなります。安部公房の「けものたちは故郷をめざす」を思い出しました。(二、三)は比較的平和。全体の感想は(四)まで通読の後に。

(8)太宰治シリーズ3/青空文庫
 「二十世紀旗手」「Human Lost」「燈籠」「富嶽百景」「黄金風景」「女生徒」「懶惰の歌留多」「火の鳥」「花燭」「畜犬談」他
 「黄金風景」が思いのほかよかったです。思い出は自然と美しく変わるのか、或いは美しい心が思い出をも変えるのか?。「畜犬談」もよかったです。子供のころたくさんいた野良犬って結構恐かったでなぁ。今、野良犬全然いませんね。


   2016年2月7日(日)Diary(日記)
    老夫婦のうだうだした週末。

 金曜朝時点では右手首の治りが芳しくないため土曜の整形受診をほぼ決めておりましたところ、金曜夜辺りから何故か劇的に痛みが和らぎ始め骨折していなかったことがほぼ確実となる。痛みがとれるまで2週間近くもかかり、がん治療開始後の加速度的身体機能の低下を実感しておる次第。
 というわけでうれしいことに土曜は急に暇となる。とは言ってもやることないんで買い物かたがた近所のとんかつ屋にとんかつを食べに行ったんですが、おなかいっぱい食べたからか脂っこいのがあかんかったのか胃が痛い。「早よピロリ除菌行かんかい!」って妻からお叱りを受けるはめになりました。そのあと4駆のくせになんとなく直進性に違和感の出てきた車をディーラーに連れて行って空気圧みてもらったところ、“やや危険領域”まで減っておってびっくり。高速しょっちゅう乗るんで結構注意して見てたのに、扁平タイヤって空気圧むっちゃ減ってても見た目全然判りませんね。で、ツタヤの割引券使って108円で「神様のカルテ2」と「東京物語」の2本借りて帰宅。
 日曜もやることなく、散歩かたがた妻とやや近所のパン屋に行ったりして過ごす。徒歩2分のパン屋は余り好みでないんで、1kmくらい離れた比較的最近できたパン屋のプチイートインに挑戦してみました。さほど期待していませんでしたがおいしかったんでちょっと得した気分でした。

 こんなしてDVD見てうだうだ過ごした老夫婦の平和な週末でした。腕立てはまだ再開されておりません。


   2016年2月14日(日)Diary(日記)
    ネタないです。

 土曜日は忙しかったんですが、事情があってそのネタはここには書けないです。
 日曜日は真にネタがない。昼過ぎに近所のショッピングモールに行って軽く昼ご飯食べたんですが、まぁ、予想通りトイレに、、、って言っても日曜昼過ぎのショッピングモール個室事情侮れません!。5か所(たぶん15個室くらい)覗いて全部満室で、隣接してるけど結構遠かったりするシネコンまで走って無事終了。たぶん、並んで個室が空くのを待ってても時間的には同じくらいだったかと思われます(笑)。
 CD1枚レンタルただ券があったんでまたツタヤに。別にこれといったCDもないんで、妻の反対を押して数種あった山口百恵ベストのうち1枚を借りる。家帰ってから妻が喜んで歌いまくってました(注、もちろんカラオケバージョンではない)。 わぁ、全部歌えるわ!ってえらくご機嫌。僕は「横須賀ストーリー」が好き。デジタルリマスター版なんで音がいいです。ほんま、ネタないです。


   2016年2月21日(日)Diary(日記)
    「迷ったら、やる!」っちゅうことで。

 土曜日、妻と難波をぶらぶらして帰宅後、ぼろぼろになりつつある現行品に替えるべくベランダ用オーニングを買ってとの妻の指示が。僕は前回どれを買ったのかはっきり覚えていたので(7~8年前ですが)、早速パソコンを開け、これやなって現行品と同じものを自信満々にネットでポチっと発注しました、、、のですが、寸法はちゃんと測ったんやろな!?って妻に言われて若干の不安を感じつつ念のためベランダ実寸測ってみると、、、全然使いもんにならんもん注文してましたです(1mも違ってました、泣)。 で、速攻キャンセル。はっきりした記憶に基づいた行動だったはずなのに、、、あほです。最も基本的部分におけるチョンボです。こんなどあほな間違いを犯すとは、この先思いやられます。もっとちゃんと頭使わな、、、。
 で、日曜日、大学通信制法学部の説明会行ってきました。個別相談ブースでは4名の相談員さんがいてたんですが、若い美女の相談員さんに当たりました。質問に対する答えも的確で応対もいい感じだったこともありこの段階でほぼ入学を決意。既に一応大学理系学部卒ではあるんですが、別領域も系統的に学んでみようかっちゅうわけです。ちゃんと卒業できんのやろか??(卒業できたら法学士さん)。 勉強時間が確保できるか心配。それ以上に頭がついていくか心配(思ってた以上に頭使わなあかん感じ)。 まっ、「迷ったら、やる!」っちゅうことで、早速母校大学に卒業証明書と成績証明書を請求しました。(成績不優秀なんで3年次編入でけへんかも、、、笑。相談員さんは大丈夫と思いますよって根拠なく言ってくれてましたが。)

 【P.S.】カシオペア(東京札幌豪華寝台特急)ってこの3月で運行終了らしいです。一昨年に乗り損ねたトワイライトエクスプレスの雪辱は結局できずじまい。北海道ラベンダー旅行は往復飛行機で計画せなあかんようです。


   2016年2月29日(月)Fight(闘病記)
    2月の体調。

 これといった報告事項はないです。幸せ。

症状:
○腰痛脚痛:まだ寒いんでまだ痛いですね。
○排尿障害:変化なし。やっぱりよくはないです。
○排便系:出先での個室のありか常時チェック体制継続中。
     もつ鍋を食べた後は必ず下痢。脂が悪いのんやろか。
○ホットフラッシュ、全身関節痛、微弱なむくみ:
     最近またコールドフラッシュ(?)もあり。
○性機能障害:変化なし。
○その他:大腸内視鏡検査の結果は放射線障害と思われる血管の
     異常膨張あり。痔もあるよ、やって。放射線障害は
     治せないんでこの先ずっと付き合っていかなしゃあない
     らしいです。その他は大丈夫。


   2016年2月29日(月)Diary(日記)
    2月の成績。

・体重58.7kg
・自転車リハビリライド×0km(これが普通!、泣)
・ウォーキング5km×18days
・100階昇降×2days
・楽しい飲み会×1day

【とりあえず安堵した月末】ちょっとごたごたを引きずってたんですが、なんとか治まりました。月末は娘が帰省してくれたんで、遅ればせながらお雛さんも出てきてはんなり。ところで、母校大学に発行依頼中の卒業証明書と成績証明書がまだ来ない。卒業式に出た記憶もなく、卒業証書も見たことなし、、、実は卒業できてなかったりして?!。


   2016年2月29日(月)Books(本)
    2月に読んだ本。

 ちょっと成績悪いのです。次から濃密35mm厚が3冊続くので、来月は更に減速予定なのです(泣)。

(1)大地の子(四)/山崎豊子/文春文庫
 戦争と出自と共産主義に翻弄される中国残留孤児の生きざまを描く大河長編。3年ほど詳細な取材をして書き上げたとのことで、フィクションなのにノンフィクション的な緻密な仕上がりです。息が抜けない展開で物語として非常に面白い。中国という国、そこに暮らす人の特質もとてもよく描きこんであると思います。でもノンフィクション的に仕上がってしまっており、行間がない、というか読者の入る余地がない排他的緻密さです。なので確かに映像にしたらいい感じになりそうです。中国に残ることを決意し最後に主人公が唐突に口にする表題はパールバックの「大地」を意識しているのでしょうか。一巻の戦中戦後満州地域のごたごたという場面では安部公房の「けものたちは故郷をめざす」を思い出しましたが、こちらは行間豊富な感じで僕はこちら寄り。

(2)ヤモリ、カエル、シジミチョウ/江國香織/朝日新聞出版
 芥川賞作家の傑作長編らしいんですが、、、。なんっすか、これ?、ってよく見たら直木賞作家でした、もぉええわ。

(3)レールの向こう/大城立裕/新潮社
 こちらは芥川賞作家の最新作のようです。“レールの向こう”って言うとレールが続いているその先ってな感じですが、目の前を横切るレールを跨いだ向こう側っちゅう意味でした。作者曰く、初めての私小説とのこと。作者自身のあとがきの付いた珍しい単行本。

(4)二つの母国に生きて/ドナルド・キーン/朝日文庫
 日本研究者で日本文学翻訳者である著者の日本に関するエッセイ。日本語を母国語としない日本文学者(って言ったらご本人に怒られそうですが)が書いた文章だけあって理路整然として正確です。論文風エッセイ??。

(5)我が家のヒミツ/奥田英朗/集英社
 人々の生活をステレオタイプの解釈で単純化して描いた短編小説集。なんぼなんでもステレオタイプに過ぎるような、、、。“我が家のヒミツ”の方が結構面白かったりして?(言われへんけど、笑)。

(6)命売ります/三島由紀夫/ちくま文庫
 三島がこんな小説を書いていたんですね。構成も文章もしっかりしています。「極上のエンタメ小説」って帯に書いてました。覚悟ができていたはずの男の覚悟がぼろぼろに崩れていく話。覚悟も強固な岩盤まで深くしっかり杭が打たれてないとあかんっちゅうことでしょうか。僕は命拾いましたのでそのあと少し生活態度が変わりましたが、どの深さまで杭は届いとんのやろか?。

(7)太宰治シリーズ4/青空文庫
「八十八夜」「美少女」「おしゃれ童子」「デカダン抗議」「皮膚と心」「鴎」「兄たち」「春の盗賊」「女の決闘」「駈込み訴え」「古典風」「乞食学生」「盲人独笑」「きりぎりす」「ろまん燈籠」他
 太宰シリーズがなかなか終わりません。今後、青空シリーズは減速予定なのです(泣)。


   2016年3月8日(土)Diary(日記)
    牡蠣づくし、行ってきました。

 一昨年は妻と娘と3人で、昨年は妻と息子と3人で行った日生(ひなせ)「はましん」。2回とも牡蠣が絶品でしたので今年は4人そろって牡蠣づくしとしゃれ込みました。
 多少渋滞しても4時間はかからんやろって朝8時に出発。順調に神戸を超えたものの第二神明(自動車専用道路です)で大渋滞!!。もうこれ以上は勘弁してくれよ~~ってとこで渋滞原因を処理していると思われるパトが視界に。でも、事故車ないよなぁ???、、、えぇ!?、ママチャリのおっちゃんがにこやかにおまわりさんの職質受けとるやんか!。なんで、自動車専用道路でチャリ乗ってんのん??。渋滞の疲れも一気に和らぎましたわ。ママチャリのおっちゃん、轢かれることなく無事でよかったです。
 結局30分遅れで「はましん」着。牡蠣竜田揚げ3個、焼き牡蠣3個、土手鍋(牡蠣4個)、肉味噌焼き(牡蠣3個)、牡蠣フライ3個、吸い物
(牡蠣1個)。 ぷりぷり大粒牡蠣を一人17個平らげました。海水温が高かったためか酢牡蠣がなかったのがちと残念でしたが、どれもこれも超うんまぃ!!です。今回は4人だったため更によし。
 帰りに姫路に寄り白くなった国宝のお城を外から眺めて、子供たちはそこから電車で京都へ帰還。息子は来月から奈良県に移り住むことが最近決まったため、兄妹そろって京都に居るのは今月まで。なんにしても親としては息子の去就が決定したことに安堵。

 牡蠣づくし、来年も行きます。


   2016年3月19日(土)Diary(日記)
    小旅行。

 本当に卒業していたのかどうか危ぶまれた母校大学からの卒業証明書と成績証明書も無事届き、晴れて4月から再び大学生(通信制)となれそうです。今月に入って勤務先でも環境が変化し、両面事情変更の法理によりホームページの更新頻度が下がりそうであり、既に下がってます。でも、たぶんともによい方向の変化なんで、まぁホームページ更新が犠牲になるのもやむなしかと。
 さて、金土で西伊豆に行ってきました(相変わらずふらふら遊び歩くことについては変化なし)。 週間天気予報では金土の2日間のみが雨でその他はきれいに晴れ!っちゅう悲しい状況だったんですが、現実の金曜は雨も降らずそこそこのいい天気でした。自己の普段の行いのよさを感じつつ、先ずは最新の絶景スポットを謳う「三島スカイウォーク(静岡県)」へ。歩いて渡る吊り橋では日本最長らしいです。昨年末12月に開通したばかりとのことで、「谷瀬の吊り橋(奈良県)」に比べて格段の安心感がありました。富士山も結構きれいに見えておりました。
 妻がガイドブック見て「次、世界遺産韮山反射炉へGo!」って言うんで「そりゃ山梨県やろ、遠すぎ」って答えたんですが、行ってみたらすぐそばだったんでびっくり。山梨県韮崎市と勘違いって感じですかね。反射炉って何?って思っていらっしゃるあなた、ご心配には及びません。僕は太陽光を凹面鏡で反射させて集積し鉄を溶かすもんだと勝手に思っておりましたが、行ってみると思ったよりちっちゃな煉瓦の煙突が2本だけ。凹面鏡なんて影も形もございませんでして、ドーム型天井で熱を効率よく反射させて鉄を溶かす煉瓦製成型用溶鉄炉とのことでした。勉強になりましたです(恥)。 鉄骨で外面が耐震補強されているのはご愛嬌でしょうか。
 その晩西伊豆堂ヶ島温泉で1泊したのち、翌土曜日に土砂降りの伊豆半島を後にして無事帰阪。事情があってお宿は僕たちの意思で選択したんではなかったんですが、団体目当ての昭和風鉄筋大旅館ってな若干時代遅れな感じにもかかわらず料理も部屋もなかなか良かったです。突然決めて速攻で行ってきた小旅行でしたが、結構楽しかったです。

 ということで、次回ホームページ更新はいつになることやら?。請うご期待。


   2016年3月31日(木)Diary(日記)
    3月の成績。

・体重58.6kg
・自転車リハビリライド×0km(もうこれが常識)
・ウォーキング5km×20days
・100階昇降×3days
・楽しい飲み会×1day

【変化の春】今月から職場環境が変わり、来月から通信制大学正課生となる。履修カリキュラムを組んでみたんですが、これだけで既に知恵熱もんです。仕事しながら2年で卒業するのはまず無理みたいなんでびっくり。完全になめておりましたところやっぱ学位もらえる正課生は一味違うようで、多量に配本されたテキストの物量に圧倒されつつ反省しております。で、今年の北海道は諦め。代わりと言ってはなんですが、先週何故かケーブルカーに乗って生駒山上遊園地に行ってきました。まぁ、のんびりいきまっしょ。


   2016年3月31日(木)Books(本)
    3月に読んだ本。

 予想通りやたら分厚い本を前に怯んでしまった今月。そして分厚い本はもう一つ続くのです。太宰治シリーズは拘束環境の変化によりほぼ進捗なし。

(1・2)日本精神史(上・下)/長谷川宏/講談社
 学習塾経営してるおっちゃんが独自に研究した成果をやたら分厚い本にして発表したもの。(たぶん)私見に満ちた本であり学術的な価値は疑われるのかもしれないが、縄文時代~江戸時代までの日本の代表的文化・文明遺産を40ほど採り上げて考察しながら日本人のものの考え方・捉え方の歴史的背景と変遷をたどった手法が面白いし、また、驚くほどよくそれらの遺産を研究しているためその私見にも思わず共感してしまうところがある。その辺のおっちゃんの手による驚異的な著作かと。

(3)太宰治シリーズ4/青空文庫
 「ろまん燈籠」「みみずく通信」「佐渡」他
 環境変わって超減速。


   2016年4月1日(金)Fight(闘病記)
    3月の体調と4月1日の受診結果。

 3か月ぶりにリュープリン打ちに泌尿器科受診してきました。PSA=0.01。おぃ!、増えとるやんか!、、、なんですが、主治医曰く「誤差」。毎日だるいし眠い上、ここ2、3日は腰痛も悪化。まっ、檜花粉のせいっちゅうことで。ちなみにPSA増加は初。

症状:
○腰痛脚痛:ここ2、3日かなりよくない。
      勉強始めた拒否反応やもしれん。
○排尿障害:変化なし。やっぱりよくはないです。
○排便系:処方してもらった整腸剤を飲むのやめました。
     若干改善かも、、、なんですが、今日の受診で
     「もういらん」っちゅうの忘れてまた大量に処方されて
     しまいました。しゃあない、また飲むか。本末転倒。
○ホットフラッシュ、全身関節痛、微弱なむくみ:変化なし。
○性機能障害:変化なし。
○その他:骨粗鬆症の薬を変更。アレンドロン酸錠35mg→
     ボノテオ錠50mg。飲用が週一から月一に変わり
     ました。どちらも「起床即、水200mlと一緒に
     飲んでその後30分以上寝っ転がっても飲み食いしても
     いけない」っちゅう変わり種なんで、月一に減ったのは
     マル。スマホに飲む日の予定入れて通知をONにしたん
     ですが、通知テストするも全然作動せずで対応に散々
     時間浪費してしまいました。現代の電子機器、わけ
     わかりませんです(結局省電力関係のプリインストール
     ソフトをアンインストールしたら治りました)。


   2016年4月2日(土)Diary(日記)
    お花見。

 焼肉食いほーだいの割引券がポストに入ってたんで息子を招集。PSAは微増でしたが、食いほーだいは予定通り金曜日に敢行され2時間の幸せを享受しました。
 今朝は息子と並んでベランダお花見ブランチ。ちょいさぶで早々に室内に退却し、さて、本日はどないしたろかと思案ののち街へ行く。お昼は天王寺近鉄地下の「漁場」で1人前税込み1059円で赤出汁もついてお買得の寿司ランチ。天王寺公園~一心寺~茶臼山なんぞをお花見散策し「アフタヌーンティー(お店の名前)」でアフタヌーンティー。
 おなかいっぱいの週末でした。
 おはなもいっぱいの週末でした。

 明日はいっぱいお勉強(あくまで予定)。


   2016年4月22日(金)Diary(日記)
    久々の更新。

 だいぶんと長いこと更新停滞しておりました。アップするネタがないとの事情もありますが、、、久々の更新です。

 4月5日(火)午後半休で近くの公園にコンビニ弁当持って
        花見。
   9日(土)娘のアパートを訪問して一緒に昼食。
  14日(木)細雪も終わりに近づき、調子こいて次読む本を
        発注。2万7千円也。
  16日(土)今年初チャリ(相変わらずのリハビリでたったの
        30km)。
  19日(火)GWの淡一がほぼ決まったものの体力やばいんで
        既に遅いとは感じつつウォーキングにラン2km
        程混ぜてみる、、、で、20日は超膝痛!。
        ほんまにやばっ!

 檜花粉のせいか妻も僕もどうも不調です。学校のお勉強は毎日ちょびっとずつ。も少ししたいところですが、いっつも眠いんっすよ。で、またしても未読書がいっぱい!。


   2016年4月30日(土)Fight(闘病記)
    4月の体調。

 暖かくなって気分的にも明るくなりそうなところにもかかわらず体調は全般的にいまいち。妻も最近調子が悪いと言っておるがゆえ、この不調はがんのせいではなく温度変化に体がなかなかついていかないためとの一応の結論。

症状:
○腰痛脚痛:暖かくなっても痛いもんは痛い。
      でも少しはましかな?。
○排尿障害:おしっこに一般人の倍程時間を要す感じかなぁ。
○排便系:食べると押出システムが忠実に働く。
     毎回働かんでもええのに、、、。
○ホットフラッシュ、全身関節痛、微弱なむくみ:
     もう慣れました。
○性機能障害:変化なし。
○その他:どうでもいいけど腋毛がほぼ消滅してます。


   2016年4月30日(土)Diary(日記)
    4月の成績。

・体重60.2kg
・自転車リハビリライド×60km
・ウォーキング5km×12days
・100階昇降×5days
・楽しい飲み会×2days

【ウォーキングしててもチャリは全然だめ】ウォーキングはそこそこしておってもこんなん全然チャリには役に立てへん、ってことが、久々にチャリ乗ってみてはっきり分かりました。明日の淡一はもうしゃぁないとして、この先どうするかなぁ。


   2016年4月30日(土)Books(本)
    4月に読んだ本。

 細雪は1冊なのにカウントは3冊!。2016年度は姑息なインチキカウントからスタートです。

(1・2・3)細雪(上・中・下)/谷崎潤一郎/中公文庫
 実はやたらと分厚い文庫本1冊なんですが、元々は上中下の3冊なんで3冊にカウント。戦時下何かと圧迫を受けながらも執念で書き上げたとのこと。没落した大阪船場の名家4姉妹の日常を当時の文化・風俗・習慣を細かく描写しながら比較的淡々と描いてあります。総じていえばつまらない小事件の積み重ねに終始するのですが、関西の当時の世俗を後世に残そうとした著者の執念が感じられて飽きさせません。どこが名作なのかはよく分かりませんが間違いなく名作だと思いました。

(4)核の戦後史/木村朗・高橋博子/創元社
 米国の恣意的なコントロールの下で核兵器が政治利用されてきた経緯を、公開された秘密文書を引用しながら説明した著作。概ね想像がつく範囲の内容なのでそれほど目新しい感じはしなかったです。著者主張に沿って偏った資料のみが引用されている印象が否めませんが、おそらく中立な視点に立っても結論は動かないかと、、、(この時点で既に偏っている!)。


   2016年5月1日(日)Diary(日記)
    行ってきました、淡一。

 ふぅ、もうくったくたです。行ってきました、淡一。

 4月中旬、GWの話かな?って大学同窓広島友人からメールが転送されてきたのを読んでみると、豊田友人が僕をスルーして広島友人にメールを送っており、淡一なしか?って書いてありました。豊田は僕にそのメールを送っていなかったこと自体を認識していないに違いなく、細かいことはともかく、ほな、って急遽淡一が決行されることとなり、例によって豊田友人実家のある西明石に前泊して小宴、5月1日淡一となりました。で、急いで2回ほどチャリ練したんですがもう時既に遅く、ほぼぶっつけ本番でのトライとなる。淡一は、広島、豊田、僕の3名だが小宴はそれに限らずってなわけで、関西圏在住同窓にメール配信して最終6名。いいですね、楽しい時間をすごしたのちの超カロリー消費への挑戦。そしてなんとか走り切りました!!。しかし体はぼろぼろ。
 今回は輪行で行ったんで僕は他の2名と明石港で別れたんですが、ではまた来年って言ったら来年でなくともよいと返した奴がおって、そんなこんなで次回は今年の秋になりそうです。どうもぼろぞうきんと化していたのは僕だけだった感じっすね(泣)。 ふ~む、ほなもちぃとがんばろかい。
 ところで今回は忘れもんいっぱいで、まず出発直後、ロキソニン(痛み止め)、お守り、文庫本(輪行中に読む用)がないことに気づく。更に外してくるべき腕時計(ダイバー用なんで重い)が腕に付いているではありませぬか。そして淡一終了しての最後、帰宅直前自宅最寄り駅でチャリを組み立て終わり輪行バッグを畳んでバッグ入れに入れようとしたところそのバッグ入れが見当たらないんですわ。明石駅の肥やしとなったと思われます(泣)。

 くったくたですが、楽しかったです。なかなか会えない学生時代の友人とこんなして会うのっていいよね。


   2016年5月15日(日)Diary(日記)
    またまた久々の更新。

 またまただいぶんと長いこと更新停滞しておりました。相変わらずUPするネタがないんですねぇ~。まずはGWネタから。

 4/30(土)西明石で大学同窓6人が集合して小宴。
 5/1 (日)大学同窓3人で淡一。輪行バッグ入れを紛失。
        帰宅すると娘が帰省してきていた。
 5/2 (月)息子も帰省してきたんで寿司でも、って近所で
        ランチ寿司。帰りにチャリ屋に寄り輪行バッグ
        入れがばら売りしてへんか聞いてみるも
        売ってまへんとのこと。でも、毎回な~んも
        買えへんのに結局はチャリ屋のお兄ちゃんの
        好意で中古のバッグ入れをもらいうけることと
        相成りました(いい客かも??)。
        ほな日曜朝練また復帰参加するわ、って関係
        ないけど宣言してみました。
 5/3 (火)4人そろってだれまくり。
 5/4 (水)午後の野暮用のためそのまま一日が終了。
        息子が奈良に戻っていく。やはり実家は
        つまらんか?。
 5/5 (木)妻と娘と心斎橋に出て「小鳥カフェ」とやらに
        行ってみたんではありますが入店待ちの客が
        多すぎでそのまま退却。世の中何が流行るか
        わからんです。娘が京都に戻っていく。
 5/6 (金)出勤。どうせなら休めばいいものを、、、。
 5/7 (土)チャリに乗る。淡一効果持続。
 5/8 (日)完全安息日。

 5日間の尊い勤労。その間木曜に若人男女と楽しい飲み会。いつものことですが僕だけ年齢突出。

 5/14(土)チャリに乗る。淡一効果持続!。
        息子がパソコンが壊れたんで某社のを通販で買う
        という。ちょっと待て!、それは僕がかつて
        ひどい目に会ったやつやんか!、やめとけ!
        っちゅうわけで、翌日息子を訪問することと
        なる。
 5/15(日)息子を訪問しジョーシンにてパソコンを買い
        与え、その近所のパン屋のレストランでランチ。
        息子に「びわ一引いてくれろ、でも7~9月は
        暑うてあかんわなぁ、、、」と言ったところで
        すかさず「ほな6月にせぇ」ってな妻の一声が
        ありそのまま即決。宿も予約完了。秋のつもり
        やったのに、、、淡一効果持続!!。妻によると
        ここのパン屋(アルション)のカレーパンは絶品
        らしい。

 こんな感じの5月前半でした。楽しい飲み会での若人男女曰く、このレベルなら十分“リア充”なんやって。若人言葉、一つ覚えました!(笑)。


   2016年5月31日(火)Fight(闘病記)
    5月の体調。

 PSAは気になりますが体調は症状固定で落ち着いた状態。個室チェック怠らなければ外出も問題なし!。

症状:
○腰痛脚痛:最近は土日朝もリリカ飲んでます。悪化?。
○排尿障害:あいかわらずあまりよくない。
○排便系:ここ1週間ほど食べても押出システムが忠実に
     働かない場合があります。野菜ジュース飲むのん
     やめたからやろか?。ちょっと改善傾向?。
○ホットフラッシュ、全身関節痛、微弱なむくみ:変化なし。
○性機能障害:変化なし。
○その他:稀に肛門から出血。痔?。


   2016年5月31日(火)Diary(日記)
    5月の成績。

・体重59.7kg
・自転車リハビリライド×280km
・ウォーキング5km×15days
・100階昇降×3days
・楽しい飲み会×2days

【久しぶりの学生で早速チョンボ】5月29日(日)は科目試験の日だったんですが、前日に大学HPをチェックすると科目毎に事前の受験申込みと受験料の払込が必要らしい。そんなん、知りまへんです(泣)。 というわけで入学早々試験受け損ねました。卒業危ぶまれますね。


   2016年5月31日(火)Books(本)
    5月に読んだ本。

 本を読んでいる場合ではない。勉強せな卒業でけへん、、、って、入学したばっかやんか!?。

(1)目の見えない人は世界をどう見ているのか/伊藤亜紗
   /光文社新書
 いつぞやこの手の本を読んで、「遠くの物が近くの物に遮られて見えないという意味が理解できない」という文章があったように思う。なるほどと思った記憶がある。今回は新しい発見はありませんでした。僕の感性が鈍ってきたためだろうか?。

(2)刑法と戦争/内田博文/みすず書房
 導入部はインパクト大です。日本の刑法・刑訴法は治安維持法に代表される戦時司法をそのまま引継いでいると。元々歯止めが薄かった保安処分を次々と復活させていく実体法、密室取調の調書にほぼ無条件で与えられる証拠能力などなど。注意して監視すべきは表面の有事法制のみではない。一般人が気づきにくい部分から平時法制の有事転換が既に始まっている。

(3)生身の暴力論/久田将義/講談社現代新書
 書評に値しません(この書評が読むに値しませんが、、、)。

(4)暴力の哲学/酒井隆史/河出書房新社
 先週の土曜日に大学のレポートを書きました。教科書や他の文献を参考にして自分の考えを組立てるのですが、書き上がったものは他人の言葉を借りた切り貼りのようで内容に全然深みがないのです。つまり、自分の考えが薄っぺらということですね。でも幸い引用元の文献数がちょびっとですので、切り貼り感もちょびっとでした。本書は引用切り貼りの嵐でした。


   2016年6月2日(木)Diary(日記)
    プロテイン登場。

 男性ホルモン完全ブロックで筋肉減少状態継続なるがゆえなんかせなっちゅうわけでプロテイン登場!。粉末1kg、でか!。


   2016年6月5日(日)Fight(闘病記)
    ど~も最近血が、、、。

 今朝はふくらはぎがつりかけて激痛で目が覚めました。「痛!!」て叫んで布団の上でえびぞり反転して顔しかめて痛みをこらえてたんですが、声聞いてキッチンから確認に訪れた妻は僕の顔を見て笑っていると判断して速攻退却。僕としてはつるかつらないかの境界を彷徨う右足を正常方向に固定するのを手伝って欲しかったんですが、、、。起床後はふくらはぎ痛くて1時間程正常に歩けませんでした(泣)。
 で、朝食食べてトイレ行くわけですが、ど~も血が出ているんよね。最近は注意してみてたんですが、どうもやっぱ痔ではなく下血かいなって感じ。大腸内視鏡してなかったら結構あせんのやもしれませんが、そのうち下血するやろっちゅうその時の診断やったんで、まぁ、こんなもんなんやろか。今月下旬の定期診察時に聞いてみます。


   2016年6月19日(日)Diary(日記)
    琵琶一完走!。

 昨日18日(土)、息子と二人で琵琶一無事完走しました!。

 先ずは今月初よりプロテインの摂取を開始、タンパク質摂取を心がける生活に入る。1週目の土日に夏服買うため息子を呼び出したときも、タンパク質摂取を忘れることなく昼食はKFCに。直前の客で鳥切れが発生したためちょっと待たされて揚げ立てを食すこととなったんですが、えぇぇ??!、これ、全く別もんですわ、むっちゃうま!。KFCでバイトしてた息子より噂は聞いておったんですが、あまりの違いにびっくりでした。
 翌週末はチャリ整備。若干ひび割れたやや危なげなタイヤをそのまま継続使用する予定だったのですが、後輪タイヤを見ると予想外に接地面がフラット化しておる上にプラスチック様の硬質触感でゴム感なし。いつ買ぅたのやもしれん新古タイヤがストックにあったんで入れ替えを試みたんではありますが、、、こちらはゴム感残ってたとは言え耳がやたらと固くなっており超初心者よろしくチューブ噛んでお恥ずかしい失敗をしてしまいました。しゃぁないんで急遽チャリ屋に走りタイヤとチューブを購入。めんどくさかったんでついでにタイヤ交換もしてもらったんですが思ったより工賃高かったです。まっ、タイヤ交換くらいは自分でせぇ、ちゅうことですね。でも、ひび入ってへんし接地面えらいまるいやんかぇ!。転がり抵抗減少と24mmにアップしたことによる乗り心地改善に期待。
 ところで就職決まった娘が「ちょっと帰省しよかぃな」って言ってきたんで「18日息子と琵琶一で17日は泊り」って返したら、「わしも行きたいなぁ」ってな要請が入り「ロイヤルオークホテル」っちゅう瀬田のリゾートホテルに泊まることとなる。シャワールームも付いた75平米のゆったり4ベッド部屋で税込4500円/人、超快適大満足でしたが諸事情あってチェックインは23時、おまけに翌朝は早朝に琵琶一出発で滞在時間たったの7時間、残念!。でも代わりに妻と娘はゆったり朝寝ののち、まったりと豪華朝食ビュッフェ(これは別売です)を満喫してくれたようでした。

 さてさて、こんなして準備してきました琵琶一当日18日、前日後日の雨天挟んでピンポイント快晴!。豪華ビュッフェに思いを馳せつつ前日に買いこんだコンビニおにぎりを部屋で侘しく食してのち、朝6時過ぎに息子と連れ立って反時計回りに瀬田を出発。午前中には北端の余呉を回り込み昼食は焼きそばとお好み焼き。腰痛腿痛耐えきれず途中でバンテリン買ぅたりして後半は超ペースダウンしたものの、膝痛抱えて不調だった息子とともに17時半にゴール!。189kmでした。とても楽しかったです。女子組はその間近江八幡観光を楽しんでいたらしいです。帰還後草津イオンモールのスーパー銭湯に4人で行ってさっぱりし、息子のチョイスでラーメン屋に入ったもののこれがえらいしょっぱくっていまいちやったのに、息子一人だけが「今日は塩分放出しまくったからなぁ~」と悦に入ってうまそうに食っておったっちゅう最後の落ちが付きました。でも、17日夜息子ピックアップ後に食べたサンマルクレストラン「ランチの女王平日限定ディナー」は廉価ながらリッチな気分でよかったし、高級リゾートホテルに安く泊まって琵琶一も完走で、トータル満点に近いいい週末でした。

 ほんでもって今日19(日)は、足腰痛いんでロキソニン飲んで余ったバンテリン腰に塗りたくってチャリ整備してHPの更新なんぞをしとるっちゅうわけなんですね。こんなことしてんと勉強せな、勉強!。


   2016年6月26日(日)Diary(日記)
    琵琶一後の日々。

  18日(土)琵琶一。
  19日(日)完全休養。
  20日(月)ボーナスもらいに出社、安静継続。
  21日(火)ウォーキング5km、膝痛。
  22日(水)会社休んで定期診療、だらだら過ごす。
  23日(木)会社の若手とたこ焼きパーティー。
  24日(金)帰社後速攻就眠。
  25日(土)朝寝。
 からだはややぶよっとしている感じですね。

 ところで、長年同じマンションに居住していると管理組合理事の役が回ってきます。理事長は大変で、会計、書記はややめんどくさい仕事あり、平の理事も持ち回りで仕事ありなんで、僕はすかさずえらそうやけど実は最も仕事のない副理事長に立候補して承認されました、ってのが1か月くらい前の話。直後の総会は都合悪しで早速欠席し、昨日25日(土)が新副理事長デビューの理事会でした。19時開始を見計らって1分前に集会室の扉を開けようとノブを回して押せども押せども鍵がかかっているようで結局開かず、暫く扉前をうろうろして誰かが来るのを待ってみたものの誰も来ずだったんで、一時退却してマンションHPで日程変更がないかどうかを確認。ふーむ、おかしい、日程は変更されてへんやんか。再度集会室を訪れてよ~~く見ると、扉なんぼ押しても開くわけなしでして引いて開ける仕組みとなっておりましたのでした。で、こそ~っと扉を引いて「遅れてすみません」って小声でつぶやきながら入室し、副理事長デビューを飾りましたわけです。そのあと妻は、「押してもだめなら押してみな!」って事あるごとに僕にアドバイスしてくれます(泣)。

 今日日曜は午後に憲法のWEBテスト(僕は某大学法学部通信制正課生です)。 前回申し込みせなあかんこと知らんとテスト受け損ねましたが、今回はちゃんと申し込みを済ませ受験料も払い込んであるので安心です。出題範囲は憲法全域なんで広すぎやから今更勉強してもしゃぁないでなって、余裕こいて妻と茶店でブランチして帰宅。ん?、そういやぁ受験要領みたいな冊子が入学時に配布されとったなって今更気づいて中身を見てみたところ、なんと!、例題が20余り並べてあり、出題は1問ぽっきりでこれらの例題から1問指定して出題するって書いてあるではありませんか!。そんなん、今更言われても、、、もっと早うに言うてくれんと、、、。で、ほぼ例題に目を通す間もなく開始時刻となりそのまま受験。妻は、「あれもこれもってテキスト買う前に配布された冊子しっかり読みなさい!」って僕を完全子ども扱い(泣)。 ええやんか、通っとるやもしれんやろ。

 琵琶一効果、継続中です。


   2016年6月30日(木)Fight(闘病記)
    6月の体調。

 琵琶一直後でもPSA=0.01。上出来やんか。

症状:
○腰痛脚痛:琵琶一残りのバンテリン塗りまくり。
○排尿障害:あいかわらずあまりよくない。
○排便系:不安あるもののコントローラブル。
○ホットフラッシュ、全身関節痛、微弱なむくみ:変化なし。
○性機能障害:変化なし。
○その他:稀に血便。たぶん晩期放射線障害の下血なんやって。


   2016年6月30日(木)Diary(日記)
    6月の成績。

・体重60.0kg
・自転車リハビリライド×180km
・ウォーキング5km×8days
・100階昇降×7days
・楽しい飲み会×2days

【チャリは琵琶一のみ】チャリは結局琵琶一本番の189kmのみ。(公式表記は10km未満切り捨てで180km。)予想通りその後1週間程はほぼほぼ運動せず。6月26日(日)に受けた憲法の試験はまだ採点中で合否未決。合格すれば初の4単位!、なんですが。


   2016年6月30日(木)Books(本)
    6月に読んだ本。

 今月より読書時間は昼休みに限定されつつある。従って書評はいまいち。

(1)小倉昌男~祈りと経営/森健/小学館
 宅急便の父、小倉氏のドキュメンタリー。ちょっと焦点がぼけていていまいち。

(2)やがて海へと届く/彩瀬まる/講談社
 3.11をテーマとした小説。これも焦点がぼけていていまいち。

(3)チェルノブイリの祈り/スベトラーナ・アレクシエービッチ
   (訳:松本妙子)/岩波現代文庫
 2015年ノーベル文学賞作家の力作。コントロールされた放射線照射による晩期障害と闘う身でなくとも、信じ難い暴走原発放射能の恐怖と人間の無力、無知、そして無恥。3.11に続く大震災と安全が保障されない原発再稼働を憂う日本人必読の書。

(4)ふたり/高山文彦/講談社
 水俣病をめぐる皇后美智子と石牟礼道子氏ふたりの接点がテーマ。これも焦点がぼけていまいち。これ読むなら「苦海浄土」を再読すべき(当分しませんが)。


   2016年7月17日(日)Diary(日記)
    最近の日々の暮らし。

 2日(土)車検前チェックにディーラーに行く。車検見積額の
      高さに若干色を失いつつも車がきれいになって
      嬉しい。後で保管場所証明のステッカーが剥がされて
      いるのに気づくが、、、何ででしょ?。
 3日(日)チャリ屋の朝トレ参加予定だったものの朝起きたら
      風が強かった。だから何??。で、結局パスして
      朝寝。
 7日(木)七夕。午後休して街に出るが七夕的素敵な出会いは
      なし。
 8日(金)夕方に娘が帰省してくる。琵琶一後より室内保管と
      なったチャリが娘による玉突きで勉強部屋に居を
      移す。
 9日(土)息子が帰省してきて4人で焼肉食いほーだい。
      ちょっと早めの息子の誕生パーティーだったのだが、
      肉食いすぎの息子は最後のちょっとしたお誕生日
      サプライズサービスデザート食いきれずおとーさんが
      食べる。
 10日(日)参院選。息子と娘がそれぞれ帰っていく。
 16日(土)チャリに乗る。膝は思ったほど痛くなかったが
       腰が、、、。
 17日(日)ジョリーパスタでお昼食べたんですが、結構
       おいしかったので得した気分。

 、、、ほぼ充実していない月前半。勉強もいまいち進めへんしなぁ、、、。


   2016年7月31日(日)Fight(闘病記)
    7月の体調。

 相変わらずの腰痛脚痛とたまに起こる下血が問題。

症状:
○腰痛脚痛:左腰に皮膚感覚なくなってきました。
      リリカ減らした方がいいのかなぁ?。
○排尿障害:あいかわらずよくない。
○排便系:不安あるもののコントローラブル。
○ホットフラッシュ、全身関節痛、微弱なむくみ:変化なし。
○性機能障害:変化なし。
○その他:稀に下血。しゃぁないんですが、あまりうれしく
     ないです。痔による出血の可能性も完全には否定
     されていませんが。


   2016年7月31日(日)Diary(日記)
    7月の成績。

・体重59.5kg
・自転車リハビリライド×40km
・ウォーキング5km×21days
・100階昇降×2days
・楽しい飲み会×1day

【実は好成績!】31日中、夜のお出かけ?4日、終日お出かけ2日、運動24日。つまり、運動さぼったんはたった1日!、なんですね。


   2016年7月31日(日)Books(本)
    7月に読んだ本。

 勉強月間なんで、、、1冊!(泣)。

(1)原発メルトダウンへの道/NHK取材班/新潮社
 大規模プラントは対処不能事故の場合、自然終息に向かうように設計しなければならない。それができなければそのプラントを建造してはならない。この工業技術の基本を最初から踏み外してしまった原発。導入過程における指導者どもの愚か(万年ヒラからの視点!?)。 人間は馬鹿ですね、特に集団となると優れていたはずの人まで馬鹿になるのです。


   2016年8月2日(火)Diary(日記)
    週末いっぱいの試験。

 初めて“勤労学生しとんな”っちゅう感じの週末を過ごす。

 30日(土)AM.半分寝ながら1か月ほど受講してきた
          国際法入門の試験勉強。
       PM.軽~く昼寝ののち国際法入門のウェブ試験。
       夜.野暮用で外出。帰宅後、物権法レポート
         ドラフト作成。
 31日(日)AM.民法総則ウェブ試験。
       PM.昼寝をする間もなく商法総則ウェブ試験。
       夕方.お買いもの。帰宅後、ご近所徘徊
          ウォーキング。更に帰宅後、物権法レポート
          ほぼ完成させるべくあがく。
 8/1日(月)終日.尊い勤労に外観上いそしむ。
           帰宅後、ご近所徘徊ウォーキング。
           更に帰宅後、物権法レポート提出
           (権利外観法理と即時取得)。

 いやぁ~、勤労学生、知恵熱出るわぁ。6月に試験受けた憲法は通ってました(初の単位取得、4単位)。

 その前の土曜は名古屋付近に住むおば2人を暑中見舞い訪問し、栄のビジネスホテルに泊まって日曜は名古屋観光。トヨタ産業技術記念館とやらに行ってみました。綿糸作る実演機械とか最新の自動織機とかの織機系実演展示と自動車系の展示があり、どちらも面白いです。子供のころの家の車、コロナデラックスなんかもあったりして懐かしい感じも。妻は自動車にはあまり興味ないようで「レクサスはなんであんなに高いんですか?」って説明員さんに聞いてました。説明員さん、最初いろいろ説明を試みておりましたが結局困って「私も乗ったことないんでよく判りません(笑)」って匙投げてました。妻は納得できたのでしょうか?。

 最近活動量計を購入し、夏バテ対策?として常時装着して(遊んで)おります。歩数、消費カロリーはもちろん、心拍数や階段昇降階数、睡眠の質などもモニターできる優れもの。睡眠中結構動いているようで全般に眠りが浅い、ご近所徘徊ウォーキングでは残念ながら心拍数上がらず、などなど、興味深いデータが採れるんですが、、、まっ、活動量計なくてもこの程度なら感覚的に十分わかるでな、って妻に言われてます。で、通常ウォーキングのところ今日はちょびっと頑張ってアクティブモードにしてジョギングしてみたんですが、活動量計はなおウォーキングと判定しておりました。
舐められてますね。


   2016年8月21日(日)Diary(日記)
    えっ?!既に8月も下旬に入らんとす。

 ちょっと気ぃ抜いていたら8月も下旬に入らんとす。前回よりもう19日経過するも今日までHP更新なし。そして我が愛しの盆休みも本日にて終了せんとす。

 8月最初の土日はだらだらと過ぎ去りしかな。
 続く平日に2回の楽しい飲み会を挟みつつ9日間の
    盆休みを迎える。
 息子と娘が帰省してきたのも束の間、3日を空けず
    2人に戻る。
 チャリ屋の朝練に2年半ぶりに復帰(本年目標の一)。
 京都の寺にて写経。のち、坂内でラーメンを食す
    (うんまっ!)。
 街に出て昼夜外食(これまたうんまっ!)。
 物権法WEB試験。

 粘り強く少しずつ前に進んでるかも。年間目標一つクリア、勤労学生の本分忘却することなく試験一つ、そして、夜のお出かけ日を除き全日運動。でも、なんかさえない感じやなぁぁぁあ、夏バテ。おもろいネタもなし。

 活動量計、心拍数測れるんで結構遊べます。チャリトレ高度ゲイン測ったろ思ぅてスマホにアプリ落としてGPSで走路トレースしてみました。アプリがあほなんかスマホのGPSがあほなんか、道なき道を直線でショートカァァァット!!、しておったがゆえ高度ゲインわからずじまいなれど、心拍数跳ね上がってたんでカロリー消費はマル。サーバにデータ上げてパソコンで見てたら「いらんことに凝らんと勉強せぇや」って冷や水が(もちろん妻から)。 まっ、夏バテには肝冷えてちょうどいいっす。


   2016年8月31日(水)Fight(闘病記)
    8月の体調。

 腰痛が少しましかもしれない。薬減らしてみてます。

症状:
○腰痛脚痛:リリカ 150→75mg/day、
      リマプロストアルファデクス(オパルモン)
      15→10mg/dayに減らしてみてます。
      左腰の感覚が若干戻ってきた感じでいいかも。
○排尿障害:あいかわらずよくない。なんとか途切れずに出る。
○排便系:下痢多し。冷たいもん飲みすぎか?
○ホットフラッシュ、全身関節痛、微弱なむくみ:
  ホットフラッシュが多くなってきたような、、、。
○性機能障害:変化なし。
○その他:今月は下血してないと思う。


   2016年8月31日(水)Diary(日記)
    8月の成績。

・体重59.4kg
・自転車×180km(リハビリの文言は消しました!)
・ウォーキング5km×17days
・ランニング5km×2days
・100階昇降×2days
・楽しい飲み会×2days

【結構好成績!】全31日中、夜のお出かけ2日、終日お出かけ1日、運動27日。つまり先月に引き続き、運動さぼったんはたった1日!。チャリ屋の朝練に復帰!(年間目標の一)、、、で、“リハビリ”の文言が消去されました(実情はバリバリのリハビリですが)。 9日間の盆休みがあったことを考慮すると必ずしも納得できる状況ではありませんが、まぁ一応、“結構好成績”っちゅうことで。


   2016年8月31日(水)Books(本)
    8月に読んだ本。

 前月はたったの1冊だったんでちょっと頑張りました、、、。つまり、すぐ読めそうな簡単な本を選択して読みました。来月は久々に2段組みの論文的分厚い著作からスタートなんで、もしかすると0冊かも。

(1)たんぽぽ団地/重松清/新潮社
 取壊しが決定している団地をめぐるファンタジー。ここ何年かはファンタジーの気分ではないので読後感もいまいちなんですが、中学生くらいの若者が読書に親しむにはいいかも。

(2)テロリストの息子/
   ザック・エブラヒム、ジェフ・ジャイルズ
   (訳:佐久間裕美子)/朝日出版社
 表題の通りの境遇にある者の語る実情。文章、構成は(たぶん原文から既に)稚拙です。別のライターが書けばもう少し異なったものになったのかもしれませんが。

(3)検察と武士道/徳久正/文芸社
 辞め検が検事時代に手がけた事件への対応姿勢を本にしたもの。守秘義務の関係で詳しくは書けないのであろうが隔靴掻痒感否めず。検事として真摯に業務に勤しんでくれていたことについては感謝でしょうか。


   2016年9月4日(日)Diary(日記)
    出だしはかなり不調。

 9月の出だしはかなり不調。

  1,2日:車検。いきなり16万円も支払う。
  3日:体調悪い。チャリに少し乗ったものの
     しんどくてだらだら。
  4日:前日に同じ。勉強不足で当日締切のレポート出せず
     履修計画繰延べが必要。

 先月中旬よりチャリ乗るときスマホアプリ「strava」使い始めました。GPSで走路をトレースしてくれて距離、高度、出力などをモニターしてくれるっちゅうおりこうさんです。でも、頻繁にGPS信号が見失われて道なき道をちょこちょこ直線でショートカットしてくれておりちょっとがっかりだったりしてます。ネットで調べてみると、どうも僕の使っている格安スマホの機種はGPS機能が超弱みたいで、それが原因と思われる。更に調べると「アルミ箔貼ってGPS感度強化」とか「内蓋あけて端子の角度調整」とか「GPS信号強度測定せよ」ってな記事などもあっていろいろお試し継続中なんですが、GPS受信強度は改善されたものの信号強度十分なはずの平地の田舎道でも時々信号を見失っている状態。アプリはちゃんと動作しているようなので、スマホ節電機能が勝手にバックグラウンドのGPS受信を停止しているのかも、、、で、最後のトライとしてロケーションサービスシステムのバッテリー消費最適化をオフに。次の土日にこれでトライしてあかんかったらあきらめますわ(もっと早期にとっととあきらめんかい!って妻には散々言われてます)。
 そんなこんなでお試し結果確認のため体調いまいちでもチャリ乗ったりしてるんです。つまり、それはそれでええやないですかぃ。


   2016年9月14日(水)Fight(闘病記)
    えぇ!!、PSAジャンプアップ!?。

 今日、3か月に1回のリュープリン注射&定期診察。
 なな、なんと、PSA=0.1にジャンプアップ!!しておるではないですかぃ!。
 7月から経費削減でPSA測定キットが安物に変更され、小数点以下1桁しか測定できなくなったらしい。ここしばらく0.01とかやったわけですが、せんせによるとちょっと検出されたら0.1と出るんでたぶん前回と変化なし、ってなことなんですと。ほんなら「0.10」とちがって「0.1」って表示桁数変えてんかぇって思うんですが、表示桁数は従来通りみたいです。「なんなら高精度測定してみる?」って言われましたが、どうせ治療はおんなじやし気にばっかしててもしゃぁないんでやめました。
 というわけで、今回のPSAは10倍にジャンプアップ!!でした(ちゃんちゃん)。


   2016年9月19日(月)Diary(日記)
    やる気を取り戻しつつある。

 「迷ったら、やる!」とかなんとか宣言しておる割に口ほどにもなく最近かなりだらけておりましたところ、なんやらここに来てちょびっとだけやる気を取り戻しつつある状態かも。

 この頃結構チャリ乗ってます。我がシムフリーしょぼスマホの超弱GPSでstrava散々無駄にトライしたのんが効いてますね。結局NGで、昔のiPhone5C(キャリア契約なし)に再び脚光が当たることとなりました。さすが腐ってもiPhone、安物と言えどもGPSチップは結構いいもん使っとるみたいでstravaしっかり動作します。で、この先ももうちょっとしっかりチャリ乗ろうかと。

 遅れてたレポート2本仕上げました。社会保障法と刑法各論。社会保障法はあんまり興味なかったんでえらく時間かかったんですが、がん再燃後にもしかすると役に立つかもしれません。刑法各論は面白いんですがやっぱりえらく時間かかりました。間違って刑事訴追されそうな羽目になってしまったときには役に立つかもしれません。どちらも当面役に立ってほしくないです。引続き3本目のレポート準備中。なんか、遅れが取り戻せそうな、、、?。


   2016年9月20日(火)Fight(闘病記)
    オパルモンは飲んだ方がよい。

 今日は整形の定期診察。
 リリカとリマプロストアルファデクス(オパルモン)減らしてるんですが、オパルモンは副作用少ないし血行良くして神経修復する薬なので飲んだ方がよいとのこと。で、明日から10→15mg/dayに戻します。腰痛不調なんでリリカも月水金は150mg/dayに戻してみてます。


   2016年9月27日(月)Diary(日記)
    全然あかんやないですかぃ!。

 社会保障法レポート、でき悪いって再提出喰らいました。物権法試験、赤点で不合格喰らいました。全然あかんやないですかぃ!。

 大学生、甘くないです(泣)。 「試験の日なのに教室どこやらわかれへん、こんなんやったら講義にちゃんと出とったらよかった、どないしよ(冷や汗;)」ってな夢、結構最近まで時々みてました(53歳ですが、笑)。 大学生時代のトラウマっちゅうやつですか。再現されへんようにもうちょっと真面目に勉強せんとあかんようです。寝る気満々で布団入って睡眠誘導剤としてテキスト読んだりするだけではさすがにだめみたいですね。公法入門、商法入門、国際法入門、憲法、民法総則、商法総則って何故か順調に単位取ってきておったんですが、ここにきて自分が頭悪いこと改めて思い出させてもらいました。


   2016年9月30日(金)Fight(闘病記)
    9月の体調。

 では、全くもっておもろない報告をどうぞ。

症状:
○腰痛脚痛:いつもの通りいつでも痛い。
      左腰~左ふくらはぎ辺りまでは何時でも痺れているか
      または鈍痛。
○排尿障害:いつもの通りいつでもよくない。
      まぁ、だらだらと、困ったもんです。
○排便系:いつもの通りそれほどよくない。
     今月は下痢は少なかったかも。食ったら結構な確率で
     押出システムが作動。
○ホットフラッシュ、全身関節痛、微弱なむくみ:
     いつもの通りやっぱりよくない。ホットフラッシュは
     頻度高いですね。
○性機能障害:だいぶんと低空飛行のまま変化なし。
○その他:特記事項なし。


   2016年9月30日(金)Diary(日記)
    9月の成績。

・体重61.0kg(おっ、何故か重い)
・自転車×230km
・ウォーキング5km×10days
・ウォーク&ラン5km×2days
・100階昇降×5days
・楽しい飲み会×1day

【結構成績悪い】運動5日も休んでます。結構成績悪いです。後半雨が多くて100階昇降が7日も、ってなはずやったのに、マンションの階段にクモがおんねやもん。巣を張るやつはよけて通ればええねんけど、素早く歩くタイプのやつは何するやわからんのでちょっとあかんです。で、2日がお休みに回って、結局お休みも階段も5日。


   2016年9月30日(金)Books(本)
    9月に読んだ本。

 ふ~む、結局2冊。1冊目はかなり分厚い2段組みの論文なんで、まぁ、2冊でよしとしてやろうぞ。

(1)戦場の性/レギーナ・ミュールホイザー
   (監訳:姫岡とし子)/岩波書店
 第二次世界大戦におけるドイツ軍の性行動の検証。当然と言えば当然の戦場の実態を資料から繙く論文で、内容はよくできていると思います。逆に言えば資料を重視しているので実態に踏み込めていない部分がありそう。男はこのような論文は書かないのでしょう。資料に当たらずとも実態は判るしそれが表に出てこないこともまたよく判るが故。

(2)先駆け!梅田雲浜/大原哲/文芸社
 がん友による自著の自費出版。梅田雲浜、初めて知りました。闘病しながら作品を上梓する心意気に一票。


   2016年10月2日(日)Diary(日記)
    モンブラン雪辱。

 昨日、ファミマで贅沢モンブランっちゅう300円くらいするケーキみたいのん買ぅて家でお茶したんですが、ファミマデザート類の中では結構なお値段で素材感生かした甘さ控えめ高級っぽくって妻と僕の口にはいまいち合わない感じ。プレミアムロールって最近売ってへんけど、これはお値段手ごろでうんまかったのに、、、。(ファミマには何かと世話になってたりする。)
 というわけで、本日びっくりドンキーでパフェにパワーアップして雪辱してやりました。ドンキーのデザートはどれもまぁまぁうんまいですね。


   2016年10月3日(月)Diary(日記)
    ミリタリーグリーンのズボンが2本。

 昨日、近所のショッピングモールに買い物に行きました。この季節に合う色のズボンがあれへんなぁ、ミリタリーグリーンなんぞよさそうなんやが、、、って、なんやらデジャブ感満載でGパン穿いてったんですね。で、別にズボン買いに行ったわけと違ぅたんですが、せっかくなんで妻に選んでもらってミリタリーグリーンのズボン買ぅて帰って参りました。
 本日朝、妻が数か月分溜まったアイロンがけを開始しようとすると(妻はアイロンかけが嫌い)、、、ありました、ミリタリーグリーンのズボン。押入れ奥、アイロン待ち衣服の小山に潜んでおったわけですね。ふ~む、やっぱり持っとったんやんか。「アイロン頻度、も少し上げることを推奨ぉぉ!_(-g-)/~。」
 おかげで似たようなミリタリーグリーンのズボンを2本所有することとなりました。出勤前から脱力。


   2016年10月10日(月)Diary(日記)
    行ってきました、しまなみ。

 息子を呼び出して輪行で四国に渡り、しまなみ海道走ってきました。若干のプラン変更があったものの今年の目標、も一つクリアです。

 おとーさんと違って息子は忙しいらしく、移動日+予備日を入れると世間一般でいう3連休でないとあかんってなことで、日程選択の余地なく10月8日(土)移動、9日(日)本番、10日(月)予備日と決めたのがお盆休みの辺り。で、一昨日8日に新大阪駅で待ち合わせ。予想以上の混雑により学割切符調達で手間取っている間に時は過ぎ、早速予定の新幹線に乗り遅れる。出だし好調ですなって、一本あとの新大阪始発に乗ることとして弁当は得意の焼肉弁当じゅうじゅう亭を買い込みました。これはうんまいです。
 新幹線内で押出システムを働かせて安心を確保し、岡山駅で瀬戸大橋渡る特急しおかぜに乗換え。新幹線が遅くなった分乗換え時刻が切迫していた上こちらも予想外の混雑で焦りましたが、息子とのチームプレーで何とか座席とチャリ置き場を確保できました。出だしの好調持続です。で、父子で爆睡2時間。
 伊予西条に予約しておいた家族経営風ビジネスホテルに無事到着し、付近の海鮮居酒屋でアコウなど地の魚をつつきながら2人まったりと夕食。帰りにコンビニでデザートのプリンと翌日の朝食仕入れてホテルに帰還し、プリンを食そうとするもスプーンなし。そういえばコンビニのレジのおばちゃん、僕らの前の中国人客が買ぅたおでんの容器の蓋よう閉めんとテープで貼ってごまかしとったな。スプーン入れ忘れたりおでんの蓋てきとーやったり、四国の人々はもしかして雑なんやろか?。でもフロントのおばちゃんにやけにでっかいプラスチックのスプーンもらって事なきをえました。
 さて、息子に物心ついてから父子2人で外泊するのはたぶん初めて。男どおしでいろいろ語り合うかと思いきや結局なんのやることもなく、降り始めた雨を憂いつつ速攻で9時頃から睡眠に入りました。

 翌9日、明け方まで雨が降っていたようで路面が濡れており少し時間を遅らせ9時出発。12時前に今治よりしまなみに入り、夕方17時頃に尾道着。約110kmを走り切りました。道中トラブルも写真もおもろい話もなく報告事項も特にないのではありますが、せっかくなので念のため以下書き留めておきます。
  昼食 :道の駅多々羅しまなみ公園で幻の魚「マハタ」の
      握り定食。
  昼食後:押出システムにて若干の出血を認む。
  尾道 :お疲れさまアイスクリームのち銭湯でさっぱり
      のち尾道ラーメン。
 ふ~む、充実やんか。商店街えらく暗いなと思ったら灯篭ともして縁日みたいのんやってました。

 今日10日は準休養っちゅうことで、肌寒くなってきた気候に則した部屋着兼ちょいスポウェア(結構かっこいい)を調達して、軽~くウォーキング、、、ん??、なんやら太腿痛いやんか。足にきてるようですね。


   2016年10月19日(水)Fight(闘病記)
    うっ、右脚が、、、しまなみの影響か?。

 先週木曜辺りから右脚~右腰~背中にかけて筋が引っ張られているようにやけに痛いんです。左側は2年前の放射線治療からずぅ~っと痛いんで諦めておるんですが右に転移??したんやろか、左そのまま痛くてプラス右とっても痛い状態。むしろ寝ているときの方がいったくて寝返りうつたびに完全覚醒状態となる(泣)。 9日(日)にしまなみ108kmの影響が年寄らしく遅れて13(木)に出てきたところ、15,16の土日で“まっいけるやろ”ってチャリ漕いでみたんがあかんかったんやもしれません。
 で、今週はご近所徘徊運動もせずロキソニンに依存しながらおとなしくしておりますところ、もしかすると今晩辺りからは覚醒することなく寝られそうかも、、、自然治癒力に期待。

 妻曰く「しまなみ楽しかったんやろけど調子に乗りすぎやな」、ですと。はい、そのとおりです、とほほ、、、。


   2016年10月25日(火)Fight(闘病記)
    しまなみの影響やんか(泣)。

 昨日の朝、目覚ましが鳴って“ビクッ”て右脚激痛、のち、立ち上がるまで7分を要す。立ち上がってしまえば暫くして痛みは不思議と治まるんですが、、、。夜中の寝返り時もほぼ同様で、寝姿勢しんどいんで立ち上がって部屋うろうろしながら痛いの治まるのんを待つこと一晩に2~3回。こりゃ、たまりまへんわ、って、今日は休んで整形受診してきました。
 診察室のベッドで寝っ転がってせんせが僕の脚持って曲げたり伸ばしたりするんですが、速攻で痛む動きを見破られ「L4坐骨神経痛です、念のためMRI撮って2年半前と比較しましょ」って階下のMRI室へ。暫しののち出来上がってきたMIR画像見ると、確かにL4部分で右脚に至る神経がなんやら背骨の間から出てきたもんに押されて左部分と様子が違う。症状ともぴたりと一致しておりさすが現代医学は侮れんわけですが、治療は結局今までとおんなじでリリカ増量したのみ。

せんせ:「重いもん持ったんちゃいますか?」
僕  :「持ってまへんけどチャリしまなみ100km
     乗りました。」
せんせ:「なるほど、それかも、、、。」
妻  :「先生!、この人チャリ担いで電車で愛媛まで
     行ってました!。」
    (妻は全ての診察についてきて僕の虚偽申告に
     目を光らせています、こわ!。)
せんせ:「なるほど、まさにそれですね!。」

もう輪行できない体なんやろか、とほほ、、、。

 僕が右腰~右脚いったいんで、関係ないけど以前より首痛訴えていた妻に天王寺まで出てオーダー枕作ってみました。医者によるとストレートネックっちゅうもんらしいんですが、2晩ほど試したところではごっつぅええ感じみたいです。僕にも作るがよいと勧めてくれます。そうですね、椎間板ヘルニアに効くんなら作ってみよかなぁ、って効くわけないやろが。

 みなさんは調子に乗って遊びすぎてからだ壊してませんか?。急に寒くなってきましたんで、体調には気をつけましょう。


   2016年10月31日(月)Fight(闘病記)
    10月の体調。

  腰痛がねぇ(泣)。

症状:
○腰痛脚痛:腰椎間板ヘルニア悪化による坐骨神経痛が
      従来の左に加え右も。
      17日以降は運動できずほぼ基礎代謝近傍で生活。
○排尿障害:結構あかん。
○排便系:結構ましやったかも。
○ホットフラッシュ、全身関節痛、微弱なむくみ:
   まっ、こんなもんやろか。
○性機能障害:だいぶんと低空飛行のまま変化なし。
○その他:後半、運動しない分睡眠時間が増えた。勤労学生の
     本分忘るるべからずと教科書もって布団に入って
     すぐ熟睡っちゅうパターンが定着中。


   2016年10月31日(月)Diary(日記)
    10月の成績。

・体重59.8kg
・自転車×240km
・ウォーキング5km×6days
・100階昇降×0day
・楽しい飲み会×2days

【結構成績悪い】しまなみ原因と思われる腰椎間板ヘルニア悪化による強度の坐骨神経痛の回復が思わしくなく、月後半は全く運動できずにほぼ休養。当然ながらかなり残念な成績に終わる。代わりと言ってはなんですが10月最後の週末に名古屋付近で親戚の集まりがあり、ついでにちょっと足を延ばして腰痛押して郡上八幡小旅行に行ってきましたところ、気分転換となってよかったのか腰痛は少しですが回復傾向に転じました。


   2016年10月31日(月)Books(本)
    10月に読んだ本。

 結局勉強も読書もどっちつかずで成績悪し(泣)。 たまった未読書はその量を少なく見せるため平重ねで置かれています。

(1)原論文で学ぶアインシュタインの相対性理論/唐木田健一
   /筑摩書房
 昔に見かけた内山龍雄氏の名著「相対性理論(岩波文庫)」が見当たらないんでちょっと違うのん買いました。しかし、僕の脳にとっては既に理解不能となっております。前に岩波文庫読んだときは一応理解できたような、、、???、、、(嘘はいけません)。 念のため岩波文庫買いなおしました(無駄金)。


   2016年11月13日(日)Diary(日記)
    30年ぶりに大学の講義を受ける。

 相変わらず腰痛(っちゅうか右脚痛)は状況芳しくない。調子いい時もあるにはあるとは言え、寝起きは痛くて右脚動かないんで朝布団から出るのに分単位で時間要してます。妻もなかなか布団から出てきませんがこちらは単に眠いからなんで原因が違う。

 さて、昨日よりスクーリングとやらが始まって30年ぶりに大学の講義を2日間受けてきました。いゃ~、なんかいいっすね。社会保障法、いまいち中身分からんとこもありますが睡魔と闘いながらも若返った感覚でなかなか面白いです。そして休憩時間に立ち上がる際の右脚痛で実年齢(しんどさ考慮すると+10歳くらいかな、がん治療ってそれなりに大変なんです)に戻る感じ。学食や付近の食堂での昼食は基本若者学生用なんで物量侮れませんが、全部食え教育世代なんで頑張って全部食って押出システム即作動さして抽象的危険が昼以降具体的危険化する前に賢く対処。無事受講終わって帰りの若者学生でごちゃごちゃした電車もいいですね。
 でもなんで土日なのに学生よーさんおってんやろか?。僕の世代は土日どころか平日も学校行ってへんかったような、、、(世代の問題ではなく人依存、おかげでちょっと長めに在学しました)。 まっ、なんでもええです。

 妻によると帰宅した僕はいつもより元気らしい。いいことです。


   2016年11月30日(水)Fight(闘病記)
    11月の体調。

 いゃ~、前半は腰痛で大変でしたわ。

症状:
○腰痛脚痛:前半はほぼ基礎代謝近傍で生活。22日からやっと
      リハビリウォーキングを開始してます。
○排尿障害:排尿時間は通常人の倍以上!。
○排便系:結構まし状態が継続中。
○ホットフラッシュ、全身関節痛、微弱なむくみ:
   ホットフラッシュ多発!。
○性機能障害:更に漸減傾向かなぁ?。
○その他:10月後半~今月前半の1か月にわたる基礎代謝
     近傍生活にて体型が劇的に変化!。
     醜いもん見んのんいやゃぁぁぁ!。


   2016年11月30日(水)Diary(日記)
    11月の成績。

・体重59.8kg
・自転車×0km!
・リハビリウォーキング3(or5)km×5days
・100階昇降×0day
・楽しい飲み会×2days

【大変ながらも楽しいひと月?】腰椎間板ヘルニアは後半にやっと回復に向かう。あぁ、よかった(ほっ)。半ば過ぎに大学の同窓会、懐かしい人に会うのは楽しいですね。大学のスクーリングも始まる。そしてこれも楽しい。いいね!。


   2016年11月30日(水)Books(本)
    11月に読んだ本。

 会社の昼休みだけではなかなか読めませんです(泣)。 勉強放棄して読書したくなってきてます(あかんやないですかぃ!)。

(1)戦争まで/加藤陽子/朝日出版社
 大学の歴史学の先生が高校生に対して行った特別講義を本に起こしたもの。民主主義の前提である平和主義が崩壊しそうな現状の次世代を担う若者へのメッセージ。いいと思います。高校生たちはこの講義に鋭い反応を示していたそうですが、僕は反応とっても鈍いです。既に感性とっても鈍ってるんでしょう。ニュートラルな立場でエビデンスを基に説かれた歴史の事実に、若者たちは平和への思いを新たにしたのでしょうか?。


   2016年12月7日(水)Fight(闘病記)
    単なる定期受診のはずが、、、。

 泌尿器科と整形の定期受診してきました。泌尿器科はいつもの通り3か月に1回のリュープリン注射をしてもらって診察室へ。

 PSA=0.1、血液、尿も大した問題なしで“ちゃんちゃん”、ってな感じだったところ、最近排尿が調子悪いんでザルティアをフリバスに替えてもらわれへんやろか?って頼んだとたん、んんっ??、そりゃちょっと変やな、エコー見てみましょってなる。で、「前回排尿からの経過時間と膀胱内現存尿量見ると排尿後残尿ありやな、残尿感ありますよね?」ってせんせに言われて、ふ~む、やっぱ変やな、尿道膀胱内視鏡やっときますかっちゅうことに。
 若い看護婦さんがなんやら変な器具持ってきて内視鏡に向けて準備してくれるんですが、
  看護婦さん:「麻酔しますね。」
  僕    :「注射ですか?、いったないようにして
         くださいね。」
  看護婦さん:「注射とちゃいますよ、管入れてそっから麻酔液
         ちょろっと入れるだけなんでいったないから
         大丈夫。男の人は痛みに弱いからねぇ、
         ははは。」
ほっ、よかった。こんなとこに注射されんのん、ちょっといややし、、、。で、ベッドに横になって、
  看護婦さん:「ほな、力抜いて楽にしてね。前立腺とこ通る
         ときちょっといや~な感じするけど我慢
         してね。」
  僕    :「うっ、ほんま、いや~な感じっすね、おしっこ
         洩れそうやん。洩らしちゃったら
         ごめんなさい。」
  看護婦さん:「大概大丈夫ですよ(笑)。 ところで気になっ
         ててんけど一緒にきてはる女性、奥さんです
         よね?、むっちゃ美人ですね、
         ええわぁ~~。」
  僕    :「んなことないし、ええこともないっすよ、
         ちょっと怖いし。」
ってな会話を、下半身に何も着けず尿道に管入れてもらいながら若き女性と、、、。だいぶんと変です。
 その後、モニターでリアルタイムに自己の尿道と膀胱を内側からせんせと一緒に見ながら確認する。膀胱内には放射線障害の赤斑がいくつもあり、そのうち出血するやもしれんとのことでした。他は、尿道も若干狭い部分があるかなってな程度で、せんせが気になったところは結局問題なしとのことでめでたしめでたし。排尿障害は腎臓系のベタニスがよくないかもしれんとの判断で、ベタニス止めてフリバスに変更してザルティアそのままとなる。そして、血尿防止用の止血剤と化膿止めの薬を処方してもらいました(これは内視鏡検査の事後処理)。

 整形では骨密度測ってもらいました。僕は腰椎と股関節で測定したんですが、何れも85%前後で別に問題はないとの判定でした。なんに対してのパーセントなんかは知りませんが、70%切ったら骨粗鬆症らしいです。説明聞いたけどなんやらよく判らんとスルーしてしまったんで認識間違ってるやもしれませんが、数値自体は健常人より低いようでやっぱりホルモン治療の影響はありそうです。まぁ、ええです、一応元気やし。

 そんなこんなで尿道の痛ぁ~い一日が終了。あ~ぁ、疲れた。

 では、薬のまとめ:
  ○内分泌 :リュープリン注射
        (11.25mg/12week)、
        ビカルタミド錠ファイザー(カソデックス)
        (80mg/day)
  ○排尿改善:ザルティア錠(5mg/day)、
        ナフトピジル錠杏林(フリバス)
        (75mg/day)
  ○骨粗鬆症:ボノテオ錠(50mg/4week)、
        デノタスチュアブル配合錠(2錠/day)
  ○腰痛  :リリカ錠(75mg×2錠/day)、
        リマプロストアルファデクス錠F(オパルモン)
        (5mg×3錠/day)、
        牛車腎気丸(2.5mg×3包/day)
  ○胃   :ランソプラゾールOD錠テバ(タケプロン)
        (15mg/day)
  ○鎮痛剤 :ロキソニン錠(60mg/随時)、
        ロキソニンテープ(100mg/随時)
  ○痔   :ネリプロクト軟膏(時々)
一度に3か月分もらってくるとえらい量です(薬漬け、泣)。


   2016年12月31日(土)Fight(闘病記)
    12月の体調。

 どうも精神的にかなり参っているっちゅうことが判って、自分自身に愕然。ある事件をきっかけに妻の前で大泣き!っちゅうとなんやらお笑い系の感じですが、お笑いではないです。それは置いといて、一応無事に今年も通過できそうです。(がん発覚からもうすぐ3年。)

症状:
○腰痛脚痛:リハビリウォーキングもできたりできなかったり。
○排尿障害:ベタニスをフリバスに変えましたがほぼ改善せず。
○排便系:結構まし状態が継続中。
○ホットフラッシュ、全身関節痛、微弱なむくみ:
   ホットフラッシュはちょっと減ったかも。
○性機能障害:レーダーの網に絶対にかからない程度の超低空飛行
       (何それ?)。
○その他:右目角膜潰瘍発症でコンタクトレンズ使用が禁止
     されたため眼鏡生活に入る。処方された目薬差して
     おとなしくしてれば1~2週間で治るやろっちゅう
     ことらしいんですが、も一度眼科に行く暇がなく
     コンタクトレンズ復帰は時期未定。強度の近眼
     なんで近く用、遠く用って眼鏡かけ替えないと
     あかんので結構不便だったりする。コンタクトの
     方が男前やし(何れにせよ低レベルの男前度ですが、
     笑)。 まっ、しゃあないか。


   2016年12月31日(土)Diary(日記)
    12月の成績。

・体重60.3kg
・自転車×0km
・ウォーキング5km×9days
・100階昇降×0day
・楽しい飲み会×2days

【師走!、大忙しやった】大学通ったり、コンサート行ったり、旅行行ったり、メディアの取材受けたり(??)、ちょっとした忘年会だったり、医者行ったり、ウェブテスト受けたり、レポート提出したり(再提出含む、泣)、ビデオ講義受けたり、へたった布団類総入替したり、年賀状書いたり、全然運動しなかったり、、、。いいね!??。


   2016年12月31日(土)Books(本)
    12月に読んだ本。

 学生となってからはほんまに読んでません。結果、勉強も読書も運動も全て中途半端。そう、中途半端なやつなんですわ(自虐)。

(1)戦争は女の顔をしていない
   /スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ
   (訳:三浦みどり)/岩波現代文庫
 第2次大戦のソ連軍の女性兵士や従軍看護婦たちの証言集。日本人にとっては7月紹介の「チェルノブイリの祈り」の方がインパクトありそうですが、こちら「戦争は~」も多くの方に是非読んでもらいたいです。著者は昨年のノーベル文学賞受賞者、ジャーナリスト初らしいです。そして今年はボブ・ディラン。授賞選考の路線が変化しつつある感じですが、さて次回、期待の村上春樹氏は??。

(2)下流老人/藤田孝典/朝日新聞出版
 要点を抜き出せば30ページ程度の薄っぺらになってしまいそうな本ですが、ベストセラー新書なだけあって読みやすいです。新書9割駄作説論者の僕としては、1割側に推薦したい。下流老人にはなりたくないなぁ~って漠然と思いますが、もし長生きした場合この調子でお金使っていたら危ないかも。ん、長生き??、まぁ、そんなにしたいとも思いませんが、、、。下流老人になるには(もちろんなりたないけど)、まず老人にならんとなぁ(笑)。

(3)狩りの時代/津島佑子/文芸春秋
 太宰の娘の遺作。障害を持って生まれ父に逃避されてしまった兄に対する思いが小説となっています。著者はまだ校正したかったのだと思いますが、残念ながら亡くなってしまったのでこの状態で出版されたようで、構成に無理が残りますが、死後原稿が発見されたのならやむなしでしょうか。


   2016年12月31日(土)Diary(日記)
    やっぱりいろいろあったこの1年。

 2016年が、あっ! という間に終わります。この速度で時が過ぎゆくと思いのほか長生きできちゃいそうですが、そりゃ困ります。体の衰えはある程度仕方なしとしても総合的には死ぬ時が人生のピークでありたいと日々精進しておるはず(??嘘はいけません)なので、たいしてなんにもしとらんのに時ばかり過ぎていくのは何とも困ったもんっちゅうわけです。

 さて、今年の目標を振り返ると、、、。
  ○学生になる:達成!。
    アマゾンスチューデント会員です(本が10%オフ!)。
    しかし、単位落としたりレポート再提出喰らったりで、
    勉強量は足りてない。で、来年に期待。
    Chemistry3読破はトレードオフでお預け
    (たぶん超長期間あるいは最後まで)。
  ○北海道旅行:未達。来年は行きます。
  ○淡一:達成(僕は客車)。 来年も(たぶん)行きます。
  ○琵琶一:達成(息子が客車)。
    来年は場所変更して行きます(僕が客車の予定)。
  ○しまなみ:一応達成(距離は予定より短い)。
  ○チャリ屋朝トレ復帰:達成。ただし、1回のみですが。
  ○大腸内視鏡:達成。
    おまけに膀胱内視鏡も実施。いったかったです。
  ○ピロリ菌除菌&胃カメラ:未達。
    早よせぇ!って妻は怒ってます。
  ○読書ペース維持:未達。勤労学生には無理やわ。
  ○家内安全:達成、ですね。
  ○筋力アップ:未達。
    全然努力してへん、論外やん!。
    鉄人倶楽部は廃棄される寸前。
11中7達成?、ふ~む、なんやら全体的にはいい線行ってる感じがしてしまいますね!。実際はそうでもないんですが、まぁ、“よし”ということで。

 それ以外でも、追い出し部屋からちょっとだけ抜け出したり、住んでるマンションの副理事長になったり、メディアの取材受けたりってなことも。治療はPSAが10倍になったり(実態は10倍にはなってないと思われます)、副作用相変わらず大変やったりしつつも、今のところ順調。息子は大学卒業して学校移って大学院に入り、娘も来年無事大学卒業見込みで就職も内定。
 こちらも結構いい線行ってる感じがしてしまいますね!。

 終わりよければすべてよし!、かな?。では、みなさん、よいお年を。




     2017年




   2017年1月9日(月)Diary(日記)
    さーて、今年はどないしょか。

 2017年が始まりました。恒例の石切さんお百度(“レガーロのイタ飯”とも言う)を終え、さ~て、今年はどないしょかって思案しました。

 で、今年の目標。
  ○北海道旅行:行きます!。
    札幌で大学同窓生2人と合計3人でミニ同窓会する。
  ○淡一:(ぼろぞうきんとなりに)行きます。
    できればまた大学同窓生2人と合計3人で(僕は客車)。
    プラス何人かでミニ同窓会もどき前夜祭付きを目指す。
  ○息子とチャリ:場所はどこにしよかな。
    僕が客車っちゅうことでよろしく頼みたい。
  ○裏山チャリクライム×2:高度ゲイン700m、
    往復で45km。僕んち側からは5本のルートがあり、
    内1本はきつすぎでNG(以前、元気だった時でも
    泣きはいりまくり)。 先ず今年は通ったことない2本を
    “下る”。2本下るとなると2本登らなあかんのですが、
    一応登りの2本は経験値有のルートを選択しようと思って
    おります。がん発覚後はとても登れる状況でなかった
    わけで今現在もそうなんですが、ジョギング高齢者に
    抜かれるくらいのペースでならもしかしたらいける
    かも、、、ってな希望的観測。かように危機的状況なのに
    なんで強気の“×2”!! なんでしょうか(汗)。
  ○ピロリ菌除菌&胃カメラ:早よせぇ!って妻の怒り心頭に
    発す、、、なので。
  ○読書20冊:玉石問わずっちゅうことで。
    薄石多ければいけそうな気もしますが、平積み未読書に
    “ユリシーズ(ジョイス著、分厚い文庫本×4冊)”が
    待っておるんでやばいかも(汗)。
  ○筋力アップ:尻肉垂れてズボン食い込み哀れな感じなんで、
    先ずはスクワットから。Gパンサイズは太もも規制で選択
    したいなぁ(夢また夢、膝いったい)。
    鉄人倶楽部はやっぱり廃棄される寸前。
  ○家内安全:娘が自立予定ですがこの子も含めて。
 んっ??、8個もあるやんか。目標とちゃうけど、高校の同窓生にも何人かは会いたいな。今年も貪欲にいきます。『迷ったら、やる!』。

 おまけ:実は内緒ですが来年以降の目標もちょびっとあります。2つ目の大学を卒業する(再来年3月ですが)、その後にTOEIC高得点目指してちと英語勉強したろかと、、、(目標点は秘密、恥)。 年初から鬼笑いまくりですね。今年も最後まで笑顔でいったろや~~ん♪♪。


   2017年1月31日(火)Fight(闘病記)
    1月の体調。

 がん発覚から3年を経過。3年生存記念で妻とケーキ食べました。

症状:
○腰痛脚痛:ウォーキングは腰痛ベルトとともにあり。
○排尿障害:相変わらず出ぇ悪いっす。
○排便系:結構まし状態が継続中。
○ホットフラッシュ、全身関節痛、微弱なむくみ:
   右肩いったいです。
○性機能障害:超低空飛行継続中。
○その他:なんやら毎日しんどいなぁ~って思いながらの生活。
     まっ、しゃあないか。早ぅに春が来てほしいです。


   2017年1月31日(火)Diary(日記)
    1月の成績。

・体重61.3kg(増え気味)
・自転車×0km(予想通り)
・ウォーキング5km×25days
 (結構頑張りました、ってこの程度)
・100階昇降×1day
・楽しい飲み会×0day(おっとっと、新年会もなしっすか。)

【1月もあっという間に終了】大きなイベントはありませんでしたが、ちっちゃいのんがいっぱい。月日が経つのが超早い!。


   2017年1月31日(火)Books(本)
    1月に読んだ本。

 昨年は少ししか読めませんでしたので、今年は年間目標を立ててみました。20冊。一昨年以前のペースを思うと“へ”みたいなもんに見えますが、大学の講義類も佳境に入りつつある今の状況では一概に“へ”とも言い難いんです(“へ”みたいな目標の言い訳)。

(1)歩道橋の魔術師/呉明益(訳:天野健太郎)/白水社
 1996~2000年の間台湾で暮らしてたんですが、その時の情景を思い出します。住んでいたのは少し離れた街でしたが“商場”みたいなもんはいくつかあったし、“商場”は既になかったとは言え舞台となった台北にはちょくちょく行ってましたので。“商場”なんて言われても、20年くらい前の台湾を知らないとたぶん雰囲気わからんのやろなと思います。その意味ではローカルな小説なのですが、不思議な雰囲気が懐かしさを誘い出してくれてなかなかよかったです。

(2)模範郷/リービ英雄/集英社
 期せずして台湾が連続。幼少期を過ごした台中を訪ねる紀行を軸に、著者が自身を振り返る。懐かしさだけでない異国での暮らしに思いを寄せる良著。

(3)伯爵夫人/蓮實重彦/新潮社
 御齢80、元東大総長の著名なフランス文学者による小説。三島由紀夫賞の受賞会見で「迷惑」と答える著者、、、読む前からおもろいやないですか。本作は重厚な構成の(エロ妄想)小説です。格調高い文体の(エロ妄想)小説です。古典的ではあるがリズムがよく読みやすい、、、が、結構ふざけた(エロ妄想)小説です。受賞会見によるとこの程度ならいつでも書けるそうです(会見の内容はとてもおもろいです)。


   2017年2月5日(日)Diary(日記)
    なんで忙しいのんやろ?。

 なんでか判りませんが、ここ2か月ほど忙しい感いっぱいです(会社ではほぼほぼ暇)。 何してたんか整理してみました。
  ○12/1(火):来客
  ○12/3(土):ふらふらと買物&外食
  ○12/4(日):テスト、そのあとふらふらと買物&外食
  ○12/6(火):近所で飲み会
  ○12/7(水):定期受診。膀胱内視鏡、骨密度測定など。
  ○12/9(金):メディア取材を受ける
  ○12/10(土):大学
  ○12/11(日):コンサート
  ○12/12(月):レポート提出、そのあとふらふらと
            買物&外食
  ○12/14(水):近所で飲み会
  ○12/15(木):眼科受診、角膜潰瘍
  ○12/16(金):メディア取材を受ける
  ○12/17(土):大学
  ○12/18(日):がん患者さんと会う
  ○12/19(月):カット&カラー(黒)、そのあと深夜に
            レポート提出
  ○12/22,23(木,金):一泊旅行(琵琶湖)
  ○12/24(土):大学、テスト
  ○1/3(火):ふらふらと街に出る
  ○1/8(日):テスト
  ○1/9(月):お百度
  ○1/14(土):眼科受診、角膜潰瘍治癒
  ○1/15(日):テスト
  ○1/21(土):ふらふらと買物&外食
  ○1/22(日):街に出て映画(湯を沸かすほどの熱い愛)
  ○1/25(水):テスト
  ○1/27(金):テスト
  ○1/28(土):街に出て映画(スノーデン)
  ○1/29(日):レンタルBD鑑賞(ハドソン川の奇跡)
  ○1・30(月):カット&カラー(黒)
  ○2/2(火):街で飲み会
  ○2/4(土):牡蠣を食べに行く(日生)
  ○2/5(日):テスト、そのあとコンサート
???? んんっ?、単なるくそ暇なおっちゃんにしか見えませんが、、、 ????。

 牡蠣食べに行くにあたり、前泊帰省してきた娘に指摘され、勢いで以下の宣言をしました。
  ☆☆30代の腹を夏までに取り戻~~す!!☆☆
勇み足か??。


   2017年2月12日(日)Diary(日記)
    久々にチャリに乗る。

 昨日は勤務場所が決まった娘の新居探しに迷惑がられながらも押しかけて付き合う。微妙な予算オーバー以外は完全に希望どおりの物件が見つかってめでたしめでたしであったものの、敷金一桁多く読み間違うっちゅう娘のチョンボにより最初はこの物件を候補から外してたもんで、最終決定までえらく時間要してしまいました。で、ちと金足らんのんで来月も仕送りくれろって言う娘と妻の交渉を横で見てたんですが、今月末の仕送りは今月分であるがゆえ来月も仕送りあってしかるべしとの娘の主張に妻は比較的あっさり負けてました。(今月末の仕送りは来月分やったんちゃうのん???。)娘には「そんだけがめついんなら敷金一桁読み違えんな、あほ」って言いたいです(言いましたけど)。 けちなのに大事なとこで金勘定ぬけてんのは誰の遺伝なんでしょうか?。

 さて、そんなわけで昨晩帰りが遅かったため今朝はゆっくり朝寝しておりました。そしてお昼頃なんやらえらく天気良かったんで、ロキソニンテープ腰に貼って腰痛ベルトしてちょっとチャリでチャリ屋にチャリ保険の更新に行ってまいりました。冬の日差しを浴びつつ裏の山なみを眺めながらのんびり走ってチャリ屋にたどり着き無事保険更新してのち帰らんとすると、何故か天候急変して雨が、、、。スマホで雨雲レーダー見てみると夕方遅くまでは止まない感じなんで、泣く泣く雨の中チャリで帰宅。路面が濡れる程度の小雨ではあるんですが、なんやらみぞれ模様でとっても冷たいやんか、、、(泣)。 10km程走って帰宅後、こたつで温もってからチャリの拭き掃除しました。実際夕方まで雨止まなかったんで、とっとと帰宅したのんは正解。まっ、久々にチャリ乗って気持ちよかったです。
 チャリ屋のスタッフによると、最近のローラー台(チャリ実物をセットして使う室内チャリトレ器)は静穏性も高く防音防振マットなるオプションも売られておるらしいんです。ふーむ、夜な夜なご近所徘徊ウォークするよりいいんではなかろうかってぼそっと妻に呟いてみたところ、さほど反対でもない様子。娘の就職祝いに買ぅてみよかなぁって考え中(もちろん自分用)。


   2017年2月18日(土)Diary(日記)
    チャリ&お散歩。

 昨日、卒業旅行で台湾行ってた娘が空港から直帰省。今朝はいつまでも起きてこない雰囲気なんで、結構早い時間に目が覚めたおとーさんはその間ちょっとチャリ乗ってきました。そのあとお散歩もしてみました。もう、春ですね。

 晩は娘を駅まで送っていき、明日は大学で講義終日受けてきます。


   2017年2月22日(水)Fight(闘病記)
    んっ??、PSAアップやんか!。

 がん発覚から3年経過して初めての受診。4月に主治医のせんせが今の総合病院を去って開業予定なんで、ここ2か月ほど友人医者にも相談しながらついていくかどうするか思案しておりましたんですが、やっぱ重病なんで総合病院に残ることとしました。従って本日は今の主治医のせんせの最終診察日、、、やったはずなんですが、以下のとおりも一度診てもらうこととなってしまいました。
 いつものとおり先ずは採血とリュープリン注射。「おっ、今日はあんまりいったくないっすよ、注射うまなったんちゃう?」「そりゃないですよ、私既にベテランやし」ってな感じで看護婦さんと会話しつつ滑り出しよし。ところが血液検査結果が出て診察室に入ると、「PSA、上がってきてますね。ここ9か月、0.01→0.1(検査キット安物に変更)→0.1→0.17(今回)。 値的にはまだまだ問題ないけど転移の検査しましょか。」って、造影剤CT、骨シンチの日程が確定。「ほな、検査結果出たら説明するんで、も一回来てちょーだいね」っちゅうわけで、主治医変更がちょびっと延期されました。
 ふ~む、ありがたくない話やんか。しかしまぁしゃぁないですな。神妙にCTと骨シンチ受けてまいります。

 そのあと妻としゃぶしゃぶ食いほーだい(安いとこです)でランチ。このお店、しゃぶしゃぶ昼定食(定量)が結構いけるんで景気づけにちょっと張り込んで食いほーだいにしてみたんですが、よーさん食わなあかんような気がしてしまってかえって落ち着かず、定量昼定食の方がおいしく食えるっちゅうことがわかりました。だから、何??。


   2017年2月28日(火)Fight(闘病記)
    2月の体調。

 あまりうれしくないPSA上昇で月末を迎える。検査は来月です。

症状:
○腰痛脚痛:常時結構痛いままで症状固定ですね。
○排尿障害:相変わらず。
○排便系:結構ましですが、まぁ気は使います。
○ホットフラッシュ、全身関節痛、微弱なむくみ:
  右肩痛増悪。診察してもらったところ筋肉劣化起因の
  50肩らしい。腕立てしよっと。
○性機能障害:超低空飛行継続中。
○その他:春待ち。


   2017年2月28日(火)Diary(日記)
    2月の成績。

・体重61.7kg(増&たるみ)
・自転車×50km
・ウォーキング5km×9days
・100階昇降×3days
・楽しい飲み会×1day

【なんやら忙しかったでなぁ】牡蠣食いに行ったり、コンサート行ったり、テスト受けたり、娘の新居探し付き合ったり、医者行ったり、学校行ったり、レポート出したり。いいんやないですか。
 昨日提出したレポート、再提出喰らってしまいました。ちょっと前に今季あと一課目単位取ったろって思い立って、ほぼ何の準備もなく2晩(勤労学生は夜のみ勉強可)で仕上げて締切間際に急いで出したんですが、、、付焼刃はやっぱあかんっちゅうことでした。が、ちょっと悔しかったんでまたもや付焼刃で急遽修正して本日速攻再提出しました(再々提出かもね?)。


   2017年2月28日(火)Books(本)
    2月に読んだ本。

 危なく新書1冊で終了するところでしたが、滑り込みで2冊となりました。こんな読み方していてはいけませんね。

(1)忍者の掟/川上仁一/角川新書
 なんでこの本買ぅてんやろか?。掟が書いてあったわけでもなく、新書の例に漏れずでした。

(2)ジャッカ・ドフニ/津島佑子/集英社
 江戸時代初期、迫害され土地を追われるキリシタンの苦難を女性視点から描いた渾身の一作。没後出版ではありますが「狩りの時代」と違ってよく練られています。キリシタンの話は僕にはなじみませんが、故郷を思い時代の苦難を背負って生きる難しさは今も同じでしょうか。僕の故郷はどこかな、なんて思ったりもします。きっと妻と暮らしているここなんやろなぁ。終章に難があるように思いますが、名作なのでこの本は売らないで蔵書とします。


   2017年3月4日(土)Diary(日記)
    ローラー台買いました。

 たるみまくった腹周りの矯正のため、娘の就職祝いに自分用にローラー台買いました。静かです。厚めのマットも敷いとるし、これなら階下のおっちゃんも文句言わんでしょう。
 妻からは前立腺に悪いので乗りすぎないよう言われてます。でも、室内でしゃこしゃこチャリ漕いどってもいっこもおもろないんで乗りすぎの危険ほぼ0です。(パソコンを前に置いてレンタルDVDの映画見ながら漕いだろって計画中ですが。)


   2017年3月7日(火)Fight(闘病記)
    CT&骨シンチ受けてきました。

 今日1日休んで午前中にCT、午後に骨シンチ受けてきました。これ自体はどぉってことないんですが、やっぱ、なんか、いやですねぇ。骨シンチは撮影に30分くらいかかるんで寝てまいそうになるし、、、(寝てました。終わってビーってブザー鳴ってびっくりして目覚めました)。 結果聞くのは3月17日予定なんですが、どうせ撮影したんならとっとと結果知りたいような気もします。でも、まぁ、仕方なく1週間半待ちますか。


   2017年3月12日(日)Diary(日記)
    2016年度全講義日程終了。

 1年と少し前、再び大学生となる決意をし2016年4月より大学生となりました。本日のWeb試験を以て今年度の全講義日程が終了。
 今年度、前半はだれておりましたが後半は結構追い込みましたぞ。3年編入生は(卒論と卒ゼミ除いて)卒業までに60単位取る必要あり。せっかくなんで興味ある課目は一応全部取ろうかと思っているので、100単位取るつもり。これを2年間で終えて3年目に卒論と卒ゼミだけ取って晴れて卒業!、ちゅうシナリオであるところ、1年目の今年は34単位取得(更に6単位発表待ち)。 んっ??、2年で100単位には到底足らんやん!??。しゃぁない、気持ち新たに4月まで休憩したろかい!(実は試験直前木金で54歳誕生日お祝いプチ一泊旅行に行っておりまして既に休憩に突入済み、笑)。


   2017年3月17日(金)Fight(闘病記)
    あぁ~ぁ、よかった。

 結果、出ました!。
 造影剤CT、骨シンチとも転移の所見認めず。NSE(なにこれ?、初めて聞きました)とやらも値に問題なし。あぁ~ぁ、よかった。触診されるやもって思って尻まわりきれいにして結果発表に臨みましたが無駄でした。あぁ~ぁ、よかった。(前回、がん発覚時の触診以来尻まわりの調子悪いのん継続中やし。)
 で、PSA悪化傾向は否定できませんが、まだまだ打つ手はありそうです。ホルモン剤何種類か換えてみたり抗がん剤早めに使ったりで、あと2年は骨転移なしでいけるやろって(僕が勝手に)みてます。転移してから3年ほどはそれなりに動けるとみて、あと5年は活動可能っぽい。たぶん、実際はもっと長い(知らんけど)。 大学あと2年、英語1年、この間お金貯めといてそのあと何年かぶらぶら??、、、。ふ~む、もったいない、勉強したこと役立てる方法、なんかないやろか??。
 そして、今までの主治医のせんせが開業するんで今日でお別れ。最後の診察がいい結果でよかったです。僕は今の総合病院に残って、次回からこのせんせの後輩に診てもらうこととなりました。今のせんせにしごかれてきた若手みたいです(今のせんせも若いけど、、、こいつが気に入らんかったら俺とこおいで(笑)やって)。 後輩せんせともまた気が合えばいいな、って思ってます。次回5月の定期受診に期待!。


   2017年3月31日(金)Fight(闘病記)
    3月の体調。

 PSAは上昇しつつもまだ持ちこたえている。あと暫く持ちこたえられればいいのですが。

症状:
○腰痛脚痛:結構痛いよぉぉ~ぉ。
○排尿障害:相変わらず。
○排便系:押出システムは律儀に短時間で作動中。
○ホットフラッシュ:3~4回/日 くらいかな。
○全身関節痛:右肩痛きっついっす。
       夜、寝返りの度痛みでお目覚めするものの、
       瞬時でまた眠りに落ちる。いややわぁ。
○微弱なむくみ:ちゃんと微妙にむくんでます。
○性機能障害:こらあかんかも。
○その他:気温上昇による関節痛減軽に期待。
     桜はもうすぐで楽しみですが、ひのき花粉の
     最盛期なんでいややわぁ。


   2017年3月31日(金)Diary(日記)
    3月の成績。

・体重61.0kg
・自転車×30km
・ローラー台×20days(30min/day)
・ウォーキング5km×1day
・100階昇降×1day
・楽しい飲み会×1day

【ローラー台登場、そしていろいろあった3月】今月初にローラー台を買いまして当初超初学者向け英語DVD教材なんぞを見ながら喜んで乗っておりましたところ、「チャリは前立腺がんに悪い」論者より1日MAX30分令が発令される。仮に発令なくともやっぱいまいちおもろないんでどうせ長時間はちょっと、、、。とは言え、晩御飯後の予期せぬ押出システム稼動を心配することなく気軽には乗れるんで、ウォーキング(押出システムの制御に気遣いが必要)はこいつに取って代わられる部分が大きそう。100階昇降は今後なくなるでしょう。
 さて、2017年度の履修計画立てました。2016年度は40単位とれたとして(38単位確定、2単位発表待ち)あと60単位を2017年度でとるのはかなり苦しい。なので?、現時点履修計画上58単位押込んであります(最後の2単位は3年目に繰越してあるとはいえ、この押込みは一種の無計画)。 2016年度は、睡眠学習(布団に入ってのち眠りに落ちるまで教科書を読む、0~10分/日←妻は0分しか見たことないと言っています)、排便学習(便器に座ってのち排便終了まで教科書を読む0~10分/日)、の2種の勉強法で乗り切ってまいりましたが、過去の貯金(昔、六法をちょびっと独習したことがあります)がほぼなくなった2017年度はどうしたものかと無為に思案中。妻は「思案するより勉強せぇや」って言ってます(ごもっとも)。
 ほんで、昨年末に受けた取材が5日の全国紙朝刊記事になりました(匿名ですが、、、っていうと悪いことした感じですがそうではないです)。 昔に息子が四国の温泉に入っている記事が全国紙地方版に載ったんに引続き我が家で2人目。全国版に載ったんで僕の勝ちですが、写真がなかったんは僕の負け。
 誕生日にプチ1泊旅行にも行きました。安いプランでしたが期待以上のクオリティで、妻と二人で旅行気分を満喫。

 悲しい出来事も。10年一緒に暮らした雄の白文鳥“エル”が昨日早朝天寿を全うしました。息子と娘はそれぞれ亡くなる少し前のエルに会いに帰省してくれてました。超手乗りのくせに気の荒いやつでよく怒って噛みついてきてましたが、最期は妻と僕の手の中でとても安らかだったのでよかったです。人間でいえば90歳くらいかなぁ、エル、長い間ありがとう、お疲れ様。


   2017年3月31日(金)Books(本)
    3月に読んだ本。

 今月も駈込み2冊。何れも簡単本ですが、分厚いハードカバー。

(1)ミズーラ/ジョン・クラカワー(訳:菅野楽章)/亜紀書房
 米国の都市の有名大学で起きたいくつかの強姦事件とその司法手続進行のルポ。米国では国家の司法とは独立して独自の準司法的学内懲罰制度をもつ大学があるようです。学問の自由に端を発する制度なのでしょうか、なかなか興味深いですね。また、強姦被害者のため証拠保全を行う制度・機関が各都市で整備されていることも、日本に比べて先進性(裏返せば不安全社会の証明ですが)を感じます。しかしなお、「疑わしきは無罪に」との刑事裁判の原則を貫くと強姦事件の立証はかなり難しいようです。刑事司法の難しさがよく判ります。強姦事件の8割は被害者の知人が加害者であること(これは納得できる感じ)、そして全女性の2割が強姦事件の被害者であること(これは多すぎなんちゃう??って感じますが)などが述べられています。日本での実態がどうなのか気にかかります。

(2)住友銀行秘史/國重惇史/講談社
 イトマン事件の内部顛末書みたいなもんでしょうか。まぁ、おもろいっちゃおもろいんですが、手前都合のいいとこどりで書かれている印象は否めません。僕はこの銀行にスズメの涙預金してますが、こんなつまらん使われ方していると思ったらほんまに涙出てまいります。こんなんに金使うんなら僕に回して欲しいなぁ(回ってくるわけない、笑)。


   2017年4月9日(日)Diary(日記)
    意欲と実態は別物。

 桜が満開となりました。昨年までは(ベランダまで2m程)お出かけして目の前に広がる(借景の)桜で花見をしておりました。しかし、遂に今年はこの2mのお出かけさえもが省略されてしまい、掃出し窓内側にセットされたカウンターテーブルにてベランダ越しに桜を見る超怠惰なスタイルに変更。ほんまこれ、怠惰の極みなんではございますが、掃出し窓開ければ外気分やし雨関係ないしお手軽やしでなかなか侮れない。で、木曜から今日までの間、毎日お花見ブランチまたはお花見カフェまたはお花見ディナー、、、つまり、多数回の繰り返しにより怠惰は帳消しということでよろしく。

 こんなことしておるがゆえ、ほぼ必然に履修計画は速攻ピンチに陥っております。そこで土曜日、全国紙にどかーんと“24時間眠らない!”っちゅう大広告を載せておりました僕の在籍大学の新図書館ってどんなんよ?って、僕は教科書とパソコンを、妻は英語の勉強本を持ってちょっと偵察に行ってみました(女性も安心の24時間営業自習室があるらしい)。
 ところがところが、これ、すんごいですわ!。外装に木のチップを大量にまとったおしゃれエコっぽい低層図書館棟に中層の近未来的研究/講義棟が接続されており、蜂の巣部屋がいくつも連結された構造の図書館内部は、ほぼ全内壁が天井まで本棚でかっこええし、各部屋真ん中にセットされたグッドデザイン大机が超ゆったりしていて美しい感じ。天井付近の本はどうやってとんのやろ?っとか思いながらも勉強意欲をそそられます。
 知恵熱出たらあかんのんでまず体ならしてからっちゅうことで、館内カフェでの軽い昼食からスタート。次、患者会会報へ妻が寄せる原稿をパソコンに打ち込む作業をしてみる(電源使えるデスクもある)。 そして最後に勉強に着手しましたが、この時期活発化する睡魔により何度か教科書取り落としてしまったりして結局あまりはかどらず。まぁ、今回は偵察なんで。
 こんな大投資してまで勉強意欲を喚起させる仕組みを作って若者を育てようっちゅう、この大学の心意気がすごいです。なんとなく日本の未来に期待したくなります。僕の卒業大学の方も負けずに意欲的にやってほしいな。

 さあ、勉強意欲喚起されたところで、今日日曜は家から一歩も出ることなくだらだらと過ごし、なんと勉強時間は0分。つまり、意欲と実態は別物ということでよろしく。


   2017年4月12日(水)Diary(日記)
    いらん親切な日本人。

 電車のドア付近に立ち天王寺に向かっていたところ、結構年配の西洋人男女5人組が僕の目の前でドア上方の小っちゃい路線図見上げて困惑しておりました。面倒なんで長らく“しかと”しておりましたがいつまでもうろちょろしながら解決しない様子なんで、どこ行くん?って聞いたら「谷町線に乗換えて天六」ちゅう返事。ドイツから観光に来て今日が最後の晩なんやって。確かに天王寺の乗換えはちと判りにくい、ほな、僕も谷町線やしついといでって、一緒に乗換え。
 谷町線乗り場にて、天六まで180円やで、こないして切符買うねんって切符自販機お手本操作に着手したんですが、う~む、最近は金銭投入前になんやらいっぱいタッチパネル押さなあかんのんで判らんやないですか!。Englishボタン発見した彼らは自力で切符買ってました。あんた、なんで切符買われへんねん、日本人やろ?、って不思議そうに言われました(英語)。 だって僕、icocaやし、、、(情けなや)。
 で、谷町線に一緒に乗って、日本人はみんな親切やな、最後の晩にもあんたみたいな親切な人に会えてうれしいわ、などとおだてられている間に谷六に着く。あんたらの降りる駅ここやで、気ぃつけてドイツ帰ってな、ばいばいって無事英会話の練習終了。???んんっ???、なんか違うでなってちょっと間考えてたんですが、確か僕の目的地の天満橋と一字かぶっとったような、、、そや!、天六や、谷六とちゃうわ!!。しかし時すでに遅く、谷町線は僕を乗せて発車し谷六を天六と信じて下車した彼らは改札へ。ドイツよりはるばるお越しくださった彼らは、日本での最後の晩に豊かな思い出を一つ新たに積み重ねられたことと思われます。いゃぁ~、悪気はぜんぜんなかったんですよ、天六と谷六ってよう似とるやないですか。最後の晩にごめんなさいね。確かに(僕のような)いらん親切な日本人もいてるんですが、日本の印象悪化してないことを願います。英語って難しいです(今回のミスと僕の英語力に相関あんのん?)。

 で、僕は天満橋まで行き高校時代の医者旧友と無事落合って、桜見ながら旧交大いに温めましたとさ。

 おしまい。


   2017年4月30日(日)Fight(闘病記)
    4月の体調。

 特に変化なしです。つまらない報告をどうぞ。

症状:
○腰痛脚痛:結構痛い。平日出社後長時間無聊に座す時、
      休日買い物でぶらぶら歩く時にかなりきついですね。
○排尿障害:相変わらず。
○排便系:押出システムは律儀に短時間で作動中。
○ホットフラッシュ:回数が増えつつある感じ。
          5~6回/日くらいでしょうか。
○全身関節痛:右肩痛は気温が上がったせいかかなり良くなる。
○微弱なむくみ:おててがぷっくりな感じ。
○性機能障害:ふ~む、もうだめ、のかろうじて一歩手前。
○その他:ひのき花粉の最盛期を通過してほっとしております。
     来月の定期受診のPSAがちょっと気になります。


   2017年4月30日(日)Diary(日記)
    4月の成績。

・体重61.3kg
・自転車×60km
・ローラー台×18days(30min/day)
・ウォーキング5km×2days
・楽しい飲み会×3days

【GW淡一に向け減量中?】5月5日予定の淡一に向けた調整により予定通り体重若干減でGWに突入しましたが、4月29,30日と久しぶりにチャリ外乗りしたんでエネルギー補給と称してたくさん食べて結局リバウンド。まっ、しゃあないか。2kg減ならだいぶんと登りが楽なんやけどなぁ、、、。


   2017年4月30日(日)Books(本)
    4月に読んだ本。

 遂にユリシーズに着手。

(1)地鳴き、小鳥みたいな/保坂和志/講談社
 芥川賞作家のエッセイ風新作小説、あるいは小説風エッセイか。第三の新人的素直な私小説かと思いますが、ちょっと現代風にこねくり回しすぎかも。ストレートな書き方ならもっと共感できる部分がある気がするので、手法的に的を外した感が否めず残念。あるいはこの作家の作風自体がこんなんなんかもしれませんが。

(2)ユリシーズⅠ/ジェイムズ・ジョイス/集英社文庫
 久しぶりの名作に着手。全4巻中の1。プルースト、カフカと並び称される20世紀文学の3大巨星(らしい)の代表作。あらゆる言語的手法が多数用いられており、翻訳不能なんだそうな。やたら分厚いんですが翻訳不能を補うためか半分近くが注釈ページなんで、注釈読まない僕はそれ発見した時ちょっと得した気分でした(ほんなら読むなよって?)。 失われた時を求めて(プルースト)は100ページ目くらいで脱落したんですが、ユリシーズは思ったより読みやすい感じです。いつになるかは不明なれど、感想は4巻全部読破後のお楽しみということで。


   2017年5月3日(水)Diary(日記)
    GW前半のうれしい出来事。

 もう4月も終わるなぁ~、おっかしいなぁ~って気をもんでいたら、GW突入寸前28日夕刻にやっと息子から第一志望就職内々定の連絡が入る(協定はみんな守らないのです)。 あ~ぁ、よかった、妻のご機嫌は低迷原因一つ解消されて快方に転ずるかも。
 4月入社なのに3月から強制バイトで拘束された(ブラック?)就職先から初月給を思いのほか多くゲット(ここはホワイト?)した娘が忙しい合間を縫って帰省してきてくれて、金ぶた(2時間の幸せ、豚しゃぶ食いほーだい)で“豪華な”夕食をごちそうしてくれる。ありがとぉ~ぉ(うれし涙)。 内々定をゲットした息子もちゃっかり同席。
 うれしいですね。


   2017年5月7日(日)Diary(日記)
    GW後半の楽しい出来事。

 今年も完走しました!、淡路島一周!。
 豊田在住友人と2人で始めたのが確か2012年4月。春と秋の年2回が僕のがん治療による空白を挟んで年1回に減ったものの広島在住友人加えて3人で2015年11月から再開。ここからは関西圏在住の大学同窓による前夜祭つきとなって今回は3回目、若干無理があるが2012年から数えると7回目なんで既に恒例と呼ばせていただいております。5月4日前夜祭、合計7人が集まりミニ同窓会。アカデミック組(教授2+研究者1人)とノンアカデミック組(とは言え、僕も含め有名企業のサラリーマン4人、僕以外は結構えらいさん)に一応分類できるものの、みんなしてわいわい、いゃ~、これが楽しいんよねぇ。

 5月5日、当然の寝不足にもかかわらず老人性早起きで3人とも寝坊せず朝5時45分定刻に西明石出発。淡路島に渡ってから出だし40km辺りまで広島友人の引きで快調に距離を稼ぐ。その後、僕が40km程引いて福良でみんなそろってヒレカツ定食。この時点、豊田友人はへろへろで先行き危ぶまれたが食欲だけは衰えずで結構な分量ガッツリ完食に加えライスおかわり、広島友人は余裕で炭水化物はもはや不要との判断にてライス食わず。ところがこれが明暗分けたようで、頭も体も単純な豊田友人は完全復活して超元気となり、こののちすぐにへろへろとなった広島友人は随時補食を試みるも時既に遅しで復活できずゴールまで終始遅れ気味。前立腺に悪そうな舗装にガタがきている道もたくさんありましたが、定食普通に完食した僕は何故だか最後まで好調でした。そういえば定食後に押出システム働かなかったです、よかった。
 先頭の僕のチャリから異音がして停止したら2走広島友人は止まったものの注意力散漫トランス状態に入っていた3走豊田友人は止まれず追突、ってなプチ事故があったものの、全般的に例年より好調を維持したまま160km走ってゴールしました。で、意識朦朧としていた昨年と違って3人ともそれなりに正気で「あと最低2年はいけそやな」って散会。豊田友人が自宅に引き上げたあと、広島友人と僕はコンビニでアイス食べてから別れました。もちろんとってもしんどいんですが楽しかったです。広島豊田お疲れさん、前夜祭で応援してくれたみなさんありがとう。

 翌日6日と今日7日は、腰にロキソニンテープ貼ったり、お尻にネリプロクト塗ったり(痔?)、足首痛かったり(日焼け、江戸時代の囚人みたい、笑)で、やっぱ大変(泣)。 でも、来年も行きますよ。みなさんよろしく!。

P.S.:STRAVA(GPSサイクリングアプリ)で経路
     トレースしてたんですが、明石海峡は海抜マイナス
     88mでカウントされてました。ちなみに最高標高は
     ナゾパラ近辺で170mくらいみたい。トータル高度
     ゲインは1,730mってなってましたが、明石海峡も
     88m×2でカウントされているのでしょうか?。


   2017年5月19日(金)Fight(闘病記)
    ふ~む、これはよくない。

 本日、新しい泌尿器科のせんせの初受診。前の主治医の後輩でかなり若いせんせでした。相性はどうかなぁ?、しばらく様子見るか。
 さて、PSA=0.46、ふ~む、これはよくない。
 直近1年半のPSA推移を見ると、
   2016年 1月 5日 :0.00
   2016年 4月 1日 :0.01
   2016年 6月22日 :0.01
   2016年 9月14日 :0.10
   2016年12月 7日 :0.10
   2017年 2月22日 :0.17
   2017年 5月19日 :0.46
まっ、ふつうに見れば上昇してるでなぁ。(ふつうでなく見ても上昇している。)新せんせ曰く、「PSA=2辺りでビカルタミドを別の薬に変更するか、ビカルタミド中止してみるか」。でも僕が自分で調べた範囲では、内分泌中断療法は延命に貢献するとのエビデンスなしやったんで、前のせんせが近所で開業してるのええことに、風邪でも引いて1度診てもらおかいなって考えてます(セカンドオピニオン)。
 再燃基準には達していないものの近く再燃が約束されているものとして、もう一度覚悟を新たにする必要あり!!(決意)。 なんですが、とりあえず明日から1週間の北海道旅行!!、なんですねぇ。

 NCCNガイドラインを中心に真面目に治療法再チェックしましたんで、上げときます。
   ○前立腺がんNCCNガイドラインT3bN1M0:(割愛)
   ○前立腺がんの薬:(割愛)


   2017年5月28日(日)Diary(日記)
    北海道!!。

 ここ3年半はほぼ仕事なく出社しては無聊な時間を過ごしておるわけですが、これでも勤務年数にカウントされておって結果30年も働いてしまいました。ご褒美に連続5日の特別有休が付与され、一般の皆さんが勤労に勤しんでいる間に土日と合わせて9連休!。
 で、行ってきました北海道(妻と)。 まっ、意図したわけではありませんが直前に判明したPSAアップの験直しですかね。途中、札幌在住の大学同窓生2人と僕でミニ同窓会を行い、料金も名所もしっかり押さえてたいへん満足な旅行でした。面倒なんでJTBのフリープラン的企画商品を使いました。7泊8日、往復飛行機+ホテル7泊+全朝食、夕食3日、レンタカー7日、おみやげ6千円(3千円×2人)付きで2人合わせてほぼ20万円。ホテルはどこも広々、レンタカーはシエンタのほぼ新車、概ね食事おいしいなど、値段の割に結構良かったです。かなりいろいろ行きました。でも、工程はゆとりありましたよ。簡単に旅程トレース書いておきます。北海道を旅行される方の参考になるでしょうか?。えっ?、そんなん見てもしゃあないって?。まぁ、そう言わずに。

20日(土)晴:昼過ぎJR札幌着。荷物をホテルに預ける。
   [徒歩]すすきのラーメン横丁「ひぐま」
       (味噌コーンバター、懐かしい味)
   [徒歩]大通公園(食ぅときゃよかった焼きトウモロコシ
       &じゃがバタ、後述)
   [徒歩]時計台→旧道庁
   [地下鉄]「クインテッサ札幌」チェックイン
        (部屋広くなかなか良い)
   [徒歩]「赤レンガジンギスカン倶楽部 南7条」
       (うまいけどやっぱ牛の方が)
   [市電・ロープウェイ]藻岩山(夜景、函館を抜いた
              らしい??)→ホテル

21日(日)晴:「クインテッサ札幌」朝食(おっ、うまいやん)
   [地下鉄]レンタカーを借りる
        (一番安いのなのにほぼ新車のシエンタ!)
   [車]小樽(投影型ガラス燭台を買う、
      海鮮丼はまずくて失敗)
   [車]余市「ニッカウヰスキー余市蒸留所」
      (試飲リンゴジュースと有料おつまみ、笑)
   [車]札幌クインテッサホテルに戻る
    ☆ 札幌駅付近で大学ミニ同窓会(僕入れて3人)

22日(月)曇:「クインテッサ札幌」朝食
        (メニューは前日と同じ)
   [車]旭川ラーメン村でラーメン(普通にうまい)
   [車]旭山動物園(おもろい!、大人も十分楽しめます)
   [車]美瑛の丘(北海道の代表風景の一、
      ほぼ写真のとおり)
   [車]富良野のホテル(、、、)
   [徒歩]「山人」っちゅう店で晩定食
       (うまい、ボリューミー)

23日(火)曇:ホテルの朝食
   [車]中富良野「ファーム富田」
      (咲いてないラベンダー畑、展示写真の写真
       撮りました、ほっといて!)
   [車]阿寒湖「阿寒湖荘」チェックイン
     (部屋からの眺望最高!)
   [徒歩]阿寒湖まりもクルーズ
       (おもろいやん、けど寒っ!)
       「阿寒湖荘」夕食(妻満足)

24日(水)曇:「阿寒湖荘」朝食(妻満足)
   [車]摩周湖(曇りやったけどちゃんと見えた)
   [車]ウトロで海鮮リベンジうに丼
      (ちょっと残念な結果に終わる)
      知床クルーズ「オーロラ号」(まぁ、こんなもんか)
   [車]ウトロのホテル
      (、、、。晩御飯のビュッフェも、、、)

25日(木)曇:ウトロのホテルの朝食(まぁ、こんなもんか)
   [車]オシンコシンの滝
     (妻曰く、オキシコンチンの滝??、おいおい!)
      注)オキシコンチン:
        終盤でお世話になる医療用麻薬です
   [車]博物館網走監獄
      (ロシア南下の防衛のための北海道開拓史を学ぶ)
   [車]美幌峠(屈斜路湖360°の絶景!、
      曇りで絶景は写真に写らず)
   [車]阿寒湖「カムイコタン」
      (アイヌの人たち、倭人のため苦労してそう)
   [車]阿寒湖「阿寒湖荘」
      (部屋はやっぱ絶景、夕食は前の方がよかった)

26日(金)曇:「阿寒湖荘」朝食(前回同様妻満足)
   [車]十勝「六花の森」
      (自然を生かした森の公園、よかったです)
   [車]旧幸福駅(既に幸福なので幸福行き切符はいらない)
   [車]「クインテッサ札幌」チェックイン
   [徒歩]すすきのでスープカレー
       (まぁ、うまいんでない?)

27日(土)曇/雨:「クインテッサ札幌」
          朝食(前と同じ、うまいやん)
   [地下鉄]北大:ポプラ並木、北大博物館、クラーク博士像
        (実は僕、ちょっと北大にゆかりあり。
         なんかいいなぁ)
   [徒歩]大通公園
      (ミニ同窓会で北大教授より推薦受けた
       「ちくわパン」を買う。雨で屋台休業、
       焼きトウモロコシとじゃがバタは食えず。
       時節柄冷凍やし、まぁ、ええか)
   [徒歩]ホテルに戻ってロビーで「ちくわパン」を食す
   [車]千歳へ。空港付近の営業所にシエンタ返却
   [送迎車]千歳空港
      (妻の心に若干ひっかっかていた十勝豚丼の弁当を
       買う。この「空飛ぶ十勝豚丼弁当」は、家に帰り
       ついてから食しました)

 実は、同窓生に渡そうと準備していた大阪土産が重すぎて割愛されてしまったところ、逆にミニ同窓会で教授から北海道土産もらってしまいました、すみません、ありがとう。途中、妻はキタキツネもエゾシカも見たらしいです。僕はといえば、シエンタの背筋立てての運転姿勢に雪国の悪路(舗装はされてます)が相まって腰痛悪化、来月に予定していた息子とのチャリ旅行が秋に延期されました(泣)。 でも、いろいろ盛りだくさんで楽しかったです。

 さて、気持ち新たに何の準備もなく本日2科目の試験をwebで受けましたところ案の定ぼろぼろで、ともに不合格の結果が予想されています。まっ、これもしゃあないか。


   2017年5月31日(水)Fight(闘病記)
    5月の体調。

 PSA上昇中なれど体調に顕著な変化はなし。

症状:
○腰痛脚痛:今は常時かなり痛い。北海道のシエンタが悪い。
○排尿障害:相変わらず。
○排便系:依然、外食は要注意。
○ホットフラッシュ:回数が増えている。
          5~6回/日ですが、就寝中も起こる。
○全身関節痛:今はそれほど気にならないレベル。
○微弱なむくみ:相変わらず。
○性機能障害:前回報告同。
○その他:表面上変化なしですが、内部状況はPSAに
     現れている?。


   2017年5月31日(水)Diary(日記)
    5月の成績。

・体重60.0kg
・自転車×270km
・ローラー台×6days(30~45分/day)
・ウォーキング5km×4days
・楽しい飲み会×2days

【まぁ、がんばった方かな】子供たち、淡一、北海道、いろいろありましたね。


   2017年5月31日(水)Books(本)
    5月に読んだ本。

 0冊やんか。ユリシーズ、もっと分割されてて8巻やったらたぶん1冊(ぼやいても無意味)。

(0)ユリシーズⅡ/ジェイムズ・ジョイス/集英社文庫
 全4巻中の2、読み切れませんでしたわ。


   2017年6月3日(土)Diary(日記)
    おぃ!、も一回北海道いけるやんか!。

 フロントガラス割れてました。
 昨日妻が発見しました。
 今日修理代の見積取りました。
 20万円でした。

 おぃ!、も一回北海道いけるやんか!(泣)。


   2017年6月11日(日)Diary(日記)
    かわいい子たちとの長生き競争を始める。

 昨日、文鳥のひな2羽が家にやってきました。天寿を全うした前の子たちを買った近所の極めて怪しげな鳥屋はつぶれて跡形もなくなっておりましたので、小鳥に重点が置かれた天王寺のペットショップまで行きました。子供たち(既に成人)も立ち会いたいとの希望だったので午後から出勤の娘に配慮して午前中に待ち合わせたものの、2度寝を選択した娘は結局現れず、妻と息子と僕で桜文鳥と白文鳥1羽ずつ、どちらも生後3週間の子らを連れて帰ることとしました。

 いや~、かっわいいですね。えさあげるとき、大口開けて早よくれろって必死にピーピー鳴いて給餌器(おもちゃの注射器みたいのん)に食いついてくるのを見ると、なんか、生命力への希望を感じたりします。満腹になって手の中で急におとなしく眠るのもまたかわいい。あと2~3週間くらいで成鳥と同じように自分で食べるようになるので、こんなふうに世話を焼くのもちょっとの間です(妻が)。
 今日は娘が彼らへの命名のため帰省してきました。自分に慣れるように擦り込むために帰ってきた節もありますが、小さな子たちをかわいがる心は大切。名前は数回の変遷の末、白文は「もも」、桜文は「まる」になりました。「もも」を先に呼ぶと続けて「くろ(前に家にいた桜文鳥が「くろ」でした)」、つまり「ももくろ」って呼んでしまうので、「まる」を先に呼ばないといけない感じですね。
 文鳥の寿命は7~8年なんで、僕と長生き競争です。「この子らの勝ちやな」って娘は言ってました。息子は、天王寺のペットショップでの僕の同旨の発言に「そうやな」と言ってました。何れにしてもしっかり生きるように頑張ります。「まるもも」も元気に長生きしたらいいな。


   2017年6月25日(日)Fight(闘病記)
    がん診断専門医の友人と会う。

 大体寝る前にはメールチェックするんですが、昨日は何故かチェックせずに寝ました。今日は午後からwebテストなんで2度寝せずに朝8時くらいに起き上がり、溜まった未読新聞を片付けたのち、テスト準備にちと勉強でもするかってパソコンを開いたもののいまいち気乗りせずメールをチェック。多数のジャンクメールに紛れて3年近く会っていない高校同窓生からの一通を発見。彼は関東の大学病院のがん診断専門医です。昨日夜発信で「今大阪にいるが日曜時間あるか?、HP読んでるが伝えたいことあり。」とある。体調不良でまだ寝ていた妻に「どうよ?」って聞いたら起き上がることもなく「行け」って即答され、本日午後のwebテストのパスが決定(合格のパスではない、棄権のパス)。
 早速電話して昼前に市内で待ち合わせる。メールの後半忘れて完全にお遊びのつもりで出かけて行ったんですが、実は重点はその後半に置かれており、昼飯は要らんから茶店でって日曜昼時なのに何故か客がほとんどいない茶店に入ると、早速彼の講義が始まりました。FDAで最近承認された薬2種から始まってそれを使うための検査、DNA修復の仕組み、薬の機序の初歩的な知識など、紙にさらさらといろいろと書きながら滔々と教えてくれる。おぉ~、高校時代の再現やないですか。超優秀な彼から数学問題の回答を何人かで教えてもらった記憶がよみがえります(教えてもらった内容はよみがえらない)。 今回もキーワードが出るたび、知ってる?、って聞いてくれるんですが、ほとんど僕の知らん単語やないですか!。後半は「勉強不足!」ってダメ出しの連続でしたが、あきれられながらも「いつでも協力するから分からなければ遠慮なく聞いてくれ」って締めてくれました。勉強不足の解消をしないと今は何を聞いていいかも分からんもんでまずはそこからなんですが、忙しい時間を割いてのこの講義、ありがたいやらうれしいやら、、、。
 ざっと言うと、「今の僕の状態は再燃間近で、再燃すれば標準治療では少しの延命しか期待できなくなる。今はポスト標準治療と言うべきコンパニオン診断で処方する分子標的薬がFDAで承認されてきており、今からリサーチして厚労省認可後即使用できるよう、あるいはその前に再燃するようなら治験に参加できるよう、手を尽くして先に診断をしておくように。」っちゅう感じ。概ね標準治療内で考えていた僕に活を入れてくれました。
 講義終わって僕がメモの片付けに手間取っている間に、茶店代をさっさと二人分払った彼は外に、、、。どうも別の予定があったところ僕に会ってくれたらしく、忙しいからもう帰るっちゅうんで2人でJR駅に向かっていたら、改札前で娘とばったり遭遇。神妙にあいさつする娘に違和感を感じつつ、彼と別れ娘と買物に出発。結局なんやら体よく寝癖直し器を買わされてのちさっさと追い返され、おとーさんは程なく一人寂しく家路につきました。返し忘れた茶店代は娘の寝癖直し器に化けました。
 さて、家帰って彼が書いてくれたメモをOCRスキャンして保存しましたが、字汚なすぎて文字認識せず単なる画像ファイルになりました。妻によると「あんたの字より大分きれい」らしいです。更に妻によると、僕らが入った茶店は高いんでいつでもすいているとのことでした(払ってないから僕は値段知らんがその辺りをよく通る妻は知っているらしい)。

 webテスト代(千円くらいのもん)が無駄になりましたが、大変有意義な一日でした。ありがとう!。午後いっぱい市内で遊べればなおよかったのですが、やはりお医者さんはおおいそがしのようです。
 さぁ、ポスト標準治療の勉強、始めます。


   2017年6月30日(金)Fight(闘病記)
    6月の体調。

 友人に叱咤されポスト標準治療調査中。

症状:
○腰痛脚痛:かなり痛い。ロキソニンテープ2日に1回程度使用。
      寝ているときの右腰~右脚しびれも悪化。
○排尿障害:相変わらず。
○排便系:相変わらず。
○ホットフラッシュ:相変わらず。
○全身関節痛:小康状態継続。
○微弱なむくみ:相変わらず。
○性機能障害:相変わらず。
○その他:漠然とした不安感は拭えません。
     でもまぁ、笑顔でいきまっしょ。


   2017年6月30日(金)Diary(日記)
    6月の成績。

・体重60.2kg
・自転車×10km(何これ?)
・ローラー台×17days(30~45min/day)
・ウォーキング5km×2days
・100階昇降×1day(もうせぇへんはずでしたが、、、)
・楽しい飲み会×1day、かな?

【腰痛がねぇ】腰痛脚痛悪化に苦しむが、ローラーはそれなりに乗ってるかも(これが悪かったりして?)。心配してくれる友人がいてくれたりもするんでがんばろう。


   2017年6月30日(金)Books(本)
    6月に読んだ本。

 半年終わって12冊(太宰シリーズをカウントすれば13冊かも)。 一応年間目標ラインには乗ってますが、、、ってなことは考えたないな、仕事のノルマやあるまいに。

(1)ユリシーズⅡ/ジェイムズ・ジョイス/集英社文庫
 元から日本語で書かれていたならたぶん面白いのだろうと思う。翻訳不能っちゅうことらしいんで、翻訳読んでも理解不能なのかもしれない。20世紀文学創世記の偉人の雰囲気は、なんとなく感じられます。

(2)近大学長「常識破りの大学解体新書」/塩崎均
   /中央公論新社
 最近何かと話題を集めている近大の総長の奇策!?、ではないです。地道に学生に学ぶ意欲を喚起させる活動のトップに立つ人の静かな意欲。でもきっとこの人、本書くの上手とちゃうな。(“崎”の字は本当はちょっと違う字みたいです。)

(3)谷間・再びルイへ/林京子/講談社文芸文庫
 長崎で被爆した著者の遺作。一貫して流れる被爆の記憶は決して消えることはないのでしょう。芥川賞受賞の「祭りの場」は時間があれば再読してみたい。

(4)太宰治シリーズ5/青空文庫
「東京八景」「右大臣実朝」「御伽草子」「パンドラの箱」「トカトントン」「眉山」「桜桃」他
 久しぶりの登場。太宰シリーズ未だ終わらずです。


   2017年7月8日(土)Fight(闘病記)
    主治医交代かな。

 がん診断専門医の友人に叱咤されて、ポスト標準治療調べました。今までの治療経緯、標準治療の進め方案と併せて、以下に書いておきます。

1.診断歴、治療歴
  2014/1 PSA=226.5、T3bN1M0、
         グリソンスコア5+4=9
         デガレリクスアセテート&ビカルタミド
  2014/5 PSA=0.43、EBRT70Gy
         (2Gy×7週)
  2014/6 PSA=0.18
  2014/10 PSA=0.03
  2015/10 PSA=0.00
          デガレリクスアセテートを
          リュープロレリンアセテートに変更
          (=リュープロレリンアセテート
           &ビカルタミド)
          テストステロン=0.1
  2016/3 PSA=0.01
  2016/9 PSA=0.10
  2017/2 PSA=0.17、M0(CT、骨シンチ)
  2017/5 PSA=0.46

2.今後の治療
2・1.標準治療の順序(僕の考え)
  ①現在:リュープロレリンアセテート&ビカルタミド
  ②PSA=2:リュープロレリンアセテート&フルタミド
  ③PSA更に増加:リュープロレリンアセテート
           &アビラテロン
  ④PSA更に増加:リュープロレリンアセテート
           &アビラテロン&ドセタキセル
  ⑤PSA更に増加:リュープロレリンアセテート
           &エンザルタミド
  ⑥骨転移:上記&ラジウム223
2・2.ターゲットとなりそうなポスト標準治療
  ①オラパリブ
   ポリ(APD-リボース)ポリメラーゼ(PARP)
      阻害剤
   商品名:リンパルザ
   ○FDA状況:
    ・BRCA1/2遺伝子の病的変異を伴う遺伝性の
     BRCA遺伝子変異陽性卵巣癌に承認
    ・タキサンベースの化学療法および少なくとも1種類の
     新規ホルモン製剤(アビラテロンまたは
     エンザルタミド)による前治療を受けた
     BRCA1/2またはATM遺伝子変異を有する
     転移性去勢抵抗性前立腺がん(mCRPC)患者の
     単剤療法として画期的治療薬指定を付与
    →要遺伝子一括検査(BRCA1/2検査でも可、
     乳がんでは保険適用)
   ○DNA損傷応答(DDR)経路に異常をきたした
    がん細胞に特異的に作用し細胞死を誘導する
  ②ペンブロリズマブ
   抗ヒトPD-1モノクローナル抗体、
     免疫チェックポイント阻害剤
   商品名:キイトルーダ
   ○FDA状況:
    ・マイクロサテライト不安定性陽性(MSI-H)または
     ミスマッチ修復欠損(dMMR)の固形腫瘍でがん種
     特定せずに承認
    →要遺伝子一括検査(MSI検査でも可、
     遺伝性大腸がんでは保険適用)
  ③アテゾリズマブ(上記2薬より後となる?)
   抗PD-L1抗体、免疫チェックポイント阻害剤
   商品名:テンセントリク
   ○FDA状況:
    ・白金製剤ベースの化学療法、EGFR遺伝子変異陽性
     またはALK融合遺伝子陽性肺癌に対して
     FDAが承認した分子標的療法施行中または施行後に
     病勢が進行した転移性非小細胞肺癌(NSCLC)
     を適応症として承認
    →要遺伝子一括検査
   ○抗PD-L1抗体アテゾリズマブの卵巣癌と去勢抵抗性
    前立腺癌を対象としたフェーズ3が開始
    →要遺伝子一括検査
  ④ラロトレクチニブ(FDA未承認、上記3薬より後となる)
   トロポミオシン受容体キナーゼ(TRK)融合タンパク質の
     選択的阻害剤
   商品名:不明
   ○第2相臨床試験段階
   ○TRKを選択的に阻止する最初のもの
    →要遺伝子一括検査

3.遺伝子一括検査ができそうなところ
  ASAPでしておきたいが、、、
  (○:適用範囲内と思われる  △:適用範囲記載不明確
   ×:適用範囲外)
  北大:○
   オンコプライム、クラーク検査
  横市:○
   MSK-IMPACT
  岡山大:△
   オンコプライム
  京大:×
   オンコプライム
  順大:×
   MSK-IMPACT
  千葉大:△
   オンコプライム
  兵庫医科大:HP記述なし、×と思われる
   方法不明
  近大:△
   内製クリニカルシーケンス?
   ☆和歌山医大、福島医大で共同PJありとのプレス報道あり
  がん研中央病院:×
   方法不明
  北海道がんセンター:プレス報道では2017・/開始、
   HP記述では不明
   クラーク検査ベース
  東北大学がんセンター:院内手術患者のみか、
   HP記述では不明
   MSK-IMPACT
  その他:×
   東大
   慶大
   東京医科歯科大
   佐賀大
   愛知県がんセンター
   大阪国際がんセンター
  サービス
   タカラバイオ株式会社
    オンコマインリサーチパネル
   フィルジェン株式会社
    セントジェーン社(ドイツ)
   理研ジェネシス
    オンコプライム?

 ここまで調べて、近所で開業した前主治医に相談に行ってきました。この時点では、前主治医にはホームドクター的に協力してもらおかなって思っていたんですが、どうも行ってみて様子が違ってきました。「おっ、元気にしとった?」って歓迎され、ざっと過去のレビューして主治医交代後のデータを説明したんですが、僕のことをよく覚えてくれておってやりとりは以下の感じで進行。
 「PSA上がってきとるやん、去勢抵抗性やな。えっ?まだビカルタミド飲んでんのん?、そりゃあかん。ビカルタミドとPSAの関係を確定せなあかんので、上がってきたらすぐ中止して1か月後くらいにPSAの動向チェックしてセカンドラインを選択せなあかん、テストステロンもここで測っとかな次の選択でけへん、この判断は早ければ早いほどええねん」ってなことらしい。フルタミドをパスしてアビラテロン早めに投入したり、テストステロンの状況によってはゴナ復活も視野に入れた方がよいかもって。新主治医の処方とはかなり違ってます。標準治療の範囲内でも医師によってこんなに変わるとはびっくり。ガイドラインでは新主治医の判断でも問題ないのだが、前主治医の方が積極的で決断が早い。で、今日は検査用に血取られてビカルタミドは明日から中止することにしました。「あいつ(新主治医)にはわしからLINEでちゃんと言ぅといちゃるから気兼ねせんでええで」やって。
 ポスト標準治療については、年内くらいでもええんちゃう?って感じでわりとのんびりした反応でしたが、積極的に探すことにはかなり賛成してました。「でも、わし、どこでできるかあんまし知らんしなぁ、、、まっ、ここで聞いてみぃ、たぶん、いろいろ知っとるやろ」って出身大学の泌尿器科の教授に即アポとる約束してくれました(今日は土曜なんでアポは来週)。
 ふ~む、今現在の治療の選択もポスト標準治療へのアクションもやたら素早いし積極的。最新エビデンスを挙げて説明してくれる治療判断も正確と思われる。僕の状況では“今”の判断が生存期間に大きく影響しそうなんで、積極的に素早く治療を選択したい。この前主治医、結構はねっかえりっぽいんで、今かかっている総合病院と喧嘩別れして開業したんとちゃうか?って若干懸念してましたがどうもそうではなさそうで、ちゃんとここらの総合病院いくつかと地域医療連携しておって、僕がこっちに移っても高度な検査や入院治療が必要となったときは、今の総合病院で共同治療となる様子。

 ほんなら話が早いせんせの方がええわ、っちゅうわけで、今の総合病院から前主治医の個人医院に移ろうかと考えております。土曜日もやっとるし、「整形もわしとこでまとめて面倒みたんで~」って言ってくれとるし。


   2017年7月22日(土)Fight(闘病記)
    これはやばい。

 昨日、前主治医の出身大学の泌尿器科教授にポスト標準治療の相談に行ってきました。残念ながら「ここでは無理」との結論でした。関西圏ではやはり京大しかこの手のことはやっていないらしい(京大は完全に適用外)。 ふ~む、しゃぁない、もいちど高校同窓生のせんせに相談してみよか。

 そして今日は開業した前主治医のとこに前回(7月8日)の検査結果を聞きに行きましたんですが、、、PSA=0.88!。2月22日=0.17、5月16日=0.48なんで、5か月経たずに5倍、つまりDT(倍加時間)<2か月とかなり短いですね。せんせ曰く「再燃、去勢抵抗性です!」なんですと(泣)。 テストステロンは0.4に抑えられてましたんで、リュープリンは一応効いている感じ。
 次、8月8日に総合病院で定期受診なんで、そこでのPSA見て次の治療を選択するわけですが、標準治療として使う薬のラインアップは確立しているものの「使用時期、使用順は確立されてへんからこれ見て自分で決めてみる?」って、「前立腺癌診療ガイドライン2016年版」ってな専門書を貸してくれちゃいました(えぇ?!)。 いくつかの選択肢を丁寧に説明してくれた後の暴挙ではあるものの、このせんせ、この辺りの割り切りもすごいですわ。家に帰ってみてみると、何故だかこの本ほぼ新同でページの開き癖付けるのも忍びなく、そ~っと開きながら読んでみてましたが、やはり何とも読みにくく、結局アマゾンで税抜4000円で新品注文しましたよ。まぁ、持っとっても損はないかなと。

 ふ~む、結構やばいっすね。普通にいったら5年以内ってなとこでしょうか?。今後は“上手に延命する”治療になるわけです(実は最初からですが、苦笑)。 まっ、「あと3年」と思って生きるようにします。まずその間にやるべきことしっかりやって、更に延びればラッキーっちゅうことでよろしく。


   2017年7月23日(日)Diary(日記)
    心乱れている。

 あまりありがたくない再燃宣告を受け、妻の心乱れている様子。で、写経行ってきました。
 空調の効いた部屋で椅子に座るモダンなスタイルなんで、腰痛膝痛でもOK。そして、心静かに墨を擦り背筋を伸ばして筆を執る、、、のですが、おぃ!ぜんぜんあかんやないですかぃ!。下手はあたりまえとして、下手は下手なりに芯の通った字が書けてればいいのですが、まぁ、ほんま、みみずがのたくった跡と同等、あるいはそれ以下の、これが文字か??っちゅうレベル。字は心を現します。心乱れているのは僕の方でした。

 帰路、息子のところに寄り、3人で焼き鳥屋に。テーブルで向き合って座っているときは口が重いようでしたが、車に乗ると多少会話が滑らかになる。まぁ、再燃宣告って、そんな心理なんやろなって思いました。

 ところで写経、あとから思うにあの書きにっくい筆が悪かったに違いない。筆がよければもうちぃとはましやったはずではなかろうかぃ??。えっ??、違うって??。


   2017年7月31日(月)Fight(闘病記)
    7月の体調。

 今月は治療関係で結構動きました(状況芳しくないからなぁ)。 主治医変更の決意、PSA上昇によるビカルタミド中止、大学病院でのポスト標準治療の相談など。そして更に友人が話を通してくれたので、(前)主治医に紹介状書いてもらい、今度は来月、別の大学病院で遺伝子検査の相談を受けられることになりました。心配してくれる友人がいて、せんせも協力してくれます。感謝!、ですね。

症状:
○腰痛脚痛:更に悪化、かなり痛い。
      腰椎間板に圧迫される神経の位置が変わるのか、
      寝ているときと起きているときの痛みが明らかに
      違う。夜は寝返りを打つたびに痛みで覚醒、、、
      (泣)。
○排尿障害:相変わらず。
○排便系:相変わらず下痢頻度高いし、押出システムの
     不意打ちが、、、。
○ホットフラッシュ:相変わらず。
○全身関節痛:小康状態継続。
○微弱なむくみ:相変わらず。
○性機能障害:相変わらず。
○その他:腰痛脚痛はきっついなぁ。骨転移でないことを祈るが、
     その判定にはどんなタイミングでMRI撮ればええのん
     やろ?。生活設計はやむなく3年計画に変更。


   2017年7月31日(月)Diary(日記)
    7月の成績。

・体重60.4kg
・自転車×0km
・ローラー台×21days(31min/day)
・ウォーキング5km×0day
・楽しい飲み会×1day

【結構アクティヴに動き回ってたんですが、、、】腰痛脚痛更に悪化でつらい。運動成績悪いがローラーだけはそこそこ乗りました、かな?。まっ、レンタルDVD見ながらちんたら脚回すだけですが。


   2017年7月31日(月)Books(本)
    7月に読んだ本。

 あんまり読んでへんなぁ、、、。もう一冊読めそうな感じでしたが、その一冊は来月に持越し。

(1)ユリシーズⅢ/ジェイムズ・ジョイス/集英社文庫
 なるほど、これなら発禁にもなろうぞ。

(2)癒す心、治る力/アンドルー・ワイル(訳:上野圭一)
   /角川文庫ソフィア
 会社の後輩に借りました。人間本来の治癒力を論じた本。まぁ参考にはなりますが、あくまで補助療法でしょう。

(3)ヒーリング・バックペイン/ジョン・E・サーノ
   (訳:長谷川淳史)/春秋社
 これも上に同じ。貸してくれた後輩には、2015年12月に紹介した「免疫の意味論」を推薦しておきましたよ。

(4)ニーチェかく語りき/三島憲一/岩波書店
 だれだれがニーチェのこんな部分に影響されてますってなことを哲学者が述べている本。この手の解説書読むならニーチェ読め、かな。

(5)太宰治シリーズ6/青空文庫
「人間失格」「グッド・バイ」「斜陽」「ヴィヨンの妻」「姥捨」「帰去来」他
 地道に読み進めてますが、太宰シリーズはまだ続きます。


   2017年8月3日(木)Diary(日記)
    妻から患者会への寄稿文。

 「なぜ今なの?」ってな疑問は置いといて、今年4月に妻がある患者会に寄せた文章を転載します。当時はまだPSA=0.17で今現在(倍倍ゲームで0.88)とは若干の温度差がありますが、これから先の心構えという意味では読み返してみるのもいいかと。

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 がんと共に社会と共に生きる
 (働く世代のがん患者の妻の立場から)
         文:oh_no_39の妻(2017年4月9日)

 夫が前立腺がんだと判ったのは3年前の2014年1月のことでした。当時夫は50歳、尿意があるにもかかわらず尿が全くでなくなり、2時間程度で排尿できる程度に戻ったもののこれはおかしいとすぐに総合病院の泌尿器科を受診しました。受診の結果は前立腺がんのステージD1、これは他のがんでいうとステージⅣに当たります。夫のがんは前立腺周辺への浸潤と骨盤内のリンパ節への転移があり、4以下が基準値とされている腫瘍マーカー(PSA)の値が226と非常に高く、悪性度の指標であるグリソンスコアも10段階の9とかなり進行しているものでした。そのためもう手術はできずこれからする治療はがんを治す治療ではなくがんをなるべく抑えていく治療になるという説明を受けました。

 夫は驚いていたようではありましたが、少しも落ち込んだりすることはなく治療に前向きに取り組んでいこうとしていました。しかし、私の方は「早ければ2年、でも夢も希望もないわけではない。中には10年くらい生きる人もいますから」という主治医の言葉が頭から離れず、なかなか夫のがんを受け入れることができませんでした。私は何もなかったかのように眠っている夫の横で、この人がこれから苦しい治療の末に死んでいくという先行きしか思い描けず、その恐怖でほとんど眠れなくなってしまいました。夫が出社した後も家に一人でいると耐えがたい不安に襲われ、買い物に出かけても年配の男性を見ては夫はもうおじいさんにもなれないと涙ぐむ。私を元気づけようと「今までも幸せやったし今もすっごい幸せや、だから大丈夫やで」そう言ってほほ笑む夫の姿を見ても涙があふれました。24時間がんに支配され希望が見えず、自分で自分の感情をコントロールできない日々が続きました。本来支えるべき私の方が病人になってしまったのです。

 そんなとき、既に実家を離れて大学生活を送っていた2人の子供たちがすぐにそれぞれの方法で私たちを助けようとしてくれたのは本当にありがたいことでした。娘はすぐに帰省してくれ私を直接叱咤激励。息子はふさぎ込んでいる私に「患者本人と2人きりで向き合っているのはしんどいやろう、がん患者の配偶者はうつ病になるリスクが高いらしいからすぐにでも患者会に行った方がいい」とアドバイスをくれました。子供たちの助言を受け夫や子供のためにも早く自分自身を立て直さねばと、わらにもすがる思いで患者会を探し患者会「△△△△」と出会いました。

 そこでは患者本人、その家族、遺族など様々な状況や立場の人がそれぞれの思いを胸に、泣いている私に寄り添い大丈夫だよと力強くうなずいてくれました。がんを乗り越え、また乗り越えようと笑顔で励ましてくれる人を目の前にし、私にもこんなふうに笑える日がきっと来る、しっかりしなければと目が覚める思いでした。その光景に最も希望を感じ、救われ、私はだんだんと日常を取り戻していきました。病気が判ってからも明るく前向きな夫や懸命にアドバイスをくれる子供たちを目の前にしても希望が持てずにいた私にとって、それは不思議なくらい驚きの体験でした。自分の考えが変われば希望は見えてくる、どこにあるのだろうと必死に探していた希望は実は自分の中にあったのだと気づきました。患者会「△△△△」の皆さんも私と同じように自分の中に希望を見つけがんを乗り越えてこられたのだと思います。

 一方夫の仕事の方はそううまく事は運びませんでした。がんであることが判ってすぐ業務に支障を来してはいけないと会社に報告しましたが、何の説明もなく2週間後には役職がなくなり2か月後には全く仕事を干された状況になってしまいました。不穏な空気を感じ「通常の業務に支障なし」という主治医の診断書を提出しましたが、何の意味もありませんでした。当初はまだ病状がどうなっていくのか全く判らず、会社に対して抗議するのは難しい状況でした。死んでいく人間というレッテルを貼られ、所属しているコミュニティから切り離されていくような大きな疎外感に襲われました。

 その後夫はホルモン治療を3か月続けた後、放射線治療に入りました。この放射線治療は治療自体10分程度のものなのですが2か月くらいの間毎日通院しなければなりません。会社からは病欠にするよう言われましたが、交渉の末2時間遅れで出社し2時間残業することが認められました。しかし、相手が悪意を持っている中、時差出勤を認めてもらうのはかなり大変なことでした。
 通常、放射線治療はなるべくピンポイントに当たるよう行いますが、夫の場合は浸潤も転移もあったため骨盤部の広範囲に照射しています。そのためか膀胱や腸への副作用に加え腰から脚にかけての痛みが出ました。夫は自分で車を運転することが難しくなり、私が運転する車の後部座席に寝ころんだ状態で通院し、治療した後毎日2時間遅れで出社していました。あの状態でよく会社に行けるなと感心しましたが、会社に対する意地もあったのでしょう、2か月間会社を休むことはありませんでした。

 夫は2年間の全く仕事がなかった時を経て今は違う部署に移っています。未だに仕事はわずかなようですが、以前に比べ環境は幾分ましなようです。しかし、夫にとってこの出社しても仕事のない状況は自分の病気のことよりもはるかにきついことのようです。「がん患者であっても働ける間は普通に働かせてほしい」ただそれだけのことなのにと、毎日会社へ行く夫を見送りながらやるせない思いがこみ上げてきます。

 現在夫はホルモン治療を継続して行っています。いったん0.00まで下がったがんのマーカーは少し上昇に転じてきましたが、今のところがんをうまくコントロールできているようです。多くの副作用や後遺症に悩まされてはいますが、友人や息子と自転車で「琵琶一」「淡一」「しまなみ」へと出かけたり、(大学の工学部を卒業しているのですが)新たに通信教育部の文系学科に入学したりと「今をしっかり生きる」をモットーに病気が判る以前よりも真剣に積極的に生きています。私も夫が病気になるまで判らなかった感情や多くの気づき、そうでなければ出会わなかったであろう人たちとの出会いを大切にしながらこれからも夫と一緒に今をしっかり生きていこうと思います。
 まだまだがんには根深い偏見があるように思います。告知を受けたとたんに夫を失ってしまったような気持ちになってしまったことは私自身ががんに対して持っていた偏見だったのだと思います。また、会社の夫に対する対応もその一つでしょう。医療の進歩に伴いがんは多くの人が長く付き合っていかなければならない慢性病となってきています。がんに対する偏見がなくなり、がん患者ががんと共に社会の中で普通に生きていけるようになることを心から願っています。

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   2017年8月5日(土)Diary(日記)
    車、買い換えちゃいました。

 “3年計画”となると、来年9月の車検前またはその2年後に非常時車中で寝られるワゴンタイプに車買い換えて行き先決めずに全国ぶらぶら、っちゅう壮大な(?)つまらん定年後計画の前倒しも余儀なくされることとなるわけで、フロントガラス20万円で修理したばっかの6年しか乗ってないお気に入りの今の車(セダン)、それに合わせて泣く泣く買い換えちゃいました。となると、仕事(?)続けながら全国ぶらぶらっちゅう面倒なトレードオフを上手にハンドリングする必要があるわけで、自分自身の介護休暇でもとるか?ってな冗談はさておき、有休と体調と病欠にらみながらうまいこと考えなあかんなと画策しております。

 納車は10月なんで、それまでに気が向いたらFignt(闘病記)ページのバック写真も変更しておきます。

P.S.:いつぞやこのつまらん計画を高校同窓友人に話したこと
     がありましたが、しょうもない計画やけどなって言う
     僕に、いや、とてもいい計画だよって言ってくれたこと
     が思い出されます。ちなみに彼の将来の計画は僕のんと
     違ってほんまにえらくかっこよかったです(器量の差が
     出るね、笑)。


   2017年8月8日(火)Fight(闘病記)
    倍倍ゲーム継続やんか(泣)。

 ビカルタミド中止が奏功してPSAが下がっていれば、本日をもって今の総合病院から前主治医の医院に移る予定であったところ、
   PSA=1.54!!
と本人には何の連絡もなく“倍倍ゲーム継続”となっておりまして、造影剤CTと骨シンチが無理矢理明日に押込まれ、来週もう一回ここの総合病院で新主治医の診察を受けることとなってしまいました(泣)。 僕の予定なんぞ確認することもなく、有無を言わせず即決でした!?。前主治医も強引でしたが、後輩の新主治医も結構強引です。同じ講座の先輩後輩、よう似とるやないですか(笑。でも、前回の印象より積極的やし説明もとっても丁寧で質問にも的確に答えてくれていい感じでしたよ)。
 で、リュープリンは継続、オーソドックスにビカルタミドがフルタミドに変更となって3か月モニターして結果芳しくなければ次はいよいよドセタキセルか?っちゅう、“とほほ”な結果でした。僕は次はアビラテロンかなって考えてたんですが、新主治医によると最近はドセタキセルを先に早めに使うのがいいとの意見が多いらしいです。なお、ビカルタミド後のフルタミドの奏効率は悲しいかな半分くらいとのこと。

 腰痛脚痛はここ2か月漸次悪化してきており、個人的には腰椎や股関節への転移が心配。しかし、症状から通常の椎間板ヘルニアと腰椎への転移を区別することは難しいとのことで、こまめに骨シンチ撮るか?ってなとこらしいです。整形のせんせもほぼ同じ意見で、継続して診させてねっちゅうことなんで、今後も3か月毎にここの総合病院の整形を継続受診となりました。

 ドセタキセルの場合は今の総合病院に入院やし、整形は継続受診やし、前主治医の医院に移る計画はなかなかうまくいかないようです。でも今日の受診で、前主治医と新主治医、今の総合病院と前主治医の医院がちゃんと連携していることが判りました。しばらくは主治医2人の体制で進行しそうです。


   2017年8月10日(木)Fight(闘病記)
    遺伝子検査はもうちょいあとやね。

 オラパリブ、キイトルーダをターゲットに、遺伝子検査の相談に行ってきました。ざっと言うと以下の感じ。まっ、遺伝子検査はもうちょいあとやね。

 ①がん細胞の遺伝子は治療により変異していく
  →・検査するならターゲットとなる治療開始直前の
    新鮮ながん細胞
 ②遺伝子検査で効きそうな薬が見つかる可能性はそんなに
  高くない
 ③効きそうな薬であっても効くかどうかはやってみないと
  分からない
 ④保険外なので効いたら月100万円くらい継続して費用が
  発生する
 ⑤標準治療は効く可能性がかなり高い(だから標準治療)
  →・奏功可能性、費用両面から考えると今は標準治療を
    進めるべき
  →・標準治療がなくなった段階で遺伝子検査&治療を
    再検討するのがよい
   ・再検討開始時期は主治医と相談してある程度は
    前倒ししてもよいかも

しばらくはおとなしく標準治療を継続する感じかな。

 友人のアドバイスでここ1か月半ほどいろいろ動き回って調べました。結果として今すぐポスト標準治療へと動くわけではないのですが、(場所や病院の特定を避けるために)ここに上げていない情報もゲットできたし、なんせ、自分で動くのはいろいろ面白いですね。アドバイスをくれる友人に、協力してくれる先生方に、(自由に泳がせてくれる)妻に、感謝ですね。仕事干しときながらも結構な給料くれる会社にも感謝?、ですかね(収入があるからいろいろできる面が多分にある、笑)。


   2017年8月15日(火)Fight(闘病記)
    おい!、骨転移しとるやんか!。

 CTと骨シンチの結果、出ました。おい!、骨転移しとるやんか!。右肋骨に1か所転移してました(泣)。 PSA絶対値はまだ低いんですが、、、残念。
 で、こんなメールを友人たちに送りました。

   ~~~~~
 ひゃぁ~~、転移しとったわ!(右肋骨)。
 今週末、口腔外科で顎骨検査して、
 来週か再来週から骨転移薬投与開始かな。
 困ったもんです。
   ~~~~~

 皆さん、電話かメールで返事くれました。それぞれ反応が違っとって楽しいやん♪。応援してもらってうれしいです、ありがとう!。


   2017年8月19日(土)Fight(闘病記)
    ゾメタ&アビラテロン開始。

 昨日口腔外科の診察を受け「まぁよかろう」との診断でしたので、早い方がええやろって本日、前主治医(今日からは現主治医なんで、以降は“主治医”と呼びます)の医院を急遽受診。連休明けの土曜日で山のように混雑しており、終わってみると3時間半も経過してました。繁盛しとって結構な感じです。
 さて、総合病院での結果と処方を地域医療連携専用回線で確認しながら主治医曰く、「フルタミドで3か月モニターっちゅう選択はありえへんやろ。1か月でPSA倍増且つ骨転移しとんのやったらフルタミドとっとと止めてゾレドロン酸とアビラテロンすぐ開始すべきやな。ドセタキセルは無症状で使うのはちと早すぎやからこいつはまだ先」ってなわけで、僕が当初に考えていたようにアビラテロンの開始が決定。骨転移対応はデノスマブかなと思っていたのですが、主治医と製薬会社の癒着なのか、主治医の好みなのか、ゾレドロン酸の点滴となりました。こうなると総合病院のせんせの面子丸つぶれですが、主治医と同講座の後輩なんで、まぁ、大丈夫なんでしょう。
 で、たった2週間分の処方で保険適用にもかかわらずびっくり仰天の大金がぶっ飛んでいきました。ふつう、こんな大金、持ち歩いてまへん。
医院も薬局もカードが使えてよかったわぁ。

 ほな、お薬まとめときましょか。
leuprorelin acetate(Leuplin):11.25mg/12weeks(injection)
               (LHRH agonist)
abiraterone(Zytiga):1,000mg/day(4tablets/day)
          (anti CYP17)
dexamethasone(Decadron):0.5mg/day(1tablet/day)
            (corticosteroid)
zoledronic acid hydrate(Zometa):4mg/4weeks(infusion)
                 (bisphosphonate)
minodronic acid hydrate(Bonoteo):
      50mg/4weeks(1tablet/4weeks)(bisphosphonate)
lansoprazole:15mg/day(1tablet/day)(胃薬)
naftopidil(Flivas):75mg/day(1tablet/day)(排尿)
tadalafil(Zalutia):5mg/day(1tablet/day)(排尿)
pregabalin(Lyrica):150mg/day(1capsule*2times/day)
         (神経痛)
limaprost alfadex:15μg/day(1tablet*3times/day)(腰痛)
牛車腎気丸:7.5g/day(2.5g*3tims/day)(腰痛)
 フルタミドは本日朝で終了、デノタスチュアブル配合錠は9月5日で服用中止予定。

 相変わらず山のような薬量ですね。


   2017年8月24日(木)Fight(闘病記)
    副作用は?、そして計画は2年。

 19日にゾメタ点滴してアビラテロン服用開始、合わせてコルチコステロイドも開始。さて、副作用はというと、、、

20日:おぉ!?、好調!、右腰~右脚の神経痛、
    治っとるやん!。妻曰く、口が臭い。
21日:うぉ!!、不調!、神経痛復活やん!?。口は臭くない。
22日:うぅ、、、やっぱいつも通りいったいっす。そして下痢。
23日:ふぅ、、、腰脚痛いし下痢も酷いっす。
24日:んん??、腰脚痛いけど下痢は治ったっす。

っちゅうわけで、幻の好調日はたったの1日、「ゾメタ効くやんか」って喜んだのも、うたかたの夢と終る。元からの左腰痛とか、右膝痛、右肩痛は、なんやら増悪したような、、、(泣)。 とはいえ重篤な副作用もないし、まぁ、こんなもんでよしとしてやろうぞ。(口が臭かったのんと酷い下痢は副作用と関係あったんやらなかったんやら?。)

 骨転移しとったもんで19日、主治医に「“2年動き回れる計画”、どうっすか?」って聞いてみたら、「アビラテロンは1年半くらいで効かなくなんねんけど、まぁ、いけるんちゃうのん」ってなことでした。で、念のため申し上げておきますと、8月15日付で生活設計は2年に短縮されております。


   2017年8月31日(木)Fight(闘病記)
    8月の体調。

 絶対値はまだ低いもののPSA上昇速度がやけに速いんでやな感じはしてたんですが、結局骨転移ありっちゅうことで、余命長期延長に期待できる現時点の実質的最終兵器「アビラテロン(ウルトラマンみたいやん??)」が投入されています!。

症状:
○腰痛脚痛:慣れたのか夜中の寝返り痛くて覚醒はなくなった
      ものの、昼間の痛みは徐々に悪化している感じ。
      日々の行動が結構辛かったりするが、楽しいことを
      している間は少し忘れているかも。
      ほんなら、大したことないんやろ?って思いたい。
○排尿障害:相変わらず。
○排便系:ゾメタ後2日ほど超やばかったがすぐ復帰っちゅうか
     元どおり。つまり相変わらず。
○ホットフラッシュ:通常状態との境界がぼやけてきて、
          継続時間が長くなった感じ。
○全身関節痛:まぁ、こんなもんか。
       最近は右股関節が結構痛いが、8日時点では
       ここには転移してへんかった。
○微弱なむくみ:相変わらず。ライフログ手首心拍計の痕が
        かなり長時間消えへんのです。
○性機能障害:相変わらず。
○その他:7月にビカルタミド中止したころから、全身
     びみょ~に倦怠感が継続中。なにをするのも
     億劫な、、、って、変なサプリの宣伝みたいやな
     (笑)。


   2017年8月31日(木)Diary(日記)
    8月の成績。

・体重59.5kg
・自転車×0km
・ローラー台×16days(30min/day)
・ウォーキング5km×2days
・楽しい飲み会×1day

【なにをするのも億劫な、、、】薬変えたせいかなぁ、全身びみょ~に倦怠感です。でも、車買ったり、子供たちが帰省してきたり、プチリフォームリサーチ行ったり、患者会行ったり、いろんな病院行きまくったりで大忙し。結果、外食率むっちゃ高!!?。車もむっちゃ高!!?。


   2017年8月31日(木)Books(本)
    8月に読んだ本。

 盆休み中にはほとんど読んでないことを考えると、まぁ、好成績かも。

(1)絶家を思う/長宗我部友親/新講社
 長宗我部家当主による今どきのお家断絶を考える書。でも、長宗我部氏最後の一人となる悩みってな深刻な感じでもなかったです。長宗我部以外の氏の話は雑学として多少は面白かったですが。

(2)AV出演を強要された彼女たち/宮本節子/ちくま新書
 読みかけ忘れて放置されておったのん発見したんで読みました。内容は表題のとおり。大変困った社会問題なんですが、さもありなんとも思います。もの知らぬ弱者に取り入る悪人はいつの世もいてるんです。わが娘・息子には世間にはこのような裏がよくあることを十分教えてきたつもりです。

(3)ユリシーズⅣ/ジェイムズ・ジョイス/集英社文庫
 ユリシーズ、完読しました。章毎に文章体系が変わり、実験的な種々試行が成功している感じ。終章はケルアックのオンザロードの原型かも。通奏低音である性的彷徨と妄想はいつの世でも永遠の課題なのでしょうか?。

(4)月の満ち欠け/佐藤正午/岩波書店
 今年の直木賞。芥川賞と直木賞が近くなってきたと言われているようですが、これ見る限りではまだ距離はある。直木賞を批判するつもりはないのですが、僕にとっては読後に何も残らない作が多いのも事実。新聞書評などで高評価なのが不思議です。ならばホットなうちに売りに行こうか。

(5)太宰治シリーズ7/青空文庫
 「新ハムレット」「新釈諸国噺」他
 ふ~む、なかなか終わりません。まだしばらく続きそう。


   2017年9月2日(土)Fight(闘病記)
    副作用チェックで受診。

 ゾメタ点滴が4週毎なんで本来なら月一受診なんですが、同時にアビラテロンも開始しとるんで副作用確認のため2週間後の本日受診。8月19日(土)アビラテロン開始前のPSA=1.55でした。
 「不安な兆候はあるものの顕著な副作用はなさそう、よかったっす」って申告した瞬間、「これから次々いろんな副作用が出てくんねんで~」って言われてちょびっと複雑な気持ちとなりました。さらに、エコーで前立腺、膀胱、左右腎臓、肝臓のチェックをして、前立腺でがんが悪さしてる感じはないな、腎臓・肝臓も所見なし、膀胱内残尿が多いんで放射線による尿道狭窄疑うが昨年末の内視鏡で問題なかったからフリバス&ザルティア継続で様子見ましょ、ってなる。柴苓湯っちゅう漢方薬が下痢や排尿障害に効くらしいんで追加され、ボノテオはゾメタと作用がかぶるんで中止。本日は、薬・副作用・検査値の変化と投薬変更の関係・画像検査のタイミングなど、何故かやたらと丁寧に説明してくれました。きっとずばずば言いすぎてどっかの患者からクレーム受けたんに違いありません。
 欧米の最新学会によると、ビンテージ処方(ビカルタミド、フルタミド、など)を変更しながら時間稼ぐより、ファーストラインビンテージが効かなくなった時点でアビラテロン開始する処方がよいとされつつあるらしく、「8月8日~18日の10日間のフルタミドでPSA0.01増」に対しての評価はなし、っちゅうか無視。学会自体が模索中とはいえ最新情報でよしとされる治療(エビデンスはまだ確実ではなさそうですが)の方が僕の性格には合ってそうなんで、まぁ、それもよしか。
 ところで開業医なんで血液検査の結果が検査会社から戻ってくるのが2~3日後、つまり僕が結果知らんまま次回診療まで1か月あくわけですが、ほんなんでええのん?って聞いたら、既にアビラテロン段階なんでよっぽどの変化がなければ治療は変更せぇへんのんでほんなんでええのんやって。(??ドセタキセルの開始時期云々は大して延命効果に影響ないっちゅうことやろか??。)検査結果早期に欲しくば郵送しよっか?、それともライン?、ってな感じになって、次回診療時にせんせとライン友達になることに決まりました。開業医のせんせならではですね。
 今日も前回同様2週間分の処方ですが、またしても大金が僕の銀行口座から飛び立っていきます。健康保険の高額医療費補助の関係で、当座の金があるなら2か月一気に処方してもらった方が還付金が多いんでお財布に優しそうです。ゾメタ点滴のためどうせ月一受診せなあかんのんで効果は知れてますが、できれば2か月処方にしてほしいなぁ(3か月でもよい)。

 さて、副作用が次々出てくんのんやったらそいつらがひどなる前に動き回っとかなあかんやん。で、早速娘の数少ない休みに合わせて息子に休み調整してもらって、家族4人旅行の日程決めてやりました!!。


   2017年9月10日(日)Diary(日記)
    週末の風景。

 ただ今我が家(マンションですが)のプチリフォーム計画が進行中。まず勉強部屋に非対称おしゃれ本棚を奥壁ほぼ一面に設置。ブラインドをホワイトウッドからオーク調に変更してシックな雰囲気に。次に洋リビング(まあまあ広いんです)の南東端エリアを和室風に変更。これはマリメッコの壁飾りを架けて電燈を大正ロマン風に。畳の敷物みたいのんも敷いてみてます。ブラインドを除きここまではDIYで完了。
 ここから先は自分では難しいので部材を決めて工務店に発注することが必要。玄関は床をマーブル調から目地入り角グレーストーン調に変更し、壁はクロスからエコカラット白レンガ調に。これで結構帰宅時の第一印象が変わりそうです。トイレは棚奥面をブルーのグラスタイルで爽やかさを控えめに演出。その他、お風呂の大鏡取替えたりしてガタがきてるところを数か所直し、使いにくいところをちょっと変更したりします。いろいろショールーム回って昨日晴れて部材全部が決定!。
 ここを買ったときにほぼ全壁ぶち壊して完全リフォームしてあるんですが、そのときも部材は全部自分たちで選んで図面書いて業者に指示出してました。今回は小規模ではありますが、自分の住む家を自分で変えていくってやっぱり結構楽しいですね。そして、もちろんこの先にはそれなりの出費が予定されております。

 昨日で部材全部決まったんで、「たまにはチャリ乗りに行けや」っちゅう妻の言に従い今日は超久々に朝から外乗りに行く。山裾をちょろちょろ登ったり下ったりしながら45km乗りましたが、思ったほどボロボロではない。娘の就職祝いに買ったローラー台が頻度高く活躍しておって、これがいいようです。途中、チャリ友兼がん友と遭遇してお話したりして、まぁ、やっぱ外乗りはいいですね。来週は息子呼び出して一緒に裏山クライム予定しておりますが、深夜帰宅予定楽しい飲み会から間あいてないはずやし裏山のくせに標高結構高いしゾメタ点滴直後やしで、勇気ある撤退も視野に腰いたわりながら準備していきます。
 で、本日午後は結局ロキソニン頼みで腰痛押さえながら、近所のおいしいパスタ屋でランチして車屋へ。今の車に擦り傷が先週新発見されたんで通知したんですが、やっぱり次の車の実質的購入金額が上昇してしまいました(泣)。 妻も僕もこんな傷つけた覚え全くなく受け入れたないのんですが、事実は事実やからなぁ、、、(骨転移と同じ?)。 まっ、しゃあないか。

 この頃こんな感じで毎週末忙しいです。11月下旬までこの忙しさが継続しそうなんで、体調に気を付けて抜かりなきよう進めます(何を??)。


   2017年9月18日(月)Diary(日記)
    裏山、登りました!。

 珍しく3連休でした。今年の目標見直すと「息子とチャリ」っちゅうのと「裏山チャリクライム×2」っちゅうのがあります。根性足りておらずチャリの場合ちょっと寒くなったらもうあかんのんで今年は実質もう残り少ない。で、考えました。「息子と裏山チャリクライム」。1石1.5鳥ですね。少し前からこの3連休に狙いをつけて息子のスケジュール確保しておきましたわけです。
 ところがなんと、土日月の3連休はで台風近畿直撃予報ではないですかぃ!。でも、もしかしたら月曜日ならいける可能性もちょっとあるかもなんでせっかくスケジュール確保に応じてくれた息子をやっぱり呼び出すことに決めたんですが、雨の中チャリ自走で帰省させるわけにもいかず車でお迎え必須。土曜は医者行ってゾメタ点滴打ってから来客、日曜は午前も午後もwebテスト予定なんで、仕方なく金曜会社引けたあとでお迎えに参上しました(土日の予定忘れてた状態で息子のスケジュール確保してたわけですね、笑)。 やっぱり土曜は雨で日曜は午後から夜半まで大荒れでしたが、今日月曜は何とか朝からまぁまぁなお天気となってました。
 で、朝っぱらから行きましたよ、裏山チャリクライム!。いつまでたっても登り坂なんですねぇ、なんせ、5~6km/hですから(笑)。 別に理由もなく標高700mちょいと信じてたところあとで見たら800m軽く超えてたんで、思ったより登りが長かったんも当然やもしれません。がん発覚前はそんなに苦労せんと登ってたようにも思いますが、遠い昔の話なんで記憶は曖昧。台風直後の道荒れまくりで、松ぼっくりやら折れ落とされた枝葉やらで細い道全幅に渡りウェットな絨毯と化しているところがほとんどで、腰痛で立ち漕ぎ(この速度ならダンシングとは言わんでなぁ、笑)すると即スリップっちゅうコンディションでしたが、一人ではなかったんでなんとか登り切りましたぞ。息子よ、伴走ありがとう!。下りは別ルートをとるも路面コンディションさほど変わらずでスリップ怖くてほぼ登りと同速度っちゅう異常事態やったんで、延々ブレーキのため握力へたりまくりました。途中、車で登ってきたと思しき若干うさん臭そうな山伏も複数いてたりして(???)、がん発覚後初の裏山チャリクライム満喫しました。

 明日は腰痛なんやろなぁ、、、まっ、しゃあないか。

P.S.:日曜、人生初の白紙答案出しました。自業自得とは
     言え不愉快やんか。


   2017年9月20日(水)Fight(闘病記)
    アビラテロン1か月、その効果は?。

 16(土)、ゾメタ点滴して検査用の血採ってもらってきました。アビラテロン開始して1か月経ちましたが、その効果はどうなのでしょうか?。約束通りせんせとライン友達となって、今日20日(水)、送られてきた結果は、、、
    PSA=0.59、
1か月前アビラテロン開始直前の1.55からちゃんと下がっています!。まぁ、PSAだけ見とってもあかんのんですが、一応ありがたいことに効果ありそうって感じですね。こののち長期継続して効いてくれることを願います。
 他方ゾメタの副作用は今のところ特になさそう。点滴2日後の月曜に裏山チャリクライムしてみましたが大丈夫そうです。よかったよかった(とはいえチャリのおかげで腰はかなり痛い)。 そして、下痢はコントローラブルということで柴苓湯は服用中止となりました。

 ところで、アビラテロン3か月処方してもらわれへん?ってせんせに聞いてみたんですが、健保の審査員が目ぇ光らせとるんででけへんねんっちゅうことでした。高額医療費上限まで毎月ちゃんと患者に支払わせる体制が既に整っておるようで、健保側もあほとちゃうっちゅうことのようですね。ちょっと残念ですがしゃあないです。ほんでもたったの1か月処方であるにもかかわらず薬局の支払は、えぇぇぇ!!??、っちゅうぶっ飛んだ金額。もちろんカード払いですが、下手打って預金残高不足でブラックリスト載らんように気ぃつけなあかんです。


   2017年9月30日(土)Fight(闘病記)
    9月の体調。

 実質的最終兵器「アビラテロン」の効果は一応ありそうでほっとしてます。でも、なんか最近は体がぼや~っと常時けだるいし、気持ち的にもなんもかも面倒やからとりあえずまぁこのまま置いとこか、ってなしんどい感じが継続中。ビカルタミド時代はなんとか外部的な影響少な目で持ちこたえてきたホルモンバランス超崩壊状態が、アビラテロン、デカドロンにより更に崩れてきたからやろか?。
 では、おもろない報告をどうぞ。

症状:
○腰痛脚痛:徐々に悪化中か。
      最近は一日に3~4時間ほど腰痛ベルトのお世話に
      なってます。
○排尿障害:相変わらず。
○排便系:相変わらず。
○ホットフラッシュ:先月の状態継続。
○全身関節痛:相変わらず。
○微弱なむくみ:相変わらず。
○性機能障害:相変わらず。
○その他:目が見えにくくなってきているような、、、。
     視力検査ではちゃんと見えるんですが、なんか感覚的に
     見えにくい。ゾメタの副作用やろか?。


   2017年9月30日(土)Diary(日記)
    9月の成績。

・体重60.7kg
・自転車×100km
・ローラー台×17days(30min/day)
・ウォーキング5km×0day
・楽しい飲み会×2days(+1かも?)

【結構活動した疲れを引きずってます】なんやらいろいろ動きました。リフォーム仕様決めに走り回って見積依頼、息子とチャリ他いろいろ、先輩に家来てもらったり、って、平日と違って週末はほぼ動いてました。娘とのランチトークでスタート予定の10月も前半は週末予定詰まっとって、老人性早起き症状進行による寝不足気味の身にこたえそうです。


   2017年9月30日(土)Books(本)
    9月に読んだ本。

 なんやらいつもいつもえらく眠いんですねぇ、、、ほんで、あんまり読まれへんのやろか?。

(1)光の領分/津島佑子/講談社文芸文庫
 この本は買った記憶がない、、、と思ったら、妻が昔に買ったものらしい。どうりで、記憶にないわけです。私小説短編集です。離婚しただめ母の先天的ともいえそうな精神不安定な生活が悲しく綴られている。妻によると面白くないそうです。僕はこの手の私小説が好きです。

(2)情報法のリーガルマインド/林紘一郎/勁草書房
 一見、問題点が上手に層別されその解決の端緒が解説されているように見えるのですが、少し読み進めると、結局層別と問題の関係がわからなかったり、解決の方向が定まってなかったり、著者が挙げる論旨補足の実例はよく読めば実は論旨と関係薄かったりで、僕にはほぼ理解できませんでした。大学教授の頭に僕はさっぱりついていけないということですかね。まぁ、情報に関する法分野は「情報」とは何か、から定義しなおさなければならず、従来の有体物を対象とする考え方を一部転換する必要があるという主張はわからんでもないのですが。

(3)太宰治シリーズ8/青空文庫
「正義と微笑」「惜別」「走れメロス」「津軽」他
 やっと完了!。えらく長いことかかりました。

(4)芥川龍之介シリーズ1/青空文庫
「羅生門」「鼻」「酒虫」「芋粥」「偸盗」他
 昔に読んだ懐かしい短編が多いです。天才的文章センスによって危うく積まれた人間普遍のブロックの不安定を感じます。時代を越えて残る名作は繰り返し読むべきです(時間があればね、、、苦笑)。


   2017年10月5日(木)Fight(闘病記)
    ひぇ~!、両足攣って七転八倒!。

 昨晩、ローラー回しながら見るレンタルビデオが切れてたんで久しぶりにウォーキング5km行ってきました。中秋の名月やったし晴れやったし歩くのにちょうどいい感じの気温やったし、結構真面目に歩きました。真面目に歩きすぎて名月は忘却の彼方で空を見上げることはありませんでした。その少し前、TVでお天気の人が語っていたところによると、今年の中秋の名月は満月ではないらしいです。陰暦でも月の満ち欠けとずれる場合があるとのことで、それ聞いてすぐに外出て月見た妻は確かに満月ではないと言ってました。僕はウォーキングで見たらええわって思ってその時はわざわざ外出て見なかったんですが、、、。

 さて、名月鑑賞もせずにウォーキングを終え風呂で温もってるとき、ふとアビラテロンやらデカドロンやらの共通副作用である低カリウム血症が頭に浮かび、カリウム足りないと足攣りやすくなるんやでなぁって思ったんですね。で、若干張りを感じたむこうずねをマッサージしたりして風呂から上がり、ソファーに寝転んでくつろぎモードに入りました。
 30分ほどくつろいで、ほな寝ましょか、って立ち上がった瞬間両むこうずねに鈍い違和感が波動の如く湧き起こったと思ったらあっという間に両方攣ってしまって両足首80°で固まって動けへんわ、いったぁてかなわんわで速攻そのまま床に伏しまろび倒れて七転八倒。正確には両足の自由を奪われた僕は七転八倒もできずフローリングの上を右へ左へ弱弱しく向きを変えるのみでかっこ悪いこと筆舌に尽くし難く、固定された足首の解除を妻に頼むも僕のか弱いすね筋でも妻の腕力には勝るようで全然効果なく、しまいにフローリングに体温とられて太腿まで痙攣してくるわ体がたがた震えて歯の根は合わなくなるわで散々な状態となり、電子レンジでチンしたホットタオルによる妻手製の応急治療の甲斐もなく、布団への移動もかなわずやむなくこれも妻の手によりエアーサロンパスが殺虫剤の如く吹き付けられてのち浮浪児の如く毛布かけてもらって15分ほど左右ごろごろ苦しむうちにやっと落ち着いて、呻吟はなんとか安堵の嘆息に変わることができました。
 いゃ~~、びっくりしました。こりゃ、あと10分続いたら救急車呼ばなあかん!っちゅう感じでしたもんで。シャツパン(パンツとシャツのみを身にまとっている状態を表す我が家の隠語、夏場にエアコン止めた家でうちわ片手に暑いぞってだらだら文句たれてるおじさんのいでたち)で風呂上がりの体冷却しながらソファーでごろごろしてる間にウォーキングに端を発してすねに蓄積始めたエネルギーが更にチャージされ、立ち上がったところで爆発!、ですかね。GWの淡一の残りのエアーサロンパス捨てんと置いといてよかったわぁ(実際の効果のほどは不明、気持ちの問題)。 またなったら困るんで次の土曜にせんせのとこ行ってカリウム補助薬処方してもらおかなって血中カリウム前回検査値チェックしてみたら、正常値中心よりやや上でしたわ。さよか。

 現在の僕の状況においては、カリウムと足攣るのは関係ないようです。(でも、やっぱこれって薬の副作用やでなぁ、、、??。)


   2017年10月16日(月)Fight(闘病記)
    PSA低下するも、、、。

 10月14日(土)定期受診行ってきました。先月時点での所見は特になしなんですが、僕から以下の諸症状を訴えてみました。
  ①(僕)足が攣りやすいんっす、
      先週なんぞ両足いっぺんに攣って七転八倒でしたわ。
   (せんせ)血中電解質濃度正常なんで、まぁ、
        ええんちゃう?。芍薬甘草湯足しといたげるわ。
        もしかしたら効くやもしらんし(笑)。
  ②(僕)腰痛酷くて困っとって腰椎転移大丈夫?。
   (せんせ)PSA下がっとるしNSE正常やから
        未分化化もしてへんのんで大丈夫。
        年明けに骨シンチで十分やろな。がまんせんと
        鎮痛剤飲みや。ロキソニンなんぼいる?、
        ようさん出しといちゃってもええで(笑)。
  ③(僕)最近朝早うに目ぇ覚めてそっから寝られへんねん
      けど、、、。
   (せんせ)(即笑、電子カルテに向かって)不眠症っと。
        寝つきはOKやけど長時間寝られへんわけね
        (またしてもなぜか、笑)。
        ほな、長時間寝たなる薬出しときましょか、
        ベルソムラっちゅうのんやけど、なんぼいる?。
 一言でいうと心配いらんっちゅことですね。
 まっ、わかりやっすいです。

 さて、本日月曜日、血液検査の結果がLINEで送られてきました。旅先の鳥取で受信したんですが、こんな出先でも確認できるとは便利な世の中になったもんです。で、
   PSA=0.36
下がってます。まぁ、アビラテロン効いてる感じですね。んんっ??、でも、基準範囲外の検査値ようさんあるやんかぃ。γ-GT下限からほど遠く未達、赤血球、白血球、血色素何れも下限未達、他にもMCHC、総蛋白、尿酸、血糖。そして、今回のLINEは結果のみでコメントなし。
 もしかして心配いるっちゅこと?。
 まっ、わかりにっくいです。


   2017年10月16日(月)Diary(日記)
    満天の星、転じてラジウム温泉。

 15、16両日は娘の貴重な連休を利用して妻と息子と4人で満天の星を見に行く予定でした。長野県南部のしらびそ高原。中央アルプスと南アルプスを左右に臨む標高2000mの超絶景、そして宙ガールから絶大な支持を受ける超星空スポット。うきうきして買いましたよ、星座早見表。奮発して老眼でも見えやすいちょっと大きいのんにしました(1000円程度ですが)。 で、しょっちゅう週間天気予報見てたんですが、いつ見てもどう見ても前後2~3日含めて九州から関東までずぅ~っと雨ばっかやないですかぃ!。(宿のキャンセル料発生しない)ぎりぎりまで粘ってみるも残念ながら予報が動くことはなく、星空はまたの機会に持越しとなりました。

 日を替えることも検討したんですが、どうにも娘の連休がとれない(っちゅうか結構直前までわからないらしい)んで、場所替えしかないなぁってなり、一泊で行けるところは既に大体行ってるんで、まぁ、三朝かなってことになる。ラジウム濃度日本一やからがんに効くっちゅうフェイクなうわさもあるし、雨なら温泉でゆっくりゆったりもまたよかろうというわけ。
 直前だと宿もあまり空いてないようで、ガイドブックで目星付けたところはみんな満杯でNG。お値段設定若干高めのお宿まで広げて探してみると、ありました!、お一人様一泊二食付平日限定税込10000円プラン。その上位プランは一気に15000円くらいまで上がってたんで、ごはんが超しょぼいんちゃうのん?って不安を抱きつつもポチって予約。
 昨日日曜、土曜前泊で呼び出した息子を連れて朝一で娘をピックアップし、高速ひた走ってのち倉吉ぶらぶら観光してから夕方4時頃宿に入ったんですが、仲居さん曰く、倉吉?そりゃつまらなかったでしょ、ですと。そして不安は裏切られ、10000円でも全然OK完全満足でした。ほんならお値段高いプランってなんなんでしょうね?。
 ラジウム温泉の禁忌リストに進行した悪性腫瘍って載ってました。結構すいてる大浴場に気分よくのんびり湯あたり直前までさんざんお湯につからせていただきましたが、たぶん、禁忌症状も効果もないと思います。
 今日月曜は鳥取城跡と砂の美術館見てすなば珈琲寄ってから帰路につく。息子を送って下ろしたあと娘を送りにかかる前に、急遽やっぱ晩飯食ってこかってなこととなって、娘と妻と3人で息子のアパートからさほど遠くないステーキガストとやらで肉食べました。この状況なら普通は貧乏学生たる息子を下ろす前に4人で食うでなぁってなわけで、ステーキ食いながらLINEで息子に詫び入れときました(笑)。

 楽しかったです(腰は超痛)。 娘は休暇なかなか取られへんし、息子は来年から首都圏でお仕事やしで、残念ながら今後この4人で旅行する機会は激減しそうです。


   2017年10月22日(日)Fight(闘病記)
    ベルソムラ(睡眠薬)使ってみました。

 昨日は、秋物の服がない!って言うてる妻と街に出て買い物。女性は散々試着するわけですが、ある店では暇やったのか若い女性の店員さんが妻の試着の間ずっとそばについてるんで、一緒に待つ僕が気ぃ使ってしまって喜んでいろいろお話させていただきました。かわいらしぃわぁ、23歳彼氏有だそうです。試着ブースの中で会話の断片聞いてた妻は、このおっさん調子こいてなんの話しとんねん、って思ってたらしいのですが、その子の見立てた妻の年齢が実年齢より10も若かったんで、それ聞いて、かわいらしぃわぁ、って言ってました。お世辞に乗りやすいタイプのようです。
 昼食は久々に「かどや」。相変わらずおいしいです。

 昨日時点の台風予報によると今日はどうもならん感じやったんで、衆院選挙以外は切り捨てて朝寝を試す日としました。で、昨晩就寝前にベルソムラ(睡眠薬)飲みました。結果は、一回おしっこに起きたもののその後だらだら昼前まで意識が戻らず、結局久々の12時間睡眠を達成しました。でもなぜか、よぅ寝たわ!っちゅう感じはいまいち薄いですね。体の疲れはとれていると信じたいですが、、、。先週旅先で10時間寝た時の方が気分良かったように思われます。んん??、ほんなんやったらベルソムラ要らんやん?。

P.S.:腰痛脚痛が最近ちょっとましな感じ。ローラー乗る前
     腹筋背筋ちょっとだけセットで始めたのがいいのか、
     芍薬甘草湯がいいのか、腰痛ベルト装着時間をのばして
     みたのがいいのか、いずれにしてもありがたいです。
     (と思ったんですが、今日は午後からやっぱり以前の
     とおりいったいかも、、、。)


   2017年10月31日(火)Fight(闘病記)
    10月の体調。

 アビラテロンが効いているからでしょうか、全身だるくてやる気が出ない日が多いです。これではあかんですね。次、デカドロン増やしてもらおかな。
 では、またまた相変わらずのおもろない報告をどうぞ。

症状:
○腰痛脚痛:ましになったと思ったのは幻か?。
      遠慮なくロキソニン使用してます。
○排尿障害:相変わらず。
○排便系:相変わらず。
○ホットフラッシュ:相変わらず。
○全身関節痛:相変わらず。
○微弱なむくみ:最近少しましかも。
        手首が細くなったり、靴が緩くなったり、、、。
        見かけはむくんだままですが。
○性機能障害:相変わらず。
○その他:だるいよぉ~~、やる気も出ない。
     11月よりリュープリンからゴナックスに再度チェンジ
     予定なんですが、ゴナやとへそ回り周回する注射部位が
     3日ほどかなり痛いんで、最近必須化している腰痛
     ベルトが余計につらそう。でも、ベルソムラ使わずとも
     概ねよぉ~く寝られてますっちゅうプラス要素もあり
     (単にマイナスでないだけやもしれませんが、まっ、
      プラス要素っちゅうことで)。

 今回よりバックの写真変更。もうすぐ新しい車が来るはずなんで。


   2017年10月31日(火)Diary(日記)
    10月の成績。

・体重60.6kg
・自転車×0km
・ローラー台×23days(30min/day)
・ウォーキング5km×1day
・楽しい飲み会×1day

【New!が目白押し】10月26日、玄関ドアが新品になる(マンションの一斉修繕)。 11月4日、新車納入予定(スバルなんですが検査員資格不正の影響はなかったみたい)。 11月6、7日、プチリフォーム(玄関内装他)。 ローラーはさぼることなく乗れる日は全部頑張って乗りました。でも、体調悪いし気分も上がらない。これが妻にも迷惑かけてる感じ。困ったもんです。


   2017年10月31日(火)Books(本)
    10月に読んだ本。

 なかなか読めません。最近はだれてしまって家では本も読まないし勉強もしない状態。月末近くになって睡眠学習(寝付くまで寝床で教科書読む)再開したんですが、毎日寝付き超良好で学習時間は超短です。困ったもんです。

(1)みかづき/森絵都/集英社
 今年の本屋大賞2位とのことです。学習塾の経営者を主人公とした物語ということで、うちの娘が学習塾のせんせだったりするもんで読んでみたわけです。文字量膨大で結構分厚いんですが、登場人物たちの人生が何故か都合よく進展していくことだけに終始しており読み終わってなんだったのかなって感じ。ところで本屋大賞ってどんな本がとってんのん?って気になったんでチェックしてみたら、下位入賞作は結構読んでました。朝が来る、教団X、火花、昨夜のカレー明日のパン、さようならオレンジ、去年の冬君と別れ、とここまでは紹介済みで、更にそれ以前にも、舟を編む、ペンギンハイウェイ、神様のカルテ1,2、1Q84、告白(湊)、悼む人、容疑者Xの献身、博士の愛した数式。おいおい、なんとこんないっぱい読んどったんですね、びっくり。概ね×(バツ)ですが、いい小説も含まれており、推理系秀作、ファンタジー秀作もありますね。本屋大賞、結構侮れないかもしれません。ですがまぁ、これ(みかづき)はホットなうちに売りに行きます。

(2)失われた時を求めて1~スワン家のほうへ1
     /プルースト(訳:吉川一義)/岩波文庫
 遂に世紀の名作に再挑戦です。死ぬまでには読んどかなあかんやろし、まぁ、新訳なら読みやすかろうし。全14巻らしいんですが、いつまでかかることやら。内容一言紹介は無理ですね。物語的にはほぼ何の進展もないです。この巻はマザコンの匂いが感じ取れます。

(3)芥川龍之介シリーズ2/青空文庫
 「戯作三昧」「地獄変」「蜘蛛の糸」「邪宗門」「犬と笛」「妖婆」「鼠小僧次郎吉」他
 芥川の短編には導入部があるものが多いです。以前は気づかなかったのですが、本編に比べて導入部が若干アンバランスに大きいものが多いような気がします。えっ??、ったく、なに言ぅとんねんって?。


   2017年11月12日(日)Diary(日記)
    行ってきました、アウトバック車中泊テスト。

 先週4日(土)に来たんです、スバルアウトバック。僕はとっても気に入っておったのに何故か家族に不評だったB4とは泣く泣くお別れしました。
 で、早速ニトリに行って車中泊用にマット(高反発t40mmセミダブル)を買いました。この車、後席背もたれを前に倒すとラゲッジスペースと一体となったベッドライクな平らなスペースが出現します。ヒンジ部分にちょっとした段差が残るんですが、家にあった銀色の薄い断熱シート(t3mmくらいかな)を敷いてみたらいい感じで解消できました(段ボール板でも代用できそうです)。 そして、後席足元の空間を埋めるためお買いもの入れボックスを縦に置いて、その上までマットを延ばして敷けば水平完全フラットとなって、身長176cmの僕でも余裕で体をまっすぐ伸ばして睡眠OK!。(ボックスの部分は段差ありますが、ここは寝るときの頭の位置なんで枕を置いてしまえば問題なしです。前席をもっと前に出して後席との隙間を更に上手に埋めれば身長185cmくらいまでは対応できると思われます。)横幅も大人2人が寝られるレベルは確保されています。3分もあれば5人乗り普段使い仕様から2人乗りセミダブルベッド仕様に早変わりですね。窓のシェードは自作する気はさらさらなくアウトバック専用のんを後席とリアゲート分のみ買いました(高かったですが)。 左右前席のアシストグリップにバスタオルを渡して洗濯ばさみで止め、前席背もたれにひっかけて左右をシートベルトにこれまた洗濯ばさみで止めれば、前席との境界カーテンが出現してこれで完璧!!。後席アシストグリップにはご丁寧にランタン架けまでついてます(本来はハンガー用)。 では、おやすみなさいませ、、、。

 というわけで、この土日で妻と一緒に行ってきました、アウトバック車中泊テスト!。土曜午前中にゴナ注(ゴナックス注射)とゾメ点(ゾメタ点滴)をすませ、枕、毛布、抱き枕?、LEDランタン、ワンタッチ着替えテントを持ち込んで、さあしゅっぱぁぁ~っつ!!、なんですが、2年と2か月ぶりに打った腹のゴナ痕がいったいです。
 もともとは奈良県宇陀の山奥の道の駅を考えてたんですが、結構遠そうなんで急遽目的地変更し天理から高峰山登ってちょっと行ったとこ、西名阪道沿いの針テラスとする。行き先すぐに変更できるところがアバウトな感じでいいですね(アバウトってもしかして死語?)。
 で、到着してすぐ夕方4時頃から早速ベッドメイキング。荷物を一時避難させたりせなあかんのんで3分っちゅうわけにはいきませんが、特になんの問題もなく完了し試しに寝転がって毛布をかぶってみると、、、おぉ、ええやないですかぃ!。回収した靴は高反発マットをちょっとめくって後部座席足元に保管しておけば取り出しも簡単で、電動で内側からも開閉可能なリアゲート経由の出入りに全然苦労なし。妻の着替えもベッドの上でまあ可能でしたんで、着替えテントは出動させずに災害時緊急用にとっとく感じでしょうか。暗くなってくるころには他に車中泊すると思しき車が何台か見受けられ、そのうち1台はフランス人のカップルでした(フランス語らしき言語を話しておりました)。 車中泊、本邦において国際的に結構はやりみたいですね。
 レストランで晩ごはん(寒いから天理スタミナラーメンと鶏のから揚げにしました、学生さんみたい、笑)食べて外装怪しげな併設の銭湯入ってしまってのちは、することもないんで9時半頃からとっとと寝たんですが、外との遮断感もしっかりあって安心して眠れます。バスタオルカーテンがフロントからの外光を適度に透かして入れてくれるんでランタン点けずとも車内が程よく見えて好都合やったんですが、夜中になってくると室内温が7℃まで下がりかなり寒くて苦労しました。たぶん、外気温も同じくらいやったんやろなと思います。最終的には個別に掛けていた毛布を2枚重ねて二人で一緒に入ることとしたら温くなってよく寝られたんですが、寝返りで毛布持っていかれるんで僕は頻度高く寒くて覚醒でそのぶん妻は安眠継続できたようです(笑)。
 車中泊、なにかと使えそうです(プチ家出とか、、、?)。 来週早速2人で九州行ってみることにしました(ほぼ気まぐれな思いつき、有休5連続で土日と合わせて9連休!、どうせ仕事なんもあれへんし、、、)。 羽毛掛け布団を一つ持ち込んでその下でそれぞれ個別に毛布にくるまる感じにして、カーテンをシーツに変更して長めに垂らしておけば、断熱効果上がってそれなりに寒さしのげてより快適になるものと思われます。もしかしたら今週の納品に間に合うやもしれんのんで、フロントと前席窓のシェードも注文してみました(より高度な寒さ対策、高いですが)。

 さて、実はこの金曜、北海道で学会発表終えた息子がおみやげ持ってきてくれてました。真意は今月末タイで開催される国際学会に発表しにいくのんに備えて我々所有のキャリーバッグを回収することにあったようですが、ちっちゃな箱菓子たったひと箱わざわざ奈良から持ってきてくれて両親ともとてもうれしかったですよ(笑)。 ゴナ注ゾメ点と車中泊テストを挟んで今日日曜は、“暇なんやけど”ってラインしてきた日月休みの娘を車中泊帰りにピックアップして帰省させ、明日月曜に「まるもも」(「まる」と「もも」、手乗り文鳥2羽)もろとも送り返す予定。僕らが九州行ってる間のお世話をお願いするわけですね。小鳥好きの娘でよかったです、ありがとう。

 ところで、針テラスでは夜中12時頃まで多数の単車が入れ代わり立ち代わり休憩に訪れてました。多い時は100台以上が停まっていることもあったのではないでしょうか。くっそ寒いはずやのにみんな楽しそうで、昔単車乗りだった僕もなんやら気分が上がりました。ほんで、“寒いからいやとかぬかしてへんともっとチャリ外乗りせなあかんでなぁ”ってな思いを新たにしたわけです。冬場も休みの日はできるだけチャリ外乗りするように頑張りまっす!、といっても来月からですが(ほんまに乗るかどうかは全然自信なし、笑)。


   2017年11月15日(水)Fight(闘病記)
    PSA微増、再びゴナ。

 7日(火)は総合病院の整形受診。腰痛脚痛悪化なら骨シンチと腰部MRI撮る?ってな整形のせんせの感じだったんですが、主治医の目算では年明けに骨シンチ予定なんで同日に併せてMRIも撮って有休1日節約して3か月後の次回整形診療時に確認してもらうっちゅう手はずにして、治療は今のまま継続することに。

 11日(土)は主治医のせんせとこで定期受診とゾメタ点滴とゴナ。2年と2か月ぶりのゴナックスでしたが、やっぱ腹の注射痕がいったいです。以前は翌日に発熱なぞしておりましたが、今回は注射後すぐに1泊でふらふら遊びに出てしまったので発熱の有無は不明。特にしんどくもなかったんで、たぶん大丈夫だったのだろうと思われます。ゴナ痕は3日ほどはいつもいったくって、平日に長時間依存中の腰痛ベルトがちょうど当たって一昨日月曜は特にいったかったです(泣)。
 で、本日LINEで送られてきた検査結果は、
   PSA=0.40(up!!)。
おい!せっかく0.36まで下がってきとったのに今度は上がっとるやんかぃ!!!。LINE上では主治医から何のコメントもなく、これだけでごちゃごちゃ言ぅとってもしゃぁないんで暫く現状でモニター継続ということか。一方、ゴナへの再切替前の値として僕の興味本位で検査したテストステロン値(主治医はそんなん今は測って要らんって言うてましたが)はアビラテロン効果もあってか前回の0.4から下がって0.1で、去勢レベルは十分保持されておって問題なし。ほんで、なんやらだるくって気分が沈んでなんにもやる気なし状態がちょっと間続いてたんもんで、デカドロン倍にしてくれろって言うてみたら、ほな薬替えて当数倍にしよか、ってなことでプレドニン10mg/日(朝晩各5mg)に変更となりました。
 蛇足ですが、骨シンチとMRIは同日に検査はできないらしいです。骨シンチとCTならいけるのになんで?って聞いてみたら、主治医曰く、なんや知らんけど健保があかんちゅうとるらしいねん、なんですと。有休1日節約して遊びに回そと思ってたのに失敗やったわ。でもまぁ、どうせCTも撮らなあかんやろから結局たぶん一緒のことやろな。

 では、お薬、まとめときます。
degarelix acetate(Gonax):80mg/4weeks(injection)
   (LHRH antagonist)
abiraterone(Zytiga):1,000mg/day(4tablets/day)
   (anti CYP17)
prednisolone(Predonine):10mg/day(1tablet*2times/day)
   (corticosteroid)
zoledronic acid hydrate(Zometa):4mg/4weeks(infusion)
   (bisphosphonate)
lansoprazole:15mg/day(1tablet/day)(胃薬)
naftopidil(Flivas):75mg/day(1tablet/day)(排尿)
tadalafil(Zalutia):5mg/day(1tablet/day)(排尿)
pregabalin(Lyrica):150mg/day(1capsule*2times/day)
   (神経痛)
limaprost_alfadex:15μg/day(1tablet*3times/day)(腰痛)
牛車腎気丸:7.5g/day(2.5g*3tims/day)(腰痛)
芍薬甘草湯:7.5g/day(2.5g*3tims/day)(腰痛、筋肉の痙攣)

 腰痛は、ロキソニンと腰痛ベルトでごまかしながら対応中。アビラテロンにはなんとかふんばってもらって、がんの進行うまく抑えてほしいっすね。


   2017年11月26日(日)Diary(日記)
    九州へ!。

 行ってみました、九州旅行。車中泊準備して詳細決めずに気の向くまま夫婦でぶらぶら。金曜晩の九州行フェリー、途中鹿児島で高校同窓生友人と会う、同長崎で4年ほど前に早期退社した会社の先輩に会う、っちゅう3つだけが決定事項。出発日辺りから急に寒気が襲来する予報でしたが、さて、車中泊は??、、、。
 読む人はつまらんでしょうが、念のため行程トレースしておきますわ。

11月17日(金)晴:定時退社後、大阪南港19:50発、
           門司港行フェリー。
 雑魚寝部屋(妻には不評)。

11月18日(土)小雨~曇:由布院~阿蘇。かんぽの宿阿蘇泊。
 朝、フェリーで朝食ビュッフェ食べたんですが、食糧取るのに立って並んでたところなんやらごっつ気分悪ぅなってきて、食糧ゲットは妻に任せて先に座って休む羽目に。船酔いでしょうか?。瀬戸内海はほぼ波はなかったんですが、体が思ったよりあかん感じです。まぁ、しばらく座ってたらよくなったんで結局は一食分しっかり食べましたが。
 下船後、コンビニの駐車場で車中泊用ベッドメーキングをして行き先を考える。やまなみハイウェイを走りたいんで、過去の旅行と同じコースになるが由布院~やまなみ~阿蘇ルートを採択しネットで宿を探す。直前にキャンセルでも出たのか、土曜の晩にもかかわらず「かんぽの宿阿蘇」が空いており2食付プランをすかさず予約。
 由布院は前回散々散策したので、今回は趣向を変えてJBLのパラゴン??とやらが設置された茶店「あーでん」に行ってみる。正面にで~~んと据えられた古風なでっかい木製家具のようなパラゴンの直近正面座席で、かかっていたジャズ系楽曲の音色を楽しみながらアップルパイを食しておりましたところ、よかったらお持ちのCDかけますよってマスターのおばちゃんが言ってくれたんで、雰囲気に合えへんなぁって思いながらもユーミンを渡す。おぉぉぉ!!、こりゃごっつええわぁ!!、ほんま、音源が全然違うみたいに聴こえます。音量ほどほどでかけていただいたんですが、中音~中高音がきれいにつき抜けていて澄み渡り、若干弱めの低音が控えめに、しかししっかり中高音をサポートする感じ(知らんけど)。 あとで調べたら、パラゴンって結構いい車が買えるくらいお値段お高いクラフトマン手作りの超高級スピーカーセットらしいです(かなり昔に既に廃盤)。 触発されて、茶店を出てからカーオーディオのサウンドをちょっとイコライザでチューニングしてみたところ結構よくなりました。標準でついてたダイヤトーンサウンドナビっちゅうやつですが、侮れませんね。で、しばらくの間、車中にくそでかい音でユーミンが鳴り渡ってました(うるさ!、笑)。
 やまなみ、曇りでしたが何回走ってもきれいです。好きです。こんな景色は九州でしか見えないのでは?。大観峰も同。
 「かんぽの宿阿蘇」は外輪山の内側にあり、正面に阿蘇山を間近に望む絶景でした。夕食の準備状況見る限りでは満室だったようです。予約とれてよかったわぁ、この寒さやと車中泊できそうもないし。
 夜、ネットで明日の鹿児島ビジネスホテルを朝食付きプランで予約後、同窓生にメールして明晩に双方夫人連れで食事する段取りとする。

11月19日(日)曇:阿蘇~鹿児島。
           APAホテル鹿児島中央駅前泊。
 6年ほど前に家族4人で来たときあまりの寒さで入るの止めた動物園「カドリー・ドミニオン」、老夫婦でわざわざ行くところでもないような気もしますが、昔子供たちと一緒に見ていたTV番組「志村動物園」のあの有名なチンパンジーのパン君がいるとのことで行ってみました。引退してのち平和な生活が続いたからか、天才的な芸は鳴りを潜めパン君はふつ~のチンパンジーとなっていました(笑)。 で、宮沢劇場っちゅう子供向けの動物ショーを見て、これが結構面白かったりする。
 そのあと、阿蘇の絶景を見ながらまたまた茶店でアップルパイを食しておったのですが、車に乗ってナビに鹿児島をセットすると、思っていた以上にえらく遠いやないですかぃ!。まぁ、待ち合わせにはなんとか間に合う時刻やったんで大丈夫でしたが、アップルパイがもう少し長引いたら危ないところでした。
 夜は鹿児島で友人夫妻と4人で鹿児島黒豚しゃぶしゃぶ(おごってもらっちゃいました)。 久しぶりに旧交温め、楽しい夜を過ごしました。手土産をもらったんですが、そこで初めて手ぶらで来たことを後悔するに至る。相手に対する気遣い度が僕たち夫婦は低いようです。でも、気の置けない友人なんでまぁええか。

11月20日(月)曇~晴:鹿児島~霧島温泉。
             霧島観光ホテル泊。
 ホテルの朝食で鶏飯なんぞを食しながら今日の予定を思案し、昨晩友人との話の中に出てきた鹿児島付近の名所を巡ることとする。となると、今晩は鹿児島からほど近い霧島温泉やなってネットで検索して、「霧島観光ホテル」っちゅういかにも団体さん御用達風名称のホテルを最上階絶景保証直前割とやらで2食付プランで予約。
 まずは指宿まで足を伸ばし、プロが選ぶホテル百選食事部門33年連続1位の「いぶすき秀水園」っちゅうとこでランチしようと思ったんですが、電話で聞くと残念ながら平日は10名以上の団体予約でないとランチは提供できないとのことでNG。ほな、市内観光っちゅうことで仙巌園~城山~維新ふるさと館と回ってたら知覧行く時間が無くなり、これは明日に回して霧島温泉へ。
 さて「霧島観光ホテル」、団体客を流れ作業のようにこなす類かと思いきや、実は接客もしっかりしたちゃんとしたホテルで、最上階のデラックスツインとやらに案内されて入ってみると、おぉぉ!、ほんまに絶景やないですかぃ!、鹿児島湾に向かって開けた山上から桜島を望み、薩摩富士(開聞岳)までしっかり見えます。部屋は超広くてインテリアが美しく絶景に向かう窓も大きく開放的で妻のテンション上がりまくりでした。貸切露天風呂、風呂上がりドリンク1杯、おみやげ500円券のサービスもネット直前割のおまけでついておりましたんで、せっかんくなんで妻と2人で貸切露天風呂に入りました。最上階絶景保証直前割、極上硫黄泉とともにじっくり味あわせていただきました。

11月21日(火)曇:霧島温泉~知覧~天草下田温泉。
           群芳閣ガラシャ泊。
 昨日行きそびれた知覧回って長崎に向かうとすると今日は天草泊かなってネットを検索。ないですね~、手ごろでいい宿。しかし、今夜は特に寒いからやっぱ車中泊はちょっと、、、。で、散々検索したのち、多少割高ではありましたが下田温泉の「群芳閣ガラシャ」っちゅう明治元年創業のホテルに朝食つきプランを予約。
 知覧で特攻平和会館を見て武家屋敷を散策。特攻隊が知覧以外の基地からも出撃していたことなど、知らなかったことがいくつかあり勉強になりました。特攻などというばかげたことは2度とやってはいけませんね。やはり戦争は絶対悪です。
 朝にビュッフェで散々食い倒したんで昼はもうええわ、ってコンビニでサンドイッチイートイン。で、天草に向かったんですが行けば行くほど街がなくなって、フェリーで牛深に渡ったときには真っ暗。でもコンビニは1軒あったんで、夕食食うとこなかった場合に備えてパンを仕入れて下田温泉に向かう。着いてみると「群芳閣ガラシャ」って古いちっちゃな教会風建物で、民宿のようにも見えるのにステンドグラスが入ってたりする変わったとこ。さすがに明治元年の建物でもないでしょうが、風情があってよかったです。聞いてみると、明治四十年、新詩社「明星」を主宰する与謝野鉄幹、北原白秋、木下杢太郎、平野万里、吉井勇の五人がここに逗留したらしいです。僕たちは、木下杢太郎部屋に泊りました(各部屋にこの5人の名が冠されている)。 晩は結局コンビニで仕入れたパンとなってしまいました。
 温泉を堪能したのち、明日は長崎に着けそうやなって“ワンランク上”を謳うエスぺリアっちゅうビジネスホテルをネットで素泊まり予約し、会社の元先輩にメールして明晩の会食を段取り。

11月22日(水)雨~曇:天草下田温泉~長崎。
             長崎エスぺリアホテル泊。
 下田温泉も堪能したし今日はまっすぐ長崎に向かうかって雨の中出発。基本どこも和食系なんで、肉食系妻はそろそろ焼肉が食いたいとのたまう。和食系でも肉はそれなりに入っているわけですが、大体は鍋やから肉肉しくないっちゅうことでしょうか?。で、走っていると牧場直営長崎牛焼肉専門店「牛花」ってな看板が出現。もちろん入りました。ランチセット、安くておいしかったです。会計のとき店員の女性と話してたんですが、大阪から来たって言うたら、平日ぶらぶらしている勤労世代のあやしげな夫婦もんに違和感があったのか、新婚旅行??、、、じゃないですよね、ってなおかしな会話になって、銀婚式過ぎたっちゅうたら、店員さん驚いて何を血迷ったか妻に美しさを保つ秘訣なんぞを聞いてました(笑、美しくないでなぁ?)。
 早めに長崎に着いたので、平和公園、爆心地、浦上天主堂を散策してからチェックイン。
 さて、エスぺリアホテル、ワンランク上を自称するくらいなんでまぁ期待してなかったんですが、最上階のツイン、えらくきれいでええやないですかぃ。ほんなら見どころいっぱいの長崎に連泊するかってネットで見たら明晩も空きがある。で、早速ネット予約してからフロントに行き同部屋でいける?って聞いたんですがどうもいまいち反応がよくなくて、よくよく聞いてみると今晩の部屋は直前に取ったんで部屋割りの関係でグランドツイン部屋とやらにアップグレードされておったらしいです。予約状況見てアップグレードできるようなら検討しますってな回答で、結果は明日に期待。
 夜は会社の元先輩と食事。先輩退社後の会社の様子やら互いの近況やらを話しながら、懐かしくも楽しい夜を過ごしました。
 ホテルに戻って妻が行きたがっていた軍艦島ツアーをフロントで聞いてみると、最近はネット予約しかしてないし締切は前日らしい。急いで部屋に戻りネットで翌日分を検索するもツアーを運行する4社のうち3社までが満席でNG。明日は祝日なんでいっぱいでもう無理なんかとあきらめ半分で最後の4社目を見ると、幸運にも午前分が少しだけ空いてました!。他社比若干高いようですが迷わず予約。そして安心して眠りにつきました。

11月23日(木)祝日、曇:長崎。長崎エスぺリアホテル泊。
 前日にコンビニで仕入れておいたパンの朝食をとり、軍艦島ツアーへ。予約しているとはいえ、受付やら乗船やらで季節外れの寒気強風の中結構な時間外で並ばされて体が冷え切ったのち、やっと乗船。前立腺がんステージD1再燃骨転移で排尿系不調の僕は速攻で船のトイレでおしっこ。強風大揺れの中、軍艦島着前にもう一度おしっこ。先行2社が強風荒波で着岸諦めて長崎に帰港する中、僕らの会社の船は果敢にも着岸強行してくれて運よく軍艦島に上陸!。そして寒さに耐えて軍艦島(トイレはない!)を見て、船に戻って3度目のおしっこ。ほんの2時間ほどの間におしっこに3回も行く僕に、あほやな、ちゃんと温い服持ってこんからやって妻は冷たい。いゃ~、ちゃんと船室もトイレもある新しい大き目の船でよかったわぁ。他社の名を冠した全席デッキ席の漁船みたいなちっちゃな船が軍艦島周りを巡っておって、こんな漁船もどきやったら完全におしっこ漏らしとったわってな感じでした。上陸もできたし、割高なお値段設定には理由ありでした。
 その後、中華街でちゃんぽんと皿うどんと角煮まんを食す。うまいです。おなか一杯になってから、眼鏡橋、亀山社中跡、出島を散策して一度ホテルに戻る。残念ながら部屋は普通グレードで特に好印象ではなかったのですが、実は部屋広さや構造は前泊した部屋と同じで、インテリアやメンテナンスで印象がこんなに大きく変わるとは意外で、勉強になりました。
 長崎といえば夜景!、そしてトルコライス??。稲佐山の展望レストランにはトルコライスあるらしいんで、妻の食い物要望にも添えますね。ほんで、ホテルで教えてもらった通り長崎駅でバスに乗ったんですが何故か全然違う方に行ってしまい、途中で降りてタクでロープウェー乗り場まで行く羽目になりました。稲佐山頂上はくそ寒かったんですが、首尾よく展望レストランの窓側カウンターに座ることができ、トルコライスを食しながらぬくぬくと夜景を堪能。妻曰く、トルコライスってお子様ランチみたい、ですと(笑)。
 ホテルは洗面、トイレ、風呂が完全独立構造で、風呂は普通の家庭と同じ形式のユニットバスで洗い場もあり使い勝手良好。妻は博多の屋台所望なんで明日は博多のビジネスホテルやなってなことで、「博多ツインズももち」をまたしてもネットで素泊まり予約。車中泊はどこに行ってしまったんでしょうね。

11月24日(金)曇:長崎~博多ツインズももち泊。
 朝は追加払いでホテルの焼き立てパンビュッフェを食す。パンはおいしかったです。
 チャリ小僧の息子によると平戸はええよってなことなんで、今日は平戸回り。しかしチャリと車では印象違うようです(まぁ普通でした)。 ほんならって呼子に回っていかを食すこととしました。まだ動いてて透き通ったいか刺し、まぁうまいんですが近所の魚屋とさほど変わらない感じでちょっとがっかりやったんですが、その後のげそ天はかなりうんまかったです。で、呼子のいかを制覇。
 夕方に博多に入って天神の駐車場に車を入れ、地下鉄で博多駅に行きおみやげなどを買う。も一度地下鉄で天神に戻り、中洲の屋台でラーメン。地元民に聞いてもっとも屋台が並ぶエリアで食ったんですが、そこは外人観光客御用達みたいになっておって屋台に入ると写真入り韓国語のメニューを渡してくれました(笑)。 車への帰り道、少し離れた寂しげなエリアでは日本人のおじさんが日本酒飲みながら屋台を楽しんでおりました(こちらが本来の屋台でしょうか)。
 「ツインズももち」って博多の百道(ももち)っちゅうとこにあるんですが、この一帯、異国アジア風のマンションが立ち並んでおって、かつて住んだことのある上海を思い出しました。ホテルも概ね韓国、中国からのツアー観光客のようで、ほんま、人も景色も異国のようでした。このホテルは普通のビジネスホテル型バストイレユニットでして、お湯栓水栓開度をほどよく調整して僕がシャワーを浴びていると、歯を磨こうとした妻が長崎エスぺリアの洗面独立感覚でカラン側で水栓ひねったもんで冷や水が僕に降り注ぎました。冷たっ!!って叫ぶと妻はすかさず水栓全閉にしてくれたんで今度は熱湯が!!。水難ですね。

11月25日(土)曇~晴:博多~帰阪。
 朝、昨晩仕入れたペットボトルのお茶を冷蔵庫から取り出して飲もうとしたんですが、ボトルを傾けても何も出てこない??。ちゃんと中身が詰まっている重さだったんでおかしいなってボトルをなにげなく強めに握ってみたところ、ボン!!ってな音響とともに冷茶が天井まで吹き上がって僕に降り注ぎました。なんじゃこりゃぁ!!??。どうもキンキンに冷えたお茶所望の妻が冷蔵庫最強設定にしていたようで、安物冷蔵庫だったからなのか冷蔵室なのにボトルの口の部分が凍ってしまって栓となりボトル内圧が上がった状態となっていたようです。僕がボトルを強く握ったらその氷の栓がボン!!って抜けたっちゅうわけですね。水難です。
 で、ホテルの真ん前にコメダがあったんで、博多で名古屋スタイルのモーニング。家出てから結構経ったし、ちょっと距離長いけど今日は家まで帰るかなってなことに決定。車中泊は結局お流れに、、、(寒かったからね)。 長距離運転すると途中で激ねむ時間帯があるんですが、2回ほど激ねむ対応で車中泊もどきの熟睡休憩しましたんで、これが車中泊の代わりっちゅうことで、よろしく。荷物を前席に移すんで、居場所を失った妻は仕方なく僕に添い寝して流れる雲や月を窓から眺めて楽しんでいたようです(窓のシェードは使用しませんでした)。 いゃ~、アウトバックええわぁ!。お昼は麺類を軽く食し、夜は吉備SAでホテルが運営するレストランのステーキ定食を食す。千屋牛ではありませんでしたが、旅の最後を飾るにふさわしいおいしさでした。

 泊まったお宿は全て2食付一人1万3千円以下、朝食付一人7千円以下、素泊まり一人5千円以下(何れも税込)で、コスパ重視の僕たち夫婦が満足できる、まぁお安い部類の所ばかりでした。腰も思ったほど痛くなりませんでした(痛いけど)。

 今日日曜は車中泊キットを撤収して、娘のとこへ「まるもも」回収に行く。彼らと2週間まったり過ごした娘曰く、「ペットってほんまなごむわぁ。独身でペット飼ったら結婚でけへんわ。」ですと。

 前日か当日に行き先決めるぶらぶら旅、思ってたよりずっと楽しかったです。今後も頻繁にぶらぶらでかけよか。


   2017年11月30日(木)Fight(闘病記)
    11月の体調。

 全身だるくてやる気出ない状態は解消しました。プレドニン増やしたからでしょうか?、因果関係はよくわかりませんが状態はいいんで、まぁええかってな感じでしょうか。PSAは下がってほしいところ微増で不安要素大。
 では、またまた相変わらずのおもろない報告をどうぞ。

症状:
○腰痛脚痛:九州行った割にはいい方でしょうか。
      常時痛いですが。
○排尿障害:相変わらず。
○排便系:相変わらず。
○ホットフラッシュ:回数がちょっと減ったように思う。
○全身関節痛:少しましです。
○微弱なむくみ:若干ましな状態を継続中。
○性機能障害:相変わらず。
○その他:九州が楽しかったんで、その効果でしょうか、
     気分は比較的快調です。

 楽しいことをもっと積極的にやろう。んっ??、今でも十分遊びすぎって??。


   2017年11月30日(木)Diary(日記)
    11月の成績。

・体重59.8kg
・自転車×70km
・ローラー台×9days(30min/day)
・楽しい飲み会×3days

【九州、よかったわぁ】8泊8日(金曜晩から翌週土曜まで)で九州に遊びに行ってたんで、運動成績は不良。他方、九州で懐かしい顔と再会して楽しい飲み会は好成績でした。


   2017年11月30日(木)Books(本)
    11月に読んだ本。

 プルーストは読み進めてはおりますが、結局今月は2冊目を読み終わることなく終了してしまいました。今月はつじつま合わせ的に読んだ、簡単な本2冊のみ。

(1)友情/山中伸弥・平尾誠二・平尾惠子/講談社
 妻の薦めで九州ぶらぶら旅行中に読みました。山中先生も平尾さんも僕と同級なので根拠のない親近感がわきます。僕にも親身になってくれる医者の友人が複数いて、大事な妻が(一人)おり、がんに対してできる治療を淡々とやっていく覚悟があり、生ある限り積極的に生きる意思がある。勝手に重ねさせていただいております。人生に対する考え方みたいのんも一部記述されておりましたが、不思議と僕の考えと酷似していました。ただ、彼らのように大成する人はゆるぎない志があるわけで、ここが志に欠ける僕と決定的に異なってますね(笑、そして反省の泣)。

(2)人を奮い立たせるリーダーの力/平尾誠二/マガジンハウス
 同じく妻の薦める平尾誠二語録。不思議と僕の考えと酷似していました。違いは、頂点まで突き詰めた経験の裏打ちがあるかないかなんですが、この差はとんでもなく大きい。本自体は1時間で読める程度の簡単なものです。

(3)芥川龍之介シリーズ3/青空文庫
「舞踏会」「魔術」「素戔嗚尊」「捨児」「杜子春」「アグニの神」他
 芥川シリーズ3か月目。まだまだかかりそうです。


   2017年12月9日(土)Diary(日記)
    女子高生化?。

 府内に住む妻の高校時代の友人(女性)と僕ら夫婦の3人で晩ごはんしました。彼女と僕が会うのは今回で25年ぶり2回目でしたが、夕方5時に店に入って、妻を差し置いてその友人と僕とが2人でお話しまくっておって、ふと時計を見ると11時になってました。
 6時間!?、これってどうよ?。あとでその友人が妻に曰く、「女子高生3人で話してたみたいで楽しかったわぁ。」 男を感じさせない僕は女子高生かぃ!。


   2017年12月14日(木)Fight(闘病記)
    こりゃ、まじやばいわ!。

 9日(土)定期診療でした。前回はPSA微増でしたが、まだ増転と判断するには早いとのこと。前回画像検査が8月やったんでそろそろも一回するかってなことで、来年1月下旬に造影CT、骨シンチ、腰部MRIを撮ることとしました。治療変更はPSAだけでなくNSEや画像も合わせた総合判断が必要なんで、画像診断結果の出る2月の診療までは必然的に現状治療での経過観察となります、って平和裏に終了したんですが、、、。

 で、例によって本日LINEで送られてきた今回の検査結果は、
    PSA=0.88!!!
おいおいおい、こりゃ、まじやばいわ!。2回連続増加で今回に至っては“倍増以上!”。この増加具合やったら、上昇と下降を繰り返しながら小康状態が継続するっちゅう期待はほぼなさそうやんなぁ、、、。せんせのコメントによると、あと2回連続上昇でドセタキセル適用ですと。ほな、2月下旬からドセやろか?。

 しゃあない、有休・病気有休(僕の勤務先の制度)・病欠・休職の割振りと、それ使った遊び方(えっ、卒論はどうすんのん?、僕は大学生。笑)の検討を真面目に開始するか。


   2017年12月31日(日)Fight(闘病記)
    12月の体調。

 今年も何とか乗り切りましたが、既に暗雲間近やろか。でも来年も笑って乗り切ろうぞ。

症状:
○腰痛脚痛:腰椎転移してへんかったらほんでええわ。
      ここ2か月でかなり悪化してきており、
      もちろん常時痛い。
○排尿障害:とりあえず出んのんならほんでええわ。
      相変わらず超出悪い。
○排便系:漏らせへんかったらほんでええわ。
     相変わらず不意打ち的に超便意が、、、。
○ホットフラッシュ:こんなもんでもうええわ。
          しょっちゅう発生中。
○全身関節痛:これももうええわ。
       痛いと言えば痛いがこんなもんやろ。
○微弱なむくみ:枝葉末節。こんなんもうええわ。
○性機能障害:ふ~む、もうあかんわ、の半歩手前か。
○その他:とりあえず画像評価予定の2月初までは
     あまり気にせずいきましょか。

 来年も楽しいことを積極的にやろう。んっ??、今年以上にまだ遊ぶのん??、、、Yes!。


   2017年12月31日(日)Diary(日記)
    12月の成績、2017年の成績。

・体重60.5kg
・自転車×0km
・ローラー台×20days(30min/day)
・楽しい飲み会×3days

【今日帰ってきたとこなんで、結構疲れてます】3泊4日で妻とちょっと関東に行ってました。横浜でちょっといいホテル泊ってみて、東京で高校の同窓会出て、千葉で親の骨参り(納骨堂に居てる)して、茨城で弟一家と久々に会う。で、今年もあと2時間、ってなところで帰ってきました。では、みなさん、よいお年を!!。

 ではつぎ今年の成績。

○北海道旅行:5月に行きましたよ!。
       11月は九州にも行っちゃいました!。
○淡一:5月に行きましたよ!、前夜祭付で。
    ぼろ雑巾と化しながらもあと2回(つまり2年)は
    いけそうやなって言ってたんですが、、、。
○息子とチャリ:一応、行ったちゅうことで、、、次項参照。
○裏山チャリクライム×2:9月に息子と1回行きました。
    前項目標と併合の上、回数半分となりましたが、
    一応、行ったっちゅうことで。
○ピロリ菌除菌&胃カメラ:尿で検査したらピロリおれへん
    っちゅう結果やったんで、一応、除菌も胃カメラも
    なくして達成っちゅうことで。
    主治医には、死ぬなら前立腺がんなんで胃がんでは
    死ねへんよって言われました。
○読書20冊:青空除いて28冊、達成。
       ただし、目標が元から低いでなぁ。
○筋力アップ:最近、腹筋背筋腕立てしてます。
    各20、20、10ってな情けない回数なんで、
    もちろん筋力アップにはならない。
    ローラーはよく乗ったと思ってます。
    ほな、達成か??。
○家内安全:たっせぇ~~ぃ!。
      ただし、僕自身はピンチ(どうもならんのんで
      カウント外)。

【まぁ、よかったんでない?】なんやらいんちきくさいカウントではありますが、全般的にはまぁ、よかったんでないかと思います。本年もご愛読ありがとうございました。来年もまた、よろしくお願いいたしまっす。


   2017年12月31日(日)Books(本)
    12月に読んだ本。

 今年最終月は結局実質1冊のみ(青空も量的にはそれなりに読んではおりますが)。 来年はもしかするといやでもようさん読むことになるかも、、、?。

(1)失われた時を求めて2~スワン家のほうへⅡ
   /プルースト(訳:吉川一義)/岩波文庫
 あらすじとして述べてしまえば数行で終わってしまう事柄が、超修飾されて恐ろしく分厚い本になっている。超修飾部分にこの物語の本質があるわけですが、、、部分的に半分眠りながら読んでたりして。

(2)人を見抜く技術/雑学活脳研究会/サプライズブック
 年末にぶらぶら旅行行ってたんですが、途中のSAで妻の目に留まり購入されたもの。旅行中にお宿で読みました。まっ、別にわざわざ言われなくても、、、ってな内容ですが、人を見抜くには人と接しなければならないとのご指摘はごもっとも。途中のコラムで紹介されている過去の偉人の語録はなかなかよいかも。

(3)芥川龍之介シリーズ4/青空文庫
「藪の中」「トロッコ」「侏儒の言葉」「大導寺信輔の半生」
「玄鶴山房」「河童」他
 芥川終盤の作が含まれていますが、昔読んだ時のような自死前の異常な気配を感じることはない。なんでやろか、、、?。




     2018年



   2018年1月5日(金)Diary(日記)
    さ~て、今年はこんな感じでいったろかい。

 2018年が始まりました。石切さん初詣を息子娘加えた4人で終え(大混雑で昨年同様列外から間遠に拝むのみでお賽銭もなし、お百度には別途参ります)、病状に関し不確定要素満載の今年は以下みたいな感じでいったろかいな、って思ってます。

○東北旅行:今まで全国いろいろな所を旅行してきましたが、
    居住地からの距離の関係で東北地方はやっぱりかなり
    手薄。妻とは福島までしか行ったことないんで、
    GWの後ろに有休付けて延長し昨年の九州みたいな
    スタイルでぶらぶら行ってみようかと思う次第。
○淡一:GWは上記のとおり無理なんでちょっと難しいのかも
    しれませんが、できればまた大学同窓生2人と合計
    3人で行きたいなぁ(この場合僕は客車)。 プラス
    何人かでミニ同窓会もどき前夜祭ができれば更に
    うれしいが、、、。
    日程合わなければソロで挑戦してみよう。
○裏山チャリクライム:高度ゲイン800m、往復で45km。
    昨年は息子にアシストしてもらってやっと登り
    ましたが、、、。今年はアシストもらえないんで
    ソロで(厳しそ~)。
○読書20冊:まっ、プルーストもあるし、昨年に引続き
    低い目標っちゅうことで(つまり入院はしない前提、
    入院するならもっと読みます)。
○卒業:まず今期中(3月まで)に卒論と卒ゼミ以外の
    必要単位をとりきる。そして、2018年度上期に
    卒論と卒ゼミをクリアしたい。かわいい通信制仲間
    (17歳の少年、この子は高校生)と、がんばろな
    って約束したし。ただ、もし2月からドセ開始と
    なると他との兼ね合い(ここでは言えない目標も
    あったりして、笑)で厳しいかも、、、なんて
    今から言ぅとってはあかんやないですかぃ。
○同窓会×2:未確定なれど夏辺りに高校同窓会がある予定。
    11月には大学同窓会が既に確定している。
    どちらも行くよ、体調にかかわらず。
○高校時代の担任の先生に会う:高校3年間ずっと担任して
    いただいた先生に会おう。ろくにお礼も言わずに
    卒業し、それ以来長年音信不通にしていました。
    同窓生からご住所を聞き、3年前から年賀状での
    ご挨拶を開始したのですが、やっぱり直接お会いして
    御礼を一言申し上げたいと思うようになりましたので。
○うなぎ食う:桑名の親戚のうなぎ屋で自費でうなぎ食う。
    前回ただ食いしてしまいましたもんで今度は自費で。
○家内安全:昨年自立した娘、今年自立予定の息子も含めて。

んっ??、昨年を上回り9個もあるやんか。なんやへんなんやら無理っぽいのんやらも混じっておりますが、今年も貪欲にいければええなぁ。『迷ったら、やる!』。


   2018年1月14日(日)Diary(日記)
    恒例の牡蠣、今年は更に○。

 さて、恒例の牡蠣、日生「はましん」まで行ってきました。
 今年はここ暫くかなり寒い日が続いていたので、例年にも増して牡蠣は大きくぷりぷりで更に○(マル)。 順に、酢牡蠣(2個)、焼牡蠣(4個)、竜田揚(4個)、土手鍋(4個)、フライ(4個)、陶板焼(3個)、吸い物(1個)、計22個の牡蠣を満喫(もちろんご飯もついてます)。
 超うま!!。特に、酢牡蠣、焼牡蠣、竜田揚は絶品!!。これは現地に行かなければ絶対に味わえないおいしさです。一人税抜4千円、これならほぼ丸一日かけて行く価値十分にあり。本音を言えば、牡蠣多すぎなんで後半の味噌陶板焼は豚肉かなんかのバター焼きの方が嬉しい気がしますが、まあ、これは文句言うほどのもんでもなしでしょうか。(牡蠣飯もオプション料金で選択可ですが、こんだけ牡蠣食うたらもう牡蠣いらんわなぁ。僕らはもちろん白飯です。)

 息子がこの4月から東京で就職なんで、4人で行くのはこれが最後かも。僕の体調この先不穏な感じではありますが、来年も娘と一緒にまた行きたいです。


   2018年1月16日(火)Fight(闘病記)
    さて、今年最初のPSAは?。。

 13日(土)にゴナ注ゾメ点して血採って、血液検査の結果を例によって今日LINEでもらう。
   PSA=0.98
先月まで0.36→0.40→0.88と来てるんで引続いての倍増を恐れておりましたところ、なんとか微増で踏ん張ってくれており、若干の進行傾向ではあるものの実質最終兵器アビラテロンはまだ一応効いている感じでしょうか。
 とりあえずよかったです。とは言えこの先さほど長いわけではないことに変わりはなく、生活面ではここで緩まんようにせななぁ~~~、なんですが、大学のビデオ講義受けてると眠ぅて眠ぅて、、、。(まっ、この期に及んで結構お気楽に緩みまくり??。)

  次回2月10日は画像診断結果がわかる予定。果たして転移は進まずに踏みとどまってくれているのか、、、??、請うご期待。


   2018年1月20日(土)Diary(日記)
    恒例のお百度。

 今年も恒例の石切お百度行ってまいりました。2014年1月20日(月)にがん宣告を受け、同26日(日)に最初に参って以来、毎年1月に参ってはお守り一つずつ買い足してってます。4年経過し今年は5回目。直前のPSA上昇が思ったより緩慢やったもんで、まぁ、よい兆候かもって思ったりもしますが、ここまで来たらたぶんもうどぅもならんもんで、病は病として置いといて僕は僕で粛々と歩みを前に進めるしかないのんやろなってな感じでしょうか。お百度もその一環(??)で、運が良ければ効果があるやもしれんって??。

 で、レガーロでランチ。こっちが目的やったりして、、、。


   2018年1月31日(水)Fight(闘病記)
    1月の体調。

 腰部MRI、造影CT撮り終わって評価待ち。あさっては骨シンチ予定。では、つまらん報告をどうぞ。

症状:
○腰痛脚痛:先月末に同じ。MRI評価待ち。
○排尿障害:先月末に同じ。
○排便系:先月末に同じ。
○ホットフラッシュ:先月末に同じ。
○全身関節痛:先月末に同じ。
○微弱なむくみ:先月末に同じ。
○性機能障害:先月末に同じ。
○その他:特になし。

 んっ??、なにこれ?、ほんまつまらんわ!!。


   2018年1月31日(水)Diary(日記)
    1月の成績。

・体重61.2kg
・自転車×0km
・ローラー台×22days(30min/day)
・ウォーキング5km×3days
・楽しい飲み会×0day

【骨密度アップには衝撃を】テレビ見てたら、骨密度上げるには跳んだり跳ねたり走ったり歩いたりして脚の骨に地面からの衝撃を与えることが必要なんですと。これに関してはチャリではあかんのんですと。で、ウォーキングも入れるようにしてみたりしてんのんですが、今月は3日止まり。勤務先で無聊に座ってるだけの平日歩数は6千歩程度で弱った老人並みです(まぁ、弱った老人みたいなもんですが)。 これで大丈夫なんでしょうか?。がん発覚前は10%切ることもあった体脂肪率は最近は17%超えたりして(うちの体重計で測った値、たぶん実際値は+5%くらいと見てます)、こんなときは骨量値も少ない。ゾメ点してる骨粗鬆症予備軍の僕としては若干心配です。

【活動量計が新しくなる】ほんで、寝ても覚めてもいつでも手首に巻いてる活動量計ですが、階段昇降カウントせんようになって久しく、最近は心拍数計も怠けだして高心拍領域では“しかと”モードに入ります。歩数はまだカウントしとるとはいえ、まっ、つぶれたっちゅうことで新品買いました。妻は「えらいつぶれんのん早いやんか」って怒ってます。管理アプリ変えんの面倒なんで今のんと同じガーミン製の新モデル(vivosportっちゅうやつ)にしたんですが、今度は壊れずにどんだけ働いてくれることやら、、、?(妻の視線は若干冷たいが、GPSとかストレス計とかついてて結構おもろかったりもする)。


   2018年1月31日(水)Books(本)
    1月に読んだ本。

 プルーストは分厚くて疲れるので、妻がときどき買ってくる新書を挟みました。新書って物理的に薄いんで(たいていの場合内容的にも薄い)、すぐ読めてうれしい。

(1)失われた時を求めて3~花咲く乙女たちのかげにⅠ
   /プルースト(訳:吉川一義)/岩波文庫
 ほんの少しの物語の進展に対する想像と意識の飛躍なき無限の展開。まだまだ先は長い。

(2)孤独のすすめ/五木寛之/中公文庫ラクレ
 嫌老社会における老人の在り方について語ったもの。新書の中ではまっとうな部類とは思いますが、主張が拡散してしまっている感が否めない。老人、衰えを自覚し思い出を辿りながら社会とのかかわりをゆっくり考え直すもまた良し、とのことでしょうか。僕の理想の老人は、自立、自律、貢献、覚悟、矜持、かな。(長期の薬漬けにより体はたぶん実年齢プラス10歳程度かと思われますのでそろそろ老人論を語っていいかも?、笑。理想はまだ遠いのです、更に笑。)

(3)遺言/養老孟司/新潮新書
 ヒトは外界とかかわるにあたり、動物的感覚所与を意識の世界まで持ち上げ、その意識を複数のヒトの間で共通化しようとする。共通化のレベルは一様では全くなく、情報とはそれをできるだけ一様にしようとして固定化するもの。しかしその努力にもかかわらず、ヒトの意識は流動するもので共有化できないのです。情報と意識を取り違え「意識は共通化できる論」で動いているように見える社会に解剖学者的危機を感じて情報発信する著者の意識は分からんでもない(つまりこれは僕が「共通化できる論」に陥っているっちゅうこと?)ですが、なんでこれが遺言なんやろか?。因みに、ヒト以外の動物の外界とのかかわりは、感覚的所与にとどまっているらしいです。(どうもそうでもなさそうとの最新の研究発表などもあるようですが。)

(4)芥川龍之介シリーズ5/青空文庫
「或阿呆の一生」「歯車」他
 芥川自死の齢をはるかに超えた今、遺稿的これらの文章を読む印象は若き日のそれとは大きく異なる。圧迫してくる不安感よりもそれを受け止めるある種無力な静謐を強く感じます。


   2018年2月13日(火)Fight(闘病記)
    アビラテロンもしかして効いてる?。

 10日(土)、主治医のせんせとこ行って画像診断結果聞きました。大雑把にいえば、
  造影剤CT:内臓系に転移なし
  腰部MRI:L3/4/5/Sにてdiskの膨隆、
        metaを疑うmassは認められない
  全身骨シンチ:右第9肋骨転移縮小
っちゅうことで、唯一の転移病巣は縮小なんでほんでよし!ってな判断らしい。ちなみにmeta=転移、mass=病巣(の塊)。 MRI所見の
  「metaを疑う、massは認められない」
   ってどうなん??ってしつこく聞くも、
  「metaを疑うmassは認められない」
   のどこがわからんのん??
って話がかみ合わず、metaを疑うってmetaとちゃうんかい、ってなもやもやが残る。ほんでもアビラテロンの効果は今のところ良好やで、っちゅうことで、治療は変更なくこのまま継続となりました。

 さて、本日LINEで送られてきたPSA値は、
  PSA=0.91
ちょっと下がりました。主治医のせんせによると去勢抵抗性段階では画像診断とPSAがリンクしないことはままある事象らしいんですが、昨年8月のPSA=1.54より低い値やし、転移も縮小なんで、僕の場合は画像診断とPSAがリンクしてる感じで、まぁこんなもんでええのんやろと。でも、「metaを疑う」がなんか引っかかるやんか。

 ほんで今日は整形を受診。腰痛は悪化している感じやし、MRI所見は「metaを疑う」やし、受診前は実は心配でした。しかし、腰椎間板ヘルニアは前回MRI(2016年10月25日)と変わってへんよ、っちゅう診断やったし、MRI所見については
  「metaを疑う“根拠となる”massは、認められない」
   っちゅうことやで、
って一語足して解説してもらって意味がやっと把握でき、読点の位置により意味がひっくり返ってしまう日本語の難しさを体感しつつ、腰椎転移はなく且つ腰椎間板ヘルニアも悪化してないっちゅううれしい結果を認識できたわけです。あぁ~、よかった。転移を恐れるあまり無意識に読点打つ位置勝手に変えて解釈してははいけませんね。
 ところで、昨年末の高校同窓会で自称腰痛手術の名医の整形外科医がデータくれれば診るよって言ってくれておるんですがどうやろか?、って、整形のせんせに打診してみたところ、ええよん、その友達せんせが何て言ってたかまた教えてね、ってなことで、MRI画像データ入手しました。ほんで、家帰ってパソコンで画像データ見てみたんですが素人にはさっぱりわかりません。さて、名医の判断はどうでしょうか、楽しみです。

 そんなこんなでアビラテロンもしかして効いてる?、って一応ほっとしながらも、腰痛酷いし、やっぱ腰椎転移は恐いでなぁ、ってな今日このごろ。

P.S.:件の自称名医の友人整形外科医ですが、
     他称も名医のようです。


   2018年2月20日(火)Fight(闘病記)
    体調不良で会社お休み。

 日曜日、結構ストレスフルなイベントがあったからか、その晩外食している途中から口内上あご部に超でかいぶよぶよな血豆が急に出現し、帰宅する頃にはぶよぶよマックスで話すのんもつば飲み込むのんも困難となってしまいました。ほどなく血豆は自己破裂して結構な量の血を吐きだしたんで、とりあえず話も飲み食いも一応は可能となるも、なにかと痛いんで翌日の回復を期待して早々に睡眠に入る。
 翌月曜、残念ながら全然回復しておらず、朝は牛乳と野菜ジュースの2種液体のみ摂取して出勤し、なお回復思わしくなく昼は抜き、帰宅後の夕食もちょびっとだけしか食っておらん状況。

 ほんで、本日、なんやら明け方から頭痛くって半眠り状態が続いていたところ、定刻に起床を試みるもやっぱ頭痛は酷いし全身しんどいんで起き上がれずふとんでうだうだ。で、結局会社お休みしました。
 休むって決めて、もう今から出勤しても間に合えへんわ、ってな時刻になるとやっぱ元気出るんですねぇ(笑)。 おかげで確定申告やらなんやら、家でせなあかん用事がかなりはかどりました。

 この口内血豆と体調不良、いったいなんやったんでしょうか?。以前もちっちゃい口内ぶよぶよ血豆はたまにできてましたが、こんなにあと引くでかいのんは初めてです。毎年暖かくなりはじめは頭痛いですが、会社休むことはまずないです。まぁ、やっぱ、薬にやられて体弱ってるっちゅうことですね。自覚して節制する必要がありそうです。


   2018年2月20日(火)Diary(日記)
    お~ぃ、戻ってこぉ~ぃ。

 本日、しんどくって会社休んでしまいましたが休む決心したとたんに元気出てきたんで、溜まってた家用事をこちょこちょしておりました。
 メインは国家に拘置されておったお金を呼び戻すべく、ネット使ってのめんどくっさい手続(世はこれを確定申告と称す)。 しかしさすがに5回目となると比較的円滑に事は運び、思ったより短時間で終了しました。結果、なんと12万円以上も呼び戻せるとのことで、ちょびっとうれしい感じです!。裏を返せば医者と薬屋によっぽど大金貢いでおったっちゅうことですね。確かに最近のカード引落額、毎月びっくり仰天なんで、口座残高かなり気ぃつけなやばいです。

 っちゅうわけやから、お~ぃ12万円よ、早うに戻ってこぉ~ぃ!。


   2018年2月25日(日)Diary(日記)
    外観このままもぅちょっと。

 確か平成4年に結婚したんで昨年が銀婚式やったはずなんですが、そんときはまだ再燃前でそんなことは全く眼中になし。ところが8月に再燃宣言受けて年末時点で下手したら今年2月からドセか?ってな状況も視野に入ってきたところ、ドセやと外観変わる可能性大なもんで嫌がる妻を連れて今月前半、写真屋で写真撮ってみました。若干機を逸してはおりますが銀婚式記念っちゅう名目で普段着で。まっ、結局ドセはまだっちゅうこととなったんで、今でなくてもよかったわけではありますが、、、。
 ほんで本日、撮影日に確認した状況からの劇的な修正効果を期待しつつ出来上がった写真を見てみると、ふ~む、こりゃあかんです。妻があとで眺めるにしても、トリミングされて枠内に納まるにしても何れにしてもあかん。まぁ、1年毎に更新していこかって妻とは話しておりますので、つまり来年までは外観変動抑える必要があるっちゅうことですね。ありがたいことにまだアビラテロンが効いてくれているようで、まっ、いけるやろ、って思ったりもしておりまして、ほなアビラテロンちゃんよろしくね!って、えぇぇ?おぃ!、人任せかよ!??。いえいえ、ちゃんと1年1年を大切に、ええもん食ったり遊び回ったりローラー回したりの自助努力は怠りませんよ(と言いながらも余命に関してはアビラテロン頼り)。

P.S.:銀婚式なら腕とって見つめ合ったポーズでも
     1ショット、って写真屋が言うもんで試しに撮って
     みましたんですが、これが結構良かったりしました
     です(笑)。


   2018年2月26日(月)Fight(闘病記)
    ノーマーク新薬。

 一応、新治療の情報はFDA承認を中心に比較的頻度高くチェックしておるのですが、どうせ大した情報あれへんねやろなって久しぶりにネット眺めてみましたところ、聞いたことない薬がFDAでいきなり承認されとるやないですかぃ?!。アパルタミド、非転移性去勢抵抗性前立腺がんに対し無転移期間延長効果ありで2018年2月25日に承認(日本ではまだですよ)。 新手のアンドロゲン受容体阻害剤らしいです。非転移性が対象とはいえちょびっと転移してる患者にももしかして効きそうやんかぇ♪?。今の流れからいくと日本でも短期で承認されそうな気がして、期待!(でもこの薬の日本語情報少ないみたいなんで日本では試験あんまりしてへんのんやろか?、、、ちゃんと見てないんで詳細不明)。 それにしてもこんな場合、普通はFDA承認前になんかしら情報つかめそうなもんですが、今回は全くのノーマークでして日頃の杜撰調査が見事に露見した形となり、僕のリサーチ力の低さに妻はあきれ返って苦笑してましたです。

 ほんで、昨年5月に一度まとめたNCCNガイドラインと薬について最新状況を欄外に追記してみましたよ。ついでに僕のPSA推移もまとめてみました。だから、何?。
  ○前立腺がんNCCNガイドラインT3bN1M0:(省略)
  ○前立腺がんの薬:(省略)
  ○PSA推移:(省略)

P.S.:プレシジョンメディシンについては2017年7月8日
     記事を参照くださいな。


   2018年2月28日(水)Fight(闘病記)
    2月の体調。

 転移縮小、腰椎間板ヘルニア悪化なしってわかると、同程度の腰痛でも気がだいぶんと楽だったりする。

症状:
○腰痛脚痛:先月末に同じ。
○排尿障害:先月末に同じ。
○排便系:先月末に同じ。
○ホットフラッシュ:顔がほてって真っ赤になることが多い。
    子ども返り?。
○全身関節痛:先月末に同じ。
○微弱なむくみ:先月末に同じ。
○性機能障害:先月末に同じ。
○その他:特になし。

 んっ??、やっぱりつまらんわ!!。


   2018年2月28日(水)Diary(日記)
    2月の成績。

 今月はほとんどの土日が基盤再整備(??何これ??、仕事みたい、笑)に費やされたことに加え、体調崩した日もあって成績は不振。

・体重59.5kg
・自転車×0km
・ローラー台×18days(30min/day)
・ウォーキング5km×3days
・楽しい飲み会×0day

【運動量少ない】運動した日は21日なんで全28日中75%。こう書くと結構いい感じに見えますが、運動除くとほんま入院患者並みしか動いてないんで運動日率はやっぱ80%程度を維持しないとまずいと思ってます(ちなみに先月は80%)。 でもこの先しばらく土日は基盤再整備でローラー乗られへん感じやしなぁぁ。

【楽しい飲み会、2か月連続で0day】“0”ってちょっと寂しくはありますが、まぁ、現実はこういうこと。職場でよいしょの真逆を地で行く取扱い注意のロートル平(ひら)なんで、自業自得やね。ところで「ロートル」って「老頭児(ラォトゥァル)」なんですと。知ってました?。


   2018年2月28日(水)Books(本)
    2月に読んだ本。

 プルーストはやっぱなかなか手強いですね。で、違うのを2冊挟んで今月は終了。

(1)失われた時を求めて4~花咲く乙女たちのかげにⅡ
        /プルースト(訳:吉川一義)/岩波文庫
 この主人公、やり手のような奥手のような、、、そして妄想。

(2)戦争の大問題/丹羽宇一郎/東洋経済新報社
 戦争は避けるべきとの主張はその通りだと思います。いくつかその理由が挙げてあるのですがその中で損得勘定が強調されている。つまり、戦争は勝っても負けても損であると。その通りではありますが、せっかく戦闘経験のある方々にお話を伺ってきたのだから、「戦争は道徳も理性も壊してしまう」ことにもっと軸足を移した方が真実が正しく反映されると思います。確かに著者のような損得勘定のプロからすると自己の専門領域の方が一般人に説明しやすいのでそれはそれで一つの訴求手法と言えそうですが、戦争とは「為政者が自己の得のために国民に損を強いるもの」なので、損得論で戦争回避を語っても既に自己矛盾に陥っており実は説得力はない。やはり、戦争では「敵にも“味方にも”殺されず生き残るために人は道徳をなくしてしまう」のでありそれは「理性では回避できない」のだと、もっと強く主張して欲しいです。そして道徳も理性もなくしてしまうのは前線のみならず銃後もまた同様なのだと。

(3)熊野木遣節/宇江敏勝/新宿書房
 民族伝“奇”小説とのことです。別に“奇”ではないと思います。ストーリーとしては凡庸かと思いますが、伝承されることなく朽ちていく地方の風習が丁寧に描写されている。これらの風習は、僕らの子供世代にとって既に理解不能となっているのではないかと残念に思いますが、それは文化の伝承を軽んじてきた僕たちの世代の責任なのでしょう(例えば僕なんかは中部地方山間部にある父の生家を無意識に想像しながら読むわけですが、息子や娘の場合はたぶん想像する具体的対象がない)。 伝承はされなくとも理解共感できるようには引継いでいきたい気がします。そして個人的邦外在住経験から思うに、日本人がグローバル化に対応していくためにはこの種の文化的ルーツこそがむしろ大切なのではないかと。

(4)芥川龍之介シリーズ6/青空文庫
「上海遊記」「澄江堂雑記」「木曽義仲論」他
 芥川シリーズこれにて完了。思ったより長くかかりました。

(5)夏目漱石シリーズ1/青空文庫
「永日小品」他
 漱石に突入。


   2018年3月4日(日)Diary(日記)
    超久々チャリ外乗り。

 昨日は市内に出てました。今年初!、なんと長きにわたり田舎で蟄居していたのかと感無量ではありますが、 実は郊外へのお出かけはほぼ毎週行われておりいうほど暇な生活であったわけではないです。
 ほんで疲れたのか本日は若干遅寝、とはいってもいつもより2時間遅かった程度で昔のように長時間寝られるわけでは全然ない。毎年のようにこの時期は頭が重たいんですが、天気がよかったもんでちょっと花粉吸いに行ってきました。鼻腔内にべとべと軟膏塗りたくって顔に細粒拒否スプレー吹きまくってのち、愛車をローラー台から取り外してホイールを装着して出発。なんと、超久々4か月ぶりのチャリ外乗り、これではチャリ乗り名乗れませんね。信号ない道選ぶといつの間にやらなにもこの時期こんなところに来んでもってな杉いっぱいの山間部を必然的にたどることとなりまして、できるだけ鼻呼吸でと心掛けるも登りでは速攻口ぱくで悲しいかな花粉吸いまくり。まっ、しゃあないか。で、チャリ屋寄ってチューブ買って帰ってきました。
 39km、ちょっとだけ遠回りして40kmにしよかなと逡巡する間に家着いてしまいましたもんで、39km止まり。ほんで、妻の怒りを微妙に回避しつつ1月末より導入したNew活動量計のGPSがしっかり動作していることを確認できました!。これで妻のiphone借りなくてよくなったわけですが、「よかったやん」て言う妻の顔には「ほとんど外乗りせぇへんくせに偉そうやんか」って書いてましたです(笑)。 まぁ、ぼちぼち外乗りしますよ、淡一も行かなあかんし。


   2018年3月7日(水)Fight(闘病記)
    名医による腰痛診断。

 名医友人に腰部MRI画像を送り症状詳細を連絡して意見を聞きました。所見は「大丈夫、痛くても心配なし!」でした。この一言を発する前に実はかなり細かく見てくれていて、腰部脊柱管狭窄・腰椎間板ヘルニア・関節水腫・腰椎間板変性とそれらの位置などを指摘しつつも、いずれも画像上は軽度にとどまっており多少痛くても整形外科的には心配なし、リリカとオパルモンを継続服用しながら現行運動療法しつこく続けよとのこと。処置としては今診てもらっている整形のせんせと一致しておって安心しました。彼、内視鏡下での椎間板ヘルニア手術・同脊柱管狭窄症手術の名医と言われており、手術大好きみたいなんで「手術する?」とか言われそうな気がしてましたが、自己の得意に偏ることなく冷静的確な診断により大きな安心材料を提供してくれました、ありがとぉぉ!。(もしかするとこんな程度で痛い痛いってごたごた言うなってなことかもわかりませんが、笑。ちなみに分野は違いますが主治医のせんせは「手術する?」タイプですね。最初にD1診断されたとき「なんぼ手術大好きなわしでもこれはさすがに手術は無理や」って言ってました。)

 というわけで、腰は痛いが頑張る!、ですかね。ちなみに現行運動療法とは、朝に15分程度みっちり柔軟体操、晩飯あとに腹筋背筋腕立てちょびっと+ローラー30分、です。言われてみればこれが結構いいような気がしてくるやないですかぃ!(乗せられやすい?)。


   2018年3月13日(火)Fight(闘病記)
    分子標的薬と新薬まとめてみました。

 ちょっと分子標的薬と新薬まとめてみましたんで、ご参考にどうぞ。
 注)素人細工なんで鵜呑みにするべからず。
    ○前立腺がんNCCNガイドラインT3bN1M0:
     (割愛)
    ○前立腺がんの薬:(割愛)
    ○前立腺がんの分子標的薬:(割愛)
    ○前立腺がんの新薬:(割愛)


   2018年3月19日(月)Fight(闘病記)
    3月のPSA。

 17日(土)に例によってゴナ注ゾメ点してもらって大金叩きつけてきました。で、今日LINEで受け取ったPSAは、
   0.99
っちゅう、びみょ~な値。前々回の0.98から前回はちょっと下がって0.91やったんで喜んでいたところで今回のこれ。ふぅん、まっ、ジャンプアップしてないんでいいんでないでしょうか、っちゅうことで、よろしく。


   2018年3月28日(水)Fight(闘病記)
    またしても結構な量の血を吐き出す。

 表題見ると、おっ!?、とか思ってしまいますよね。しかし、見かけ倒しです。

 本日は妻が昼間外出しておったため、夕食は買い置きされていた賞味期限間近のピザ。ちょっと間ご機嫌に食っておったのですが、途中からまたしても口内上あごにぶよぶよな大血豆が出現。前回(2月)ほど酷くはありませんでしたが、1時間ほど不快なぶよぶよを口内で養ったのち、自己破裂による結構な量の血を吐き出して一応決着。
 ジャンクフードに物理的化学的に口内体内を刺激されたせいなんやろか、まぁ、長年大量の薬を服用しておるがため体質も変わってきているということなのでしょう、あまり調子に乗らず規則正しい生活をすべしとの警鐘と理解しますかね。現実には全然調子になんぞ乗っておりませんが(妻に異見あり?)。


   2018年3月31日(土)Fight(闘病記)
    3月の体調。

 超つまらん報告ですが、、、。

症状:
○腰痛脚痛:先月末に同じ。
○排尿障害:先月末に同じ。
○排便系:先月末に同じ。
○ホットフラッシュ:先月末に同じ。
○全身関節痛:先月末に同じ。
○微弱なむくみ:先月末に同じ。
○性機能障害:先月末に同じ。
○その他:特になし。

 わざわざ記事として上げる必要もなし、ですか。超つまらん報告ということは、がんはそこそこおとなしくしておるということで、つまり平和ということ。ほな、えぇやないですかぃ。


   2018年3月31日(土)Diary(日記)
    3月の成績。

 運動日21日。足りないですね。

・体重59.5kg
・自転車×30km
・ローラー台×18days(30min/day)
・ウォーキング5km×2days
・楽しい飲み会×1day

【成績悪し】今月は1週間以上も息子がローラー部屋に仮住まいしてたもんで、ローラー乗れませんでした。檜花粉で体調すぐれない毎日(泣)。


   2018年3月31日(土)Books(本)
    3月に読んだ本。

 最近、夜中あるいは夜明け前に目が覚めてしまって眠れないことが多いもんで、そんな時は寝床で本読んだりします。それもあって、まぁ、いいペースでしょうか。

(1)失われた時を求めて5~ゲルマントのほうⅠ
        /プルースト(訳:吉川一義)/岩波文庫
 主人公、いつの間にやら侯爵夫人に色目使ってますやん?。現代人にはわかりかねる部分がありますが、当時の貴族ってお金持ちだったんですね。そして高級娼婦と貴族との関係??。結構乱れているようです。

(2)ふたご/藤崎彩織/文藝春秋
 セカオワっちゅう有名バンドの一員の作らしいです。音楽の方は本著の先入観を排して聴きたいものですが、、、。

(3)おらおらでひとりいぐも/若竹千佐子/河出書房新社
 最新の芥川賞受賞作、晩年デビュー作家による老人の物語。結構共感できる部分があります。人生晩年となるとひとりでいぐことを受け入れないといけないのです。

(4)夏目漱石シリーズ2/青空文庫
「吾輩は猫である」「坊ちゃん」「野分」他
 猫、おもろいです。昔読んだとき(たぶん中学生)はいっこもおもろなかった記憶がありますが、今読むとこりゃおもろい。お手本ですね。ほんで、草枕はこのブログによると2014年8月にも読んでるみたいです。まぁ、名作は何回読んでもいいわけですが、概ね半分以上進まないと昔に読んだ記憶はよみがえってはこない。つまり、名作でもあんまり印象には残っていないということですか。


   2018年4月1日(日)Diary(日記)
    新年度早々いきなりやばない?。

 ここ3日ほど僕の住む辺りは桜満開、例年より早い桜に彩られて本日新年度が始まりました。
 さて、どこで何してたかは置いといて、昨日土曜と本日日曜はいずれも昼夜外食となっております。ほんなもんで食いすぎやし、おならがくっさかったり、口内状況よろしくなく妻に口臭指摘されたり。おまけに大した積極的理由もないままローラーはパス。これって、新年度早々いきなりやばない?。


   2018年4月10日(火)Fight(闘病記)
    記憶の糸が切れる。

 土曜日はちょっと違う場所で寝ることとなりおまけにえらく寒かったからか、そっから未だになんやら体調超悪し。咳は出るわ、鼻水垂れるわ、頭痛いわ、、、。
 ほんで、今朝もいつものとおり今日一日分の大量の薬(錠剤6種12錠、カプセル1種2個、粉薬2種6包)を準備してたんですが、その途上プレドニンを見ながら、「この薬って何とか剤っちゅうしろもんやったと思うねんけど、その何とかってなんやったかいな?」って何故か気になって、延々記憶をたどるも全然思い出せない。確か素人判断で使ったりやめたりすると結構やばいやつやでなぁ、娘がイギリスで塗り薬大量処方されて遠隔地日本から心配したやつやでなぁ、膠原病とかでも使うやつやでなぁ、ホルモン剤の一種やったでなぁ、って頭はぐるぐる回るんですが、やっぱり思い出せないままフェロモン?とかちょっと違う単語が脳裏にこびりついて離れない。1時間ほど考えながら別作業してたもののやっぱりギブアップで、結局以前にまとめた薬表で確認しました。
 答えは「ステロイド剤」。最近記憶の糸が切れてしまって忘れるはずもなさそうなことがどうにも思い出せないことが多いです。この記憶不全と本日の体調不良とはたぶん関係性は薄い。どうもここにもアビラテロンその他薬剤の(負の)効果が出ている感じですね(本来の正の効果ももっと期待したいなぁ!?)。


   2018年4月17日(火)Fight(闘病記)
    PSA上がってます。

 14日(土)、採血ゴナ注ゾメ点。開業医なのにいっぱい看護婦さんいてはって(繁盛しとって結構な感じ、男性看護師はいない)、今回は今まであんまり話したことなかった看護婦さんに腕やら腹やらに針さしてもらいながらぼちぼち話してたんですが、流れで僕の職業の話になり「普通のサラリーマン」って答えたら、「奥さんいつもご一緒ですよね、夫婦ともおしゃれにしてはるし、ギョーカイの方やと思ぅたわ」ですと。そりゃ看護婦さん、視点ぼけてますわ。
 ほんで診察ですが、せんせ曰く、「PSA上がりそうで上がれへんのんで治療はしばらくこのままやな。他のがんなら本来もう死んでますからね。」???。前半はええけど後半は意味不明。まぁこのせんせとも付き合い長いんで、気ぃ抜いて楽観しとったらあかんよっちゅう意味やなってわかるんですが、これ、他の患者さんに言うたらどうなんでしょうか?、って思います。で今後は、PSAの状況にもよるけど8月に画像撮って骨転移見ながらラジウム223投与時期計る感じでいきましょかとのこと。ラジウム223はアビラテロンとの併用不可で必ずしも延命効果が証明されているわけではないが、骨転移あり内臓転移なしの状態なら経験上全体の進行を遅らせられる感じとのこと。僕が調べた情報とも一致しています。
 ちょっと話変わるけどアパルタミドは日本でも承認されるやろか?って聞いてみたら、「それ、ギョーカイニュース今朝見たらイギリスの学会で報告されとったわ、米、EUと来とるんで近く承認されるやろ」ってせんせ、研究熱心な一面をのぞかせておりましたところ、「治験なら近大かなぁ、近大のせんせともちょこちょこゴルフ行くからなぁ」って、話はいまいちよくわからない方向に。日本での申請は骨転移なしが条件なんで僕の場合は承認されたとしても適用外になるんですが、この件と承認時期の件すっ飛ばしながらもそれらを踏まえて治験に話が飛んでおるわけですね。せんせの考えてることは大体わかりますし急ぐ話でもないんで、今回はまぁ、こんなとこで勘弁しときましたです。

 ほんで、今日LINEで送られてきた血液検査の結果は、
   PSA=1.14
上がってます。びみょーな領域ではあるものの、アビラテロン効果は確実に薄くなってますね。しかしまぁ、まだ治療は変更なしでええっちゅうせんせのコメントついてたんで、とりあえず来月診療まではこのまま。っちゅうわけなんで、GWのあわいちも東北ぶらぶらも行くっちゅうことです。
 今後、骨転移拡大内臓転移なしならラジウム223、内臓転移ありならドセ、となるわけですが、最近の学会の傾向はネクストラインは早めに開始すべしとなってきているようで、アビラテロン効果が薄れつつある今日の結果を踏まえると、速やかに画像診断して6月辺りからの治療変更を覚悟しといたほうがよさそうです。


   2018年4月22日(日)Fight(闘病記)
    今回は血は吐き出さず。

 本日昼過ぎ、またしても口内にぶよぶよ大血豆が出現。今回は前2回の上あごと異なり舌の左側面下側。昨日晩から今日の昼まで、振り返ってみればジャンクな食生活やったんでこれがあかんかったんやろか?。しゃぁないんでふて寝してたら夕方には一応ぶよぶよは縮小してました。今回は血は吐き出さずじまいでよかったです。
 で、晩はおとなしく粥なんぞ食してローラーにも乗ることなくとっとと寝ることとしましたとさ。


   2018年4月26日(木)Fight(闘病記)
    これ、やばいんでない??。

 本日午後3時頃、勤務先の洋式個室でのんびり排便なぞしておりましたところ、排尿時違和感が走り股の間を覗いてみると、なんとびっくり、長さ4~5cmはあろうかというどろっとした赤黒くぶっちょいなめくじみたいな血の塊が狭い尿道潜り抜けて登場してまいりました!!。ほんで、その前後は結構明確に赤い血尿で、一時透明尿に戻るも、最後にもう一度薄い血尿となって排尿終了。
 確かに最近、なんかちっちゃな黒っぽい塊みたいなんが出た気がするなってなことが2回ほどあったんですが、流れて水溜りで溶けてしまうのか証拠逃して確定できずじまいで、まっええか、って忘れてたところ、今回はブツがやたら巨大だったせいもあってはっきり目撃しました。たぶん、晩期放射線障害による膀胱からの出血ですね。昨年1月の膀胱内視鏡によると、まぁ、そのうち出血するわなぁっちゅうことでしたんで。次回5月19日診療で、また膀胱内視鏡ぶち込まれてしまうやもしれません。いややなぁ、、、。

 あわいち直前に、これ、やばいんでない??。右膝も昨日辺りからやけに痛くって、しゃがみ姿勢からの立ち上がりが結構困難。あわいち直前に、ほんま、これ、やばいんでない??!。東北ぶらぶらも行かなあかんのに、これ、やばいんでない??。
 でもまぁ、ごちゃごちゃ言ぅてもしゃぁないわな、どうせ元々かなりやばいわけやし状況は大して変わらんっちゅうことで、よろしく。


   2018年4月29日(日)Diary(日記)
    行ってきました、あわいち!。

 1週間前に右膝“ぐきっ”ていわしてしまってました。おかげで何度かしゃがみ姿勢からの立ち上がりに下手打ってしりもちついたりしてました。3日前は血尿とともにでっかい血の塊が出ました。ふんっ!!、だからなんやっちゅうねん!!。
 で、前夜祭は西明石に集合(西明石には誰も住んでいませんが)。 やっぱ、気の置けない仲間が集まるのは楽しいですね。翌朝早かったりその日のうちにそれなりに遠くに帰らなあかんかったりで、夕方から4時間程度で2次会もなく切上げざるを得ないんですが、それでも大学同窓生が7人も集まってきて昔と同じようにわいわい飲み食い。この時点では例によってあわいちは隅に追いやられておるわけですが、別れ際には「明日は無理せんと、でもがんばりや」、「おけ。がんばるわ」ってな感じになってました。

 さて、なんと今日のあわいちは驚くほど好調で、右膝と尿道(膀胱?)に爆弾を抱えながらもほぼなんも問題なく160km走ってゴール!。最悪道端でしたるわい!ってな開き直りがよかったのか、排便コントロールも問題なし。まっ、敢えて言うなら、終わってみればやっぱり右膝死にかけやったり、サイコンが途中から故障してゴールまでの距離がよくわからず若干走りにくかったっちゅうくらいのもん。従って160kmっちゅう申告値は一緒に走った仲間のサイコンによるわけで、僕としては新品を買い直したいところではありますが、外乗り実績ほぼない状態ならそんなもんいらんやろって(妻から)更新許可は下りません。しゃあないっすね。
 ほんで、前夜祭含めた恒例イベント無事終了!っちゅことで、一応、走行マップ載せときます(割愛)。 楽なほう、つまり時計回りで回りました。GPS活動量計の電池がもたないんで昼食の生シラス丼をあわじ市の福良で食しながら充電しておる関係で2分割されてますが、ちゃんと1日で走っております。明石海峡を渡るジェノバラインもちゃっかりルートに載ってるところがいいですね?。

 次回はちょっと(体が)苦しいかもなどと思いつつも、恒例あわいちは来年もやる!っちゅうことでよろしく。


   2018年4月30日(月)Fight(闘病記)
    4月の体調。

 血尿とともに赤黒いなめくじ様の血の塊が吐き出されてきたのには驚きました。なんや、体のしんどさは徐々に増しているような、、、。

症状:
○腰痛脚痛:先月末に同じ。
○排尿障害:血尿&血の塊。
○排便系:先月末に同じ。
 2~4時間おきに1日4~5回いかなあかんのんであわいち若干
 心配でしたが、緊張のせいか疲労のせいか当日は全然大丈夫で助
 かりました。
○ホットフラッシュ:先月末に同じ。
○全身関節痛:先月末に同じ。
○微弱なむくみ:先月末に同じ。
○性機能障害:そろそろ白旗かも。
○その他:特になし。

 どお?、今回の報告はつまらんことなかったんとちゃう?。


   2018年4月30日(月)Diary(日記)
    4月の成績。

 運動日率は更に急降下。

・体重59.7kg
・自転車×160km(あわいちだけ)
・ローラー台×14days(30min/day)
・ウォーキング5km×0day
・楽しい飲み会×1day(あわいち前夜祭だけ)

【運動日率50%】今月は散々な成績です。体調崩したり、運動を阻害するちっちゃな用事がちょこちょこあったり。でもまた6月からがんばりまっす(んっ??、なんで5月とちゃうのん?)。


   2018年4月30日(月)Books(本)
    4月に読んだ本。

 拘束時間中どうしようもなく眠いんで、今月から自炊推理小説が導入され青空漱石との並行読み、更に拘束時間外はプルースト、っちゅう3本立て。並行して読むと、漱石がすごいことがよくわかります。プルーストはよくわかりません。

(1)失われた時を求めて6~ゲルマントのほうⅡ
        /プルースト(訳:吉川一義)/岩波文庫
 よくわからないままに本巻を終了。サロンでの噂話を装った駆け引きは、なんやら犬の世界みたいでいやな感じやなぁ。

(2・3)OUT(上・下)/桐野夏生/講談社文庫
 日本推理作家協会賞受賞でエドガー賞ノミネート作品とのことで妻が買ったもの。ばらばら殺人の話なんですが、描写が精細すぎてばらばら殺人の夢を見るんでもういやって中途放棄されておったところ、それはいかんっちゅうことで妻を護るべく僕がこいつをばらばらにして引導渡してスキャナー経由でパソコンの餌にしてやりましたわけです。ということで、PDFで読みました。エドガー賞最終候補らしいんですが、なんっちゅうか、締まりがない感じです。前半は悪くないんです、、、惜しい感じですが、展開発散させてしまった後半は凡庸かと思います。これを皮切りに「昼間に眠らないための推理小説シリーズ」がスタート。

(4)白夜行/東野圭吾/講談社文庫
 眠らないシリーズ第2弾は、とりあえず家にあったやつ。ガリレオシリーズを見る限り、この作家は無理のない文章とストーリーの展開力がすごいんですが、本作に限って言えば展開を広げすぎて中盤だれ気味(つまり睡魔と闘ったということ)。 とはいえおもしろかったです。事件は解決されないのですが、広がった展開を最後に一気に一つにまとめる手腕は相当のもので、重ねて言えば読者として若干気になる傍流の結末を本流の勢いで消し去ってしまうごまかし手法も見事。推理小説としては名作ではないでしょうか。関係ないけど水上勉の「白蛇抄」(白夜行と音が似てる)もそのうち読んでみようかと思ったのですが、絶版で既に中古しか手に入らないみたいなんでとりあえずはあきらめました。

(5)縁見屋の娘/三好昌子/宝島社文庫
 去年秋に車中泊テストしたとき夜長の友として泊地のコンビニで買い、3行ほど読んだ状態でそのまま放置されておったもの。第15回「このミス」優秀賞らしいです。エンタメ的におもしろいという意味では○(マル)ですが、やっぱり文学作品としてはちょっと、、、。

(6)獄門島/横溝正史/角川文庫
 昭和の名作推理小説。科学捜査の発達した現代では成り立たない設定ではありますが、古谷一行主演のおどろおどろしいTVシリーズを見ていた僕らの世代にはやはり面白いです。文章も整っていて読みやすかったです。

(7)夏目漱石シリーズ3/青空文庫
「虞美人草」他
 たぶん虞美人草は初めて読む。漱石の有名どころくらいはもっと若いうちに読んでおかないといけませんね。


   2018年5月13日(日)Diary(日記)
    行ってきました、東北ぶらぶら!。

 いゃ~、5月1日~11日、10泊11日もかけて行ってきました、東北ぶらぶら!。前回の九州ぶらぶらに倣い、今回も宿とられへんかったら車中泊でええわっちゅう感じで前日に行き場所決める方式で。方式はともかくGWの後ろに直結で1週間の有休ひっつけられるのも仕事干されてるスーパーサラリーマンの特権でして、存分に活用して旅を満喫してまいりましたです。
 では、読む人はつまらんでしょうが、念のため行程トレースしておきますわ(僕の備忘録)。

1日(火)晴:自宅~高岡。東横イン新高岡駅前泊。
 東北に向けての移動。せっかくなんで氷見で海鮮食おうって、宿は高岡(氷見の隣)。 晩ご飯は氷見まで行って番屋街の「きときと亭 三貴」で食したんですが、これが超うま!。どの魚も中トロみたいに良質の脂が乗っておってとろける感じ。決して安くはないですが食べる価値十分にありでした。

2日(水)曇:高岡~鶴岡。ステイインホテルズ山王プラザ泊。
 高岡大仏を見て奈良、鎌倉に続き3大大仏制覇を完了し、更に移動。東北に入りました。庄内は地元野菜のフレンチやらイタリアンやらが有名らしいんで、晩は有名イタリアンレストランの姉妹店でのパスタコース(親店は高すぎ!)。 ふ~ん、まぁまぁやな。清算時に隣のテーブルの伝票と間違えられて倍ほどの金額を僕が気付かずそのまま支払おうとするところ、妻にストップかけられて助かった場面が思い出されます。

3日(木)曇~雨:鶴岡~十和田湖温泉。温泉旅館泊。
 南から上がるか北から下りてくるか考えたんですが、北から下りてくるほうが素直ってことで、一番北まで行ってしまうこととする。本日は連休後半開始日で宿はほんまに空きがなく、車中泊検討するもやっぱ寒いでなぁってほぼ選択の余地なく十和田湖温泉のとある旅館に「添乗員/バス運転手用の部屋」ってな変な安プランを予約。この旅館は現金決済のみっちゅうことで、今晩支払うんやったら今ここ鶴岡で現金おろしとこかと思って持ってきたはずのキャッシュカード探すも妻も僕も持っておらず、数えてみると二人合わせてたったの5万円とちょっとと極めて寂しい現金状況であることが判明する。あんたが持ってくる言うとったんとちゃうんかいなって若干険悪なムードになりつつも、ここはまだ旅の初旬、もめてはならずと双方冷静に自制したものの、今宵の変な宿で半分近く消費することが確約されておるがゆえ、この持ち金では今後の長旅、飲みもんやら食いもんやらお土産やらについて超節約モードが必要となりそうで旅の楽しみ半減の危機。最悪クレカでキャッシングかとあきらめかけていたところ、クレカ上に輪っか咥えた犬(WAONのマーク!)がおるのを発見し、WAONにクレカでチャージ作戦がひらめき早速現地のイオンのありかをググってWAONにクレカでチャージ!。これで、ファミマ、ローソン、高速のSAでは現金使わずいけそうなんでかなり助かりそう。よかったわぁ。
 十和田湖温泉の2食付きお宿は連休中の割には安かったんですが、ちょっとなぁ~?って感じ。まぁ、しゃあないか。

4日(金)曇~雨:十和田湖温泉~奥入瀬~弘前~青森。
         アパホテル青森県庁通泊。
 街中のビジネスホテルは直前キャンセルなども出るようで連休中でも探せば空いてます。で、今晩は青森市内泊。
 先ずは奥入瀬渓流の上流を2時間ほど散策してのち弘前に向かう車中、ガイドブックで奥入瀬見ていた妻が、阿修羅の流れが見たかったのに行ってへんやんかって不機嫌になる。ほんなん言うても、、、って思いながらも、今日で奥入瀬の状況わかったんで帰りの後日に雪辱するっちゅうことで和解成立。
 弘前回って「大正ロマン喫茶室」で青森りんごのアップルパイを食し、弘前城で9割5分は散っていた桜まつりを見る。
 青森でチェックイン後、ネットで検索しながら歩いて地元料理十和田バラ焼の店探してたら急に暴風雨になり、逃げこむように「千や」っちゅう居酒屋に入ったんですが、ここにもちゃんとメニューにあった十和田バラ焼きと青森名物貝焼味噌、かなりおいしかったです。

5日(土)晴:青森~奥入瀬~盛岡。ホテル小田島泊。
 約束通り奥入瀬雪辱。前日の下見を最大限に生かして早起きして奥入瀬に向かい、人が来る前に中流の小さな駐車場に車を止め、2時間ほど散策して昨日見逃した妻所望の阿修羅の流れ含めた名所いくつかをしっかりフォローしました。前日の上流と合わせ、奥入瀬渓流完全制覇ですかね。
 盛岡に向かう途中、鹿角市の花輪SAで食した比内地鶏塩ラーメンがうまかったです。
 盛岡では旧岩手銀行赤レンガ館と盛岡城跡を見たのち、盛岡冷麺を食すべく老舗「食道園」に入ったものの、ここ、実は焼き肉屋で肉が結構高い上に現金決済ときており、隣のテーブルで羽振りよくロースなぞ焼いておる同年代の夫婦を横目で見ながらやむなく最安のホルモンと豚トロに盛岡冷麺を注文したんですが、いやいや、かなりおいしくて安く上がりましてめでたしめでたしでした。

6日(日)晴:盛岡~角館~乳頭温泉。休暇村乳頭温泉郷泊。
 角館で武家屋敷をのんびり散策し、稲庭うどんを食す。桜は完全に散っておりましたが、それでも通りは風情がありきれいでした。桜が咲いていればかなり美しそうな感じです。
 お宿の「休暇村乳頭温泉郷」はリーズナブルなお値段でマル。泉質良好な乳頭温泉を満喫できました。

7日(月)雨:乳頭温泉~花巻~平泉~銀山温泉。
       古勢紀屋別館泊。
 花巻で宮沢賢治記念館を見学(妻は賢治ファン)。
 南下して平泉で中尊寺と毛越寺を見学、昔から一度は見なあかんと思っていた金色堂もちゃんと見ました(まぁ、こんなもんかってな感じでしたが)。
 今晩は“妻の絶対行きたい”銀山温泉泊、連休明けの月曜ならたいがい安いやろと思ったところとんでもない、しっかり高いです。温泉街の旅館のキャパが小さいようで、あの有名な情緒あふれる川沿い温泉街の旅館に泊まるとなると出費もやむをえないようです(カード決済だから大丈夫!)。 「古勢紀屋」の姉妹館「銀山荘」の露天風呂に入りに行ったりして、銀山温泉を満喫しました。

8日(火)雨~曇:銀山温泉~松島~仙台~蔵王温泉。
         四季のホテル泊。
 これも昔からちゃんと見なあかんと思っていた松島、壮観っちゅう名前の展望台に20分ほど歩いて登ってそこから見ました。昔に単車で道から眺めたことはあるはずなんですが、上から見ると確かにこれは道走りながら見てもなんやらわかれへんやろなぁ。というわけで、安芸の宮島、天橋立に引き続き、日本三景今度はちゃんと制覇しました。
 仙台では「たんや善治郎」で牛タンランチ、安くてうまかったです。それから青葉城跡に回って伊達政宗公のあのでかい像の前で写真を撮り、ずんだシェイクを飲む。これ、うまかったです。
 蔵王温泉四季のホテルは2食付きで一人8千円台、部屋は広くてきれい、食事も贅沢、温泉も最高なのにやたらに安い。ほんならよけいにコスパ高ぅしたろかいって離れの強酸性露天風呂に長時間漬かっとったんですが、長旅に疲れた体には刺激が強すぎたようで晩は完全に湯あたり、激しい頭痛と腹痛でたいへんでした。調子に乗ってはいけませんね。

9日(水)雨:蔵王温泉~山寺~高崎。東横イン高崎駅前泊。
 朝、頭痛腹痛から復帰してました(よかったぁ)。 山寺立石寺は1015段の石段のてっぺんまで登りました。思ったより楽やったんですが、あわいちでいわした膝には下りが若干きつかったです。
 そしてこれも昔から気になっていて一度は見なあかんと思っていたお釜に回ろうと蔵王エコーラインをナビにセットしたところ、途中に通行止めがあるとのビックス情報があり、スマホでググってみると雪で全線通行止めだとか。こりゃしゃあないです、も一度改めて来いっちゅうことですね。ほんならまた来てやろうではないですかぃ。
 泊地高崎では名物の鳥めしを食す。普通でした。やはり上州名物はかかあ天下と空っ風なんでしょうか。

10日(木)雨のち晴:高崎~富岡~阿智村~恵那峡SA。
           車中泊。
 最近世界遺産となった富岡製糸場を見学して、横川SAで地元野菜(下仁田ねぎなど)のせいろ蒸しなんぞを食しつつ星空ツアーに参加すべく日本一星空がきれいと謳う阿智村へ。ロープウェイで標高1400mまで登り、持参の断熱シートの上に寝転がって毛布をかぶり明かりが消えるのを待ちました。月もなく快晴で確かに星はよく見えたといえるのでしょうが、たぶん名古屋辺りの街のあかりなのでしょう、南の空が明るすぎてとても残念、学生のころに感動した“満天の星!!”にはちょっと遠かったです。次は標高2000mのしらびそ高原に挑戦しないといけません。
 で、ついに車中泊登場!。1人1枚ずつのはずだった毛布が、寒くて2人で一緒に2枚掛けっちゅう前回と同じ過ちを繰り返しながらも互いを気遣いながらの寝返り技を習得し、思ったより熟睡。車中泊、えぇわぁ。

11日(金)晴:恵那峡SA~帰宅。
 いゃ~、帰ってきました!。10泊11日、これだけ長いとさすがに疲れましたね。クレカでWAONチャージ、クレカで給油、何れも初体験、勉強になります。日本は現金決済社会と言われているようですが、結構WAONやクレカが使えました。現金残は2人合わせて1万円強、楽勝?でした(笑)。

 いゃ~、楽しかったです。大阪住まいなんで東北はなかなか行くチャンスがなかったんですが、今回はかなり手厚く回れました。車中泊準備して前日に予定を確定させるのって、融通が利くし行きたいように旅のアレンジができるんです。また行きたいなぁ。

 我が家のペット、文鳥の「まるもも」は近所のペットショップに預かってもらってました(もちろん有料)。 「もも」は羽が生え代わるこの時期に慣れない外泊でストレスもあったのかかなり頭の毛が薄くなってましたが、13日に二人とも元気で帰ってきてくれましたよ。めでたしめでたし。


   2018年5月15日(火)Fight(闘病記)
    整形定期受診。

 今日は3か月に1回の整形定期受診。腰痛脚痛はここのところ症状完全固定化しており常時しびれ感と痛みがある状態を継続。友人名医の診断結果などをせんせに告げつつ、現行治療継続となる。
 右膝痛いねんけどって診てもらったんですが、骨や靭帯でないから大丈夫、これやってみてねってご老人用膝痛リハビリ体操図解パンフくれました。膝痛は触診終わった時点でほぼ相手にされてませんでしたわ(笑)。 とは言いながらも和式トイレでは結構やばかったりするんで、せんせの仰せの通り風呂上がりにご老人用膝痛リハビリ体操してみることにします(膝含めた全身の柔軟・ストレッチは毎朝15分以上はみっちりやっておりますが)。


   2018年5月22日(火)Fight(闘病記)
    PSA3カ月連続微増。

 19日(土)は泌尿器科定期受診でゴナ注ゾメ点してきました。
 PSA2カ月連続微増を受けて、その動きと次の画像検査の時期、ラジウム223の開始時期と実施する病院、ドセの開始時期、などの避けては通れないがあまりうれしくない話題となる。1月末の前回画像では骨転移縮小やったことを考えると、今回PSAがよほど跳ね上がってない限り画像はまだ撮らんほうがええやろってな判断なんで、順当なら次回画像は7月か8月、ネクストラインはさらにそのあととなりそうです。次、主治医はラジウム223を想定しているみたいで、どこの病院でですんのがええ?って聞いてくれるんですが、実質的には取り扱い病院は少なく事実上選択肢はほとんどなし。大阪でさえこれなんで、地方はたいへんなんやろなと思います。
 ほんで血尿が出たって申告したんですが、さよか、いとみみずみたいのんも出たやろ?って軽く受け流されたんで、なめくじくらいでっかいのんが出たって食い下がったところ、止まらんようなら膀胱内壁焼いたりすんねんけど1日で止まったんなら大丈夫、内視鏡もどうせ前回とさほど変わってへんやろからせんでよし、なんですと。ほなまぁ気にせんことにしますわ、PSA結果出たらLINEでよろしくって診療終了。

 さて、本日LINEで送られてきた値は、
    PSA=1.25
3カ月連続微増です。びみょ~な増加ではありますが明らかに増加傾向止まらずです。さほど遠くない時期に治療変更になりそうな気がしますが、ちょっと間はこのままアビラテロンでモニター継続っちゅうことでした。このあと残された薬は実質的にラジウム223とドセしかない(カバジタキセルは死に際の若干延命にしか効果なさそうで、使う使わないは別としてQOLキープした延命薬としては現時点でカウント外か)。 骨転移数か所で内蔵転移なし状態をうまく捉えてラジウム223×6コース、そのあと内蔵転移前に早めのドセがいいのかなぁ。内蔵転移してもぅたあとやったらドセも大した効果期待でけへん感じやし。

 という状況なんで今年の目標早めに完了させなあかんと思いながらも、卒論テーマなんにしょかなぁ~ってここ何日かでやっと考え始めたとこ。こんなんで卒業できんのやろか??。


   2018年5月31日(木)Fight(闘病記)
    5月の体調。

 PSAの上昇がこの先もしばらくの間、微量にとどまってくれればありがたいのですが、、、。

症状:
○腰痛脚痛:先月末に同じ。
○排尿障害:出はあいかわらず悪い。血尿なし。
○排便系:先月末に同じ。
○ホットフラッシュ:先月末に同じ。
○全身関節痛:先月末に同じ。
○微弱なむくみ:先月末に同じ。
○性機能障害:先月末に同じ。
○その他:右膝むっちゃ痛!!。もう1カ月以上継続な上、
 回復どころか悪化してきており、今や歩行に若干の支障あり。
 膝屈伸運動も満足にできず、安座も無理、
 ましてやヨガ安座なんて、、、(泣)。

 右膝はかなりのもの。高校同窓会大阪版で来週会う整形外科医にちょっと診てもらうかなぁ?。


   2018年5月31日(木)Diary(日記)
    5月の成績。

 先月の宣言通り、来月から頑張るのであるから今月は、、、。

・体重60kg
・自転車×0km
・ローラー台×12days(30min/day)
・ウォーキング5km×1day
・楽しい飲み会×2days

【運動日率ついに50%を切る(泣)】まっ、最初の2週間は旅行しとったからなぁ。


   2018年5月31日(木)Books(本)
    5月に読んだ本。

 第2週目まで本は一文字も読まなかったので、当然の結果として今月はあまり読んでいない。下手したらプルーストはカウント外となるところでした。

(1)失われた時を求めて7~ゲルマントのほうⅢ
        /プルースト(訳:吉川一義)/岩波文庫
 サロンでの鼻持ちならない会話が延々と繰り広げられています。繰り広げられている会話は鼻持ちならない内容ではあるのですが、きっとこれは人が逃れられない半本能的な側面を映したものであって、源氏物語で延々と繰り返されていく女性遍歴とある意味同種のものなのではないかという、根拠のない感覚が沸いてまいりました。源氏物語をもう一度、今度は谷崎訳で読んでみたいと思うのですが、、、。ちなみに、源氏は1008年頃、失われた時は1927年完成。900年余の時の流れは人間を進化させたんでしょうか?。

(2)本陣殺人事件/横溝正史/KADOKAWA
 表題作他、中編2本。それほど緻密に組まれた作品ではないのですが、その時代の推理小説の王道を往くもの。面白かったんですが、月末を迎えた今、すでに内容を思い出せません。僕の記憶力は大丈夫なんでしょうか?。

(3)十角館の殺人/綾辻行人/講談社文庫
 名作といわれているらしいです。孤島での大量殺人事件のお話。“衝撃の一行”っちゅうキャッチフレーズとのことなんですが、どれがその一行なんだかわかりませんでした。ご丁寧に最後のほうだけもう一度読み直したんですが、その一行は結局発見できずじまいでした。僕は推理小説向きではないのでしょうか??。

(4)夏目漱石シリーズ4/青空文庫
「坑夫」「創作家の態度」「文鳥」他
 漱石の文章(坑夫、文鳥他)は明快で読みやすい。他方、講演録(創作家の態度)は何を言っているのかさっぱりわからない。このギャップは何なんでしょうか?。

(bonus)The Remains of the Day/Kazuo Ishiguro
        /Over Drive Library
 卒論どないしょかなぁ~って、とりあえず在籍大学中央図書館ウェブページ眺めてみたら、Over Drive電子図書館なんてなものがある。実は電子書籍読んだことないんでどんなしろもんなんやろって覗いてみたんですが、おい!、英文タイトルばっかやん!?。在外時代、日本人のグローバル化にはそのルーツが大切なんであって、日本語ろくにでけへんやつが外国語やってもあかんやん、っちゅうありがたくもありがたくない体験学習してきたもんで、パソコン画面上に居並ぶ横文字相手に、なめんなよ、などと反発を覚えつつも、なんやかんや言ぅたところでグローバル化にはデファクトスタンダードを避けて通れないわけで、どうせただやしな、って結局これ借りちゃいましたです(卒論とは微塵も関係ない、笑)。 貸出期間8日で読み切れるはずもなく、プロローグだけっちゅう程度の低い目標に向かって鋭意努力するも、なんやねん!、半分程度しか意味わっかれへんやんか?!、ってなわけで邦訳本買いました(ノーベル賞受賞直後は一斉品切れでしたが今は在庫潤沢、笑)。 まっ一応、原文も邦訳もプロローグは読みましたよ、あくまでも一応ですが。


   2018年6月8日(金)Diary(日記)
    高校ミニ同窓会大阪版。

 僕含めて6人集合して高校ミニ同窓会大阪版が開催されました。僕以外は首都圏在住ですが、大阪出張の1人に僕が合流して4人が当日来阪する形で、市北部新大阪の中華料理屋にてスタート遅めのセッティング。うち2人が早めに来て大阪ぶらぶらするっちゅうんで、ウォーミングアップに夕方から市南部のディープな界隈を案内してたんですが、自販機ワンカップ焼酎片手に「遅れてもいいからここでもう一軒行く!」とかわがままぬかし始めた弁護士先生を無理に引っ張って地下鉄に乗り、定刻ちょっと前に指定の新大阪中華屋に入ったところ、既に他の3人のジョッキは半分以上空いてましたわ(まだ定刻前ですが?、笑)。
 昔懐かしい話題なども含めいろいろと話は盛り上がるのですがここでは省略。このブログを読んでくれてた一人が、膝どうなん?って聞いてくれてたんで、せっかく医者が3人も居てるんやからって簡単に状況言ってみましたところ、「自然治癒を待て(笑)」って医者3人の意見は即座に一致してました(僕としては安堵の笑?)。 うち一人が整形外科医でその説明によると、最近の研究では痛みの原因となる骨変形などが見つかっても、それを削り取ったりするよりも養生して自然治癒するならばそのほうが最終的にはよいとされているとのことで、僕の場合はMRIで見る限り腰回りの筋肉もしっかりしているみたいだし、自転車などの運動もしているので、平地をそれなりに歩ける程度の膝痛ならば自然治癒療法がよいとの判断であり、いい加減に言ったものではないようです。
 さて、階下がボーリング場やったんで、なんで?、って全員が思いながらも1ゲーム。「明朝オペだから利き手封印」が1人いて何人かが逆手投げに付き合うところ、そんな器用なことなぞできようもない僕は“しらふ、且つ、利き手”で臨みましたが、5人の酔っぱらいどもにほぼ完敗でした(笑)。 そして、往時より常時僕らの中心にいた師業でも士業でもない(いまいち役に立たない僕を除いた)残余の1名に次回幹事が託されて今回は終了。
 で、終電で帰ってきました。実は終電前の1本に間に合う時刻やったんですが、乗換でうろうろして逃してしまいました。薬のせいでしょうか?、方向感覚やたらと鈍くなってて困ります(泣)。


   2018年6月18日(月)Fight(闘病記)
    PSA下がっとるではないですかぃ!。

 16(土)は泌尿器科定期受診でいつもの通りゴナ注ゾメ点。待合室に妻を残し、処置室で僕と同姓の看護婦さんに腹やら腕やらに針刺してもらいながら、
  「奥さんいつもきれいにしてはりますよねぇ」
  「ええ、いつもきれいにごまかしてます (笑)」
  「おしとやかそうですよねぇ」
  「いえ、怖いです (笑)」
  「いつもご一緒ですよねぇ」
  「ええ、監視されてるんです (笑)」
などと和んでおりました。
 ほんで、 先月のPSAがまだ微増にとどまっておりまだ急激には上がらないであろうとのことで、今回診察室ではネクストラインの話はほとんど出ず、8月辺りにぼちぼちに画像撮りましょか、って無事終了。せんせがガーミンのゴルフウォッチしてたんでそれ指摘したら、なぜだかえらく動揺して「いゃいゃ、これは単なるおもちゃやねん。最近ちょっとはりきって練習しすぎで手のひら皮むけてもうて、、、」などと聞いてもいないのに変な言い訳してましたです(笑、なんかやましいことでもあるんでしょうか?)。 単に、僕もガーミンのライフログ付けてるんで仲間っすね、って言いたかっただけなんですが。

 さて、本日LINEで送られてきた値は、
  PSA=1.13
おっ、下がっとるではないですかぃ!。アビラテロン、まだ効いているようです。このまま上がらんとしばらくこの辺りをうろうろしておってくれればとってもええなぁ、などと思っております。


   2018年6月25日(月)Diary(日記)
    札には羽が生えている。

 クレジットカードの7月初引き落とし明細が届いておりまして、開けてみたところなんと、月収のはるか上行く金額が!!。医療費も含まれているとはいえ、これはびっくりです。確かに賞与月なんで気は緩んでましたよ、しかし、これはちょっと、、、。僕の札には羽が生えているようです。残高あるんでまぁとりあえずはええんですが、この先よっぽど締めなあかんでなぁ。とか言いながら注文せなあかん本があって、早速万札1枚飛翔。ええねん、文化教養には金惜しんだらあかんやろが(泣)。


   2018年6月30日(土)Fight(闘病記)
    6月の体調。

 PSA微減、アビラテロンまだ効いている感じでうれしい。

症状:
○腰痛脚痛:先月末に同じ。
○排尿障害:先月末に同じ。
○排便系:先月末に同じ。
○ホットフラッシュ:先月末に同じ。
○全身関節痛:先月末に同じ。
○微弱なむくみ:先月末に同じ。
○性機能障害:不可逆的に先月末に同じなんで、
       来月より削除予定。
○その他:右膝結構治ってきました。
     あと1カ月くらいでヨガ安座できるかも?。

 かようにつまらん報告できることがうれしかったりするわけです。


   2018年6月30日(土)Diary(日記)
    6月の成績。

 んっ??、今月から頑張るはずやったんちゃうのん??。

・体重60.2kg
・自転車×0km
・ローラー台×14days(30min/day)
・ウォーキング5km×1day
・楽しい飲み会×2days

【運動日率またしても50%(泣)】今月はいいわけ無用ですな(開き直り!)。


   2018年6月30日(土)Books(本)
    6月に読んだ本。

 んっ??、プルーストが入ってませんが??。

(1・2)犯人に告ぐ(上・下)/雫井修介/双葉文庫
 実は先月に読んだにもかかわらず記録忘れ。記憶が飛ぶことが日に日に多くなっているような気もしますが、薬の副作用か単なる通常の老化かの区別はなかなかつけ難いです(個人的には前者押し)。 さて、本作ですが、犯人の犯したミスがちょっと突飛だったり、犯人フィルタリングのキーに若干無理があったりしますが、概ねうまく構成されておりおもしろく読めました。ちなみに犯人はあっさり逮捕されていました。

(3)ハサミ男/殊能将之/講談社文庫
 ネット上で評価高かったんで読んでみました。が、えぇぇ??、僕がB級サスペンスドラマ大好きやちゅうても、なんぼなんでもこりゃあかんすぎやろ?!。

(4)がん消滅の罠/岩木一麻/宝島社文庫
 妻が買った推理小説。ありがたいことにネタは読む前からばらしてくれました(笑)。 何人かの重篤ながん患者が生命保険金生前払いを受けてのち、なぜだか快癒するお話です。生命保険金詐取(詐欺罪でしょうか)に該当するかどうかは微妙ですね。ちなみに僕の生命保険は生前払い特約はついてませんです。

(5)夏目漱石シリーズ5/青空文庫
「三四郎」「それから」他
 どれも再読!、のはずなんですが、中身の記憶的には初読。今回読んだのは青空文庫版、そして家には文庫本がちゃんとありますが、何か??。

(bonus)Botchan/Souseki Natsume/Overdrive Liblary
 ちったぁ英語の勉強でもせんとなぁ、っちゅうわけで、先月に引き続きOver Drive Liblary覗いてみてます。漱石の洒落文がどんなふうに訳されているのか楽しみだったんですが、読んでみたら全訳ではないし(洒落文の多くの部分が大胆且つ完全に削除されていました!、よく見たらabridgedって書いてましたわ、笑)、英文もどうもいまいちのような気がする(The Remainds of the Dayと比べてみてなんとなく)。 などと偉そうに言うものの8日の貸出期間で読めたのは、全76ページ中半分程度のみ!。そりゃ、話になりまへんな、ってなわけで、貸出期間延長して読みましたとさ。


   2018年7月4日(水)Fight(闘病記)
    Metarrestin。

 こんな情報見つけました。Metarrestin。もちろん聞いたことありませんです。たぶん僕には関係ない未来の話やとは思いますが、転移がんに特化された新しタイプのターゲットが見つかったみたいで、なんやら面白そうではありますね。
 開発中のMetarrestinは転移腫瘍を標的とする:
 (海外がん医療情報リファレンス 2018年7月4日)

 ほんで全然違う話ですが、ここ2日、腰痛が結構“まし”なんです。こんな体操(仰向けに寝て膝を地面に着けたまま片足ずつ膝から下を直角外側に開く、図は省略)始めたんがええようです。あんまり見たことないポーズですねぇ。僕の腰痛は(自己診断によると)、放射線による坐骨神経障害が主なもんで、この椎間板ヘルニア用の怪しげなポーズがさほど効くとも思っておらなかったところ、ラッキーにもこれによって昼間無聊に長時間座しておるのんがだいぶんと楽になりましたです。これ、僕が腰いったいってうるさいもんで結構昔に妻が買って読んでおった本に載ってた体操で、ほんなんやったらもっと早ぅに教えてくれたらええようなもんの、なぜか今まで音沙汰なかったわけなんですねぇ。妻曰く、文句たれんと自分で読めばええやんか、なんですと。ごもっともです。

 参考)ちなみに僕の知る医者はみな、放射線障害による坐骨
    神経痛を否定しております。友人医者の中には、でも
    まぁ患者がそう言うなら100%否定はでけへんかも
    しれんなぁ、との見解を持つやつも一応はいてました
    が。


   2018年7月14日(土)Diary(日記)
    星空雪辱。

 13日(金)は新月で天気もよさそうだったんで、阿智星空(5月)の雪辱に行ってまいりました。実は、6月の新月の夜も和歌山と奈良の境界の山奥にある鶴姫公園とやらに行ったんですが、コンディションもよく確かにきれいな星空ではあったものの残念ながらここは阿智並みでした。ふ~む、というわけで今月は本命しらびそ高原に挑戦したわけです。
 しらびそってたいがい山奥なんで、1週間前の豪雨の影響が心配でNETで調べたり、一軒宿の前で車中泊させてもらうため電話で現地状況聞いたりしたんですが、特別な情報はなにもなく、ほな大丈夫やな、車中泊で行ってみよかって出発。
 もうすぐ土用の丑でもあるんで、往路途中、桑名の「丑松」で特上鰻丼を食し、本年の目標の一をクリア。もちろん目標に掲げた通り自費で食いましたよ。いゃ~、ここの鰻うんまいです!。肉厚でふっくらしているのに表面がサクサクに焼いてあるのが絶妙です。やっぱ、鰻はいい鰻屋で、それも店頭で食わないけませんね。
 ほんで、いよいよしらびそ向かったわけですが、近くまで行ったら「崩落のため全面通行止め」ってな看板があって、そこのガススタで聞いたら南側からずぅ~っと大回りしていけば行けるとのことで、仕方なくずぅ~っとほっそい山道くねくね延々大回りして行きました。
 標高1900mを超える高地の一軒宿の駐車場に車を止めると、おぃおぃ、大量のアブが一気にたかってきてドア開けられへんやんか!!。しばらく車内でおとなしくしてるとやつらは散っていくんで、まぁ、大丈夫ではあるんですが、妻はびびりまくってしまい、急遽その一軒宿に朝食付きで宿泊することに。虫よけ準備してこんかったし、まっ、それもええやろっちゅうことで同意。
 ほぉぉ、やっぱいてましたよ、天体マニアのおっちゃん。くそでかい望遠鏡、双眼鏡、カメラを宿の前の広場にセッティングしてました。夕方は雲が多かったんで、僕らは21時、0時、3時の3回、外に出て星を確認する段取りとして、風呂につかりのんびり就寝準備なんぞをしてました。結果は、
  21時:阿智よりはだいぶん見えるんですが、、、。
  00時:全面雲、闇夜。
  03時:おぉぉ~!!、よ~く見えます、天の川!!。
小学生のキャンプの時はこの倍見えたとか妻は言っておりますが、さすがに倍はなかろうかと思います。確かに僕の記憶でも、学生時代に見た満天の星はもう少し見えたような気もしますが。でも、どの街も眠らない今の世の中、天の川がはっきり見えれば上出来です。妻と出会う前、それぞれに感動した星空を今日は2人で共有できたんでよかったです(妻がどう思っているかは知らない)。
 翌朝、見えました?って天体マニアのおっちゃんに聞いてみたら、22時30分頃にきれいに晴れて、土星の輪っかやら木星のガリレオ衛生やらがよく見えたそうです。曰く、ここしらびそでも天の川がきれいに見えることはそんなに多くはないとのことでした。22時30分辺りは部屋で熟睡してましたもんで望遠鏡覗かせてもらえなかったのは残念ですが、日取りの選択はなかなかよかったと言えそうです。

 今日14日は、帰路、天空の村「下栗の里」とやらを展望台まで20分ほど歩いて登って見学して帰宅。1泊2日、往復700km爆走の星空雪辱、成功でした。ほんで気をよくして、秋にしらびそ星空ハンティングに一緒に出かけることをLINEで娘と約し、運転で疲れたおと~さんはとっとと寝ましたとさ(ドライバーは一人)。


   2018年7月19日(木)Fight(闘病記)
    またやってもた。

 しゃがみ姿勢からの立ち上がりで、またやってまいました。右膝!。苦節3カ月、やっと戻ってきたんでそろそろヨガ安座(結跏趺坐っちゅうらしいです)再開しよかって思ってたところやったんですが、きれいに元に?戻りましたです。
 あ~あ、今度はどんだけかかることやら、、、(泣)。


   2018年7月24日(火)Fight(闘病記)
    ほっ、PSA横ばい。

 21日(土)は採血ゴナ注ゾメ点。そろそろ画像やなっちゅうことで、造影剤CT、骨シンチが今月中に実施されることとなる。
 ところで2016年12月に骨密度測ってるんですがそのデータが見当たらなかったもんで、も一度せんせに確認しました。同性同年齢平均は基準比95%のところ僕は89%で、ホルモン治療してる割にはまずまずってなとこらしいです。以前の記事では85%って書いてありますが89%が正しい。尿検査でも大体のところはわかるとのことで、今回はその骨代謝マーカーNTxの測定もしてもらうこととしました。で、今回の診療費はいつもよりちょびっと高額(誤差です)。 ちなみにゾメ点は骨粗鬆症の対策薬でもあります。

 で、本日LINEでもらったPSAは、
  PSA=1.16
先月比微増ですが、4月から4か月にわたる動きは横ばいと判定できそうで、最終兵器アビラテロンの効果はまだある感じ。“やつ”はホルモン感受性高いと思われるんで、それに乗じてアビラテロンにはあと半年くらい頑張ってもらいたいと願っております。

 7月26日CT、31日骨シンチで、次回診療8月25日はその結果も聞くこととなります。せんせによると、僕と同じような段階でPSA0.01と一見いい感じであっても生検してみたら実はかなり悪かったっちゅう例もあるとのことで、不安をあおるこの例を何のために説明してくれたのか真意は不明なるも、次回の画像診断でネクストラインの判断しましょってな発言の前振りのつもりやったと思われます。まぁ、いまのところ治療成績上々って感じでしょうか、ありがたいことです。

P.S.:右膝は心配していたほどではなく、今日はちゃんと曲げ
     伸ばしできるところまで回復。いゃ~、よかったです。
     では早速明日より結跏趺坐を、、、(まだ無理!)。


   2018年7月31日(火)Fight(闘病記)
    7月の体調。

 PSA横ばいなれど暑気厳し。

症状:
○腰痛脚痛:先月末に同じ。せっかく見つけた坐骨神経痛に効果
      あり体操は膝痛でできないもんで。
○排尿障害:先月末に同じ。今日骨シンチ撮ったんですが、排尿
      してから臨んだにもかかわらず撮影途中、膀胱に尿
      残っててうまく写らんのんで、も一度おしっこたれ
      てきてね、とか言われてしまいました。結局出なか
      ったんで、まっええか、ってうやむやに終了したん
      ですが、(たぶん放射線によって排尿系神経がやら
      れているがゆえの)残尿はこんなときに面倒です。
      残尿、主治医には2016年12月から指摘されと
      って内視鏡検査しとるわけですが、内視鏡的には問
      題ないし生活に支障ないなら放置ってな結論になり
      今に至っております。
○排便系:先月末に同じ。
○ホットフラッシュ:先月末に同じ。
○全身関節痛:先月末に同じ。
○微弱なむくみ:先月末に同じ。
○その他:暑くって体調かなり悪い(毎日しんどい。たぶんこの
     異常な暑さのせいだと信じたい)。


   2018年7月31日(火)Diary(日記)
    7月の成績。

 あっつくってもぅ、、、。

・体重60.0kg
・自転車×0km
・ローラー台×18days(30min/day)
・ウォーキング5km×1day
・楽しい飲み会×1day

【ふ~む、暑くてだれている】ローラー乗るときエアコンも扇風機も回しとんのやから、暑ぅてももっと乗らんかぃ!って自分でも思います。でも、暑いと諸動作緩慢となって何かといろんなことに時間食うもんで、さぁローラー乗るかって思うべき頃には、やっぱ風呂入って寝るかなぁってな気持ちが強くなるわけでして、、、。


   2018年7月31日(火)Books(本)
    7月に読んだ本。

 まぁ、この暑さやったらこんなもんかなぁ

(1)失われた時を求めて8~ソドムとゴモラⅠ
        /プルースト(訳:吉川一義)/岩波文庫
 特殊性愛嗜好種の特質ゆえ、互いに同種の匂いを巧みにかぎ分け出会ってすぐに関係を持つ。現代ではこれが多数派種にも敷衍できるらしいとのことですが、、、?。(用語に若干の現代的問題を孕んでいますが、ほぼ訳文のまま使用しました。)月末現在9巻を読み進めておりますが、10~14巻はまだ購入しておりませんので、9巻完了時点で一休みして卒論でも書き始めようかと思案中。つまり卒論は未だ未着手。以前、6月から、とかぬかしておったような気もいたしますが、何か?。

(2)歴史人物・意外なその後/泉秀樹/PHP文庫
 後述の「武士道」の貸出延長申請したんですが、ほかの誰かが予約しておって連続で借りられなかったもんで、その間のつなぎっちゅうことでOverdrive Liblaryで読みました。これは日本語ですよ。PHP文庫なんで、全く期待薄でありましたが、残念ながら読んでまさにその通りでした。あぁ~、眠!!。

(3)ソロモンの偽証(一)/宮部みゆき/新潮文庫
 拘束時間中に眠らないための推理小説シリーズ、どうせすぐに裁断して自炊すんのんやから新品買う必要全然ないでなぁ、って潜在的に思っておったからでしょうか、近所ぶらついてたら古本市みたいのんやっててそこで6巻セットで買いました。ふーむ、おもろないんであんまり進みませんな。推理小説でもなさそうやし、ほんなら普通の小説か?って思って読んでみるも、あまりにステレオタイプの人物プロットには全くの興醒めで、やっぱりこの作家は推理小説やないとあかんのやろなって感じ。「地下街の雨」ってのは推理小説と違いましたがそれなりによかったんですが、、、。まぁ、読むのんが苦痛っちゅう程でもないんで6巻全部読みますよ、、、って言ったとたんにドキュメントスキャナー壊れて使用不能で、新たな自炊できず!。んっ??、まだ1巻やんか、2巻以降どうするかなぁ~~、あぁ~眠!!。

(4)夏目漱石シリーズ6/青空文庫
「満韓ところどころ」「門」「思い出すことなど」「彼岸過迄」他
 スキャナー故障で推理小説1冊だけやったんで、こちら青空は結構たくさん読めました。「門」「彼岸過迄」は再読のような気もしますが、真実は不明。まぁ、どちらでもええです。

(bonus)Bushido, the soul of Japan/Inazo Nitobe
     /Overdrive Liblary
 一応英語の勉強に、っちゅうわけでOverdrive Liblary継続。新渡戸稲造が日本の道徳について西洋人に理解してもらうべく英語で著した本。Adaptedなんで、西洋人のなんとかさんが原文を取捨選択して改稿したもののようです。従って(かどうかは知りませんが)、これ読んで日本の道徳について理解できる西洋人はいないと思われます。新渡戸原文ならどうなのでしょうか?。とはいえ、politenessの記述部分などは比較的まともで、必ずしも全面×(バツ)というわけでもない。(とかえらそに言いながら、前述の通り貸出期間延長したにもかかわらず、実は半分程度しか読んでおりません、笑。)


   2018年8月7日(火)Fight(闘病記)
    整形定期受診。

 本日は3か月に1回の整形定期受診。整形に関して言えば、最近は症状固定で実質は薬を処方してもらいに行くだけとなっている状況なのですが、ここの総合病院でCT、骨シンチも撮るんでカルテも画像も電子化されている今の時代、主治医でないとは言え整形のせんせも自身の患者のその結果は当然オンラインで見えるわけでして、撮影指示出した開業医の泌尿器科主治医せんせの次回診療(8月25日)前にちょっと覗かしてもらおかと思料し、「先月末に骨シンチ撮ってんけど腰椎やら脊椎やらに転移してませんでしょか?」ってこっそり尋ねてみたのでございました。整形のせんせ、「主治医せんせより先に見たら怒られそやな」などとぶつくさ言いながらも、骨シンチ、CTの画像及び診断医所見を僕らと一緒にこっそり覗き見してくれたわけなんですが、、、!!、果たして結果は??、来る25日の主治医受診の記事で公表としましょっか。

 んっ??、これって整形定期受診の記事ですか??。


   2018年8月19日(日)Diary(日記)
    盆休み終了。

 行動したようなしてないような中途半端な感じのまま、盆休みが終了してしまいました。例によって土曜~日曜までの9日間あったんですが、息子が前半3日半、娘が1日かぶって中盤2日半帰省してきてくれて、やっぱ生活リズムが狂ったもんで病人はちょっと疲れたかなぁぁぁ、、、眠!。 息子は終始ご機嫌よろしくない様子だった半面、娘は比較的調子に乗ってた感じで、子供が2人おってよかったなぁって思いましたです(??)。
 ほんで、この4月から就職した息子に、市内のホテルでランチバイキングご馳走してもらいました。うれしいです、ありがとう。昨年就職した娘のときに息子も同席していた手前、今回もちろん娘もちゃっかり同席してました。結構なことです。

 休み中は運動もパーフェクトにお休みやったもんで、体重ほぼ不変なれどぶよっと感が増加。ふんっ、ええやんかぃ、明日からローラー再開しますよ。


   2018年8月28日(火)Fight(闘病記)
    せっ、背骨にぃ、、、。

 7月末にCTと骨シンチ撮って、8月7日に整形のせんせとその結果を覗き見して、25日(土)に主治医の診察受けました。まずは結果のみを簡潔にご報告いたしましょう。
  第10胸椎椎体に新たな転移あり
  右第9肋骨転移は前回より顕著な変化なし
  その他は顕著な病変なし
背骨に転移しましたっちゅうことですね。ただその集積はまだ薄い状態なんで、全体的にはゆるゆると進行しているものの今のところはまだアビラテロン効果持続中、従って治療は現状継続ってなことでした。この主治医のせんせとも付き合い長いんで、表情や態度から大体考えてることわかるんですが、まぁ、余裕でうれしそうな感じの対応やったんで、僕の場合は当初の想定より経過良好と判断されているようです。1年前の再燃宣言の時は結構緊迫した対応でした。世の中、わかりやすい人がいるもんですね。
 さて、前回記事記載のとおり去る7日に整形のせんせと画像結果をフライングで覗いたんですが、実はそこで腹部血栓がCT診断医所見にて指摘されており、僕的には密かに憂えておりましたんですが、今回主治医のせんせとともに精査してみても血栓などという文言はどこにもない。もちろん画像にもそんなものは写っていない。どうも整形のせんせ、覗き見の際に他の患者の結果を間違って開けていたのではなかろうかと疑われます。いや~、よかった。血栓消滅してほっとしました。もちろん大事なところでこんなことがあってくれては困るわけですが、(僕らに強要されての?)覗き見たやったんでこんなチョンボが起こってしまったんでしょうか、脅かすなぁ。

 で、本日LINEでもらった血液検査結果は、
  PSA=1.34
微増と言えば微増にとどまってはおりますが、アビラテロン開始後最高値となっており、増加傾向に転じてきたと考えてもよさそうです(胸椎椎体にも転移しとるし、、、)。 しばらくは現行治療継続なわけですが、病状は徐々に進行しつつあるのでしょうか?。 しかしまぁ、ごちゃごちゃ言うてもしゃぁないんで、のんびり構えておきましょか。

P.S.)暑いからか知らんけど最近なんやらしんどい時が
     多いねんけど、、、 って主治医に訴えてみたんです
     が、OS1効くでぇ、わしとこの自販機で売ってる
     から買ぅてって、って軽~くあしらわれました。
     自販機売上上がるとせんせの雑収入も増える仕組み
     なんでしょうか?。

P.S.2)せんせ、ネクストラインはラジウム223がええ
      やろなって思ぅてんねんけど、ドセっちゅう選択も
      あるよん、ってなことでした。先月まではもっと
      明確にラジウム223押しでしたが、若干トーン
      ダウンな感じ。8月18日に欧州腫瘍学会がラジ
      ウム223使用制限を再度推奨し、この推奨自体は
      実は今までとなんら変りないものの、今回の治験に
      よると、これ、あんまし効けへんでってな発表の
      ニュアンスやったんで、それに影響されたもので
      しょうか。CRPCの治療って現在発展中なんで、
      ネクストラインの選択もその開始時期もなかなか
      決断が難しいようです。


   2018年8月31日(金)Fight(闘病記)
    8月の体調。

 夜はましになってきましたが、まだ暑くってしんどいなぁ。でも、秋の虫はもう鳴いている。

症状:
○腰痛脚痛:先月末に同じ。
○排尿障害:先月末に同じ。
○排便系:先月末に同じ。
○ホットフラッシュ:先月末に同じ。
○全身関節痛:先月末に同じ。
○微弱なむくみ:先月末に同じ。
○その他:しんどい時、熱測ってみたりするんですが、微熱がない
     かあるかってな超微妙な程度。ならば、しんどいのは気
     のせいって思いながらもだらだら。

 おい!、つまらんぞ!。


   2018年8月31日(金)Diary(日記)
    8月の成績。

 ローラー台故障。これは困った。

・体重60.7kg
・自転車×0km
・ローラー台×14days(30min/day)
・ウォーキング5km×1day
・楽しい飲み会×2days

【ローラー台故障】これ、去年の春に娘の就職祝いに自分用に買ぅたやつですが、その後順調に思いのほか大活躍して僕の健康寿命(んっ??、まだ健康なの??)延長に多大な貢献をしておりましたところ、なんやら今月に入りましてから徐々に異音と振動が大きくなってきて、ついに29日、このまま使用すると階下のおっさんが文句言いに来そうな勢いにまで増長してしまい、同日を最後にとりあえず使用を一時的に断念するに至りました。現在馴染みのチャリ屋にドック入り中ですが、この手の奴はばらしたことないとのことで、メーカー送りとなるかもしれず、あるいは修理不能かもしれず、もし修理不能ならどうしようかなぁ、って感じです。押出システムの不定稼働を中心とした諸問題によりご近所徘徊運動には難があるため、ローラーなしで心拍数上げる運動となると100F昇降しかないんですが、これ、超つまらんし、しんどいし、蜘蛛いっぱいおるし、マンションの住民から怪しまれるしなんで、ちょっと嫌です。なら、修理不能の場合は新品買うんでしょうが、妻の視線はとても冷たいのです。


   2018年8月31日(金)Books(本)
    8月に読んだ本。

 今月はbonusなし。それって盆休みっちゅうことですか?。自炊推理本ばっか読んどってはいけませんぞ。

(1)失われた時を求めて9~ソドムとゴモラⅡ
        /プルースト(訳:吉川一義)/岩波文庫
 結構意味わかりませんが、雰囲気は(やっぱり源氏物語で)なんとなくわかるような気がする。どいつもこいつも誰も仕事してませんね(その点僕も同じですが置かれた環境は全然違う)。

(2~6)ソロモンの偽証(二~六)/宮部みゆき/新潮文庫
 Windows Updateしたらスキャナー自然治癒しました。で、自炊再開。第1巻はいまいちでしたが、2巻以降は結構面白く読みました。中学生たちが自校で起こった転落死事件の真実を裁判形式で解明していくお話で、設定や中学生たちの行動には無理を感じるものの、作者が長年考えながら書き続けた熱意が随所に見受けられてよかったです。内容分類としてはやっぱり推理小説でした。

(7)日の名残り/Kazuo Ishiguro(訳:土屋政雄)
        /早川epi文庫
 ご存知2017年ノーベル文学賞受賞者の代表作で、ブッカー賞(こんな賞全然知りませんでしたけど)も受賞した作品。なるほど、いいですね。言うたら英国の近代最後期(かな?)の貴族文化について書かれた現代の小説なわけで、舞台が近代以降となるとある程度その国の文化を知らないと理解できない部分が本来多々あるのでしょうが、本書筆致はそれほどその当該文化の知識を必要としない比較的普遍的アプローチで書かれています。(プロローグ原文ではそうでもなさそうでしたが、、、。) 従って、僕のレベルでもそれなりに理解解釈できたような気がするわけです。たぶん訳(やく)がよいせいも多分にあると思います。5月にせっかく原文でプロローグ(だけ)読んだんで、残りも原文読んでみるか?って思ったりもするんですが、、、えぇ~、まぁその~、前向きに検討します(政治家ですか?)。

(8)夏目漱石シリーズ7/青空文庫
「行人」「模倣と独立」「こころ」「私の個人主義」
「硝子戸の中」他
 漱石もなかなか時間がかかりますようで、、、。


   2018年9月30日(日)Fight(闘病記)
    9月の体調。

 涼しくなりました。しかし体はしんどいまま。涼しくなったらしんどいのんもましになるかとひそかに期待しておりましたのですが、、、。

症状:
○腰痛脚痛:先月末に同じ。
○排尿障害:先月末に同じ。
○排便系:先月末に同じ。
○ホットフラッシュ:先月末に同じ。
○全身関節痛:先月末に同じ。
○微弱なむくみ:先月末に同じ。
○その他:29日に泌尿器科定期受診でゴナ。
     30日はひさびさのゴナ熱で午前中ダウンしてました。

 おい!、やっぱつまらんぞ!。


   2018年9月30日(日)Diary(日記)
    9月の成績。

 今月は心労甚だしくこのHPの更新もままならない状態。踏台(こたつ)昇降なるもの新登場ですが、ローラー台修理が中旬に無事完了し、今後再登場見込みはありません。

・体重61.2kg
・自転車×0km
・ローラー台×10days(30min/day)
・階段昇降70F×1day
・踏台昇降15min×4days
・楽しい飲み会×0day

【心労】疲れましたが、疲れたなどとは言っていられないんよねぇぇ。


   2018年9月30日(日)Books(本)
    9月に読んだ本。

 プルーストはちょっと(??ちょっととは思えませんが??)お休み。そしてbonusもない。

(1)知性は死なない/與那覇潤/文芸春秋
 精神を病んでのち、社会復帰した歴史学者によるメッセージ。知性とは外部との関係に依って初めて機能する。従って地頭(じあたま)や潜在能力はそれ単体では無意味。うぅぅ~~、耳が痛いです。残された時間で僕は知性を発揮できるのでしょうか?(そもそも潜在能力がないって?、ふんっ、ええやんか、気持ちの問題です。)

(2・3)アリアドネの弾丸(上・下)/海堂尊/宝島社文庫
 古本屋→自炊。医療サスペンス。解決されない闇も残る終わり方ですが、面白かったです。同シリーズ、バチスタのTVドラマで、厚労省の白鳥技官を中村トオル(長身やせ型)が演じてましたが、白鳥技官って中年の小太りのおっさんが正解みたいです。(バチスタ読んだときはこの白鳥ギャップには気付かなかったですが。)

(4・5)明智小五郎事件簿Ⅰ・Ⅱ/江戸川乱歩/集英社文庫
 古本屋→自炊。ご存知、名探偵明智小五郎が事件を解決していく短・中編探偵小説集。(作者がテキトーに設定したと思われる)事件発生時期をマニアックに読み解いて、ご丁寧に時系列順に並べ直した掲載順としているらしいです。明智小五郎と言えば、小学生のころポプラ社の少年探偵団シリーズを喜んで読んでいました。少年探偵団シリーズでは人は誰も死なないのですが、同じ明智小五郎でもこの事件簿ではほとんど毎回人が殺されてました。変態倒錯気味のものが見受けられましたが、ネットでググると著者はその辺りに大変な興味を抱いていたとか。

(6)インパール作戦従軍記/火野葦平/集英社
 現実的には陸軍の手先となっていた戦時の人気作家による手記。中退とはいえ早稲田大学に学んだエリートであったはずなのに、この戦争の大局を全然理解できていなかったようで、まさに帝国陸軍的な考えに終始していたことに驚きです。逆に言えばそれほどまでに日本軍の情報統制が成功していたのでしょうか。しかし、さすがに前線(かなり前線に近いところまで行っていたようです)の状況を体感してからは、検閲を気にしながらも表現が変わってきています。いずれにしても戦争は絶対悪です。

(7)妻に捧げた1778話/眉村卓/新潮新書
 がんが発覚して5年の闘病ののち逝った妻に、その間毎日1編ずつ物語を捧げた作家である夫の手記(手記ではないか?)。 その物語を抜粋して、夫の注釈的手記を挟んだもの。夫婦が愛し合えるっていうことはいいですね。僕の妻の評ではいまいちとのことでしたが、僕は悪くないと思いました。

(8~10)江戸川乱歩名作選1,3,4/江戸川乱歩/春陽文庫
 古本屋→自炊。で、2巻がない。5巻以降もない。何れも昭和47年の版でしたが、巻末に印紙の出来損ないみたいのんが貼ってあります。昔はこんなんを貼って冊数を数えて印税を払っていたなんて話を聞いたことがあり、もしかしてこれがそれなんか?、とか思ったりもしますが、昭和47年ってそんな年代やったんやろか?(違うかも?、その時僕は9歳。) まぁ、推理小説なんで面白いことは面白いですが、変態系の話はどれも前置きが長いです。

(11~13)史記1~3/北方謙三/角川時代小説文庫
 古本屋→自炊。深く考えなければ極めて心地よく読みやすい。もちろん著者は十分に史記の研究をしているのでしょう、だからもっとしっかり読み解きたいような気がするものの、やっぱ、この著者の作品は心地よく読んでしまいますよね。全7巻。


   2018年10月4日(木)Fight(闘病記)
    PSAはどこへ行った?。

 先月29日(土)に泌尿器科定期受診でゴナ注ゾメ点採血。その前のPSAがアビラテロン開始後最高値(1.34)を記録したことに関してせんせ曰く、「上がり始めたと判断するのはちと早いかな。初期値見てみいな、226やろ。他のがんならもうやばいところもう4年半以上も結構がんばってますやん。画像も血液もちゃんとモニターしとるさかい、PSAなんぞ今さら1でも2でも気にすることあれへんで」ですと。まぁ、じたばたしたところで状況変わらんわけで、確かに1でも2でもいうほど関係ないやもしれへん。ほんで、せんせのネクストライン一押しはやはりラジウム223で、その際はアビラテロンをイクスタンジに変更するとのこと。(ラジウム223とアビラテロン併用は、突発死リスク増大で禁忌。アビラテロンからイクスタンジへの変更は可だが、逆は機序の関係でだめらしい。)
 さて、こんな感じで診療を終えた翌日曜、朝起きようとするもむっちゃしんどい。微熱。つまりゴナ熱復活です。で、昼過ぎまで寝て暮らす。微熱ごときで起きられへんとは体もだんだんやられてきたなぁなどと思いつつも、なんやかんやで午後遅くには復活できたんで、いまのうちにっちゅうことで体力増進?のためローラー乗りました。

 そして今回のPSAですが、月火と2日挟んでもLINE入らず、昨日水曜にこちらからLINE入れるも既読付かずで、今日木曜はメール入れるが返信来ず。せんせ、どうしちゃったんでしょうか。明日連絡来なかったら土曜日直接聞きに行きますかねぇ。


   2018年10月5日(金)Fight(闘病記)
    PSA登場。

 今日やっとLINE来ました。
  PSA=1.44
著変なしとの評価でしたが、上昇傾向は否定できませんね。まっ、上昇速度が緩ければ一応ほんでええわけですが。がんに対してしばらくはゆるゆる向き合う感じで行きますか。


   2018年10月8日(月)Diary(日記)
    思いつき車中泊。

 この週末は珍しく世間並みに3連休やったんですが、初日に野暮用が入っており残念ながら3日間めいっぱいの活用はできなかったんでございます。どうせ初日は台風の影響で天候いまいちやったんでざまあみさらせなどと思いつつも、後ろ2日は天気よさそな感じであり、気候もちょうどええし車中泊行きたいなぁ、天気ええなら眺めのええとこやろかなぁ、、、。ふ~む、確かテレビのCMかなんか見てここよさそうとか妻が以前ぬかしておったような記憶があったんで、行ってみました、びわこバレイ。
 7日(日)は朝寝してちんたら準備して昼過ぎに出発。高速のSAで弁当買って外のベンチで昼食。そのまままっすぐ湖西に向かい、明るいうちから天然温泉「比良とぴあ」にのんびりつかる。ちょっと戻って泊地「道の駅・妹子の郷」に十分明るい時間帯に入り、レストランで晩ご飯。おなか減るまでアビラテロン飲まれへんのんで、車中でランタン灯して読書しながら21時半頃まで時間つぶして就寝。概ねよ~く寝られました。アウトバック車中泊、結構快適です。因みに車中泊と思しき車が僕たちの他7~8台いてました。

 翌8日(月)は、8時半頃にびわこバレイロープウェイ山麓駅に着いたんですが、既に結構な待ち行列ができておってびっくり。上まで登って「テラスカフェ」で朝食。絶景テラスは既に満席でしたが建物内窓側のいい席に座れたんで、窓越しに琵琶湖眺めながら押出システム処置も含め長時間まったりとさせていただきました。なるほど、絶景です。お値段は張りますが、一回来る価値はありますね。念のため写真1枚上げときます(略)。
 で、昼過ぎには帰宅。宿泊代0円の本当にちょっとしたイベントではありましたが、なかなか面白かったです。ところであんた、卒論はどうなってんの?。


   2018年10月14日(日)Diary(日記)
    話題のCDを売る。

 事情あってここ1か月ほどの間、所持品整理をしております。不用品のほとんどは廃棄ですが、少しだけ売れそうなものもあります。こんなCDがありました。「佐村河内守/交響曲第1番HIROSHIMA」。通して聴いた記憶はないなぁ。ブックオフで50円の値が付きました。


   2018年10月30日(火)Fight(闘病記)
    10月定期受診。

 27日に泌尿器科定期受診でゴナ注ゾメ点採血。ザルティア出してるからたまにはエコーもしとかな不正処方疑われんねん、とかいうことのようで、今回は腎臓、肝臓、前立腺のエコーチェックしました。結果は一言、「全然問題なし!!。」 とっても健康?でしたわ。因みにザルティアって前立腺肥大系排尿障害のお薬なんですが、実はED治療薬シアリスと完全同成分なんで、ED用に不正に処方する医師がおるらしいです。前立腺肥大治療処方の保険審査は楽勝“通し”で、ED処方の場合は“落とし”なもんで、エコーチェックで前立腺ちゃんと診てんねんでってな証拠残しておきたいっちゅうことでしょか(知らんけど)。
 月一定期受診とは言っても、せんせの都合や僕の都合で4週やったり5週やったりすんのんですが、アビラテロンって超高級がゆえ30日超えて処方すると保険審査でいじめられるんでいややから、今後は4週でも5週でも30日分処方するから適当に調整してね、やて(その方がよくないんちゃうのんって思いますが、、、)。 現在2日分予備持っとって、次回、次々回が4週、その次が5週やから足るやろ、て言われて安易に了解して引き上げましたところ、よう計算したら1日分足らんっすよねぇ。どっかでせんせには泣いてもらって30日超えて処方してもらう必要があります。

 ゴナ熱は今回は(たぶん)出てない。 ほんでLINEで本日やって来た今月の値は、
  PSA=1.54
微増継続!!。治療はそのままアビラテロンで変更なしですが、着々と悪化は進んでいるようです。そろそろまじめに卒論書かなあかん時期に来たということでしょうかねぇぇ、、、??(来年3月卒業は事実上もう無理ですな)。


   2018年10月31日(水)Fight(闘病記)
    10月の体調。

 昨日に記事更新したんで、この中味ない記事いらんのちゃうのん?。

症状:
○腰痛脚痛:坐骨神経痛悪化。右腰~右ふくらはぎ外側の痛み
      ・痺れが結構きつい。気温下がったからやろか?。
○排尿障害:先月末に同じ。
○排便系:先月末に同じ。
○ホットフラッシュ:先月末に同じ。
○全身関節痛:五十肩が左に出現。
○微弱なむくみ:先月末に同じ?。
        しもぶくれ顔が以前より顕著なような。

 いつものとおりつまらんぞ!。


   2018年10月31日(水)Diary(日記)
    10月の成績。

 今月は17日から生活ががらっと変わって疲れてます。この生活の変化にがんは関わっておりません、念のため。

・体重60.0kg
・自転車×0km
・ローラー台×23days(30min/day)
・楽しい飲み会×0day

【ローラーは結構乗ったかも】23日ならまぁまぁかな。運動日率74%。


   2018年10月31日(水)Books(本)
    10月に読んだ本。

 ふっ切れた感じで (何が?)、自炊本たくさん読みました。

(1)憲法9条へのカタバシス/木庭顕/みすず書房
 東大名誉教授の法学者(歴史学者?)による、憲法9条の掘り下げを試みた書。卒論の端緒になるかと読んでみましたんですが、著者こばけん(こばあきらが正しい)→けんこば(ケンドーコバヤシ)→きむ兄(木村祐一)。 けんこばときむ兄ってそっくりやでなぁ。ってな感じで本の中身は全然頭に入っていません。卒論一歩も進まず。

(2~5)史記4~7/北方謙三/角川時代小説文庫
 古本屋→自炊。全7巻完結。読みやすいです。北方水滸伝を以前に読みましたが、同じ感じの世界観で書かれていました。歴史に興味を持つ端緒として中高生に推薦したいです。三国志もあるようです。

(6)それ、パワハラです/笹山尚人/光文社新書
 古本屋→自炊。いまさらってな気もしますが、古本屋で見つけたんで読んでみました。2012年初版でちょっと古いせいもあってか、既に調査済みのことばかりで、特に目新しいことはありませんでした。

(7)銀河鉄道の父/門井慶喜/講談社
 賢治ファンの妻が買った直木賞本。妻の評価は低かったのですが、それは当てにならぬと自ら読んでみました。結果、妻は正しかったです。

(8)少年法は誰の味方か/佐々木知子/角川ONEテーマ21
 古本屋→自炊。2000年初版と古いですが、ちょっと目にとまったんで買ってみました。推理小説ばっかでもなんですからね。著者は、辞め検議員(現在議員かどうかは知りません)の作家らしいです。応報刑法べったりみたいです。確かに凶悪犯に特化してみればうなずける一面もあるとは思いますが、全体にバランスが悪いように感じます。

(9)ポイズンドーター・ホーリーマザー/湊かなえ/光文社文庫
 妻が新品を買う→不快感に堪えられず中途放棄→自炊。イヤミスの女王の手による短編集ですが、イヤ感はそれほどでもなかったです。同じ事実を裏側から見るとここまで違って見える場合があるってことを再認識させてくれます(あくまでもお話の中で)。 湊かなえと言えばやっぱり「告白」かな(内容はもう覚えてませんが、イヤぁ~なインパクトが大きかったのは覚えています)。

(10)ドS刑事・朱に交われば赤くなる殺人事件
    /七尾与史/幻冬舎文庫
 古本屋→自炊。ほぼ何も考えずに読める推理小説。TVドラマにもなっていたらしいのですが、なんぼ美女でも偏執死体マニアっちゅうのはさすがにお茶の間によろしくないとのことのようで、このマニアックな設定はTVでは完全カットされていたとか。

(11)人形館の殺人/綾辻行人/講談社文庫
 古本屋→自炊。多重人格者による自己崩壊型犯罪が、著者人気の“館シリーズ”に取り入れられたもの。推理小説としての評価は分かれそうですね。多分否定派が多いのかと。僕もどちらかと言えば否定派かなぁ。

(12)黒蜥蜴/江戸川乱歩/講談社
 古本屋→自炊。なんとなく同著者の少年探偵団シリーズを思い出す作風。但し、このお話の中では人は死にます(少年探偵団では死なない)。

(13)レイテ戦記(一)/大岡昇平/中公文庫
 レイテ戦を丁寧に追った戦記。資料を基に客観的に記述された部分が大半だが、ぽつぽつと著者の感情が挟んである。その立ち位置に全面的に共感するわけではないが、巻末の大江健三郎の解説を読むとなるほどと思い返せる部分もあり、1度読んで2度楽しめる構造となってました。でも、よっぽど丁寧に読んでも戦いの全体的進行はわかりません。もっと地図入れてくれよ!、地図!!。客観記述文に図表付けんのん常識やろって思うのは僕だけ?。特攻はこの時の比沖海戦が最初。知りませんでした。

(14)陰陽師/夢枕獏/文春文庫
 古本屋→自炊。これ、映画かなんかになってましたっけ。話題になったその時に読み方覚えたような、、、おんみょうじ。今はゲームもあるらしいですね。公務員がゲーム主人公になる時代ですか(陰陽師は昔の公務員、まぁ、現代の公務員たる検事やらお巡りさんやらはゲーム主人公になってそうですが、、、知らんけど)。

(15)夏目漱石シリーズ8/青空文庫
「道草」他
 改めて時間をかけて読んでみてるわけですが、漱石って何かとすごいです。長編新聞小説なんぞは構成的に不完全って思ったりもするんですが、そんな表面的欠点を超越する、あまりに人間的な通奏低音を感じずにはおれません。

(おまけ)李陵/中島敦/青空文庫
 北方史記の解説によると、これに触発されて北方氏は史記を書いたとか。もちろん過去何度か読んではおりますが、もう一度読んでみました。敦没後に遺稿として発見されたとのことです。漢文学者家系の作家が読み解いた史記の一部。淡々とした簡素な筆致がいいです。北方史記で李陵・蘓武・司馬遷の関係を一応把握してから読むと、昔に読んだ時とはまた違う感想が沸いてきました。


   2018年11月3日(土)Fight(闘病記)
    なめくじ再登場!。

 朝、裏山登ってシャワー浴びてお昼外食して家帰ってくつろいでおりましたところ、まぁ、おしっこに行ったわけですね。我が家は立ちしょん禁止なんで暖房便座にまったりと座し、小用始めましたらなんやら赤いわけでして、間もなく尿道の鈍い違和感とともににゅるっと赤黒いなめくじが2疋お出ましになりました。半年前、4月末の前回登場は勤務先の個室で大小合同であったため、詳細確認されることなく彼らは水とともに去りぬでしたが、今回は我が家で小のみでしたもんで、赤透明の水底に佇む彼らを妻にも確認してもらいました。聞き及んではいたものの初見であることもあってか妻は驚いた様子であり、早速LINEで子供たちに報告しておりました。
 次の排尿はなめくじなし血尿。その次は通常に戻り、血尿止まったわって言ったんですが、妻は既にさほど興味なしの様子でした。
 朝に裏山登った影響やろかなぁ、前回はあわいちの3日前やったし、チャリ外乗りがなめくじ降臨のトリガーなんやろか?(前回はチャリ前、今回はチャリ後なんで、そりゃたぶん無関係)。


   2018年11月3日(土)Diary(日記)
    裏山登りました!。

 朝っぱらから裏山登ってきました!(チャリ)。
 裏山っちゅうても標高800m超えておって、重病人には結構しんどいんです。だもんで、なかなか決心つかず年間目標の一つなのに今までしかとされていました。でも実はかなり以前より何とかせなあかんとは感じており、夏辺りより抜かりなく会社の同僚に伴走根回ししてはあったんですが、暑いといややし思ったより土日忙しいしでだらだらと今に至り、さすがにそろそろ時期的に最後のチャンスかなって実行に踏み切られたわけです。
 なんとかなりましたですわ。5km/h(遅!!)が頻出しておりましたが、伴走がいるとくじけるハードル上がるもんで、止まりそうで止まらないわけですね。頂上到着時はふらふらでしたが登ってしまえばのんきなもんで、来年も登るかな、とか思ったりもしてました(客観的に見れば結構難しいと思う)。
 少し休んで尾根筋走って別ルートで下ってきましたが、このチャリこんなにブレーキ効けへんかったやろか??って、握力使い切って腕ぱんぱん。ローラーにはブレーキ要らんからなぁ、、、(昔は結構外乗りしてたが8年間ブレーキシューは同一)。

 走行距離41km(少な!!)、年間目標また一つクリアしましたよ。


   2018年11月6日(火)Fight(闘病記)
    腰痛薬を替える??。

 本日は整形定期受診。せんせ、星が飛んでる銀河模様の紺シャツに茶のチノパンっちゅうお休みスタイルに、白衣羽織って隣室より遅れて登場。突っ込もかなって思いましたが、びみょ~に突っ込みの“間”ではなかったもんで残念ながらスルー。
 右腰~右脚の神経痛が最近悪化かなぁぁ、、、って言ったら、新しい薬出たけどどおよ?、って返されましたんで、ほな受けて立ったろかぃ!って薬替えました。リリカ止めてサインバルタにチェンジ。こいつは脳に効くからねって吐き気止めノバミンも処方されました。なんや知らんけど吐きそなくらい効くっちゅうことみたいやん♪♪!。脳に効くなら最近悪化が疑われるぼけ症状にも一石二鳥で効果ありかも!?。(神経伝達をよくするらしい。でも痛み止め。)
 うっしゃぁ、これで腰痛ともおさらばじゃい!!、っちゅうわけで、薬局で新薬受け取ってご機嫌で帰って参りましたとさ(ほんなうまくいくわけないやろが、ってな妻のつぶやきが、、、)。

P.S.:帰ってサインバルタ調べてみましたら、前立腺肥大など
     による排尿障害が慎重投与のトップに上がってました。
     頻度不明ではあるものの重大副作用で閉尿もありうると
     か、、、。もちろん整形のせんせは当然僕の前立腺がん
     治療を知っとるわけですが、詳細となるとどうかなって
     なとこもありますんで、念のため切替前に主治医に相談
     してみるかなぁ、、、ってトーンダウン。(リリカはま
     だ1週間分ある。)

 以下PDMAより。
  製品名:サインバルタ
  一般名:デュロキセチン塩酸塩
  効能:①抗うつ ②疼痛(糖尿病性神経障害、慢性腰痛症、
     以下省略)
  機序:脳内神経伝達物質セロトニン及び同ノルアドレナリンの
     再取り込みを阻害することで、下行性疼痛抑制神経の働
     きを促進する。
  禁忌:僕には該当なしなので省略
  慎重投与:①排尿困難のある者 ②以下は僕には該当なし
       なので省略
  重大な副作用:①~⑧は僕には該当なしなので省略 ⑨閉尿
         (国内臨床試験での症例なし、自発報告のみ)

さらにP.S.:なんやら18時ころから1時間ほどの間、左側頭
        部になんとなくの違和感が、、、。左半分だけ頭
        を鼎の中に入れられたみたいな“もわぁ~っと
        感”なんですが、めまいも頭痛もないし左耳も
        ちゃんと聞こえます。妻は速攻ネットで調べて、
        くも膜下出血の前兆とちゃうんかい!って息巻い
        てましたが、違和感っちゅうても“なんとなく”
        レベルやし、1時間程度で完全に戻ったし、さほ
        ど気にすることもなかろうかと。まぁ、前述の
        サインバルタの件もあるし、次の土曜に臨時で
        主治医のとこ行ってみますかね。


   2018年11月10日(土)Fight(闘病記)
    まっ、麻薬っすか!??。

 サインバルタいややったもんで、主治医とこ行ってリリカ処方してもらいました。「今の鎮痛剤効けへんのやったら、タペンタドールっゅうのんもあんで。麻薬やけど、最近は麻薬もいろいろあるし、遠慮せんと使ぅたらええねん。アメリカなんかではとっとと麻薬使ぅてんで」ですと。とりあえずやめときました。で、おとなしくリリカに戻しましたです。
 ♪痛くなったらすぐ麻薬~♪、って普段は言ってるんですが、まぁ、さすがに今程度の腰痛やったら麻薬はもったいない(?)でなぁ、って思います。もう麻薬使ぅてもええとこまで進んどるぞって遠回しに言われとんのんちゃうんかい、って妻は何故かご立腹。いずれにしても麻薬はもう少し先っちゅうことで。

 左側頭部違和感も聞いてみましたが、心配なら耳鼻科行って頭のMRIでも撮ってもらったら?、っていまいち興味薄の感じ。(整形でかかってる総合病院なら)事情わかってるから別科でも紹介状なしで行けんで、やて。まぁ、しばらく様子見とくかな。

 せっかくなんで、麻薬リストをどーぞ。
   医療用麻薬適正使用ガイダンス
   ~がん疼痛及び慢性疼痛治療における医療用麻薬の使用と
    管理のガイダンス~
   (厚生労働省2014年4月発行版より抜粋)  省略

P.S.:帰ってタペンタドール調べてみましたら、前立腺肥大
     などによる排尿障害が悪化する恐れあり??!。
     せんせ、わかっとんのやろか?。
     サインバルタについてはよく把握してるようで、聞い
     たとたんに薬剤辞典出してきて、「ほれ、ここ見て
     みぃ!、閉尿って書いてあるやろ」って自慢げに説明
     してくれましたが、、、。


   2018年11月17日(土)Diary(日記)
    大学同窓会。

 梅田で大学の同窓会。学科年次の同窓会なんでこじんまりとしたものなんですが、既に第7回。
 10分前に会場着いたらエレベーター正面に同窓会の看板とちっちゃな受付デスクがあり、そこにおっちゃんとおばちゃんが一人ずつかしこまっておったもんで、今回から人雇って受付することにしたんかいな?、って若干不信感抱きつつちょっと間きょろついてたんですが、んん??、よく見るとおっちゃんもおばちゃんもどっかで見たことあるやんかぃ!!、ってなわけで先ずは(たぶん)卒業以来会ってなかった2名と再会。今回は最終11名で隔年開催となってからは最少の人数でしたが、先の2名の初参加もあって3次会までわいわい楽しく8時間ほど懐かしい面々と過ごしました。
 11人もおればノンアカデミックも結構おるやろと思いきや、大学のせんせや研究者が5人、なんやかんやで学問の話題辞せずの勤め人5人で、結局みんなアカデミック。残り1名は僕ですが、学生なんで一応アカデミック組かも??、と密かに思いながらも真にアカデミックな話題には脳が全く追随せず、スマホカンニングはその期の全単位没収とか研究費私的流用が全学で何十人とかのアカデミック的ノンアカデミックな話題に反応するのみに終始しておりました。(実際は通常通りノンアカデミックな話題が圧倒的優位でしたんで何の問題もなしですが。)
 こんなして集まってみると、みんな立派やでなぁ、って感じます。僕は今まで何をやっておったんやろか?、とか思ってしまったりもしますが、まぁ、過去はともかくこれからがんばるしかないですね。ところで皆さん僕とほぼ同年齢なもんで、定年後にどうするかってなやや消極的話題もちょろっと出てましたが、「僕はそんなことは考えてないし考える必要もない!!」って自慢げに宣言しておきましたよ。

 昼開始やったんで家着いたんはそんなに遅い時刻でもなかったんですが、体は思ったよりついていってないようで、疲れ切ってそのあとすぐに寝てしまいました。だんだん体がしんどくなってきましたが、できるだけ息長くやりますよ。来年のあわいちの話題も出とったしね!。


   2018年11月23日(金)Fight(闘病記)
    どうも微熱が、、、。

 昨日はちょっと帰りが遅かったせいで、今朝起きるのがかなり
しんどいわけです。
 つまり、しんどいのは昨日のお遊びのせいであって病状の悪化
ではないわけです。
 最近ちょこちょこ熱測ったりしてるんですが、たいがいは37
℃に近いわけです。
 少し前は大体36℃ちょいで、夕方でも36.5℃超えることは
なかったわけです。
 あんた最近しんどいってばっか言うとるやんか、と妻が言ぅと
るというわけです。

 んっ??、もしかしてずっと微熱が続いているので毎日しんど
いというわけですかぃ?。しらんけど。


   2018年11月26日(月)Fight(闘病記)
    11月定期受診。

 24日に泌尿器科定期受診でゴナ注ゾメ点採血。ゴナって月一でへそ周囲時計回りに打っていき4か月で一周のサイクルなんですが、今回予定の左下部の筋(?)にしこりみたいな腫れがあったんで、一か所飛ばして右下に打ってもらいました。
 そのあと診察でせんせにそのへそ左下の筋しこりさんざんいじくられて、結果、ふ~む、なんやろね、これ、まぁ、ほっとこか、ですと。ほんで更に、一緒に診察室で話を聞いていた妻が、最近しょっちゅうしんどい言うとる(からうるさい)とか、微熱が続いてるみたい(で頻繁に体温測っとるんでうっとうしい)やとか、手が思い通りに動かんみたいでよう物落とす(んで一人でいらいらしとって見てるこっちが腹立つ)やとか、いろいろ聞いてみておったんですが、どれも治療の副作用としては報告されておらんようで、ふーむ、なんでやろね、それ、まぁ、ほっとこか3連発。でもまぁ、気休めに漢方替えてみましょっかっちゅうことで、牛車腎気丸が人参養栄湯に変更となる。
 このPSA上昇速度なら2月まではこのままの治療でいけるでしょうということで、2月まで診察予約して辞去すべく立ち上がった時、妻が膝上に置いていたかばんを誤って落としましたところ、確かに物落としてますね、ってせんせから突っ込み入ってました。よう物落としとんのんは妻ではなく僕ですが?、って一応念のため突っ込み返しておきました。

 LINEで本日やって来た今月の値は、
  PSA=1.56
今回はいつもより1日早くやってきました。結果はやはり微増継続ですが、増加は思ったより少ない。まぁ、これでよしですね。急激上昇ならやはりネクストライン開始をすぐ検討するとのことでしたので。

 ところで、牛車腎気丸は腎臓・排尿系改善、人参養栄湯は滋養強壮全般がその効能。ふ~む、ちょっと毛色がちゃうでなぁぁ。そういえば昔に牛車腎気丸一時中断したら調子いまいちやったもんで、結局復活処方してもらったような、、、。まぁええわ、とりあえず1か月、人参養栄湯で様子見てみますか。(長期継続している薬がそれなりに効いてそうな場合、その変更にはやっぱり保守的になってしまうのです。)

 さらにところで、最近あんた目つき悪いやんかって妻に言われます。しんどい日が多いんで、なにかと余裕がなくなっているのかもしれません。目つきって心を表すもんなんで、そう簡単に変わらないことは承知しておりますが、目つきがいいって言ってもらえるように、反省してこれからは笑顔を心がけよう(人に向かって目つきがいいなんて言うやついてへんでなぁ、妻くらいか、笑)。


   2018年11月30日(金)Fight(闘病記)
    11月の体調。

 今月は Fight! 記事がやけに多かったですね。

症状:
○腰痛脚痛:平日毎日ロキソニン。
○排尿障害:牛車腎気丸中断。さて、来月は?
○排便系:先月末に同じ。
○ホットフラッシュ:先月末に同じ。
○全身関節痛:肩左かなり痛い。
○微弱なむくみ:顔が丸い。


   2018年11月30日(金)Diary(日記)
    11月の成績。

 最近しんどい日が多い。ちゃんと動き回れる状態をできるだけ長く保つことは、僕にとってかなり重要。

・体重60.4kg
・自転車×40km(裏山)
・ローラー台×18days(30min/day)
・ウォーキング5km×2days
・楽しい飲み会×2days

【健康寿命、プラス1日】「なんらかの運動1日すれば、健康(?)寿命が1日増える」って思って運動してます。まぁ、レンタルDVD見ながらローラーちんたら回すわけですが、やっぱしんどいしつまらんし、、、。運動日率70%


   2018年11月30日(金)Books(本)
    11月に読んだ本。

 自炊本ばっかりですが、知らんうちにたくさん読んでます。

(1)嫉妬と自己愛/佐藤優/中公新書ラクレ
 何を思ったか妻がこれ買ってきたんで読めと言います。職場の男性トイレに落ちている大便の謎が嫉妬と自己愛の論理で解けるっちゅうんですが、、、??。確かにむか~し僕の職場のトイレ個室外小便器前床面上に、大便がころっと置かれていたことがありました。ふ~む、謎は解決されたと言えるのでしょうか?。

(2)ラッフルズホテル/村上龍/集英社文庫
 古本屋→自炊。推理小説ばっかでもなんですんで、近所の古本屋にあったのん買ってみました。自身が監督した映画を小説化したのだとか。80年代を思い出す感じです。僕は春樹よりも限りなく龍派。

(3・4)ぼんくら(上・下)/宮部みゆき/講談社文庫
 古本屋→自炊。時代劇推理小説。時代劇なんでやはり本格推理小説とはなりにくいようで、人情ものとなっておりますが、それはそれで悪くないと思います。江戸の昔を想像しながら楽しんで読みました。

(5~10)女子大生会計士の事件簿(1~6)
      /山田真哉/英治出版
 古本屋→自炊。カラフルカバーの新書サイズできれいに全6巻そろってたんで買ってみました。題名からするといまいちなんやろなぁって思いながらも暇に任せて読みました。ここに出てくるような不正会計って、やっぱあるんでしょうねぇ。でも、もっとちゃんと会計士の鼻の効かないところでせなあかんでなぁ??、って思ってたら、ゴーンが大金ちょろまかして懐に入れ、長年日産に不正会計させてたとか、、、。30年もサラリーマンしてると、登場する会計関係のこと、なぜかほとんど知ってますね。別に財務や経理やってたわけではありませんが、会計/税務の基礎を知らなければできないような仕事もやってきたということでしょうか。ところどころマーカーが引いてあって、前の持ち主が会計士のゆる~ぃお勉強なんぞをしておったものかと。ちなみに、事件はすべてハッピーエンドでした。

(11・12)本家ゴーマニズム宣言(1・2)
       /小林よしのり/ワック
 古本屋→自炊。ご存知、時事問題(だけではないですが)について右寄り著者がゴーマンに語るマンガです。立ち位置異なるものの、物事の根底を考えることなく周囲に迎合することを良しとしない態度は賛成できます。著者は著者なりに勉強しておって、なおかつかなり社会的行動してたりすることもあってか、マンガの割には字がやたらと多く読むの時間かかりますね(たぶん新書より時間かかる!)。

(13)夏目漱石シリーズ9/青空文庫
「明暗」他
 明暗、漱石の未完の遺作で、たぶん初読。なんとも歯切れが悪いっちゅうか、読んでて結構いらいらする類です。もともと新聞連載なんで、毎日区切って読むにはもしかしたらいいのかもしれませんが、どうも残念な感じがするのは僕だけでしょうか?。

(bonus)The Remains of the Day/Kazuo Ishiguro
     /Over Drive Library
 なんやら知らんけど、“借りる”ボタンをポチってしまいました。プロローグは前に読んだんで第1章から読み始めたんですが、久しぶりに電子辞書開いたら電池切れてました。(この形式の電子書籍はコピペができないみたいで、ネット辞書はむしろ使いにくい。)ってなわけで、貸出期間8日の内の初日はほぼ進まずでしたわ。で、8日間で第1章“のみ”読みましたです。


   2018年12月1日(土)Fight(闘病記)
    またまた登場、そして個室で電話が鳴る。

 映画見て昼食べて帰ってきておしっこ行ったらまたまた登場しました、なめくじ。もち、血尿です。ったく、しゃぁないなぁぁぁあぁっと。今回はそのあと3回血尿で、3回目にはもひとつおまけになめくじ出てました。
 寝る前23時半頃にやっと通常尿に戻りました。よかった。

 実は映画から帰ってきてなめくじ排出してのち、再びふらふらと外出しておりました。出先で晩ご飯食べて引き続き押出システム作動させるべく個室に入り、どうせまだ血尿やからいややなぁと思いつつ、斜め掛けかばん下ろそかと手をかけましたらそいつの中でスマホがぶるぶるしておりましたわけです。ほぉ~、個室入らんかったらこのぶるぶるはむなしく気付かれへんとスルーやったやろな、運のいい奴め、って思いつつ出てみると、関東の大学病院でがん診断医やっとる高校の友人からの電話。
 メール見たか?っちゅうんですが、見てなかったもんで、いったん電話切ってメールを見る。彼と同病院の泌尿器科のせんせが、脅されて(?)このHP読まされたあげくに書いてくれた治療意見が僕に転送されていました。曰く「とっととドセ。」 PSA(微増とはいえ)増加、坐骨神経痛ほか諸症状悪化なら、こりゃPD(Progressive Disease すなわち病態進行)やから、やつが勢いづいて手遅れになる前、おとなしい今のうちから早々にドセに入るのがよい、ラジウム223はOS(Overall Survival すなわち全生存期間)延長効果疑問なのでパスすべし、と。ほぉ~、なるほどってなわけで、友人に電話折り返していろいろアドバイスもらいました。横で電話聞いてた妻は、速攻で“即ドセ”かぶれとなっておりました。
 気にかけてくれておる友人がいてるって、ほんま、うれしいです。がん診断のプロが前立腺がん治療のプロに意見聞いてくれておって、重要なポイントでアドバイスをくれる。いゃ~~、なんとありがたいではないですかぃ!。
 そんなこんなでドセに傾きつつマルチに意見を聞きながら、ネクストラインが検討されていくわけです。あぁ~、幸せ。


   2018年12月1日(土)Diary(日記)
    ボ・ラプ観ました。

 映画観ました。ボヘミアン・ラプソディ。思ったより全然よかったです。大音響で名演再現されてるんで結構感動してしまいましたです。Queenの音楽+ボーカリスト焦点のお話なんですが、メンバー演じる面々、どれもえらい本もんそっくりやん!??。あなたも観るがよろしい!。で、シネマでお得割引でお昼食べて帰宅。
 ほんで、おしっこしたら血尿&なめくじ。映画観んのに力入れすぎか??、はぁ~ぁ、脱力。妻はにわかQueenファンとなり、車ん中でもおうちでも“オペラ座の夜”(僕のCD)がでかい音で繰り返し再生されております。いいことです(血尿はよくない)。


   2018年12月11日(火)Fight(闘病記)
    坐骨神経痛悪化とドセの不思議な関係?。

 幻に消えたサインバルタの様子見るため、今日は整形を受診。サインバルタ結局使ぅてへんのんで、実質的に今日は薬処方してもらうだけ、、、のはずやったんですが、どうもここ2週間ほど右腰~右脚のしびれが明確に悪化。以前はふくらはぎ止まりだったものが現在は足先までに拡張し、ぼけっと突っ立ってたのちの動き始めなんぞは長時間正座から立ち上がったときの態様で、感覚いまいちないもんやから結構ふらついたりしております。おまけについでに左脚もなんやらしびれてきたような、、、。
 で、頼み込んで1月8日にMRI撮ってもらうこととしました。ドセ早よせぇやってな声を受け、もともと1月末予定やったCTと骨シンチをそこに合わせてちょびっと繰り上げ、同時期3つで1セットに仕上げたろってな魂胆を胸に、22日の主治医受診時にCTと骨シンチの日程決めて、その次1月26日主治医受診でネクストライン判断したろっちゅうわけ。そこでの主治医判断と画像を合わせて友人医者系列の泌尿器科医に送って意見もらい、ドセスケジュール決めよかなっちゅう感じ(んっ??、ネクストラインはもうドセに決定っすか??)。
 そんなこんなで友人医者のドセ押し起因で、スケジュールがかように若干前倒しされております。妻なんぞはもう“即ドセ”どっぷりで、僕としてはそう前のめりにならんでもとか思ぅたりもすんのんですが、がんの治療って実は本人のためだけのものではなかったりするわけで、まぁ、早めのドセについても冷静に、妻も僕も納得できる判断を下すべしっちゅうことですね(ふんっ、専門医でも意見分かれとんのに僕ら如きに治療効果上最善の判断なんぞできるわけあれへんやん!、なんですが、その場合は患者やその家族の納得した判断が即ち最善の判断になるわけです)。

 ほんで話戻って整形ですが、前立腺肥大のおっちゃんらにもサインバルタ出しとるけど皆さん全然大丈夫やで、って若干むっとしつつもそれを抑えて丁寧に対応してくれたせんせに対し、正月におしっこ出ぇへんようになったらいややから年明けまではこのままいかせてちょーだい、ってお願いし、晩の分量ちょっとだけ増量してリリカ継続といたしましたです。

P.S.:んっ?、よくよく振り返ってみると、右脚しびれ悪化は
     先月牛車腎気丸止めた辺りが起点となっておるよう
     な、、、。ほんなもんで、次回主治医受診(12月
     22日)で牛車腎気丸に戻してもらう予定。それで改善
     せんかったら、次回整形(1月8日)でサインバルタか
     なぁ?。


   2018年12月16日(日)Diary(日記)
    きゅうれんきゅうぅぅ!!。

 仕事干されとるんで勤務先では超ひまな毎日。っちゅうわけで、も一度超ひま転じて福となしてやりましたです。12月15日が今年度付与有給休暇消化最終日、未使用有休の繰り越しも既に目いっぱいで、この日過ぎると“使わず捨て”となってしまうのです。それ見越した上で、有効に使ぅたろと節約してきた今年度有休、残り全部一気に使ぅて8~16日まで「きゅうれんきゅうぅぅ!!」取ったりましたです。
 とはいえ、間に整形受診せなあかんし、事情有之で長期に家空けるわけにいかんしなもんで、よっしゃ、ここはやっぱついに卒論や!!っちゅうわけですね。最近は便利なもんで、家にいながらNETで大学図書館の蔵書がキーワード検索できます。さすが大学の図書館ともなると変な本もいっぱいあるのぉ、などと横道にしばしば逸れつつも、初日に在宅で当たりつけといて、次の日に足を運んで卒論本3冊借りてきました。そしてきゅうれんきゅう最終日の本日時点、3冊とも読みましたよ、前書きと目次(笑、本文はどうなんよ、えぇ?)。 こんなして卒論の構想がゆる~りゆる~りと練られていくのです。

 全く別の話ですが、このきゅうれんきゅう中に大懸案が一つ片付きました。肩の荷が一つ降りてほっとしております。3人暮らし(んっ??、いつの間にやら何故か娘が、、、)も少し落ち着いてまいりましたです。


   2018年12月18日(火)Fight(闘病記)
    坐骨神経痛悪化の一途!。

 先週は有休消化で9日間も出社せずぶらぶらしておりましたが、その間右腰~右つま先の坐骨神経痛が悪化の一途。立って靴下履けなくなったり、真っすぐ歩くのがちょっと難しくなってきたり、買い物中高頻度で座って休む必要があったりってなってきました。
 いややなぁって思いますが、同時に、まぁ、しゃあないんやろなぁっとも思います。どっかではこんなんなるわけやろし、ごちゃごちゃ言ぅても現実は変われへんのんでしゃぁない。もう整形でMRIオーダー入れたし、次の土曜の主治医受診時にCTと骨シンチもオーダー入れる予定なんで、来年1月には、この坐骨神経痛急速悪化の危険度もそれなりにはわかるやろ。そろえた画像でセカンドオピニオンも聞いて、ネクストラインの選択と開始時期も2月上旬には決められるやろ。まぁ、ちゃんとやることやってるんでこれでよしですか。(復活させる予定の牛車腎気丸に正直ちょっと期待してしまったりもしますが、、、。)

 ところで既に古新聞ではありますが、がん治療遺伝子パネル診断が来年4月より保険適用になります。ほぉぉ、この辺り、確か去年の夏頃にかなり調べましたなぁ。時代が2年遅れてやっと僕に追いついてきましたねぇ、、、って、偉そうに言いな!、自分一人では何にもでけへんくせに!。へへっ、その通りです。いい友達のいいアドバイスのおかげ、そして妻の協力のおかげなんですよねぇ、ありがたや。


   2018年12月25日(火)Fight(闘病記)
    PDやん!。

 22日(土)、いつもの通りゴナ注ゾメ点採血。前記事のとおり、今回はちょっと無理言ってCTと骨シンチのスケジュール押し込みました。右腰~右つま先のしびれえらい悪化しとんねんとか、右脚なんやら動きにくいねんとか詳しく言ぅていろいろ診てもぅたんですが、せんせの見立てでは脊椎への骨転移によるものではないってなことらしく、またしても麻薬薦められましたです。若干安心しつつ、でもやっぱ、骨転移が原因やったら下半身不随とか結構怖いもんで、画像結果を楽しみ(?)に待つ感じ。ほんで、気休めにすぎないということでせんせと僕の意見一致しながらも牛車腎気丸復活。麻薬は年明けからで勘弁してちょーだいって言ったら、これ効くやもしれんから飲んでみぃなっちゅうてメキシチールとやら追加処方してくれました。最後、諸数値の推移をも一度確認したのち電子カルテに「SD」って音読しながら入力して、Stable Diseaseの略って能書き垂れていただきました。まだPD(Preogressive Disease)とは言われへんでってな、このブログ読んどんかい?って疑いたくなる発言までくっついてましたです。
 主治医がそう言うなら現時点ではそう心配せんでもええかってな気になっておりました。お気楽にいくことは大事なんで、この時点では素直に乗っておいたわけですね。

 その午後、所用で市内まで出てきたんですが、家に帰り着く前あたりから腰超いったいわ悪寒はするわで、こりゃまずいなって思っておったら、夜中には8度5分まで熱上がってました。ゴナ熱と思料するも、市内で諸大学教授方に伍してえらそに意見言ぅてみたりしたことに起因する知恵熱との異見もある。真相不明なれど、かなりしんどかったですわ。こんなんでドセまでたどり着けるんでしょうか?。

 さて、LINEで本日夕方やって来た今月の値は、
  PSA=1.90
おい!、結構増えとんで。せんせのきったない字の手書コメントは「漸増です。次回に画像結果とともに説明します。よいお年を。」(血液検査結果表に手書きでコメント書いてその写真を送ってくれておるのです。) ふ~む、今までの「著変なし、現行治療継続」とは異なっておる。グラフを見ると確かに 前回→今回 は明らかに急上昇なんで、ただ今現在の判定はSD転じてPDと思われます。ほんなら、いい時期にCTと骨シンチ押し込んだ感じですかね。まぁ、ごちゃごちゃ言ぅとってもしゃぁないんで、今は来年の活動計画(治療計画とちゃうでぇ、別名お遊び計画?)でもまじめに考えよかなって思ってます。

 年末なんで、念のためお薬まとめときます。
  月一:
   degarelix acetate (Gonax) :80mg/4weeks(injection)
                 (LHRH antagonist)
   zoledronic acid hydrate (Zometa) :4mg/4weeks
               (infusion)(bisphosphonate)
  毎日朝食後:
   prednisolone (Predonine) :5mg(1tablet)
                (corticosteroid)
   lansoprazole :15mg(1tablet)(胃薬)
   pregabalin (Lyrica) :75mg(1capsule)(神経痛)
   mexiletine hydrochloride (Mexitil Capsules) :
      100mg(1capsule)(神経痛)
   limaprost alfadex :5μg(1tablet)(腰痛)
   牛車腎気丸 :2.5g(1package)(腎機能、腰痛)
   芍薬甘草湯 :2.5g(1package)(腰痛、筋肉の痙攣)
  毎日昼食後:
   limaprost alfadex :5μg(1tablet)
   牛車腎気丸 :2.5g(1package)
   芍薬甘草湯 :2.5g(1package)
  毎日夕食後:
   prednisolone (Predonine) :5mg(1tablet)
   naftopidil (Flivas) :75mg/day(1tablet)(排尿)
   tadalafil (Zalutia) :5mg/day(1tablet)(排尿)
   pregabalin (Lyrica) :100mg/day
              (75mg, 25mg each1capsule)
   mexiletine hydrochloride (Mexitil Capsules) :
      100mg(1capsule)
   limaprost alfadex :5μg(1tablet)
   牛車腎気丸 :2.5g(1package)
   芍薬甘草湯 :2.5g(1package)
  毎日就寝前:
   abiraterone (Zytiga) :1,000mg(4tablets)
              (anti CYP17)
恐れ入りなはれ!、物量ではたいがいのそこいらのご老人方に負けてへんでぇぇ!。


   2018年12月31日(月)Fight(闘病記)
    12月の体調。

 最後の1週間で急激に腰痛悪化。ふ~む、結構厳しいなぁぁぁぁっとか思いながらも、まだもうちょっとお気楽にいけるかもって期待したいなぁ。

症状:
○腰痛脚痛:右腰~右つま先神経痛まじやっば。5分間も立ってい
      られない状況。歩くのんもかなりあかん。28日の骨
      シンチでは結構固い台の上に、仰向けにじっと寝ころ
      んでおらなあかんのんですが、これもむっちゃ痛ぁて
      最後まで我慢できず、途中で腰曲げ休憩(?)入れさ
      せてもらってしまいましたです。画像結果が楽しみや
      なぁ?。
○排尿障害:先月末に同じ。
○排便系:先月末に同じ。
○ホットフラッシュ:昂進かな。ほっぺがりんご。
○全身関節痛:まぁ、こんなもんやろか。
○微弱なむくみ:りんごほっぺがまぁるいね。

【もうすぐ5年】2018年も早終り、がん発覚後もうすぐ5年。結構しぶとく生きてます。来年もしぶとくいきまっしょぃ!。


   2018年12月31日(月)Diary(日記)
    12月の成績、2018年の成績。

 まずは今月の成績。

・体重60.5kg
・自転車×0km
・ローラー台×17days(30min/day)
・楽しい飲み会×1day

【こりゃあかんわ!】超低調。なんやら調子悪いんよねぇぇ~。最後の1週間なんぞは右腰~右つま先神経痛最悪やったんですが、座り姿勢ならまだましなんでローラーなんとか踏めるのがまだ救い。まっ、終わりよければすべてよし、終わりわるてもそれもよし、かな?。

 続きまして、今年の成績。

○東北旅行:10泊11日で行きました!!。
○淡一:前夜祭付きで行きました!!。
○裏山チャリクライム:伴走付きで行きました!!。
○読書20冊:80冊!!(青空除く)。
●卒業:未達。卒論卒ゼミ以外の単位は全部取りましたが
    (見苦しい言い訳すな!!)。
○同窓会×2:高校大学どちらも出席しました!!。
●高校時代の担任の先生に会う:未達。とりあえずは年賀状で。
○うなぎ食う:特上!!。
○家内安全:僕以外皆OK
        (僕もまぁOKっちゅうことでえぇか)!!。

【おっ、好成績ではないですかぃ!】7/9達成やんっ!!。終わりよければすべてよし、かな?。

 みなさん、よいお年を!。


   2018年12月31日(月)Books(本)
    12月に読んだ本。

 今年は青空除いて80冊読みました。一見好成績ですが、内結構な分量が自炊本(主に推理小説)なのは残念です。でも、年間目標は一応達成やから、まぁ、えぇか。

(1~3)レイテ戦記(二~四)/大岡昇平/中公文庫
 戦争とはかくもばかげたものなのか。実現可能性のない作戦、よくわからんからってテキトーに作画された地図を頼りの行軍陣取り、届かない重要指令、勘違いで命拾いしたり逆に想定外の戦闘が始まったり、司令官が勝手に自分だけ戦線離脱したり、大嘘の戦果報告したり、その大嘘信じて立てられた作戦、敵かく乱のための味方のダミー情報を真実と誤信、などなど。自分がそこにいたら、ほんま、最悪です。そして最後に戦勝国がいかに身勝手ご都合主義かってなことが、ちくっと列挙されているところがみそ。何れにせよ戦争は絶対悪。ところでやっぱこの本、参照用の地図を別冊で絶対付けるべき!。

(4)ホーム・スイート・ホーム/赤川次郎/集英社文庫
 卒論の資料漁りに在籍大学の図書館行ったら、ハッピー・バッグとか銘打って、職員推薦の目隠し本が3冊ずつ入った大学ロゴ入り布バッグがいっぱい置いてある。布バッグはくれてやるから学生どもはこれ借りて読書にいそしむべし、っちゅうわけです。ほんでバッグゲットしました。早速活用!ってな感じでお薬手帳と処方箋これに入れて薬屋行ったら、ロゴ見た馴染みの薬剤師のおっちゃんが「わし、この大学出たよ」って言ってきて、ちょっと話弾みました。あっ、そうそう、この本はそのうちの1冊。他の2冊は既読でした。

(5~9)模倣犯(一~五)/宮部みゆき/新潮文庫
 古本屋→自炊。よく考えると、そんなにうまいこといくかぁ??、ってな展開ですが、なかなかおもしろいです。傑作の部類でしょうかね。でもこれ、中盤は“いやミス”やでなぁ。

(10)夏目漱石シリーズ10/青空文庫
「琴のそら音」「手紙」「趣味の遺伝」他
 漱石は来年も続く。




     2019年




   2019年1月8日(火)Fight(闘病記)
    なんなん?、この腰痛。

 年末最後の1週間ほどで急激に悪化した右腰~右つま先の坐骨神経痛、今年に入ってからは増悪してはいないものの全く改善される気配なし。年末に前倒しで入れたCT、骨シンチに引き続き、今日はMRI撮って整形受診してきました。3点セット画像合わせて見てせんせ曰く、
  ・第10胸椎椎骨転移縮小
  ・その他の脊椎転移なし
  ・腰椎椎間板ヘルニアなども進行していない
つまり、5分程度しか立ってられないほど強度な右坐骨神経痛の理由はわからんと。で、同総合病院内の脊椎センターに回ることとなり、22日にそこいきます。
 転移縮小はうれしいですが、腰脚いったいのはほんまかないません。22日までには間があるうえ、18~20日はお泊まり予定(何それ?)なんできっついやないですかぃ。次の土曜に主治医とこ麻薬相談に行こ思てます(整形のせんせは反麻薬派でした)。 ついでに(?)ネクストラインの相談もしてきますわ。
 でもこの腰痛、なぜか座ってる分にはほぼほぼ気にならないレベルなのは助かります。集金のため徒歩6分(この最後の1分がたいへん!)の勤務先に座りに行くのも何とかなってしまうわけでして、僕ってとことん会社人間やってんなぁって自分で感動しております。


   2019年1月12日(土)Fight(闘病記)
    ついに麻薬。

 というわけで、坐骨神経痛及びネクストライン相談に、主治医とこ臨時で行ってまいりました。
 まず、3点セット画像詳細をチェック。概ね前回記事の復習にすぎませんが、
  ・第10胸椎椎骨転移は縮小
  ・右第9肋骨転移は変化なし
  ・内蔵その他の新規転移なし
PSAは明確に上昇速度上がっているものの、画像的には増悪なしということで、現行治療継続。さらにせんせ曰く、どうせちっちゃながんは全身に散っとること間違いなしやし、がん性疼痛ではないにしても坐骨神経痛そんなに酷いんなら強麻薬今から試して第3段階ペインに効くヤツ早めに見つけといたほうがええやろ、っちゅうことでタペンタ開始(強麻薬!、量はちょっとですが)となりました。リリカはタペンタと交代で中止。(そういえば、メキシチールは飲んだら胃がむかむかするんで一週間くらいで自主中止しました。)

   Tapentadol hydrochloride (Tapenta)
       25mg × 1 tablet (2 times / day)
       (強オピオイド鎮痛薬)
   Naldemedine tosilate (symproic)
       0.2mg × 1 tablet (1 times / day)
       (末梢性μオピオイド受容体拮抗薬、便秘対応)

 こんな感じでついに麻薬デビュー。今晩から開始ですが、さて、効くでしょうか??。


   2019年1月14日(月)Diary(日記)
    今年は前半勝負?。

 強度の右坐骨神経痛のため、初詣もお百度もまだしてません。転移はまだ進んでいないようですが、PSAは明確に上昇中なこともあって、今年は前半勝負で押込んでいきましょうか。

○卒ゼミ単位取る:通信教育なんで2泊3日合宿(今月)のみ。
  結構厳しそうですが既に予習の時間はない!。
  まぁ、落ちた場合は7月で。
○卒論単位取る:あまりのんびりしていられない。
  なんとか上期で取りたい。
○息子んとこへ遊びに行く:いざ、横浜へ。
○源氏&失われた時:失われた時の残りと谷崎源氏を読む。
○淡一(またはその代替):行けるかなぁ(腰痛)。
  豊田は都城に転勤になったし・・・。
○裏山チャリクライム:行けるかなぁ(腰痛)。
  ソロなら自分次第か?。
○高校時代の担任の先生に会う:昨年できなかったんで。
○家内安全:同居となった娘、横浜の息子も含めて。

今年も貪欲にいければええなぁ。『迷ったら、やる!』。


   2019年1月16日(水)Fight(闘病記)
    さすが麻薬。

 服用開始してから4日経過、やっぱ効きます、さすが麻薬!。初日こそいまいち感が拭えませんでしたが、2日目以降は立っていられないほどの激痛からは解放されました。本来なら激痛状態なんやろか?って思うとなんだか不安はありますが、画像的には危険状態ではないんで、痛みが緩和されたことにより急迫する危険状態を見逃してしまうおそれは少ないのかと。
 他方、しびれや動作上の違和感に対しては麻薬効果ほぼ無いようです。力の入り具合がいまいち把握できないため、右脚での片足立ちは極めて不安定。靴下履いたりズボン穿いたりするときは、念のためどっかにつかまったり座ったりしております。右脚の動きが若干おかしいのも改善されていないようで、革靴履いたときの足音が左右で明らかに違ってたりします。でもまぁ、副作用は今のところ顕著でないのでありがたい。

 今後の坐骨神経痛治療方針は迷うところですが、高校友人である脊椎内視鏡手術の名医に予め画像送ってアドバイスもらったりしておって、それをベースにこちらの専門医・主治医と十分に相談しながら考えていこうと思ってます。アドバイスくれる友人には本当に感謝です。


   2019年1月23日(水)Fight(闘病記)
    脊椎医に診てもらう。

 昨日、整形でかかっている総合病院内の脊椎センターっちゅうとこで、脊椎専門医に診てもらいました。診断は、
  ・主因はL5右側の神経根型脊柱管狭窄
  ・運動麻痺はない
  ・ブロック注射で様子見るのがよい(麻薬はやりすぎ)
  ・手術なら固定術式(ちょっと面倒な術式)
ってなとこで、とりあえず次回診察の予約をして引き下がってきました。家に帰ってから高校友人の脊椎内視鏡手術専門医にも一度画像見てもらって詳しく聞いてみたたころ、
  ・主因は同
  ・右足指背屈困難になったら手術
  ・今はタペンタ継続でよい
  ・内視鏡除圧術で手術可 (俺とこに来い)
って言ってました。ふ~むなるほど、っちゅわけで、ざっくばらんに話せる友人医のアドバイスに従う方向とする。
 今後、主治医と従来の整形医にもう一度それぞれ相談して決めます。順当にいけば、脊椎医は予約キャンセルしてしばらくパスかな?。


   2019年1月26日(土)Diary(日記)
    お十度参り。

 先週は大学のゼミ合宿、ほんで今週は石切さん行って恒例のお百度、、、なんですが、お百度は妻にお任せして、僕は脊柱管狭窄のため縮小版でお十度。麻薬入ってるんで痛みに関してはお百度でもいけそうなんですが、神経圧迫は治っていないわけなんでここは大事取りました。がん発覚後5年を経過し今回は6個目のお守りを買ったんですが、今年がモデルチェンジの年であったらしく過去継続購入していた色がなくなっておったため、従前の緋緑から濃紺に変更しました。
 忘れることなくちゃんとレガーロでランチもしてきましたよ。というわけで、今年も恒例お百度無事終了。


   2019年1月29日(火)Fight(闘病記)
    泌尿器科定期受診。

 26日(土)は泌尿器科定期受診で、例によってゴナ注ゾメ点採血。
 タペンタどう?って始まって、むっちゃ効くって言ったらせんせと看護婦さんが大喜びしてくれて、なんでそんなにうれしいのんやろ?って違和感大いにあり。脊柱管狭窄の診断も伝えて、これって自然治癒ありですよねって聞いたら、せんせと看護婦さんからそろって「ない!」って却下されました(椎間板ヘルニアと勘違いしてましたわ、笑)。 で、タペンタはそのまま(たぶんずっと)継続。せんせ曰く、レスキュー(速放性モルヒネ)も遠慮なく使ぅたらよろしいですと。
 前立腺がんのほうは、画像とPSA推移をもう一度確認してのち、PSA絶対値低くDT1年以上やし画像上転移の増悪もないんでまだも少しアビラテロンいけそやな、ってなところで、近々ネクストラインに移らざるを得ない前提であるもののまだ現状治療継続となる。ほんで、いつもの検査に加えてNSEのオーダーを出してもらいました。

 本日、例によってLINEで送られてきた結果は、
  PSA=1.92
ほっ、微増にとどまっていました。NSEは9.0で未分化がんも今のところ大丈夫みたい。アビラテロンがまだ効いているようです。もうしばらく効き続けてくれたらええなぁぁ。

   (参)Morphine Hydrochloride Hydrate (OPSO) 5mg
          (レスキュー強オピオイド鎮痛内服液)


   2019年1月31日(木)Fight(闘病記)
    1月の体調。

症状:
○腰痛脚痛:麻薬は効いてますがしびれはそのまま。
○排尿障害:先月末に同じ。
○排便系:先月末に同じ。
○ホットフラッシュ:先月末に同じ。
          コールドフラッシュ?もあり。
○全身関節痛:先月末に同じ。
○微弱なむくみ:先月末に同じ。

【麻薬生活】12日夜から麻薬生活に入ってます。痛みは激減し、副作用も今のところ顕著ではないです。麻薬生活も結構板に付いてきたか?。右足運動麻痺に注意しながらの毎日。


   2019年1月31日(木)Diary(日記)
    1月の成績。

・体重59.6kg
・自転車×0km
・ローラー台×22days(30min/day)
・楽しい飲み会×0day

【ウォーキング消える】腰痛麻薬生活に入り、脊柱管狭窄の養生を名目にウォーキングがリストから消えました。自転車は消えないようにせななぁっと思いながらも、今月もまた0km!。ローラーはがんばったつもりでしたが、運動日率は71%止まり。


   2019年1月31日(木)Books(本)
    1月に読んだ本。

 20日までは事情有之で読書封印してましたもんで、当然にして2019年は低調な滑り出しです。

(1)源氏物語(一)/谷崎潤一郎/中公文庫
 全5巻。青空与謝野では散々苦労して読んだにもかかわらず、中味理解できんかったっちゅう惨敗の記憶が鮮明ですが、こちら谷崎新新訳はそれに比べるとかなり読みやすい(理解できているかどうかは別問題)。 しかし我が娘曰く、主語がないし古文のテスト用訳文読んでるみたいでなんかいや、ですと。いえいえ、主語なしは日本語の伝統、語調も実は格調高いんですな、これが。

(2)都電荒川線殺人事件/西村京太郎/光文社文庫
 古本屋→自炊。我が娘はつまらんっちゅうて中途放棄しておりましたが、そうつまらんっちゅうほどでもない。確かにまぁ、古臭くって単純すぎることは否めませんが。

(3)11文字の殺人/東野圭吾/光文社文庫
 古本屋→自炊。面白いです。が、よく読むと連続殺人事件の捜査やその進展がとことん無視されており、本当なら結末にたどり着く前に犯人が逮捕されてこの物語きっと終わっとるでな、って思ってしまいますね。まぁ、そっちの方に気がいかないように読ませるところが推理小説家なわけですが。

(4)贖罪/湊かなえ/双葉文庫
 古本屋→自炊。TVドラマになってるみたいですね。怖いお話でした。

(5)夏目漱石シリーズ11/青空文庫
「夢十夜」「倫敦消息」他
 長きにわたった漱石シリーズやっと終了。

(6)谷崎潤一郎シリーズ1/青空文庫
「刺青」「少年」「幇間」他
 漱石の次何行くか迷ったんですが、せっかくなんで谷崎にしました。青空化されている作品は多くはないのですが、自炊推理小説との並行読みなんで、まぁ、エンタメ系よりは純文学系がいいかと。


   2019年2月5日(火)Fight(闘病記)
    整形受診、そして車が、、、。

 脊椎センターに回されたのちのフォローっちゅうことで、今日はいつもの整形のせんせに診てもらいました。脊椎センターの診断は既にちゃんと伝わっておって、それ確認したのち、まっ、ええんちゃう、ってなことでタペンタ継続の経過観察が承認され、今後は整形で3か月毎にフォローの診察を受けることとなり、脊椎センターはキャンセルとなりました。一応、予定通りっちゅうことで一時帰宅。

 ほんで午後から出社して半日無聊に座して帰宅すると、、、
(以下、Diary 2019/2/5  に続く)


   2019年2月5日(火)Diary(日記)
    整形受診、そして車が、、、。

(以下、Fight 2019/2/5  から続く)
 ほんで午後から出社して半日無聊に座して帰宅すると、、、妻が車の側に佇んでおるんで、???って目をやると、アウトバックのバンパー左前部が大きくへこんでおるではないですかぃ!!。午後、スーパーで買物して出てきたらそこの駐車場のうちの車の前にお巡りさんがおって、なんじゃ?って見たら、われらがアウトバックがこんなんなっとったらしい。お巡りさんは当てた先方が呼んだとのこと。私有地駐車場内の事故であり且つ人損なし、あとは当事者同士で処理してねって言われて、警察の受付番号札もらって相手の連絡先聞いて自走で帰宅した妻が、僕の帰宅時刻にあわせて車の側に出てきて待っておったという次第。
 その後、電話をかけてきた先方保険会社と話して、こちら指定のディーラーで修理させることとし、早速ディーラーに持ち込んで損害状況調べてもらいました。結果、損傷は前部バンパーのみでそれ交換すればOKってな軽傷(バンパーってでっかい一体物なんでお値段結構高そうですが、それは僕には関係ない)。 運転中の事故ではなく人損もなかったのでまだよかったです(もちろん一方的な被害者としては全くうれしくないですが)。

 薬やら脊柱管狭窄やら加齢やらで既に体にかなり焼きが回ってきた僕なんで、注意怠ると次は加害者側になってしまう可能性もないとは言えない。今回事故はそうならないための警鐘かもしれません。妻とともに安全運転の誓いを新たにするのでありました。


   2019年2月17日(日)Diary(日記)
    恒例、日生の牡蠣。

 行って参りました、恒例、日生の牡蠣。横浜に居を移した息子はちょっと距離的に無理なんで、今年は妻と娘と3人で。
 ふ~む、やっぱうんまいですな、日生「はましん」。 僕たちは予約して行ったんで問題なかったんですが、僕たちが食べていた1時間半ほどの間に実に多くの客がやってきては満員のため外で待たされており、今年は例年を超える大盛況のようでした。酢牡蠣、竜田揚げ、焼牡蠣、フライ、味噌鍋、陶板焼、吸い物と、一人計19個の大ぶりの牡蠣を平らげ、今年も大満足。来年もまた行けたらええなぁって思います。


   2019年2月24日(日)Diary(日記)
    更に便利で使いやすいやんか! e-Tax。

 今年も国家から銭を回収する季節がやって参りました。
 今回は以下の2つの原因によりえらく苦労しましたです。まず、お上の勝手な都合により住基カードが更新不可となっており、電子証明書をマイナンバーカードに変更せざるを得なくなりました。次に、これまたお上の勝手な都合により「更に便利で使いやすく」とかいう名目で、申告方式がweb方式へと一新されてました。
 さて、手続きの最初にマイナンバーカードと 納税者IDのデータリンクが必要やったりするんですが、これをweb方式の手順書通りにやっても全然できない!!。つまり、しょっぱなからいっこも前に進まれへんわけで、一所懸命調べてみると、申告方式には従来と同じSW Download方式もまだ残っているようで、どうも、以前にe-Taxで申告した人はデータリンクをSW Download方式で行う必要があるみたい。ほんならそうと手順書にちゃんと書いとけや、ぼけ!!、って言いたいっすよね。これわかるまでひたすらネット検索と試行錯誤の連続で、パソコン叩き壊したい衝動に駆られながらも侮れない回収額を思い浮かべて自制すること数知れず、ほんま、頭の血管ぶち切れ寸前ではございましたが、なんとか回収手続きを無事終了できましたこと、感謝申し上げます(誰に??)。

 終わってみれば、作業時間と回収額から計算した時給はなんと、ウン万円を超えており、思わず笑みがこぼれてしまいましたです(なんちゅうキャッシュな奴)。 あとは銭が振り込まれてくるのんを待つばかり。めでたしめでたし。


   2019年2月26日(火)Fight(闘病記)
    泌尿器科定期受診。

 2月16日(土)辺りからなんやらぎっくり腰系の腰痛で、そこからしばらくほとんどローラー回すこともなく完全に運動不足。その状況の中、23日(土)は泌尿器科定期受診で、例によってゴナ注ゾメ点採血。
 診察室に入ると、「えろぅ待たせてすんまへんなぁ。土曜日は最近いっつも混んどって、さっきのおっちゃんなんぞ飲み屋でここええでとか言われて試しに来てみたなんて言いよんねん、ここ飲み屋とちゃうねんけどなぁ」ってせんせ、えらくご機嫌でした。ほんで病状に大きな変化もないもんで現行治療継続となり、頭痛やぎっくり腰系の腰痛にはタペンタ効けへんなぁ、そりゃ麻薬やっちゅうても万能ちゃいまっせ、などと雑談しつつ、お遊び全力投球に備えるべく、GW初日土曜の受診予約を1日前倒して金曜に変更して診察終了。
 翌24日(日)はお出かけしておったんですが、たまたまタペンタの効き悪いんか間欠跛行症状が出てきて、GWお遊び全力投球プランに備えてレスキューどんなんかここら辺りで試してみとく必要あるもんで、こりゃええ機会やって早速試してみましたんですが、残念ながら効果はいまいちやったような、、、。でも、顕著な副作用もほぼ無いようで、ほなまぁ、これはこれでこんなもんかと。
 その後、間欠跛行再現は運動不足に起因するのんかもしれんと思料し、25日(月)はちょっと痛いのん我慢して久しぶりにローラー(ちんたら)回してみました。

 そして本日、例によってLINEで送られてきた結果は、
  PSA=2.52
前々回1.90→前回1.92なんで、かなり増えとるやんか。やっばっ、これやったらへたするとGW前にネクストライン開始やもしれんやんかぇぇ!(画像で増悪なかったしまだいけるやろって、せんせはコメントくれてましたが)。 実は、もうちょいこのままいけるやろってな楽観的観測の下、GWお遊び全力投球プランが既に決まっておるっちゅうこともありまして、そこまでなんとか現状で引き延ばしたいのんです。おぉ~ぃ、アビラテロンちゃん、もうしばらくがんばってくれぃっ!!。


   2019年2月28日(木)Fight(闘病記)
    2月の体調。

症状:
○腰痛脚痛:麻薬最近効き悪いやんか。
○排尿障害:先月末に同じ。
○排便系:血便が多くなってきたような。
○ホットフラッシュ:先月末に同じ。
○全身関節痛:先月末に同じ。
○微弱なむくみ:先月末に同じ。

【全般に調子悪い(妻曰く「そんなんあたりまえやろ」)】23日の受診では、結構うまいこと痛みのコントロールできてるって言っておったんですが、まぁ、大体こんなこと言うとろくなことないようで、24日から間欠跛行症状が再現され、レスキュー試したりしてます(効きまへんなぁ)。 でもまぁ、月末の今日現在はちょっとはましかも。他方、前立腺がんはPSA上昇に心乱されながらも、どっかではこうなるわけなんでいまさら不安抱いとってもしゃぁないでなぁって思ってます。


   2019年2月28日(木)Diary(日記)
    2月の成績。

・体重60.2kg
・自転車×0km
・ローラー台×18days(30min/day)
・楽しい飲み会×0day

【成績は悪いが生活全般は必ずしも悪いわけではない】ぎっくり腰系の腰痛のため、中盤で自粛(だれてただけ)したためローラーは低調。楽しい飲み会は先月に引き続き0(泣、まぁ、こんなもんです)。 しかし実は土日はなにかと忙しく、比較的充実した月でした。卒ゼミも単位取れてました。GW明け辺りからネクストラインへの変更が予想されるのですが、偶然にもその辺りまで結構忙しい週末が続きそうです。


   2019年2月28日(木)Books(本)
    2月に読んだ本。

 ふ~む、源氏は思ったほど進まず。

(1・2)亡国のイージス(上・下)/福井晴敏/講談社文庫
 古本屋→自炊。北朝鮮の工作員と組んだ自衛官の反乱のお話。スケールが大きく面白いのですが、プロットと展開はアメリカ映画的にかなり雑。深く考えずにのめりこんで読むのがよいでしょう。

(3~5)松本清張傑作短編コレクション(上・中・下)
      /松本清張(宮部みゆき編集)/文春文庫
 古本屋→自炊。時代の古さを感じさせるものの、各短編とも構成は見事。大体は僕らの祖父母~親世代の時代が舞台で、僕の体験とは直接重なってはいないものの、話に聞いたり本読んだりして想像してきた一・二世代前の時代背景が印象に残ります。僕らの子供世代はこの本をどのように読むのだろう、って少し気になります。

(6)源氏物語(二)/谷崎潤一郎/中公文庫
 まっ、月一冊のペースかな。

(7)谷崎潤一郎シリーズ2/青空文庫
「秘密」「黄金の死」「二人の稚児」「途上」
「痴人の愛」「卍」他
 痴人の愛、卍は再読。かつてのノーベル賞候補の作を今じっくり発表順に読み直すのもまた良し。


   2019年3月3日(日)Fight(闘病記)
    坐骨神経痛かなりやばい。

 先月24日より再開(泣)の坐骨神経痛による間欠跛行なんですが、これ、かなりやばいです。今日は急用で名古屋まで車で行っておったんですが、運転中は座っているんでなんともないのに、車降りるとSAのトイレまで歩くのが結構難儀やったりする。
 先週は確認の意味を込めてレスキュー3回試してみましたが、ほぼ効きません。3回目は頭きて2本飲んでやりましたが(間1時間空けてます)、これもあかん。ロキソニン併用はタペンタ開始当初から既に常識なんで、追加で市販のイヴA(頭痛時の妻の栄養源?)もやってみたりしましたが、やっぱこれもあかん。「とっとと手術したらええねん」っちゅう妻の冷たく静かな言葉(「冷静」って言うんでしょうか?)を反芻しつつ、困ったなぁって風呂で温もりながらくつろぐうち、おぉぉっっ!?、って突然ええ考えが浮かびましたんですわ。
 確か、あれ、まだ結構あったでなぁ、あれ、服用歴長かったから副作用も大体わかっとるでなぁ、あれ、麻薬と併用可やでなぁぁ(ふっふっふ、微笑)。 数えてみると、徐々に元の服用量まで戻してのち、しばらくしてから次回診療を迎えるにちょうどええ量残っとるやんかぇ!。で、早速今晩から再開するのであります、リリカ!(期待!!)。 今日から3日は晩のみ75mg、そのあと10日は朝25+晩75mg、最後に朝晩各75mgって増やしていく予定(急に増やすとふらつくもんで)。
 ふ~む、なんとか効いてほしいです。あかんかったらタペンタ増、ほんでもあかんかったら友人医者とこで手術かも?。(サインバルタとメキシチールもあるんですが、こいつらはどうするかなぁ?。)

   2019年3月11日(月)Fight(闘病記)
    麻薬倍増してみる。

 しばらく我慢しながら様子見ておったんですが、やっぱこりゃあかんです、坐骨神経痛。この土日は街ぶらついておったんですが、ほんまもう、いったぁて2分程度しかまともに歩けません!。妻の肩借りて人ごみの中渋滞を作りながらよたよたと進んだり、頻繁に止まってはしゃがんで休んだりってな感じ。(でも、地下鉄では妊婦さんに席譲ったりしてかっこつけておるのです、っちゅうか、混んでてそこしか空いてなかった優先席にえらそに座っておったからなんですが、、、。) 最近試してみておりますレスキューもリリカも結局効果なく、このままではあまりに生活に支障ありなもんで、こりゃ減圧手術やむなしやろなぁって思っておるところですが、手術するにしてもそれまでの段取りもあるし当面しばらくは何とかせなあかん。っちゅうわけで本日麻薬増量相談に主治医んとこ行って参りました。
 腰部レントゲン撮ってそれ見ながらせんせ曰く、「昨年末からそんな変わった感じはせぇへんけど、L5右下部の白いのんちょっと気になるなぁ」ってなことで、も一度骨シンチとMRI入れるからそれ見て整形のせんせと減圧手術相談せよ、となり、3月26日MRI、4月2日骨シンチが予約されました(前回より約3か月)。 MRI→整形で手術相談っちゅうのんは予定の路線なんですが、骨シンチは予想外。白いのんってもしかして骨転移ちゃうのん??ってなことでしょうか。それまでは麻薬増やすくらいしかしゃあないということで、タペンタ100mg/dayに倍増してもらいました(感覚的には期待薄ですが)。
 手術なら東京で友人名医にしてもらっていいっすか?って聞いてみましたら、ええんちゃうってなことでしたが、がんのネクストライン開始時期との兼ね合いがあるもんで、術後リハビリ含めたこの辺りのスケジュール感はも一度次回23日にちゃんと聞いてみなあかんです。

 さて、そんなこんなでGW全力投球計画は黄信号ですがどうなるのでしょう?。大学友人と3人で四国カルストチャリが予定されておるわけなんですが、何か??。ふんっ、歩かれへんでもチャリにはちゃんと乗れんねん。(妻は全否定。)

   Tapentadol hydrochloride (Tapenta)
       25mg × 2 tablet × 2 times / day
       (強オピオイド鎮痛薬)


   2019年3月17日(日)Fight(闘病記)
    麻薬倍増の結果。

 麻薬倍増してから今日で1週間、まぁ、なんとかいけてます。徒歩6分の出退勤も途中休むことなく8分かけて一見普通に歩けてます。まぁ、昨日今日と買物がてらぶらぶらと外出た際には、10分毎に座り休憩入れてましたが。
 タペンタ開始後1.5か月ほどで効き悪なって2か月目で倍増、今のところはなんとかいけてますが、これもたぶん2か月先くらいで更に増量っちゅうことになりそう。ほんなもんで、高校友人医者に頼んで5月中旬に手術日程確保してもらいました。んっ?、2か月先?、やけに遅いやないかって?。
   ①名医は人気なんで手術予定詰まっとって超忙しい。
   ②GW四国チャリ用にデュラのブレーキシュー買ぅたし。
全力投球っちゅうわけですね。(ブレーキシューはデュラも105も共通。僕のんは105。)

 でも、あんまり楽観はしてられへんやもしれんです。画像の状況によってはネクストラインの開始を早める必要があるやもしれず、その場合脊柱管狭窄症の手術はできないっちゅうこともあるわけですが、個人的にはもちろん、GW全力後の5月中旬手術を願って(狙って?)おるわけです。


   2019年3月30日(土)Fight(闘病記)
    おぃ、LiNE来ないやんか。

 23日(土)は泌尿器科の定期受診で、本来なら26日(火)に血液検査結果がLINEで来るはずなんですが、二十何年かぶりに従弟と大阪市内で会食してたり名古屋で弔事があったりとバタバタしているうちに、今日は既に土曜日でLINEは未だ来ず。

 しゃあないんで電話してLINEくれろってせんせに頼みましたよ。で、
  PSA=2.78
  (遅くなってすみませんってなコメント付き)
前回は急増の2.52でしたもんで、今回のさらなるジャンプアップを秘かに恐れておりましたところ、実際には上昇速度が緩まって値も若干増にとどまっており、ほっとしました。まだアビラテロンががんばってくれているみたいでうれしいです。脊柱管狭窄症の手術もなんとかできそうな感じですね。


   2019年3月31日(日)Fight(闘病記)
    3月の体調。

症状:
○腰痛脚痛:麻薬倍増後は曲がりなりにもなんとか。
○排尿障害:先月末に同じ。
○排便系:血便率さらにアップな感じ。
○ホットフラッシュ:先月末に同じ。
○全身関節痛:先月末に同じ。(来月以降リストから消します)
○微弱なむくみ:先月末に同じ。(来月以降リストから消します)

【引き続き全般に調子悪い(引き続き妻曰く「そんなんあたりまえやろ」)】この時期は急に気温上がるわひのき花粉飛び始めるわで、毎年苦労するんです。


   2019年3月31日(日)Diary(日記)
    3月の成績。

・体重60.7kg
・自転車×0km
・ローラー台×21days(30min/day)
・楽しい飲み会×1day

【今月はDiaryの記事なかったっすね】実際は週末結構動き回っておったんですが、記事になってないっすね。後半は疲れが回復せず、有休を予定外に使って休養してしまったり、ローラー乗らんととっとと寝ておったり。ひのき花粉の時期は毎年あかんのんです。あぁ~ぁ、眠!!。


   2019年3月31日(日)Books(本)
    3月に読んだ本。

 んっ?、源氏はどこ??。月一冊は読んでいかないと、源氏&プルーストっちゅう年間目標危ないんですが、、、。

(1)在宅医療バイブル/(編著)川越正平/日本医事新報社
 たまには専門書でも読んでみようかってなことを考えてみたわけですね。丸善e-Bookライブラリで読みました。つまり、丸善e-Bookライブラリ上で僕の学生権限で読める書籍は専門書しかないわけですね(娯楽本読めればうれしいのに、、、)。 まぁ、これ、医師向けの専門書とは言っても社会インフラ整備に重点が置かれており、素人でも読めます。死にそうな人におすすめです。医療機関も入院患者を死ぬまで入院させておくわけにもなかなかいかないのであり、在宅医療の今後の役割は大きい。制度含めてインフラが追い付いていないのが現状なのですが、団塊世代の死者増を目前に控え、この先必然的に在宅医療制度を整えていかざるをえないのでしょう。それを表すかのように最近第4版が出ました(僕が読んだのは第3版)。 僕はどこで野たれ死んでもいい派ですが、家族の負担が大きくないならば家で死ぬのもいいのかも。

(2)軍隊のない国家~27の国々と人びと/前田朗/日本評論社
 卒論用に読んでみました。研究のため軍隊のない国家を訪問して回った紀行文?みたいなもんでした。もう少し研究寄りの方が読み甲斐あると思うんですが、薄手の小さい本なので紀行文路線になるのもまぁしゃぁないのか。卒論は進まず。

(3)ネット炎上の研究/田中辰雄他/勁草書房
 これも丸善e-Bookライブラリの専門書(緩いやつですが)。 炎上させるお下劣誹謗中傷専門コメント投稿者って、ネット利用者のほんの0.00x%にすぎず、炎上元に対する非難意見はメジャーに見えて実は超マイナー意見なのだとか。そして、彼らのプロフィールは、貧乏暇人若年引きこもり系オタク男ってな万人の予想に反し、子持ち高収入中年前の既婚男性が主らしい。ふ~ん、なかなかおもしろいですね。さてさて、そのうちこのホームページが炎上したりして?(そんなわけない、読者ほとんどおれへんやろ?)。

(4~6)塗仏の宴~宴の始末(上・中・下)/京極夏彦
      /講談社文庫
 古本屋→自炊。ふ~む、推理小説と言うのか怪奇小説と言うのか、何れにせよ読むのが極めて面倒くさいタイプのもんでした。あ~ぁ、疲れた。

(7)フェイクニュースを科学する/笹原和俊/化学同人
 もひとつ丸善e-Bookライブラリの専門書。でぶはネット上でつながりやすいらしいです。ほ~ぉ、さすがにそれは意外でした。そして、デジタルネイティブのソーシャルメディアリテラシーは低いんですと。ふ~ん、確かに我が子たちを見る限りその通りのような気がします。さらに、“いいね!”であなたが同性愛者かどうかもわかってしまうらしいです。僕は“いいね!”はしませんが、気軽に“いいね!”してるあなた、GAFAはあなたが同性愛者かどうかいつでもどこでも見てますよ!。

(8)どちらかが彼女を殺した/東野圭吾/講談社文庫
 古本屋→自炊。この作家はなかなか上手です。ほぼ一気に読ませる面白さがあります。で、結局犯人は誰?って終わっており、最終ページ後ろに袋綴じ推理の手引きなんてのんが付いておるふざけた構造でした。ほんで、袋綴じ2回も読みましたよ(古本なんでもちろん袋は開いてましたが、読んだのは本文読破後です)。 ふんっ、ごたごたうっとおしいわぃ、大胆粗雑に一気に読み通して途中でねたばれすることなく最後になぁるほど!って思うのんこそが、推理小説の醍醐味やないですかぃ。わしは途中の細々したとこまでいちいち注意して読めへんのんじゃい!。

(9)いい子をやめれば幸せになれる/山下悠毅/弘文堂
 さらに丸善e-Bookライブラリの専門書。僕って昼間はよほど暇なんでしょうか?。「恋」は下心があって「~だから好き」っちゅう感情、「愛」は中心の心から「~だけど好き」っちゅう感情。「~だから好き」って育てられてきた子は、自己肯定感が弱いのだそうです。もうひとつ。コントローラブルとアンコントローラブルを分けて、コントローラブルはやる、アンコントローラブルは受け入れる。これ、僕ががん宣告を受けたとき、子供たちが妻に言ったことと全く同じです。そして次、「メメント・モリ」って言葉は耳にしてましたが、意味はこの本読んで初めて知りました。この本の著者(精神科医とのことです)が死を意識して考える生きる意味とは、「好きな人と好きなことをたくさんすること」だそうです。結構ゆるゆるでえぇやないですか。僕はおおむね、まっ、えぇか、って生きております(ゆるいところが共通?)。

(10)嘘をもうひとつだけ/東野圭吾/講談社文庫
 古本屋→自炊。推理短編集。この作家の悪いところは、面白くて読みやすいのですぐ読んでしまうところ。自炊もそれなりに時間を要するので、読みすぎはちょっとなぁ、、、。

(11)谷崎潤一郎シリーズ3/青空文庫
「三人法師」「吉野葛」「盲目物語」「武州公秘話」「蘆刈」他
 吉野葛は初読。面白い紀行文(かな?)です。 盲目物語はほとんどひらがななんですが、結構読みやすかったんで意外。ルビが漢字でところどころふってあったりします。


   2019年4月5日(金)Fight(闘病記)
    手術決定!。

 3月26日のMRI、4月2日の骨シンチの結果も出るころなんで、整形のせんせとこと主治医んとこ行って状況確認と5月17日東京で予定してる脊椎管狭窄手術の相談してきました。

 まず、前立腺がんについては両せんせとも、両画像とも前回(昨年末~今年初)とほぼ変化なく転移は進行していないとの判断でした。ほっ、ありがたや、ありがたや。

 次に脊柱管狭窄ですが、整形のせんせは、
  ① L3/L4 馬尾部狭窄が結構酷い
  ② L4/L5 馬尾部軽度狭窄
  ③ L5/S1 馬尾部軽度狭窄と椎間板ヘルニア
  ④ L5/S1 右神経根部狭窄
があるから、うちの医局やったら固定術式(2~3週間の入院)で全部除圧するかなぁ、とか言われました。この“うちの医局”発言により、整形のせんせが僕と同大学出身と判明したんでちょっと振ってみたんですが、ほぼスルーされました(笑、やっぱ医学部は違うわ)。 若干気落ちしながらも、やっぱ低侵襲がええねん!って東京で内視鏡手術してもらうことを告げましたところ、せんせ、感情を顔に出すことなくやや冷たい感じで特に異議もなく同意してくれましたです。ほんで、3か月後に経過観察診療を予約して整形は終了。
 他方、主治医のせんせは、①も除圧した方がよさそうに見えるけどなぁ、でもわし整形専門やないしなぁ、まぁ、がん転移は進んでないんで気にせんと好きに手術してもろたらよろしいで、ですと。

 というわけで、高校友人医者に東京で来月手術してもらいます。「画像上悪くても症状出てなければ保存すべし」との彼の見解に従って、画像と症状が合致している④のみ内視鏡で除圧します。別件ですが、4月20日(土)午後に高校同窓会(彼も出席)があって上京するんですが、そりゃ好都合!、その時俺んとこの病院でとっとと事前検査しとくぞっちゅうこととなって、前泊して19(金)午後と20(土)午前に事前検査とカウンセリングが決定。ほぉ~、どうせ前泊するならって19夜は大学同窓東京組と小宴、高校同窓会で20夜も泊りやから、せっかくならって21(日)は息子と昼食会at横浜が組まれて、大忙しでめでたしめでたしの次々週末予定となりました。こんなふうに予定組んだら、本来なら気分沈みそな病院行きも、なんやらちょっと楽しそうな感じやないですかぃ?。
 手術は5月17日(金)、順当にいけばそれが人生初入院初手術!(2泊3日でいけるらしい)。 これで麻薬止められればラッキーですかねぇぇ。

 ところで、5月からアパルタミドが保険適用になるらしいです。適用は、遠隔転移のないCRPC。僕は骨転移ありなんで残念ながら不適用なんですが、骨転移もちょびっとやし使えんのんちゃうのん?、ってぼそっとつぶやいてみました。それ聞いた主治医曰く、アビラテロンの後では効けへん言われてまっせ、なんですと。(今年3月26日に製造販売の承認取得が広報されてますが、僕は気づいてない!、節穴ですね。)
 また、ダロルタミドが3月5日に承認申請されているようです。(これも僕は気づいていない!、節穴ですね。) アパルタミドは申請からちょうど1年で承認されてますので、ダロルタミドは来年春辺り承認でしょうか。


   2019年4月14日(日)Diary(日記)
    ブレーキシュー替えました。

 GWに四国をチャリで走ります。走るのは大学同窓3人、松山在住のチャリ乗りでない同窓が+1で前夜祭を催してくれます。例年はあわいちなんですが、今年はちょっと趣向を変えて遠征してみることにしました。裏山の下りでブレーキが効かずに難儀した昨年の11月3日以来、外乗りせずに半年近くの時が流れましたが、今日ついに8年半ぶりにブレーキシューを交換。取り外されたブレーキシューはプラスチック様にかちかちに硬化してました。本来ならゴムライク(ラバーライクですか?)なはずですから、そりゃ、ブレーキ効くわけないっすね。
 さぁ、デュラのシューが入りましたぞ!。GWが楽しみです。(ブレーキシューはデュラも105も同じ。がんやら脊柱管狭窄やらは形式上“しかと”してます。)


   2019年4月21日(日)Fight(闘病記)
    四国チャリに備えレスキューを試す。

 3泊4日で東京行って、今日帰ってきました。行程的には比較的余裕があったにもかかわらずかなり疲れました。坐骨神経痛もかなりひどく、来週の四国チャリ前にもぅ一度試しておきたかったレスキュー、こりゃちょうどええわって、夜、久々に試してみました。主治医の指示は2本いっぺんに飲んでみよっちゅうことなんで、オプソ5mg×2本、いっぺんに飲んでみましたです(オプソはモルヒネ)。
 すると、おぉっっ、効くやんかぇぇ!!。飲んで30分後辺りは若干ラリった感じで足元覚束ずふらふらしてましたが、痛みはほぼ感じなくなって幸福ぅぅ、、、。このまま快適に眠れそうです。ほぉぉ、これなら夜は使えそうですね。麻薬、ありがたいです(多幸感!!?)。


   2019年4月21日(日)Diary(日記)
    東京行ってきました。

 東京(だけではないですが)行ってきました。4月20日(土)の高校同窓会(これは東京ではない)がメインやったんですが、そこに腰オペ事前検査(高校同窓生が執刀医)、大学同窓東京組小宴、息子との会食がくっついて3泊4日。同窓会と小宴以外は妻も一緒に行動してアシストしてもらっておったんですが、思ったより無理がきかない体となっておるようで、結構疲れました。

 前泊して翌日昼間は腰オペ事前検査。MRI、CT、レントゲン、SNAP(神経伝達検査っちゅうもんらしい)、心電図、採血など一連の検査及び、麻酔医・看護師の面接、入院説明など、ほぼ1日かけて無事終了。僕自身は入院って初めてで、結構大変なもんなんやって初めて知りました。ただし、この時点では執刀医からの説明はまだ受けておりません。
 夜は大学同窓東京組小宴で、昨年11月大阪の正規同窓会不参加だった何人かとも久しぶりに再会でき、麻薬飲み忘れて興じてしまいました。おかげでホテルまで帰る満員電車(東京はすごい!)えらいしんどかって、泣きが入って乗換時の通路でしゃがみ込み休憩させてもらったりして、同方向に一緒に帰ってた同窓生にご迷惑かけてしまいましたです。

 3日目は12年ぶりの正規の高校同窓会、3年間担任していただいた先生にもご光臨を仰ぎなかなか盛大でした(幹事さんに感謝)。 先生には卒業から今までずっと言いそびれていた御礼を申し上げたのですが、当時とほんまに変わってなくてびっくり!!。他方、生徒側でも僕とは卒業以来っちゅうメンバーも何人かいてて、彼らとの再会も含め極上のひと時を過ごさせていただいたわけですが、同窓生にはなんと“先生”の多いこと!(いろんな方面の先生がいてる)。 先生以外でもみんな諸方面で活躍しておって、いまさらながらこのクラスってすごいやつらの集まりやってんなぁって思いました(どのようにすごいのかは詳細省略)。 まぁ、僕自身はその点さっぱりあかんのんですが、夜に再会した妻から「そんな人らの中でも全然劣等感持たんとえらそにしてるところがあんたすごいわ」ってなお褒めの言葉をいただき、光栄且つ複雑な気持ちです。同夜、この記事に間に合うようにって幹事さんが急いで集合写真送ってくれたんですが、やっぱ、生顔がようさん写ってる写真そのまま上げんのんはプライバシー保護上まずい。かといって全員に犯罪容疑者匿名報道の如く黒帯目隠し施すのんもなんなんで、写真は泣く泣く不掲載とさせていただくこととします。なお、宴の合間に執刀医がオペ説明をしてくれて、5月17日オペは予定通り決行と確定しました。

 最終4日目は横浜で息子とランチしましたが、これ、期待に反してつまらんかったです。

 てなわけで、充実した(最終日除く)東京ツアーを終了。年間目標のうちの、高校の担任の先生に会ってお礼を述べる、横浜に息子を訪問するっちゅう、二つを今回のツアーで達成しました。あぁ~あ、楽しかったけどつっかれたぁ~。

P.S.:不掲載となった集合写真の代替っちゅうわけではありま
     せんが、右に写真1枚載せときます(割愛)。 これ、
     役に立ちました。えっ、ただのキャリーバッグやんって
     ??。いえいえ、ポリカーボネートのハードケースで軽
     いのにアルミ同等に頑強、つまり、座席の埋まった電車
     内、ホームでの待ち時間、ホテルへ向かう徒歩道中、ど
     こでも椅子になるんです!!。脊柱管狭窄による間欠跛
     行を抱える身、完全にしゃがみ込み休憩に入ってしまう
     と傍らをスカートの女性が通ったりするときあらぬ疑い
     の目で見られたりするもんで、普通に何気なく座れるこ
     れ、ほんま、重宝しましたです。半分くらいしか中身入
     ってませんでしたが、嵩高いのん気にせず転がしてって
     正解でしたわ。(まっ、ただのキャリーバッグです
     が。)


   2019年4月26日(金)Fight(闘病記)
    泌尿器科定期受診。

 明日早朝より四国漫遊に出立するがゆえ、本来なら土曜の定期受診を本日金曜に前倒し。例によってゴナ注ゾメ点採血。明日より世間は10連休なので、検査結果判明は連休明けとなります。今のところの主治医の見立てでは、PSA上昇しているものの画像上増悪なしなんで7月までは現行治療継続でいけるやろとのこと。学会行って最新情報勉強してきてんけどアパルタミド使ってみてもいいかも?、ってなことも言ってましたです(正確にはやっぱ適用外みたいですが)。

 まっ、先のことは先のこととして、とりあえず明日から四国遊びに行ってきますわ。


   2019年4月29日(月)Diary(日記)
    四国カルストチャリ、一応完走?。

 GW全力投球の前半、「四国カルストチャリ」行ってきました。後述のような特段の事情があるとは言いましても、一応完走!?っちゅうこととさせていただきます。

 さて、今年の世間は10連休。僕は例年通り土曜~翌週日曜までの9連休。本来なら恒例の「あわいち」なんですが、四国カルスト走りたいっちゅうやつ(広島在住)がおって、その言に乗り今年は遠征してみることとしました。四国カルストって標高1400m辺りにあって、走るっちゅうより登るっちゅう感じなんで、松山~四国カルスト往復180kmを1日で走るのんは脚力不足の我々には無理がありまして1泊2日の行程が組まれました。行き帰り同ルートでは芸がないでなぁ、って、
  28日(日):松山~(輪行)~大洲
         ~(実走)~梼原(ゆすはら 泊)
  29日(月):梼原~(実走)~四国カルスト
         ~(実走)~松山
の予定としておりましたところ、2日目の29日は雨確実との予報やったんで初日に四国カルスト走れるよう急遽逆回りに変更。
 というわけで、都城(昨年までは豊田在住)、広島、大阪(僕)から27日(土)夜に大学同窓生3人が松山に集合してきましたわけです。そしてまずは、松山在住同窓生(チャリ乗りではない)の催してくれた前夜祭!。いゃぁ~、楽しいですなぁ、先週に引き続き麻薬飲み忘れて興じてしまいましたわ。
 翌28日(日)朝6時、松山友人に見送られ出発。三坂峠(標高720m)を越え久万高原町の平地を抜ける辺りまで好調に走りすぎて昼食時刻には既に山道に入ってしまい、食堂どころか何の売店もなし。手持ちの補充食でしのぎながらもカルスト手前の地芳峠(じよしとうげ 標高1080m)までは3人とも概ね好調でした。
 この地芳峠、峠を名乗るくらいならカルストまでの残りの登りは大したことなかろうと思ったのが大間違い、そこからがやたらとしんどい急坂で、必死に登ってなんとか四国カルストの入り口、一軒しかない食堂兼宿泊施設「姫鶴荘」(めづるそう 標高1300m)にたどり着いたのがたぶん14時前辺り。だいぶんペースダウンしております。さぁ、ここでやっと昼飯にありつけるはずやったんですが、この姫鶴荘、食材残量都度都度確認しながら食券売るっちゅう変ったシステムが採られており、建屋外までだらりと伸びた食券買う長蛇の列が全然進まんやないですかぃ!。外で並ばされたもんで、汗が引いたら寒ぅて寒ぅて大変。長時間並んでやっと僕らが食券買えそうなところまで列が進んだのはいいんですが、直前で「米なくなりました」宣言がなされ、えぇぇ!、おぃ!、そりゃないやろ!?って思いながらも悔しさ噛みしめ泣く泣く一杯のうどんをわびしい昼食としたのでありました。食材残量都度都度確認システムが機能しておることをありがたくも体感させていただきましたですわ。
 姫鶴荘付近から撮った四国カルストの写真上げときます(割愛)。 赤矢印の辺りが道路最高地点だと思われますところ、一応行ってみようかってそちらに向かいましたが3人とも既にそれほど気力なく、結局白矢印辺りまで行ったところで満場一致の意見により引き返してまいりました。
 そこから梼原までの下りがまた地獄の試練。寒ぅて歯の根は合えへんわ、ブレーキレバー握る手パンパンやのに急な下りが延々続くもんでなおブレーキかけ続けなあかんわで、宿についたときには体は冷え切っとるわ疲れ切っとるわでもう泣きそうでした。速攻風呂入って体温めたところまではよかったんですが、3人で外の居酒屋に晩飯食いに行った時点では、既に僕は話しかけても反応しない状況となっていたらしいです(意識はちゃんとあったんですが、なんせ、頭は痛いし疲れ切っておって反応するのが超おっくうやった)。 で、宿に戻って僕はすぐに寝たんですが、そのあと本人の与り知らぬところで松山友人のところに僕のためのレスキューコールが入っておったのでした。
 そして今朝は予報通り朝から雨。広島と都城の2人はバスとJR乗り継ぎ輪行で、僕はレスキュー車に回収されて、それぞれ松山まで帰還しました(本日走行距離は全員0km)。 いゃぁ、一晩寝てそれなりに回復しておったとはいえ頭痛は残っていたもんで、レスキュー、正直助かりました。心優しい友人たちに大感謝ですね。
 結果、実走したのんは3人とも28日一日のみで、レスキューされた僕も含めて走行距離は全員同じとなって、2日目が雨でカットされたのが心残りであるものの、今回の四国カルストチャリツアー、「全員完走無事終了」とさせていただきましたっちゅうことでよろしく。ふ~む、思うに2日目が雨と違ぅたら、僕はリタイヤとなって完走でけへんかってんやろなぁ。こう考えると雨でよかったわぁ。

 走行ルート載せときます(割愛)。 GPSライフログの電池の関係で3分割されてます。最初のんは好調なだらだら上り部、真ん中は短いんでわかりずらいですがやたらしんどい登り急坂部、最後のんが地獄の下り部です。高度グラフも載せてます(割愛)。
  走行距離:98km (by STRAVA)
  獲得高度:2200m (by STRAVA)
高度差考えると「あわいち」よりしんどいのではないかと思います。
 で、夜には体調すっかり回復して、松山友人夫妻と僕たち夫婦の4人で小宴。実は、引き続きの四国ぶらぶら旅に備えて妻も一緒に松山に来てたんですよね。またしても楽しい夜を過ごさせていただきましたのでした。

 かように年間目標の一、「あわいちまたはその代替」を達成!。一緒に走ってくれた友人たち、応援してくれた友人たちに感謝。前夜祭&レスキューしてくれた松山友人にSpecial Thanks !

P.S.:出発前日にチャリを輪行バッグに詰めたんですが、
     んっ??、附属の担ぎひもはどこ??。 どうも
     間違って捨ててしまっていたようです。仕方なく
     担ぎひもなしで出発となりました。 ひもなくても
     なんとか持てるし、まぁ、いまさらどぅもならんわ
     なぁ、、、。

P.S.:デュラの新品のブレーキシュー、きっと役に立ったと
     信じたいです。ブレーキレバー握る腕はパンパンでした
     が、、、??。なるほど、最近はロードレーサーにも
     ディスクブレーキが採用されつつあるのも納得ですね。

P.S.:天気予報、もちろん注意して見てましたよ。 だから
     ルートも急遽逆回りに変更したんです!。ほな、なんで
     防寒ウェア持ってってないわけですかぃ?。ちなみに
     3人とも寒さに震えてました。

P.S.:チャリ用ステン保冷水筒今回用に買いました。サーモス
     製で保冷力抜群!。もちろん喜んで使いましたよ。
     でもな、こんな寒いんやったらむしろ保冷力プアーな
     方がユーザーフレンドリーやったんではなかろうかと。


   2019年4月30日(火)Fight(闘病記)
    4月の体調。

症状:
○腰痛脚痛:麻薬で曲がりなりにもなんとか。
○排尿障害:先月末に同じ。
○排便系:先月末に同じ。
○ホットフラッシュ:先月末に同じ。

【引き続き全般に調子悪い】間欠跛行は相変わらず。でも、チャリには乗れるんです。


   2019年4月30日(火)Diary(日記)
    4月の成績。

・体重61.4kg
・自転車×98km(四国カルスト)
・ローラー台×12days(30min/day)
・楽しい飲み会×7days

【盛りだくさん!】楽しい飲み会回数に顕著に現れてますね。GWはまだ続く。


   2019年4月30日(火)Books(本)
    4月に読んだ本。

 源氏は滑り込みで1冊。推理小説と学術書は結構読みましたね。

(1)十字屋敷のピエロ/東野圭吾/講談社文庫
 古本屋→自炊。どうも麻薬のせいか眠くてたまらないのです。東野圭吾作品はその面白さが睡眠防止薬のはずなんですが、今回は効きませんでした。タペンタの勝ち(とは言っても眠ったわけではありません、念のため。サラリーマン生活30年超のベテランですから就業時間中は眠っていても目は開けている?)。

(2)ある閉ざされた雪の山荘で/東野圭吾/講談社文庫
 古本屋→自炊。本格ミステリーもどきのパロディらしいです。劇団員たちによる模擬密室の模擬殺人事件劇。これもいまいち効きの悪い睡眠防止薬でした。

(3)安全保障学入門(新訂第5版)
      /防衛大学校安全保障学研究会/亜紀書房
 いわゆる卒論用ですね。大学図書館で借りました。分厚いです。重いです。眠いです。ほぼ睡眠学習(寝る前寝床で読む、いわゆる睡眠導入剤?)と排便学習(トイレで排便中に読む、尻には悪そう)で完読しました。卒論は進まず。

(4)日米地位協定/明田川融/みすず書房
 いわゆる卒論用ですね。丸善e-bookライブラリ。前掲安全保障学入門とは逆の立場で書かれています。敗戦後のゆがんだ歴史がわかります(結構こんがらがってるんで“よくわかる”とまではよう言いません)。 卒論は進まず。

(5)犯罪捜査の心理学/越智啓太/化学同人
 丸善e-Bookライブラリ。犯罪者プロファイリングの素人向け解説書みたいなもん。学術書の部類と言えばその通りなんですが、読みもんとしてもなかなか面白かったです。犯罪捜査は統計解析であり心理学は二の次なんやとか。ほんならこの本、題名換えなあかんちゃうのん??。

(6)犯罪心理学のための統計学/松田いづみ・荘島宏二郎
      /誠信書房
 丸善e-Bookライブラリ。ほんで、ついでっちゅうたらなんですが、こちらは正しく(?)題名が付けられたやつ。心理学のための統計学シリーズの一つとして、統計学の勉強に焦点が合わせてあるらしいです。多数の犯罪から特徴を抽出し、それらの特徴一つ一つを各犯罪が持っているかどうかを0,1で判断し、二犯罪間のジャッカード係数を求めてそこからその二犯罪間の距離(a)を決め(類似性の数値化)、その二犯罪を平面上にプロットした時のユークリッド距離(b)と前出(a)との絶対値差の自乗が最小となるように仮プロットする。この作業をすべての対象犯罪について総当たりで行い、仮プロットの位置を調整しながら(a)(b)間の絶対値差の自乗の総和が最小となるように平面上にプロットすると、各犯罪の類似性が当該平面上の距離として表された地図ができる。これ、MSD分析の超速解説ですが、わかりました??。僕にはわかりません!!。これは2次元プロットですが(対象犯罪数-1)次元まで増やせますって言われましてもですねぇ、、、??。ちなみにがん患者の生存率グラフは、カプラン・マイヤープロットで表現されているらしい?。ついでにログランク検定で、生存に大きな影響を与えている要因も特定してほしいです。検定すれば、納豆は有意差なしかもしれんのんちゃうのん?(がんによいとのエビデンスがあると信じられているがゆえ、うちの食卓には毎晩納豆が付いてきます。僕は納豆が好きではありません)。

(7)むかし僕が死んだ家/東野圭吾/講談社文庫
 古本屋→自炊。ちょっと変わった推理小説でしょうか。さすがにこれはありえない設定だと思います。しかしそうであってもとても面白かったです。これはタペンタに勝ったかも。

(8)日米安保と戦争法に代わる選択肢/渡辺治/大月書店
 いわゆる卒論用ですね。大学図書館で借りました。福祉国家構想研究会っちゅう、護憲派学者を中心とした団体が編纂した本らしいです。この立場の本って、大体においてしょっぱなから九条改正派批判を感情的にやってしまって自身の印象悪くしてますよね。僕はこの本の立場に近いのですが、前書き読んでちょっと嫌になりました。でも、中身はかなりしっかりしており、大いに卒論の参考文献になるかと思います。おぃ!、そう思ぅたんならとっとと卒論書かんかぃ!!。卒論は進まず。

(9)遠野殺人事件/内田康夫/光文社文庫
 古本屋→自炊。何といってもいかにもっちゅうわっかりやすい題名に惹かれますね。このシリーズ、TVドラマでもやってましたよね、って思ったんですが、残念ながら浅見光彦さんは本作では登場しませんでした。

(10)源氏物語(三)/谷崎潤一郎/中公文庫
 千年前の雅とともに、そこから進歩しない人間の哀れを感じる。これが千年も昔の女性が書いたとは、驚異的な奇跡です。なかなか読み終わらんと危うく来月に持ち越されるところでしたが、滑り込みで今月にカウント。

(11)神戸殺人事件/内田康夫/光文社文庫
 古本屋→自炊。比較的単純な構成ですがなかなかおもしろいです。自身の著作方法解説によると、まずは構成をあまり考えずに事件をいくつか起こしていくのだそうです。その後、何とかしてそれらをつなげるのだとか。著者自身が推理しながら書いているっちゅうことですかぃ?。それがちゃんとした推理小説になってしまうんですねぇ。浅見光彦さんは本作では登場してました。

(12)巨大ブラックホールと宇宙/谷口義明・和田桂一
      /丸善出版
 丸善e-Bookライブラリ。ブラックホールの撮影に初めて成功したとのニュースに啓発されて読んでみました。冷泉家に原本が保管される定家の明月記には、陰陽師からの伝え聞いた超新星かに星雲の発生の記述がある。これは八百年前の雅でしょうか?。超新星はちっちゃなブラックホールの素なんだそうですが、それとは由来を異にする巨大ブラックホールが各銀河の中心にあるんだそうです。興味深い内容なんですが、難しくてほとんどわかりませんでした。

(13)津和野殺人事件/内田康夫/光文社文庫
 古本屋→自炊。名探偵コナン的なわかりやすい推理小説です。TVドラマで浅見光彦さんを演じる俳優さん、なぜ選ばれたのかわかるような気がします(スマート、優男、浮いてる、そしてなんだかくさい演技??。決してくさしてるんではないですよ、僕はこの俳優さん結構好きです)。

(14)谷崎潤一郎シリーズ4/青空文庫
「春琴抄」「陰翳礼讃」他
 夜に蝋燭のほの暗い明かりで椀の吸い物をすする。このときの椀は漆器であるべきなのだと。ふ~む、わかるような気がする(陶器の茶碗に吸い物を入れたりしても気にしない僕が言うのもなんですが)。


   2019年5月4日(土)Diary(日記)
    四国ぶらぶら。

 GW全力投球の後半、「四国ぶらぶら」行ってきました。ぶらぶらって、全力投球感全然ないですが、何か?。

 ふむ、せっかく四国カルストまではるばるチャリ乗りに行くのんやから、世間は10連休であることやし(僕は9連休ですが)ついでに四国ぶらぶらせなあかんでなぁ、ってなわけですね。今日日(きょうび)どこ行っても外人さんばっかで閉口(日本経済にとってはありがたい)なことが多いんですが、行ってみたら四国は外人さん少なかったです。交通の便の関係で行きにくいからでしょうか?。
 では、読む人はつまらんでしょうが、念のため行程トレースしておきますわ(僕の備忘録)。

4月27日(土)晴:自宅~松山。No.1ホテル松山泊。
  車にチャリ積んで妻と松山へ移動。昼は鯛めし。夜、僕は四国
  カルスト前夜祭、妻は一人飯。

4月28日(日)晴~曇:松山。妻はNo.1ホテル松山泊。
  僕は、四国カルストチャリ、梼原の西村旅館泊。妻は、
  松山城、砥部動物園(白熊のピース)、坂の上の雲ミュー
  ジアム。

4月29日(月)雨:松山。No.1ホテル松山泊。
  僕は、友人の回収車に乗って梼原から松山へ。妻と合流し、
  道後温泉足湯。本館を見下ろす眺めなかなか良し。夜、友人
  夫妻と小宴。翌日のホテルセレクトをネット予約。
  (写真は足湯から本館を見下ろす眺望)(割愛)

4月30日(火)雨:松山~内子~宇和島~愛南。
          ホテルセレクト泊。
  木蝋でかつて栄えた内子の街並み散策。宇和島城。平成最後の
  食事は「珈琲伝説」っちゅう宇和島地元(?)ファミレスで
  ステーキ。翌日のホテルはどこも満室でネットではとれず。
  (写真は宇和島城からの眺望)(割愛)

5月1日(水)雨→曇:愛南~足摺岬~四万十~高知。
           ホテルかりえ泊。
  ホテルセレクトの200円ちょっとの朝食がなかなかうまい
  (令和最初の食事)。 足摺岬。四万十川の佐田沈下橋。
  道の駅「よって西土佐」。 高知、かつおのたたき、
  うんまぃ!。観光案内所で佐川町の宿をとる、ホテルかりえ。
  空いててよかったんですが、なんか変なビジネスホテル
  でした。

5月2日(木)晴:高知~新居浜。車中泊。
  桂浜。高知城。道の駅「マイントピア別子・端出場地区」で
  車中泊、温泉施設あり。でも、チャリ積んでると車中泊も結構
  面倒でしたわ。車中泊してる人々やけに多し。
  (写真は桂浜の竜馬像)(割愛)

5月3日(金)晴:新居浜~丸亀~帰宅
  マイントピア別子・東平(とうなる)地区、東洋のマチュ
  ピチュ?。同・端出場地区に戻って、坑道他、産業遺産見学。
  丸亀でさぬきうどん、丸亀城。明石海峡大橋の大渋滞にやら
  れる、4日未明1時半頃帰宅。
  (写真は順に、東平の遺構、さぬきうどん、
   丸亀城からの眺望、丸亀城石垣)(割愛)

 結局、6泊7日もぶらぶらしてしまいました。結構盛りだくさんで楽しかったですよ。妻なんぞ、松山、宇和島、高知、丸亀の四国残存旧天守4城を全制覇!。江戸時代以前の旧天守が残っているお城って結構少なくって、全国で12城しかないんですと。そのうちの4城が四国にあるわけです。これで妻は、丸岡城(福井県)と松江城(島根県)を残すのみ、僕はそれに松山城(松山何回も行ってんのになんで行ってへんのん??)を加えた3城が未踏破。まぁ、そのうち全部行きますかね。つまり、またぶらぶら旅にいずれ出るっちゅうことですかぃ?。

P.S.:妻曰く、松山ってなんかいい街。ふ~む、僕たちが
     チャリ前夜祭やったり梼原やったりしたときに、一人で
     余程おいしいもんでも食べたんでしょうか?。


   2019年5月8日(水)Fight(闘病記)
    PSA上昇中!。

 先月26日の血液検査結果、来ました。
  PSA=3.80
上昇中!。ネクストラインを何にするか、いつからするか、そろそろまじめに考える時期でしょうか。絶対値はまだ低いものの、確かにグラフ(割愛)で見るとかなりやばい感じがします。次回診療は脊柱管狭窄の除圧手術1週間後の5月24日(金)、どんな話になるのやら。


   2019年5月9日(木)Diary(日記)
    四国カルストは2度おいしい?。

 昨晩飲み会の帰り、麻薬飲み忘れて痛む右脚引きずりながら帰宅して郵便受けを見てみると、A4版の愛媛県の封筒が届いておりました。松山在住の大学同窓生からのビデオレター。
 早速今日見ました!。「平成最後の四国カルストツーリング」と銘打った、素敵なBGM付きフォトストリーム&動画でして、出発見送りで彼が撮ってくれた写真&ビデオに広島友人がルート上で撮った写真を加え、地図を見ながら行程を追っていくっちゅうなかなかナイスな構成となっており、僕が回収された余計な(?)くだりも最後付近に字幕で盛り込んであって、存分に楽しめました。四国カルストは2度おいしかったのです。
 最後の字幕に「次は恒例の“あわいち”で」って書いてあって、これ、松山友人が新たにチャリ始めて来年から参加すんでっちゅう意思表示が含まれておる(?)としても、ほな、来年も僕は走らなあかんっちゅうことなんっすかね?。

 いゃぁ~、どうもありがとう!。では、来年もまた走れるようがんばりますか(PSAは上昇中、泣)。


   2019年5月15日(水)Fight(闘病記)
    脱麻薬計画の実行に着手せんとす。

 麻薬って確かに痛みは緩和されてほんま助かるんですが、なんやらしょっちゅう眠くてかなわんし、なんやら以前より常時しんどい気ぃするし、言うほど多幸感ないし(?)、できればやめたいよなぁぁ、世間では「ダメ。ゼッタイ。」とか言われとるし、、、(ちゃうけど)。
 というわけで、脱麻薬計画の実行に着手します。L5/S1右側神経根圧迫の除圧手術。今日、東京まで移動してきましたんで、明日から入院、明後日手術。先月の同窓会で飲みながら受けた執刀医の説明によると、超細い内視鏡使って行うPETAっちゅう先進の術式で、直径7mm程度の穴を開けるだけでできちゃう超低侵襲なんですと。身体中枢神経近傍の脊椎の手術(正直ちょっと怖いでなぁ)なのに、驚くなかれたった2泊3日の入院予定(本日の前泊プラス退院後の予備日入れて念のため5泊6日の東京旅行?としておりますが)。 計画では、これにより間欠跛行を来す痛みが消滅または軽減され、晴れて脱麻薬となり、海外旅行も自由にできる身となるのです(行きませんが。麻薬やってる場合は海外渡航時に持出量と再持込予定量を申告せなあかんみたいで、その手続きが結構めんどくさいらしいのんです)。 つまり、かように潔白の身となってから前立腺がんのネクストライン(最悪はドセ)を開始できるわけで、今回の除圧手術はぎりぎり且つベストなタイミングやと自画自賛しておるところです。

 むしろ気になるのはネクストラインどうするかっちゅう方で、製造販売申請が最近通ったんでここにきて急浮上のアパルタミドに期待したいところ。アビラテロンで2年つないだんで、アパルタミドで更に2年、その間にダロルタミドが上市されてそいつでもひとつ2年、っちゅうわけにはいかんでしょうかねぇ?。ここらでもぅ一度臨床試験・申請中の新薬詳しく調べてみますか(これ、結構面倒なんですが、、、)。


   2019年5月19日(日)Fight(闘病記)
    初入院・初手術。

 腰椎のちょっと右側にちっちゃな絆創膏の半分くらいのテープが貼ってあります。一昨日受けた脊柱管狭窄症の除圧手術の痕なんですが、腰椎がりがり10mmも削り落とす怖い手術だったとはとても思えないちっちゃな傷なんで驚き。
 まだ養生中なんで正確なところはわかりませんが、間欠跛行を来していた右坐骨神経痛はほぼ感じなくなっています。痺れは少し残っていますが、これも軽減している感じ。むしろ腰動かさんように用心しすぎて通常の腰痛が悪化してもうた感じですかね?(笑)。

 せっかくなんで、簡単にレビューしときます。
   15日 上京
   16日 10時 入院
       21時 絶食
   17日 09時 手術(1時間程度)
           翌朝までベッド上で安静
       19時 夕食
   18日 11時 退院
           念のため東京泊
   19日 帰阪(荷物は全部妻に持ってもらいました、笑)
んっ?、ほんまに簡単やんか?。結局、1日繰り上げて4泊5日で帰ってきました。

 成功と思います。執刀医の高校友人、その病院のスタッフの皆さんに感謝。そして妻に感謝(心配して付き添ってくれる家族がいるってうれしいです)。 こんな感謝を周囲に還元できるよう、またがんばりましょっか。

P.S.:初入院・初手術に伴い、初尿瓶も体験しました。退院
     したとたんすぐ血尿(なめくじ入り)やったんですが、
     入院中尿瓶になめくじ排出せんとよかったわぁ。

P.S.:今回僕が受けたPETAって、椎間板ヘルニアの一般的な
     MED(直径18mmくらいの内視鏡)やその進化系の
     PED(直径7mmくらいの内視鏡、椎間板ヘルニア
     特化)がさらに進化したFESSっちゅう極細内視鏡使う
     最先端医療の一種で、経験ある医師が少なくできる施設
     は非常に限られているらしい(でも、ちゃんと保険適用
     です)。親しい友人がこれの専門医やったとは、僕は
     ついてますね。

P.S.:腰回りに気は使いますが、手術翌日から日常生活に問題
     なし。1週間ほど様子見て調子よければ運動を開始して
     よいとのこと。低侵襲ってほんまに助かりますね。医学
     の進歩に感謝。

P.S.:リマプロストアルファデクスとリリカは手術前日から
     中止してます。タペンタも中止できそうな感じです
     (次回泌尿器科受診は24日)。


   2019年5月28日(火)Fight(闘病記)
    泌尿器科定期受。

 脊柱管狭窄の除圧手術後1週間を経過した先週金曜、泌尿器科定期受診。執刀医に診療引き継ぎ書みたいのん書いてもらったんで、それ渡して絆創膏剥がして傷口みてもらいました。1週間おとなしくしておった甲斐あって問題ないようです。タペンタも日曜から半分に減量しましたんで、次回診療後に晴れて脱麻薬となる予定。朝の体操と夕食後のローラーも軽くではありますが無事再開しました。

 さて、本当の問題はこちら、PSAの上昇なんですよねぇ。今回はせんせ、なんやらえらくのんびり構えとって、「確かに上がってきてはおるけど値は低いし、画像では転移進行してへんように見えるケースやし、まだアビラテロンで引っ張ってもええと思ぅてまっせ」てな言い草やったんですが、ほんでも患者としてはPSA上昇は気になるところで、22日に薬価登録され30日発売開始のアパルタミド、使えるかどうかしつこく聞いて確認しました。
 いけるみたいですね。前回画像に限れば転移はいまいちはっきりしてないんで、m0CRPC(遠隔転移なし去勢抵抗性前立腺がん)として取り扱えるんで健保上も問題なく使えるってなことでしたが、残念ながらせんせは前回ほど乗り気でなし。確かに、機序からするとアビラテロン後は25%程度しか奏効率は期待でけへんやもしれんのんで(アパルタミドのデータはなし、エンザルタミドのデータから類推)、開業医の主治医としては「ちょっとなぁ?」ってなところやもしれん。でも、やってみてもええでっちゅうてくれてるんで、トライはしてみようかと思ってます。エンザルタミドは前記のようにアビラテロン後は奏効率低い上に延命効果も5か月程度、ラジウム223は骨転移限定措置的色彩強く奏効率10%未満で延命効果も3か月レベル、ドセは最終手段的イメージが強いうえ奏効率50%未満で延命効果は2か月程度。他方、アパルタミドは実験条件異なるとはいえ延命効果2年程度が見込める新薬で、発売時期なんぞまさに僕に合わせたとしか思われへんではないですかぃ!。

 ほんで、今日LINEでやってきました結果は、
  PSA=4.59
ふ~む、前回に比べると若干上昇速度は鈍いかも(??グラフ(割愛)ではそうも見えへんけど??)。 せんせの言うように、まだアビラテロンの効果は少し残っているのんやもしれん。確かに、現場経験豊富な医師の“感”っちゅうのんもそれなりに当たるやろからそれはそれで重視せななぁ。
 というわけで、次回6月22日の診療でアビラテロンどこまで引っ張るか決めましょってなところです。僕としてはそこでアパルタミド押してみようかと。今回の診療、僕が思ってたよりせんせの態度がちょっとのんびりした感じやったんで、なんとなく一抹の不安を抱いてはおるんですが、まぁ、こんなもんかもなと、、、。

 それとは別に、日曜からだるい、しんどい、夜寝られへんってどうも調子悪いやんかぇ。大昔に処方してもろた睡眠薬なんぞ使ったりしてます。麻薬離脱症状やもしれん??、って、言うてもしゃぁないねんけど、、、。おまけに、手術後急に肩こりが発生して結構酷いんで、血液サラサラ狙ってもうしばらくリマプロストアルファデクス飲んでみることとしました。

P.S.:NCCN Clinical Practice Guidelines "Prostate Cancer"
     2018 v4 日本語訳、出ましたね。原版がちょこちょこ
     更新されておるのんは知っておったんですが、とりあえ
     ず治療変更なしで来てましたし、英語読むのんも面倒で
     ほっておったところ、今日見てみたら翻訳版出てまし
     た。m0CRPCでアパルタミドの選択追加(cat1)、N1 or
     M1 で MSI と dMMR 検査の考慮追加、m1 以降の選択
     肢に MSI と dMMR に対するペンプロリズマブの選択
     追加(cat2B)、といった辺りが大きな変更点でしょう
     か。残念ながらアビラテロン→アパルタミドという
     順番の処方はありませんでした。
  参)
  MSI:マイクロサテライト不安定性
  dMMR:ミスマッチ修復異常
  ペンプロリズマブ:品名キイトルーダ、製造販売 MSD
   ・本邦では「MSI-High を有する標準的治療が困難な
    再発固形がん」で承認済み。
  ☆2種の遺伝子パネル検査が本邦で承認済みだが、
   保険適用はまだされていないみたいです。


   2019年5月29日(水)Fight(闘病記)
    遺伝子パネル検査保険承認される。

 昨日の記事の最後で「遺伝子パネル検査保険適用はまだ」って書いたんですが、今日の昼のニュースで「適用決定」ってやってました。別にどーでもいいんですが、せっかく最新情報上げてるつもりが速攻古新聞と化したんで、若干“むっ”としながら今日も更新記事上げときますわぃ!。
 ちなみに最新情報上げてるつもりなんは本人だけ。まさかここの情報を裏採らずにそのまま使うやつなんぞおれへんとは思いますが、、、念のため。


   2019年5月31日(金)Fight(闘病記)
    5月の体調。

症状:
○腰痛脚痛:手術成功。減麻薬挑戦中。
○排尿障害:先月末に同じ。
○排便系:先月末に同じ。
○ホットフラッシュ:先月末に同じ。

【脊柱管狭窄の手術成功しました】しびれと若干の違和感は残るものの痛みはほぼなくなり順調。それよりタペンタ半減による退麻薬症状がつらいです。不眠、なんだか落ち着かない、いらいらする、、、1週間経つんでそろそろ治るころだと思いたいんですが。


   2019年5月31日(金)Diary(日記)
    5月の成績。

・体重60.1kg
・自転車×0km
・ローラー台×6days(30min/day)
・リハビリローラー台×4days(20min/day)
・楽しい飲み会×1day

【脊柱管狭窄の手術したからなぁ】初週は四国ぶらぶら、後半は手術後の養生~リハビリでしたもんで。成績よろしくない言い訳でした。


   2019年5月31日(金)Books(本)
    5月に読んだ本。

 んっ??、卒論関係の本ありませんね。

(1)マンガでわかる宇宙/石川憲二他/オーム社
 丸善e-Bookライブラリ。よく探すと難しそうな学術書に混じってこんなんがある。僕の地頭(じあたま)には簡単すぎるやろって舐めてましたんですが、、、??。東京の上空10kmから俯瞰すると、水平線(地平線)は京都の辺りらしい。日本列島もやっぱ球表面で丸いんですねぇ(冷静に考えればそれ当然なんですが、なんか、普通の生活感覚的には平面っすよね)。 こんなふうに2次元から3次元を想定して曲率を考えていくと、三角形の内角の和は180度ではなくなる。3次元から4次元を考慮する場合も同じで、宇宙の果てを探して旅に出れば元の場所に戻ってくることもありうるらしいです。つまり、我々は宇宙の果てと隣り合わせで生活していると。全然頭ついていきませんですな。

(2)マンガでわかる有機化学/長谷川登志夫他/オーム社
 丸善e-Bookライブラリ。前掲に引き続きマンガでわかるシリーズ。僕、実は化学系の学科出てるんです。つまり、これ、大学の専門に近いわけですな。ほな、概ね理解できたんっすかぃ?。ふ~む、どうもこの方面の能力はかなり人に劣っているようです。

(3)博多殺人事件/内田康夫/光文社
 古本屋→自炊。推理小説としてはそれほど面白い感じではないですが、長期に続くシリーズもののうちの一として見ればこれはこれでいいのかと。盛り上がりそうで盛り上がらないラストもご愛敬でしょうか。

(4)マンガでわかる大人のADHDコントロールガイド
      /福西勇夫他/法研
 丸善e-Bookライブラリ。さらに引き続きマンガでわかるシリーズ。僕、ときどきコミュニケーション障害やって言われます。5年と少し前、がんに罹患したことを上司に告げたとき、にやりと笑われ「おまえの仕事のやり方は前から気に入らん、今後おまえには仕事はさせん」と言われたのだが、「なんやてぇ?、ほな仕事せんでええっちゅう辞令出せや」と大脳を経由することなく延髄反射で即座に応じた僕はADHDでしょうか?(上司も上司やと思いますがそれは置いといて)。 ADHDの特徴は、①多動性、②注意欠如、③衝動性。もしかすると、後先考えずにすぐに言動に移すっちゅう③は該当するかも?。そういえば、小学校から中学校まで9年間×3学期の全27回、通知表所見欄に、「態度が投げやり」「協調性がない」って毎回必ず書かれてました。確かに「口は災いのもと」的な経験は、人よりかなり多いです。でも、全般的には理性的(に人の神経を逆なでする)と言われることが多いし、(周りの人は知らんけど僕自身は)それほど困らずちゃんと社会生活できてるんで、たぶん僕はADHDではないと思います。まぁ、いずれにせよ既に言動に移してもぅた事実は取り消されへんわけで、「仕事せんでええっちゅう辞令出せや」発言以来、職場に籍(席)はありますが仕事ありません(笑?)。 それでもお金はちゃんとくれるんで、きっちりいただいてます。あな、ありがたやありがたや。

(5)妻のトリセツ/黒川伊保子/講談社プラスアルファ新書
 脊柱管狭窄の手術した時、術前に病院でじっとしてんのんが嫌やったんで抜け出して買ってスタバで読んだ新書。事実重視問題解決思考の夫に対し、妻は共感さえできれば事実はどーでもいいし問題も解決していらんのだとか。で、かみ合わないんですと。真の良夫たる者、普段は妻に共感するふりをしておき、ときどき逆鱗に触れる発言をしてガス抜きしてあげるがよし。つまり僕は真の良夫ですか?。あとで妻がひとりうなずきながら読んでいるのを見ました(怖!)。

(6)源氏物語(四)/谷崎潤一郎/中公文庫
 この時代の文の遣り取りって、現代のLINE/e-mailですね。人を使って結構リアルタイムにやってます。ツールは変われどやってることは千年変わらずです(恋愛も派閥争いも)。

(7)マンガでわかる免疫学/河本宏/オーム社
 丸善e-Bookライブラリ。もひとつマンガでわかるシリーズ。マンガやからわかりやすいかっちゅうと、こいつの場合全然そうではない。少なくとも免疫学の基礎に関する限り、ちゃんとした専門書の方がよほどわかりやすいのではないでしょうか?。

(8)谷崎潤一郎シリーズ5/青空文庫
「聞書抄」「少将滋幹の母」他
 今月はあまり進みませんでしたなぁ。まぁ、こんな月があってもよろし。


   2019年6月9日(日)Diary(日記)
    いとこ会。

 昨日、名古屋までいとこ会に行ってまいりました。去る3月に母方の従弟が大阪にやって来て二十何年かぶりに会って食事したんですが、その時に僕が「いとこ会しよか」って強要したせいか、彼が律儀にきっちり動いてくれて、それほど間を置かずに昨日無事開催される運びとなったもの。僕は母方いとこ男子の中では最年長なんで、なにかと偉そうにできるっちゅうなりゆき的特権地位にあるわけですが、べつにその特権とは関係なく、結構楽しい父方いとこ会に倣って母方もどうよって謙虚かつ純粋に提案しただけなんですよ。母(故人)の地元が中部圏で、いとこもその辺りが最多なんで場所は名古屋ってなわけです。
 物故者除き全11人のいとこたちのうち、なんと10人も集まりました(首長やってる一人は選挙に備えて活動があるらしく、一抜けしてましたが)。 土曜日の真昼間から飲んだくれておるやつは多くないようで、会場の居酒屋の客はわれわれのみ。店側もいいかげんなもんで制限時間過ぎても何も言ってこないどころか全店員行方知れず状態で、われわれもそれをいいことに昼から夕方まで、延々4時間以上も居座り続けたのでした。
 顔忘れるほど長期に会っていない組み合わせもあるもんで、盛り上がらないかも?って幹事は心配しておったようですが、それは全くの杞憂に終わり、共通の話題はそれほどないはずなのに不思議と大盛り上がりでした。男子最年長として僕は比較的聞き役に回っておったのでしたが、一緒に参加しておった妻の目には何故か傲慢に仕切っているかのように映ったらしく、「あまり偉そにしないように」ってあとで怒られました(笑)。
 でも、3親等のおじおばまでならともかく、いとことなるともう弔事でさえも全員がそろうわけではないんで、こうやって敢えて全員が集まれる機会を作るのはいいと思います。そうなると、年長者の一声っちゅうのんもまんざら全く期待されていないわけでもなかろう、ってなことではございませんかぇ?。

 車で行っておったんですが、やっぱり結構疲れてしまい、今日はしんどくて1日中寝て暮らしました。体力の早期回復が必要です。


   2019年6月16日(日)Diary(日記)
    ふるさと納税。

 いとこ会で一人がアップルウォッチしとったんですが、あの悪名高き泉佐野市にふるさと納税してゲットしたらしい。その話題からつながって他一名も返礼品目当てに同市に貢いでおったことが判明。ほんで、いとこ会一抜けした首長が用意しておった手土産の中には、ちゃっかりふるさと納税の案内が入ってましたのです(ったく政治家かよ、、、政治家です)。
 ふ~んなるほど、確かに一応なにかとゆかりのある土地でもあんねんからそれもありかもな、って初ふるさと納税しました(飛騨牛に)。 ワンストップ納税っちゅうのんがあったんですが確定申告しない人専用やったもんで、医療費控除申告のときめんどうあったらいやなんでこれはやめときました。来年は納税控除申告忘れたらあかん!って肝に銘じておきます。待ってます、飛騨牛!。


   2019年6月17日(月)Fight(闘病記)
    なんか、調子悪い。

 「最近、なんか、調子(体調)悪い」って感じなんですが、これ、口に出して言うと、「そんなんあったりまえやろ!」って毎回電撃一喝されます(妻にね)。 ほんでも、しんどかったら「しんど」って言いたなんねんでなぁぁ、っちゅうわけで、最近の調子悪い様子を概観してみた。

5月17日 脊柱管狭窄症手術
~ 25日 ほぼ安静に過ごす。タペンタ100mg/day継続
      右腰脚の痛みは消え、間欠跛行は解消
      しびれは残る
      右肩こりかなり酷い(なんで??)
26日~  タペンタ半減。体操、リハビリ時短ローラー開始
      不眠、落ち着かない(たぶんタペンタ退薬症状)
      右肩こり継続、右腕時々しびれあり
      常時全身だるい
6月初旬~ 不眠と肩こりは軽減
      活動すると翌日しんどくて休養って感じ
      ときどき不眠、なんか落ち着かない日も
      しんどい時が多い
      ロキソニン飲めばまぁいける(不眠にも効く)

、、、??、なんっすか、これ?。ぶったるんどるだけとちゃうんかぃ、えぇ?、あほくっさ。明日で手術後1か月、ローラー時間戻してしっかり乗れや、こら!。ほんで、とっとと卒論書けや、こら!!。

 とりあえずタペンタは今週末で終了予定。


   2019年6月25日(火)Fight(闘病記)
    ネクストライン目前?。

 先週土曜日、主治医の下で例によってゴナ注ゾメ点採血。その後、診察室にて先月のPSAが結構上がっておったことを踏まえ、この先も上がり続けるやろとの予測でネクストラインを検討する。
 せんせ曰く「今アメリカ行ってPSMA-PET撮ったらかなりの確率で転移が写ると思われる状態なんで、そろそろドセか場合によってはラジウム223の検討時期やろな」なんですが、せっかくなんでアパルタミド試してみたいって、柔らか~く押してみました。せんせ、それほど乗り気ではありませんでしたが、「ふむ、PSMA-PETは日本では認可されてへんから言うてもしゃぁないわけやから、ほな、FDG-PETと骨シンチ撮って転移不明確なら、それやってみよかぃ」っちゅうことと相成りました。「でも、アビラテロンからのチェンジはどこにも実績ないんで効くかどうかはわかれへんで」とのこと。確かに、アパルタミドって機序的にはエンザルタミドに比較的似ておるようなんで、それ考えると奏効率は25%程度にすぎないやもしれんわけですが、しかしこいつ、まさに僕に合わせてきたとしか思えんような絶妙なタイミングで登場してきており、思わずふらふら~~って誘い込まれてしまいますよねぇ?(赤ちょうちんとかネオン、あるいは誘蛾灯みたいなもんですか?)。
 というわけで、28日FDG-PET、7月12日骨シンチが決定。次回の7月27日診療までは現行治療継続となりました。
 蛇足(?)ですが、タペンタは土曜日をもって終了!!。前回半減時の退薬症状話したら、もう半分にしてみる?ってせんせは言ってくれましたが、要りません!って宣言して引導渡してやりましたです。寝つけず落ち着かんと暴れたなった場合に鎮静化を図るべく、ロキソニン(NSAIDs)とブロチゾラム(短時間型睡眠薬)を処方してもらって診察終了。

 さて、ネクストライン選択っちゅう意味では今回のPSAは若干注目度低かったんですが、何故か通常より早く昨日LINEでやって来た値は
  PSA=3.72
はあぁ?、下がっとるやんかぃ!。先々月(3.80)とほぼ同じ値なんで、2か月ロールバックした感じですね。ある程度の測定誤差はあるとしても、これは下がったと判断してもよかろうと思います。ほんならたぶんアビラテロンはまだ効いておるっちゅうことやから、ネクストラインはも少し先の方がいいような気もしてくるわけで、画像延期した方がいい?、ってせんせにLINE返信してみましたところ、全然既読つきません。まっ、予定どおり画像撮る感じですか。


   2019年6月30日(日)Fight(闘病記)
    6月の体調。

症状:
○腰痛脚痛:脱麻薬完。「ダメ。ゼッタイ。」ですから。
○排尿障害:先月末に同じ。
○排便系:血便率上昇しておるかと思われます。
○ホットフラッシュ:増!。暑いからでしょか?。
【脱麻薬完】相変わらず不眠気味ではありますが、半減時より退薬症状はましでした。ここ半年辺りは体調悪い日が増加しておると感じますが、まぁ、ごちゃごちゃ言ぅてもしゃあないわけで、今まで以上に休み休みがんばる!、って思ってます。(さて前文、「今まで以上に」は「休み休み」に係るのでしょうか、それとも「がんばる!」に係るのでしょうか??。自分でも謎。)

【薬、だいぶん減りましたんでまとめときます】
  月一:
   degarelix acetate (Gonax) :
     80mg/4weeks(injection)(LHRH antagonist)
   zoledronic acid hydrate(Zometa) :
     4mg/4weeks(infusion)(bisphosphonate)
  毎日朝食後:
   prednisolone (Predonine) :
     5mg(1tablet)(corticosteroid)
   lansoprazole :15mg(1tablet)(胃薬)
   牛車腎気丸 :2.5g(1package)(腎機能、腰痛)
   芍薬甘草湯 :2.5g(1package)(腰痛、筋肉の痙攣)
  毎日昼食後:
   牛車腎気丸 :2.5g(1package)
   芍薬甘草湯 :2.5g(1package)
  毎日夕食後:
   prednisolone (Predonine) :5mg(1tablet)
   naftopidil (Flivas) :75mg/day(1tablet)(排尿)
   tadalafil (Zalutia) :5mg/day(1tablet)(排尿)
   牛車腎気丸 :2.5g(1package)
   芍薬甘草湯 :2.5g(1package)
  毎日就寝前:
   abiraterone (Zytiga) :1,000mg(4tablets)(anti CYP17)


   2019年6月30日(日)Diary(日記)
    6月の成績。

・体重60.4kg
・自転車×0km
・ローラー台×7days(30min/day)
・リハビリローラー台×6days(20min/day)
・楽しい飲み会×2days

【リハビリローラーは終了するも、、、】術後1か月が経ち経過も良好なんで、ローラーは30分に戻しました。えっ?、10分延びただけでこんなしんどいのん??。ここ半年くらいの体力減退侮れずですわ。


   2019年6月30日(日)Books(本)
    6月に読んだ本。

 源氏は完結。とりあえず奔流のプルーストに戻ってきておるんですが、昔に買ぅたカズオ・イシグロの小説がまだ未読で残っていたりもする。

(1)源氏物語(五)/谷崎潤一郎/中公文庫
 谷崎源氏完読。この第五巻は宇治十帖の後半部。前に与謝野源氏を読んだときも宇治十帖別作者説を感じましたが、今回も同様でした。内容的に深みがないというかなんというか、、、。その分読みやすいんではありますが。物語としては、雲隠(本文はありません)で完結なのかなぁ?。ところで新聞読んでたら、谷崎は源氏物語を現代語訳するに何故京言葉でなく標準語を用いたのか?ってな記事がありました。曰く、谷崎は実は京都が嫌いだったからとのことでしたが、、、??。いやいや、敬語体系がしっかり認知されていた標準語を谷崎は選択したんだと僕は思います。天皇陛下も標準語でおはなしになられるわけですしねぇ。まっ、確かに京都人のいけずは半端でないようではあります(伝聞、一部は体感)。

(2)国家と教養/藤原正彦/新潮新書
 大作読み終わったんでちょっと休憩。妻が買った本です。なんかおかしいな?って普通なら思うような日本をだめにする諸政策って、実はUSAの工作に政治家以下ばかな日本国民全員が踊らされているとの説、確かにその通りかもしれない。国際的には少数派にすぎない日本的美徳を持ち続ける限り、日本人は国際標準(USA標準)っちゅう個人主義的土俵の上では絶対勝てない。民族的美徳を集団的強みに組み替えて日本が国際社会で築いてきた経済的地位は、冷戦終結後のUSAにとっては邪魔でしかなくなったがゆえ、行き場のなくなった諜報組織力を彼らは属国日本の合法的弱体化(国際標準化)に使い始め、お人好し日本人は何も考えずそれでよしとして素直に従っている。遡ればハル・ノートはUSAに送り込まれたソ連のスパイが作ったドラフトに沿ったものなんですと。思わずググってしてしまいましたよ。まぁ、その疑いは完全には拭えないかもってな程度の話らしいんですが、もしそうやとすると、そんな時代から日本は延々と諸大国に踊らされているっちゅうことになりますね。

(3)一切なりゆき/樹木希林/文春新書
 引き続き休憩の一冊。これも妻が買った本。不世出の女優の小気味よい名言を集めたもの。なかなかよかったです。でも、同じ言葉を誰か別の人が言っても、それはきっと響けへんのやでなぁ。

(4)次世代がん治療/村上善則他/エヌ・ティー・エス
 丸善e-Bookライブラリ。先月後半、マンガでわかるシリーズでさっぱりわからんとちょっと懲りたんで、がちまじなやつにトライ。2017年発行と新しいので、自分の治療に多少でも役に立てばと不純にもくろんでおりましたが、現実には全くでございまして、当初の浅はか安易な気持ちを反省せざるをえず(とはいえ、前立腺がんではウィルス治療が比較的積極的に研究されているらしい、ってなことなどはわかりました)。 というわけで、純粋な科学的興味の充足に目的を切り替えて読んでみましたわけですが、大部分理解不能だったとはいえなかなかおもしろい。がん細胞の増殖・免疫抑制などの仕組みが、なんと具体的かつ詳細に解明されていっていることか!。固形がんは細胞階層も位置的配置も多層構造で、自己の異常増殖によって作り出される低酸素領域に位置する細胞ほど浸潤性・転移性に優れているとか、自己異常増殖は基幹細胞説と確率的自然変異説の一方だけでは説明できないとか、血液がんは多層構造でなく比較的一様であるため、効果ある薬剤を作成しやすく現在の治療成績は固形がんより格段によいとか、、、ふんっ、そんな難しいこと言われてもおもろぅてさっぱりわかりまへん!!。でも、この手のわけわからんけどおもろいやん?ってな興味をもっと若いうちから素直に発揮しておれば今ごろは僕もも少しまともな人間に、、、とかいまさら思ってももう遅い。ここは、まだ自分にこんな純粋な好奇心が残っていたということに感謝しつつ、結局は睡魔との戦いであったのでした?、チャンチャン。
 追記)新検査手法の章で線虫の嗅覚による早期がん発見可能性が述べられていましたが、そういえば僕、がん発覚の直前に行った出張でUSA入国の際、麻薬探査犬に吠えられて荷物全部ひっくり返しての所持品検査されました。海外出張は結構行ってましたが、こんなんは初めて。無事解放されたのちも付近をうろついておった麻薬犬くんは僕に絡むのんやめへんかって飼い主のポリさんに叱られてましたが、今思うときっと僕のがん臭に反応しておったんであってその子は悪くない。麻薬のにおいとがん細胞分泌物のにおいは同種なのかもしれません。つまり、生物の嗅覚によるがん判定の可能性を僕は自ら体感しておったわけですね。妻によるとその出張から帰国した直後の僕は臭かったらしい。妻の嗅覚は犬ですかぃ?、あるいは線虫ですかぃ?(って、むっちゃ怒られそ)。

(5~7)ジウⅠ~Ⅲ/誉田哲也/中公文庫
 古本屋→自炊。ステレオタイプにわかりやすく人物がプロットされているので読みやすいです。現実世界はもっと複雑ですが、それを一時忘れて没頭するには○(まる)。 とりあえずは全3巻なんですが、実際は関連話が他にもたくさんあるらしい。古本屋にうまいことあればそいつらも読んでみてもいいかも、、、。

(8・9)失われた時を求めて10・11~囚われの女Ⅰ・Ⅱ
    /プルースト(訳:吉川一義)/岩波文庫
 ストーリー展開ほぼ無し。いろいろな方向に逸れながら延々と過去や現在の状況とそれに係る心理分析が一見締まりなく続いている。なにが?って言われても困りますが、人間の逃れられない性が絡みついてそこに囚われてどうにもならない感じでしょうか?。状況は違いますが、源氏物語の世界観と共通してませんか?。

(10)数学の贈り物/森田真生/ミシマ社
 数学者の書いたエッセイ。あまり共感する部分はなかったですね。数学的行為に定義が後からついてくるって書いてありましたが、これ、たぶん違うでなぁ。

(11)医者の本音/中山祐次郎/SB新書
 売れてるランキング比較的上位の新書らしいです。妻が買ったものですが、中身はまじめ。でも、簡単に読めるんで息抜きにはよかったです。

(12)火の粉/雫井脩介/幻冬舎文庫
 古本屋→自炊。なんかいや~な感じのサスペンス。退役判事の隣にかつて自分が無罪判決を下した一家惨殺事件元被告が引っ越してきて、不気味な小事件が次々に起こり始めるんですねぇ。不愉快でもう読むのんいや!、ってなるんですが、結末わかってしまえばその不愉快も半減するもんで、ネットでネタバレ読んでから続き読むっちゅうわけです。えっ、これ、邪道ですか?。

(13・14)十津川警部・怒りの追跡(上・下)/西村京太郎/文春文庫
 古本屋→自炊。伏線が少なく展開がシリーズ(逐次的)なこともあってわかりやすい推理小説です。指摘しようと思えば多くの難点はあるんですが、その辺りは深く考えずにシリーズな展開を楽しめばよいかと。

(15)アトミックアクシデント/ジェームズ・マハフィー
      (訳:百島祐貴)/医学教育出版社
 丸善e-Bookライブラリ。科学読み物です。西洋人の科学者の書く読み物って、展開とかユーモアとかが日本人には理解し難いものがあります。アトミックアクシデント、つまり、核反応事故。放射性物質取扱事故、原子炉事故、原水爆実験事故など。ヒロシマ、ナガサキ、第五福竜丸、チェルノブイリ、3.11など、全く笑い事ではございません。実は、核爆弾ってオペレーションミスなどで何回も誤って投下されているんですと(海上とかアメリカ国内とか。幸いにも一度も核爆発はしてませんが)。 それに、ヒロシマ・ナガサキって事故ですか??(事故とは書いてありませんが実験レベルの事故と同列扱いになってます)。 著者は原子物理学者であり原子力利用推進派のようで、本書冒頭は「水力発電は完全クリーンなイメージだが、例えばサヤノ・シュシェンスカヤダム事故では75名の犠牲者と40tonの含PCBオイル拡散が発生したとんでもない大事故だったのです」ってな導入となっていました。どういうこと?。

(16)死を生きた人びと/小堀鴎一郎/みすず書房
 森鴎外の孫の外科医が、定年後訪問医になって体験した患者たちの多くの死を書いたもの。個々人やその家族の死の捉え方の問題、社会制度の問題などを、各章で視点を変えながら考察している。著者の立場からの結論は出ていない(というかたぶん出せない)んですが、僕自身には今の居住地で利用可能な制度を踏まえた何らかの意思決定とそれに向けての行動が求められていると思わざるを得ない。なかなか難しそうです。

(17)谷崎潤一郎シリーズ6/青空文庫
「鍵」「瘋癲老人日記」
 青空谷崎完。本来なら紙の全集で読むのんがええんやろなぁ。

(18)新見南吉シリーズ1/青空文庫
 大体が児童向けの短い文章です。子供に戻って早世の童話作家の世界に浸ってみましょうか。


   2019年7月8日(月)Diary(日記)
    大山に行ってみた。

 いつの間にやら再び同居している娘も一緒に1泊旅行してきました。転職した娘の休みが不定期で且つ土曜は休めないんで、残り少なくなってしまった僕の有休を節約しようとすると必然的に日月となるのです。
 涼しいとこがええって娘が言ったんで、お宿は休暇村奥大山。国宝松江城、奥大山の星空、投入堂(道路から遠景望んだだけですが)などなど。松江城を制覇し、妻は残存旧天守12城踏破にあと1城(丸岡城、福井県)となる。2日とも概ね曇りであったにもかかわらず夜中2時頃だけ晴れていて、部屋の窓から天の川見えました。妻の強硬な反対により投入堂は間近までは行かず(要登山!)でしたが、本物この目で見ました。おとーさん、おかーさんはこんなして楽しんでおりましたが、同行の娘はどうだったのでしょうか?。

 たまには旅行もいいもんです。(えっ?、たまにですか?。)


   2019年7月15日(月)Fight(闘病記)
    なんやらしんどいなぁ。

 最近なんやらしんどいです。全身なんとなくだるくって体が動かない感じ。去年の年末辺りから悪化してきたように思うんですが、しばらくは脊柱管狭窄の腰痛に気を取られたり麻薬でごまかしたりで感覚鈍ってたところ、手術成功して麻薬絶ったんでここに来て顕著に感じるのんやもしれん。でもまぁ、タペンタの退薬症状がなくなったのは朗報です。

 まぁ、頑張るしかないんでここでごちゃごちゃ言ぅててもしゃぁないんですが、あとで見返したときに状況わかるように、一応この記事上げておきますわ。


   2019年7月30日(火)Fight(闘病記)
    仙骨転移!、やばっ!。

 27(土)は定期受診。いつもの通りゴナ注ゾメ点採血ののち、PETと骨シンチの結果どうやったんやろなって診察室に入りましたところ、、、。

  仙骨右側に新規転移発生!、右第9肋骨転移拡大!。

 げげっ、まっ、まじっすかぃ?(いまさら驚きぃなよって自分に言いたいですが)。 仙骨って、まぁ、脊椎の続きやし前立腺に近いし、なんか、いややでなぁぁ。PETは先月28日に初めて撮ったんですが、仙骨右側の異常集積がはっきりくっきり結構でかく写ってました。今月12日に撮った骨シンチもPETに全く同じで言い訳無用!。前回4月2日はこんなとこに全く集積なかったことを考えると、なんか、3か月で急激に転移が増長した感じです。さすがにこりゃやばいですね。PSA上がればネクストラインっちゅうことで、前回下がってたことを考慮してあと1か月はアビラテロン継続としましたが、結局はたぶん速やかに“はい、次!”っちゅう感じですかね。
 そんなわけでアパルタミドは適用できずとなってしまいました。残念!!。(m0のCRPCのみ適用可なんです。骨転移はm1なんで適用外。m1でも効果ありっちゅう第三相試験結果報告が7月4日にThe New England Journal of Medicineで公表されたところやったんでも一つ残念。)
 ほんでも人間都合のいい方に考えたくなるもんのようでして、家帰ってからふと思いついて、5月の脊椎管狭窄除圧手術ってL5/S1右側神経根のとこ削ったから、もしかして仙骨(S)の異常集積ってこの影響ってことないやろか?って高校友人執刀医に聞いてみたんですが、削ったんは腰椎(L5)だけで仙骨側は触れてないから多分影響ないよってなことでした。つまり、仙骨転移確定!(念のため彼にも骨シンチの画像は見てもらいますが、たぶん結果は動かないでしょう)。 やっぱこりゃやばいですね。

 こうしてうれしくない週末を過ごし、本日のLINEは、
  PSA=5.15
ったく、結局きっちり増加しとるやないですかぃ!。っちゅうことは、やっぱ速やかに“はい、次!”ですね。ほな、次ってどうすんのん??。内蔵転移はまだないんでラジウム223が使えるんですが、骨転移には有効性高いとはいえ延命効果薄いし、今まで助けてもらったアビラテロンと併用できず回帰もできない。でも、あとにまだドセが使える。一方、今の段階でドセ選択すんのんは最も標準的な道ですが、その後のラジウム223は体力的にきついと言われており、あとがない感じ。ふ~む、ドセか、ラジウム223か、迷いますね。主治医のせんせは最近はドセ押しの様子です。次回診療は8月4日予定。困ったことに妻は元気ないです。

 ところで、1年前の第10胸椎椎体の転移って消えたっちゅうことでええのんやろか?。もちろん、消えたんならそれでええわけですが。まっ、いまさらあんまし関係ないか。

P.S.:前立腺がんの開発中新薬、一応調べましたんで載せとき
     ます。??ってな部分もありますが、製薬協HPからそ
     のまま転記してますんで、、、。使うときはちゃんと裏
     採ってくださいね。
       20190729前立腺がんの開発中新薬(割愛)


   2019年7月31日(水)Fight(闘病記)
    7月の体調。

症状:
○腰痛脚痛:右坐骨神経痛はしびれが常時残って朝は痛い。
      まぁ、こんなもんか。
○排尿障害:先月末に同じ。
○排便系:先月末に同じ。
○ホットフラッシュ:先月末に同じ。

【仙骨転移確定でがっかり】毎日体は結構しんどい。右坐骨神経痛は仙骨転移の影響?って若干心配になったりもしますが、気にしてもしゃぁないんでにこやかにいきましょう!。


   2019年7月31日(水)Diary(日記)
    7月の成績。

・体重60.8kg
・自転車×0km
・ローラー台×24days(30min/day)
・リハビリローラー台×6days(20min/day)
・楽しい飲み会×1day

【地道にがんばる】体の状況はよくないですが、できるだけ体力の衰えは防いでおきたい。でも、ローラーっていまいちモチベーション上がらんのよねぇ。


   2019年7月31日(水)Books(本)
    7月に読んだ本。

 出社後にちょっと新しい試行をしてみたり、卒論書こうと試みたり(進んでませんが?)で、いままで読書に充てていた時間が別活動に費やされておりますね。他方、世界の名作にも食指をのばそうとしてみたりもしてます。百年の孤独、予告された殺人の記録(マルケス)、灯台へ(ウルフ)、ダブリナーズ(ジョイス)、ロリータ(ナボコフ)、1984年(オーウェル)、私を離さないで(イシグロ)。 いまのところ積読(つんどく、つまり買ぅただけ)ですが、何か?。

(1)自己心理学セミナー/金築智美編/勁草書房
 丸善e-Bookライブラリ。ここの検索エンジン、えらくしょぼいんで、読みたい本を見つけるのが難しいです。で、まぁ、ええか、ってこれ。人の成長と自己認識の発達、統合失調症、パニック障害、抑うつ、睡眠など、なんとなく興味を引きそうな話題が羅列してあるにもかかわらず、もう、睡眠導入剤としての機能しか見出せません。丸善e-Bookライブラリ読むときは絶対寝てはあかんのんで苦労しました。どうも僕は心理学ははっきり嫌いなようです。ところで、レム睡眠のレムって、rapid eye movementの略やって知ってました?。僕はこの本読んで初めて知りました。レム睡眠時は眼球が素早くあちこち動き回るわけなんですね。

(2)学生時代、学ばなかった君へ/鷲田小彌太/丸善出版
 丸善e-Bookライブラリ。まぁ、新書の部類でしょうか。んっ?、僕のことか?って思って読んでみましたが、言うて悪いけど新書9割の側に属してますね(僕は新書9割駄作論者)。 前書きによると、あまりお勉強の得意でない大学の卒業控えた若者たちに向けて書いたもんらしいです。つまり、僕は大学の卒業控えた者ではありますが、若者ではないので年齢的に完全にお呼びでなかったのです。

(3)失われた時を求めて 12 ~消え去ったアルベルチーヌ
    /プルースト(訳:吉川一義)/岩波文庫
 ストーリー展開ほぼ無し。いろいろな方向に逸れながら延々と過去や現在の状況とそれに係る心理分析が一見締まりなく続いている。なにが?って言われても困りますが、人間の逃れられない性が絡みついてそこに囚われてどうにもならない感じでしょうか?。状況は違いますが、源氏物語の世界観と共通してませんか?。んっ?、先月の完全コピペですか?。

(4)死体鑑定医の告白/上野正彦/東京書籍
 久しぶりのOverdrive Library。監察医の経験談。ベストセラー「死体は語る」に続く何匹目かのどじょうでしょうか。まぁ面白いですが、どじょうは初回より明らかに小さくなって痩せてました。

(5・6)けものみち(上・下)/松本清張/新潮文庫
 古本屋→自炊。名作サスペンス小説。時代は僕たちの親世代でしょうか、昭和半ばの社会の暗面が舞台となっています。名作と言われるだけあって、文章に時代が正確に切り取られている感がありますが、僕が生まれる少し前って、本当にこんなんだったんでしょうか?。

(7)名探偵の掟/東野圭吾/講談社文庫
 古本屋→自炊。推理作家の自虐ネタ。なめとんかい!。あほらしすぎて笑いこらえんのんに苦労しました(睡魔と戦うよりはまし)。 こんなんに笑ぅてまう自分が笑えます。解説がまたほんまにくそまじめに自己のこじつけ見解をさもえらそに披露している風体なんで、あきれて最後まで笑えました。

(8)R.P.G/宮部みゆき/集英社文庫
 古本屋→自炊。題名はロールプレイングゲームなんですと。僕らの時代は roll 即ち巻物をほどいて先に進んでいくようなTVゲームが主流でしたが、、、えっ?、根本的に違うって?。スクロールゲームの間違いですかぃ?。ミスリードから始まりましたが推理小説なんで特に問題なし!。

(9)失われた時を求めて 13 ~見出された時Ⅰ
    /プルースト(訳:吉川一義)/岩波文庫
 ストーリー展開ほぼ無し。いろいろな方向に逸れながら延々と過去や現在の状況とそれに係る心理分析が一見締まりなく、、、 おぃ!、2回もコピペすな!!。ついに求めていた失われた時が見出されてきましたか。

(10)名言で楽しむ日本史/半藤一利/平凡社
 Overdrive Library。各時代の文献から一言を選択して採り上げ、1ページでそれにまつわる歴史エピソードを簡単に評する構成。元は新聞連載らしいです。もう少し興味をそそる書き方ができそうな気もしますが、まぁ、日本史を斜めに概観するにはなかなかいいかもしれません。歴史って結構面白いのに高校時代は嫌いやったでなぁ、って懐かしかったりしました。

(11)新見南吉シリーズ2/青空文庫
 特にコメントはありません。


   2019年8月6日(火)Diary(日記)
    ローラーのモチベーション。

 前の記事で「ローラーのモチベーションが、、、」って書いたんですが、「あんた、今度は何買うつもりなん!」ってきゅーきゅーいわされて、耐えきれずげろってしまいました(妻に)。 で、現在、超旧式安物CAT EYEから置換されたGARMIN EDGE 130上に、ELITE MISURO B+を介してローラーから送られてくる諸情報と従前の活動量計の心拍数が表示されております。つまり、げろった結果EDGE 130とMISURO B+がやって来たわけですね。さてさて、ローラーモチベーションは上がったのでしょうか?。
 EDGEが来たから外乗りせんとなぁとか、MISURO来たから会費払ぅてZWIFTするかなぁとか、特になんもせんとしてもせめて2日に1回はローラー乗らななぁとか、、、。骨転移がん患者は骨転移がん患者なりにいろいろ考えておるのですね。(えっ??、意味不明って?。その場合この記事はスルーしてください。)

   2019年8月12日(月)Fight(闘病記)
    がんゲノム医療の講義を受ける。

 盆休みに入る前、「盆休みどうするかなぁ~~、京都行って浴衣で熱帯の街を命賭けて(熱中症!)散策するかなぁ~~」とか考えておったんですが、昔に買ぅた「前立腺癌診療ガイドライン2016年版」眺めておった妻より「アビラテロン後にドセ開始の場合OSはそこから12か月程度って書いてあるけど、あんた、これちゃんと読んどんのやろな?」って言われて「???」ってしどろもどろの返答してしまったわけなんです。で、このくそあっつい時にくそあっついとこ行って時間つぶしとる場合ちゃうやろ、あんたの高校の友達にがんゲノム医療の大学病院教授いてたでな、ドセ始めよかっちゅうこの折にこそちゃんと話聞いても一度勉強してこんかぃ!ってことに相成りましたのでございます。
 というわけで、はるばる首都圏までスバルアウトバックで爆走。盆休み中にもかかわらずその友人宅に迷惑顧みずお邪魔して、1.5時間ほどざっくばらん且つ有用至極な講義を受けてまいりました。内容全般をご紹介したいのはやまやまなんですが、難しすぎるんで割愛(というか僕の理解不足状態で発信する自信なし、スミマセン)。
 いずれにしても標準治療終了後でないとがんゲノム医療は保険適用とはならないので、僕の場合暫くは(たぶん)ドセに専念するわけですが、(前立腺がんゲノム医療で唯一保険適用となる)ペンプロリズマブの奏効可能性をある程度事前に把握しておくことは有用な可能性があり、(保険適用段階到達後に結局はパネル検査をする必要があるとは言え)ドセ途中段階で、ガーダント360、あるいはMSI、dMMR検査をしておくのがいいかもしれないっちゅう感じ(自費ですが)。 ふ~む、がんゲノム医療、まさに今創成期ですね。3~5年後にはがん治療もかなり変容しそうな感じです。
 一緒に講義受けた妻もいろいろ質問して結構納得できたようです。今日の講義を参考に、あとは主治医のせんせと詳細相談しながら治療進めていくつもりです。

 そして講義終了後、僕の妻も含めた3人は高校同窓生の集う飲み会へと向かったのでした。


   2019年8月18日(日)Diary(日記)
    盆休みあっちこっち。

 今年も例によって9日間の盆休みでした。あっちこっちお出かけして散々散財してしまいましたです(泣)。

 まず前半、高校同窓生の専門医にがんゲノム医療についていろいろ教えてもらいに、3泊4日、首都圏までスバルアウトバックで爆走往復。
 初日、渋滞を避けて早朝出発した効果により昼過ぎには東京着。ホテルに荷物抛り込んだのち、超有名老舗コーヒー店に向かいコーヒーを飲む。んっ??、僕のドリップしたのんの方がうまくね??。
 翌日、これまた老舗の上野精養軒(本店ではなく3153店ですが)で昼食後、上野動物園に鳥たち(妻は鳥が好き)と世界三大珍獣を見に行く。かわせみ、あかしょうびん、るりかけすなどのきれいな小鳥たちや、はしびろこうも見ました。ジャイアントパンダはアドベンチャーワールドで見たし30分も炎天下で待つのんかなわんからもうええわってパスしたものの、こびとかば、オカピとはご対面しました。妻が足いったいって言うんでホテルに戻ってからよく見てみると、靴底が灼熱のアスファルトにやられて溶解しており、困った状態となってました。大阪も暑いですが、東京も侮れませんね。
 3日目は、午前中に僕の父母の骨参りをして弟とランチ(お盆ですから)。 弟と別れたのち、デパートで妻の靴を買う(結構高かったです、笑)。 その後高校同窓生宅でがんゲノム医療の講義を受けてから飲み会へ。僕含め高校同窓生7人が集合し、僕の妻入れて8人で騒いでました。僕と妻以外は全員が先生やったんですが、妻曰く、みんな優しい先生ばっかやのに集団になると吉本よりよっぽどおもろいわぁ、ですと。
 4日目は、茶店でのんびりとモーニングを食べてから爆走帰阪。いつもの通り第二ドライバー(妻)は最後まで温存され続けました。ところで、今回は東京にも大阪にもあるお店で何回か食事しましたが、どこも大阪の店の方がおいしかったのはなぜでしょう?。まっ、どーでもいいけど。

 中日(なかび)は11年間使用した洗濯機が故障したので買い換えに。これまたえらい出費です。

 そして後半は、台風で1日休憩したのち、ロンドン、リッチモンド(米バージニア州)、ニューヨークと海外三昧!。おぃ!、嘘吐くな!、って??。まぁ、嘘ですね、っちゅうか、バーチャル。ZWIFT(ローラー連動自転車トレーニングVRソフト)で各都市を走ってきました。結構うまいこと作ってありますね。暫くはローラーも楽しめそうです(すぐ飽きるかも?、今は試用期間でただですが継続するなら会費要る、、、)。


   2019年8月27日(火)Fight(闘病記)
    しゃぁない、ドセ準備するか。

 24日(土)は定期受診。いつもの通りゴナ注ゾメ点採血ののち診察室へ。
 ドセ初回は入院するんですが、実際は、ほなすぐしましょか、ってなわけにもいかないようで、やっぱりも一度画像撮ったり事前検査したりせなあかんらしいです。好中球減少、脱毛、悪心、味覚障害、倦怠感、その他外観変化、、、結構たいへんやでぇ、やってみなどう出るかわからんけど、って主治医のせんせ言ぅてました。アビラテロン後のドセ開始時期って専門医の間でも意見分かれるようで、主治医はもう少しアビラテロンを引っ張る方が総合的にはいいのではないかと考えているようです。もちろん、ドセ早くしたかったら全然止めへんで、って言ってくれてますが、とりあえずあと1か月アビラテロン継続にしといて、火曜日に今回のPSA結果出てからドセ前倒しするかどうか決めましょっちゅことに。因みに、ラジウム223は、主治医推奨から外れてきたようです。また、遺伝子検査想定して念のため聞いてみましたところ、今の段階で前立腺生検した場合、結構な確率でがん細胞は採れると思うが採れないケースも十分あるやろなっとのこと(つまり博打。今、原発巣はCT、PETには映ってない状態)。 標準治療の考え方については、カバジタキセルまでが1セットで、ドセ効かなくなったらカバジやるしかないとのこと。カバジでケモ死となってしまったせんせの昔の患者さんの例も一緒に紹介してくれましたが、、、どういう意図でしょうか?。まぁ、情報は正確に発信せなあかんからなぁぁ。

 さて、お試し無料期間が切れて結局会員になったもんで、診察終了後、ゴナ痕いったいなぁって思いながらもせっかくなんでNY走りに行きましたんですね。で、発熱。翌日の日曜朝は熱下がってたんで、も一度NY。で、発熱。妻は、あんたほんまあほやな、って言ぅてます。月曜は気分変わってインスブルック(オーストリア)。 ふんっ、さすがにもう熱出ぇへんわい!、どゃ!。(Zwiftとゴナ熱のお話でした。)

 ほんで、本日のLINEは、
  PSA=6.57
6台なら待ち、8越えてたらドセかなぁって思ってましたところ、“待ち”の数値ではありましたもののコメントには「ドセ開始時期検討しましょ」って書いてある。いまいちクリアでないコメントですが、1か月は待たない方がいい、っちゅうことですかね。まっ、しゃぁない、ほな近々スケジュール調整に主治医のせんせとこ臨時診療に行きますか。
 でもな、9月15日(日)にしまなみ海道走る計画立ててもうてあんのよねぇ。検査とか診療とかしてたらなんやかんやですぐ時間経つから、実際のドセ開始(入院)はたぶん9月17日以降になるに違いない。まぁ、しまなみは行けるやろ(っちゅうか、入院は9月17日以降にする!)。


   2019年8月27日(火)Diary(日記)
    やっと来た、飛騨牛。

 6月16日に納税して待つこと長きにわたりすぎてそろそろ従弟の首長に文句言ぅたらなあかんやんかぃ、って考えておりましたところ、24日(土)にやっとやって参りました、飛騨牛。はぁぁ!?、500gぽっちかぃ!、って妻は最初怒ってましが、よく見たら2パックがぴったり重なってました(あほか、笑)。
 本日すき焼としていただく予定としておりましたところ、ちょっとした事情により延期に。ふっふっふ、僕の血税の一部なわけですから、必ずやおいしさ爆発のはずです。食すのんが楽しみです(いつになるのでしょう?)。

   2019年8月31日(土)Fight(闘病記)
    ドセ準備1。

 というわけで、先ずは主治医のせんせとこ行ってきました。予め電話で段取りしといたんで、「いつもの総合病院予約入れてわしの後輩部長医に引継いどいたから、9月2日に行ってドセスケジューリングしてきてね。鋭い患者さんなんで粗相なきようにって、ちゃんと言うといたで(笑)」ってすぐ終わるはずやったんですが、せんせ、かなり丁寧に僕の病状の時系列変化をきちんと復習して再説明してくれました。
 ほんで診察の最後、「うちの看護婦たちが興味持っとって聞いてくれっちゅうとるんで、ちょっと教えてぇな。oh_no_39さんってほんまは何してはる人なん?」ですと。せんせにしては珍しく聞き方が曖昧やなと思いながら、「えっ?、ただのサラリーマンですよ」って答えましたんですが、「いや、そういうことと違ぅて、、、なんやら病気のことよう勉強してはるし鋭い質問しはるし医者の友達ようさんいてはるし、博士か研究者ちゃうか?、とか彼女たちが話しててんけど、、、」とか、なんやかんやで看護婦さんたちも寄ってきてごにょごにょ聞かれて、出身高校(医者の友達はみんな高校の同窓生)、大学なども答えましたところ、せんせ、電子カルテにそれ記入して末尾に、「私はただのサラリーマンです、と本人はおっしゃってます」って書き込んでました。??、なんでカルテにそれ書くのん??。なんか笑ぅてまいますね。もしかしたら僕、人気もんやったんかもしれません(?)が、皆さん、僕ごときが博士や研究者やったら世の中博士や研究者であふれかえって困ってしまいますよ!。
 で、ドセスケジュール決定まではとりあえず9月28日の確定済み予約は保留にして退出。そのまま馴染みの魚屋に回ってうまい寿司ランチ食って、引き続き街にお遊びに出かけていったのでした(妻とですよ、今日は妻の誕生日!)。


   2019年8月31日(土)Fight(闘病記)
    8月の体調。

症状:
○腰痛脚痛:先月末に同じ。
○排尿障害:先月末に同じ。
○排便系:先月末に同じ。
○ホットフラッシュ:先月末に同じ。

【おっ、全項目“先月末に同じ”やないですかぃ!】つまり毎日体は結構しんどいわけですね。ロキソニンは2日に1回程度は飲んでます。でも、銭回収のためしっかり出社はしておりますよ(今年は有休使い過ぎでピンチですが)。


   2019年8月31日(土)Diary(日記)
    8月の成績。

・体重60.8kg
・自転車×0km
・ローラー台×25days(30min/day)
・楽しい飲み会×1day

【Zwift効果】道具そろったんでZwift始めました。ロンドン、NY、リッチモンド、インスブルックでちんたら脚回してます。


   2019年8月31日(土)Books(本)
    8月に読んだ本。

 なんか、いまいち調子悪いんよねぇ。

(1)パラドックス13/東野圭吾/講談社文庫
 古本屋→自炊。SFです。分厚い文庫本でしたが、面白く読めました。細かいところを言えばおかしな点は山ほどありますが、深く考えないのが正しい読み方でしょう。

(2)がんと正しく戦うための遺伝子検査と精密医療
    /西原広史/羊土社
 丸善e-Bookライブラリ。盆休みに生まれ故郷の関東に行き、高校同窓生の遺伝子検査専門医と会って、飲み食いしながら最新情報を教えてもらったのです。ついでに付近の同窓生も集まってミニ同窓会。その準備におさらい的に読んでみました。2年ほど前に書かれた本ですが、むしろ基本的な部分については最新情報よりもわかりやすいかもしれない。有用な本の割にはページ数が少なくすぐ読めて、冊数稼ぎ(?)には効果的でした。

(3)百年の孤独/G.ガルシア=マルケス(訳:鼓直)/新潮社
 1982年ノーベル文学賞受賞作家の代表作。やたら世間の評価が高いんで、どんなもんかと読んでみました。黒いファンタジーの中に、中米ベースの歴史と著者の考える人間の本質が織り込まれた小説でしょうか。無宗教の日本人には比較的なじみやすい気もしますが、個人的にはやはり同じ日本人の大江健三郎や安部公房の方が共感しやすいかと。

(4)稽古の思想/西平直/春秋社
 哲学者の視点から稽古の意味を考える書。確かに言葉で説明するのは結構困難なのでしょうが、うだうだ言わずとも、まぁ、体感的には既知かなぁ。

(5)まあまあふうふう/八千草薫/主婦と生活社
 妻が買った本。馬馬虎虎(まあまあふうふう、中国語)。 台湾で暮らしていた時にはしょっちゅう耳にしてました。テキトーやけど、まっ、えぇか、ってな意味。ショートエッセイ集みたいなもんでしょうか。著者の佇まいそのままの語り口で、きれいな歳の重ね方をしていることがよくわかります。できればこうありたいものですが、なかなか思うようには行かないんよねぇぇ、、、。

(6・7)英雄の書(上・下)/宮部みゆき/新潮文庫
 古本屋→自炊。どっからどう見てもファンタジー。著者の本を敬う気持ちから生み出された幻想小説でしょうか。結構凝った作りとなっており作者の苦心がうかがわれるのですが、子供向けとも大人向けともとれるどっちつかずとなってしまっているのは残念。読むのに結構時間くってしまいました。

(8)イニシエーション・ラブ/乾くるみ/文春文庫
 古本屋→自炊。なんか昔話題になってたような気がするなぁと思って読んでみたんですが、薄い本なのに途中で読むのがくそ面倒になってきて、いつの間にかネットでネタバレ読んでました。大どんでん返しのラスト2行なんですと。さすがにこの時点で途中すっ飛ばしてラスト2行から先に読む愚行は控えましたが、順路通りにたどり着いたラスト2行は、、、??、はぁ、さいでっか、ってなとこ。くだらんトレンディドラマ(死語ですか?)もどきのつまらんギミックですかね。そういえば本作中に“衝撃の1行!”で売ってる「十角館の殺人」(推理小説)が出てきてて、たしかこれもその1行発見でけへんかったでなぁ、ってぼんやり思い出しましたです。

(9)新見南吉シリーズ3/青空文庫
 新見南吉シリーズ終了。


   2019年9月2日(月)Fight(闘病記)
    ドセ準備2、入院日決定。

 いつもの総合病院に、ドセ準備に行って参りました。初見の先生(主治医の後輩)、どんな人かちょっと不安でしたが、気さくで説明丁寧な明るい先生でした(ほっ、よかった)。
 今の状態ならそろそろドセやってもよい、早期開始の方が効くと言われてます、ってなことで、9月26日(木)入院、27日(金)初回ドセと決定。もう一週前でもいけたんですが、21日(土)、22日(日)は卒論用に空けとくかな、って思いましたもんで、、、(のんきやなぁ)。 そのまま引き続いて血液検査、胸部レントゲン、心肺機能検査、入院説明と進み、ドセ初回入院の準備が本日ですべて終わってしまいました。次々決まっていくのは小気味よいですね。まぁ、その方が安心感があっていいです。ドセの添付文書には3週毎に投与ってあるんですが、それではちょっと患者の身体的負担が大きすぎるらしく実際は4週毎とのこと。ゴナ注ゾメ点も4週毎なんで一緒にここでやりましょうとなり、主治医のせんせ(開業医)ともしばらくお別れになりそうです。問題なければ2回目以降は通院となる模様。
 さて、ドセ、どんな感じなんでしょうか?。個人的には9月29日(日)退院を勝手に予定しておりますが、退院時期は状況見て決めます、って先生は言ぅてました。そりゃそうですよね。ところで、50~85%(いろいろな調査結果がある)は2~3週間後から脱毛するとのことで、10月初旬辺りに機先を制して予めぼうずにしようかと思っておりますところ、本日、未練がましく美容院に行きいつもの通りツーブロック型に刈ってもらったのでした。


   2019年9月8日(日)Diary(日記)
    タイヤ換えたんですが。

 9月7日(土)、来週のしまなみに備えてチャリ整備したんですね。こやつ、ローラー台にセットされて室内に居座っており、台の上では比較的頻度高く好調に稼働しておりますもんで、特に部品交換の必要なしと判断してましたんでございます。確か、ブレーキシューは換えたとこやしタイヤも換えてからさほど経っとらんはず。で、整備開始したんですが、、、???、おぃ!、なんでタイヤこんなにひび割れとんのん?。調べてみるとどうも前回交換は2016年6月のようで、その後の遠乗りは、2016びわいち、同年しまなみ、2017あわいち、2018あわいち、2019四国カルスト、の5回のみ。走行距離は高が知れているもののやはり経年劣化が問題のようで、しかたなくアマゾンで安物練習用タイヤ2本をポチったのでした。
 僕、プライムスチューデント会員なんでお急ぎ配送ただなんです。で、早速今日タイヤ交換したんですが、、、。この安物並行輸入練習用タイヤ、やたらめったら耳かったいやんけぇぇ!!。本来なら30分で終わるはずのところ、両手に複数のまめこしらえながら1時間半も悪戦苦闘してしまいましたです。あぁ~ぁ、まめつぶれて結構いったぃわぁ。「あっほやなぁ、けちって安物買うからや」って妻に冷笑され、ふん!、次回(果たして次回があるのか?)は金惜しまずハイグリップタイヤ買ぅちゃるわぃ、って思料しております。

 来週はしまなみ!。先のGW四国カルストとはメンバー1人が入れ替わっておりますが、今回も大学同窓生3人が前夜祭付きで走ります。ドセ開始前に、も一度遠乗り楽しんできます。ドセ後でも飲み会くらいならいけるやろっちゅうことで、帰還後在関西しまなみ応援メンバーと大阪後夜祭の計画もあり。他にも週末予定がほぼ切れ目なくしばらく入っており、10月いっぱいはなかなか忙しそうです(忙しい原因にはドセも入っておりますが、泣)。


   2019年9月16日(月)Diary(日記)
    しまなみチャリツアー。

 もうすぐドセなんでラストラン(ライド)かもな?、って思いながら、大学同窓チャリ仲間に声かけて、しまなみ行ってきました。私は高速はぜぇぇ~ったい運転せぇへん!、と高らかに宣言する妻に付き添いで来てもらって車で行くとなると、スタート地点(松山)とゴール地点(尾道)が違うんで泊地や途中の交通手段の選択が結構難しい。迷った末、
  14(土):自宅(車)→広島(港に車を置いて船)→松山泊
  15(日):妻には船で広島に引き返してもらい、
        僕はしまなみ走って尾道から新幹線輪行
        広島で落ち合って広島泊
  16(月):車回収して帰宅
っちゅう、いまいち効率悪い感じのプランを設定。

 旧天守12城の一、妻は既踏破なれど僕は未踏破の松山城に登るべく14日(土)は早朝に出発。高速事故通行止めやら出口見逃しスルーなどのトラブルにもかかわらず予定の船になんとか乗れたんではありますが、松山港から市内まででなにかと時間食ってしまって結局松山城は時間切れでパス(残念)。 今回は都城友人が都合つかずで不参加やったんですが、前回GW四国カルストでは見送りに徹していた松山友人がチャリ乗り始めたんで、彼を加えて広島友人と3人で走ることとなり、松山友人の御夫人含めた5人の前夜祭が市内で華やかに執りおこなわれたのでした。いゃ~ぁ、楽しいですなぁ。距離は長いが概ね平地やからロードバイクをレンタルした初心者でも大概大丈夫やろ、って松山友人を勇気付けたりしておったことが思い出されます。

 15日(日)、猛暑を憂いつつほぼ定刻どおり朝6時ちょっと過ぎに松山出発。広島友人の快調な引きで9時前しまなみ入口着。ここで松山友人の推挙によって、絶景亀老山に寄り道することが決定しました。フォーム悪いから脚力大分ロスしてんで、などと、松山友人にアドバイスしていたことが思い出されます。
 で、しまなみに入り最初の島、大島の亀老山寄ったんですが、、、??、急坂とはいえ3kmに満たない短い登りなのに途中3回も休んでしまいましたよ。初心者松山友人はなぜか先頭でとっとと頂上に先着し、へろへろの僕とそれに付き合う広島友人がよろよろ登ってくる姿を余裕でビデオ撮影してましたぞ。ふんっ、初心者であってもフルマラソン3時間台で何回も完走するような奴にかける情けは無用っちゅうことやな(いやいやこの現実、僕は情けをかけてもらう方です)。 以降、依然顕著な彼のフォームの問題点に対し僕がアドバイスすることは一切ありませんでした(無駄に脚力使ぅたらええねん、敗北の苦笑)。 それは置いといて、亀老山頂からの瀬戸内絶景は見事!!(くっそ暑い晴天だったんですね)。 亀老山、アクセスの急坂も頂上の絶景も侮れずですな。
 そこから先はいい景色を眺めゆるい海風に吹かれながらのほぼ平地海上海岸快適巡行のはずやったんですが、真夏のピークを越えたとはいえ直射日光降り注ぎまくりで、実際には残暑(当日今治の予想最高気温33℃)による体力消耗との長い戦いに終始しておりました。出発前はなんぼ暑いっちゅうても平地110km程度ならいけそうに思っておったんですが、亀老山で脚力も気力も使い切ってしまった哀れな重病人は、後半行程全般において疲労による心神耗弱トランス状態が延々継続していたのでした。そして最後はなぜか初心者松山友人の強力な引きで向島渡船場に到着!(マラソンランナーのくそ体力恐るべし)。 3人で尾道になんとか無事に渡り切りました。
 向島からバス輪行で帰る松山友人はとんぼ返りで渡船で引き返し、広島友人と僕はアイスを食してのち新幹線新尾道駅に向かいました。広島には18時過ぎに無事到着。松山友人も予定のバスには乗り遅れたものの21時頃には自宅に着いたとのことで、今回のしまなみチャリツアー全員無事完走、大成功裏に終了いたしました。2人とも、一緒に走ってくれてありがとう!。残暑にやられて若干熱中症気味やったこともあり、スポドリと水、本日合計3リットル近くも飲んでましたわ。
 広島に帰着して妻と無事落ち合ったあとは、速攻で晩ご飯食べて風呂入ってもう何も考えずにあっという間に寝てしまいました(っちゅうか、ぶっ倒れたに近い)。

 ガーミンコネクトによると、走行距離132km、高度ゲイン928mでした(ストラバでは高度ゲイン1499mでしたが?)。 一応、走行ルート載せときます(割愛)。

 今日16日朝は昨日の熱中症症状も疲労も思いっきり残っており、気分悪ぅてご飯食われへんわ頭痛酷いわで帰阪が危ぶまれる状態でしたが、昼近くになってなんとか回復したんで助かりました。大阪への帰路、龍野西SAで食べたうどん・そば(各人1杯ずつ注文してシェアしました)が異様においしかったのが印象的でした。おいしく食べられるって、ほんま、幸せなんですね。
 18時過ぎ無事帰宅。むっちゃ楽しくそしてしんどいしまなみチャリツアーでした。後日、二度おいしいビデオレターが松山友人から届くのんが楽しみです(確かに僕以外の2人は写真もビデオも結構撮ってました)。 制作予定者曰く、ビデオレターは感動の押売りなんやそうですが、まぁ、いいですよ、喜んで押し売られましょうやないですかぃ(もちろん制作者からの無償提供品です)。

P.S.:GW四国カルスト前に買ぅたチャリ用ステン保冷水筒、
     今回ももちろん喜んで使いましたよ。
     猛暑の中、とってもお役に立ちましたです!。


   2019年9月22日(日)Diary(日記)
    いとこ会。

 9月21日(土)、しまなみの疲れ癒えずのまま愛知まで行ってきました。ここ何年かなにかと世話になっている(っちゅうても気が向いた時に訪問してご馳走になってるだけ?)父方叔母がいてまして、もともとはドセ開始前にちょっとご馳走になりに行くかってつもりやったんですが、ちょうど彼岸なもんで東北に住むそこの従兄(叔母の長男)も帰省してくるとのことで、そこの従弟(叔母の次男)が三重から、僕の弟が茨城から追加で呼び出されていとこ会っちゅうことに。全員が夫人同伴で集合したのは初めてで、叔母中心に4夫婦そろってわいわい歓談でき、久々のいとこ会、とても楽しかったです。
 蛇足ですが、そこの従弟の夫人って鰻屋(の娘さん)なもんで、叔母推薦の叔母宅近くの有名鰻屋での昼食に参加するのは問題ありっちゅうことらしく、昼食は従弟夫婦抜きで、そののち叔母宅に戻って全員で歓談っちゅう段取りとなってました(笑)。 叔母によると、叔母宅付近で接待に向いた店はその有名鰻屋くらいしかなく、鰻屋従弟夫婦に対する他意はないらしい。なかなかおもろい叔母さんです。

 大阪に帰ってきたら松山友人からビデオレターが届いておって、早速妻と見ました。うまいこと編集してあって、も一度しまなみ走った感じになってよかったです。僕のドセ入院に間に合うように急いで作ってくれたとのこと、これに元気づけてもらって入院に臨みます。ありがとう!。

 今日日曜は、温調不調で熱くなったり冷たくなったりする風呂シャワーの修理屋がやってきて昼過ぎまでかかる。残り半日どうするかなぁって考えて、昨日は鰻ただで食わしてもらったんで今日は自費で焼肉食いほーだいでも行くか(?)ってことで、夕刻より妻と2時間の幸せに。しかし、悲しいかなここ半年くらいの間に、ほんま、食が細くなってます。もはや食いほーだいはコスパの悪さが気になってしまう感じですね。
 ともあれ無事2時間の幸せを享受し、ここ2週間でたまった疲れを取るべく家帰ってとっとと早くから睡眠体制に入ったのでした。


   2019年9月26日(木)Fight(闘病記)
    今日から入院してま~す。

 本日午後から入院してま~す。ほんで、明日ドセ。入院って、やっぱ、嫌ゃなぁ。5月も脊柱管狭窄除圧手術で入院したけど、そんときはそんなに嫌やなかった。回復のための入院やったし、主治医が親しい友人っちゅうのが安心感につながってたような気がする。一方今回は治癒目的やないし、せんせにはまだ1回しか会ぅたことないし、、、。まっ、ごたごた言ぅてもしゃあない。ドセの効果に期待しましょ。


   2019年9月29日(日)Fight(闘病記)
    初ドセ、こんな感じ。

 9月27日(金)、初ドセ。長年お世話になったアビラテロンは26日(木)を最後にとりあえずお別れしました。26日(木)にここの総合病院の主治医せんせの説明を受けて、27日(金)朝早くに採血。検査結果に問題なかったんでついにドセに入りました。ゴナ注ののち、午前11時辺りからゾメ点と並行してドセ点滴開始、そっから1.5時間くらい腕にチューブずっと刺してましたよ。ステロイドと制吐剤も一緒に点滴するっちゅうこともあって、急性の副作用は軽度でした。いつもより全身だるい、ちょっと動くと心拍数すぐ上がる、時々胃が若干むかつく、くらいでしょうか。予定1日繰り上げて、28日(土)午前中に退院してみました(入院してたらほんま暇すぎ!)。
 主治医せんせ曰く、がつんと入れてるんで骨髄抑制がでる可能性大、とのことで、1週間後に診察となってます。強度なら白血球増強の注射なんですと。これはまぁいいとして、赤血球、血小板減少なら輸血。こっちはちょっといややなぁ。ドセ、薬剤師さんからの説明によると100mg入れたとのことなんですが、これ、添付文書の規定量(体表面積×75mg、僕の場合は127mgくらい)よりかなり少ない。土曜日の担当せんせに聞いてみたら、規定量入れると副作用出すぎて必ず困ったことになるからこれでええんです、とのことでした。
 退院後もさほど状況変わらずでしたが、やっぱ全身だるいもんで結局今日日曜夜までだらだら過ごしてしまいました。あと、土曜日だけでしたが顔がやたらほてって食べもんがちょっと苦い感じやったかな。まっ、明日からはちょっと頑張ってローラーでもちんたら回しますか。

 ちなみに、ちょっとデータ古いですが、今月初9月2日のPSAは、
  PSA=7.48
8月24日から9日間で0.91の増加。確実に上がっていってるようです。昨日ドセ直前9月27日朝は採血したけど測ってないとのこと。いまさらこまめに見ても意味ないよって感じなんですかねぇ。

P.S.:パナソニック「ボウズカッター」っちゅうのん買いまし
     た。先月くそたっかい洗濯機買ぅてゲットしたポイント
     で。ふつ~のバリカンとどこが違うのよくかわかりま
     せんが、曰く、ぼうずに比較的特化してあって、おうち
     で自分でぼうずに簡単にできるらしいんです。お風呂
     でも使えちゃうらしいです。骨髄抑制確認したあと、
     来週辺りでぼちぼちぼうずにしますかね。


   2019年9月30日(月)Fight(闘病記)
    9月の体調。

症状:
○全身倦怠感:正直、起き上がりたくないなぁ、っちゅう感じ。
○腰痛脚痛:先月末に同じ。
○排尿障害:先月末に同じ。
○排便系:先月末に同じ。
○ホットフラッシュ:先月末に同じ。

【ドセ開始、「全身倦怠感」が項目追加される】ちょっと動くと心拍数すぐ100超える。全身倦怠感もなかなかのもんです。恐れていたほどではないとはいえ、ドセ、侮れませんです。


   2019年9月30日(月)Diary(日記)
    9月の成績。

・体重60.2kg
・自転車×132km
・ローラー台×18days(30min/day)
・楽しい飲み会×2days

【ドセ効果】ドセ3日後の最終日30日、まぁいけるかなってローラー軽ぅ~~く回してみたんですが、、、普段の3分の2くらいの負荷なのに心拍数がすぐに180まで上がってしまいました。これ以上負荷かけんのん怖かったんで、結局30分間ずっとちんたらを継続(心拍数は高かったですが)。 あぁ~しんど、やっぱ、ドセ侮れませんわ。


   2019年9月30日(月)Books(本)
    9月に読んだ本。

 あんまり読んでません。卒論結構書いてたし、、、。

(1)家族ゲーム/本間洋平/集英社文庫
 古本屋→自炊。松田優作主演の映画が印象的でしたよね、1列に並んでみんなこっち向いて座ってテーブルで飯食ってるやつ(原作とはちょっと筋立てが違うらしいです)。 観てませんけど。実は1981年すばる文学賞受賞作。発表から40年近く経過した今でも、本作で取り上げられた家庭内の社会問題は未だ続いているように思います。

(2)灯台へ/バージニア・ウルフ(訳:御輿哲也)/岩波文庫
 1927年発表の英女性作家による長編小説。ほとんど筋書きの展開がない心理描写小説ですが、その核心である登場人物の心理展開が全く理解できませんでした。時代が違うからなのか、著者が女性で僕が男性だからなのか、英国と日本のちがいなのか???。ほぼ同時代の作である、カフカの城、ジョイスのユリシーズ、プルーストの失われた時、などは全然違和感なかったのに、本著には最初から最後まで違和感感じっぱなしでした。でも、世界の名著らしいです。

(3)カンガルー・ノート/安部公房/新潮文庫
 安部公房の遺作。新潮文庫版の安部公房は高校~大学時代に全部読んだつもりでしたが、実際のところ未読なのか既読なのか?、内容についての記憶は完全に未読でした。安部公房の創出する寓話は、読み流せないですね。一見ふざけた荒唐無稽な内容だが、実は立ち止まって深く考える必要あり。本作では、脛にかいわれを生やした男が自走式ベッドに拘束され異次元を彷徨う。ドセ入院先の僕のベッドは幸いにも自走式でなかったのでよかったです。

(4・5)ジェネラル・ルージュの凱旋(上・下)/海堂尊
    /宝島社文庫
 古本屋→自炊。この著者の代表作がバチスタなんで、てっきり推理小説と思って違和感なく読んでました。で、読み終わって巻末の解説読みましたら推理小説ではないって書いてありまして、確かに推理の要素はあんまりないって初めて気づきました。まぁ、どっちでもいいです。面白かったです。

(6)私を離さないで/カズオ・イシグロ(訳:土屋政雄)
    /ハヤカワepi文庫
 原題はNever Let Me Go。少し読んだらわかるんですが、訳がなかなか良い。なるほど、邦題もいいですね。解説に曰く、入念な構成、細部まで抑制が利いた静かで端正な語り口。ふ~む、確かにその通り。反倫理世界の出来事は僕たちの実世界の問題そのままなのではないでしょうか。

(7)尾崎紅葉シリーズ1/青空文庫
 シリーズっちゅうても、3つしかないです。金色夜叉読んだことなかったんで、これにしてみました。でもまだ終了してません。


   2019年10月4日(金)Fight(闘病記)
    んっ?、やっぱ骨髄抑制やん。

 初ドセ後1週間、本日血液検査に行って参りました。やけに全身倦怠感やったり、心拍数即激上昇やったりするんで、赤血球減ってんちゃうのん?、輸血やったら嫌やなぁ、、、って思いつつ採血。結果は、白血球が5分の1くらいに激減、赤血球はやや減ってるっちゅう程度でした。んっ?、やっぱこれ典型的な骨髄抑制やん、ってなわけで、白血球増量注射してもらって帰ってきました。(PSAは今測ってもフレアやらなんやら判断できないんで意味がないっちゅうことで未測定。)
 赤血球さほど減ってへんのになんで心拍数即激上昇なんやろかぃな?。気のせいやったっちゅうわけですかぃ??。ほんならって今日からローラー負荷、ドセ前同等に戻そうと試みたんですが、、、結果、やっぱ無理。体全然ついていきません。つまり、気のせいではないっちゅうことですね(数字ってうそつきやん!)。

 ふ~む、副作用、しっかり出てますね。ドセ、やっぱ侮れませんわ(この調子なら髪の毛も抜けそやなぁ、この週末でぼうずにするかなぁ)。


   2019年10月7日(月)Fight(闘病記)
    ぼうず化。

 白血球注入後、ほんのちょっと間なんとなく調子ええような気ぃもしておったんですが、相変わらず心拍数即激上昇やし、ローラー負荷上げられへんし、朝起き上がるのんごっつ嫌やし、結論として結局のところドセはしんどい。ほな気分転換と実益兼ねてっちゅうことで、本日美容院にてぼうず化して参りました。3mm!!。税込1100円!!。結構潔いですね!!。
 頭の形、かなりきれいにまぁ~るかったんでちょっと意外でしたわ(笑)。 でも、家帰って鏡も一度見たら思ってたより白髪多かったもんで、結局黒に染めてみました。結構潔くないですね!!。


   2019年10月10日(木)Diary(日記)
    卒業以来!、旧友と会う。

 脊柱管狭窄除圧手術してくれた高校同窓生が大阪での学会に来るんで、ちょうどその時大阪で出張勤務中の同窓生と一緒に飯食うか、って話。その学会、何年か前に東京の大病院辞職してからつい最近まで音信不通だった同窓生も来るらしい。で、4人予定だったんですが医者ってやっぱ忙しいようで、同じ学会なのに二人の日程が合わず、音信不通医に合わせる形で結局3人。
 しかしこの音信不通医、実はこの類の会合(学会ではなく飲み会のほう)では超レアで、同窓生とは三十数年ほとんど誰とも会ってないってなやつ。いゃぁ~、懐かしや、僕は彼とは卒業以来なんで37年ぶりやったんですが、37年なんてあっという間に埋まるんですねぇ、医者二人の会話についていけない部分も若干ありましたものの、時間忘れて今日は4時間も梅田に居座ってしまいましたです。でも、高校生ってもうそれなりに人格形成終わっとんのやろか、どいつもこいつも当時の本質今も全然変わってへんでなぁ、ってなことを思う今日この頃でした。あぁ、楽しかった!。


   2019年10月15日(火)Fight(闘病記)
    真にぼうず化?。

 10日(木)に高校同級生と食事しておって、その時点では3mmぼうずで短くなっておるとは言え本数は変化していない、っちゅう判定やったんですが、その2日後、12日(土)夜に風呂で頭洗っておるとシャンプーの泡の中に3~4mm程度の細くてく~ろいやつがなんやら大量におるではないかぇ~?!。ちゃんと数えてへんけど、優に200はおったな。ほっほ~、抗がん剤脱毛ってこんな感じなんですね。長かったら確かにちょっとショックやもしれんです。ごそっっ!と抜けるっちゅうくらいですから。
 本日15日(火)に至るまで似たような状況が続いております。枕にはタオル巻いて寝てます。ほんで見た目かなりはっきり本数減った感じになってきました。真のぼうず化も近いやもしれませんな。妻は「そりゃ近いやろ」って元気づけてくれてます。


   2019年10月25日(金)Fight(闘病記)
    おぃ!、ドセ効いてへんやん!。

 本日、2回目のドセ行ってきました、、、んですが、ドセ前血液検査のPSA、上がってましたです。
  PSA=9.67
総合病院主治医曰く「今までの経緯見ると効くと思ぅててんけど、ちょっと効いてない感じですね。でも最低2回はせんと何とも言えんもんで、今日はがんばってね。」っちゅうことで、ドセ点(100mg)ゴナ注ゾメ点。
 せんせによると、ネクストラインは、エンザルタミド、カバジタキセル、遺伝子パネル検査(MSIまたはdMMRならペンプロリズマブ)、の3択かとのこと。最初のドセが効かない場合はカバジも大概効かないらしく、パネルは全標準治療終了後に初めて保険適用、つまり、(今日はそんなに詳しく聞いてないけど)実質エンザルタミド1択みたい。しかし、これもアビラテロン後は25%程度の患者にしか効かないとのデータもある。ふ~む、これ、かなりやばいですね。1週間後に骨髄抑制の診察なんで、そん時もぅ少し突っ込んでネクストラインの相談しますか。とりあえずもう一回ドセ予定にしておいて、その直前のPSAによって決める感じかなぁ。
  横ばいまたは減少・・・ドセ継続
  増加加速・・・エンザルにチェンジ
  微増・・・どないしょ?
開業主治医にも意見聞こうかなと思ってます。そして妻は元気なし。

 髪の毛はまだらになってきたんで一昨日ボウズカッターにて妻に2mmにしてもらいましたところちょっとましな感じ。ところが今日のケモ前問診で看護婦さんが勝手に「脱毛なし」とか戯言を書き込んでおったんで、当然にして強硬かつ正当な主張をして記述訂正してもらいました。あんたは知らんやもしらんけど、絶対数(たぶん)半分以下に減っとんのんじゃぃ!!。というわけで、本日夜1mmにしてみましたです(なにそれ?)。

P.S.:9月17日、FDAがmCRPCにアパルタミドの
     承認してましたね。2019年欧州腫瘍臨床学会
     (ESMO)年次総会(9月27日~10月1日)で、
     相同組換え修復(HRR)遺伝子変異
     (BRCA1/2,ATM遺伝子変異など)陽性の
     mCRPCでオラパリブの効果が報告されてましたね。
     日本での承認・保険適用はいつになるのでしょうか?。
     9月時点で前者は承認申請中または第Ⅲ相試験中
     (公開情報ではどちらなのか不明)、後者はの第Ⅲ相
     試験中の様でしたが。


   2019年10月25日(金)Diary(日記)
    でっ、でけへん!、腕立て!。

 今日はドセ2回目で総合病院行っておったんですが、朝はいつもの通りに20分ほど柔軟やらストレッチやらしておったわけですね。で、ふと腕立てしてみよかって思ぅたんです。ところがところが、、、
 んっ??、何で??、1回もでけへんやん!!。確かに肩回りに全然筋肉なくなったなぁとはずっと思ってはおったのです。妻からも晩年のジャイアント馬場みたいとの指摘を受けてました。しかし、なんぼなんでも1回もでけへんとは!!。おっさんで腕立て1回もでけへんやつなんて聞いたことございません。なんと衝撃的に情けなや。

 っちゅわけで、ここに来て今年の目標一つ追加です。
  〇腕立て伏せ5回できるようになる
もう11月ですが、果たして年末までにできるようになるのでしょうか?。(目標自体が極めて情けない。)


   2019年10月31日(木)Fight(闘病記)
    10月の体調。

症状:
○全身倦怠感:結構厳しいですね。
○腰痛脚痛:先月末に同じ。
○排尿障害:先月末に同じ。
○排便系:先月末に同じ。
○ホットフラッシュ:先月末に同じ。

【ドセ2回目終了】1回目より若干しんどさプラスされてる感じ。まぁそれより効いてへんちゃうのん?っちゅう方が問題。効いてへんのんならはげ損やん。


   2019年10月31日(木)Diary(日記)
    10月の成績。

・体重61.0kg
・自転車×0km
・ローラー台×26days(30min/day)
・楽しい飲み会×1day

【やっぱしんどい】 ドセ後2週間弱は全身倦怠感抜けません。 ローラーはがんばってNYやらロンドンやらまで出かけてって(バーチャルですからね)なんとか乗ってますが、なんかしんどいよなぁってちんたらなもんでその質はもちろん悪い。腕立ては鋭意努力中。


   2019年10月31日(木)Books(本)
    10月に読んだ本。

 どうも毎日しんどいんで読書も進まず。

(1)署長刑事・時効廃止/姉小路祐/講談社文庫
 古本屋→自炊。我が娘はつまらんと言って中途放棄してました。警察もん推理小説としてはかなり難があると思いますが、拘束時間つぶしには悪くなかったです。でも、こんなけったいな大阪弁使ぅてる人見たことおまへんでぇ(著者は大阪市大卒らしいですが?、僕はにせ大阪人)。

(2)1984年/ジョージ・オーウェル(訳:高橋和久)
    /ハヤカワepi文庫
 1949年発表の作品。ソ連共産党がモデルでしょうか?。最後に主人公は党に心底徹底的に屈服させられるのですが、この征服手法は中国共産党を見る思いがします。しかし、本当に怖いのは、党の圧力ではなく人間の本質的な弱さかも(支配する側もされる側も)。

(3)陸軍中野学校と沖縄戦/川満彰/吉川弘文館
 沖縄裏戦史でしょうか。表戦史とはまた異なった一面を知ることができますが、戦争の愚かさは裏も表も変わることはありません。卒論の参考文献として読みました。卒論、ほぼ固まりました。最終仕上げ中!。

(4)クライマーズ・ハイ/横山秀夫/文春文庫
 古本屋→自炊。ミステリーかと思って読み始めましたが違いましたね。直木賞系の娯楽小説に近いと感じましたが中身はなかなかいいです。読み応えありました。

(5)殺人方程式/綾辻行人/光文社文庫
 古本屋→自炊。新本格派推理小説とのことですが、、、。並、ですかね?。

(6)ダブリナーズ/ジェイムズ・ジョイス(訳:柳瀬尚紀)
    /新潮文庫
 ダブリン市民の新訳。ダブリン市民の生活を描写した短編集。原文ではジョイス特有の言葉遊び的要素が多くちりばめられているらしいのですが、訳本ではいまいちわかりませんでした。ユリシーズでは訳者(別の方です)が大変な苦労をしている感が伝わってきてましたが、、、。でもそれは置いといて、短編集として素直に読めばいいと思います。

(7)人間の本性/丹羽宇一郎/幻冬舎新書
 妻が買った新書。ドセ点滴(1時間以上もかかるんです!)受けながら読んでました。著者はビジネスで頂点を極めたのち中国大使を務めた人ですが、人間の本性の理解には疑問が残ります。え?、それは本性の表出と違うんでない?ってな部分が結構ありました。ただ、部分的にそのとおりってな記述もそれなりにあり。例えば、人間は一生好奇心を失うべきではない、など。

(8)鳴風荘事件(殺人方程式Ⅱ)/綾辻行人/光文社文庫
 古本屋→自炊。殺人方程式の続編。もちろん推理小説なんですが、はっきり言って読むのめんどくさいです。ほんなら読まんかったらええやんか、って思ったあんた!、こっちにもいろんな事情があんねん、ほっといてんか。

(9)予告された殺人の記録
    /G.ガルシア=マルケス(訳:野谷文昭)/新潮文庫
 著者自身が自作中の最高傑作と言っている作品らしいです。実際にあった事件を題材にしているとのことで、なかなか緻密に組み立てられていて面白い。元ジャーナリストの筆致が内容にマッチしています。

(10)金沢殺人事件/内田康夫/講談社文庫
 古本屋→自炊。このシリーズはいいですね。展開がシリーズ(直列的)で何も考えなくてもよいもんで、どんなに眠くても読めます。ドセでしんどい時期にはぴったりですか。


   2019年11月1日(金)Fight(闘病記)
    次はもぅ一度ドセ。

 総合病院で血液検査して、やっぱ骨髄抑制やねって白血球増加薬(グランシリンジ75μg)の注射。総合病院主治医曰く「ドセ効いとるか効いてへんかまだちょっと判定でけへんなぁ、も一度ドセ(3回目、11月22日予定)でいきましょ。その1か月後(順当なら4回目ドセ直前)のPSA見てドセ継続するかどうか判断しましょか」とのこと。
 まぁ、順当かと思います。っというわけで、11月22日(ドセ)、29日(白血球増強)の両日の午前半休が事実上決定し、今年は使用有休が付与有休を上回ってしまいますことと相成りました(入社以来初!、泣)。ちゃんと考えて使ぅとったのになんで?、って振り返ってみると、体調不良で2日休んでおり、これが利いている(まだ2か月あるんで増える可能性もあり)。 それ以外はまさに遊び及び治療で適時に休んでおり概ね上出来やったんですが、、、。来年はさらに治療による休みが増えそうなんで、遊びを減らさんよう、よりきめ細かな有休消化計画が求められておりますね。(もちろん、場合によっては積立ててある有休の使用、欠勤、休職も厭いません!。遊びは減らせへん!、っちゅう心意気で臨みますぞ。)


   2019年11月10日(日)Diary(日記)
    ちょっとキャンプ行ってみた。

 ドセでしんどいこの時期になんで?、てな話もありますが、ちょっとキャンプ(ちゅうてもオートキャンプと車中泊の中間くらいのもんですが)行ってみました。結婚してから(既に27年半!)キャンプなんて1回も行ったことあれへんのに、キャンプ用テーブルとアウトドアリビング用椅子は何故かあるんですねぇ。で、こいつらをアウトバックの屋根に積んで妻と白浜行ってみたわけです。
 昨日土曜夜はBBQ風焼き肉(カセットコンロ+フライパンですが)したんですが、風強くってなかなか焼けへんわ焼けてもすぐ冷めるわで一言で言えば失敗。せっかく新たに買ぅてみたカーサイドタープもこの強風でギブアップ。ところが今朝は一転、風も治まり快晴で気温もぬくぬくとちょうどよく、朝日に光る穏やかな海を眺めながら熱々のチーズポトフをまったりと食しました。いゃぁ~~、なかなかいいですね。普段生活ではこんな感じのまったりした時間はあまりあれへんもんなぁ。
 しばしのち、ぼちぼち撤収するかって椅子たたんでたら、勢い余ったフレームが『バチッ』って手首に当たって愛用ライフログ腕時計のベルトが見事にぶち切れました!(びっくり)。 ベルト一体型なんで本体はまだいけんのに結局おしゃかやんか(お気に入りやったのに、、、泣)。 でもよく考えると、これしてなかったら手首大けがして何針も縫わなあかんかったんやもしれんです。まぁ、こいつに救われたのかも。

 ほんで、アドベンチャーワールドでパンダ見デート(妻とね)してから帰りました。6頭もいててみんなすぐ近くで見えます。盆休みに酷暑の上野動物園であきらめた分、存分にジャイアントパンダを満喫させていただきました。世界3大珍獣年内制覇完成です(こびとかばとオカピは8月に上野動物園で見ました)。

 ふぅぅ~ん、キャンプっぽくアウトドアで自炊してみるのもなかなかいいですね。ゆっくり10時間以上も寝られたし。 働けなくなったらこんなして日本一周ぶらぶらするかなぁ、、、(日本一周ぶらぶらするより会社行ってじっと座ってるほうが体力的にはよっぽど楽やと思いますが、何か??)。


   2019年11月17日(日)Diary(日記)
    しまなみ後夜祭。

 例年ならGWはあわいちで、関西在住応援メンバーとの前夜祭が西明石で催されるところ、今年は趣向を変えて四国カルストとなり、ドセ前にもう一乗りってな9月も結局しまなみやったもんで、あわいちないならしまなみ後夜祭を大阪で、ってなわけで、若干遅ればせながら昨日大学同窓8名が集合しました。
 いいですね。僕の死ぬ死ぬ詐欺(あるいはラストライド詐欺とも言う)の効果もあった(?)のか、いつもの関西メンバー(西は明石から東は津まで)に加え、東京、松山、松坂からも参加があり、あっという間に3時間が経過してました。(自己チューの言い方をさせていただくならば)元気(そうな)ぼうすの僕を見てみなさん毎度の詐欺と認識しつつも、何回でもだまされちゃるでぇ、って温かく言ってくれてました。次は来年GWに松阪牛食って伊勢志摩ラスト(?)ライドかってな話も出てきたりしてて、つまり、次回の詐欺に向けてもう一つがんばらなあかんっちゅうことですかね(病状鑑みると実際はかなり難しいかもしれませんが)。
 ほんで、松山に帰るやつの夜行バスの時刻に合わせて軽く2次会行ってから退却したんですが、やっぱドセでかなり体力削られておるようで、本日は朝からえらくしんどぅて微熱もあり、久々に朝遅くまで寝てしまいましたのでした。

 でもまぁ、この程度ならロキソニン飲んで復帰できます。Zwift乗るかなってパソコン電源入れたところで、ふと、何の意味もなく何故だかボウズカッターの使い方をネット動画で見たんですわ。僕、能書き垂れるのは好きですが垂れられるのは大嫌いなもんで、取説とか滅多に読まないんですよね。で、動画上でおっちゃん操るボウズカッター、僕が使ってたのんと裏表逆に頭に当てられてました!。ほぉ~、わし、1月半にわたり誤った方法にてぼうずに刈っておったっちゅうことですな。どうりで1mmアタッチメント使ぅとんのにやけに長かったりむらやったりしたわけやん。
 Zwiftにてひと汗かいたのち、正しい用法にて2mmに刈ってみました。おぉ~、美しく刈れるやないですかぃ。妻曰く「取説くらいちゃんと読みぃや」ですと。はい、ごもっともです。

P.S.:ぼうずになったら思いのほか多かった白髪の影響もある
     のか今まで着てた服が全然似合わんのです。もしや
     手持ちの服たちはみなふさふさ黒髪仕様やったんで
     しょうか?。しかたなく黒のキャップ買いましたよ。
     もともと全然帽子似合わん顔立ちなもんで、似合うの
     探すのんにえらい苦労しました。ふぅ~ん、帽子って
     結構お値段お高いもんやったんですね。


   2019年11月22日(金)Fight(闘病記)
    やっぱドセ効いてへんちゃうのん?。

 本日は3回目のドセ打ちに総合病院へ。事前の血液検査では
  PSA=10.27
上がってます!!。残念ながら今のところいまいち効いていないようですが、効果有無の判断には少なくとも3回はドセ打つべし!打つべし!打つべし!、っちゅうのが総合病院主治医せんせの学閥における標準とのことで、ネクストラインのエンザルタミドにチェンジするかどうかの判断は1か月後の12月20日(金)となる感じです。顕著に効くタイプなら2回目までにそれなりにPSA減少することが多いらしいんですが、まっ、ごちゃごちゃ言ぅてもしゃぁないっすね。やるべきことはちゃんとやっとるんで、あとはなるようにしかなれへん。3回目のドセが効くか、そして効いてなかった場合はエンザルに期待しましょか(どちらも確率的には期待薄、っちゅうのんが現実のようではありますが)。

 っちゅうわけで、今日はドセ点ゴナ注ゾメ点を午前中に無事終了し、午後からは銭回収に無聊に座りに出社したのでした。チャンチャン。

P.S.:ちなみに開業医主治医せんせと総合病院主治医せんせは
     同じ学閥の1年違い。どちらも僕の疑問を丁寧に聞いて
     くれて、適切な説明をしてくれます。でも、性格は全然
     違う感じですね。治療の選択の考え方はほぼ同じのよう
     に思います。エンザルの場合は開業医せんせにもぅ一度
     お世話になる予定なんで、チェンジのタイミング、事前
     に一度相談してみるかなぁ。

P.S.:最近血圧高いんです。今日もドセ前検査で高いって言わ
     れて何回か再測定し、結局最初の測定値が一番まし、
     っちゅうこととなりました。よくわからんけど今年の
     6月辺りから高いんかなぁ?。アビラテロンもドセも
     副作用に高血圧って書いてあります。それとも5月後半
     から血液さらさらオパルモン止めたのんが効いとんの
     やもしれません。あるいはローラーちんたら回してます
     けど、これでは運動足れへんのんかしらん??。


   2019年11月30日(土)Fight(闘病記)
    開業医主治医せんせの見解は?。

 昨日は白血球増強用グランシリンジ注射しに総合病院。総合病院主治医せんせとの相談結果は、概ね以下の感じ。12月20日(順当なら4回目ドセ日)朝のPSAが、
  減少・・・4回目のドセやる
  増加・・・エンザルタミドに変更(ドセ中止)
いずれにせよ12月20日までは待ちなんですが、その時点で減ってないならドセ効果なしとの判断らしいです。画像は?って聞いたら、治療変更決定した時点でエンザルの初期値としてその時点で撮りますってなことで、ドセ継続の場合はまだ撮らないとのこと。

 で本日、久しぶりに開業医主治医せんせにご意見伺いに行って参りました。「頭さっぱりしましたねぇ、お元気でした?」ってにこやかに言われましたんですが、せんせ、僕が元気でないこと十分知っとんのになんでそんなこと聞くのん?。で、総合病院のカルテと検査データを専用ネット回線で詳細に見ての推奨は、「たぶんドセは効いてないですね。次はエンザルでいいと思う。並行して生検して遺伝子パネルもやっとき」でした。アビラテロン後のエンザルは効かない可能性も高いわけで、並行してパネルもやっといた方があかんかったときの次の手が早く打てるとのこと。保険適用は標準治療終了後が条件なんですが、アビラテロンもドセも終わってるから保険は何とかできるやろとの判断のようです。
 ところで、馴染みの看護婦さん2人が見当たらなかったんで、どないしたんやろ?、って思ってましたところ、診察終了後に1人が奥から出てきてくれてにこやかに再会のご挨拶。もうひとかたは?、って聞いたら、体調崩してそこのベッドで点滴しとる、って笑って教えてくれましたもんで、ちょっと失礼してドア開けてベッドに横たわる彼女にもご挨拶させていただき、お大事に、って退却してきました。んっ?、どっちが患者ですか?。
 ほんで、エンザルするなら遅滞なくっちゅうことで、12月20日にまず数日分確保しといてもらうよう馴染みの薬局にお願いしときました。

 ドセ3回目終了して1週間経ちましたが、回を追うごとに全身倦怠感は増加してってます。朝起きるのがえらくしんどくて、この様子ならあと半年くらいで(6分歩いて行って座ってるだけとは言っても)出勤が難しくなりそうな感じ。有休・病欠・休職などをうまく利用して体が動くうちにつかの間の定年後生活も楽しまねばならず(これは大事!)、どうしたものかと来年の生活シミュレーションしながら卒論の最終仕上げにいそしむ今日この頃です。


   2019年11月30日(土)Fight(闘病記)
    11月の体調。

症状:
○全身倦怠感:やっぱ厳しいですね。
○腰痛脚痛:先月末に同じ。
○排尿障害:先月末に同じ。
○排便系:先月末に同じ。
○ホットフラッシュ:減ったかな。

【ドセ3回目終了】回を追ってしんどさプラスされてる感じ。体力減退防止にも気を使ってますが(もちろん減退してってますけど、、、)、好奇心や気力の維持にも重点置いてます(下手するとこっちも危ない??)。


   2019年11月30日(土)Diary(日記)
    11月の成績。

・体重60.6kg
・自転車×0km
・ローラー台×23days(30min/day)
・楽しい飲み会×3days

【卒論書いてます】レギュレーションは何故か大学指定原稿用紙にインクで手書き!。パソコン原稿は先月に既に仕上がっておるんですが、右から左に書き写すだけとは言っても思いのほか時間がかかります。書き間違ったらその原稿用紙書き直しやし、、、。今月初書き写し開始したのにまだ終わらんっす!!。鋭意努力中(写経ですか?)。


   2019年11月30日(土)Books(本)
    11月に読んだ本。

 卒論書いてた割には読んだような気もしますが。

(1)友情2/編:山中伸弥/講談社
 亡くなったラグビーの平尾氏への友人たちからの寄稿集。平尾氏は僕と同学年ですが、この人望の大きな差ってなに??!。まっ、生き方の差っちゅうことですかね。

(2)がんから始まる生き方/養老孟司他/NHK出版
 がん、あるいはその治療に関する、大学教授3人の意見及び鼎談。2人はがん罹患歴あり。信頼関係を築けたなら治療は主治医に任せてしまえばいいとの意見にはあんまり賛成できないですね。最終的には自分(患者)のことは「自分たち」で決めるべきかと。そうでないと医師との信頼関係はきっと築けません。もちろんその「自分たち」の中に主治医も入るのならそれは幸せだと思いますが。本著に書かれた内容を読む限りでは、大学の偉い先生でもたどり着く境地は一般人の僕とさほど変わらないような気もしました。でも、先生方を差し置いて敢えて言わせてもらえば、僕は死ぬまでにもう一歩前に進みたいなぁ。だから棺桶にはうつぶせで入りたいんです、、、(死ぬときも前のめり、棺桶うつぶせINはたぶん無理ですが)。

(3)泣ける!日本史/後藤寿一/主婦と生活社
 久しぶりのOverdrive Library。はっきり言って全然泣けませんでした(笑)。 まっ、こんなもんでしょう。

(4)湯布院殺人事件/内田康夫/光文社文庫
 古本屋→自炊。浅見光彦シリーズではありませんで、たった2作で終了したって著者がやけくそで自慢する、フルムーン探偵シリーズっちゅうのんの初作らしいです。でも、シリーズ違えどやっぱりこの著者特有のわかりやすい直列的展開なんで、「眠い時には内田康夫の推理小説」の法則は成立しそうです。

(5)人質カノン/宮部みゆき/文春文庫
 古本屋→自炊。短編集。推理小説ではありませんでしたが、なかなか上手に書いてありすらすら読めました。

(6)誰か/宮部みゆき/文春文庫
 古本屋→自炊。渋い路線の推理小説。事件自体の事件性は比較的薄い(なにそれ?)ですが、淡々とした進行は結構楽しめます。

(7)人とサルの違いがわかる本/杉山幸丸/オーム社
 Overdrive Library。なんか焦点がぼけてるなぁって感じ。京大の霊長類研究の先生による著作ですが、人とサルとの違いはこれではわかりません。しかし、このいまいちはっきりしない人とサルとの境界が、人も自然界の生物であることを再認識させてくれるような気もします。奢った人類はわかっていながら滅亡のがけっぷちめがけて疾走しているとの指摘はごもっともです。

(8・9)海賊と呼ばれた男(上・下)/百田尚樹/講談社文庫
 古本屋→自炊。妻が海賊の出なんで、そのうち読まなあかんなって思ってた本(妻とこの著作とは全く何の関係もないですが)。 出光創業者のお話。「でびかる」って読んでた人いてましたよね?、えっ、いてなかったですか?。まぁそれは置いといて、文章が薄っぺら。この著者の「永遠の0」はなかなか良かったように記憶していますが、社会派の小説となると同様にはいかないようです。そういえばこの著者、自己の作品をほめちぎる読書感想文を懸賞付きで募集して批判浴びてましたね。

(10)行動や性格の遺伝子を探す/小出剛/裳華房
 丸善e-Bookライブラリー。いゃぁ~、学術書とはいえここまでさっぱりわからんのんはめずらしいですかね。僕の脳はがん治療と加齢により既に完全に焼が回っておるやもしれません。行動や性格の遺伝子を探す過程やその結果ではなく、手法に特化した本でした。

(11)宇宙の雑学/木下好則/ごきげんビジネス出版
 Overdrive Library。表紙著者名の頭に堂々と「天文おたく」って銘打ってありました。不正確な記述もあるようですが、まぁまぁ面白かったですよ。

(12)火垂るの墓/野坂昭如/新潮文庫
 古本屋→自炊。直木賞受賞作としてはめずらしく僕の中では比較的特殊な地位にある作品。古本屋でふと目についたもんで、再読してみました。著者の戦争体験をベースとしたフィクションですが、かなりの程度実態を表していると思われます。死を無理やり遠ざける現代の風潮はそれはそれで問題ですが、戦時の有無を言わせぬ理不尽な死の氾濫は今後決して忘れてはいけないし、もちろん再現してはいけません。

(13)尾崎紅葉シリーズ2/青空文庫
 金色夜叉、文体が思いっきり明治!!(あたりまえです)してるんで結構読みにくいです(慣れればそうでもないですが、、、)。 作者死亡のため未完(知りませんでした)。 あの有名なせりふ「来年の今月今夜の、、、」が劇場用短縮版やったっちゅうことも初めて知りました。尾崎紅葉シリーズ終了。

(14)小林多喜二シリーズ1/青空文庫
 蟹工船は若き時代に既読のはず。多喜二の青空作品数は多すぎず少なすぎずなんで、まぁ、こんなところでよかろうと選択してみました。


   2019年12月9日(月)Fight(闘病記)
    んっ??、起き上がれんやないですかい!。

 土曜日まではまぁ、普通(っちゅうても常時しんどい)で、ぶらぶら買物出かけてご機嫌にお得なランチしゃぶしゃぶ食いほーだい(豚ですが)してたりしたんですが、どうも夕方から急激にしんどなってきて20時過ぎに就寝。
 翌朝は回復するかと思いきや全く逆で、寝返り打っただけでめまい半端なく吐きそうに気分悪くてとても起き上がれません!。養分を多少とも、せめて水分くらいは補給せなあかんでなと考えつつも、食欲どころか水飲む元気もなく、トイレに這っていく以外は布団に貼り付いてました。今日月曜朝も多少ましになったとは言え似たような状態で如何ともし難く、貴重な有休を泣く泣く使ってしまいました。
 抗がん剤やってる間は這ってトイレ行くっちゅう話をがん仲間からしょっちゅう聞いておりましたが、なるほど、こうなるわけですね。いゃぁ~、怖ろしや、怖ろしや。何が怖ろしいって、しんどいことそのものより、これ、ほんまに回復すんねんやろか?、ってな疑問が湧いてくることですかね。回復しない場合、今しんどいのんはまるまる無駄になるわけですから。
 とは言え、今日月曜の晩には起き上がって何とか少し食べられるところまで回復したんで安堵しました。土曜20時から月曜20時までの48時間、しんどぅてしょっちゅう目覚めては息荒くばたばたのたうっておりましたが、実はほとんどの時間は意識を失っておりました(眠っていたとも言う)のは幸いと言うか、驚異的と言うか、まぁ、今から思うとやっぱりかなり異常ですよね。(インフルエンザやったっちゅう可能性もありますが、熱はあまり上がらず微熱キープやったし、めまい、吐き気、全身倦怠感以外の症状ほとんどあれへんかったし、まぁ、インフルではなかったのかと。)

 とこんなふうに、介護状態の予行演習をさせていただきましたわけです。昼は話しかけてもうつろで反応鈍く笑顔は皆無、夜はすぐ横でばたばた苦しそうにしているっちゅう状態なので、妻は心労と寝不足でかなり疲れたようです。本格的介護生活に入ったらこりゃ何か考えなあかんなぁ、ってぼそっと言ぅてました。ふーむ、確かにそのとおり。鎮静剤など打って効果あるようなら救急車呼んでもいいかなって、今回はかなり真面目に考えましたです(その場合、人生初救急車)。


   2019年12月15日(日)Diary(日記)
    電車旅、かに。

 冬、ときどき日本海側にずわいがにを食べに行ったりしてました。しばらく行ってなかったんですが、そろそろ行ってみてもいいかも、って考えたわけです。過去は車で行ってましたが今乗るスバルアウトバックはチェーン持っておらず、バスツアーはいろいろありそうやけど腰痛とトイレ(トイレ付でもちょっとなぁ)で難儀しそうやし、ほな、電車かなって旅行社のパンフレットなどを見ておりましたんですが、えらくお値段高いんですよねぇ。そんな11月のある日、妻が新聞の全面広告にてやけに安いツアーを発見!。特急サンダーバード指定席往復付き山中温泉1泊2食ずわいがに三昧で、今まで見てたパンフレットのお値段よりなんと1人当たり1万円程度もお安いやないですかぃ!。ツアー主催の旅行社も名の通ったとこやったし、この土日に試しに行ってみましたよ。これでかにがおいしかったら超もうけもんやん。
 さて結果、途中で食べたジャンクな食いもんがおいしかったなぁ、、、。山中温泉の「いづみや」っちゅう肉屋さんのころっけ、かなりおいしかったです。温泉街の屋台で売ってた道場六三郎氏監修のかに鍋もよかったです。

 で、かに三昧のかにはどうやったんよ?、ってな話も残ってございますが、事実上初の旅行社主催の電車旅、面白かったですよ。山中温泉散策の時間がうまいこととってあって、さすが旅行社アレンジ、って思わせるところあり。たまには自分のスタイルを変えてやってみることもいいのかもしれませんね。

P.S.:かにってなかなかおいしいのんに当たりません。
     新鮮は最低条件ですが、新鮮だからおいしいって
     わけでもない。お値段高けりゃいいってなもん
     でもなさそう(「間人がに」とかまでは手が出
     ませんが、、、)。 おいしかった宿をリピート
     しても次もおいしいわけでもない。おいしいかにって
     鍋もそのあとの雑炊もほんま上品に甘いんです。
     刺身が甘いのんはそこそこあるんですが、雑炊まで
     甘いのんはなかなかない。おそろしく昔に妻と湯村で
     食べたかに鍋が超絶品で忘れられず、以来何度も
     いろいろなかに名所(かに道楽含む、笑)でトライして
     おりますが、残念ながらそれを超えられたことは
     現在まで未だありません。


   2019年12月23日(月)Fight(闘病記)
    緊急入院!、そしてドセは継続。

 かに電車旅後の12月16日(月)、いつもの通り出社して無聊に自席に座しておりましたところ、昼前に血尿、16時頃になめくじ様血塊を一つ二つ排出してのち無事帰宅。ところが、夕食、入浴後、20時辺りから排尿がだんだん困難(血尿ちょろちょろ、、、)になり、ついに23時過ぎに自力回復困難と判断して、かかっている総合病院の救急外来へ。
 なめくじが詰まって排尿できないわけですが、今回はかなり重症で自力排出どころか救急で入れた導尿管も速攻詰まってせんせも超難儀状態!。2時間ほどかけてなんとか200cc程抜いて応急処置とし一時帰宅するも、明け方もぅ一度緊急応急処置に自力登院したところ、そのまま泌尿器科に緊急入院となってしまいました(泣)。
 尾骨付近に硬膜外麻酔注射して極太管を尿道にぶち込んで膀胱洗浄してもらったんですが、トータル両掌いっぱい分の不気味な血塊が大量排出され、総合病院主治医せんせも若干感動もんであったらしく、自分のスマホで写真撮って僕に見せてくれましたです。大規模洗浄はこれで終了やったんですが、留置されたかなりふっとい尿管経由による新たに発生するなめくじ洗浄も結構難儀のようで、火曜の夜は病室には戻れず処置室で明かしました。総合病院主治医せんせも、看護師さんからのヘルプ要請に夜中に自宅から駆けつけて対応してくれました(感謝!)。 せんせや看護師さんたちスタッフの尽力のおかげで水曜未明に出血はなんとか止まり、緊急手術は回避できました(ほっ、助かった)。
 木曜に膀胱潅流生食バッグが外れ、金曜に止血剤点滴が外れ(服用薬に変更)、土曜に尿管が外れて久々の自力排尿となり、日曜は入院継続経過観察、そして今日月曜は晴れて退院。あぁ~~、よかった。

 退院証明書上の病名は「放射線性膀胱炎」でした。緊急入院時点の書類には「膀胱タンポナーデ」って書いてありました。いずれにせよ晩期放射線障害ですね。基本的には治療法はなく、予防的に投薬して発症したら対症対応するしかないみたいです。最悪は人工膀胱らしいです。

 今回は、いろいろ勉強になりました。
 閉尿って怖ろしいです。2回目に救急に向かう途上、妻の運転するスバルアウトバックの助手席にて、恐怖でパニック過呼吸両手しびれてゾンビ状態となってしまいました(笑えません!)。 妻には覚悟が足らんと叱責されましたが、その後は毎日見舞いに来てくれてとてもありがたかったです。
 病院食はまずいです。最初はおいしく感じるんですよ。でも、3日目辺りからはもういや!。今日は退院後すぐ寿司食ってやりました。
 救急車乗らずともあらかじめ電話連絡しとけば救急で診てもらえました。そして、救急車呼ぶか呼ばないか電話相談は役に立ちました。「すぐ救急に行け」って言われましたので、その後は迷わず救急に走れました。
 救急ってできることは思ったより限られています。かかっている総合病院なんでカルテあるはずなのに、専門外の当直医ではやはりできることは限られているようで、今回は四苦八苦しながらの応急処置止まりで、翌朝の主治医せんせの登場を苦しみながら待たざるをえませんでした。
 1週間寝てたら脚萎えちゃいます。今日は午後から日常生活に戻ったんですが、寿司食った以外はほぼおとなしくしてるのにふくらはぎを中心に脚筋肉痛はんぱでないです。腕立ては怖くてトライできません(?!)。

 さて、本来なら12月20日(金)は4回目ドセ日でした。PSA下がってなければエンザルタミドに変更予定でしたが、19日の測定結果はなんと
  PSA=9.48
でして、予想外に2か月ロールバックしてました(10月25日値より少し低い)。 総合病院主治医せんせ曰く 「エンザルにチェンジのつもりやったけど、やっとちょっと効いてきたみたいなんで、も一度ドセでいきましょう。でも、さすがに今の体調では無理やから来年からね」ってなこと。ほぉ、結局まだ脱ドセあかんのんね。うれしいようなうれしないような、、、。っちゅうわけで4回目ドセは来年1月10日予定です。


   2019年12月31日(火)Fight(闘病記)
    12月の体調。

症状:
○全身倦怠感:緊急入院するくらいですから、、、。
○腰痛脚痛:先月末に同じ。
○排尿障害:緊急入院して退院しました。
○排便系:先月末に同じ。
○ホットフラッシュ:もう (こんなんどうでも) ええわ。

【緊急入院】17日、放射線性膀胱炎で閉尿となり緊急入院してしまいました。退院して1週間、なんとか穏やかな越年を迎えられております。妻を初め家族に感謝、せんせ他病院の関係各氏に感謝。ただ、未だ少し膿様のものが出たりしており、女性の生理用パットを敷いてたりしてます(かっこ悪っ!)。 やたら頻尿やったりもして、次から牛車腎気丸復活させてもらおうと思ってます。

【薬、12月24日に一部変更されてます】
  月一:
   docetaxel :100mg/4weeks(infusion)(antineoplastic)
   degarelix acetate (Gonax) :80mg/4weeks(injection)
     (LHRH antagonist)
   zoledronic acid hydrate(Zometa) :4mg/4weeks
     (infusion)(bisphosphonate)
  毎日朝食後:
   prednisolone (Predonine) :5mg(1tablet)
     (corticosteroid)
   lansoprazole :15mg(1tablet)(胃薬)
   黄連解毒湯 :2.5g(1package)(出血防止)
  毎日昼食後:
   黄連解毒湯 :2.5g(1package)(出血防止)
  毎日夕食後:
   prednisolone (Predonine) :5mg(1tablet)
   naftopidil (Flivas) :75mg/day(1tablet)(排尿)
   tadalafil (Zalutia) :5mg/day(1tablet)(排尿)
   黄連解毒湯 :2.5g(1package)(出血防止)


   2019年12月31日(火)Diary(日記)
    12月の成績、2019年の成績。

 まずは今月の成績

・体重58.4kg
・自転車×0km
・ローラー台×10days(30min/day)
・リハビリお散歩×2days(4km/day)
・リハビリ踏台昇降×1day(30min/day)
・楽しい飲み会×0day

【ローラーたったの10日】緊急入院で膀胱と尿道散々やられてまして、未だに尿道が痛いもんやから、、、。チャリ長距離外乗りはもう難しいかもしれません。継続する物理的振動の膀胱への伝達は放射線性膀胱炎の発症を促進するから、チャリはやめておくほうがよいと言われてます(一応ドクターストップ)。 こうなると、尿道痛治癒後の再開を予定しておるローラー(ほぼ振動がない静音タイプの機種なのでこれはOKと思う)がもはや結構楽しいのかもしれません。世界各地に出かけたり、心拍数やら最大酸素摂取量やら消費カロリー測ったり。これにさえ乗れない今は、せっかく毎日活動量計付けとんのにほんまにつまらんもんなぁ。29日よりちょっとずつリハビリ開始しましたが、排尿系不調やったり腰痛悪化やったり、、、(泣)。 まぁ、ぼちぼちいかなしゃあないか。

 続きまして、今年の成績。

○卒ゼミ単位取る:取りました!。(1月)
●卒論単位取る:提出はしましたが、、、採点待ち。(12月)
○息子んとこへ遊びに行く:行きました。
  つまらんかったけど、、、。(4月)
○谷崎源氏&失われた時:完遂!。(12月)
○淡一(またはその代替):四国カルスト!(4月)
  &しまなみ海道!(9月)。
○裏山チャリクライム:高度ゲインは四国カルストのほうが
  上ですから。
○高校時代の担任の先生に会う:やっと直接御礼言えました!。
  (4月)
○家内安全:達成(僕を除く)でいいと思います。
〇腕立て5回:なんとかぎりぎりできました。

【いろいろあったなぁ】脊柱管狭窄除圧手術、ドセ開始、放射線性膀胱炎緊急入院。都合3回も入院してしまいました。でも、何故か成績は上々ではないですかぃ!。積極的に行動した結果だと思ってます。来年も『迷ったら、やる!』でいきます。

 みなさん、よいお年を!。


   2019年12月31日(火)Books(本)
    12月に読んだ本。

 年間でみると今年はようさん読んでますね。114冊!(+青空)。 まぁ、上出来でしょうか。しかし、問われているのはそれが身になっているのかどうかなわけでして、、、。

(1)警視庁情報官/濱嘉之/講談社文庫
 古本屋→自炊。警察もん推理小説を期待しておりましたが、実際は結構面倒な類の劇画型小説。著者はノンキャリの辞めサツとのことですが、権力に任せてバブルでよっぽどいい思いをしたのでしょうか、バブル時代への未練いっぱいいっぱいです。キャリアから絶大な信用を得て発言権も半端でない上、能力も容姿も酒も女もすんごいっちゅう、劇画的ノンキャリトップが主人公で、なんだかかつてのトレンディドラマ警察版ってな勢い。公安系の小説という意味では独特の毛色かも?。まぁ、好きにして、って感じですね。

(2)ハニートラップ/濱嘉之/講談社文庫
 古本屋→自炊。警視庁情報官シリーズの2。こういうのんって、文句言いながらもなんやかんやで次も読むんですよねぇ。まぁ、好きにさせて、って感じですね。

(3)いまさら量子力学?/町田茂他/パリティブックス
 丸善e-Bookライブラリの学術書。面白いです(実際のところ内容はほぼ理解できませんが、、、)。 「量子力学における波動関数は観測対象の系全体に対する(不確定性を示す)状態式であるが、観測結果とはその系の一部且つ一時に対するものでしかないがゆえ、シュレディンガーの猫は生死が重ね合わさった状態である(常識的にはありえない不確定性を認めなければならない)とする量子力学に対するパラドックスは、系全体の状態を系の一部の観測結果(およびそこから推測されるにすぎない一時的な系全体)に射程を超えて適用しようとする理論的に間違った考え方である」とか、「メビウスの環の2回転で元の状態に戻る性質はスピンの性質を表すよいモデルである(1回転で原点復帰するか2回転で原点復帰するかの2種類しかないことの査証)」とか、「粒子数が十分に多ければ粒子数も位相も事実上確定した状態となる(ミクロの集合体としてのマクロで不確定性が消える理由は、ミクロの不確定性を近似的にネグレクトできるからではない)」とか。まぁ、言ぅたらさっぱりわかりません、っちゅうことですね。

(4)ロリータ/ウラジーミル・ナボコフ(訳:若島正)
    /新潮文庫
 著者は亡命ロシア貴族の元米大学教授。作品知らずとも性的幼女趣味の代名詞である本作表題は誰でも知っている。まぁ、僕の知識もそのレベルであったわけですが、、、。しかし、実際は(主人公の変態性は置くとして)歴史的な文芸作品です。性的幼女趣味を本著表題で代表するのはむしろ失当。本著読まずしてロリータ趣味(おぃ!、前言速攻翻して性的幼女趣味を本著表題で代表しとるやん?、って言わんといてんか)を語ることなかれですね。

(5)卒業証書をもらったマグロ/大久保嘉洋/PHP
 Overdrive Library。近大マグロ、何度か食しましたよ。確か、刺身と一緒に卒業証書(縮小版写し?)も皿に盛り付けられていたような。味もいけるし話題性もあり。未だ(外食としては)梅田と銀座でしか食べられないらしく、来阪してくれた客人をもてなすのに重宝してます(客人さほど来ませんが、何か?)。 組織の中で新しいことをやるのはいつも大変。学問としての養殖をブランドビジネスに変革するのがいかに大変な労力を要するか、文筆家でない著者の拙い筆致でもよくわかります。ところで、僕、ついに卒論提出しました。もうすぐ卒業証書もらえるやろか?(やっとマグロ並?、以下やったりして、笑)。

(6)失われた時を求めて14~見出された時Ⅱ
    /プルースト(訳:吉川一義)/岩波文庫
 本巻にてついに完結。本年の目標の一(谷崎源氏&失われた時)も完結。人の心が移りゆくゆえ時代が移りゆくのか、あるいはその逆なのか。いずれにせよ、人の心移ってもなおその本性は普遍(不変かな?)という事実は、歴史がそれを証明しているのではないでしょうか。人の心は普遍の本性の上でのみ移り行くのです。

(7)ケーキの切れない非行少年たち/宮口幸治/新潮新書
 キャッチ―な表題の最近のベストセラー。妻がよく買う類の本ですが、これは僕が買いました。学力以前の基本的認知能力が劣る彼らを教育はどのように救っていけばいいのか?。保安処分と基本的人権保護との境界についても考えさせられる一冊。

(8・9)悪人(上・下)/吉田修一/朝日文庫
 古本屋→自炊。なんか聞いたことあるなって思ったら、映画になってるみたいです。著者は芥川賞はじめ多くの文学賞を取ってるらしいです(名前すら全然知りませんでしたが)。 本著のジャンルは推理小説ではないですね。ちゃんとした文芸作品と言うか、大衆小説的ながらも純文学って言ってもいいと思います。なかなかよかったです。

(10)超常現象をなぜ信じるのか/菊池聡/講談社
 丸善e-Bookライブラリ。キャッチ―な大衆的表題ですが、人間の認知情報処理の仕組みに関する科学本。地表近くの満月が天頂の満月よりかなり大きく見えるわけは、単に大きさを比較する対象(地上のビルや山の端など)が同じ視界にあるからではなく、それら比較対象があるために満月の位置(満月までの距離)を正しく認知でき、大きさに対する距離補正(遠くのものは網膜画像そのものから判断される大きさより大きいと認知される)が自動的に働くためだったのです。なるほど、地表近くの満月って確かにやたらとでかいでなぁ。そして誤認知の大きな原因の一つは、情報ソースの記憶が情報内容そのものの記憶に比べて失われやすいことらしい。ソース情報が失われると、信頼性の低いソースから得た情報でもその内容を信頼できるものとして記憶しなおしてしまうんですと。自動補正もソース情報欠落も本人は意識できないところがさらに問題。結局、人は見たいものを見たいように見るんですと。そして見たいように見えたものしか記憶に残らないものなんですと。そして更に言えばこれらの知覚情報の無意識的修正機能は、ヒトが自然界で生き残るため必須の本能でもあるんですね。

(11)冷血/トルーマン・カポーティ(訳:佐々田雅子)
    /新潮文庫
 米カンザス州で実際にあった一家4人惨殺事件のノンフィクション。ノンフィクションとしては面白いと思いますが、世界の名作の一としてはどうなのでしょうか?。

(12)心/稲盛和夫/サンマーク出版
 利他の心を持てと説くカリスマ経営者の手による(宗教的)啓発書。展開は論理的とは言い難いですが、人としてあるべき姿を愚直に説いてあります。あんた、ほんまにそんな経営してきたのん?、ってな疑問も湧きますが、それは置いといて説かれている内容はごもっとも。もしかすると、こんなボスの下ならば働き甲斐があるのかもしれませんね。

(13)小林多喜二シリーズ2/青空文庫
 小林多喜二シリーズ終了しました。




     2020年



   2020年1月6日(月)Fight(闘病記)
    またまた緊急入院、そして今度は緊急手術。

 放射線性膀胱炎による閉尿で入院しておったのは昨年12月17~23日。昨年とは言え退院はほんの2週間前、記憶に極めて新しいですよね。

 昨年大晦日、令和元年締めくくりの更新記事をアップしたのち眠りに就き、元旦にさわやかに目覚めたまではよかったのですが、いきなり血尿。まっかっかぁぁ!ではないですかぇぇ。1回で即断っちゅうのもどうかなって思いまして、帰省している息子も含めた家族4人でとりあえずはお雑煮とおせちを囲みつつ様子を見たわけですが、結局次も血尿&なめくじで12月の再現必至の状況やったもんで、また救急へ走りました。
 で、そのまま元日の昼より顔なじみの病棟看護婦さんたちに歓迎されて緊急入院(もちろん心配もしてくれてます)。 今回は、前回より若干早めに来ましたもんで、救急のせんせや看護師さんによる導尿や膀胱洗浄もそれなりにうまくいきましたんですが、出血はなかなか止まらんし短期間での再発なもんで、前回と同じことしとってもあかんやろっちゅうこととなって、翌2日に総合病院主治医のせんせが来てくれて緊急手術と相成りました。全身麻酔で経尿道的(膀胱)電気凝固術。術後は出血もきれいに止まり、その後は概ね前回と同じ経緯をたどって今日6日(月)に退院できました。ほんま、せんせや看護師さんたちには感謝ですね。正月早々ご迷惑おかけしました。もちろん、毎日病院まで来てくれた妻にも大感謝!。そしてもちろん、尿道常時痛いです(排尿時は特にいったい、泣。でも、常色の尿を自力排出できるって幸せなんやでなぁ??)。

 ところで、手術直後はやたら寒いってよく聞くんですが、今回それ、体感しました。麻酔から覚めて(っちゅうても半覚醒なんで意識朦朧ですが)キャスター付きベッドごろごろ押されて病室に戻った辺りから、ほんま、なんかが憑依した如く大振幅で全身がたがた震えまくるんです。自己制御なんぞ全くできません!。鎮痛剤の座薬入れて目盛最大にした電気毛布かけてもらってるんですが、10~20分くらい震え止まりませんでした。経尿道でこれやったら、切開手術はもっと酷いんやろなぁ。そう言えば、昨年5月の脊柱管狭窄内視鏡除圧ん時は憑依せんかったですね。僕は背骨より膀胱の方が霊媒能力高いっちゅうことでしょうか??(あほかっ)。

P.S.:牛車腎気丸、復活で追加処方してもらいましたんで、
     明日から飲みます。ドセは予定通り1月10日に
     4回目やりましょうっちゅうこととなってます。

P.S.:今回の退院ご褒美はステーキ。アメリカン熟成肉、
     つまりお安いやつですが。引き続きの2回目とも
     なるとそれなりに要領がわかるもんで、カップ麺やら
     コンビニおにぎりなんぞを隙を見て補給してました
     から、ご褒美渇望感は前回の寿司ほどではありません
     でしたけどね。


   2020年1月13日(月)Fight(闘病記)
    おいおい、次は感染症。

 6日に退院したものの、一日おいた7日夜に発熱38度2分、8日朝には平熱に戻るもまたその夜に発熱38度6分。9日朝にはまた平熱に戻ったもののどうもおかしいんで、会社休んで病院に電話して指示を仰ぎましたところ、すぐ来てちょーだい、っちゅうこととなり、いやいやながらもいつもの総合病院行きましたんですわ(今回は救急ではありません、泌尿器科外来)。
 血液検査、尿検査、腹部エコーなどを経ての診断は、急性前立腺炎。夜間だけ熱が上がるのも典型的な症状らしい。膀胱炎手術後の感染症なんですと。尿道思いっきり痛めつけられとるんで、まぁ、ありがちな話らしい。で、抗生剤を点滴して内服抗生剤を処方されてのち仮釈放となったものの、翌日の効果確認要との理由で総合病院主治医せんせと連日再会のお約束となりました。その夜は微熱にとどまっておってほっとしつつ、翌10日(金)に再度の血液・尿検査後もう一度抗生剤の点滴受け、あと2週間は抗生剤内服しておとなしくしておくように指示されたのち、(一応)真の釈放と相成りましたのです。
 術後感染による急性前立腺炎!。ふ~む、術前説明にあった通りのリスクをそのまま体現してしまいました。やはり体はだいぶん弱っておるんでしょうか(泣)。 で、土日はおとなしく軽~く近所をぶらぶらしたりして、今日13日(月、世間は祝日でお休み)から出社して無聊に座して指示通りおとなしくしておるのですねぇぇ。

 10日予定だった4回目ドセは、もちろん再延期となっております。前立腺炎って結構治りにくいらしく、翌週は無理との判断で結局2週間後の24日(金)。 なんやかんやの副作用対応で、本来の前立腺がん治療はまるまる1か月間行われないこととなってしまいました。

P.S.:9日の血液検査でついでに(?)測ったPSAは、
       PSA=10.83
     治療してないんで当然に上がってます。さて、この先
     どんななんのやろか?。


   2020年1月13日(月)Diary(日記)
    2020年の目標。

 治療やら副作用やらの影響をくそまじめに考えとったら、行動はかなり制限されてしまいそう、、、とか言うとってもしゃあないやろ?、ってなわけで、今年も積極的にやってみよう。チャリ遠乗りは物理的継続振動が膀胱にダイレクト伝導するのでちょっと無理なもんで外すとして、その他は体の許すぎりぎりまで!。

○日本一周:いきなり大きく出ましたね。もちろん、一気に一周は
  無理。細切れに区切りながら、車中泊やら格安宿やらを駆使
  して全都道府県で最低1泊ずつできればよし。昨年末に思い
  立って始めましたんで、和歌山県(白浜)、石川県(山中
  温泉、かに)は済。そして、地理的関係上沖縄県は除かせて
  いただき、居住地大阪府もついでに除外すると、1道1都1府
  40県、最低でも43泊、、、(えっ、普通に考えて年内は
  そりゃ無理やろ)。 まぁ、来年に繰越継続でもよしやね。
  「病んで旅に夢は枯野をかけ廻る、、、」ですか。
○4+1クラシックホテル制覇:日光金谷ホテル、軽井沢万平
  ホテル、東京ステーションホテルに宿泊する。がん発覚前
  (時期不明)に奈良ホテル、2015年4月に箱根富士屋
  ホテルは済。3つとは言え、これはお金かかりそぉです
  なぁ、、、。
○旧天守残存12城制覇:残るは福井県丸岡城、愛媛県伊予松山
  城。青森県弘前城、長野県松本城、愛知県犬山城、滋賀県彦根
  城、兵庫県姫路城、島根県松江城、岡山県備中松山城、香川県
  丸亀城、愛媛県宇和島城、高知県高知城は済です。
○ローラー日率50%以上:外乗りは事実上のドクターストップ。
  ならば、低振動静粛ローラー+Zwiftでがんばろうぞ。
  今年は閏年なので183日以上乗る。
○大学同窓会出席:11月at梅田予定。生身で出席するぞぇ。
○家内安全:横浜の息子、同居の娘も含めて。

んっ??、ほぼくだらん遊びばっかでなんか志低くね??。知的やったり崇高やったりすんのんはなんもないんっすかぃ?。まぁ、ええか。今年もまた貪欲にいければええなぁ。『迷ったら、やる!』。


   2020年1月24日(金)Fight(闘病記)
    長いこと会社休んでみました。

 13日(月)は出社したものの座ってばっかおるのんがよろしくなかったようで、なんやら尿道痛いのん悪化してきたし吐き出される膿様の泥も増えてしまいましたんです。ここで無理して次回ドセが再々延期になった暁にはさすがにかなわんもんで、しゃあないな、っちゅうことで、しばらく自宅療養することとしました。総合病院は診断書書いてもらう手続きが面倒なんで、早速14日(火)に開業医主治医せんせとこ行って抗生剤追加で点滴してもらって即日診断書書いてもらい、会社に回って今日24日(金)まで2週間弱出社しない手続き済ませました。開業医のせんせはこの辺りの対応が迅速でいいですね。ホームドクターって僕のような重病人にも必要だと思います。
 で、ちんたら自宅療養してました。とは言っても寝てるわけではございませんでして、知らぬ間に増殖してきた不用品を粗大ごみで処理したり、緊急持出品まとめて東南海地震の非常時体制整えたり、契約書やら登記書やらを整理して死亡時の手続書面書き直してみたり、なかなか忙しい日々でした。おかげさまで懸案事項がかなり片付きました。
 そして養生の甲斐あって(?)尿道の吐く泥も概ねなくなり、血液の状態もなんとか抗がん剤に堪えうるところまで回復しましたんで、本日、晴れてドセ点ゴナ注ゾメ点と相なりました。結局、まるまる一か月、がんの治療ができなかったこととなってしまったわけでしてPSAは当然に上昇し、
  PSA=11.71
まぁ、しゃあないですね。いろんな副作用をうまく制御しながらがん治療を進めていくしかないわけです。総合病院主治医せんせ曰く「晩期放射線障害は基本的に治らんから、膀胱タンポナーデも油断しとったらあかんで」なんですが、ほんなん油断してへんかったからっちゅうてもどうもならんやん?、とか思ったりしますよね。

 まっ、ぼちぼちいきます。とりあえず27日(月)から出社して無聊に座してみる予定。


   2020年1月24日(金)Diary(日記)
    んっ?、給料やけに少ないんですけど、、、。

 がんの治療をするっちゅうことは同時に金勘定もしっかりせなあかんっちゅうことでして、今までは有休範囲内で休めば事足りていたもんでそれほど気にかけておりませんでしたが、ここに来て出社ままならない状況が頻発してきて、そろそろまじめに金勘定してみましょうかって考えを新たに早速実行に移してみましたんです。
 6年前のがん発覚時に既に会社の制度はそれなりに調査済みで、僕の勤務する会社の場合、有休・積立有休・病気欠勤・休職などの制度があり、申請する方法、給与減額やらその補填、使える期間や条件、健康保険組合との関連など思いのほかややこしい。明文化されている部分は実は月給制社員に対してのみであり、残念ながら僕のような年俸制社員は欠勤やら休職時に実際いくら収入が減額されるのか事前にはよくわからないんですよねぇ。
 で、試してみました。12月17~23日、1月14,15日の計9日間、病気欠勤を申請。さて、本日給料日(12月16~1月15日分)、なっ、なんと、びっくりするほど低収入ではありませんかぇぇ!!。支給額が思いのほか減っておる上に天引きされる額はそのまんまなもんで、手取りはほんまになんとも心もとない金額に成り下がっておるではないですかぃ。来月になんぼかは健保から補填されるとはいえ、クレジットカード引落予定額のはるか下行く低空飛行!(やばっ)。 12月のボーナス、まだ口座に残っとってよかったわぁ。

 がん患者、あるいは長期治療が必要な重病の皆さん、関係する制度をちゃんと調べてしっかり金勘定しましょうね。


   2020年1月31日(金)Fight(闘病記)
    1月の体調。

症状:
○全身倦怠感:ドセ再開されたし、、、。
○腰痛脚痛:先月末に同じ。
○排尿障害:緊急入院&緊急手術して退院しました。
○排便系:血便は減ったかも。黄連解毒湯の効果か?。

【緊急入院&緊急手術】1日から緊急入院して、2日に緊急手術。6日に退院したものの術後感染の前立腺炎で自宅療養。27日から出社してますが、ままなりませんねぇ、身体不如意。尿道はまだ時々ちょびっとだけ泥吐きます。そして24日再開したドセ、やっぱ体それなりにしんどいです。今日は白血球増強の注射してきました。


   2020年1月31日(金)Diary(日記)
    1月の成績。

・体重60.1kg
・自転車×0km
・ローラー台×0day(30min/day
・リハビリ踏台昇降×2days(20min/day)
・リハビリ踏台昇降×3days(30min/day)
・楽しい飲み会×0day

【当然の如くぼろぼろ】元日より緊急入院し、尿道が長期にわたり泥吐いたりしておりましたもんで、、、。チャリ跨ると尿道圧迫するし、腹に力入ると膀胱内出血再発の危険性高まるしで、運動もなかなか難しかったりするんですよね。でも一応、リハビリはなんとか開始しました。


   2020年1月31日(金)Books(本)
    1月に読んだ本。

 ありがたくも初日からしばらく病院暮らしやったもんで、今月は病室で読んだ新書3冊からスタート(病室で読むには不適切な本ばっかのような気もしますが、、、)。

(1)もしも一年後、この世にいないとしたら/清水研/文響社
 がん研の腫瘍精神科医の著した新書。僕自身はそう感じたことはありませんが、悲しみが苦痛を癒すとのことらしいです。言われてみればそういう一面もあるかもしれないですね。がんは多くの場合人を成長させてくれると書かれてます。これについては僕も然りですか?(いゃ、あんたは成長の努力足りてへんやろ! by 妻)。

(2)死にゆく人の心に寄りそう/玉置妙憂/光文社新書
 自然死の進行の様子が勉強になります。後半は臨床宗教師への思い入れが強すぎてちょっと違和感ありますが、それが臨死に当たり多くの人が望む精神的安寧に対する一つの解決策ではあるのでしょう。僕の心には(少なくとも今のところは)妻が寄りそってくれそうな感じです?。

(3)大往生/永六輔/岩波新書
 こりゃぁ内容ひどすぎやな、って思ったら、初版はえらく昔でした。時代は変わったということですかね。

(4)伊勢物語他/訳:川上弘美他/河出書房新社
 池上夏樹個人編集日本文学全集の一冊。表題他、竹取物語(訳:森美登美彦)、堤中納言物語(訳:中島京子)、土佐日記(訳:堀江敏幸)、更級日記(訳:江國香織)。 気鋭の作家たちによる日本古典文学の新訳。読みやすくていいですね。平安時代前後における和歌の役割の重要性も改めて感じます。日本人はもっと自国の古典文学を深く学ぶべきです。グローバルスタンダードとかいう名目の下で自国文化を軽視する現代教育を僕は憂慮しています。単騎日本人はグローバルスタンダードの土俵上ではほぼ勝てませんよ。海外で勝負するには自国文化に置いた軸足がぶれないことが重要なんです。

(5)死に至る病/岡田尊司/光文社新書
 キルケゴールの哲学書と同題の新書。これ読んでたら何でもかんでも現代の精神上の問題は愛着障害!って誤解してしまいそうです。確かに幼少期に母親の愛を受けずに育ったことによる愛着障害の問題はそれなりに大きいとは思いますが、、、。

(6)日米地位協定/山本章子/中公新書
 敗戦とはこういうものかと改めて思ってしまいますね。それも、世界で最もわがままな国に負けるということはまさにこういうことなんでしょう。日本は未だ独立国ではない。

(7)アンドロイドは電気羊の夢を見るか?
    /フィリップ・K・ディック(訳:浅倉久志)
    /ハヤカワ文庫
 SF史上不朽の名作らしいです。伊藤計劃と雰囲気がよく似てます(伊藤は本書の40年後ですが、何か?)。 我が娘の数少ない蔵書にこの本があったのは意外でした。

(8)私が彼を殺した/東野圭吾/講談社文庫
 古本屋→自炊。ばらしてたら最後に「推理の手引き」が出てきましたんで、もしかして既読書もぅ一度買ぅてもうたんかと一瞬思いましたが、結果はどうも違ったようで初読でした。最後に刑事が「犯人はあんただ!」って言って終わるんですが、その「あんた」が結局誰だかわかりません。手引き見ながらもぅ一度読み返すのんもじゃまくっさいし、まっ、ええか。

(9)献灯使/多和田葉子/講談社文庫
 芥川賞作家の手によるSFなんですが、あまりにひどすぎます。思考のロジックを完全に無視して言葉だけたこ踊りさせるっちゅう新分野の意欲作なんですかね?(以上は私見。一般的書評では評判よろしいようですよ)。

(10)寂しい狩人/宮部みゆき/新潮文庫
 古本屋→自炊。連作推理小説短編集。なんっちゅうか、安心して読めますね。それも読書の一つの楽しみ方かと。

(11)E.A.Poeシリーズ1/青空文庫
 「アッシャー家の崩壊」。これは再読です。


   2020年2月1日(土)Diary(日記)
    今日から超ぼうず。

 昨年10月にドセ脱毛対策で3mmぼうずにしてのち、3mmちゅうのんもなんやら中途半端やなぁって思って徐々に短くしていき、最近はボウズカッターアタッチメントなしの0.5mmに落ち着いておりました。ところがドセ1か月空いたもんで髪の毛濃くなりまして、ほんでもってこいつら結構伸びるもんで2日に1回程度ちゃんと手入れせなあかんのんですわ。これが結構面倒。
 ぼうず初心者のころネットで検索したところでは、バリカンなら自己刈りOKだが電気カミソリはやめときなはれってな情報が多かったんで、今までは躊躇しておりましたんですが、まっ、一回やってみるか、って電気カミソリで剃ってみました。おっ、結構いけるやん!?。さすがブラウンシリーズ7(これ、大昔に買ぅたんですが、結構高いんですよね)。 いずれにしても伸びる速度は変わらんもんで結局毎日剃ることとなりそうですが、髭剃り感覚でいけるんでたぶんそんなに手間ではないですね。

 というわけで、今日からほんまに超ぼうず生活開始!。妻は「0.5mmの方が自然な感じでええけど」とか言ぅてますが。


   2020年2月4日(火)Fight(闘病記)
    んっ??、尿道の吐く泥が急激に増加。

 土日、軽~く1泊してきたんですが(どこでよ?)、ほぼ治まっていた尿道の吐く泥が昨日月曜朝から急激に増加しました。原因は不明です。そのまま出社して無聊に座しつつ1日様子見ておったんですが、どうも改善せぇへん感じやったもんで、今朝、総合病院に電話して診察受けた方がいいか聞いてみました。
 泌尿器科で受けてくれた看護婦さんの横にたまたま主治医せんせがいてて、熱出てないなら注意して様子見ときましょかって(看護婦さん経由で)指示してくれましたんで、今日は午前中ごろごろして午後から出社しました。

 泥は相変わらず結構吐き出されとるんですがねぇ、、、。妻は、いちいち細かいこと気にしぃな!(ほんま、気ぃちっちゃい奴やな)、って言ってます。


   2020年2月6日(木)Fight(闘病記)
    結局抗生剤点滴。

 2月4日はおとなしく様子見てたんですが、ぶりかえした前立腺炎、どうもやっぱり悪化してきて翌5日朝にもぅ一度総合病院に電話相談。総合病院主治医せんせ、その日は外来診療なしの手術専用日でおまけに手術が立て込んでおるらしく「金曜まではこっちで面倒見られへんから開業医主治医せんせとこで抗生剤点滴してもらってちょーだい。治療データはちゃんと流しとくから」ってなことで、開業医主治医せんせとこに走りました。
 排尿時尿道いったいし、超頻尿で30分に1回くらいトイレ行かなあかんのんに行ってもちょっとしか出ぇへんし、尿道常時圧迫感あるし、夜間は7度5分程度の熱が継続しとったし、おしっこやたら濁っとるし、、、。開業医主治医せんせ曰く「酷い淋病患者さんなみに濁ってます」、、、らしいんですが、そんなん、わし知らんがな。
 結局抗生剤点滴となり、内服抗生剤も処方されました。今日は自覚症状結構ましになった感じやったんですが、点滴前のおしっこがまだ相変わらず濁っておったもんで、明日7日も点滴すべしってなことになってしまいました。開業医主治医せんせによると、やはりドセの影響が疑われるとのこと。白血球減少時期に抵抗力弱って細菌性前立腺炎が再発した感じらしいです。全身症状についてはいまのところ大丈夫みたいやけど、もしそうなるとかなり面倒なんで、今回は好中球減少症にも対応した抗生剤(メロペネム、前々回1月9、10日はセフトリアキソンナトリウム、前回1月14、15日はアミカシン硫酸塩)を選択しておるとの説明でした。次回ドセは総合病院主治医せんせと相談して量ちょっと減らした方がええかもしれへんで、ってなアドバイスもらいました(両主治医せんせは同じ大学の同級生。なぜか卒業年度は違っておるようです、、、。まっ、僕も卒業年度は同年入学の友人たちより後ですが、何か?)。 ふ~む、なかなか体は思い通りになりませんね。2月2日時点では前立腺炎ほぼ完治!って思ったんですが、、、。

 まぁ、しゃぁないです。体調見ながらぼちぼちいきましょか。

参考)
 メロペネム:カルバペネム系抗生物質製剤。一般感染症、
    発熱性好中球減少症に適用。
 セフトリアキソンナトリウム:第三世代セフェム系抗生物質
    製剤。一般感染症に適用。
 アミカシン硫酸塩:アミノグリコシド系抗生物質製剤。
    手術などの二次感染症に適用。


   2020年2月9日(日)Fight(闘病記)
    食いすぎで差込み。

 ここ何日か体重が減ってきて、もっと食わなあかんってな感覚があるもんで、今日はお百度でプチパスタランチコース食ぅた時刻が遅かったにもかかわらず、晩ごはん心持ち多めに若干無理して食してみましたんですが、、、。しばしのち、超腹痛で15分ほどひっくり返ってのたうってしまいました。昔からときどきこんな差込みが起こるんですが、最近ちょっと頻度高いかも。確か先月もあったような、、、。これってドセの影響ありやなしや?。


   2020年2月9日(日)Diary(日記)
    やっと初詣。

 もう2月も中旬に差しかかろうとしておりますが、やっと行きました、初詣。別に行かなあかんっちゅうわけでもないんですが、がんが発覚してからは一応お百度兼ねてずっと1月中にお参りしておりましたもんで、まぁ、レガーロのプチパスタコースランチも食わなあかんし、ってなことで本日石切まで行ってきました。
 とにかく昨年12月後半より今までほんまに身体不如意、ずっと継続して体調かなり思わしくないんでだらだらと延期されておりましたところ、今日もやっぱお百度はしんどいなぁ、なんやらえらくさっぶいしなぁ、って僕はお十度。代わりに妻にお百度してもらいました。お百度ちゅうても45分くらい石柱の周りをうろうろ歩き回るだけなんですが、それさえも今の僕にはしんどい状況ってなことですね。しかし石切神社の解説によると、実は回数は問題ではなく気持ちが大事で、お百度でもお十度でもいいのんですと。僕がお十度で何を願ったかというと、やっぱり自分のことより家族のことですね。たぶん、お百度って人のことをお願いするのが普通であってこれでいいと思ぅております。自分については、できることはしっかりやっているつもりなんで神頼みはどっちでもいいかってな感じ。

 お百度(お十度?)前、しっかりレガーロでプチイタリアンランチを食しましたこと、念のため記録しておきます(実はこっちが今日のメインイベントやったりして?)。


   2020年2月15日(土)Diary(日記)
    まるが亡くなる。

 今朝3時過ぎ、さくら文鳥のまるが亡くなりました。最近調子どうも悪い感じでプチプチ呼吸音なども出てきましたんで、先週獣医さんとこ連れて行ったんですがだめでした。小鳥って、死ぬ直前最後の最後までしんどくないふりして頑張るんですよね。昨晩の様子からは今朝亡くなるとは思えなかったんですが、、、。
 桜の木の下に埋葬してあげました。2017年5月生まれなんで、まだ3歳になってませんでした。天然な感じのかわいい子やったです。まる、短い間やったけどありがとうね。


   2020年2月16日(日)Fight(闘病記)
    やっと治ったかも。

 尿道から吐き出される泥がなかなか止まらず、4日前の12日(水)にもぅ一度開業医主治医せんせとこ行ってメロペネム点滴して内服抗生剤1週間分追加処方してもらいました。おしっこの検体見てせんせが言うには「ぼちぼち抗生剤やめてもいい感じやけど」っちゅうことやったんですが、尿道違和感と泥の件を訴えて追加の薬もらいましたわけです。
 その甲斐あってか、昨日辺りから尿道は泥吐かなくなりました。結局この前立腺炎、治るまで1か月半かかったことになります。今日からおっさん用尿漏れパッド(女性生理用ナプキンは形状がいまいちなんで、最近はこっちに変えてます)とはお別れできそうなんですが、培養して特定した原因細菌はふつーにその辺にようさんいてるやつ(黄色ブドウ球菌)やったんで、やっぱりドセによる白血球減少などの影響が大きそうってな開業医主治医せんせの意見もあり、なんやら体も最近えらくしんどいし、次回ドセは少し量減らす感じかなぁ、って思ってます。


   2020年2月19日(水)Diary(日記)
    ローラー再開。

 いゃ~~ぁ、長かったですね。前回乗ったのが12月13日なんで2か月を超えて全然乗ってなかったわけで、その間Zwift料金を無駄に払っておったんです。前立腺炎もなんとか治まり尿道違和感もほぼ消滅したんで、今日からまずはN.Y.で再開!。
 まぁ、こんなもんですかね。なんちゃってパワーメーターで130W(実際は110Wくらいかな?)辺りをうろうろ軽~く30分ちょい流したんですが、やっぱ、しんどいですね。でも、結構汗かくんで終わったあとは気持ちいいです。リハビリ踏台昇降よりはだいぶんいい感じ。できるだけ早期に180Wで30分いけるくらいまで回復したいものです。


   2020年2月22日(土)Fight(闘病記)
    ドセで前立腺炎再発やん。

 昨日、5回目のドセしました。もちろん併せてゴナ注ゾメ点も。総合病院主治医せんせの見解に従って、せっかくPSA(ちょびっとやけど)下がってる感じやし、ドセ量減らさずこのままで予防的に抗生剤(ダイフェン)飲みながらいきましょか、ってことに。白血球はすぐには下がらないからダイフェンは水曜辺りから飲み始めましょう、っちゅう処方やったんですが、、、。
 どうも昨晩から尿道ちょっといゃ~な感じがしてきて、ご丁寧に早くも今朝は思いっきり泥吐いてましたです(泣)。 ドセ効果侮れません。あっという間に前立腺炎再発。こんなわけでとっとと今朝からダイフェン服用開始し、開業医主治医せんせとこ走ってメロペネム点滴してもらう羽目になりました(今日は土曜日なんで総合病院はお休み)。 夜になってやっと抗生剤が効いてきたのか、泥は減りました。とは言ってもおっさん用尿漏れパッド+ティッシュ巻き生活に逆戻り。なんとか再開したローラーもまたしばらくは乗られへんですね、残念。

P.S.:今回のドセ前PSAは、
       PSA=11.23
     前回が11.71なんで、下がったと言えば下がっては
     おりますが、、、?。まっ、そこそこ抑えられておれば
     いいわけで、その意味ではドセは効いとるっちゅうても
     よろしいんでしょうか。


   2020年2月24日(月)Diary(日記)
    改!、2020年の目標。

 治ったと思った前立腺炎がドセで速攻再発し、体は自分の思っているよりだいぶんとやられていることがよ~くわかりました。今年に入って早2か月が経とうとする今、年間目標の見直しが必要かと思われます。今後の体調回復見込薄のこの状態で日本一周なんて、来年またいでもそりゃ無理やわな。ローラーなんぞ乗ったん2日ですよ、えぇ、たったの2日!。怠けもんは無理な目標に無為な努力すんのん得意ではありません。さぁ、早速目標値下げたろやないですかぃ!!(若干情けないとの思いも無きにしも非ずですが)。

○ここに行こう!:
  泊まる~日光金谷ホテル、軽井沢万平ホテル、
      東京ステーションホテル。
  登る~福井県丸岡城、愛媛県伊予松山城。
  観る~函館、蔵王御釜。
     (前回の北海道、東北旅行で逃しましたもんで。)
  乗る~近鉄豪華列車で鳥羽へ。
     (豪華列車、1回乗ってみたいでなぁ、
      近鉄なら距離短くて安いし。)
○運動日率50%以上:
  ローラーまたは踏台昇降合計183日以上。
○大学同窓会出席(変更なし):11月・梅田、生身で出席する。
○家内安全(変更なし):横浜の息子、同居の娘も含めて。

更に志が低くなりましたが、何か?。


   2020年2月27日(木)Diary(日記)
    卒論、単位取りました。

 卒論、単位取りました。これで卒業に必要な単位はそろったんですが、大学の学生アカウントって何かと有用なんですよね、電子書籍いっぱい読めるとか、その辺の図書館にはない本を大学図書館で借りられるとか、学割使えるとか、アマゾンプライムスチューデントとか。
 で、3万円払ってあと一年学生することにしてます。大学からは何で今期に卒業申請してへんのん?、ってな電話がかかってきてましたが、もうちょっと勉強させてちょーだい、ってやんわり卒業拒否しました。2020年度はただで3万円分以上本読まないとあかんですね!。


   2020年2月29日(土)Fight(闘病記)
    2月の体調。

症状:
○全身倦怠感:あ~しんど。朝起きる時と、晩ご飯食べたあとが
       特にしんどい。
○腰痛脚痛:先月末に同じ。
○排尿障害:とりあえず落ち着いている。
○排便系:先月末に同じ。

【前立腺炎ひきずりまくり】前立腺炎がなかなか治りません(今現在はとりあえず小康状態ですが)。 開業医主治医せんせ曰く「ドセやってる間はしゃあないんちゃう?、対症療法の抗生剤でしのいでいきましょか」なんですと。総合病院主治医せんせは、MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)化を心配してました(培養結果はまだ MRSAではない)。


   2020年2月29日(土)Diary(日記)
    2月の成績。

・体重59.5kg
・自転車×0km
・ローラー台×2days(30min/day)
・リハビリ踏台昇降×14days(30min/day)
・リハビリウォーキング×1day(4km/day)
・楽しい飲み会×0day

【ほんま、身体不如意】なかなか体は思うようになりませんね。仕事行けなくなって病欠に入った時の衝撃の概略収入(何と少ない!!)も把握しました。そして今年の確定申告は比較的すんなりいったものの、昨年9月でアビラテロン(くっそ高価)が終了してドセ(そこそこ廉価)に変更となった影響で、還付額はふるさと納税併せてもいまいち期待外れでした、残念。でも、まぁ、いいこともあったりします。昨年の同窓会で卒業以来初めて会った高校同窓生が応援レターとお守り送ってくれたりとか。


   2020年2月29日(土)Books(本)
    2月に読んだ本。

 毎回出方の変わるドセの悪影響をなんとかいなしながら、結構読みましたね。想定外によかった本もありました。

(1)手紙/東野圭吾/文春文庫
 古本屋→自炊。これには「推理の手引き」は付いておりません。つまり、最後まで読めば犯人はわかるわけです、、、って思ったら、推理小説ではありませんでした。強盗殺人犯の兄を持った弟が置かれた厳しい社会的立場をめぐる小説でした。テーマは重いです。

(2)署長刑事 大阪中央署人情捜査録/姉小路祐/講談社文庫
 古本屋→自炊。このシリーズは2冊目。いろいろ突っ込みどころはあるものの、展開が比較的単純で極めて読みやすい。つまり、寝不足状態における拘束時間の消費に超有効ということですね。

(3)話のネタのタネ500/日本博学倶楽部
 Overdrive Library。まぁ、表題の通りの本。くだらんと思いつつも完読。この手の知識は興味持ったことを調べている途中に周辺事実としてふと入ってくるから面白いのであって、結果だけ集めても何の足しにもならない。もちろん読後はほぼ何も残ってません。

(4)第三の時効/横山秀夫/集英社文庫
 古本屋→自炊。警察もん連作推理短編集。短編であるがゆえ余計な修飾が少なく文章が締まっています。結構読み応えありました。

(5)存在の耐えられない軽さ/ミラン・クンデラ
    (訳:千野栄一)/集英社文庫
 プラハの春の時代のチェコ、スイスを舞台とした(たぶん)恋愛小説。男女の営みの底に眠るいつの時代も変わることない人間の本性に光を当てようと苦闘している。いいですね。なんとなく東欧的な雰囲気です、知らんけど、、、(著者はチェコ人)。 プラハの春の知識もある程度必要です。

(6・7)ロクヨン(上・下)/横山秀夫/文春文庫
 古本屋→自炊。これ、昔にローラー乗りながらDVDで見ました。ピエール瀧主演のTV版。全然内容覚えてないんです、、、で、古本屋で見かけたもんで買いました。警察もん推理小説です。そういえばこんな話やったような気もするような、、、。映画の結末は原作とは変えてあるらしいんですが、TV版の結末は原作通りやったんでしょうか?(もはやほとんど記憶にない!)。 面白かったです。

(8)ロウソクの科学/ファラデー(訳:竹内敬人)/岩波文庫
 160年ほど前にファラデーが若者向けに行った講演(内容的には主に化学)を原稿に起こしたもの。昨年のノーベル化学賞の吉野氏が科学者(化学者かも)を目指すきっかけになった本として話題になりましたね。僕、大学は化学やったんで、「こんなん全部知っとることばっかっすよ、160年前の化学知らんでは今時話にならんっすよ」って言ってみせたかったところやったんですが、、、??。奢んなよ!!(自省)。

(9)Nのために/湊かなえ/双葉文庫
 古本屋→自炊。数人の登場人物による独白形式の推理小説。独白者がそれぞれちょっとだけ自分の都合で嘘ついておって、それらを組み合わせると殺人事件の真相がわかる仕組みになっていると思われるんですが、ふ~む、なんか、いまいち、僕にはよくわかりませんでした。睡眠不足かなぁ?、結構長時間寝てますけど、、、。

(10)犯罪学リテラシー/岡本英生他/法律文化社
 丸善e-Bookライブラリ。犯罪学っていう学問分野を定義した場合、それはまだ学問としての出発点に至っていないくらい未熟なのかもしれない。いまのところ、統計学っちゅう別の分野からのアプローチが、犯罪を最も学問的に明らかにできているように思えます。知らんけど。

(11)予知夢/東野圭吾/文春文庫
 古本屋→自炊。連作短編推理小説ガリレオシリーズの第2作らしいです。なかなか面白いですが、読んでる途中で結構眠かったりもする。

(12)半落ち/横山秀夫/講談社文庫
 古本屋→自炊。警察もん推理小説。確か、映画になってましたよね。直木賞候補やったらしいんですが、核心部分に誤りがあるとの指摘(受刑者は骨髄移植のドナーになれないが、なれるとの前提で書かれている)によって受賞できなかったとか(指摘内容の真偽はグレー?、受刑者ドナーの実例はないみたい)。 しかし、作品自体は非常な好評を博したとのことで、実際なかなか面白かったんですが、落ちとしてはいまいちの半落ち?。

(13)思いやりの日本人/佐藤綾子/講談社現代新書
 Overdrive Library。パフォーマンス学のパイオニアがたどり着いた、本来根底にあるべき日本人の芯が思いやりにあったとの結論は、全然学者でない僕が経験的にたどり着いたところとも概ね一致。「思いやり」という言葉の妥当性は置くとして、自己の軸がない、考えない、という現代人の大問題が(若干言葉足らずながら)真摯に指摘されています。曰く、善悪を判断する自然的縦軸の規範、共同生活を成立させるための対人的横軸の規範、今や両軸が共に崩壊し、それについて誰も何も考えないんでその再生もできない、と。確かに、論理的には間違ってへんような気ぃもするけどけどそりゃちゃうやろあんた、ってなことをさも偉そに主張する奴って最近なんだか多いですよね。紙本買ぅて僕のライブラリに加えてもいいかも。ただ、宗教観に関する部分では僕は考えを異にしていますが。

(14)カミュ全集1/カミュ(訳:高畠正明他)/新潮社
 これ、大昔に大学の図書館に籠って読んで、鮮烈な感銘を受けたんです。いつかはもぅ一度読んで僕のライブラリに加えなあかんと思っておったものの、既に新品は手に入らずなもんで長きにわたり中古買うかどうか迷ぅておりましたんですが、最近になって結局中古買いました。「裏と表」、「結婚」に感銘の記憶が鮮烈でしたが、果たして35年後の僕に当時の若き心は残っていたのでしょうか?。冒頭のわけわからんやたらと長い学位論文をクリアするのに長時間を要し、読み返したい部分に入った時には既に脳が疲労し切っている状態だったのは、35年前と同様でしたね(笑)。 太陽・海・大地・建造物に逃れようもなく柔らかに抱擁されている絶望的安心感と、自己の深い孤独に根差した諦念とのアンビバレントな共存。カミュの代名詞となっている「不条理」で説明するには純粋すぎる原点の情感でしょうか。僕、総じていえば若かった昔に戻りたいと思うことはまずありませんが、これ再読すると今までの自分はこれでよかったのかと疑問に思ったりします。大げさに言えば、後悔先に立たず、後悔後を絶たず、ですかね?(実際は別に後悔などしてませんけど)。 息子、娘には今是非読んでほしい一冊。

(15)E・A・ポー シリーズ2/青空文庫
「病院横丁の殺人犯」「早すぎる埋葬」「黄金虫」「黒猫」「マリィ・ロジェエの怪事件」「モルグ街の殺人事件」他


   2020年3月1日(日)Fight(闘病記)
    またしても尿道から泥。

 5回目ドセから1週間を経過した2月28日(金)、総合病院に白血球増強剤(グラン)打ちに行ったんですが、その前日辺りに尿道の吐く泥は治まっておったんで、総合病院主治医せんせと相談しMRSA化しないよう28日晩より抗生剤(ダイフェン)中止しました。前回4回目ドセではグランの2日後に泥吐き始めましたんで今回もやや心配しておりましたところ、今朝からまたしても量はさほど多くないものの泥吐いてました(泣)。 で、ダイフェン服用再開(念のため処方してもらってました)。
 結局、ドセ直後から2週間程度は抗生剤の力借りないと前立腺炎抑えられない、っちゅうことなのやもしれません。いやゃわぁ。


   2020年3月10日(火)Diary(日記)
    57歳。

 昨日、57歳になりました。インナースキャン体重計の年齢設定を+1しました。
 一昨日は妻とささやかにケーキ食べました(実は一昨々日も食べましたが、何か?)。 昨日朝は息子からLINEが来てました。今朝起きたら、食卓の上に娘からのプレゼントが置いてありました。みんな、ありがとう!。


   2020年3月11日(水)Fight(闘病記)
    前立腺炎治らず、どないしょ?。

 抗生剤飲んでる間は症状治まってるんですが、飲むのんやめてしばらくするとまた尿道が泥を吐き始めるんです。1月9日に尿路感染前立腺炎と診断されてから、1月9~23日、2月5~19日、2月22日~3月4日、3月7日~は抗生剤飲んでます。3分の2くらいの期間は飲んでる勘定ですね。自己感覚では、ドセやってる間はたぶん治れへんのやろな、って気がしてて、抗生剤飲みすぎで耐性菌になってもうたら困るし、ちょうど抗生剤なくなったところやったんで、どないしたらええのんやろ?、って開業医主治医せんせんとこ昨日相談に行ってきました。
 僕の黄色ブドウ球菌には効く抗生剤が何種類かあるんで、その種類をローテーションしていけば耐性菌にならないとのことで、今回は別種の抗生剤処方してもらいました。他、白血球減少をより抑えるには今打ってるグランに代えてジーラスターがいいとの推薦なんですが(総合病院主治医せんせは反対意見)、保険の関係上抗がん剤やってるところでしか打てないんで、開業医主治医せんせのとこではだめらしい。ここで打てれば土曜にいけるんで今となってはもはや貴重な有休節約できるのに、、、、残念。ドセしんどいんやったら今の100mgから80mg辺りまでは減らしてもええんちゃう?(これも総合病院主治医せんせは反対意見)、ってな具体的数値アドバイスももらいました。ドセいつまで続けられるかは、結局体力勝負とのこと。先述の今年の目標と体調、PSA推移にらみながらどこで減量・中断するか決めていきます。総合病院主治医せんせが近々別病院に転出して、後釜に開業医主治医せんせの後輩のかなり頼れる元大学講師が来るから、そのタイミングで相談してみたらええんちゃう?、ってな裏情報もくれました。いわゆる医局の内部情報ってやつですかね?。
 ところで、僕、前立腺がんの治療についてはかなり勉強しましたんで、開業医主治医せんせ、結構難しい最先端のデータで僕にもの言うんです。今回も何を誤解しているのか、抗生剤について検査結果や薬名で聞いたことない単語がいっぱい出てきて難儀しました。で、ちょっと頭きたんで帰ってからちょびっと勉強しましたんですねぇ。そう、つまり、まぁ、ぶっちゃけ暇ですから。

 僕の場合は以下となっておりました。

培養同定検査結果
  細菌  Staphylococcus aureus (黄色ブドウ球菌) 3+
  抗生剤
    抗生物質・細胞壁合成阻害薬 (ペニシリン系):"R"
        AMPC:アモキシシリン水和物
        PIPC:ピペラシリン水和物
    抗生物質・細胞壁合成阻害薬・ベータラクタマーゼ阻害薬
                   (ペニシリン系):"S"
        SBTPC:スルタミシリントシル酸水和物
    抗生物質・細胞壁合成阻害薬 (セフェム系):"S"
        CEZ:セファゾリン
        CMZ:セフメタゾールナトリウム
        CTM:セフォチアム塩酸塩
        CTRX:セフトリアキソンナトリウム水和物
    抗生物質・タンパク質合成阻害薬 (マクロライド系):"R"
        AZM:アジスロマイシン
    抗生物質・タンパク質合成阻害薬
                (テトラサイクリン系):"S"
        MINO:ミノサイクリン塩酸塩
    抗生物質・タンパク質合成阻害薬
                (アミノグリコシド系):"S"
        AMK:アミカシン
    抗菌薬 (サルファ剤):"S"
        ST:スルファメトキサゾール・トリメトプリム
    抗菌薬・核酸合成阻害薬 (キノロン系):"S"
        OFLX:オフロキサシン
        LVFX:レボフロキサシン水和物
        STFX:シタフロキサシン水和物
    抗生物質・細胞壁合成阻害薬 (カルバペネム系):"S"
        MEPM:メロペネム水和物
  ※感受性 "S":Susceptible
       "I":Intermediate
       "R":Resistant

前立腺炎に係る投与履歴
  1/9, 10  点滴:CTRX
  1/9 ~ 23 経口:LVFX
  1/14, 15  点滴:AMK
  2/5 ~ 7  点滴:MEPM
  2/5 ~ 19 経口:ST
  2/12    点滴:MEPM
  2/22    点滴:MEPM
  2/22 ~3/4 経口:ST
  3/7 ~ 10 経口:ST
  3/10 ~  経口:MINO(とりあえず12日までかな)

感受性 "S" でうまく回されておりますが、そろそろ次の弾がなくなる??。


   2020年3月19日(木)Fight(闘病記)
    そろそろいけるか前立腺炎。

 一応、3月10日より尿道が泥吐くのんやめておりましたんで、3月13日から抗生剤飲むのんやめてます。
 ほんで、1週間後の今晩時点で泥吐いてません!!。おぉ、えぇやんえぇやん、うれしいやんかぇぇ。今週金曜が祝日なんで、6回目ドセは5週空いて来週金曜予定。ドセで再発しないことを願いつつそっから3週間までおとなしくしといて、ほんでも大丈夫やったらローラー再開しよう思ぅてます。つまり、1か月後の来る4月18日(土)からは運動は世界を旅しながらローラーっちゅうことですね。さて、思い通りにいきますでしょうか?。


   2020年3月26日(木)Diary(日記)
    あわいちギブアップ宣言。

 まぁ、去年末辺りから既に事実上の確定事項ではあったわけですが、本日、ついに「あわいち」ギブアップ宣言堕しました??、出しました。

 ふーむ、残念!。


   2020年3月28日(土)Fight(闘病記)
    ドセ6回目、尿道また泥を吐く。

 27日(金)、ドセ6回目打ってきました。ドセ前検査値は、
  PSA=11.20 で、5週ほぼ横ばい。総合病院主治医せんせの見解では、まっ、一応効いとる、との判断のようです。ドセは回追うごとにしんどさ増加してきておって、ちょっと休んでエンザルにトライしたいなぁ、ってのが本音なんですが、効いとるならドセ継続が王道ですよ、って言われてちょっとへこんでます。
 この総合病院主治医せんせ、3月いっぱいでダビンチ手術の腕磨くため他の病院に転出するんで僕の診察は今回が最後(僕の通う総合病院はダビンチやってない)。 正月の膀胱タンポナーデ緊急手術対応などの御礼を再度申し上げて、念のために抗生剤(ミノマイシン)処方してもらってのお別れとなりました。

 さて、泥吐きはというと昨日ドセまでは好調に推移してきておりましたが、明けて本日28日(日)、朝からやっぱりようさん吐いてました(泣)。 まぁ想定内なんで、ったくしゃぁないなぁ、って抗生剤(前回残りのミノサイクリン)飲みつつ開業医主治医せんせんとこ走って抗生剤点滴(メロペネム)。 こちらの主治医せんせは、ドセ継続王道説はその通りではあるが患者の体力負担考えるとエンザルもありとの見解で(ただ25%くらいの確率でしか効かない)、総合病院新主治医せんせによう言ぅといちゃるわ、って言ぅてくれてました。4月3日(金)が総合病院新主治医せんせ初見予定なんで、そん時もぅ一度相談してみます。まぁ、次回を6週空けてGW後に設定して、ドセもう少し継続かなぁ?。そうすればこのGW遊べるし、、、。泥状況鑑みるに、ローラー再開はちょっと遠のいた感じでしょうかねぇ。


   2020年3月31日(火)Fight(闘病記)
    3月の体調。

症状:
○全身倦怠感:あ~しんど、あ~しんど。
○腰痛脚痛:先月末に同じ。
○排尿障害:とりあえず落ち着いている。
      でも、夜間頻尿酷いです(1~2時間おきくらい)。
○排便系:先月末に同じ。

【ルーティン】 ドセ → 前立腺炎 → 抗生剤、がルーティンとなってます。今回はやや軽症で、明日から抗生剤 (ミノサイクリン、これ飲んでるとなんか余計にしんどいような、、、) やめてみます。


   2020年3月31日(火)Diary(日記)
    3月の成績。

・体重60.2kg
・自転車×0km
・ローラー台×1day(30min/day)
・踏台昇降×23days(30min/day)
・階段昇降×3days(75F/day)
・ウォーキング×1day(5km/day)
・楽しい飲み会×0day

【しんどいなぁ】 ドセは回を追うごとにしんどくなっていく。 やっぱドセ後に尿道が泥を吐くんで、ローラーはちょっと遠のいた感じ。 なお、世の中は新型コロナで楽しい飲み会は無理ですね。


   2020年3月31日(火)Books(本)
    3月に読んだ本。

 ほぉ、知らんうちにようさん読んでますね。

(1)ライ麦畑でつかまえて/J.D.サリンジャー
    (訳:野崎孝)/白水Uブックス
 1951年出版のアメリカの青春小説。たぶん初読。有名な割には、、、って感じですが、赤ずきんちゃん気を付けて(庄司薫)がその類似性を指摘されているとか。高校時代に赤ずきんちゃんを読んで、ふ~ん、って思った記憶がうっすらと残っています。

(2)少年非行/鮎川潤/左右社
 丸善e-Bookライブラリ。少年法の改正(主として2000年の)によって家裁調査官の役割が変貌し、法意が実質的に変遷してしまった、つまり、少年の矯正から懲罰へとその重心が移行してしまった危惧が述べられているんですが、論旨も資料の扱いもかなり不明確なんで、著者の主張が伝わってこなかったですね。

(3)緩和ケア教育テキスト/田村恵子/メディカ出版
 丸善e-Bookライブラリ。京都でがん患者のコミュニティを主宰する大学教授看護師の著による緩和ケア看護師養成のための教科書。もちろんこんな教科書によって看護師さんたちの質が上がるのは大歓迎ですが、僕が思うに相手方たる患者を教育するための教科書も必要。緩和ケアって、たぶん、結局は関係者との信頼関係に尽きるわけで、患者にも医療関係者と信頼関係を結ぶための態度・行動が求められているわけです。患者側も責任を負うと言うことですね。僕は今のところたぶん「いい患者路線」を行ってるんでしょうが、最後で踏み外さんように気ぃつけんとあかんでなぁ、って漠然と思ってます。麻薬の名称もいっぱい出てきてました。そう言えば、去年の今ごろは麻薬常用しとった記憶があります。ところで、ホスピスって、お値段むっちゃたっかいやん!!。保険効くっちゅうても、こりゃ、高すぎて使えまへんがな。

(4)芥川賞全集(九)/文芸春秋
 れくいえむ(郷静子)を再読したかったんで買いました。これ、つい最近僕のライブラリで文庫本見たような気もするんですが、今探しても何故かどこにもない。文庫本は既に新品入手不可なんで、しかたなくこの全集、っちゅうわけです。他、砧をうつ女(李恢成)、オキナワの少年(東峰夫)、誰かが触った(宮原昭夫)、いつか汽笛を鳴らして(畑山博)、ベティさんの庭(山本道子)、の計6編。どの作も主人公の暗い記憶をたどる内容の中編ですが、高校時代この手の小説をたくさん読んでいた僕のそのころの記憶はむしろ明るい。最近の受賞作と比べると、本書収録作(昭和46~47年)の内容に時代の変遷を感じます。れくいえむ、構成も悪いし内容的矛盾や疑問点も多い感じで、これ、プロ作家は絶対書けへんでなぁ、ってな、見方によっては酷い著作なんですが、それでもなお時を置いて再読したくなる勢いがあります。技巧的に上手な作品しか受賞できない最近の芥川賞にはない魅力作かと(知らんけど)。 ベティさんも再読。

(5~8)蒼穹の昴(一~四)/浅田次郎/講談社文庫
 古本屋→自炊。話題の本やったんでしょうか、本屋で平積みされていた記憶があります。清朝西太后時代のお話なんですが、なんか、中身とっても薄っぺらくね?。まぁ、読みやすい点は〇(まる)ですか。

(9)けものたちは故郷をめざす/安部公房/新潮文庫
 再読。終戦直後の満州が舞台のフィクションですが、これは救われない。極限において人もけものも区別がつかくなりつつある中でも、最後までやはり人は人であったところが救いと言えば救い。でも、人はけものよりも恐ろしいんです。カフカにも似たような世界があったような、、、。

(10)日光殺人事件/内田康夫/光文社文庫
 古本屋→自炊。わかりやすい。半分寝ながらもちゃんと筋も裏も追えます。同じパソコン上で同時に開けてあるグーグルマップで地名のお勉強ができるのも〇(まる)。 難点はすぐ読めてしまうところ。自炊もそれなりに時間を要するんで、できれば時間をかけて読みたいところなんですが、、、。

(11)白夜/ドストエフスキー(訳:小沼文彦)/角川文庫
 病欠に入った場合の衝撃の低収入を確認してのち、新品本買うのん控えてます。で、あっという間に読むのんなくなって我がライブラリ覗いてみると、誰が買ぅたか未読の名作も何故か少しある。19世紀ロシア文学はちょっと壁が高いような気がして、長編ではカラマーゾフ新訳くらいしか読んでませんわけですが、そこで、この白夜。超短い!。文庫本ですが異例の薄さ(本文たったの100ページ余り)なんですね。これなら途中で投げ出すこともまぁないでしょう。ドストエフスキーの入門としてちょうどよい、っちゅうわけですか。

(12)現代日本刑事法の基礎を問う/木庭顕/勁草書房
 丸善e-Bookライブラリ。ふーむ、法思想史の部類でしょうか、あるいはこんにゃく禅問答の部類でしょうか。笑うケースメソッドとかいう副題がついていますが、全然笑うところはありません。ここが笑いどころ、っちゅうて、主に最高裁判決理由がいくつか挙げられておるんですが、そりゃ、それらの判決理由も確かに褒められたもんではないとは思いますけど、著者が笑いどころとしている理由の方がこんにゃく的につかみどころのない抽象論の再帰性の罠に陥っておって笑えるのかも?。まっ、僕には全然理解できませんです。著者こばけん(こばあきらが正しい)→けんこば(ケンドーコバヤシ)→きむ兄(木村祐一)。 けんこばときむ兄ってそっくりやでなぁ(どっかで見たような文言、、、これも再帰性?)。

(13)ダイイング・アイ/東野圭吾/光文社文庫
 古本屋→自炊。若干オカルト気味の推理小説。こわっ!!。

(14)グレート・ギャツビー/フィッツジェラルド
    (訳:野崎孝)/新潮文庫
 これも誰が買ぅたか未読の名作の一。怪しげな大金持ちの純愛(偏愛?、変愛?)物語。名作と呼ぶにはどうかという気もしますが、極めてアメリカ的な小説かと。

(15)笑う警官/佐々木譲/ハルキ文庫
 古本屋→自炊。笑うケースメソッドではさっぱり笑えませんでしたが、この笑う警官では笑えるのでしょうか?。原題は「うたう警官」だったそうです。うたう、すなわち内部の都合悪い事情を外部に漏らす、っちゅう、まぁ、元々内容に沿っていた表題を何故か改題したみたいですね。というわけで(?)、これもさっぱり笑えなかったです。

(16)雁/森鴎外/新潮文庫
 これも誰が買ぅたか未読の名作の一。極めて日本的な小説かと。

(17)AI vs.教科書が読めない子どもたち/新井紀子
    /東洋経済新報社
 丸善e-Bookライブラリ。著者は東大合格を目指すAI(その名も「東ロボ君」)の開発を統括する数学者らしい。面白いです。AI万能との誤解をぶち壊してくれます。同時にAIにとって代わられるホワイトカラー大量失業の危機も実感させてくれます。とは言え、今のところAIより僕の方がおりこうさんのような感じですか?(この奢りが危ない?、現状でさえ失業すれすれなのに、、、)。 そしてAIは物事の意味を微塵も理解しないらしいんですが(従ってシンギュラリティなんて起こりえない!)、テスト結果によると今の中高生が文章の意味を理解できないレベルはAI並なんですと。AIは意味を理解できないという致命的欠点を、論理数式、統計数式、確率数式である程度カバーしますが、人間は意味の理解が先にないと後をカバーする術がない。中高生たちに、引いては人類に果たして未来はあるのか、疑いたくなりますね。

(18)蛍川・泥の川/宮本輝/新潮文庫
 これも誰が買ぅたか未読本の一。順に芥川賞、太宰治賞受賞作。戦後のまだ暗い時代を舞台とした私小説。結構好きです。

(19)動機/横山秀夫/文春文庫
 古本屋→自炊。短編推理小説集。警察もんの表題作はなかなかよかったですが、他はいまいちかな。

(20)E.A.ポーシリーズ3/青空文庫
「盗まれた手紙」「落穴と振子」「ウィリアム・ウィルスン」他
 ポーシリーズこれにて終了。

(21)ディケンズシリーズ1/青空文庫
「信号手」「クリスマス・キャロル」
 信号手は怪談。クリスマス・キャロルは有名ですが初読。昔、我が子と見ていたTVアニメに登場しておった超けちで大金持ちの守銭奴スクルージおじさん(確かあひるだったような)って、元々はこれの登場人物やったんですね。本作において、守銭奴スクルージおじさんは最後に改心してとってもいいおじさんに変身していました。


   2020年4月3日(金)Fight(闘病記)
    ドセインターバルを6週に延ばす。

 ドセ6回目後1週間、白血球増強のグラン注射してまいりました。総合病院新主治医せんせは今日が初見。まぁ、まじめな感じのせんせです。まだこの病院に慣れておらんようで、システム端末相手に若干もたついておりましたです(笑)。
 昨年末~今年初で9週間開いてPSA10.27→11.71と微増にとどまっておったこと、直近5週開きで横ばいであったっちゅうドセ実績を鑑み、加えてやっぱ体が結構しんどいっちゅうことも考慮して、次は6週開けることとしました。新主治医せんせも、まぁ、しんどいんならしゃぁないわなぁって感じなのか、6週開きには特に異議なしでした。実態は5週目にGWが入るんで4週目にドセするとGWは家で蟄居することとなるわけで、それを回避することが主たる理由とも言えますんですが、何か?。
 ほんで、5月8日(金)に7回目ドセ予約入れて診察終了したかと思いきや、ゴナ6週は開けすぎやけど、どーする?、って虚を突かれてしまい、あたふたしながらカレンダーをにらみつつ「開業医主治医せんせんとこでしてもらいます」ってな落ちといたしました。帰りに開業医主治医せんせとこ寄ってGW診療予定聞きますと、ラッキーにも5月2日(土、この日は元から在宅予定なんです)は開けておるとのこと、早速予約しました。というわけで、スケジュールは以下の通り。
    3月27日 ドセ&ゴナ&ゾメタ(総合病院)
     (1週)
    4月 3日 グラン(総合病院)
     (4週、4月30日~5月1日はお出かけ)
    5月 2日 ゴナ&ゾメタ(開業医)
     (1週、5月3日~6日は何しよーかなーぁ)
    5月 8日 ドセ(総合病院)
     (1週)
    5月15日 グラン(総合病院)
     (3週)
    6月5日 ドセ&ゴナ&ゾメタ(総合病院)
これでいけば、ドセは4~6週、ゴナは5週となり、治療もそれなりかと。まぁ実際は、6月5日にドセするか否かはPSA値や体調を見て決めることとなりますが。

 新主治医せんせに聞いてみましたところ、効いているならドセ継続が王道だがしんどいならエンザルにチェンジもあり、エンザル効かないならドセ回帰ですが、とのこと。概ね開業医主治医せんせと同意見のようです。今回は何かともたついておったもんで遠慮してしまいましたが、次はゲノムについても聞いてみようと思っております。??そう言ゃぁ今日の血液検査の結果、プリントアウトしてもらうのん忘れとるわ。もたついとったんはせんせだけと違ぅたようですな。

P.S.:3月30日から尿道は泥吐いてません。4月1日から
     抗生剤(ミノサイクリン)中止してますが、今日まで
     泥吐いてません!。いいね!!。


   2020年4月7日(火)Diary(日記)
    緊急事態宣言!(世間はね)。

 ついに出てしまいました、緊急事態宣言!。まっ、僕が出したのではありませんよ、首相が出しました。初。新型コロナウィルス拡散防止のため。1か月間。大阪府は対象です。
 やはりこの場合、社会的リテラシーが低いとみなされる類の行動は避けるべきでしょう、泣く泣くキャンセルしましたよ、GWの旅行予定、、、(あわいち行かんと旅行する予定やったっちゅうことですかぃ?。あわいちは体的且つ膀胱的に無理やけど旅行程度ならまぁ行けるかと思料したわけなんですが、何か?)。 でも医療崩壊起こったらほんま困るし、まぁ、やむをえませんかねぇ。


   2020年4月8日(水)Diary(日記)
    恐る恐るローラー再開。

 尿道が泥吐き終えて約10日、若干の心配を押して恐る恐るローラー再開してみました。前回3月6日に乗った時は、速攻翌日泥吐いて中止に追い込まれてましたわなぁぁぁ。さて、今回の結果は如何に?。


   2020年4月9日(木)Fight(闘病記)
    ローラー再開、尿道泥吐かず!。

 昨日ローラー再開しましたんですが、本日ついに尿道は泥吐きませんでした!!。やったぁ~~、よきかな、よきかな。


   2020年4月17日(金)Diary(日記)
    在宅勤務。

 確か2011年だったと思うのですが、まだ僕が肩書を持っておった時代、在宅勤務を検討せよと提言して、あほかっ!て思いっきり却下された記憶があります。コロナに押され、9年遅れて時代が僕にやっとついてきました。
 在宅となると成果物要求されるもんで、籍はあるけど仕事はない僕には実はちとやりにくいんですが、さすがにサラリーマン生活30年超のベテランともなりますとテキトーに何とかなるもんなんですよね。で、大した用もないのにいろいろ自宅から試してみたわけなんですが、各種ツール(通信、セキュリティ、ソフトなどなど)は近年驚くほど進歩しており、僕が初期検討していた2011年とは時代が違う感じです。んっ??、もしかして、僕が時代にやっと追いついた感じやったりして??(笑)。


   2020年4月21日(月)Fight(闘病記)
    うっ、泥が、、、。

 10日ほど機嫌よくローラー回しておったんですが、どうも一昨日辺りから若干尿道違和感が出てきて、念のため昨日はウォーキングに変更しました。
 で、腰痛。で、泥(少量ですが)。 で、悲しみをこらえつつミノサイクリン再開しましたのでした(泣)。 ほんで、本日夕方はほぼ泥吐いておりませんでしたので、抗生剤は明日までにする予定。


   2020年4月30日(木)Fight(闘病記)
    4月の体調。

症状:
○全身倦怠感:あ~しんど、あ~しんど、あ~しんど。
○腰痛脚痛:先月末に同じ。
○排尿障害:先月末に同じ。
○排便系:先月末に同じ。

【しんどいわぁ】なんやかんやでしんどいわぁ。今回はドセ6週開けてますが、この状態では5または4週に戻すのはきつそう。まっ、次の様子見て考えましょか。


   2020年4月30日(木)Diary(日記)
    4月の成績。

・体重61.2kg
・自転車×0km
・ローラー台×14days(30min/day)
・踏台昇降×12days(30min/day)
・ウォーキング×1day(5km/day)
・楽しい飲み会×0day

【室内運動がんばりました】今年のGWは如何ともし難いですねぇ、コロナで全国民外出徹底自粛。あわいちもギブアップしたし、、、。でもまぁ、これについてごちゃごちゃ言ぅとってもしゃぁないんで、室内運動は結構がんばりました。在宅時間が嫌でも長いんで、いろいろ考えていかんとね。うちの娘もコロナで勤め先の休みが急に増えてなにかと家にいてたりして、ローラーは2人分活躍中!。他方、外乗りチャリはもう無理やからリストから消すかなぁ(泣)。


   2020年4月30日(木)Books(本)
    4月に読んだ本。

 在宅(勤務)だと読書はいまいちはかどらない。何故??。

(1)犯罪心理学/越智啓太編/朝倉書店
 丸善e-Bookライブラリ。なんかだらだらと同じところを巡回しておって、何の結論もないままに出発点に戻ってしまっている感じ。率直に言って、得るところは何もない。途中からは斜め読み。時間の無駄でした。

(2)人間の土地/サン=テグジュペリ(訳:堀口大學)
    /新潮文庫
 息子に薦められて妻が買った本。初読。冒険郵便飛行士の目から見た人間の本質を自己の体験に乗せて綴った書。(奴隷制度・植民地政策などの差別意識の上に立ちながらも)人間愛を持ち続けること、(戦争・植民地の拡大などの暴力主義を容認しながらも)全てのものへの優しさを忘れないこと。生死をかけた特異な経験の質のなせる業なのでしょうか、許されない根底意識に立ちながらもそれを打ち消して人間の本質が確かに見抜かれていると思います。しかし、この立ち位置を忘れて表面だけ読んでしまうと、なんかの勘違いで1998年に本書解説を書いたどっかの有名人の如く、永久に理解できずに終わってしまうのでしょう。ところで、実生活上の本書の著者は結構困ったおっちゃんやったようですが、なかなか魅力的な人物だったらしい。「行けへん理由はなんぼでもあんのんじゃい。ほんでも、わしゃ行く言ぅたら行くねん!。ごたごた抜かすな!。」とか言ぅて従軍飛行士に志願したエピソード(嘘言ってたらすみません)が曖昧な記憶上に残ってます。このエピソード、事が戦争なんで基本的に賛意を表することは僕にはできませんが、ネガティブエフェクトに左右されることなく自己の矜持に重心を置く姿勢は見習いたいですね(その矜持が非社会的でないことが前提ですが)。

(3)レベル7/宮部みゆき/新潮文庫
 古本屋→自炊。医学的には若干無理がありそうな、比較的明るい復讐劇推理小説。長いんです。800ページ近くもあります。全体が長い分、解説的語り場面も結構長いのが難点ではありますが、それをさほど感じさせない軽快な読み心地でした。

(4)燃えつきた地図/安部公房/新潮文庫
 これは初読のような気がする。主人公がいろいろとおかしな自問をしながら出口のない迷路に迷い込んでいく話。いろんなところが微妙にずれて構成された舞台が、読者に何とも言えないこれもまた微妙な違和感を感じさせ続ける。その違和感は経時的に拡張され続け、結末ではどうしようもなく後戻りできない状態に陥っているのです。

(5)まるかじり礼儀作法/丹波元/PHP
 Overdrive Library。親しき中にも礼儀あり!!、って、妻が僕に向かってよく言ぅとるような気もします(さんざん言ぅてます!、by 妻)。 僕、礼儀に関して特に人に劣ると思ぅてはおらんのんですが(慇懃無礼、端から無礼も含め妻の意見は異なる)、まぁ、一応、念のためこんな本もかじってみようかと。大体においてこの出版社の本、題名はキャッチ―やけど中身は何なの?、ってな類が多いわけで、本書もその例にもれずでした。能書きええからとっとと要点言えや、っちゅう、よくいるタイプの奴ですかね。どうも、書いてある内容を鵜呑みにするのんにも問題がありそうかと。でも、知っておいて損はないようなことも後半部にちょっとは書いてありましたよ。

(6)長い長い殺人/宮部みゆき/光文社文庫
 古本屋→自炊。保険金殺人を関係者数人の“財布”がそれぞれの立場から語る、っちゅう趣向の推理小説。趣向は面白いけど、ふつ~の方がいいような気もするなぁ。内容はよかったですよ。

(7)古都/川端康成/新潮文庫
 山口百恵のポスターが思い浮かびます(年代わかりますね)。 睡眠薬を多用しながら連載した新聞小説とのこと。著者自身のあとがきによると、執筆時は意識朦朧としておっったがゆえつじつまの合わない部分が多くあり、単行本化するにあたりそれらと京ことばの修正を行ったとのこと。確かに川端小説としての出来はよくないような気がますが、さすがに文豪の作と思わせるところもある。京都に思い入れがあればまた感じ方も違うかも。時代・土地の風情を映すという意味では、谷崎細雪の方がよかったかな。

(8)ウイルスの意味論/山内一也/みすず書房
 丸善e-Bookライブラリ。新型コロナウィルスで持ちきりの今ですから極めてタイムリーかと。著者は東大農学博士のウィルス研究者らしいです。「生命の定義を超えた存在」との副題がついてます。ウィルス研究史みたいな感じなんですが、学術的内容と歴史的内容の区別が曖昧で、かつ、結構だらだら記述してあるんで要点がわかりにくい。とは言え、学術的内容をうまく拾いながら読めばなかなか面白い。いゃぁ~、なんとヒトゲノムの43%程度がレトロウィルス(ゲノムに組み込まれて普段は休眠しているウイルスのDNA配列とのことみたいなんですが、、、??)関連なんやて。対して、自己の生命維持のためのタンパク質合成に係る部分(いわゆる遺伝子かな?)がわずか1.5%程度とのことなので、まさにウィルス恐るべしですね。放射線や紫外線でウィルスのDNA(orRNA)を傷つけて一時的に殺しても、やつら、死人(?)同士で寄り集まって互いに正常部分だけをつなぎ合わせてゾンビのように再生するんですと。なんとウィルス恐るべしです。直接の関係はありませんが「免疫の意味論」っちゅう名著があります(昔読みました)。

(9)芥川賞全集(十)/文芸春秋
 祭りの場(林京子)を再読したかったんで買いました。文庫本は既に新品入手不可なんで、しかたなくこの全集、っちゅうわけです。他、鶸(三木卓)、月山(森敦)、草のつるぎ(野呂邦暢)、土の器(阪田寛夫)、あの夕陽(日野啓三)、岬(中上健次)、志賀島(岡松和夫)、の計8編。祭りの場は長崎の原爆を語る静かな記録文学。ノーモァ・ナガサキ。志賀島が思いのほかよかったです。収録の8編とも全般的にはとんがってない印象で、新人賞としてどうなの?ってな気がしますが、この辺りから文章技巧的に整った作品が受賞するようになってきたのかなぁ、知らんけど。月山も再読。岬は再読のつもりやったんですが、実は初読みたいです。

(10)ヒロシマ・ノート/大江健三郎/岩波新書
 丸善e-Bookライブラリ。原水協が政党色に染まって内部分裂していく経緯を知らないと、導入部分はうまく理解できません。ABCCがどういう組織かも知っていないと意味がいまいち通りません。しかし、徐々にヒロシマを体現する人々の人間的本能(動物的本能でないという意味で、、、語彙として不適切かも)の行動に視点が移るに従って、団体に左右される表面とは違うヒロシマの本質があることが浮き彫りになってきます。他方、僕ら程度の頭から見ると、この著者、ごちゃごちゃ深く考えすぎなんちゃうのん?、って思ってしまうところもありますよね(だからこそノーベル賞なわけですが、、、)。 ノーモァ・ヒロシマ。

(11)大嫌いなやつがいる君のためのリベンジマニュアル
    /豊島ミホ/岩波ジュニア新書
 丸善e-Bookライブラリ。ふぅ~む、これ、やっぱちょっとちゃうでなぁぁ。まぁ、ジュニア新書ですから、、、。

(12・13)クロスファイア(上・下)/宮部みゆき
    /光文社文庫
 古本屋→自炊。超強力火炎放射能力のある女性のお話。まぁ、ここまで突飛な設定だと純粋に楽しんで安心して読めますね。何が起こっても突っ込み以前の問題なんで、全然大丈夫ですから。蛇足ですが、前作があるらしいですよ。

(14)坂の上の雲(一)/司馬遼太郎/文春文庫
 昨年のGW四国カルストチャリの裏で妻が坂の上の雲ミュージアムに行っておりましたが、その関係で妻が全8巻そろいで買ったもの。ある意味予想通りではありますが早々に放棄されておりましたところ、ここに至って僕の読む本が乏しくなってきたもんで回してもらいました。感想は全巻終了後に。

(0)ディケンズシリーズ2/青空文庫
「二都物語」
 子供のころ実家にあった誰も読んでるのん見たことない世界名作全集に入ってました。しかし、この青空版、よく見ると上巻だけやないですかぃ!。つまり、中巻・下巻は青空にはないっちゅうわけで、ただで全巻は読まれへんのんです。幸い読み出す前に気づいたもんで、読み始めることなくこのままディケンズシリーズは終了とさせていただきます。

(bonus)The Little Prince/Antoine de Saint-Exupery/
 Overdrive Library。超久しぶりのボーナス。この先使うことないかもなぁ、とも思いますが、なんとなくちょっと英語にも親しんでおいた方がええような気がして借りてみました。仏語の英訳なんでしょうが、わし、こんなに英語でけへんかったっけ??。念のためうちのライブラリにあった日本語版も再読しましたよ(これで辞書引く回数が結構減りますもんで、、、)。 英語で読んでてもちょっと泣いちゃいそうになりましたね(涙腺緩むお年頃かしらん?)。

(bonus 2)感染列島
 映画です。アマゾンプライムビデオで観ました(僕はスチューデントです)。 コロナ医療崩壊が懸念される今、駄作との評判高い(?)これ、ただで観られましたもんで。言われてるほど駄作ではないですね。突っ込みどころが多々あるのは間違いありませんが、まぁ、その数その質においてふつ~の映画とそれほど差はないかと。因みにこれがためHDMIケーブル買いましたよ。


   2020年5月1日(金)Fight(闘病記)
    もういややっ、泥。

 今朝から急に尿道がなんかおかしい、、、。で、泥。もういややぁぁ、、、なんですが、しゃぁないんで今朝からミノマイシン(泣)。

 念のため、前立腺炎に係る抗生剤投薬状況もぅ一度まとめときます。
  1/9, 10  点滴:CTRX セフトリアキソンナトリウム
  1/9 ~ 23 経口:LVFX レボフロキサシン
  1/14, 15  点滴:AMK アミカシン硫酸塩
  2/5 ~ 7  点滴:MEPM メロペネム
  2/5 ~ 19 経口:ST ダイフェン
  2/12    点滴:MEPM メロペネム
  2/22    点滴:MEPM メロペネム
  2/22 ~3/4 経口:ST ダイフェン
  3/7 ~ 10 経口:ST ダイフェン
  3/10 ~12 経口:MINO ミノサイクリン塩酸塩
  3/28 ~31 経口:MINO ミノサイクリン塩酸塩
  4/21 ~22 経口:MINO ミノサイクリン塩酸塩
  5/1 ~    経口:MINO ミノサイクリン塩酸塩、5月3日
           までかなぁ。


   2020年5月8日(金)Fight(闘病記)
    ドセ7。

 4月29日からなんやらえらくしんどい日々が続いております。頭痛&全身倦怠感。まぁ、結局コロナのせいで外出しての活動は自粛なもんで、ええっちゃええんですが、、、。
 で、しんどいのんを引きずりつつ今日は総合病院でドセ7回目。ドセ前検査値は、
  PSA=14.20!!
こりゃあかんやないですかぃ!。GWお遊び計画のため6週開けましたが結構上がってしまいましたです。(実は5週目の5月2日にも測っておって、そん時は13.024。この時点で既に上がってってますが、何か?。ちなみにお遊び計画はコロナでぽしゃりました。) しんどいからもういやや!、ってのんが本音なんですが、ここはちょっと踏ん張って次は4週でいく覚悟を決めようかなぁぁ、、、どうしようかなぁぁ、、、(煮え切らないやつ、自嘲)。
 今回は臨時で初めての先生やったんですが、4週でPSA上がるようやったら画像撮ってネクストライン(エンザルかカバジ、カバジは嫌!!)、横ばい以下ならドセ継続かなぁ、ってな意見でした。まぁ、エンザルにチェンジっちゅう可能性が高そうですが、アビラテロン後のエンザルは25%程度しか効けへんみたいやし、効けへんかったらもうカバジしかないんで、結構切羽詰まってきた感じですね。まっ、しゃぁないか。

P.S.:泥状況。5月1日朝に吐き始めた泥は一応翌2日朝は
     止まり、泥とは直接関係ありませんがゴナ注ゾメ点で
     開業医主治医せんせとこへ。尿に白血球結構出て
     まっせ、ってなことで、今度はシタフロキサシン水和物
     (STFX)を処方してもらいました。ほんで、引き続き
     念のため5月4日朝まで抗生剤(ミノサイクリン)を
     飲む。その後も尿道違和感残ってたものの泥は吐かず、
     本日5月8日は違和感もかなり軽減してました。
     でもねぇ、なんせ、今日はドセでしたから明日以降は
     どうなるやら、、、。開業医せんせの意見では、
     チャリと泥とはそんなに関係あれへんでぇ、なんです
     と。様子見てローラー再開しますか。

P.S.:前記のように5月2日に開業医主治医せんせとこ行き
     ました。GW中の開業にもかかわらず、せんせ、
     なんやらご機嫌で、「わし、明後日4日は休日診療
     当直やねん。調子悪なったら遠慮なく来てね」とか言ぅ
     とってんけど、そりゃ、あんた、普通行けへんやろ。


   2020年5月13日(水)Fight(闘病記)
    ドセってこんなしんどかったか?、ほんで泥。

 5月8日(金)ドセ、翌土曜は無難に過ごしたものの、日曜夕方から、んっ??、なんやしんどいぞ、ってなってきて、月火はほぼ寝て過ごしました。頭痛、そして体がやたらに重たいのんですわ。超だる!!。起き上がるのんが結構困難なんです。火曜はたまらず開業医主治医せんせんとこ救いを求めに行ったんですが、原因はドセやから効果的処置はないんよねぇ、って生食点滴して、漢方(葛根湯)処方してもらいました(どちらも気休め)。 OS-1ようさん飲んだらちょっとましやもしれんで、ってアドバイスくれました。蛇足ですがこのせんせ、野球小僧やったらしいんで、たぶん昔練習中に熱中症になってOS-1に救われた経験があるに違いないと推察してます。前もOS-1やたら勧めてくれとったし、、、(わしとこの自販機で買えとか言ぅてましたが)。
 で、昨日火曜よりOS-1で葛根湯流し込んだりしておりまして、本日は5割方復活しました。あぁ~ぁ、よかった(今日は在宅勤務やし)。 でも、ドセでこんなんやったらカバジはやばいでなぁぁ。まぁ、言ぅてもしゃぁないねんけど。

 ほんで、もう、いちいち書くのんも面倒になって参りましたが、本日よりまたしても泥。ったく、もう。予定では本日明日はミノマイシン、明後日はシタフロキサシン(泣)。


   2020年5月13日(水)Diary(日記)
    んっ?、踏台20分でやめかい!。

 ドセ副作用で2日寝て暮らしてのちの本日、在宅やしリハビリ運動でもするか、ってアマゾンプライムビデオセットして踏台昇降。
 んっ?、なんやらえらいしんどいぞ。はぁああ!?、ほんでたったの20分でやめかい!!、情けなすぎやろ。(20分で泣きが入ってしまいました、ほんまに泣)。 しゃぁないんで、結構な休憩ののちもぅ一度20分踏みましたよ。


   2020年5月15日(金)Diary(日記)
    目標追加、仮想旅!。

 特別定額給付金のお知らせ、来ました。今月初旬、同じような封筒が配達されてきて、「えらく早ぇな、ラッキー」って煩悩が思わず励起したんですが、開けてみたら固定資産税払えのお知らせやった、っちゅう出来事がありました(恥ずかし)。

 それは置いといて、目標1つ追加します。

   『家族でワンチーム・バーチャル日本一周!』

詳細は vTrip のページを見てね。


   2020年5月16日(土)vTrip(仮想旅)
    バーチャル日本一周、しゅっぱぁぁ~つ!。

 日本一周とか大上段に構えた目標ぶち上げてあっという間に撤回しました、っちゅうこっぱずかしい事件はまだ記憶に新しいですなぁ。しかしなお、今ここでその恥の上塗りに出ようかと思っておりますんですが、何か?。

 一昨日、在宅勤務でだらだらとテレビ見ておったところ、旅ルポライターのおっちゃんがグーグルストリートビューとエアロバイク連携させてバーチャル日本縦断始めたっちゅうニュースやっとったんですわ。ちょっと調べてみたんですが、そこまでやるのんは素人では難しそう。でも、なんやおもろそうやんかぇぇ、っちゅうことで、僕たちも始めます、

   『家族でワンチーム・バーチャル日本一周!』

チーム脱退は結婚の場合のみ認めるが、その場合逆に結婚相手をチームに入れることも可とする、っちゅうことと勝手に決めました(ただし、妻は脱退対象外)。

 さて、方法ですが、まず、次の目標地点と予定ルートを決めます。そして、毎日
①息子・娘・妻・僕の4人が1日の歩数をカウントして距離換算
②娘・僕がローラー乗るときは距離を測定
→合算して予定ルート上に進行度として記録
ほんで、目的地にたどり着いたら名所をストリートビューしましょ、ってな感じかなぁ。

 なんとな~く、楽しそうとちゃう?。妻は独自で旅日記書くっちゅうてます。先ずは京都に向かおう。今日出発して、週一目安でアップする感じでいこうかな。まっ、どんなんなるもんやら、詳細は出発後に考えましょか。

P.S.:息子は横浜で一人暮らしなんでええとして、妻は
     なんでローラーメンバーに入ってへんのんって疑問
     湧きませんか?。もしかして、コロナ禍で顔合わ
     せてる時間が増えて仲悪になって別居?。
     いいえ、ローラーには僕のチャリ(ロードレーサー)
     がセットされておりますが、チャリって適正な
     フレームサイズってもんがあんのんですわ。
     身長175cmの僕のチャリでは、サドル一番低く
     しても妻の足ではペダルに届かんのんですねぇ(笑、
     ちなみに妻の身長は平均程度ですが、娘は結構大きい
     んです)。 さらに言えば、娘が乗るときのサドル
     位置は僕と同じです。僕の方がそれなりに身長高いん
     ですけど、、、なんで?。


   2020年5月18日(月)vTrip(仮想旅)
    目的地:『(大阪→)京都』

 妻の参加が遅れていたり息子からの連絡が間に合わなかったりで、データ上若干の歯抜けはありますものの、『家族でワンチーム・バーチャル日本一周!』、無事にスタート切りました。というわけで、最初の目的地京都に到着。早速、観光と参りましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・京都タワーの銭湯。なんか微笑ましいのんがええんです。
   京都人はこんなとこは行かんらしいです。
 ・マールブランシュのモンブラン。
   甘さ控えてへんのんがええんです。
 ・佰食屋のステーキ丼。手頃でおいしいのんがええんです。

これから行きたい!気になるスポット:
 ・大覚寺。庭の絶景大沢池を望みながら写経ができます。
 ・中村藤吉の抹茶パフェ。
 ・町屋ステイ。写真は人気の西陣伊佐町の町屋。
 ・和装で町めぐり。去年の夏は行き損ねたからなぁ。
   いろいろなところに既に行ってはおるんですが、
   京都にはまだなんぼでも行きたいとこがありますし。

次の目的地:『びわ湖バレイ』


   2020年5月21日(木)vTrip(仮想旅)
    目的地:『(京都→)びわ湖バレイ』

 びわ湖バレイロープウェイ乗り場に到着。早速、乗車して蓬莱山上のびわ湖テラスまで登りましょう。乗車賃がやたらとたっかいのんが難点ですが。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・びわ湖テラス。
   天気がよければびわ湖を見下ろす眺めがまさに絶景!。
   一見の価値あり(ただし、ロープウェイはお値段高い)。
 ・近江八幡(対岸ですが)。 御菓子で有名な歴史の町。
   徒歩散策がおすすめ。
 ・びわいち。いわゆるびわ湖一周チャリですね。
   僕は過去2回しました。
   180kmを1日で走り切りました!!、
   っちゅう達成感がええのんです。

次の目的地:『福井県坂井市・丸岡城』


   2020年5月24日(日)Fight(闘病記)
    不調、ほんで泥。

 どうも不調。4月末からの不調(寝込むくらいの感じ)、ローラー、泥、抗生剤を以下にまとめときます。

  4/26(SUN) ローラー
  4/27(MON) ローラー
  4/28(TUE) 不調
  4/29(WED) 不調
  4/30(THU) ローラー
  5/1 (FRI) 泥、ミノマイシン
  5/2 (SAT) ミノマイシン
  5/8 (FRI) ドセ
  5/11(MON) 不調
  5/12(TUE) 不調
  5/17(SUN) ローラー
  5/18(MON) ローラー
  5/19(TUE) 不調
  5/20(WED) ローラー
  5/21(THU) ローラー
  5/23(SAT) ローラー、泥、シタフロキサシン
  5/24(SUN) シタフロキサシン

 泥とローラーは関係ありやなしや?。 開業医主治医せんせは、さほど関係ない、っちゅうてますけど、、、。


   2020年5月27日(水)vTrip(仮想旅)
    目的地:『福井県坂井市・丸岡城』

 丸岡城に到着。早速、付近の観光と参りましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・永平寺。禅寺の大本山。 僕は好きです。

これから行きたい!気になるスポット:
 ・丸岡城。残存江戸時代天守12城の一。
   12城制覇まであと2城(含む丸岡城、
   まだ実際は行ってないんで、、、)。
 ・サラダパン(長浜市)。 有名なたくあんパン。
 ・恐竜博物館(勝山市)。 面白そうです。

次の目的地:『金沢』


   2020年5月30日(土)vTrip(仮想旅)
    目的地:『(丸岡城→)金沢』

 金沢に到着。 早速、町の散策に出かけましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・ステーキの六角堂。こりゃぁ、ほんま、うんまいです!
   たっかいんです。僕たちは一番安いコースを食べ
   ましたが、何か?。
 ・金沢駅。駅自体が名所。
 ・長町武家屋敷通り。おすすめの散策路。
 ・兼六園。日本三名園の一。やっぱ、ここは外し難いかな。
   そう言えば偕楽園(水戸)はまだ行ったことないなぁ。
 ・すみよしや旅館に宿泊。伊能忠敬も泊まった老舗旅館。
   とってもいい感じでした。

これから行きたい!気になるスポット:
 ・僕の親父・弟・弟の長男と3代続いて金沢で物理学んでました
   (同じ大学同じ学部)。 親父と弟の世代は金沢城郭中に
   学び舎があったらしいです。おしゃれですね。
   そんなこともあってか(実際は全然関係ない)金沢は
   3回ほど訪れていろいろ散策しておりますところ、
   毎回情緒あるいい町やと感じます。また行きたいです。
   妻は「六角堂!」とかのたまっておりますが、、、。

次の目的地:『氷見回って高山へ』


   2020年5月31日(日)Fight(闘病記)
    5月の体調。

症状:
○全身倦怠感:あ~しんど、あ~しんど、
       あ~しんど、あ~しんど。
○腰痛脚痛:先月末に同じ。
○排尿障害:先月末に同じ。
○排便系:先月末に同じ。

【しんどいわぁ】あ~しんど4連発。ほんま、ちょっと外出るとえらくしんどぅて、帰宅後しばし横臥して回復を待つ感じになってきてしまいました(泣)。 室内運動は何とか続けておるんですが、だんだん洒落ならん状態に近づきつつある??。まっ、ぼちぼちいかなしゃぁないっすね。


   2020年5月31日(日)Diary(日記)
    5月の成績。

・体重60.7kg
・ローラー台×9days(30min/day)
・踏台昇降×16days(30min/day)
・ウォーキング×1day(5km/day)
・楽しい飲み会×0day

【チャリがリストから消える】外乗りチャリはもう無理やからリストから消しました(泣)。 代わりと言っては何ですが、ローラー乗るときチャリウェア着ることとしました。尻パッドがある分、前立腺によさそうなんで。


   2020年5月31日(日)Books(本)
    5月に読んだ本。

 家にいる日が多かったんですが、、、。

(1)武士道/新渡戸稲造(訳:矢内原忠雄)/岩波文庫
 丸善e-Bookライブラリ。そう言やぁ、これ、原著は英語でした。昔にadapted(日本語で言う翻案ですかね)をOverdrive Libraryで部分的に読んでますね。キリスト教徒が想定相手なんで、日本人に理解しやすい記述とは言い難いと思います。日本人相手に書くならもっと違ったアプローチにすべきかと。ほんでも日本を語る世界的名著なんです。

(2)真相/横山秀夫/双葉文庫
 古本屋→自炊。推理(じゃないかも?)短編集。読みやすいですが、後味は必ずしもよくはない。

(3)五輪書/宮本武蔵/岩波文庫
 丸善e-Bookライブラリ。ご存知無敗の剣客の手による武芸指南書。前記武士道との対比の意味も込めて読んでみました。書いてあることは武士道より明解ですが、ここぞというところは“口伝!”。

(4~10)坂の上の雲(二~八)/司馬遼太郎/文春文庫
 本著表題を冠するミュージアムがあるくらいですから、司馬遼の中でもメジャーな著作と思われます。よく調べて書いてあるし、面白くて読みやすく歴史の勉強にもなる。でも、やっぱ、なんっちゅうか、司馬遼的ステレオタイプ解釈が過ぎると言うか、なんかそんな感じ。まっ、たまには司馬遼もよろしいんではないでしょうか。

(11)善悪の彼岸/ニーチェ(訳:木場深定)/岩波文庫
 丸善e-Bookライブラリ。著者発狂直前に成った「この人を見よ」に列挙されている著作を並べてみると、「悲劇の誕生」「反時代的考察」「人間的な、あまりにも人間的な」「曙光」「悦ばしき知識」「ツァラトゥストラかく語りき」「善悪の彼岸」 「道徳の系譜」「偶像の黄昏」「ワーグナーの場合」。 僕のライブラリを眺めてみると、表紙ぼろぼろの「ツァラトゥストラ」は神棚的位置(つまりもう読む気はないのか?)に鎮座、そしてそれ以外のニーチェは「この人」しか見当たりませんなぁ。上列記は「悦ばしき」と「ワーグナー」以外は読んだつもりになってますが、ほんまかよ?、ってな自己疑問(欺瞞?)があり、たまたまただで読めるのん発見したんで、これっちゅうわけ。まっ、予想通りっちゃぁ予想通りですが、書いてある意味さっぱりわかりませんです。「この人」で予習してから読めばちょっとは理解できましたんでしょうかねぇ。既成概念一回全否定してもぅ一度考え直せや、っちゅう主張は、前作「ツァラトゥストラ」の方が(若干)わかりやすいかも?。もはや初読か再読かさえ判別不能です。

(12)警視庁から来た男/佐々木譲/ハルキ文庫
 古本屋→自炊。笑う警官に続く北海道警シリーズの第2作。作りは雑。まぁ、推理小説ですから。

(13)銀の匙/中勘助/角川文庫
 初めて読みましたが、いいですね。漱石絶賛らしいです。子供の情景を丁寧に映し取った自伝的創作です。時代変われど子供の心情の機微は変わらないことに改めて納得。単なるなつかしさに終わらない純真さを思い出させてくれる名作。

(14)賤ヶ岳七本槍/徳永真一郎/PHP電子
 Overdrive Library。読み始めはえらくつまらんなと思ったんですが、読み進めばそうでもなかったです。蛇足的日本史の勉強としてはなかなか面白いかも。


   2020年6月2日(火)Fight(闘病記)
    アパルタミド、mCRPCへの適用承認。

 厚労省、アパルタミドのmCRPCへの適用承認(昨日)。
 mやからだめ!っちゅうて拒否られたんが去年7月。ふっふっふ、こやつ、やっと僕に追いついてきよったな。選択肢が一つ増えました!。


   2020年6月5日(金)Fight(闘病記)
    ドセ8。

 引続きしんどいのんを引きずりつつ今日は総合病院。検査値は、
  PSA=14.30
まぁ、横ばいですね。つまり、ドセはそれなりに効いておると。で、そのまま8回目のドセ。
 アパルタミドかなぁ、とか思ぅたりして若干憂慮してましたが、とりあえずはドセ継続できてハッピーか。しんどいから5週でどお?、って聞いてみましたが、それはよろしくないですよ、っちゅうことで、ドセは基本4週で進めることとなってしまいました(あぁ~しんど、泣)。

参)せんせに確認したら、アパルタミド、すぐ使えるみたいです。


   2020年6月7日(日)vTrip(仮想旅)
    目的地:『(金沢→氷見→白川郷→)高山』

 高山に到着。早速、観光と参りましょう。今回は行程途中のいち推しスポットもあります。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・氷見きときと亭三喜。海鮮、どれも上質の脂が乗っていて
   とろみたいにうんまい!。若干たっかいかな。
   僕たちは比較的安いのんを食べましたが、何か?。
 ・白川郷。合掌造りの宿に泊まりました。囲炉裏で焼いた    岩魚がうんまい。ここの合掌造りの家って、外部は文化財    なんで勝手に変えられないけど、内部は自費で勝手に宿泊    施設用に変えてもいいんですと。
 ・高山の町。町並みを眺めつつの散策がおすすめ。
   高山ラーメン食しました。

これから行きたい!気になるスポット:
 ・千里浜(石川県羽咋市)。砂浜を自家用車で走れるらしい    です。妻曰く「興味なし」。
 ・高山祭。からくり人形とか、一回見てみたいなぁ。
   妻曰く「興味なし」。

次の目的地:『松本』


   2020年6月9日(火)Fight(闘病記)
    ドセってこんなしんどいねんでぇ。

 昨日は在宅をええことに終日寝て暮らしました。いやぁぁ~~、もう、ほんま、かないまへんです。おぃっ、あんたらなぁ、ドセってこんなしんどいねんでぇ(誰に向かって言ぅとんねん??)。 前回もドセ後3日目から2日間、頭痛と全身倦怠感で寝て暮らしましたが、今回も状況酷似ですね。ついに長期病欠を真剣に検討すべき時期がやって参りましたのでしょうか?。
 ほんでもなぁ、病欠やと暇やし金入らんし面倒やし、、、と思ぅてたら、今朝は予想に反して動けそうやったんで、出社して座っていてみました。ふぅ~~む、せやなぁ、もうちょっと頑張って銭稼ぐかなぁぁっと。


   2020年6月12日(金)vTrip(仮想旅)
    目的地:『(高山→)松本』

 松本に到着。早速、観光と参りましょう。北アルプスの南端の山越え道で来たんで、ほんま、途中にいいとこいっぱいなんですよねぇ。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・上高地。今や自家用車通行禁止ですが、絶対行くべきです
   (バスでね)。 何回行っても毎回驚愕の自然美が目の前に    拡がります。もう一度行きたいなぁ。
 ・上高地帝国ホテル。アフタヌーンティーしました。
   次は泊まるかランチかな?、って意味では、
   「これから行きたい!気になるスポット」でもあります。
 ・安房峠。今やトンネルですが、僕の学生時代は難所の峠道    でした。大型車離合困難なのに上からも下からも大型車が
   来るんですよ。単車時代の思い出の道。
 ・国宝松本城。旧天守12城の一。見下ろせばすてきな城下町。
   松本の町の散策もおすすめ。ただし、夏はあっついです。
   奥座敷の浅間温泉に泊まり、美ヶ原で涼みました。
 ・味楽園(松本市)。 高級焼肉店なんですよ。でも、
   リーズナブルなメニューもちゃんと用意されておって、
   僕たちはこっち。うんまっ!。

これから行きたい!気になるスポット:
 ・新穂高ロープウェイ。絶景らしいです。
   一回乗ってみたいなぁ。昔に乗り場までは行った記憶あり。
   なんで乗れへんかったんやろ?。
 ・乗鞍岳。
   乗鞍ヒルクライムっちゅうのんがあるんですが、、、。
   もはや完全に無理ですね。でも、車で行ってもなかなか
   よさそうです。

次の目的地:『大町、長野、志賀高原回って軽井沢』


   2020年6月19日(金)vTrip(仮想旅)
    目的地:『(松本→白馬→長野→志賀高原→草津→)
         軽井沢』

 軽井沢に到着。早速、観光と参りましょう。今回もいいとこいっぱい盛り沢山!。好きです、信州。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・安曇野。何がええのんやろか?、、、やっぱ、
   心洗われる風景かな。最近は気球観光も
   やってるらしいです。
 ・立山黒部アルペンルート(黒部ダム)。
   富山県美女平から入るのが王道かとも思いますが、
   今回は長野県大町から。黒部(第四)ダム、まぁ、
   こりゃ、すんごいですわ。もちろんアルペンルート上
   に他の見どころもいっぱい!。
 ・八方尾根(白馬村)。 若い時、兎平、黒菱で
   ぴょんぴょん飛び跳ね(させられ)てました。
   今では腰膝あかんもんで、ひとこぶも越えられませんね。
   最近は、ゲレンデよりむしろハイキングリゾートとして
   売っているみたい。
 ・善光寺(長野市)。 地下は暗闇。
   牛に引かれて善光寺参り。
 ・小布施。江戸時代に交通の要所として栄えた栗の町。
   なんかいい感じなんです。栗の木テラスのモンブランを
   紅茶と併せていただきました。うんまっ!。
 ・渋温泉。外湯の点在する温泉街は情緒あり。
   お猿もうろうろしてます。ここでのんびり泊まって昼は
   志賀高原でスキー、っちゅう定番パターンがかつてあり
   ました。地獄谷ではお猿がほんまに温泉入っとった。
 ・草津温泉。東の横綱温泉。有名な湯もみは、観光ショーと
   なってました。杓凪華(しゃくなげ)っちゅうお宿、
   料理も部屋も妻の気に入ったみたい。草津白根山は、
   子供のころ親と行って湯釜に神秘を感じた記憶あり。
 ・軽井沢。ミーハーなイメージがありますが、観光シーズン
   以外はきっとそうでもないんだろうと思います。軽井沢
   銀座は何回か歩きました。旧軽ダイニングっちゅう店の
   石窯ハンバーグがおいしかったんですが、この店、今は
   ないみたい。ドーミー倶楽部軽井沢のメゾネットに
   泊まりましたが、別荘地気分でなかなかよかったですよ。

これから行きたい!気になるスポット:
 ・軽井沢万平ホテル。明治創業4クラシックホテルの一。
   アフタヌーンティー経験はありですが、やっぱ、
   次は宿泊かなぁ。

次の目的地:『日光』


   2020年6月21日(日)Fight(闘病記)
    外出時は体調管理が難しい。

 昨日はちょっと車でイケアに出かけておったんですが、途中からしんどなってきて、早めに退却してきました。今日も午前中出かける予定やったんですが、キャンセルしました。家にいてる時は体調も管理しやすいんでローラー回して運動などもできてるんですが、ちょっと外出してパターンが変わるとどうもしんどぅてあかん感じ。
 おまけに(?)一昨日もらったボーナスは、コロナのせいで(って会社は言ぅてますが、、、)えらく少ないし、ほんま、困ったもんです。


   2020年6月25日(木)vTrip(仮想旅)
    目的地:『(軽井沢→尾瀬→)日光』

 日光に到着。日光を見るまで結構と言うな。小学校の遠足でも行きましたが、いろは坂でげろげろとの戦いやった記憶が、、、。では、早速、観光と参りましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・峠の釜飯(横川)。 なかなかうんまいんです
   (冷めてもうんまい)。
 ・富岡製糸場。世界遺産、国宝。歴史のお勉強に。
 ・華厳の滝。僕の両親が弱ってきたころ3世代で訪れたのは、
   確か雨の7月。妻はしもやけになってました
   (笑、??寒かったとは言え夏やでぇ)。
 ・東照宮。これ見るまでは結構と言うなっちゅうことかな。
   結構でしたよ。

これから行きたい!気になるスポット:
 ・榛名山。信仰の山らしいです。小さいころ親と行ったことが
   ある気もしますが、定かではない。冬場の榛名湖は天然の
   スケートリンクやったような記憶がありますが、温暖化
   した今でもやってるのかな?。
 ・尾瀬。有名な歌がありますよね。車道は設置されていない
   らしいんで、徒歩で峠を越えて入山するとか。一度は
   行きたいんですが、、、。
 ・日光金谷ホテル。明治創業4クラシックホテル最初の一。
   是非泊まりたいです。

次の目的地:『喜多方』


   2020年6月30日(火)vTrip(仮想旅)
    目的地:『(日光→)喜多方』

 喜多方に到着。まぁ、ラーメンやでなぁ。早速観光と参りましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・平の高房(湯西川温泉)。 平家落人の郷らしいです。
   平の高房っちゅうお宿に泊まりましたところ、ゆったり
   しておってなかなかぜいたくな気分に浸れました。
 ・大内宿。ちょっと間ですが、江戸時代の気分を味わえます。
 ・鶴ヶ城。そう言えば、訪れたのはちょうど綾瀬はるかちゃん
   主演の八重の桜をやっておったころでした。
 ・猪苗代湖。チャリで1周しましたよ。確か、雪で通行
   できない道も一部ありましたなぁ。
 ・野口英世記念館。僕がチャリ乗ってる間、妻が行ってました。
   我が子たちを見ていると、どうも現代の子らは偉人に
   憧れるっちゅう感情があんまりないような、、、??。
 ・喜多方ラーメン。喜多方っちゅうたらラーメンやろ。
   あべ食堂っちゅう店で食べました。もちろんおいしいです。
   坂内っちゅう店は京都にもあって、僕たちはそこが
   お気に入り(喜多方では食べてませんが)。

次の目的地:『新潟経由鶴岡』


   2020年6月30日(火)Fight(闘病記)
    6月の体調。

症状:
○全身倦怠感:あ~しんど、あ~しんど、あ~しんど、
       あ~しんど、あ~しんど。
○腰痛脚痛:先月末に同じ。
○排尿障害:先月末に同じ。
○排便系:若干血便率が増えたかな。

【しんどいわぁ】あ~しんど5連発。しゃぁないねんけどもういややぁぁ、ドセは10回でやめてやるぅぅ(PSA上ってれば次の9回目もないかも?、この場合これは杞憂っすか?)。


   2020年6月30日(火)Diary(日記)
    6月の成績。

・体重61.6kg
・ローラー台×13days(30min/day)
・踏台昇降×2days(30min/day)
・ウォーキング×1day(5km/day)
・楽しい飲み会×0day

【トピックスなし】尿道の調子いまいちではありますが、チャリウェア着てローラーなんとか乗ってます。バーチャルとは言え、日本一周せなあかんもんで、、、(カウントは1dayですが、30分×2回乗る日もあり!)。 でもなぁ、調子悪ぅて動けない日もちょこちょこあんのよねぇぇ。というわけで、今月の運動日率は53%と低迷。


   2020年6月30日(火)Books(本)
    6月に読んだ本。

 今月は玉石混淆でいろんなのんを読んだような、、、。

(1)海峡の光/辻仁成/新潮文庫
 1996年芥川賞受賞作。著者は、南果歩、みぽりんの元旦那らしいです。ミュージシャンらしいです。本作、なんか、微妙な違和感が最後まで消えないんです。うまく構成されてはおるんですが、なんか、ちょっとだけどっかが違うような。これはどうも著者が意図したものではないですね。安部公房の世界の意図された違和感とは明らかに違います。というわけで、いまいちの感が否めませんが、最終的にはそれほど悪くもない感じでした。

(2)正しいパンツのたたみ方/南野忠晴/岩波ジュニア新書
 丸善e-Bookライブラリ。高校英語の先生から高校家庭科の先生に転身(?)したおっちゃんの著書。んっ?、なんやええこと書いてあんでぇ。うちの子がこんなに大きくなる前にしっかり教えておくべきやったかも、ってな内容が結構ありました。家庭科もこう考えると面白いですよね。僕は技術家庭は好きでしたが、やっぱ、技術に偏っとったでなぁ(反省)。

(3)きれぎれ/町田康/文春文庫
 酔っぱらいミュージシャンの2000年芥川賞受賞作。ミュージシャンっちゅう一括りで勝手に前出辻仁成と比べてしまいますが、こっち(きれぎれ)の方が徹底してますね。現代日本語に言う、しゅぅ~~ぅる、っちゅうやつでしょうか、おい、これが文学か??って反発してしまいますが、真の酔っぱらいの作だけあって、思考を超越した延髄的煩悩が表出しておってよろしいかと。漱石「猫」の系譜かな。

(4)定年待合室/江波戸哲夫/新潮文庫
 古本屋→自炊。最近はどうも体がしんどくって、在宅勤務拡大に助けられてはおるものの、もうちょっとしか働けないように思います。定年待合室ですね(出社しつつも何の仕事もない冷や飯喰いの隠居サラリーマン生活が6年以上も継続中!、なんと長期な待合室!)。 本作は、左遷されて定年待合室にいたおっさんが早期退職してのちに、もう一度場面を変えて活躍するお話。

(5)吾輩も猫である/森本哲郎/PHP電子
 Overdrive Library。著名な評論家による文豪のまね書。「猫」の特徴をうまく捉えてはおるんですが、やっぱ、結局は企画倒れっちゅうか、畏れ多いっちゅうか、そりゃ無理やろっちゅうか、あかんですね。猫知らずが読むなら、まぁ、百歩譲ってありっちゃありかも?。

(6)エンジニアのための失敗マニュアル/涌井伸二/コロナ社
 丸善e-Bookライブラリ。電気系実験を中心としたお話ですが、少し実践経験のあるエンジニアにはそれほど目新しい内容ではないかと。

(7)顔/横山秀夫/徳間文庫
 古本屋→自炊。婦警さんが主人公の警察もんの連作短編集。1作70ページ程度に読者を飽きさせないようかなり上手にまとめてありました。

(8・9)罪と罰(上・下)/ドストエフスキー
     (訳:工藤精一郎)/新潮文庫
 あんた!、こんなんも読んでへんのん?、ってな嘲りが聞こえてきそうな、、、。ええやんか、そやからこの期に及んで読んどんのやんか!、ほっといてんかぇ!。罪はともかく罰は結局自らの心が下すんです。自らに罰を下せる心はきっと誰にでもあると信じたい、、、なんて思ってしまうこの頃の世の中です。やはり、若いうちに誰もが読んでおくべき名作ですね。戯曲風なのはドストエフスキー小説の特徴か。ただ、ロシア人の名前って、もっと簡単にしてほしいなぁ。主人公ラスコーリニコフはロジオン・ロマーヌイチでロージャ。こんなんが登場人物分だけあんのんですねぇ。ええ加減にしてちょ。

(10)月と六ペンス/モーム(訳:中野好夫)/新潮文庫
 旧訳文庫本がライブラリにありました。なのに何故か初読。(あんた!、こんなんも読んでへんのん?、ってな嘲りが聞こえてきそうな、、、。ええやんか、そやからこの期に及んで読んどんのやんか!、ほっといてんかぇ!。) ゴーギャンの一生に着想を得た著作。モームは通俗作家だと解説では述べられておりますが、なかなかしっかりした内容だと思います。まぁ、エンタテイメント要素がやや大きいと言えなくもないですが、それでもなお大衆小説よりも純文学寄りかと。純粋に読書の楽しみを感じられる書です。

(11)本能寺の変/上田滋/PHP電子
 Overdrive Library。明智光秀ひいきのおっちゃんが勝手に想像しながら極めて自由勝手気ままに書いた、戦国場面エッセイ集みたいなもんでしょうか。主な戦国武将の争いの詳細順序と背景を知っていないと、いまいち意味わかりません。僕は結構な部分を意味わからんまま(しかたなく)読みました。

(12)影踏み/横山秀夫/祥伝社文庫
 古本屋→自炊。泥棒が主人公の連作短編集。幽霊も出てきますが、言うほど無理な設定ではない。なかなか楽しめましたよ。

(13)ざんねんないきもの事典/今泉忠明監修/高橋書店
 少年少女用の本も僕のライブラリに加えようと思って買いました。んっ?、結構おもろいやん!。楽しいいきものって、いっぱいいてるもんなんですね。


   2020年7月3日(金)Fight(闘病記)
    結局まだドセ。

 今日は総合病院。検査値は、
  PSA=14.10
おっ、予想に反して下がっとるやんか(まぁ、言うちゃ横ばいですが)。 つまり、ドセはそれなりにまだ効いておると。で、そのまま9回目のドセ。
 しんどすぎやから、PSA横ばいでも10回でやめたいねんけど、、、ってごねてみましたが、効いてる間は続けなはれ、って逆ごねされて引き下がってまいりました。とは言え一応、アビラテロン以外は未経験やからアパルタミド早くに試すっちゅうのんもありっちゃありかも、とか留保つきまして、CT撮ってそれ見てもぅ一度相談する段取りとあいなりましたのでございます(あぁ~しんど、泣)。
 ほんで、CT撮って来週の予約して退却。


   2020年7月10日(金)Fight(闘病記)
    内臓転移はなさそう。

 白血球増強剤(グラン)打ちに総合病院へ。CTの結果も併せて聞いてきました。
 特に内臓転移はなさそう、っちゅうことで、ほんま、よかったわぁ。(前回撮ったんは、確か膀胱タンポナーデで入院した時なんで約半年前。そこから著変なしでした。)

 ほんで、骨も見ときましょかってことになって、骨シンチと次回ドセの予約して退却。


   2020年7月10日(金)vTrip(仮想旅)
    目的地:『(喜多方→新潟→)鶴岡』

 鶴岡に到着。推しは庄内野菜ですかね。日本一周、つまり全都道府県(沖縄除く)行かなあかんのんで新潟回りましたが、結局通過するだけとなってしまいました。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・鶴岡で庄内野菜のイタリアン食べました。お宿(警備員の
   おっちゃんがフロントも兼務してました、笑)
   ではスバルアウトバック乗ってる旅のおっちゃんと、
   アウトバックいいよねぇ~ってお話しした記憶が
   あります。

これから行きたい!気になるスポット:
 ・出羽三山(羽黒山、月山、湯殿山)。 信仰の山です。
   神秘的な感じなんで行ってみたい気もする。

次の目的地:『角館』


   2020年7月16日(木)Diary(日記)
    休職を見据えた対応。

 最近はコロナで事実上蟄居状態なんで、ほんま、上げるねたないです。他方、体はドセが回を追うごとにしんどなってきて、在宅勤務が増えたとは言え引退ももう間近かと思われる状況に入りつつある。
 で、まぁ、動けるうちに引退後の快適生活を確保しとこ、っちゅう活動に着手しました。んっ??、なにそれ?、って聞かれても、中身はちょっと言えまへんな。主に身体的事情により、定年後生活の準備が世間様よりちょっと早めに開始されました、っちゅうわけですね。


   2020年7月16日(木)vTrip(仮想旅)
    目的地:『(鶴岡→)角館』

 角館に到着。では、観光と参りましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・角館武家屋敷街。端から端まで散策しました。
   思ってたより広々した感じでよかったです。
 ・武家屋敷街の中の古泉洞っちゅう食堂で、稲庭うどん
   食しました。古めかしい建物でした(昔の寺子屋
   やったらしいです)。

これから行きたい!気になるスポット:
 ・鳥海山。別名出羽富士。山容は臨んだことがあるかも。
 ・竿灯まつり(秋田市)。 こんなくそでかいもんをおでこに
   乗せてバランスとるんですと。一見の価値ありそう
   やでなぁ。

次の目的地:『龍飛回って青森』


   2020年7月20日(月)Diary(日記)
    Alpe du Zwift。

 在宅勤務で開けている社用PCに、コロナ対策でTacx Neo2買ぅたった、っちゅう元部下現同僚からチャット。双方向通信機能による、坂、路面状況の再現がリアルでごっつええらしい。ふんっ、登り再現されたらしんどうて困るし、路面荒れ再現されたら前立腺に悪いし、どうせわしは一方向通信負荷一定安もんElite Volanoでちょうどええねん!。  ほんでももうちょいがんばらななぁって思ぅて、本日は急遽Alpe du Zwift登ってみました(妻外出で今日は乗りすぎ制限がなかったんですねぇ、笑)。 2回の長時間休憩をはさんで、実走時間2時間23分16秒!!。距離はたったの18kmなんで、だんとつの超遅です。双方向通信負荷自動変動高級機で登り再現されてたら絶対リタイアしとるな(笑)。

 Zwiftとローラー台のお話でした。

注)Alpe du Zwift:Le Tour de Franceの超級山岳名物コース
          L'Alpe-d'Huezが、ローラー台連動VR
          チャリソフトZwift上で再現されておるん
          です。


   2020年7月26日(日)vTrip(仮想旅)
    目的地:『(角館→龍飛→)青森』

 青森に到着。今回は距離長かったなぁ。では、早速観光と参りましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・田沢湖。日本で一番深い湖らしいです。
   たつこ像は見たような見てないような、、、。
 ・乳頭温泉郷。七湯総称して言うらしいです。
   僕たちは休暇村に泊まりました。
   ゆったりできてよかったです。
 ・比内地鶏。花輪SA(鹿角)で比内地鶏ラーメンを食べ
   ました(なんでラーメンなの??)。
   それがなかなかうんまかったんですよ!。
 ・弘前。
   ・弘前城 江戸時代の残存旧天守12城の一。
     有名な桜まつりの最終盤、ほとんどの桜が
     散り切った時に行きました(すいてました)。
   ・大正浪漫喫茶室 藤田記念庭園の洋館内の喫茶店。
     テラス席で弘前名物のアップルパイを食しました。
 ・青森。明日は青函連絡船 (今は経営代わって青函フェリー
   って言うんでしょうか?)で北海道に渡ります
   (バーチャル)。 前回街を散策中、急激に嵐と
   なって避難した居酒屋「千や」の地料理が
   うんまかったです!。

これから行きたい!気になるスポット:
 ・八幡平。十和田八幡平国立公園です。原生林に囲まれた
   火山群。ドラゴン・アイなんちゅうもんがある
   らしいです。
 ・白神山地。日本初の世界自然遺産。人の影響をほとんど
   受けていない原生的なぶな天然林が世界最大級の
   規模で分布している。僕の住んでるとこの裏山も
   こんな感じかも?。
 ・岩木山。きぃ~ぃっとかぇ~ぇってぇ~、
   くぅるぅんんだぁとぉ~~♪♪
   そのきれいな山容は昔遠方より望みましたが。
 ・太宰治記念館(斜陽館、五所川原市)。 太宰の本は
   結構読みましたね。でも、斜陽館、っちゅう
   ネーミングってどうよ?。代表作は他にもある
   でなぁ。記念館が斜陽やったらちょっとあかん
   ちゃうのん?。
 ・龍飛崎。ごらんあれが龍飛岬北のはずれと~♪♪、、、
   、、、あぁあぁぁ~~、津軽かいきょぉぉ、
   冬げぇえしきぃ~♪♪。
   龍飛“崎”が正しいみたいです。

次の目的地:『北海道!、函館を出発し小樽回って札幌』


   2020年7月31日(金)Fight(闘病記)
    骨転移進行なし。

 本日は総合病院。7月21日に撮った骨シンチの結果は、
  「多発集積に関しては前回 (2019/7/12) 比著変なし」
でした。つまり、右第9肋骨、右仙腸関節(仙骨やと思ってましたが違ってました)、第5腰椎左縁に前回と同程度の多発集積あり。おまけで、左頭頂骨に小集積ありで、これもよく見たら前回もあるとのこと(集積がややはっきりしてきているみたい、、、最近記憶が飛んだりものが覚えられへんかったりするのんはこいつのせいですかぃ??)。 言うたら、転移はしとるけどそんなに進行してへん、っちゅうことですね。

 ほんでPSAは、
  PSA=14.90
増えてます、が、4か月間横ばいに近い、って言えないこともない。まぁ、ドセ、ちったぁ効いとる、っちゅう判断でした。

 従って、今日は10回目ドセ。明日以降しばらくはかなりしんどい日々が続くわけなんで、ありがたいようなありがたくないような、、、。でもまぁ、がんの進行はそれなりに抑制できているんでこれでよしかな。今朝は頭痛で体調悪くロキソニン飲んだりしてましたが、ドセ10終わって帰るころには何故か体調回復しておった事実を考察するに、「ドセはいややぁ!」っちゅう心理的プレッシャーが自己認識を超えて強いのかもしれへんような。しかし、やってしまえば後戻りできんわけで、結果として「やってもうたんやからもうしゃぁないんよねぇぇ、ざまぁ見さらせ!」ってな感じでプレッシャーから解放されるんでしょうね(1か月後にはドセ11なんで、束の間の解放にすぎませんが)。 おい!、メンタル弱すぎやろ!!。

 帰宅後、ローラー回してやりました!(んっ??、元気やん?)。


   2020年7月31日(金)Fight(闘病記)
    7月の体調。

症状:
○全身倦怠感:あ~しんど、あ~しんど、あ~しんど、
       あ~しんど、あ~しんど、あ~しんど。
○腰痛脚痛:先月末に同じ。
○排尿障害:先月末に同じ。
○排便系:血便率更に高くなる。
○ドセ系:右足先端部しびれてきた。左足先も少し。

【しんどいわぁ】あ~しんど6連発。どっせぇえ~~ぃ!、どっせぇえ~~ぃ!、(中略)どっせぇえ~~ぃ!。ドセは10連発。


   2020年7月31日(金)Diary(日記)
    7月の成績。

・体重61.7kg
・ローラー台×18days(30min/day)
・楽しい飲み会×0day

【トピックスなし】ローラーは結構がんばってるんですが(1日2回乗る日が結構ある)、カウントは日数なんで、、、。というわけで、今月の運動日率もいまいち低迷(58%)。 でも、バーチャル日本一周はそれなりに進んでますよ!。


   2020年7月31日(金)Books(本)
    7月に読んだ本。

 んっ?、今月は名作を中心にいわゆるくそ真面目な本ばっか読んでますね。

(1)死者の書・口ぶえ/折口信夫/岩波文庫
 丸善e-Bookライブラリ。幻想小説っちゅうもんらしんですが、わけわかりませんです。奈良時代が舞台なんでしょうか?。大体、作者の名前が“しのぶ”ですから、こっから既に変化球ですよね。柳田國男を継ぐ偉い民俗学者らしいです。

(2・3)赤と黒(上・下)/スタンダール
     (訳:桑原武夫・生島遼一)/岩波文庫
 貴族社会で成り上がりを志向する主人公のジュリアンはあんまり善人ではないです。1830年代フランスが舞台ですが、まぁ、どうも、 善人も悪人も言うほど人間として区別ないし、人間って昔からたいして変わらんのやなぁ、ってな感覚を覚えます。貴族に関しては日本人にはあまり馴染みがないんですが、なるほど、 これがプルーストの時代まで受け継がれていくわけなんですね。モームが挙げる世界の十名作の一。

(4)動物農場/オーウェル(訳:川端康雄)/岩波文庫
 丸善e-Bookライブラリ。ソ連体制を痛烈に批判する英作家による寓話。そして、同盟国ソ連を無言の圧力で擁護する英大衆世論の危険。作者自身の序文が付録についてますが、これも真実を突いておってなかなか良い。トロツキーもスターリンも豚なんですねぇ(笑、この時代は英でも笑えなかったみたいですが、、、)。 そして、最後には英国民も豚と区別がつかなくなっていくんです。

(5)嘔吐/サルトル(訳:鈴木道彦)/人文書院
 ふ~む、これは理解できんなぁ。存在の不条理を、存在が不条理って強弁しているような、、、?。実存主義確立前、サルトル初期の著作とのことです。革命か反抗かで論理的に負けているカミュの方に共感していた僕、今読んでもきっと変わってないような気がします(進歩ない?)。

(6)愛するということ/エーリッヒ・フロム(訳:鈴木晶)
     /紀伊国屋書店
 愛は技術である、と定義することから始まる、新フロイト派精神分析学者による著作。極めて明快かつ分析的に論じてあります。愛が技術かどうか僕は疑問視していますが、愛するにはその能力というものが必要であるとの見解には完全同意。そう、愛するということは能力の発露なんです。

(7)死に至る病/キェルケゴール(訳:斎藤信治)/岩波文庫
 丸善e-Bookライブラリ。初期の実存主義哲学者による著作。絶望が死に至る病であるとするのですが、まず、一般的理解における絶望と本書に言う絶望とがあまり重なっていないような気がします。つまり、初っ端から理解できておらんっちゅうことですかね?(言ぅてすまんけど、こんなの理解できる方がおかしいんちゃうのん?)。 キリスト教文化に強固に立脚しているがゆえ、余計に理解困難です。

(8)方丈記/鴨長明(編訳:左方郁子)/PHP電子
 Overdrive Library。初めて読みましたが、鴨長明って、世評に未練たらたらの俗な才人っちゅう感じですね。俗な部分は方丈記には表出してないと解説されておりましたが、いやいや、そんなことはありません。従って、なかなか面白い小品と言えます。

(9)山の音/川端康成/新潮文庫
 川端の名作。身内の好ましくない出来事を巻き込みながら淡々と綴られる、老いた舅と若き嫁の心裡小説。静かな語り口でありながら射程が深いところが現代日本文学の真骨頂ですね。僕も主人公の年齢に近づいてきました。

(10)狭き門/ジッド(訳:山内義雄)/新潮文庫
 厳格なプロテスタント家庭に育った著者が、プロテスタント精神を徹底させたヒロインを描くことによって逆にそれを批判する構造、と解説にありましたが、僕たち普通の日本人にはそのプロテスタント精神自体が理解し難いと感じます。おかしな純愛が歪曲されて宗教のバーチャル世界に無理やり還元されてるみたいで、僕は完全に逆を読んでしまってました(理解できてないんで結局は同じですかね??)。

(11)沖縄ノート/大江健三郎/岩波文庫
 丸善e-Bookライブラリ。返還前の沖縄についてはよく知らないので、結構判らない部分が多かったです。沖縄集団自決冤罪訴訟の原因となった著作。社会的運動に係る記述が多く、著者が社会的役割を果たそうと悩む様子がよくわかる。振り返って僕は、自己に対しては恥ずるところなしとは思うものの、社会に対してその役割をちゃんと果たしてきたかどうかについては大いに疑問が残る感じです。まっ、しゃぁないか。

(12)この世界の片隅で/編:山代巴/岩波新書
 丸善e-Bookライブラリ。被爆から20年の歴史を明らかにする1965年出版のルポ。この世界の片隅に、っちゅう漫画原作の話題のアニメ映画と紛らわしいですが、だからこそこの本が目に留まった一面もあり。若干焦点が拡散してしまっている感じがしないでもないですが、全体を柔らかく包み込む編者の特性が出ているのかもしれない。

(13・14)嵐が丘(上・下)/エミリー・ブロンテ
     (訳:河島弘美)/岩波文庫
 丸善e-Bookライブラリ。女性作家の描く壮大な復讐劇。現代の感覚からすると不自然な部分もたくさんありますが、どきどきしながら次の展開を期待してしまう、読書本来の楽しみを思い出させてくれました。ふ~ん、女性が書くとかなりえげつない物語も、こんなふうに若干優し気な雰囲気が出てくるんかいな、、、。本作もモームが挙げる世界の十名作の一。

(15)ゴリオ爺さん/バルザック(訳:平岡篤頼)/新潮文庫
 カバーの写真を見る限り、バルザックって悪そうな面構えです。浪費家で多大なる借金を残したまま亡くなったとか。娘に徹底的に投資した小金持ちを取り巻く人間模様。本作もモームが挙げる世界の十名作の一。バルザックは真の天才とモームが褒めるだけのことはあると思います。


   2020年8月6日(木)vTrip(仮想旅)
    目的地:『(函館→小樽→)札幌』

 札幌に到着。北海道です。では、早速観光と参りましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・余市。ニッカウヰスキー余市蒸留所へ行きました。自分が
   酒飲みでなかったのが若干残念ですが、第一ドライバー
   なんで結果は同じ(助手席の第二ドライバーは出動
   しません)。
 ・小樽。小樽運河周辺を散策しました。絵描きさんとかいて
   ましたね。前回は海鮮が失敗やったんで次回は
   おいしいのんを食べたい。
 ・札幌。見どころはたくさんあります!。妻といろいろ行き
   ましたよ。市電乗ってロープウェイで藻岩山登って
   夜景も見ました。次は函館山やね。名物料理も食べて
   ます。「ひぐま」で味噌バターコーンラーメン、
   「赤れんがジンギスカンクラブ」でジンギスカン、
   「TREASURE」でスープカレーを食しました。
   クインテッサ札幌に投宿、外観の割になかなかいい
   ホテルでした。上記旅行とは関係なく、僕、実は昔、
   この街にちょっと間住んでたことがあります。

これから行きたい!気になるスポット:
 ・函館。学生の時に行ったことはあるんですが、既に記憶は
   とっても薄い。妻と行くことが今年の目標の一ですが、
   どうなることやら。
 ・大沼公園。学生の時に単車で行ったことあるようなないよう
   な、、、。「千の風になって」のモニュメントがある
   らしい。
 ・内浦湾(噴火湾)。 カルデラと思ってましたが、どうも
   ちゃうらしい。ほたて食いたいっす(ほたての養殖が
   有名)。
 ・洞爺湖。学生の時に単車で行ったことあるようなないよう
   な、、、。有珠山・昭和新山もこの近くです。昭和
   時代の昭和新山に行きましたが記憶は薄い。
 ・羊蹄山。蝦夷富士。学生の時に遠景望んだことがあるような
   ないような、、、。短かった札幌時代の学校の校歌に
   歌われていたと記憶してましたが、どうも校歌と
   違ぅて応援歌やったみたい。(僕の)記憶はあてに
   なりません。
 ・さっぽろ雪まつり。まぁ一回行ってみたい感じ。

次の目的地:『富良野回って留萌』


   2020年8月7日(金)Diary(日記)
    盆休みですが、何か?。

 明日から9日間の盆休みですが、何の予定もありません。息子が帰省するとか言ぅておりましたが、オンラインにせよっちゅうたったんで、若干気ぃ悪ぅしとるかもしれません。
 来週はZwiftでパリのコースが走れるっちゅううわさ(嘘かも?)もあるし、ローラーごろごろ回しながら延々ごろごろ過ごしますかね。


   2020年8月13日(木)vTrip(仮想旅)
    目的地:『(札幌→富良野→)留萌』

 留萌に到着。では、早速観光と参りましょう。留萌は(たぶん)行ったことないです。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・芦別岳。学生の時、単車でふらっと訪れて何の装備もなく
   水だけ持って登りました。「来た道下るのはあほ」
   とか言われて、頂上で会ったパーティーと一緒に
   別ルートの旧道下ったんですが、その人ら実は
   とんでもないど素人で、僕も一緒にあわや遭難!
   ってな状況でした。結局は何事もなくてよかったん
   ですが、反省!ですね。山をなめたらいけません。
 ・富良野。いろんな農場のラベンダー畑が有名。妻と僕は、
   ある農場のお土産物売り場で、一面に咲き誇る
   ラベンダーを写真で見ましたが、何か?。
 ・美瑛。雄大な風景を楽しみました。CMで有名になった
   景色もいくつか見ましたよ。

これから行きたい!気になるスポット:
 ・富良野のラベンダー畑。やっぱ、満開の時に見てみたい
   かなぁ。

次の目的地:『宗谷岬』


   2020年8月16日(日)Diary(日記)
    盆休みでしたが、何か?。

 今日まで9日間の盆休みでしたが、何の予定もありませんでした。
 で、外泊×3、フランス各地が押し込められたニューカレドニア×5、ハロゲート×2、ロンドン・パリ×各1、南太平洋仮想空間×1。結構いろいろ行ってますが(??外泊はリアル、他はZwift上のバーチャル)、つまり、ローラーごろごろ回しながら延々ごろごろ過ごしましたってことですな。

 コロナの拡散防止には貢献したかもね(外泊っちゅうても旅行とちゃうし)。


   2020年8月20日(木)Fight(闘病記)
    なんやこらあかんで。

 盆休みごろごろ消化したのち、17日は出社して無聊に座行をこなしたまでは問題なし。ほんで、18~20日は在宅、、、やったんですが、、、なんやこらあかんで、っちゅう感じで、3日間ごろごろでした。なんやしんどぅて起きあがんの難儀なんっすよねぇ。困ったもんです。


   2020年8月20日(木)vTrip(仮想旅)
    目的地:『(留萌→)宗谷岬』

 ひたすら日本海沿いを北上して宗谷岬に到着。では、早速観光と参りましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・サロベツ原生花園。別になんもなかったなぁぁ、でも、
   それはそれでえぇのんです。
 ・礼文島。よぅ覚えてへんけど、行ったことはあるはず。
   日本最北の離島、そして、高山植物の花の島。
 ・宗谷岬。よぅ覚えてへんけど、行ったことはあるはず。
   日本最北端。

これから行きたい!気になるスポット:
 ・利尻島。利尻富士。島まで行かんでも北海道本島から
   眺めればそれでいいかも?。

次の目的地:『旭川』


   2020年8月22日(土)Diary(日記)
    高級ローラー乗ってみた。

 勤務先の元部下現同僚(僕、役職剥奪されましたもんで)がTacx Neo2(言わば最高級ローラーですな)買ぅたんで、チープなちっちゃな手土産持って押しかけて試乗させてもらいましたんですわ。
 40分ほどZwiftしました。ほぉぉ、こりゃぁなっかなかのもんですなぁ。登りはちゃんと斜度に応じて重たなるし下りは勝手に回るし路面荒れればチャリ揺れるし、その変化も結構実走に近い感じで違和感なし。正直欲っしいですのぉぉ。

 ほんで、家帰ってから妻に、ぼそぼそっと洗脳ワード姑息に吐いたりしておるわけですが、だいたいこの手のことは相手方に分があるっちゅうか、壁は強固でたっかいっちゅうか、正直もんは弱いっちゅうか、、、ねぇ。


   2020年8月27日(木)vTrip(仮想旅)
    目的地:『(宗谷岬→)旭川』

 日本最北端を回りました!。この先は大阪に近づいていきます。オホーツク海沿いを暫く南下して内陸に入り、旭川市旭山動物園に到着。では、早速観光と参りましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・旭山動物園。自然に近い生態を見せる新展示の先駆けと
   なった動物園。言ぅちゃただの動物園なんですが、
   ほんま、大人も存分に楽しめます!。
 ・旭川ラーメン。旭川ラーメン村っちゅうとこで塩ラーメン
   食べました。おいしいけど、ふつ~かも?。

次の目的地:『大雪山回って網走』


   2020年8月28日(金)Fight(闘病記)
    ドセ11。

 本日は総合病院。ほんでPSAは、
  PSA=14.30
ほぉ、心もち下がってますな。5か月間横ばい、って言えそう。ドセまだ効いとる、っちゅうことで、今日はドセ11。結局、なんやかんやでかようにドセは1年間継続されてきたわけですね。

 まぁ、言ぅちゃ好結果。帰宅後、ローラー回してやりました!。


   2020年8月31日(月)Fight(闘病記)
    8月の体調。

症状:
○全身倦怠感:あ~しんど、あ~しんど、あ~しんど、
       あ~しんど、あ~しんど、あ~しんど、
       あ~しんど、あ~しんど。
○腰痛脚痛:先月末に同じ。
○排尿障害:先月末に同じ。
○排便系:先月末に同じ。
○ドセ系:ドセ後1日おいて2日間ダウン。

【しんどいわぁ】あ~しんど8連発(先月+2)。 PSA横ばいとは言え、こりゃごっつしんどいわぁ。くっそあっついし、だらだらいきますよ、だらだらぁっとね。


   2020年8月31日(月)Diary(日記)
    8月の成績。

・体重60.7kg
・ローラー台×20days(30min/day)
・楽しい飲み会×0day

【次月から活動する】とりあえず運動はローラーしかない感じなんで、こいつのモチベーションアップを図ります。週2で出勤してるんですが(残3は在宅勤務)、徒歩6分での出社直後は息上がってぶっ倒れそう。比較的自由に活動できる時期は思っているより短いかもしれない。今のうちにGo To Travel使わせてもらいます(若干うしろめたい感も否めませんが、、、)。


   2020年8月31日(月)Books(本)
    8月に読んだ本。

 全集(文庫ですが)3シリーズも買ってしまいました。漱石、芥川、ニーチェ。カミュがあったら欲しいんですが、文庫は元々ないしハードカバーは絶版。なんか、最近血迷ってますか?。

(1)車輪の下/ヘッセ(訳:実吉捷郎)/岩波文庫
 ノーベル賞作家の自伝的青春小説。初読。普遍的ないい作品だと思いますが、たぶん、この手の小説はどこの国でもそれぞれ優れたものがあるのだろう。日本人にはやはり日本の小説の方がなじむかもしれない。ところでこのお話、中学の教科書に載っていた「少年の日の思い出」となぜか混同してましたわ(笑)。

(2)五重塔/幸田露伴/岩波文庫
 丸善e-Bookライブラリ。世渡り下手の腕のいい宮大工が五重塔を建てる話。主人公に必ずしも共感できないところがみそなのかもしれない。文体が古いんで取っつきは読みにくいですが、筋も描写も比較的簡潔なので慣れれば問題なし。

(3)革命か反抗か/カミュ、サルトル(訳:佐藤朔)/新潮文庫
 カミュの評論「反抗的人間」に端を発するカミュ・サルトル論争。昔に読んだときはなんやら高尚な感じがしましたが、今読むと中傷合戦に終始しているような、、、。階級を分離したがる当時の風潮は理解に苦しみます。階級も、人間も、哲学も、分布はいつもブロードで、そしてそれでいいんです。

(4・5)魔の山(上・下)/トーマス・マン(訳:高橋義孝)
     /新潮文庫
 ノーベル賞作家であるマンの代表作。確かに分厚い本ではあるんですが、ほんま、読んでも読んでも進まんのですわ。なんででしょ?。青年の成長物語です。途中、前掲「車輪の下」の方がだいぶんなじみやすいなぁ、って何度思ったことか。

(6)古寺巡礼/和辻哲郎/岩波文庫
 丸善e-Bookライブラリ。著者は哲学の偉い先生らしいです。本著はその代表作とのことですが、まぁ、少なくとも僕は違和感かなり残るなぁ。奈良の古寺を巡りながらその伝承物について解釈を垂れた著述なんですが、無学を盾に敢えて言わせてもらえば、解釈の根拠が薄弱というかなんというか、、、。僕は歴史は既に自由ではないと考えてますが、哲学になるとそこから解放されて自由なんでしょうか?、あるいは偉い哲学の先生が自由なんでしょうか?。でも、古都奈良っていいよね、飛鳥も斑鳩もいいよね、ってのが感想。

(7)京アニ事件/津堅信之/平凡社新書
 今月は冊数少ないんで、ここらで簡単に読めるやつを。著者には本質が見えてませんね。以下はその見えていない本質(私見)。 人の思考を止める作用においてアニメとカルト宗教は類似性を持つ。思考を止めて洗脳されてしまうと人は向かう先を制御できないんです。その土壌を自ら育んだアニメ界は、この種の事件が起こりやすい環境にあったわけです。

(8)若きウェルテルの悩み/ゲーテ(訳:竹山道雄)/岩波文庫
 丸善e-Bookライブラリ。もっと光を!!って亡くなった偉大な詩人の小説。解説によると自伝的小説のようで、著者自身は読み返すことを嫌がったとか。現代の感覚では展開が一途で劇的すぎるんですが、若き感性にはそれを是認する柔軟性がある。ちゃんと若い時に読んどけや、ってのが感想。

(9)戦争と平和(一)/トルストイ(訳:工藤精一郎)
     /新潮文庫
 あんた!、こんなんも読んでへんのん?、ってな嘲りが聞こえてきそうな、、、。ええやんか、そやからこの期に及んで読んどんのやんか!、ほっといてんかぇ!。トルストイは全然読んだことなかったんです。これないとライブラリかっこつけへんでなぁ、って思って買いました(動機が不純)。 感想は4巻完読後に。


   2020年9月5日(土)Diary(日記)
    ローラーが新しくなる。

 ローラーが新しくなりました。Elite Suito。コロナ巣ごもりでローラーが売れまくっておるらしく、在庫ありはこれしかなくて、登り斜度に応じて負荷が変わるのんの中では最安のやつですが、僕の脚力ならこのスペックで充分のはず。で、甘言弄して許可もらったのち速攻でぽちったわけです。先月に最高級品試乗するまでは全然買うつもりなかったんですが、、、。本日早速使用開始。
 路面荒れや下り坂は(最高級品ではないもんで)再現されませんが、登り坂は違和感なく再現されており、これだけでかなり実走に近い感覚で回せます。いいぃ~~ね!。

 購買許可元に対しては連日笑顔で答礼!(これが円満の秘訣)。


   2020年9月5日(土)vTrip(仮想旅)
    目的地:『(旭川→大雪山→サロマ湖→)
         博物館網走監獄』

 網走市博物館網走監獄に到着。では、早速観光と参りましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・博物館網走監獄。北海道開拓と対ロ防衛の歴史を知ることが
   できます。網走番外地(実は映画も見てないし原作も
   読んでませんが)のイメージとはちょっと違いそう。

これから行きたい!気になるスポット:
 ・大雪山。捉え難い感じで、結局どこを見ればいいのか
   わからんかも?。雄大な北海道の山を感じたいです。
   層雲峡温泉も行ってみたい。
 ・サロマ湖。砂州でオホーツク海と仕切られた北海道最大の
   湖(汽水湖)。 サロマ湖ウルトラマラソンっちゅう
   イベントもあるらしい(僕には無関係)。

次の目的地:『阿寒湖、摩周湖、屈斜路湖回ってウトロ』


   2020年9月9日(水)Fight(闘病記)
    かゆいんですけど。

 今日から急に足の裏がかゆいんですけど。手のひらもちょっとかゆい。まぁ、ドセの副作用かと思いますが、、、。
 妻はネットで検索して、負荷がかかるローラーに変えて足の裏が圧迫されるようになったから、って主張してますが、絶対ちゃうでなぁ、、、。


   2020年9月12日(土)Diary(日記)
    Go Toその1。

 ドセの副作用でだんだん動けなくなってきてます。半年後は旅行もしんどいやもしれんなぁ、、、って、 政府のGo To Travelキャンペーン使って松山行ってきました。
 今回は、以前に泊まってよかったホテル(茶玻璃)のリピートと松山城のみ、っちゅう、僕たち夫婦にしては贅沢な旅程。いゃぁ~、のんびりできてとってもよかったです。松山は何回も行ってて結構気に入ってます。お城登りルートは迷わずロープウェイを選択しましたが、上で10分ほど歩いただけで息上がってましたねぇ。まぁ、それはそれでしゃぁないかと。
 しまなみ海道で帰ってきました(車やけどね、本来はチャリでもぅ一度走りたい)。 来月はGo Toその2行く予定。


   2020年9月14日(月)vTrip(仮想旅)
    目的地:『(網走→阿寒湖→摩周湖→屈斜路湖→)
         オシンコシンの滝(ウトロ)』

 オシンコシンの滝(ウトロ)に到着。今回は道東のメイン観光地が盛りだくさん!。では、早速観光と参りましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・阿寒湖。まんまるのまりもはここでしか見られないらしい
   です。まりもの歌をBGMに、クルーズ船で周遊しま
   した。泊まった阿寒湖ホテルは眺めよし食事よしでした。
 ・摩周湖。そう言えば大昔に湖面まで下りた記憶が(今は
   あかんと思いますが)。 何回か行きましたが、霧で
   見えなかったことはなかったかと。
 ・屈斜路湖。美幌峠からの眺めが絶景!。
   クッシー、いてませんでしたわ。
 ・オシンコシンの滝。妻はオキシコンチンの滝とかぬかして
   おりました。オキシコンチンって鎮痛麻薬ですよ!。

次の目的地:『知床、納沙布岬回って釧路湿原』


   2020年9月21日(月)Diary(日記)
    んっ?、近所をチャリトレできるやん。

 新ローラーに1年間のWEB会員権が付いてきてました。トレーニングのコーチングみたいのんが主なプログラムなんですが、よくよく見ると、グーグルマップでトレーニングコースが任意に作成できて、高度データも反映される、つまり、そのコースをバーチャルライドすると坂道は斜度に応じて負荷が変化する、っちゅうメニューもあったんですね。
 ほんで、昔に近所でよく走っておったコース作って試してみました。走行距離に応じて、地図上及び高度グラフ上をマーカーが移動していくのみで、Zwiftのような景色の映像はないんで愛想なしですが、細かい点はともかくおおざっぱな斜度は結構よく反映されておって、記憶に残っている実走時代の景色を頭に浮かべつつ「今この辺りを走っとる」とか思いながらローラー回せば、走行速度や斜度に応じた負荷強度も違和感なく、ほんまにご近所実走してるみたいな気分になれました。使えそうです。最近のIT技術は侮れませんね。これで景色の映像が付けば、いつでも世界中どこでも行けるのにねぇぇ。 (誰かがビデオを撮ってアップロードしてくれたコースがあれば、景色映像付きでバーチャルライドできるらしいんですが、検索機能がしょぼしょぼでどんなコースがアップされてるんかうまく検索できんのんで、この機能は結局使われへんのんですわ、残念。自分でビデオ撮ってアップすればできるんですが、そこまですんのは機材もないしめんどくさすぎ!。)

 こいつでご近所乗って、vTripで日本一周して、Zwiftで世界の都市を走る。(実態はとりあえず置くとして)巣ごもり重病人でもそれなりに楽しめそうではございませんかぇ?。


   2020年9月24日(木)vTrip(仮想旅)
    目的地:『(オシンコシンの滝→納沙布岬→厚岸→)
          釧路湿原駅』

 釧路湿原に到着。では、早速観光と参りましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・知床。妻とは観光船「おーろら」に乗りました。人跡未踏の
   大自然は外から見てもその壮大さはよくわからんかった。
   学生の時にカムイワッカの滝には登りましたが、
   知床五湖は行ったことないです。
 ・野付半島。いずれ消滅してしまうだろうと言われている
   砂州半島。学生の時に行きましたが、なるほど、変わった
   風景でした。
 ・納沙布岬。北海道最東端です。歯舞は目と鼻の先。なんやら
   平べったいなぁ、って思った記憶があるような。
   北方領土は今後どうなっていくのでしょう。

これから行きたい!気になるスポット:
 ・風蓮湖。サロマ湖みたいな感じなんやろか?。
   行ってみてもいいかも。
   でも、たぶん、行っても何もないんやろな。
 ・霧多布。名前がいいよね。霧がたっぷりですから。
   でも、たぶん、行っても何もないんやろな。
 ・厚岸。大学受験後そのまま足伸ばして汽車乗って、霧の厚岸
   湖畔を通った記憶がうっすら残ってますが、、、。
   年中食べられる牡蠣が有名。
   でも、たぶん、行っても何もないんやろな。
 ・釧路湿原。中まで入り込みがたい日本最大の湿原。
   空から見るのがよさそう?。
   でも、たぶん、行っても地上には何もないんやろな。
 んっ??、これから行きたい!、っちゅう感じでもなかった
っすかね?

次の目的地:『帯広回って襟裳岬』


   2020年9月25日(金)Fight(闘病記)
    ドセ12。

 本日は総合病院。事情有之で今日は電車で行ったんですが、家出るころはまだましやったものの、病院最寄り駅に着いた時には傘もさされへんえらい暴風雨で、病院までたった150m程度の距離を歩く間にびしょ濡れになりました。ほんで、濡れた体が乾く間に寒さこらえて測ってもらったPSAは、
  PSA=13.60
おっ、今回は明確に下がっておると言っていいかも??。ありがたくもドセまだ効いとる、っちゅうことで、 今日はドセ12。
 まぁ、これはよしとして、尿採った時、やけに濁っとんな、って思ったんですが、やっぱり診察時に指摘され、前立腺炎疑われますね、っちゅうことで、抗生剤服用を指示されました。敢えて言えば、確かに最近尿道時々違和感あるような気もする、、、。ほっといたら近々泥吐き始めるのんかもしれません。泥は嫌なんで、今晩から3日間ミノサイクリン。

 とは言え、治療効果は言ぅちゃ好結果。そのまま直行で別所に移動し所用処理して帰宅後は、既にローラー回す時間はございませんでした(乗れるときに乗っとかんと、どうせ2~3日後からむっちゃ体調悪なんのんわかっとるからなぁ、、、)。 というわけで、明後日はドセ開始1周年!。

P.S.:昨日一日中何故だか右あばらがやたらと痛かったんです
     ねぇ、骨転移って言われとるとこが。こんだけ痛いと
     日常生活支障ありってなレベルで、いよいよこりゃ
     やばいかも、って思いましたが、今日はかなり治まって
     ました。何これ??。でも、まぁ、治まってよかった
     です。普段から常時微妙に痛いことは痛いんです
     が、、、。

P.S.:んっ?、そう言えば最近足裏かゆくないっすね。


   2020年9月30日(水)Fight(闘病記)
    9月の体調。

症状:
○全身倦怠感:あ~しんど×8。
○腰痛脚痛:先月末に同じ。
○排尿障害:先月末に同じ。
○排便系:先月末に同じ。
○ドセ系:ドセ後2日おいて1日半ダウン。

【しんどいわぁ】あ~しんど8連発(先月同)。 旧友が「あ~しんど指数ってつまりがんばった指数だな。がんばってるな!」って言ぅて応援してくれます。確かにそうも言えるわな、しんどいけどなんやかんやで結構がんばってるかも(この自己肯定感が大事!)。


   2020年9月30日(水)Diary(日記)
    9月の成績。

・体重60.9kg
・ローラー台×16days(30min/day)
・楽しい飲み会×0day

【ローラー乗ってます】日数で見ると不振ですが、実はローラー結構乗ってます。今月は490km!(大したことないけど、、、)。 新ローラー、気に入ってごろごろ回してます。引退後の生活環境も少しずつ整えてってます。


   2020年9月30日(水)Books(本)
    9月に読んだ本。

 本を読まないうちの娘に読書の楽しさを知ってほしい。で、僕のライブラリに以下の本が追加されました。卍(レズ)、仮面の告白(ゲイ)、教団X(カルト宗教)、ハックルベリィ・フィンの冒険(黒人差別)、壁(自分の名刺に自分を乗っ取られた男)。 んっ?、何か?。どれも名作やで。(ハック以外は既読。)

(1~3)戦争と平和(二~四)
     /トルストイ(訳:工藤精一郎)/新潮文庫
 読んでも読んでも進まないんですが、やはり名作は名作だけのことはあります。ナポレオンのロシア侵攻を題材とした長編傑作。歴史は小さな個人の生活の集積であるとの著者の見解の下に、自己の出自を織り込んみつつそれを体現した名作。でも、エピローグの最後の何十ページかはいらんちゃうのん?。

(4)かもめ/チェーホフ(訳:浦雅春)/岩波文庫
 丸善e-Bookライブラリ。超有名な戯曲。戯曲っちゅうのんは読んでもいまいちよくわかりません。舞台で見ると違うんでしょうか?。演出によってもかなり変わるみたいなことが解説に書いてありましたが。

(5・6)ロビンソン・クルーソー(上・下)
     /デフォー(訳:平井正穂)/岩波文庫
 丸善e-Bookライブラリ。上巻部分は、少年文庫みたいなのんで子供のころ読んだことがあると思う。未開地の食人種が当たり前のように出てくるんで、もちろん時代を考えながら読む必要があります。宗教観にもちょっと違和感あり。本筋ではないですが、中国に関する記述は(在住経験ある身として)思わず笑ってしまうほど秀逸(?)でした。でも名作冒険小説って、大人になってもわくわくするよね。

(7・8)ハックルベリィ・フィンの冒険(上・下)
     /マーク・トウェイン(訳:西田実)/岩波文庫
 というわけで、少年に戻ってこれ。既に退化してしまった冒険心がかきたてられて面白いですね(退化についてはちょっと寂しい気もするけど、、、)。 トム・ソーヤはたぶん少年文庫みたいのんで読んだことがあるんですが、ハックは初読と思う。いい意味でアメリカ的おおざっぱな少年冒険もので面白いです。トムは少年向けと解されているに対し、その続編である本書はアメリカ文学を確立した金字塔と評されているらしい。最初と最後にトムが出てくるんですが、確かにその部分だけは全然面白くなかったです。子供の頃トムを読んで黒人奴隷が“もの”であった歴史を学んだように記憶してます。

(9・10)ファウスト(上・下)
     /ゲーテ(訳:手塚富雄)/中公文庫
 ご存知超有名な戯曲。キリスト教的立ち位置での著作でないからでしょうか、戯曲ですが思ったより素直に入ってきました。悪魔(これはキリスト教?)と契約するインテリおじいさんの悲劇(って帯に書いてましたが悲劇でもないような)。 求道者的、多神教的特性の日本人にとってはなかなか面白い古典でした。

(11)思考の整理学/外山滋比古/ちくま文庫
 古典的HOW TO本。これ読んで啓発される人は、まぁ、著者に遊ばれておるのんではないでしょうか。内容から2点ピックアップしておきます。①文芸作品を読むことは必須。これは完全に正しい。②人・物事を見るときはそのよい点を見よ。これは多くの場合正解だが、100%正しいとしてしまうと思考の発展は否定されてしまう。どちらも我が子には言ぅてきたつもりやったんですが、、、。

(12)モンテ・クリスト伯(一)
     /アレクサンドル・デュマ(訳:山内義雄)/岩波文庫
 黒岩涙香による翻案「巌窟王」の原作全訳。ユゴー、バルザック、デュマはそれぞれ蔵書にないとあかんわなぁ、って購入(動機が不純)。 大長編復讐劇。感想は七巻完読後に。


   2020年10月2日(金)Fight(闘病記)
    おしっこに乳酸菌。

 グラン打ちに総合病院行ってきました。
 先週引っかかった尿の濁り、培養検査の結果、菌名はEnterococcus faecalis(エンテロコッカス・フェカーリス、グラム陽性非芽胞非運動性の通性嫌気性の乳酸菌)なんですと。こやつも結構フツーにそこらにいてるらしいんですが、前回の黄色ブドウ球菌とは別のやつですな。ほんで、使用すべき抗生剤も前回とは違うっちゅうわけですな。

検査結果によると耐性は以下の通り。
 抗生剤感受性 S : Susceptible
  ABPC (Anhydrous ampicillin,
     ペニシリン系抗生物質)
  PCG (Benzylpenicillin,
     ベータラクタマーゼ感受型ペニシリン)
  TEIC (Teicoplanin, グリコペプチド系抗生物質)
  VCM (Vancomycin, グリコペプチド系抗生物質)
  LZD (Linezolid, オキサゾリジノン系抗生物質)
 抗生剤感受性 R : Resistant
  LVFX (Levofloxacin hydrate, キノロン系抗生物質)
  MINO (Minocycline hydrochloride,
     テトラサイクリン系抗生物質)
  RFP (Rifampicin, リファマイシン系抗生物質)
 適用対象外 NA : Not Applicable
  CEZ (Cefazolin, セファロスポリン系抗生物質)
  A/S (??)
  CFDN (Cefdinir, セファロスポリン系抗生物質)
  CTM (Cefotiam hydrochloride, セファロスポリン系抗生物質)
  FMOX (Flomoxef sodium, オキサセフェム系抗生物質)
  FOM (Fosfomycin sodium, 抗菌薬)
  GM (Gentamicin sulfate, アミノグリコシド系抗生物質)
  ST (sulfamethoxazole-trimethoprim, 抗菌薬)
 未調査
  CLDM (Clindamycin, リンコサミド系抗生物質)
  EM (Erythromycin, マクロライド系抗生物質)

 先週、ミノサイクリン(MINO)3日飲め、って指示されたんで、2日飲んでみましたがいまいちなんで、その後、勝手にシタフロキサシン(LVFX類似)も2日飲んでみましたところ、結果はどちらも感受性Rでして、そりゃ、効かんわな。
 で今回、感受性は調べてないですがこれでいってみますか、って処方されたんが、ファロム(Faropenem sodium hydrate)。 ペネム系っちゅうことらしいんでABPCと近いのかも、って思ったりもしますがよくわかりません。自覚症状さほどないなら無理に飲まんでもええようなこと言われましたが、処方された5日分飲んでみます。効いてくれればありがたいですがねぇ。

 抗生剤とおしっこ濁りのお話でした。

P.S:芍薬甘草湯追加してもらいました。最近、ときどき
    首つりそうになるもんで(首吊る?、いいえ、首の筋が
    攣る)。 腕立てとかしたらちょっとはましかなぁ、
    とか思いまして、ときどき腕立てしたりしてます
    が、、、。


   2020年10月3日(土)vTrip(仮想旅)
    目的地:『(釧路湿原駅→帯広→)襟裳岬』

 襟裳岬に到着。では、早速観光と参りましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・十勝豚丼(帯広)。 前回は新千歳空港で「空飛ぶ豚丼」
   買ぅて、帰阪後食しました。
 ・幸福駅。旧国鉄・広尾線の駅。「愛国」から「幸福」行の
   切符が有名ですが、僕は既に幸福なので不要。
   妻は所望やったかも?(買ぅてませんでしたが)。
 ・六花の森。北海道の有名なお菓子屋さんが経営する
   おしゃれな自然の森。レストランで食事して、森を
   散策しました。

これから行きたい!気になるスポット:
 ・襟裳岬。北の町ではもぉぉ~、悲しみをぉ~、、、♪♪    、、、えりぃもの、春ぅはぁ~ぁぁ、♪♪
   何も、ない、春ですぅ~♪♪
   行っても何もないんやろなぁ。(もしかしたら行ったこと
   あるやもしれん。)

次の目的地:『支笏湖回って函館に戻る』


   2020年10月11日(日)Diary(日記)
    Go Toその2。

 予告通り、Go Toその2行ってきました。今回のテーマは、明治創業4クラシックホテル制覇、蔵王御釜、袋田の滝(三名瀑制覇)、偕楽園(三名園制覇)でした。で、どうやったかというと、クラシックホテルは万平がえらく高いんで、昔にアフタヌーンティーしたから一応“済”にカウントすることとして、代わりに四万温泉となり、偕楽園は時間切れで次回に持ち越し。では、レビューをどうぞ。

 10/7 (WED) 自宅→四万温泉積善館
   積善館は、現存する木造温泉宿最古の建物とのこと。
  お風呂も元禄創業当時の趣を残す(?)独特の形状。
  建物の床はみしみし鳴るし、洗い場もない風呂ですが、
  湯治場情緒がとてもよかったです お湯もいいんですよ。
  トイレでパンツ下すときお尻のすべすべ半端ないんです。
  で、一句。
    「厠にて すべ肌覚ゆ 四万夜寒」
  妻曰く、0点!。

 10/8 (THU) 四万温泉→(新潟)→御釜→蔵王温泉
   御釜見てきました。紅葉も、雲海も、絶景が見られて
  最高!。蔵王まで行こうと思うと大阪から4泊5日では
  結構な強行軍なんですが、ちょっと無理して行ってよかった
  です。リピートしたお宿、四季のホテルも、部屋、温泉、
  料理、サービス、どれも大満足、妻絶賛!。道中新潟のSA
  で魚沼産コシヒカリの新米をお土産に買いました
  (Go To Travel地域共通クーポン!)。

 10/9 (FRI) 蔵王温泉→袋田の滝→日光金谷ホテル
   4段幅広に落ちる袋田の滝は、渾身一段一本落ちの華厳・
  那智とはまた異なる趣で壮観。これにて3名瀑制覇!。
  この時点で既に14時で、偕楽園は時間切れでパスして
  日光へ。金谷ホテルは本館にしたのに部屋は全然クラシック
  やなかった、、、最安プランやったからやろか、残念。
  これにて一応明治創業4クラシックホテル制覇とさせて
  いただきます(万平はアフタヌーンティーだけで泊ってない
  けど、まぁ、ええわぃな)。 奈良、富士屋が秀逸でしたね
  (これらも最安プランでしたが)。 夕方5時過ぎに散策
  した日光の町は、軒並み店閉まってました(笑)。 で、
  夕食はガスト(これまた笑)。 そして、個人的大事件が
  勃発したんですが、これについては言わぬことといたしま
  しょう。翌朝にドア開いてた部屋いくつか覗いたところ、
  概ねクラシックな部屋ばかりでしたぞ。高いプランやと
  クラシックないい部屋なんでしょうか?。

 10/10 (SAT) 日光→下呂温泉水明館
   安房峠トンネル経由で下呂に。水明館って、ネットでの
  評判がかなりいいんです。大量の客を驚異的段取りの良さで
  捌いていく様は圧巻でした。確かに不満はさほどないん
  ですが、僕たちのスタイルにはちょっと合わないかなって
  感じ。少量ではあったものの晩ご飯のステーキがおいし
  かったような、、、。夜は打上花火大会があって、目の前で
  見られてラッキーでした。

 10/11 (SUN) 下呂→モネの池→自宅
   下呂の温泉街を散策して水明館に戻り、そこの喫茶店で
  ケーキセットを食す(Go To Travel地域共通クーポン!)。
  帰路、ちょっと寄り道して岐阜県関市のモネの池を見て
  きました。そう思ってみればモネの池にも見えないことも
  ないか?。

 爆走2,000km 超、重病人はさすがにちょっと疲れましたが楽しかったです。Go To Travelでいつもより若干ぜいたくな宿に泊まり、\18,000-分ついてきた地域共通クーポンで、お土産たくさん買いましたぞ(いつもならほぼ買わない、笑)。 お土産買うのも結構楽しいですね、帰ってからも楽しめるし。しばらくお茶うけには困りません(んっ?、自分らで食うんかい!)。

 (ドセによると思われる)脚神経痛がこの旅行でかなり悪化しました。車運転しすぎかなぁ、真っすぐ歩くのんが若干困難やったりもする。数日で回復してくれればありがたいんですが、、、。長期の旅行は今回が最後になりそうです(泣)。


   2020年10月21日(水)Diary(日記)
    チャリぐつが新しくなる。

 ローラーにまたがったら、なんやら足に違和感が、、、で、よく見ると、左靴のソールが靴本体と首の皮一枚でかろうじてつながっておる瀕死の状態ではないですかい!。僕より長生きと勝手に思ぅておりましたが、きっちり期待をたがえてくれて、さすがにこりゃあかん。しゃぁないんでチャリ屋に走って新靴買いましたよ(1万円ちょい)。

 物入りです (泣)。


   2020年10月22日(木)vTrip(仮想旅)
    目的地:『(襟裳岬→支笏湖→登別→)函館港』

 函館まで戻ってきました。今回は距離長かったなぁ。北海道は今回で完了です!!。では、観光と参りましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・??、ないかも?。

これから行きたい!気になるスポット:
 ・支笏湖。もしかしたら行ったことあんのかなぁ?。
 ・登別温泉。熊がおったような記憶があるんで、もしかしたら
   行ったことあるかも?。クマ牧場が有名。

次の目的地:『大間に渡って十和田湖』


   2020年10月23日(金)Fight(闘病記)
    脚腰不調、そしてドセ13。

 4泊5日の車旅行から帰ってきて早2週間近くが経とうとしております。旅行終了直後はさほどでもなかったんですが、2~3日してから左脚腰が超いったいんです。あまり考えたくないんですが、1年半前に友人医師に手術してもらった脊柱管狭窄症(そんときは右、今度は左)に症状がかなり似ておるやないですかぃ!。とりあえず今日まで様子見ておったんですが、いまいち治らずそのままドセ打ちに総合病院へ。

 ほんで、まずはPSAですが、
  PSA=14.30
まぁちぃと上がっておるが5月から概ね横ばいかね、っちゅうことで、今日はドセ13。おしっこの濁りはいまいち回復しておらんものの自覚症状あまりないなら放置しましょか、ですと。

 ふ~む、でも、やっぱ、左脚腰は気になるなぁ、って、1週間後にグラン打ちに来たときに治ってなければMRI撮ってちょ、って一応予告してみましたところ、せんせ、ふんふん、って聞きつつ、整形はわしいまいちわからんからなぁ、でも、MRIは予約してあげるよ、ってな頼りない対応やったのでした(泣)。 まっ、えぇわ、今日時点でちょっと回復傾向に向かっておるような気もするし、、、。

 若干気ぃ悪して帰って、ローラー軽く回してやりましたのでした。


   2020年10月28日(水)vTrip(仮想旅)
    目的地:『(大間→)十和田湖』

 北海道を脱出し、大間に渡りました。そして十和田湖に到着。では、観光と参りましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・奥入瀬渓流。妻の要望(わがまま?)に従って2日に渡り
   ゆっくり散策しました。いい感じですね。
   朝早くいかないと駐車場がないです。
 ・十和田湖。のんびりした感じの湖でした。秋田県側の湖畔の
   温泉宿に泊まりましたよ。

これから行きたい!気になるスポット:
 ・大間のまぐろ。有名なんで一回現地で食してみたいなぁ。
 ・恐山。 学生の時に行ったことあると思うんですが、
   三途の川を渡ったのか、賽の河原で石を積んだのか、
   さっぱり記憶にございません。
 ・酸ヶ湯温泉。温泉宿の前は車で通りました。一度泊まって
   みたい温泉です。

次の目的地:『花巻』


   2020年10月29日(木)Fight(闘病記)
    ドセ13その後。

 今回はしんどいぞぇ。金曜ドセ、土曜は多少動いたものの日曜はしんどうてほぼ活動せず、月曜火曜は寝たきり、水曜は少し回復してなんとか出社して無聊に座っておったものの、今日木曜は在宅っちゅうことでまたしても午前中はごろごろ(だって、しんどいんやもん)。 午後はまぁ、なんとか動けるようになってきて、結局都合4日半は活動できず状態でした、っちゅう感じっすかね。そして今回はなんか胃がむかむかすることが多いのですな。
 他方、ごろごろ長時間寝てたんが腰にはよかったようで、左脚腰痛は短時間なら歩くにそれほど支障ないレベルまで回復しました。あぁ~よかった。

 ドセは回を追うごとに確実にしんどさ増していく。いつまで体がもつやろかなぁ、、、?。ほんでも今日午後はがんばって、フランス各地が押し込められたニューカレドニアに行ってきましたが、何か?(Zwiftです)。


   2020年10月30日(金)Fight(闘病記)
    おしっこ濁り改善せず。

 グラン打ちに総合病院行ってきましたんですが、おしっこの濁り相変わらず改善せずなんですわ。ふ~む、抗生剤飲んでみますか、ってなことで、オーグメンチン配合錠250RSっちゅうのんを5日分処方してもらいました。ABPC類似なんで運が良ければ効くかも、なんですと。
 明日から5日間飲んで様子見てみます。


   2020年10月31日(土)Fight(闘病記)
    10月の体調。

症状: ○全身倦怠感:あ~しんど×10。
○腰痛脚痛:先月末に同じにまで回復したかな?。
○排尿障害:先月末に同じ。
○排便系:先月末に同じ。
○ドセ系:ドセ後1日おいて4日半ダウン。

【しんどいわぁ】あ~しんど10連発(まぁ、10月なんで、、、?)。 ドセ後のしんどさが長続きするんですねぇぇ。総合病院主治医せんせは、PSA横ばいならしんどぅてもドセ続けなあかんよ、って言うんですが。まぁ、そりゃ、医者側からするとそうなんでしょうなぁぁぁぁぁ(半分やけくそ?)。


   2020年10月31日(土)Diary(日記)
    10月の成績。

・体重61.5kg
・ローラー台×14days(30min/day)
・楽しい飲み会×0day

【Go Toでしたからね】日数で見ると不振ですが、実は距離も不振です。Go Toでしたからね(旅行してました、笑)。 おまけにドセ13効果絶大でしたからね(こっちは苦笑)。


   2020年10月31日(土)Books(本)
    10月に読んだ本。

 最近不眠症で、例えば21時に眠たなってとっとと寝て2時に目が覚めて寝られなくなり、4時ころから再び寝て6時に起きるとか、、、(んっ?、それって不眠症か?)。 まっ、つまり、夜中に読書が進んだりするわけです。そして昼は眠い。

(1~6)モンテ・クリスト伯(二~七)/
     アレクサンドル・デュマ(訳:山内義雄)/岩波文庫
 おもしろいです。子供のころに夢中で読んだ怪盗ルパンみたいです。稀代の大金持ち似而非貴族の復讐鬼モンテ・クリスト伯って、やっぱ、悪人ですかね?。

(7)人生論/トルストイ(訳:中村融)/岩波文庫
 丸善e-Bookライブラリ。生物学と哲学の射程を見誤っているようでなんやらようわからんのですが、内容的にはアインシュタインが言う「誰かのために生きることにのみ生きる価値がある」「人の価値とはその人が得たものではなくその人が与えたもので測られる」と同じ感じでしょうか?。偉大な文学者の言よりも偉大な科学者の言の方が、この場合わかりやすいかも?。

(8~9)ジャン・クリストフ(一~二)
     /ロマン・ローラン(訳:豊島与志夫)/岩波文庫
 ロマン・ローランのノーベル賞受賞の中核となった著作。全四巻。感想は全巻読破後に。

(10~11)アラビアン・ナイト(1~2)
     /(訳:前嶋信次)/平凡社東洋文庫
 Japan Knowledge Lib。なっ、なっがい!!、なんと、18巻!。イスラム文化圏のおとぎ話であるが、元はインド発祥と思われるものが多いとのこと。ふざけた話の連続なんですが、別におもしろくもなんともない。アラビア語の長編叙事詩という意味では僕にはわからない価値があるのでしょうが、、、。まぁ、二巻で引導渡そかなぁ。


   2020年11月2日(月)vTrip(仮想旅)
    目的地:『(十和田湖→)花巻』

 花巻に到着。では、観光と参りましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・盛岡。赤レンガ館、盛岡城跡行きました。盛岡冷麺も食し
   ましたよ。すいかが入ってたりする。
 ・花巻。花巻っちゅうたら、やっぱ、賢治ですかね。記念館
   行きました。賢治の記念館みたいなやつがいくつかあり
   ます。

次の目的地:『銀山温泉』


   2020年11月8日(日)vTrip(仮想旅)
    目的地:『(花巻→一関→気仙沼→松島→)銀山温泉』

 銀山温泉に到着。息子が伊豆輪行で距離稼いでくれましたんで、以外に早く着きました。では、観光と参りましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・平泉。中尊寺、毛越寺が有名。どちらも行きましたよ。
   金色堂は専用の立派なおうちに入っておりました。
   奥州藤原氏の涅槃ですか。
 ・松島。日本三景の一。四大観っちゅうのんがあって、
   僕らは壮観に登りました。
 ・銀山温泉。古勢起屋別館っちゅう古い宿に泊まりました。
   川沿いの旅館街は一見古そうで情緒ありですが、
   ちゃっかり有名現代建築家の手による高級旅館も
   紛れてます。

これから行きたい!気になるスポット:
 ・三陸海岸。小学校の社会科と理科で習いましたよね。
   リアス式海岸。岩手県には海岸段丘もあるとか。

次の目的地:『銀山温泉→山寺→仙台→蔵王→米沢→三春
       →いわき』


   2020年11月10日(火)Fight(闘病記)
    これってやばくね?。

 ドセ打ってもう2週間以上経ったでなぁぁ、ほんでも毎日えらいしんどいでなぁぁぁ、マンション6階の自宅まで階段上がんのんもうあかんでなぁぁ(つまりエレベーター)、6分歩いて会社行ったらむっちゃ息上がってぶっ倒れそうになんでなぁぁ(ほんでも行ってます、週二)、買物行って妻について歩くのんもなんかちょっと無理やでなぁぁ(ベンチで座って待ってます)。 これってやばくね?

 で、こんな本読んでます。「抗がん剤をいつやめるか?どうやめるか?(日本医事新報社)」!。 いつ緩和ケアに移行するべきか、ってな内容ですけどね(苦笑、俺はまだやろ、たぶん)。


   2020年11月18日(水)vTrip(仮想旅)
    目的地:『(銀山温泉→山寺→仙台→蔵王→米沢→三春
        →)いわき』

 スパリゾートハワイアンズ(いわき市)に到着。では、観光と参りましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・山寺(立石寺)。
   「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」(芭蕉)。
 ・仙台。青葉城跡で飲んだずんだシェイク、市内ショッピング
   モールのレストランの牛タン、おいしかったです。
 ・蔵王。四季のホテル、っちゅうお宿に泊まりました。
   温泉のお宿も山上の景色も最高でしたよ!。
   行ってよかったわぁ。
 ・三春の瀧桜(三春町)。 樹齢1000年を超えると
   言われる老枝垂桜。八分咲きで見ましたが、とても
   立派でした。

これから行きたい!気になるスポット:
 ・米沢。 米沢、っちゅうたら牛でしょ、牛!!。
 ・スパリゾートハワイアンズ(いわき市)。 僕らの世代には、
   常磐ハワイアンセンター、って言った方が馴染みあり。
   「1000円持ってハワイに行こう!」って宣伝してた
   ような、、、。ここが舞台となったフラガール、欧州出張
   (米国やったかな?)のフライトで観ました。でもここ、
   ほんまは、行きたい、っちゅうわけでもないです。
   ちなみに、昔、南紀白浜のハマ・ブランカにも
   行ったことがあります(何の関係もないけど、、、
   なんとなくハワイ??)。

次の目的地:『いわき→宇都宮→水戸→銚子→館山』


   2020年11月21日(土)Fight(闘病記)
    ドセ14。

 なんやら結局前回ドセ後は1か月間延々しんどかったでなぁぁ、、、って思いながら、昨日はなおもドセ打ちに総合病院へ。
  PSA=15.30
上がりましたね。数値的には1上がっただけですが、これからじわじわ上昇続く感じやでなぁ、ってなことを予感させる値です。総合病院主治医せんせもなんとなく同感であるらしく、「今日はどうする?」、つまり、今日からドセやめますか?、って聞いてくれてました。急にそう言われて今すぐやめてもなんなんで(?)一応ドセ14は打つこととし、開業医主治医せんせに意見聞いてみて、来週グラン打つ時相談させてください、って退却してきました。

 ほんで本日は開業医主治医せんせとこ行って意見聞いてきました。しんどいんやったらPSAも上がってきそうやしそろそろネクストラインに移行するのもありやろな、ただし移行前に画像は撮っておいた方がええな、ってなことでした。どの時期に治療を変えるかは僕の段階では決まった判断基準はないようで、PSAも大きく上昇していないならドセ継続もまた十分妥当やろとのこと。結構自由(?)っちゅうことですね。
 で僕的には、年内に画像撮って、来年1月からエンザルにチェンジ、っちゅう線で行くこととしました。まぁ、PSAの変動具合によっては多少の時期変更はあるかもしれませんが、ドセとは来月の15回目を最後にお別れしたく存じます(ほんま、しんどいんっすよ!)。
 おしっこの濁りはいまいち改善せず、またしてもオーグメンチン配合錠5日分処方してもらいました(泣)。 次の金曜日、グラン打つ時画像予約入れてもらう予定です。

   2020年11月27日(金)Fight(闘病記)
    ドセ、やめたるわぃ!。

 火曜は調子えぇような気がしてローラーごろごろ回してみましたが、昨日はなんやら胸圧迫感があって不調で一日ふとんでごろごろ。今日はグラン打ちに総合病院へ。ほんで、
  「しんどいからもうドセやめる!!
   次回 12/18 PSA>=15.3 なら
   その日からエンザルに替える!!」
って宣言してきました。「まぁえぇんちゃう、下がってたらドセ続ける?」って聞かれたんで、続けます、って言ったら、せんせ、12月18日にドセ予約ちゃっかり入れてくれてましたわ(笑)。
 今回は骨シンチはまぁいらんやろ、っちゅうことで、CTのみ本日押込んでもらって撮って帰宅。胸圧迫感は内科で診てもらった方がええよ、ってなアドバイス付きでした。

 ふんっ、もうドセせぇへん思ぅたら次回が楽しみやわ。ちぃと元気になってきたような気がしてきましたぞぇ(PSA下がってたりして、、、その場合はドセ15!)。


   2020年11月30日(月)Fight(闘病記)
    11月の体調。

症状:
○全身倦怠感:あ~しんど×10。
○腰痛脚痛:なんや、ちゃんと歩くのんがしんどいなぁ。
○排尿障害:先月末に同じ。
○排便系:先月末に同じ。
○ドセ系:前回よりちょっとましかも。

【しんどいわぁ】あ~しんど指数は先月と同じかな(×10)。 ドセやめたる!、って決めたったんでちょっと気分ええのんかも。どや、これもドセ効果じゃい!(笑)。


   2020年11月30日(月)Diary(日記)
    11月の成績。

・体重60.7kg
・ローラー台×14days(30in/day)
・楽しい飲み会×1day

【楽しい飲み会ついに1!!】大学の同窓生が東京から来てくれました。まっ、2人ならええやろってなわけです。いいね!。


   2020年11月30日(月)Books(本)
    11月に読んだ本。

 結局アラビアン・ナイトは中途放棄(「開けごま!」のくだりまでは到達できず、残念)。 他方、僕のライブラリ、もう少し買い足す予定はあるんですが、現時点の蔵書目録を作ってみました。結構ええのんがそろってます。孫に読ませたいなぁ(息子も娘もまだ独身ですが、何か?)。

(1)世界の常識vs日本のことわざ/布施克彦/PHP新書
 Overdrive Library。PHPな上に新書ときては期待度超薄。内容は期待通りでしたかね(笑)。

(2)抗がん剤をいつやめるか?どうやめるか?/勝俣範之
    /日本医事新報社
 丸善e-Bookライブラリ。こんな本があったんで読んでみました。だって、ドセきっついんやもん。PS(Perfomance Status)なんて略語も覚えました。総じていえばPS3(限られた身の回りのことしかできず日中の半分以上を寝て過ごす)以上の患者には化学療法は総じてマイナスなんで緩和ケアに移行すべしということらしい。今の僕はPS1(激しい活動に制限はあるが軽作業などは可)ですかね。ドセ後は一時的にPS2(歩行可能で身の回りのことはできるが作業は困難)になってるかも?。ゲノム医療も今の段階ではやめ時は化学療法とそれほど変わらない感じのようです。ところで、症例に登場する患者たち、医師(の処方)に対する期待がやたらと高いです。なんででしょ?、医師も僕らと同じ普通の人にすぎないのにね(頭脳明晰である確率は一般人よりかなり高いとは思いますが)。 僕は、主治医たちにも友人医師たちにも“ふつぅー”に期待しています。

(3~4)ジャン・クリストフ(三~四)/ロマン・ローラン
     (訳:豊島与志雄)/岩波文庫
 ベートーベンがモデルと言われる大河小説(著者自身は、ジャンにベートーベンを見るな、って言ってますが)。 出だしはロマン・ローランってドイツの作家やったけ?、ってなドイツ批判が炸裂。進むにつれ、フランス批判の方がよっぽど辛辣で深いんで、フランス人やったな、って納得する感じ(最後にはフランスの芸術をかなり褒めてましたけど)。 分厚い文庫本四冊と長いですが、描写・考察が緻密で読者は手を抜けるところがあまりない(読破に時間を要したことのいいわけ?)。 音楽家の成長・成熟物語であり同時に人間賛歌でもある。ジャンが最後にたどり着く境地は、若かった時代の僕には理解できなかったかもしれない。てらいのないストレートな名作でした。

(5)娘のトリセツ/黒川伊保子/小学館新書
 ふ~む、僕の娘への接し方は間違っていたのか?。いやいや、そぅでもないと今でも思ってますが、、、?。トリセツとは関係ありませんが、脳科学者の著者曰く、栄養摂取をやめると脳内麻薬が自然分泌されて苦痛から解放されるようにできているらしい。死の直前に食事ができなくなるのは幸せな死を迎えるに当然必要な生理なんですと。

(6)「残り2年」の生き方、考え方/関本剛/宝島社
 肺がんになって余命2年を宣告された緩和ケア医による著。人は生きたように死ぬ、つまり、ちゃんと生きればちゃんと死ねる。そのためには好奇心を失わずに「迷ったら、やる!」なんです。

(7)少年と犬/馳星周/文芸春秋
 今年の直木賞。権力の犬は大嫌いですが、この本の犬なら、まぁ、いいかな?。

(8)死を受け入れること/小堀鴎一郎・養老孟司/祥伝社
 東大医学部卒の2人の対談。ふーむ、一見かみ合ってるようで注意してみるとそうでもないような会話、表出した言葉の裏側にある深い経験をある程度知らないと理解できないような気がします。妻はもっとわかりやすく読んでました、トップエリートで素直な養老先生とセカンドエリートで僻み屋の小堀先生??。まっ、いずれにせよ死は死ぬ本人には大した影響はないみたいです。

(9)阿部一族・舞姫/森鴎外/新潮文庫
 初読。何故か今まで鴎外はあまり読んでないんですが、今こうして読んでみるとやはり若いうちに読んでおくべきと感じますね。舞姫、虚構とは言え考えさせられるものがあります。主人公はきっとこの先普通には生きていけないのだろう、、、。

(10)舞姫/川端康成/新潮文庫
 舞姫続きでこれも初読。千羽鶴、山の音と並行して書かれた新聞小説らしい。並行作にいいとこを取られてしまった感じですか?。

(11・12)ご冗談でしょう、ファインマンさん(上・下)
     /R.P.ファインマン(訳:大貫昌子)
     /岩波現代文庫
 丸善e-Bookライブラリ。1965年にノーベル物理学賞を受賞した米の量子物理学者の自著逸話集。運動音痴ガリ勉組を自称していますが、ちゃっかり3回も結婚してます。興味を持っていろいろと実行していく姿勢には感心しますが、本書内容は物理学とは関係ない事柄が主。でも、何にでも興味を持つことが一つのことを深堀りすることになっていくんですね。

(13)千羽鶴/川端康成/新潮文庫
 初読。結局これも読んでへんかったんかい、って突っ込みたくなりますが、何か?。山の音の姉妹作と言っていいように思います。彼方老境の、此方青年の、なんとなく逃れ難いことを感じさせる呪縛。読後感あまりさわやかならぬ佳作。

(14)眠れる美女/川端康成/新潮文庫
 変態じじい小説。変態的叙述はともかく、変態を通じて想起される男女が織りなす逢瀬は、文章の美しさと相俟って、日本情緒を喚起させてくれます。


   2020年12月3日(水)vTrip(仮想旅)
    目的地:『(いわき→宇都宮→水戸→銚子
        →野島埼灯台(南房総市)』

 野島埼灯台(南房総市)に到着。では、観光と参りましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・袋田の滝。ちょっと前にリアルで行きました。
   日本三名瀑の一。
 ・犬吠埼(銚子市)。 地球がまぁ~るく見えるんです。
   子供のころ行ったはず。
 ・九十九里浜。全長66kmの長ぁ~~~~~~~い砂浜。
   子供のころ行ったはず。

これから行きたい!気になるスポット:
 ・宇都宮。餃子!、ですかね。今年上半期は日本一では
   なかったようですが。
 ・水戸。納豆?、ですかね。いいえ、偕楽園(僕は納豆は
   好きではありません)。
 ・野島埼灯台 (南房総市)。 千葉県最南端。千葉県最南端は
   館山市って思いこんでましたが、実は南房総市でしたわ
   (笑、僕、小学校教育は千葉県で受けました)。

次の目的地:『野島埼灯台→さいたま→秩父→甲府→東京』


   2020年12月8日(火)Diary(日記)
    そろそろ卒業しますかね。

 大学生です、っちゅうこと、日常はほぼ忘れてます。Amazon Studentで本買うとき(割引がある)と、無聊に座してe-Book読むとき(大学のアカウントでログインできる)だけちょろっと思い出す感じ。でも、年間3万円かかるしいつ死ぬかわからんしなんで、法学士もそろそろもぅといた方がええやろと思料し、ついに本日卒業申請しました。高等(?)遊民生活ももうすぐ終了ですね。


   2020年12月12日(土)Fight(闘病記)
    なんか尿道がねぇ、、、そして血尿。

 9月から乳酸菌由来と思われる尿濁りを引きずっておって、オーグメンチン配合錠(AMPC/CVA)もいまいち効果薄く尿道違和感増加してきたもんで、先週土曜に開業医主治医せんせとこ行って、セフメタゾールナトリウム(CMZ)点滴してスルファメトキサゾール・トリメトプリム(ST)処方してもらいましたんです(どちらも9月の培養試験ではNA:Not Applicableのようでしたが、、、せんせはもちろん承知)。 これもなんやらいまいちやなぁ、って思いながら火曜出勤前おしっこしたらピンク色!、正月以来の血尿でした。しゃぁないんで念のためその日は在宅勤務に切り替えて様子見てましたところ、次のおしっこは濁りながらも正常色で、ほっとしました。
 血尿はその一回で治まっておりますが、一日の中で波がありながらも尿道違和感は残っており、その刺激で尿意をすぐにもよおすんでいゃ~な感じ。STは3日目以降に多少効いたような気がしましたが、処方された5日が切れてからもぅ一度悪化。ほんなもんで、抗生剤効かんのんは難儀やなぁと思いつつ今日も開業医主治医せんせとこ行きましたのです。メロペネム(MEPM)点滴してST5日分再度処方してもらいました。効いたらええねんけど、、、。

 そして、次はもうドセやめてエンザルにする!!、って宣言しました(ドセは総合病院なんでここ開業医主治医せんせに宣言してもあまり意味はないんですが、エンザルに替えた後はこっちで面倒見てもらおうと思っているんですねぇ、土曜に診てもらえるんで有休節約できるし、、、)。 で、エンザルのパンフレットもらって帰ってきましたのでした。


   2020年12月16日(水)vTrip(仮想旅)
    目的地:『(野島埼灯台→さいたま→秩父→甲府
        →富士吉田)→東京』

 超大回りで東京に到着。では、観光と参りましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 んっ??、この辺り、ほとんど観光は行ったことないやん。
 ・TDL。子供が小さい時分に何回か行きましたけどね。
 ・甲府。何回も中央高速で素通り経験ありますけどね。
 ・東京。東京タワーもスカイツリーも登りましたけどね。

これから行きたい!気になるスポット:
 ・さいたま市。
   ♪何故か知らぁぁねどぉ~~ 夜のさいたまは~~ぁ
 ・秩父多摩国立公園。って記憶してましたところ、
   いつの間にか秩父多摩甲斐国立公園になってました。
   雲取山は東京都最高峰とのことです。
 ・甲府。ワイン、ですかね。僕はお酒は飲みません
   (飲めません)。
 ・富士山。もはや無理ですが登ってみたかったなぁ。
   山頂浅間神社のお守りは持ってます。高校友人が
   登った時に買ってくれたんです、ありがとう!。
   こちらももはや無理ですが、“富士いち”もして
   みたかったなぁ。
 ・丹沢。ヤビツ峠(チャリ小僧御用達らしい)はこの辺り。
 ・東京。東京ステーションホテル泊まったろと思いきや、
   な、な、なんてたっかいんじゃ!!。で、あきらめ。
   いなかもんなんで、はとバスに一回乗ってみたい
   ような、、、。

次の目的地:『東京→箱根→伊豆→浜松』


   2020年12月18日(金)Fight(闘病記)
    ついにドセをやめる。

 ドセやめる決心固めて総合病院へ。
  PSA=14.20
んん???、結構下がっとるやないですかい!。決心揺らぐなぁぁ、、、。「どおする?、こんな場合早めにカバジタキセルに切り替えた方が楽、って言ぅとる偉いせんせもおんねんけど」って、総合病院主治医せんせはカバジ押し。ちょっと迷いましたが(ドセかエンザルかでね、カバジは嫌!)、効いてるとは言えやっぱドセでは次辺りに活動できなくなりそうで、エンザルに替えることとしました。で、予約してあったドセは中止して、ゴナ注ゾメ点を化学療法室で実施。「しんどすぎでドセやめたった」って化学療法室の顔馴染みの看護婦さんに言ぅたら、「いつでも来てね」って書いたクリスマスカードくれました(ありがと!、笑)。
 そして、一応、エンザル副作用チェックのため、次回12月28日を予約して退散。

 11月20日に撮ったCTは、7月時点から変化は認められず、っちゅうことで、画像上は進行していないとのことでした。
 他方、おしっこは相変わらず濁っておりましたが(つまりSTも効いてない)、今回はまぁえぇわ、ってスルー。どうせ12月26日に開業医主治医せんせとこ培養検査結果聞きに行くし。


   2020年12月26日(土)Fight(闘病記)
    なんか尿道がねぇ、、、。

 なんか尿道がねぇ、、、ってな感じを抱えたまま、12日に採取した尿培養検査の結果を聞きに開業医主治医せんせとこ行ってまいりました。結果、菌は前回(9月25日採取)と同じでEnterococcus faecalis(エンテロコッカス・フェカーリス)、腸球菌に分類されるらしいです(普通は乳酸菌には分類しないみたい、笑)。 薬剤耐性は、
  AMPC(amoxicillin, ペニシリン系) S
  SBTPC(sultamicillin, ペナム系) S
  CEZ(cefazolin, セファロスポリン系第一世代) R
  CMZ(cefmetazole, セファマイシン系) R
  CTRX(ceftriaxone, セファロスポリン系第三世代) R
  CAM(clarithromycin, マクロライド系) R
  AZM(azithromycin, マクロライド系) R
  DOXY(doxycycline, テトラサイクリン系) I
  MINO(minocycline, テトラサイクリン系) I
  AMK(amikacin, アミノグリコシド系) R
  CLDM(clindamycin, リンコマイシン系) R
  ST(sulfamethoxazole-trimethoprim, ST 合剤) R
  LVFX(levofloxacin, フルオロキノロン系) R
  STFX(sitafloxacin, フルオロキノロン系) S
  MEPM(meropenem, カルバペネム系) S
効いてそうやからって前回連続処方してもらった ST は R でしたね(笑)。
 ほんで、MEPM (メロペネム) 点滴して、SBTPC (ユナシン) 処方してもらって帰ってきました。今回は効きそうです。

 菌は9月に総合病院で培養検査した結果と同じでしたが、耐性の検査対象薬剤がほとんど重なってません。なんででしょ?。まっ、ええわ、今回はS4つあったし。


   2020年12月28日(月)Fight(闘病記)
    エンザルはどぉょ?。

 エンザルに切り替えて8日目、血液検査しに総合病院行ってまいりました。肝機能その他、異常はなさそうです。エンザルはどぉょ?、って問われて主観的に答えるなら、「ドセやめたんでさすがに寝込んではいませんが、かと言って楽っちゅうわけではないですね」ってな感じ。
 エンザル、効いてくれればありがたいですが、、、(効く確率は25%程度と結構低い)。 次回は1月15日。


   2020年12月29日(火)vTrip(仮想旅)
    目的地:『(東京→箱根→伊豆→)浜松』

 箱根、伊豆を回って浜松に到着。想い返すといまいち印象薄いですが、西伊豆は何回かリアルで行ってますね(土肥温泉、堂ヶ島温泉など)。 では、観光と参りましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・横浜。観光地はほぼくまなく歩き回ったように思います。
   何回か行ってますが、夏はあっつかったなぁ。
 ・鎌倉。ここも結構歩き回りました。大仏さん、八幡さま
   などなど。狭い道に車通りが多かったのがちょっと
   部分的に難儀でした。
 ・江の島。オフシーズンの平日、誰もおらんときに江ノ電
   乗って行きましたよ。
 ・箱根。何回か行きましたが、また行きたい感じ。温泉が
   いいんよねぇぇ。景勝地も素敵。そして、富士屋ホテル、
   箱根ホテル、ホテルマロウド箱根、それぞれとても
   よかったんです。
 ・熱海。かつての大人気観光温泉地。泊った旅館のお客さんは、
   不倫または未婚カップルばかりでした。
 ・沼津。駿河湾の桜えび、結構たっかいんで、生桜海老が少し
   入った安めの丼を食べたように記憶しています。今から
   思えばけちくっさいような、、、。

これから行きたい!気になるスポット:
 ・横須賀。僕は横須賀ストーリーが好き。港のヨーコも
   いいよね。
 ・修善寺。なんか、文学のにおいがします。競輪学校も
   この辺り。バンクにそれなりの永久預金があった
   ような、、、(どこのバンクよ?、引出し不能です)。
 ・石廊崎。伊豆半島最南端。行っても特別何もないのかも
   しれませんが。
 ・富士宮。B級焼きそばですかね。
 ・御前崎。台風が来ると何かと耳にする地名。行っても特別
   何もないのかもしれませんが。
 ・浜松。B級餃子ですかね。東名高速の浜名湖SAでは何回か
   トイレ休憩してます。鰻は食ってないような、、、。
   うなぎパイは食いましたよ。

次の目的地:『浜松→しらびそ→郡上八幡→犬山→岐阜』


   2020年12月31日(木)Fight(闘病記)
    12月の体調。

症状:
○全身倦怠感:あ~しんど×8(先月比-2、
     ドセやめたからね)。
○腰痛脚痛:ちゃんと歩くのんがしんどい。
     立姿勢で左がいったい。
○排尿障害:先月末にまぁ同じ。血尿1回
     出ましたけど、、、。
○排便系:先月末に同じ。
○ドセ系:まだ引きずってます。

【ドセやめましたから】やめたとは言え、副作用はまだ引きずってます。でも、寝込むことなく年を越しますよ。尿道はユナシン3日間飲んで小康状態保持中。


   2020年12月31日(木)Diary(日記)
    12月の成績・2020年の成績。

(1)まずは12月の成績。
・体重59.5kg
・ローラー台×21days(30min/day)
・楽しい飲み会×0day

【ふ~む】体重が減ってきたような、、、。ローラーはがんばりました、642km!。

(2)続きまして、2020年の成績。
○ここに行こう!(泊まる):日光金谷ホテル泊まりました。
   万平、東京ステーションはもう止め。で、達成!?。
○ここに行こう!(登る):愛媛県伊予松山城登りました。
   福井県丸岡城は来年に繰越。で、今年分は達成!?。
○ここに行こう!(観る):蔵王御釜観ました。
   函館はもとから無理があるな。で、達成!?。
●ここに行こう!(乗る):近鉄豪華列車、未達!!。
○運動日率50%以上:220日。ローラーは3,360km。
   達成!!。
○大学同窓会出席:コロナで中止、でも、あったらいけた。
   で、達成。
○家内安全:まぁ、達成かな。

【出だし悪かった割には、、、】元日の緊急入院に始まった今年、成績だけ見ると結構がんばったかな(達未達の判定方式がインチキですが、笑)。 ほんで大晦日の本日、実はほんま不愉快な日やったんです。でも、まっ、ええわ。終わりわるてもまぁええやん、来年はまたえぇよぅになるやもしれんし、、、(何の話??)。


   2020年12月31日(木)Books(本)
    12月に読んだ本。

 今月はあまり読んでませんね。でも年間では155冊(青空除く)読みました。まぁまぁでしょうかね?。

(1)ノーベル賞でたどる物理の歴史/小山慶太/丸善出版
 丸善e-Bookライブラリ。もう少し歴史的トピックがつなげてある本かと思いましたら、ほんま、単純に年を追ってこんな研究でノーベル物理学賞が送られた、っちゅう羅列に近かったです。まっ、それはそれでそれなりに面白いと言えば言えますが、、、。

(2)掌の小説/川端康成/新潮文庫
 川端が長きにわたり書き溜めた超短編小説の集合。各編あまりに短かすぎて著者の考えていることが理解できないものが多い。小説にはある程度の文量が必要なんでしょうか。

(3)万延元年のフットボール/大江健三郎/講談社文芸文庫
 なるほど、これは大江健三郎の傑作。本作がノーベル賞受賞の中心著作となったのもうなずけます。大江ワールド炸裂です。

(4)人物なるほど「一日一話」/今泉正顕/PHP電子
 Overdrive Library。ふ~む、PHPって表題はキャッチ―なのよね。そして、キャッチ―な表題は本文の充実とは無関係なことが多い。

(5)大人でも間違いやすい日本語のマナー常識/本郷陽二/PHP電子
 Overdrive Library。ふ~む、PHPって表題はキャッチ―なのよね。そして、キャッチ―な表題は本文の充実とは無関係なことが多い。前項のコピペ!。

(6)同時代ゲーム/大江健三郎/新潮文庫
 文章の密度が濃すぎます。一字一句ていねいに読んでいかないと脱落します。つまり、読むのにとっても時間を要するということですね。本作も大江ワールド炸裂。

(7)名人/川端康成/新潮文庫
 終身名人制最後の名人、本因坊秀哉の引退碁の観戦記兼小説。現在の棋戦とはかなり仕組みが違っており不公平感がありますが、それだけに昔は名人の品格がより問われていたのでしょう(ネットで見ると必ずしも品格高い感じでもないですが、、、)。 川端の小説としては異色で結構面白いです。
(8)新しい人よ眼ざめよ/大江健三郎/講談社文庫
 かなり私小説。個人的な体験の系譜ですかね。これだけ深く悩み考えて、きっと初めて自己の境地を確立できるのでしょう。

(9)基本的人権の事件簿(第6版)/棟居快行他/有斐閣選書
 丸善e-Bookライブラリ。ちょっとわかりにくいなぁ。事件に対する考え方の鍵を素人にもわかりやすく提示してくれればいいのに。

(10)無関係な死・時の崖/安部公房/新潮文庫
 久しぶりの安部公房。砂の女と並行して書かれた短編を集めたものらしいんですが、そう言われると、砂の女にエキスを吸い取られてしまった感じなんやろか?。




     2021年



   2021年1月5日(火)Diary(日記)
    2021年の目標。

 あけましておめでとうございます。
 ものすっごくいいこととものすっごく悪いことがあった激動の年末年始でした。悪いことによる心労が全然癒えませんが、これについては落ち着いてからもう一度振り返ってみることとして、さぁ、今年も、「迷ったら、やる!」でいきましょか。

 っちゅうわけで、あとどれだけ動けるかなぁ、って(無駄に)考えながら目標立ててみました。

○ここに行こう!(登る):福井県丸岡城。
             旧天守12城完了させよう。
○ここに行こう!(観る):水戸偕楽園。三名園完了させよう。
○どこに行こう?(泊まる):またアウトバックで。
              コロナやけど行けるかな?。
○どこに行こう?(進む):vTrip日本一周完了させよう。
             コロナやけど行けるやろ?。
○運動日率50%以上:年末時点でもまだローラー乗れるように。
○家内安全:息子、娘たちも含めて。

 がんが発覚して7年、結構いろいろ(役に立たんことを)やってきたような、、、さぁ、もう少しやりますよ!!(無駄に考えんともっと役に立ちそなことせぇや!、って、自分で自分に言ぃたなりますがね)。
 、、、??ほんまくだらん目標ばっかやん、恥ずかし。


   2021年1月6日(水)Fight(闘病記)
    オラパリブ承認。

 友人医者から、知っとると思うけどオラパリブ承認されたで、ってメールあり。

 えっ??、ほんなん、知らんがな(真面目に見とけや、あほ、って自分に言いたいですね)。 標準治療終了後Foundation One CDxでBRCA1/2異常が見つかった場合に使用可。

 僕、きちんと理解できておらんかったんですが、
  ①特定のがんの
  ②特定の治療段階または進行度に対して
  ③特定の遺伝子異常の確認のため
  ④指定の検査を経由して
  ⑤その遺伝子異常が特定された場合に
  ⑥その薬剤が使用できる
っちゅう建て付けになっとるみたいですな。遺伝子と検査と薬剤が1セットになっとるとは認識してまへんでしたわ(勉強不足!)。

 で、今、前立腺がんに保険適用できるゲノム治療は、
  「いずれも標準治療終了後における
    (1)マイクロサテライト不安定性に対する
      MSI検査キット(FALCO)経由
      ペムプロリズマブ(キイトルーダ)
    (2)BRCA1/2遺伝子変異に対する
      FoundationOne CDxがんゲノムプロファイル経由
      オラパリブ(リムパーザ)        」
の2つっちゅうわけですな(さもよく知っているように偉そうに言っておりますが、何か?)。 ところでオンコプライムってどうなってるんでしょ?。

 この友人医者、このコロナ禍でくっそ忙しいはず。そのさなかにメールくれるって大感謝!、ありがとう!。


   2021年1月8日(金)vTrip(仮想旅)
    目的地:『(浜松→しらびそ→下呂→犬山→)岐阜』

 しらびそ、馬籠、下呂、郡上、犬山を回って岐阜に到着。では、観光と参りましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・しらびそ高原。標高2000m近くの一軒宿に泊まりました。
   星が超きれい!。南アルプスと中央アルプスに囲まれた
   すんごいとこ。
 ・阿智村。星空で売ってます。ツアーの解説はなかなかいい
   です。でも、名古屋の光が入るのかなぁ、星空はいまいち。
 ・馬籠宿。ぶらぶら歩きました。江戸時代を感じられます。
 ・下呂。草津、有馬とともに日本三名泉の一を名乗っており、
   名湯だと思います。Go Toで行きましたところ、とても
   賑わってました。
 ・郡上八幡。清流、名水の城下町。郡上踊りも有名。
 ・モネの池。急遽観光地になったちっちゃなため池。
   まぁ、モネの絵のようなと言えば言えなくもない。
 ・犬山城。旧天守12城の一。国宝5天守の一でもあります。
   こじんまりしたお城でした。
 ・岐阜。岐阜城、登りました。市内を見下ろす山上に建って
   ます。犬山城よりだいぶんおっきい。

これから行きたい!気になるスポット:
 ・妻籠宿。中山道上、馬籠宿の隣。

次の目的地:『岐阜→長浜→彦根→名古屋→伊勢→志摩→潮岬』


   2021年1月15日(金)Fight(闘病記)
    エンザル、効いてる?。

 エンザル開始して1か月。さて、その効果は??
  PSA=13.6
??上がってはおらん、かと言って下がってるとも言えん。総合病院主治医せんせ曰く、効いとるかもね、あと1か月続けてみましょか。実は、緊急事態宣言発出直前の10日にやむなく市内に出て三密会食、翌々12日夜から急に不調(頭痛、倦怠感、悪心)となり、ごく少量の食事とトイレ以外はだらだらと眠り続け、本日15日朝にやっと復帰したんですが、発熱はなかったんでたぶんコロナではない。かと言ってエンザルの副作用とも現時点では言い難い。っちゅうわけで前記の処置となっております。
 今までの経緯を見るに、ドセ期間空くとPSAは確実に上がっておったんで、エンザルは一応効いてると思いたいっすね。まっ、直近2日半の絶不調除けば概ねドセ時代より体調はましなんで、のんびりとあとひと月様子見てみましょか。

 他方、おしっこはまだ結構濁ってました。家では紙コップにいちいち採らないんでよほど酷くないとわからないんですよねぇ。気が向いたら開業医主治医せんせとこ行って、ついでにゲノム治療の相談でもしてみますかね(総合病院主治医せんせはゲノム治療にいまいち反応薄い感じ?)。

 去年末より延々と心労甚だしい状況が続いておりますが(直近絶不調の原因はたぶんこれ)、PSAについてはちょっとほっとしてます。


   2021年1月19日(火)Fight(闘病記)
    承認済みコンパニオン診断薬。

 6日にオラパリブの記事上げましたが、念のため厚労省のリストを転載しておきます(略)。

 前立腺がんでは、BRCA1/2遺伝子変異に対するBRACAnarysis診断システム経由のオラパリブも適用です。NTRK融合遺伝子変異は、前立腺がんでは今のところ見つかっていないようです。

 参)BRACAnarysis診断システムは血液診断。


   2021年1月24日(日)vTrip(仮想旅)
    目的地:『(岐阜→長浜→彦根→名古屋→伊勢
        →志摩→)潮岬(串本町)』

 長浜、彦根、名古屋、伊勢志摩を回って串本に到着。今回は、賤ヶ岳、関ケ原と著名な古戦場が二つ。伊勢神宮、熊野三山と著名な霊場も二つ。では、観光と参りましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・賤ヶ岳古戦場。んっ??、なんかあった?。歴史のお勉強を
   しなおしてもう一度来てください。
 ・黒壁スクエア(長浜市)。 アートの町。何故か何回か
   行ってます。戦国時代の要所ですが、この現代的観光地に
   歴史は前面には出ていないような。
 ・彦根城。ひこにゃん、ですかね。年賀状の数、半端ない
   らしいです。旧天守12城の一。国宝5天守の一でも
   あります。
 ・伊吹山。北側にはなかなかいいスキー場があります。
 ・関ケ原古戦場。んっ??、なんかあった?。歴史のお勉強を
   しなおしてもう一度来てください。
 ・名古屋。尾張名古屋は城で持つ。ホテルナゴヤキャッスルの
   ヒレステーキフォアグラ乗せが忘れられません。テレビ塔
   には階段で登りました。
 ・鈴鹿サーキット。チャリで何度か走りましたよ、
   昔の話ですが。
 ・松阪。松阪、っちゅうたら牛やろ、牛!!。
   食ぅてへんけど。
 ・伊勢神宮。赤福のCMの音楽が好きです。
 ・志摩。相差(おうさつ、知ってなきゃ絶対読めません!)
   で伊勢海老食べたような気がします。パールロードも
   ドライブしたはず。
 ・熊野三山。今回は速玉大社と那智大社。速玉大社は
   行っとらんかもしれませんが、まぁ、ええわ。那智の滝は
   日本三名瀑の一。本宮大社はこのあと回ります。
 ・潮岬灯台(串本町)。 本州最南端。串本海中公園っちゅう
   のもありますが、そこは行ったことがない。

これから行きたい!気になるスポット:
 ・太地町。鯨追い込み漁で世界的に有名。これも文化やと
   思いますが。

次の目的地:『串本→和歌山』


   2021年1月28日(木)Diary(日記)
    二人暮らしに戻る。

 今日の晩より妻との二人暮らしに戻ることとなりました。年末年始のものすっごく悪いことの一応の結果がこれ。家の中、きっと、がらんとすんのやろなぁ。寂しかったり情けなかったりやけど、まぁ、しゃぁないか。やっと気持ちの整理ができてきたような気がします(まだか?)。

 あぁ~ぁ、つっかれた。

 そしてこの疲れた状態で、「来月初より仕事してんかえぇ」なんですと。トップが代わったからっちゅうても、いまさら、ってな気もしますが、在宅勤務多用しながらぼちぼち稼ぎますかね。ちょっとしんどいやもしらんけど、まぁ、無為に金もらうよりは多少はえぇかなぁ。


   2021年1月31日(日)Fight(闘病記)
    1月の体調。

症状:
○全身倦怠感:あ~しんど×10(先月比+2、
     ドセ時代に逆戻りか)。
○腰痛脚痛:ちゃんと歩かれへん。脊柱管狭窄かなぁ(左)。
○排尿障害:先月末にまぁ同じ。
○排便系:先月末に同じ。
○ドセ系:まだ引きずっているのか。
     眉毛は生えてきましたぞ。

【なんでしんどいのんやろ?】エンザルなんか、ドセ引きずっとるんか、はたまた心労か、、、。何日か寝込んでしまいましたよ(泣)。


   2021年1月31日(日)Diary(日記)
    1月の成績。

・体重57.5kg
・ローラー台×18days(30min/day)
・楽しい飲み会×0day

【心労】なんやら、もう、くたびれ果てた感じ。体重も減(困ったなぁ)。 原因は、、、??、すまんけど、言われへんわ。


   2021年1月31日(日)Books(本)
    1月に読んだ本。

 僕でも(少しは)悩むんです。深い悩みは読書の速度を減ずるんです(ほんまかぃな?)。 おいおい、それにしてもたったの4冊かよ、えぇ?!。

(1)宴のあと/三島由紀夫/新潮文庫
 宴のあと裁判は有名。本著についてはいろいろ批評があるようですが、文学的にはどうなのかなぁ。読みやすいです。

(2)懐かしい年への手紙/大江健三郎/講談社文芸文庫
 いくつかの大江ワールドが収束してくるような、拡散していくような、、、。深く悩み考えていくとだんだんと現実世界と虚構世界の境界が薄れてくる。そこで読者の悩みが試されているのだろうか。

(3)バカの壁/養老孟司/新潮新書
 何回か読みましたが、その度に僕の行動の原点に立ち返らせてくれます。今回は、この年末以来の僕たち夫婦共通の悩みにもう一度支柱を提供してくれました。何度でも言い続けることが教育であり、もし通じなくともそれは意義があるのだと。しかし、それも場合によるのかもしれない、、、。

(4)取り替え子/大江健三郎/講談社文庫
 もう、どの作品がどんな内容やったんか訳わからんようになってきています。ほんま、いくつかの大江ワールドが収束してくるような、拡散していくような、、、。著者の悩みは僕の悩みより深く、著者の思索は明らかに僕の思索より深い。大江健三郎はこれでしばらくお休みしようかと。


   2021年2月4日(木)vTrip(仮想旅)
    目的地:『(潮岬→)和歌山』

 和歌山に到着。道中には醤油発祥の町、湯浅などもあるんですが、大阪も近づいてきた、ってな心境で、白浜だけ寄ってきました。では、観光と参りましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・白浜。温泉、白良浜、パンダ、三段壁、千畳敷、円月島、
   近大水産研究所、京大水族館、
   ホテル川久(なんか、派手!)、、、。
 ・和歌山。結構いろいろあるんですよ!。

次の目的地:『和歌山→本宮→大台ケ原→奈良』


   2021年2月12日(金)Fight(闘病記)
    エンザル効いてへん、ほんで手術!?。

 エンザル開始して2か月。どうも、その効果いまいちなんっす(泣)。
  PSA=15.70
まぁ、上がっとるわな。総合病院主治医せんせ曰く、「急激に上がってないから微妙やけど、効いてへん感じやね。」 でも僕、まだカバジの覚悟できてへんのんで、あと1か月エンザル続けて様子見ることにしました。ほんで、腰いったいのんも酷いんで整形予約入れてもらって、開業医主治医せんせ(両主治医せんせはとても仲良し)にネクストライン相談してみるって断り入れて退却。
 さて、開業医主治医せんせに明日診てもらおうと電話すると、明日は忙しいから今日来てぇな、って言われて、午後在宅勤務をこなしたのち気軽に行ってみたところ、、、

 ちょっとエコー見よか、腎臓は左右ともよし、前立腺よし、膀胱、、、んっ、なんかあるな。よっしゃ、内視鏡。ふーむ、1年前の手術んとこがもやもやになっとんな、おっ出血、よっしゃ、手術!。あれよあれよで、気が付いたら馴染みのベテラン看護婦さん2人のアシストの下、レーザーで膀胱内焼かれてました。なんでこうなんのんでしょ??。出血してるとこだけ焼いといたから、残りのもやもやは総合病院主治医せんせに取ってもらってね、ですと。その場合、入院するのがよかろうとのこと。「2人付いたし時間外やから5倍ね」って(これはさすがに冗談でしたが)、尿管差したままバレンタインプレゼント風紙袋にウロバッグ入れてもらって帰ってきました(泣)。 予想外の展開で、ひと座りぅん万円のぼったくりバーに行った感じです。月曜に尿管抜きにもぅ一度ぼったくりバー行きます。

 本来の目的の方は、1か月様子見るのはいいと思うけど、まぁ、次はカバジやろなってな意見。ゲノム治療も聞いてみたんですが、どこでできるのかいまいちつかんでないみたいでした。はあぁぁ、あと、1か月の間にいろいろ調べてみましょかね。


   2021年2月14日(日)Diary(日記)
    バッグぶら下げて家でだらだら。

 金曜日、バレンタインプレゼントにバッグもらって、それ首からかけて家でだらだら過ごす土日。バッグっちゅうてもウロバッグですからね。家ん中でさえあんまし動く気になりませんわ。おかげさまで、超久しぶりに始まった仕事の明日の打合せ、いきなり欠席です(苦笑)。

 たまには和風に、ってな今朝の朝食。しんどうて全然食えませんでした。こんな豪華なのん、めったにない(?)のに、、、すみません(妻に対して)。


   2021年2月15日(月)Fight(闘病記)
    呪縛のチューブを抜く。

 ぼったくりバー、また行きましたよ、借金(尿管)返しにね。チューブの呪縛は逃れたものの、尿道の調子はいまいちです(泣)。 まぁ、2、3日はしゃぁないか。
 で、店主、でなくて、開業医主治医せんせの言うには、「カバジ前に膀胱のもやもやは取っといた方がええで。ゲノム治療用に生検も同時にやっとき」ってなことやったんで、そのあと総合病院主治医せんせとこ電話して、今週金曜に予約入れてもらいました。もやもや取りも入院なんで、その日程とゲノム治療相談、っちゅうわけです。カバジ前に腰も何とかしたいところ、予定外に膀胱もやもやに割り込まれて、えらい追い詰められた状況になっておるではないですかい!!。

 ったく、もぅ、難儀やなぁぁぁ、なんですが、まぁ、しゃぁない、ゲノムもぅ一回ちゃんと調べて金曜に臨みますか。


   2021年2月19日(金)Fight(闘病記)
    Move on!!。

 行ってきました、整形外科と泌尿器科。

 まずは整形。えらい久しぶりですね~、って、せんせ、結構覚えていてくれてました。泌尿器科のオーダーで撮ったCTでは、特に問題ない感じでしたが、まっ、MRI撮らな始まらんわな、って、24日にMRI予約して退散、、、ではなく、泌尿器科へ。

 いろいろ相談あるんで急遽入れさせてもらいました、すみません、って診察室入ると、そやから今日の最後にさせてもぅてます、ですと。まず、開業医主治医せんせに言われた膀胱もやもやの件ですが、、、って切り出すと、LINEはもぅてるけど、手術すんのんはどうやろかなぁ、って、手術不得意感満載のお返事。明日開業医主治医せんせに会うから聞いとくわ、ってなことで、この件は一時保留。膀胱もやもや手術時に生検一緒にやってゲノムやったら?、っちゅう提案については、スケジュール的には手術前にゲノム屋さんに話聞いておいた方がええやろ、ってなって、ゲノムやってる病院への紹介状書いて予約入れてくれることとなりました。

 いろいろ動き始めました!。平和な時代は終わったのでしょうか??(僕は平和がええねんけどなぁ、、、)。

   2021年2月26日(金)Fight(闘病記)
    腰痛、まだいけるんでない?。

 24日、MRI撮ってそのまま整形受診。悪いとこはL3/L4の馬尾型狭窄くらいやけど、これ、前からあんでなぁ、ってな診断で、「タリージェ」っちゅうおしゃれな名前のお薬(5mg/day)処方してもらいました。これ、2年前に承認された新しい薬で、よく効くらしいんです、とは言っても、すぐに、っちゅうわけにはいかんようで、1か月後にもぅ1度診てもらいます。前に手術してもらった高校友人せんせにも診てもらいたいんで、、、ってMRI画像をCDに焼いてもらって翌日郵便で送付。本日もらった彼の診断は、L3/L4は前の手術時と変化なし、L5/S1も手術直後と変化なしで、L4/L5のちっちゃいヘルニアが悪いかも。
 ほぉぉ、なんか、歩けます。タリージェ効果でしょうか、ほぼちゃんと歩けますんですわ。っちゅうわけで、高校友人せんせとも相談して、しばらく様子見ることにしました。なんか、助かったわ。


   2021年2月26日(金)vTrip(仮想旅)
    目的地:『(和歌山→高野山→竜神→本宮→大台ケ原→
          飛鳥→)奈良ホテル』

 奈良ホテルに到着。紀伊半島の見どころ、いっぱい回ってきました。では、観光と参りましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・根来寺。根来衆、ってな人々が歴史に出てきましたよね。
   桜、紅葉も有名。
 ・高野山。世界遺産です。よく考えると、なんでこんな山奥に
   突然こんなたくさんの仏閣が、って思います。空海さん、
   すごい。
 ・竜神温泉。山奥の美人の湯。何回か行ってますが、ほんま、
   いい湯です。
 ・熊野本宮大社、湯の峯温泉。本宮大社は熊野三山の一。
   熊野詣の身を清める湯の峯は最古の温泉とも言われて
   ます。川湯、渡良瀬など、この辺りは温泉天国。
   熊野古道を歩くのもまたよし。
 ・大台ケ原。国内最多雨の秘境。ちょっとしか歩いて
   ないんで、も一度行ってゆっくり歩きたいなぁ。
   単なる山林ですが。
 ・明日香、桜井、宇陀。明日香はチャリでのんびり回る
   のが○ (まる)。桜井、宇陀も名所多数。いずれも歴史の
   町です。
 ・奈良。言わずと知れた古き都町。奈良ホテルは4クラシック
   ホテルの一。名所多数すぎなんでここでは省略。


   2021年2月27日(土)Diary(日記)
    今年のお百度は、、、。

 まぁ、毎年1月か2月に石切さんでお百度なんですが、今はまだ緊急事態宣言中。でも、月末の解除が決まったようなんで、まずはレガーロ(イタ飯屋さん)偵察に行ってきました??。
 ランチをいただいたのち、石切さん行きましたが、人気のお百度なんできっちり三密でしたわ。で、三密パスしてお参りだけしてお守り買ぅて帰ってきました。まっ、お百度も回数ではなく気持ちですから(0回でもOKかしらん?)。


   2021年2月28日(日)Fight(闘病記)
    2月の体調。

症状:
○全身倦怠感:あ~しんど×10(先月同、心労かなぁ)。
○腰痛脚痛:タリージェ効果でまともに歩けるようになる。
○排尿障害:先月末にまぁ同じ。膀胱内壁焼かれましたが。
○排便系:血便回数は減ったかも。コントロールも若干しやすい
   かも。
○ドセ系:眉毛・睫毛は概ね生えた。脚のしびれがねぇ、、、
   (脊柱管狭窄のせいかもしれませんが)。

【まぁ、結局しんどいのんは継続っちゅうこと】さすがにドセはもう抜けてると思いますんで、結局エンザルはしんどいっちゅうことのようです(泣)。 今月は一応寝込みませんでしたが。


   2021年2月28日(日)Diary(日記)
    2月の成績。

・体重57.4kg
・ローラー台×13days(30min/day)
・楽しい飲み会×1day

【心労未だ癒えず】調子悪いです(これはたぶん心労かエンザル)。 ほんで運動日率は50%を切ってしまいました。まっ、これは7年ぶりの仕事のせいでもありますが。楽しい飲み会は、オンライン、っちゅうやつ。2拠点4人でしたが、この程度なら結構対面に近い感じでいけますね。あっ、そう言えば、今月初から7年ぶりに仕事始まったんですが、その件についてはほとんど書いてませんね。そう、超仲悪のトップが降りたんでやっとまともな仕事が回ってきましたんです。ほんでも書いてないってことは、僕にとってきっと大したことではないんでしょうね(笑)。 でも、思ったより忙しかったりします。


   2021年2月28日(日)Books(本)
    2月に読んだ本。

 今月初から仕事してます!。ほんで、おい、2冊かよ、えぇ??。

(1)変わりゆく世界の中で/ミハイル・ゴルバチョフ
    (訳:副島英樹)/朝日新聞出版
 僕が大学生~新人サラリーマン時代の、激動のソ連・東欧を、その中心人物が語る書。もっと長い回顧録は既に出版されているようですが、これはコンパクトな1冊にまとまったもの。いまいち迫真感がないんですが、それは、当時の世界情勢をそれなりに理解しておったつもり、っちゅう僕の奢りのせい。本書末尾収載のゴルビーのノーベル賞受賞講演冒頭、「平和とはすなわち共同体」との言がある。ふ~む、なるほど。

(2)若さに贈る/松下幸之助/PHPビジネス新書
 経営の神様が次世代の若者に語りかける書。次世代、っちゅうても、僕の親世代ですが(1996年初版)。 仕事に偏った記述ではあるものの、要は、誠実に生きよ!、なんです。


   2021年3月2日(火)Fight(闘病記)
    がん細胞海を渡る。

 総合病院主治医せんせに紹介状書いてもらって、大学病院行ってきました。ゲノム、どこでどう動いたらええもんやらようわかれへんかったんですが、やってる大学病院を僕が指定して、そこのせんせと総合病院主治医せんせで話してもらって、本日の件となったわけです。
 持っていく書類準備にえらく時間かかっとって、聞いてみると、がん細胞のサンプル持ってきてちょ、ってな指定があり、そのサンプル作成に時間がかかっていた様子。んっ??、それって、7年も前のんやけど、ええのん?。あれこれ含めていろいろ聞いてきましたよ。画像見る限り生検でがん細胞にヒットする確率は低いから、古いけど最初のがん細胞でパネル検査したほうが(たぶん)よい、ってな大学病院せんせの見解で、開業医主治医せんせとは見解異なるもののここはゲノム実施するせんせに従うべきかと。カバジ直前っちゅうのんもタイミング的にはちょうどええやろってな感じでした。治験も見てくれましたが、今できる治験はなし。MSI-Hもパネル検査でわかるみたい。で、僕のがん細胞が海を渡っていくこととなりました(FoundationOne CDxはアメリカでパネル検査するんです)。
 でも、サンプルが古いからゲノム検査自体ができる可能性が下がるし、検査できても承認薬が適用になる確率は低いんで、なんやかんやでうまくヒットするのはせいぜい5%程度。検査できなかった場合はまだBRACAnalysis(これは血液)があるんで、FoundationOne CDxができずとも100%NGではないんですが、いずれにせよヒットする確率が上がるわけではない。まぁ、のんびり待ちましょう。次回は4月27日(火)。 それまでエンザルで引っ張れればいいんですが、、、(次のPSA測定は3月12日、上がっとったらすぐカバジ!、かな?)。


   2021年3月4日(火)vTrip(仮想旅)
    目的地:『(奈良ホテル→堺→)大阪』

 大阪に帰ってきました!。東日本編、本日を以て完結!!。応援ありがとうございました。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・生駒山。ケーブルカーで登る山上には遊園地があります。
   大阪から神戸までの夜景が美しい!。
 ・仁徳天皇陵。埋葬者は明らかでないんで大仙古墳って言う
   のがいいらしい?。日本最大の前方後円墳。百舌鳥古市
   古墳群は今や世界遺産です。
 ・大阪。ここ、住んでますんで、田舎の方ですが。
   観光地ねぇ、、、。

次の目的地:『西日本編に入ります!!』


   2021年3月12日(金)Fight(闘病記)
    あかんやん、カバジやん。

 あかんやないですかい!。
  PSA=19.00 こりゃさすがにネクストラインですな、つまり、カバジ(泣)。 月曜から入院する?、って、せんせ、そりゃ準備できてまへんがな。っちゅうわけで、膀胱もやもや処置は後回しで3月17日(水)からカバジ入院とあいなりました(カバジは18日)。
 で、何日で退院できますのん?、って聞いたら、2週間!!!。ええぇぇっ、なんでそんなに長いのん?、ってびっくり。はぁ、ほな週末は入院準備ですな。2週間は長いでなぁ、、、。


   2021年3月12日(金)Diary(日記)
    縮んどる。

 3月17日からカバジ入院が決まったもんで、今日は引き続きその事前手続き。身長体重、、、んっ、体重は減ってるのん把握しとるけど、身長まで縮んどるやんか!。年取って背骨間隔が短くなってきた??。


   2021年3月12日(金)Diary(日記)
    卒業しました。

 だらだらと引き延ばしてきましたが、今日、2つ目の大学を卒業しました。本来なら、卒業式のWEB配信でも見るところですが、病院暮らしでWi-Fiがギガちょっとのスマホなもんで、動画見るのは遠慮させていただきました。
 今月は、たくさん本を買いましたよ(なぜなら mazon Prime Student)。 これで、書籍購入学生割引ともお別れです。高等遊民生活ともこれでお別れ。
 卒業証書は後日郵送で送られてくる予定。どんなんやろか??(ふつーのんに決まっとるやろ!)。 大昔の1つ目の大学の卒業証書は見たことないもんなぁ、、、。


   2021年3月26日(金)vTrip(仮想旅)
    目的地:『(大阪→)城崎』

 西日本編スタート。入院中も進み続けるのです。では、西日本編、最初の観光と参りましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・箕面大滝。いい遊歩道があります。ワインディングロードも
   楽しい。でも、猿と暴やんは邪魔!(今は暴やんはいない
   のかもしれませんが)。
 ・有馬温泉・六甲山。有馬は日本最古の温泉と言われてます。
   六甲山は夜景の名所。昔チャリでも登りました。
 ・丹波篠山。別になにもありませんが、牡丹鍋かなぁ。
 ・天橋立。日本三景の一。又のぞきで上り龍も見ましたよ。
 ・伊根。舟屋とへしこですか。とても静かな内海漁村でした。
 ・間人。たいざ。読めませんよね。超高級ズワイガニで有名
   ですが、とても手が出ないお値段です。やっぱ、おいしい
   んかな?。
 ・城崎温泉。志賀直哉「城崎にて」で有名な温泉地。情緒
   あふれる温泉街、いいですよ。

次の目的地:『城崎→出雲』


   2021年3月31日(水)Diary(日記)
    3月の成績。

・体重 体重計もコンディションも違うんで不明、っちゅう
   ことで。(減ってます!)
・ローラー台×7days(30min/day)
・楽しい飲み会×0day

【入院中】既に2週間を超えました。やっと、もうちょっとで退院できそうです。炊き立てご飯を漬物で食べたい、、、。


   2021年3月31日(水)Books(本)
    3月に読んだ本。

 半月も入院してだらだらベッドで過ごしてましたが、本も読む気にならんわ、ってのが実情のようで、、、(未だ入院中)。

(1)ハムレット/シェイクスピア(訳:福田恆存)/新潮文庫
 生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ、、、僕の周りも問題山積です。これ、初演が1601年らしいんで、1600年には完成されていたのだろうとのこと。関ケ原の戦いの辺りですね。歴史を感じます。

(2)デミアン/ヘルマン・ヘッセ(訳:実吉捷郎)/岩波文庫
 幻想的要素を持った少年の成長物語。主人公はカインの末裔だったのでしょうか。もしかすると、人は誰でも部分的にはカインの末裔なのかもしれません。知らんけど、、、(僕はキリスト教徒ではありませんし、カインとアベルのお話も知らない)。

(3)第二次大戦回顧録 抄/チャーチル(編訳:毎日新聞社)/中公文庫
 ふーむ、“抄”やからやろか、訳のせいやろか、これはチャーチルが書かんでも、って感じ。かと言ってくっそ長い全編を読む気にもならない。上のもんは下のもんの命をほとんど重要視しておらんようです。

(4)人を動かす対話術/岡田尊司/PHP新書
 諸事情あって読みました。人の感情は常に両価性。それを知った上で中立性を保って接することが大切。そして、どちらにも肩入れしない共感。なるほど、両価性の何れか一方に偏った立場で接することは NG なんですね、、、。でも、この本の記述はわかりにくいわ。

(5)ほんとうの「頭のよさって」なんだろう?/齋藤孝/誠文堂新光社
 人気教育者による、主に中学生に向けた本。んっ、それってどうよ?、ってな内容も結構ありますが、「好奇心を持とう」、「上機嫌でいこう」、はその通り。実は妻に読め!って言われたんですね。最終章は、コミュニケーション力!、、、ここを読ませたかったらしいんですが、何か?(僕はコミュニケーション障害??)。

(6)人間の絆(上)/サマセット・モーム(訳:中野好夫)/新潮文庫
 病院で読みました。比較的読みやすい内容・訳文なんですが、病院では思ったより読めませんね。入院生活は、もう、だらけまくり(食事だけは時間通りにサーブしてくれますが、、、)。 で、下巻は次月に持ち越しとなりました。感想は下巻読破後に。


   2021年4月2日(金)Fight(闘病記)
    入院日記、カバジはどうよ?。

 3月17日(水)入院、18日(木)カバジ35mg、19日(金)ジーラスター、以降暇。
 月またぎで入院なんで、3月末定期報告はなしです。

 17日(水)、血液検査。夜、37.5度の熱。カバジの事前拒否反応かもしれん、っちゅうてみたんですが、看護婦さんはスルーして別の話題へ。

 18日(木)、残念ながら熱は下がっており、午前9時40分辺りから点滴開始したんですが、胃薬、制吐剤が先にあって、利尿剤みたいなやつがあとにあって、なんやかんやで5時間弱!。その間なんか調子悪ぅて延々うとうとしておったんですが、終わったあともなんやらかなりしんどいんですわ。トイレ行くときふらふらしとるんで、大丈夫?、って看護婦さんに何回も職務質問される事態に。せんせも看護婦さんも、カバジは日に日にしんどなってくでぇ、っちゅう認識なもんで、初日でこれやったらもう死にそうかもしれんとか思ぅたりしましたよ。

 19日(金)、おぉ、思ったより調子ええやんか。昨日の不調はカバジに入っとるアルコールのせいやったんかもしれん。まぁ、これから日を追ってしんどなっていくんやろけど、スタートがこれならなんとかなるやもしれんですな。暇やし、気楽に行きますか。 体重は服着て56.6kg。減ってます。

 20日(土)、朝発熱しておりました(37.5℃)。  まぁ、だるいですな。いまいちやる気も出ぇへん感じですな。だらだらいかなしゃぁない感じですな。飯も食わずに午後2時半頃までこんこんと眠っておりました。今日は大学の卒業式でした。オンラインですが、僕のスマホはギガちょっとなんで、ちょっと動画は厳しいなぁ。結局その後もこんこんと眠っておりましたのでした。

 21日(日)、熱はない。便秘気味。昼飯前に体重測ったら服着て56.1kg、こりゃやばいんちゃう?、って昼は一所懸命食いましたよ。で、56.7kg。若干安堵。ちょっと動くと心拍と呼吸がすぐ上がりますね。運動のため2階下のトイレに行くようにしてるんですが、帰りに病棟2フロア昇ると、もう、むっちゃしんど!。ベッドでごろごろしてる分には楽になって来たんで、今日から読書再開しました(暇すぎるし、、、)。

 22日(月)、採血&採尿。今日は多少調子いいかな、っていいつつ、結局かなりの時間眠って過ごす。せんせ曰く、血液は普通???、、、普通ってなに?。あとで印刷してもらったら、白血球/好中球=67.1/60.6、ふつーでした。売店で新聞買ぅて久しぶりに読みました。

 23日(火)、便秘は解消。午後、妻が洗濯物交換に来てくれました。コロナで面会不可なんですが、院内茶店で二人でクリームソーダデート。妻の顔見たら安心して急にしんどなってきてデートも早々に切り上げる(ほんまに安心してか??)。

 24日(水)、採血・採尿・整形受診。白血球・好中球無茶下がり!!(11.8/3.0)。 整形では、効いててよかったね、て、タリージェ継続処方してもらいました。昨日よりちょっと楽かも(だるいけど)。

 25日(木)、日記つけるのんもかったるいですな。体重は服着て55.8kg。昨日と変らず常時だるい。概ね寝て暮らす。

 25日(金)、採血・採尿。やっば!!、白血球・好中球更に下がる(8.8/1.3)。 感染症やばそうなんで、明日から個室に強制移動。尿道・膀胱の調子悪いんで(超頻尿)夜からアモキシシリン(抗生剤)を処方してもらう。

 27日(土)、採血。更に、白血球・好中球下がる(7.3/0.7)。 数値的には完全に骨髄抑制Grade4です。個室に移動。部屋から出ることを禁止される(泣)。

 28日(日)、採血・採尿。白血球ちょい上昇、好中球横ばい(9.5/0.7)。 個室にこもる。

 29日(月)、採血・採尿。白血球ちょい下降、好中球ちょい上昇(8.2/1.1)。 大部屋に移動。まだGrade4やけど、ええのん?。

 30日(火)、なんか頭痛。終日だらだら寝て過ごす(いつもと同じ)。

 31日(水)、採血・採尿。回復傾向!(白血球/好中球=12.5/2.0)。 好中球は未だGrade4ですが、4月2日の結果よければ退院してもいいってさ!(嬉)。 体重は服着て55.7kg。

 4月1日(木)、外来化学療法室で馴染みの看護婦さんにガイダンスを受ける。曰く、白血球・好中球こんな下がってるのん外来では見たことない、ですと。頻尿は相変わらず生活に支障あるレベル(昼は1時間に1回、夜は2時間に1回)ですが、尿検査値はそれなりに改善してるし、まぁ、ええか、っちゅう感じ。家帰ればなにかとましになるやろ(根拠はない)。

 4月2日(金)、採血・採尿。さすがに回復傾向明瞭ですな(白血球/好中球=19.4/4.5)。 やっと晴れて退院!!!、あな嬉し!!(好中球、まだGrade4ですが?)。 炊き立てごはんに漬物、やっと食べられます!。

 この状態やったら2回目以降のカバジはちょっと無理、って泣き入れる予定。入院するならともかく、外来では血液モニターできんからいつから活動していいかわからんし、怖くて外出られませんわ。 結局、カバジ当日と3月23~30日辺りがかなりしんどかったですな。で、ドセに戻すことを検討中です(次の診療は4月9日)。 念のため、「カレンダー」も付けときますわ(省略)。


   2021年4月3日(土)Diary(日記)
    24日ぶりにローラー乗りました。

 やっと昨日退院できました。で、ちょっと勤務先に寄って人事に調べ事依頼したりいらん荷物回収したりして、休職の前準備をこそっと開始しました。
 そして今日はなにかと片づけもんに多忙な時間を過ごし、夜になってやっと少し時間が空いたんで乗りましたよ、ローラー。なんと24日ぶりです。どうやったかって?。そりゃ、聞くまでもない状況ですな。またがったらハンドルバーやけに遠いし、やたらとペダル重いし、心拍と呼吸すぐ上がるのにパワー全然でぇへんし、顔ばっか汗かくのに体全然汗かけへんし、腰いったいし、太腿ほっそいし、、、。
 やっぱ、17日間も寝て暮らした影響はとんでもないですね。


   2021年4月4日(日)Fight(闘病記)
    退院したとたんに血尿が。

 昨日、ローラー乗ってみました。で、夜に血尿。まぁ、ちょっとピンク色ってな程度で軽症と思われますが、やっぱ血尿。いややわぁ。
 2回ほどで治まって正常尿に戻ったんでほっとしてますが、今日はおとなしくしておきます。でも、昨夜は輪をかけて頻尿でした。1時間に1回おしっこに起きてました(泣)。 なんとかならんもんですかねぇ。


   2021年4月5日(月)Diary(日記)
    やっ、やってもぅた!!。

 あっ、あかん!、やっ、やってまいました!!。間違いなくン百万円単位で大損しました(大泣)。 株でも投資信託でもFXでも仮想通貨でもオレオレ詐欺でも競輪でも宝くじでもありません。内容はここでは言われません、とにかく大損しました。
 妻は、「買い物の時しょっちゅうポイントがどうのとか細かいことごちゃごちゃ言ぅとるくせに、ほんま、あんた、おおあほやなぁ」ってのたまっております。すみません、頭上がりませんです。


   2021年4月6日(火)Fight(闘病記)
    海を渡ったがん細胞はあかんかった。

 総合病院に入院中、大学病院せんせから妻とこに電話があって、海を渡ったがん細胞はあかんかったとのこと。古すぎたのか、保管が悪かったのか、サンプル加工が悪かったのか、いずれにせよDNAが取れなかったらしい。
 ほんでどうする?、って本日相談に行ってきたわけですが、膀胱か、前立腺か、尿道か知らんけど、とにかく超頻尿で、妻の運転する車ん中で持参の蓋つきびんにしたろか、ってな状態。しばらくこの辺りはいらってほしない感じなんで、生検はあとに延ばしてもう少し様子見ることにしました。
 5月11日に再度相談に行くんですが、そこで治ってなかったらFoundation One CDx (がん細部パネル検査)はあきらめてBRACAnalysis (リキッドバイオプシー)に切替かなぁ。

注:Foundation One CDxも、BRACAnalysisも前立腺がんの
  BRCA1/2異常に対する検査として保険適用が認められた。
  Foundation One CDxは、生殖細胞由来と体細胞由来の
  双方が検知できるが、BRACAnalysis は生殖細胞由来の
  変異のみが検出可能。BRCA1/2異常があった場合は、
  オラパリブ(製品名リムパーザ)が保険適用で使用できる。
  また、Foundation One CDxはパネル検査なので、
  BRCA1/2だけでなく、324の遺伝子変異が検知できるので、
  効く可能性がある保険適用外の薬もわかる可能性がある。


   2021年4月9日(金)Fight(闘病記)
    PSA上がるがカバジはやめる。

 今日は総合病院でゴナ注ゾメ点の予定。行ってまず血液と尿の検査しました。
  PSA=21.00
上昇!!。カバジ効果はまだ出てないですね。せんせによると、1回目から効果出る人と、3回くらいまでよくわからん人がおるとのこと。骨髄抑制はどうなん?、って聞いたら、「誰でも“がつん”と下がりますよ、でも、次は5mg減らします」ですと。まっ、つまり、翻訳すれば、ここまで下がるのは危険領域っちゅうことのようです。
 次のカバジの話が出たところで、僕的には次はないっすよぉ!!、って泣き入れました。カバジやったら入院はせんとしても家に封印されるわけで、それは、行動できる期間をできるだけ長く保つ、っちゅう、僕の治療目的に完全に反するんです。カバジでも進行を抑えるだけで治らないわけですから。
 で、ドセに戻します。ゴナ注ゾメ点も日を合わせとこか、って、4月16日(金)はドセ15ゴナ注ゾメ点となりました。延命効果的にはドセに戻すのはよろしくない可能性も十分にあるわけですが、やっぱ、もぅ少し行動したいからなぁ、、、。尿内細菌もまた増えており、限度超えた頻尿も生活に支障ありなんで、アモキシシリン(抗生剤)とベオーバ(頻尿対策薬)を処方してもらって帰ってきました。

 いよいよ手詰まり、って感じではありますが、上機嫌でいきましょう!!。『迷ったら、やる!』

P.S.:骨髄抑制、今日は白血球も好中球も正常範囲に
     戻ってました。


   2021年4月17日(土)Fight(闘病記)
    超頻尿治らず。

 昨日、総合病院でドセ15ゴナ注ゾメ点。体重も減ったし、ってなことで、ドセは100→90mgに減量。
 まぁ、これはいいとして、今日は超頻尿!!。入院中から全然よくならないどころか、今日はもう、どうしようもありませんです。20分程度でもうあかんのんです。で、開業医主治医せんせとこ走りました(車で15分程度の距離なんですが、着いた時には限界状態でした、泣)。 メロペネム点滴してボルタレン座薬入れて一時的にましになりましたんでほっとしましたよ。
 シタフロキサシン、アセトアミノフェン錠剤、 ボルタレン座薬を処方してもらって退却してきました。結局、こんなんでごまかしながら自然治癒を待つしかないみたい。しっこびん持っておむつですな。いややわぁ。


   2021年4月27日(火)vTrip(仮想旅)
    vTrip、どうなってんのん?

 vTrip、どうなってんのん?、って思ったあなた!。別にどうもなってませんですよ。ローラー乗れへんし(膀胱尿道前立腺の辺りがセットで超不調)、メンバー何故か減っとるしで、歩みが極度に遅なっとるだけなんっすよ。

 地図(省略)でも見る??。


   2021年4月30日(金)Fight(闘病記)
    4月の体調。

症状:
○全身倦怠感:あ~しんど×15
      (先先月+5、なんかぼろぼろ)。
○腰痛脚痛:とりあえず小康状態。
○排尿障害:超不調。ボルタレン座薬が手放せませんな。
○排便系:血便回数はまた増えた。もうええわ。
○ドセ系:カバジあかんかったんでドセ復活。
     90mgに減らしたんでやや楽かも。

【だらだらいきますよ】エンザルもカバジもあきませんでしたねぇ、残念。だらだらいきますよ、だらだらぁ~~っとね。


   2021年4月30日(金)Diary(日記)
    4月の成績。

 ・体重56.8kg
 ・ローラー台×1day(30min/day)
 ・踏台昇降×1day(30min/day)
 ・楽しい飲み会×0day

【退院はしましたが、、、】むっちゃ調子わる!!。もぅえぇかげんにしてほしいわ。最後の砦のカバジあかんかったし、膀胱尿道前立腺超不調やし、たまに隣の会社に徒歩7分で出社したらやったらしんどいし、PSA上がっとるし、ってなもんで、この5月で会社は長期休暇(休みの権利なくなって強制退社になるまで復帰の目処無し)に入る決心をしました。


   2021年4月30日(金)Books(本)
    4月に読んだ本。

 何故かあまり読めませんなぁ、、、。

(1)人間の絆(下)/サマセット・モーム(訳:中野好夫)
    /新潮文庫
 だめ男が破産してどん底に落ちるが、そこでの経験が不思議と役に立って立ち直る物語。人の一生に大した意味はないと一時は悟りながらも、最後はこの悟りも転換されるんです。表題に言う絆とは、断ち切るべき人間関係のくびきの意らしい。

(2)嫌われる勇気/岸見一郎他/ダイヤモンド社
 アドラー心理学をわかりやすく説いたベストセラー。フロイトの因果論に対するアドラーの目的論ですか。僕の軸足は結果無価値なので基本的にはフロイト派かな。アドラーの説って、なんやかんやで僕が今まで体験的に昇華してきた境地に帰結するみたい。んっ?、ほんなら僕は行為無価値論者ですか??。いやいや、人間って矛盾の塊なんですよねぇぇ。シンプルな人生っておもろないですやん?。

(3)量子力学の奥深くに隠されているもの
    /ショーン・キャロル(訳:塩原通緒)/青土社
 面白いです。理解はできませんが。訳者も絶対理解できてませんね(笑)。 例えば、あなたのシュレディンガーの猫と僕のシュレディンガーの猫が猫(量子)もつれを起こしていると、あなたが百万光年のかなたに飛ばされていても、僕が箱を開けて僕の猫が死んでいれば、その瞬間に百万光年かなたのあなたの猫も死んでいることが光速度を超えた伝達により確定するわけですが、コペンハーゲン解釈では猫のシュレディンガー方程式が収縮する帰結と解釈して、その理由を追及しないらしい。それは物理学者としてはあかんやろ、って出てきた解釈が、このように猫がもつれている場合、一方の猫の生死が確定した瞬間に世界(シュレディンガー方程式)が2つに分岐して、両方の猫とも死んでいる世界と両方の猫とも生きている世界ができる、っちゅう多世界理論。猫もあなたも僕も2つに分岐するんですね。パラレルワールドですか?(違うらしいです)。 あなた、理解できますか?(新聞で書評を書いていた物理学者は半分も理解できないと評してました、笑)。

(4)幸せになる勇気/岸見一郎他/ダイヤモンド社
 アドラー心理学をわかりやすく説いたベストセラー第2弾。教育に特化された感じなんで、いまいちピンときませんね。幸せになる勇気、僕は持っています、、、知らんけど。

(5)田園交響楽/ジッド(訳:神西清)/新潮文庫
 たぶん再読。未だ評価の定まらないノーベル賞作家の代表作です。話の構成としてはよくありそうな感じ。厳格なプロテスタント家庭に育ちながらも葛藤しながらそれを否定する著者の深層が表れているかも。

(6)ブッデンブローク家の人びと(上)
    /トーマス・マン(訳:望月市恵)/岩波文庫
 ノーベル賞受賞の中心となった著作。感想は中・下巻読破後に。


   2021年5月1日(土)Fight(闘病記)
    あたっ、こっ腰が、、、。

 お風呂で風呂ふたを洗っておったんですわ。ほしたら、あたっ、てなって、腰いわしてまいました。左腰の神経線がびりびりっ、てなって、いたぁていっこも力入らんのんです、、、。せっかく今日から連休なのに、、、(僕の勤務先は今日から9日間)。 明日は家で養生ですな(泣)。


   2021年5月11日(火)Fight(闘病記)
    BRACAnalysis。

 いわした腰の養生に主に費やされた連休を経て、本日は大学病院にゲノム治療進めるべく行ってまいりました。膀胱尿道前立腺の不調は、ややましになったとは言えやっぱあかん。頻尿、尿濁り、若干の尿道違和感などなど。せんせの話では、放射線治療してる場合は前立腺生検しても4割程度しかがん細胞つかまらないとのこと。ほんならBRCA1/2遺伝子に限って言えばBRACAnalysis(リキッドバイオプシー、つまり血液検査)の方がええやないですかぃ。生検してFoundation One CDx(遺伝子パネル検査)で他の遺伝子異常がわかっても、結局現時点ではBRCA1/2異常に対するオラパリブしか保険適用の薬はないし、異常がわかったらわかったでその取扱いにもかえって困るかも。っちゅうわけで、遺伝子検査カウンセリング受けてBRACAnalysisすることとして血取ってもらってきました。
 結果を聞くのんは6月1日(火)。 さて、ここから先は、究極の個人情報である遺伝子情報が絡んでくるのんで、このHomepageに治療詳細を上げるのも難しい感じになってきます。ほんなわけで、ここで今後の治療パターンを上げておいて、以降は体調のみのアップ(ドセの間はドセって言いますが)とすることといたしますので、悪しからずご承知ください(んっ??、誰に向かって言ぅてんのん??)。

 今後の治療パターン
①ドセ→カバジ→緩和
②ドセ→カバジ→オラパリブ→緩和
③ドセ→オラパリブ→緩和
④ドセ→オラパリブ→カバジ→緩和
といったところでしょうか。できるだけドセで引っ張れるとうれしいんですがねぇぇ。MSI検査キットでマイクロサテライト不安定性調べてペンプロリズマブっちゅうのんもありますが、生検必須やし、そのころ(生検できるくらいまで膀胱尿道前立腺が回復)には体力もあまり残っていないやろから、まぁ、これは除外やろなぁぁ。

 では、今後の体調報告に請うご期待?。

P.S.:最近はリキッドバイオプシーの進歩著しく、1年後
     辺りにはリキッドバイオプシーで検査して使える治療
     薬が結構増えてくる、ってなことを、大学病院せんせ
     がおっしゃっておりましたよ。


   2021年5月12日(水)vTrip(仮想旅)
    目的地:『出雲大社』

 いゃぁ~~~、とんでもなく難産でしたね。入院しとるわ、やっと退院しても膀胱尿道前立腺超不調でローラー乗られへんわで、いっこも進まんのんですな。では、難産の末の観光と参りましょう。見どころはいっぱいありますよ。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・山陰海岸。美しく険しい海岸線が続く絶景。ドライブが
   楽しいんですが、運転手はハンドル回すのん若干大変
   やし助手席は酔うかも。
 ・余部鉄橋。今は新しくなってしまいましたが、旧橋梁は
   明治の土木技術の粋が集められているとか。確かに
   旧橋梁は、見ると“おぉ~!”ってな感じでした。
 ・湯村温泉。ここ、僕は大好きです。高温の湯が豊富に湧く、
   夢千代の里。
 ・鳥取砂丘。昔は駱駝くらいしかなかったような気がします
   が、今は砂の美術館とかがあります。日本一大きい砂丘。
   風紋もときどききれい。
 ・投入堂。誰がこんなところにお堂を投げ入れたんですかね?。
   三徳山三佛寺の国宝のお堂。
 ・三朝温泉。日本一放射線量が多い温泉。僕が行った時は
   2回ともあんまり賑わっていない感じでしたが、
   いいお湯です。
 ・大山。美しい山容と周囲の自然を誇る伯耆富士。お宿から
   見える星がむっちゃきれいでした。
 ・松江城。最近国宝になった天守を持つお城。
 ・宍道湖。しじみが有名な汽水湖。
 ・出雲大社。でっかいしめ縄に下から五円玉を投げ上げて
   突刺してきました。この行為、今は禁止されているとか。

次の目的地:『出雲→下関』


   2021年5月14日(金)Fight(闘病記)
    PSA更に上昇!。

 今日は総合病院でドセ16ゴナ注ゾメ点。
  PSA=23.70
更に上昇!!。ドセに戻しても今のところあかんですね。ふ~む、こりゃほんまやばい感じやでなぁ。で、今回は100mgに戻しました。

 まっ、しゃぁないですな。上機嫌でいきますよ!!、だらだら~~っとね。


   2021年5月25日(火)Diary(日記)
    遂に引退しました。

 治療の効果でかなりしんどなってきましたもんで、昨日を以て34年超の勤め人から身を引くことといたしました。サラリーマンには最も不向きと言われ続け、直近7年間ではそれを体現しつつも、まぁ、よくやった方ですかね。

 今後の定年後生活、どうなるでしょうか?。
 最近、携帯椅子持って公園に行き弁当食べたりしてます。チェアリング、っちゅうらしいです。そんな感じでのんびりいきまっしょ。


   2021年5月31日(月)Fight(闘病記)
    5月の体調。

症状:
○全身倦怠感:あ~しんど×12(先先月-3、小康状態?)。
○腰痛脚痛:とりあえずまぁなんとか。
○排尿障害:先月よりはましですが。
   夜は1.5時間に1回トイレにお目覚め。
○排便系:先月末同。
○ドセ系:PSAはあかんかって
   ドセ90mg→100mgに戻した。

【まっ、しゃぁないですな】ドセに戻したけどあきまへんな。まっ、しゃぁないか。

P.S.:5月14日に撮ったCT、前回(昨年11月)から
     著変なく、内蔵転移はありませんでした。あぁ、
     よかった。


   2021年5月31日(月)Diary(日記)
    5月の成績。

 ・体重58.4kg
 ・ローラー台×10days(30min/day)
 ・楽しい飲み会×2days

【回復(?)途上ですか?】体重は若干増加して元に戻りつつあります。月後半はローラーもなんとか乗れるようになってきました。サラリーマン引退して約1週間、月末に友人が家に遊びに来てくれましたよ(楽しい飲み会にカウント)。


   2021年5月31日(月)Books(本)
    5月に読んだ本。

 次世代に残したい僕のライブラリも大体完成した感じかな。あとは引継ぐ人が少しずつ良書を加えていってくれたらうれしいかも(じゃま!!、って全部廃棄されたりして、、、)。

(1・2)ブッデンブローク家の人びと(中・下)
    /トーマス・マン(訳:望月市恵)/岩波文庫
 マン25歳の著作。ノーベル賞受賞の中心となった著作とのことですが、若さゆえの未完成も感じます。ブルジョア商家の繁栄と没落を語る名著。

(3・4)怒りの葡萄(上・下)/スタインベック
    (訳:伏見威蕃)/新潮文庫
 こちらもノーベル賞受賞の中心となった著作。アメリカン・ニュー・シネマ的なロードノベル(って言ったら怒られそうな、、、)。 時に緩く時に激しくもがき続けてなお救われない。それでも社会はもがいた分だけ前に進んでいることは歴史が示している(時に進み時に戻りしつつも、、、)?。

(5)しらふで生きる/町田康/幻冬舎
 酒をやめた大酒のみの戯言。原因において自由な酔っぱらいが酩酊状態になる直前の言に近いかも。「酒飲みは酒やめてなお酔っぱらいその本質はとわに変わらず」?。

(6)アンナ・カレーニナ(上)/トルストイ(訳:木村浩)
    /新潮文庫
 言わずと知れたトルストイの大作。えっ?、初読??。感想は中・下巻読破後に。


   2021年6月4日(金)vTrip(仮想旅)
    目的地:『出雲大社→下関』

 サラリーマン引退してコンスタントに進むようになってきましたか。では、観光と参りましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・津和野。山陰の小京都。島根県です。道路脇の溝に鯉が
   いてたりします。
 ・萩。明治維新の立役者たちがここに集まっていたんですね。
   時代が彼らを呼び集めたんでしょうか。
 ・下関。実はやたらと歴史の町。ちなみに春帆楼は
   「フグ食用禁止令」を伊藤博文が解禁した「ふぐ料理」の
   公許第1号店です。僕、ここに泊まったことがありますが、
   ふぐ(地元では“ふく”)は食ってない、、、食いたい。

次の目的地:『下関→長崎』


   2021年6月30日(水)Fight(闘病記)
    んっ?、右目が、、、。

 車を駐車場に止めたら、なんやら右目の中に結構太い糸みみずが急に1匹出現してのたくり始めました!。10分くらいすると、糸みみずに加担して透明マイクロバブルが一面に広がって、、、。ちゃんと景色その他は正常に見えるし視野も変わらんのんですが、さすがにこりゃやばいんちゃう?、って、急いで眼科行きました。

 まず電話したら、すぐ来い、ってことやったんで、不安を抱えつつ妻に運転してもらって眼科医に。瞳孔広げる目薬指してさんざん目ん中覗きこまれた結果は、、、あ~よかった、生理的後部硝子体はく離によるもので、まぁ、突然起こることもある症状なんで心配ないでしょう、との診断でした。老化現象です。薬にやられて既に体年齢は実年齢+10歳くらいと踏んでるんで、いろんな部分に不調が出てくるのはしゃぁないんやろなぁぁ。右目ん中に糸みみず飼いながら、だらだらいきますよ、だらだらぁ~~っとね。


   2021年6月30日(水)Diary(日記)
    転居しました。

 引退したんで出勤もせんでええようになりましたわけで、勤務先の隣に住んで出退勤時間を稼ぐ必要もなくなり、ほな、もすこし生活に便利なとこに、って6月21日に転居しましたんです。
 いゃ~~、転居って、こんなに大変やったのね。引越し手配やら、所持品整理やら、旧居始末やら、いろんな生活インフラ変更手続きやら、なんやかんや、、、。金はかかるは、時間かかるわ、頭使えへんのに体使うわ、せなあかんこといっこも進めへんわ、合間見て医者行かなあかんわ、えらいしんどいわ、、、。おまけに転居連絡メールを一斉送信したら、思いの外たくさんの友人達より応援やら体調気遣う返信をいただいて、そのリプライも滞っておるんです。月末迎えましたがごたごた全然解消せず。

 で、最近は外食が多く体重が多めで推移しており、これはいい傾向かも?。(笑、重病人は体重が即ち体力なんですねぇ。でもなんで外食すると体重増えんのやろ。家食は貧食??。)


   2021年6月30日(水)Fight(闘病記)
    6月の体調。

症状:
○全身倦怠感:あ~しんど×15(先月+3)。
○腰痛脚痛:何かとロキソニン頼り。
○排尿障害:先月末同。
○排便系:先月末同。

【ここにはもう詳細はアップしないよ】使用薬、PSA、血液などのデータは、もうここにはあげません。あ~しんど指数見て、何やってんのか想像してみてちょーだいね。


   2021年6月30日(水)Diary(日記)
    6月の成績。

・体重58.9kg
・ローラー台×10days(30min/day)
・楽しい飲み会×0day

【なんでこんな忙しいのん?】引越しがこんな大変やったとは、、、。後半はほんま、ローラー乗れず。


   2021年6月30日(水)Books(本)
    6月に読んだ本。

 本来なら時間はたっぷりあるはずなのに、いまいち読書は進みません。なんで?。

(1・2)アンナ・カレーニナ(中・下)/トルストイ
     (訳:木村浩)/新潮文庫
 若いころはロシア文学をなんとなく敬遠しておりましたが(たいがい長いでなぁ)、最近はそうでもない感じ。書かれた時代は古いですが、抵抗なく読めます。ただ、宗教が入ってくるとなんか違和感がありますね。最後の能書き的な部分はない方がいいような、、、。アンナ・カレーニナは主役と違います。

(3~5)エデンの東(1~3)/スタインベック
     (訳:土屋政雄)/早川 epi 文庫
 カズオ・イシグロの訳がよかったもんで、その訳者の新訳で読んでみました。映画的ですね、キャラが立ちすぎてると言うか、、、。あと1巻残ってますが、それは来月。おっ、そう言えばしばらく前に録画したジミーのこの映画、はよ見んとあかん。


   2021年7月1日(木)vTrip(仮想旅)
    目的地:『門司→長崎』

 関門トンネル人道はガーミンの地図には無いようで、関門海峡を飛び越えて今回は門司スタート。後半ローラー乗れずで時間要しましたが、月替わって初日に長崎到着。では、観光と参りましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・門司。歴史的建物の町。
 ・博多。中州屋台のラーメン屋で韓国語のメニュー
   渡されました(笑)。  他にも魅力がいっぱいの街!。
 ・呼子。いか、食べましたよ。
 ・平戸。チャリ小僧の息子推薦の地でしたが、、、。
 ・長崎。稲佐山でトルコライス食しました。軍艦島では
   おしっこ漏れそうでした(トイレ無い!)。
   エクスペリアっちゅうホテルもよかったです。

これから行きたい!気になるスポット:
 ・佐世保。通ったことはありますが、、、。
   佐世保バーガー!。ハウステンボス他、見どころたくさん
   あるみたいです。


   2021年7月23日(金)vTrip(仮想旅)
    目的地:『長崎→くじゅう連山』

 長崎からくじゅう連山へ。くじゅうは、九重、久住と両方の地名がひらがなになっているのかな?。では、観光と参りましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・雲仙。火山です。温泉も有名。何回か素通りに近い感じで
   通り過ぎてしまったんで、次は泊まりたいなぁ
 ・諫早湾干拓堤防道路。干拓の可否裁判で有名になりました。
   個人的には自然にはできるだけ手を入れない方向性が
   いいのかと。知らんけど、、、。
 ・武雄温泉。最初は出張で泊りました。もはや何の仕事
   やったんか記憶にございませんが。のち、妻とも
   泊まりました。
 ・やまなみハイウェイ。何回走っても、超絶に素晴らしい
   景色!!。大好きです。

これから行きたい!気になるスポット:
 ・嬉野温泉。たぶん、通ったことはありますが、、、。
   武雄温泉と並び語られる温泉。

次の目的地:『くじゅう連山→牛深』


   2021年7月29日(木)Diary(日記)
    昨日は丑の日。

 昨日は土用の丑の日でしたが、、、。そこで、緊急事態宣言に入る前に、うな、食ってみました。どこで?、って、そりゃ、あんた、業界最安値やろ。

 結果は、、、結構いけました!!。さほど意味もなくちょっと嬉しかったりするかも。


   2021年7月31日(土)Fight(闘病記)
    7月の体調。

症状:
○全身倦怠感:あ~しんど×15(先月+-0)。
○腰痛脚痛:何かとロキソニン頼り。 ボルタレン座薬も
   ときどき登場したりして、、、。
○排尿障害:先月末同、かな?。抗生剤も飲んでたりして、、、。
○排便系:先月末同。食ったらトイレ、ですか、、、。

【あ~しんど指数は先月同ですか?】ふ~む、しんどいのんは先月同かもしれませんが、全般的に若干やられてる度合いが増してませんか、、、?。


   2021年7月31日(土)Diary(日記)
    7月の成績。

・体重59.2kg
・ローラー台×19days(30min/day)
・楽しい飲み会×0day

【今月は多少ましですかね?】前半は不調でしたが、後半はローラー結構頑張りました。


   2021年7月31日(土)Books(本)
    7月に読んだ本。

 引退生活になかなか慣れません。時間がある割には読書進まず。

(1)エデンの東(4)/スタインベック(訳:土屋政雄)
     /早川epi文庫
 解説によると、スタインベックの評価は未だ定まっていないとのことらしい。世間の評価は僕は知りませんが、映画的であるとは言えそうに思います。録画してあるジミーの映画はまだ観ておりません。

(2)告白/町田康/中公文庫
 分厚い!、800ページ超。この作家、パンクロッカーで芥川賞作家で大酒飲みなのに、もう一歩踏み込めてない印象でしたが、本作はなかなか良いです。これ、史実ベースではありますが漫画ですね。でも、絵がない分読者にゆだねられた部分が大きく、やはり漫画ではなく小説ですか。河内弁をよく知る者なら、きっとここの会話のリズムに思わずグルーヴしてまいます。解説が何故か石牟礼道子っちゅうのもよかったりする。

(3)JR上野駅公園口/柳美里/河出文庫
 近時の話題作。しかし、ふ~む、なんか上滑りしているような、、、。おっさん視点を目指しつつもなり切れない女性作家の習作的な?、怒られそ!。

(4)DZ/小笠原慧/角川文庫
 精神科医の手による推理小説。専門知識を持った学者医者が書いてるなぁ、ってな感じですが、ちょっとあんた、遺伝子舐めてへん?、って思いました。

(5)「雨の木」を聴く女たち/大江健三郎/講談社
 全集の第9巻。分厚いハードカバーに4作収載されており、単行本ならそれぞれが1冊なので、反則承知で個別にカウントさせていただきます。雨の木はその1冊目。文庫は既に売切れ絶版で全集のこの巻だけ買いました。主にメキシコでの著者の生活が、現実と虚構の境界が曖昧なまま綴られていく。

(6)人生の親戚/大江健三郎/講談社
 前と同じ全集の第9巻。障碍、宗教、文学が混沌となって虚構と現実の境界が曖昧なまま綴られていく。日本人にとってはたぶん難解。宗教感の部分は僕には理解できない感じです。


   2021年8月2日(月)Diary(日記)
    お舐めになっていらっしゃいませんかぇぇ。

 おっかしいやん、先月12日に電子申請した変更登記、なんぼ見ても審査中のままでいっこも前に進んでへんやんか。で、大阪地方法務局に電話しましたよ。
 調べて折り返します、って、暫くしてかかってきた電話を取ると、いきなり「申し訳ございません!」ですと。手違いで放置されておりましたわけですね。お舐めになっていらっしゃいませんかぇぇ、って思いましたが、素直に謝っていただき当日午前中に登記完了まで進めてくれたので、まっ、えぇか。


   2021年8月3日(火)Diary(日記)
    またまたお舐めになっていらっしゃいませんかぇぇ。

 おっかしいやん、先月24日に電子申請した自動車登録変更、なんぼ見ても受付審査中のままでいっこも前に進んでへんやんか。で、自動車ワンストップサービス問合せ窓口とやらに電話しましたよ。いまいち要領を得ないやりとりののち、受付審査は陸運局管轄なんでそこに電話してちょ、ってなことで、改めて電話しましたよ、陸運局に。
 受付番号を伝えると「ちょっとお待ちくださいね、え~、ただ今、ボタン押しました!」ですと。んっ?、どうもこちらも手違いで放置されておりましたわけですね。またまたお舐めになっていらっしゃいませんかぇぇ、って思いましたが、とりあえず次の段階に進めてくれたので、まっ、えぇか。


   2021年8月5日(木)vTrip(仮想旅)
    目的地:『くじゅう連山→牛深』

 くじゅう連山から阿蘇・熊本を回って牛深へ。牛深ってどこ??、こっからフェリー乗るんですねぇ。では、観光と参りましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・黒川温泉。山間の川に沿った人気の温泉。外湯めぐりで
     気分よくひとりゆったり浴槽に漬かっておりました
     ところ、「お客さん、ここは女風呂です!」って
     言われました。えっ?、何が起こったの???。
     お巡りさん呼ばれなくてよかったです。
 ・阿蘇。説明不要の素晴らしい観光地。何回行っても
     感動します。
 ・熊本。熊本城、そしてくまモン。
 ・天草五橋。通ってました、知らんうちに、、、。
 ・天草下田温泉。群芳閣ガラシャ、っちゅう変わったお宿に
     泊まりました。

次の目的地:『長島→鹿児島』


   2021年8月16日(月)Diary(日記)
    うっ、予想外の出費が、、、。

 朝、だらだらとモーニングショー見ておったら、突然テレビ画面が真っ暗に。電源抜いたりたたいたりしてみましたが復帰せず。どうも電源ユニットの故障のようで、問合せてみたところもう既に部品供給は終了していると。2010年の製造なんで既に11年使用しており、まぁ、持った方かも。
 で、ジョーシン行ったわけですが、4Kとそうでないのんが並べてあるわけですねぇ。そんなんされたらやっぱ4K買ぅてまいますわな。差は歴然なもんで、、、もちろん値差も歴然なわけですが。なお8Kは40インチ程度の小テレビでは製造されていないので、血迷って買ぅてまう心配はなく安心。

 ふぅ~、とんだ臨時出費でした。因みに有休は昨日までで全て使い果たしてしまい、今日から無給です。健保からまだ少し手当がもらえる状態ではありますが、、、。


   2021年8月18日(水)Diary(日記)
    コロナワクチン接種1回目。

 引越しでばたばたしててなんとか落ち着いたところで住民票やっと移したら、引越し直前に旧住所の自治体から送られてきた接種券は新住所では無効。新住所で新たに発行してもらってたりしたのち、やっと予約できたのが本日でした。

 実際の接種はとても円滑に終了しました。結構注射した腕が痛いですが、、、。


   2021年8月31日(火)Fight(闘病記)
    8月の体調。

症状:
○全身倦怠感:あ~しんど×15(先月+-0)。
○腰痛脚痛:先月末同。
○排尿障害:悪化、ですな。尿道絶不調。
○排便系:先月末同。

【あっつかったり大雨やったり】結構しんどいですな。暑いのが応えるかなぁ、、、空調効いた室内でだらだらしてるだけですが、何か?。


   2021年8月31日(火)Diary(日記)
    8月の成績。

・体重59.5kg
・ローラー台×10days(30min/day)
・踏台昇降×3days(30min/day)
・楽しい飲み会×1day

【なんか尿道がねぇ、、、】尿道が不調でローラーあまり乗れてない。楽しい飲み会は、母方のいとこ会の練習名目で3拠点でzoomでやってみました。隠居やし重篤な持病持ちやしコロナやしで、外部の人と話す機会もほんま少ないですな。zoom会合でも結構楽しかったりする。


   2021年8月31日(火)Books(本)
    8月に読んだ本。

 今月は結構重たい本が多かったですね。つまり、読破冊数は伸びない、、、。

(1)静かな生活/大江健三郎/講談社
 前と同じ全集の第9巻。自分の娘に仮託した視点からの虚構と現実の境界が曖昧な私小説でしょうか。謎解き的視点ももった、大江作品としては比較的スリリングな構成かも?。

(2)美しいアナベル・リイ/大江健三郎/講談社
 前と同じ全集の第9巻最後の一作。映画製作にまつわるこれまた虚構と現実の境界が曖昧な小説。映画、演劇の世界は僕にはわかりかねます。

(3)鉄道員(ぽっぽや)/浅田次郎/集英社文庫
 直木賞取ってましたかね。映画にもなってましたかね。幽霊落ちが多いですね。まぁ、感情移入すれば老人の涙腺緩いんでちょっと涙こぼれたりもしますが、何か?。

(4)この人を見よ・自伝集/ニーチェ(訳:川原栄峰)
    /ちくま学芸文庫
 全集(文庫)最終巻(第15巻)。 読む本なくなってきたんで、全集の中の読んでない(かもしれない)ニーチェ読もうかと。真面目に読もうとすると、発狂直前に書かれた自己の手によるバイオグラフィーとも言えそうな「この人を見よ」から入るのが理解の助けになるような気がします。「この人」は過去何回か読んでますが、もうこの時点で発狂してますよね。しかし、発狂しててもニーチェは必読!。蛇足ですが、若き日のニーチェによる日記的な書である自伝集は、読んでも読まんでもどっちでもいいかいな。

(5)偶像の黄昏・反キリスト者/ニーチェ(訳:原佑)
    /ちくま学芸文庫
 全集(文庫)第14巻。表題他、ヴァーグナーの場合、ニーチェ対ヴァーグナー収録。過去のドイツ哲学とキリスト教を徹底的に否定する書。宗教バックグラウンドがないからかさっぱり理解できないと言っても過言ではありませんが、無神論社会で育った身としてはキリスト教を否定する理由はちょっとだけわかるようにも思われるかも?。逆に推し測って西洋社会では如何にキリスト教が基盤となっているかがうかがい知れます。かなり理解できなかったんで訳者による解説も読んだりしてみましたが、「んっ??、俺の方が理解深いやん」っとか思ったりして(傲慢、そして笑)。

(6)思い出トランプ/向田邦子/新潮文庫
 更に連続してニーチェいく気にもならんかったもんで。36年前8月の日航機墜落事故で亡くなった作家の代表作の一。短編集です。なんか煮え切らない感じの、、、。


   2021年9月1日(水)vTrip(仮想旅)
    目的地:『長島→指宿→鹿児島』

 牛深からフェリーで長島へ。今回は長島スタートで薩摩半島を回って鹿児島へ。では、観光と参りましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・開聞岳。形がとてもきれいな単独峰。
     登ったことはありません。
 ・指宿。入りましたよ、砂風呂!。
 ・知覧。武家屋敷、そして大戦時の特攻基地。
     やっぱ戦争はあかんよね。
 ・鹿児島。いい町ですね。 いろいろ行きました。
     次回、鹿児島湾渡って桜島スタート。

これから行きたい!気になるスポット:
 ・出水。鶴が飛来するんですよね。

次の目的地:『桜島→大隅半島→都井岬』


   2021年9月9日(木)Diary(日記)
    コロナワクチン接種2回目。

 昨日はコロナワクチン接種2回目。妻も一緒に受けるんで、最悪2人とも副反応で倒れた場合に備えて、 非常食やらスイーツやら買いだめして備えておったところ、ほぼ副反応はなく、スイーツ分だけ体重増えた感じですか。

 めでたし、めでたし。


   2021年9月17日(金)Fight(闘病記)
    尿道あかんやん。

 ここ2か月ほど、実は尿道の調子かなり悪いんですねぇ。先月から今月にかけて抗生剤結構使ってます。最新の尿の培養検査結果ではもう効く抗生剤が限られた感じ。
  AMPC
  SBTPC
  MEPM
これだけしか効かない。やばいよねえぇ。抗生剤は1週間飲むんですが、確かにその間は症状は治まってるものの、止めるとまた2~3日で悪化。延々抗生剤飲むわけにもいかんし、、、。せんせには、たぶん、もう、治れへんでなぁ、って言われてます。前立腺やら膀胱やらの治療でダメージ受けた部分に腸連菌が隠れておって、抗生剤がそこまで届かんのかもしれんと。
 今日は、健保組合に出す診断書を書いてもらいに開業医主治医せんせとこ行ったんですが、抗生剤はもらうのやめときました。上記3つも効かなくなったら困るんで。尿道常時むずむずしておって、昼夜問わず1~2時間おきにおしっこ行かなあかんのんもたまらんのんですが、まぁ、しゃぁないんでとりあえず我慢するか、って、ボルタレン座薬だけ処方してもらって帰ってまいりましたのでございます(泣)。


   2021年9月17日(金)vTrip(仮想旅)
    目的地:『桜島→大隅半島→都井岬』

 鹿児島からフェリーで桜島に渡る。今回は桜島スタートで大隅半島を回って都井岬へ。では、観光と参りましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・桜島。元気な活火山。海沿いにも避難シェルターが点在して
   いたような。
 ・内之浦。ロケットの打上基地。昔、単車で入り込んで
   発射台の土台みたいなとこで仰向けに寝ころんで宇宙を
   見上げた記憶があります。
 ・都井岬。野生の馬がいてるんですよね。学生の時、ここで
   テント張って寝たんですが、雨に誘われてエメラルド
   グリーンの大みみずたち(長さ30cmくらいのぶっちょい
   やつ)がテント脇を力強くのたくってました。こんなに
   でかいとちょっと怖かったです。

これから行きたい!気になるスポット:
 ・佐多(さた)岬。んっ?、四国の西に細長く飛び出てる岬も
   佐多岬やったような、、、違いました、佐田(さだ)岬
   でした。佐多岬も佐田岬もどちらも行ったことないです。
   どちらも何がある、っちゅうわけでもないのかも
   しれませんが。

次の目的地:『都井岬→宮崎→霧島観光ホテル』


   2021年9月27日(月)Diary(日記)
    うっ、予想外の出費が、、、(チャリ)。

 最近調子悪ぅてローラー乗れてへんなぁ、って思いながら、調子悪いのん押して今日は乗ってみたんですよ。
 んっ??、なんでギヤ変われへんのん??。ギヤ変われへんかったら坂登られへんやんか!(zwiftなんで、バーチャルコースの上り坂では斜度に応じてローラー負荷が増す)。 故障ですな。所有者の身体と同じくチャリまで調子悪なってしまいました。ごちゃごちゃいらってみましたが、自分で直せる領域超えてました。で、明日はチャリ屋に行く予定。

 ふぅ~、とんだ臨時出費です。先週は給料日でしたが無給でございまして、天引き分を会社に返還振込せなあかん状況やっちゅうのに、、、(泣)。


   2021年9月30日(木)Fight(闘病記)
    9月の体調。

症状:
○全身倦怠感:あ~しんど×15(先月+-0)。
○腰痛脚痛:先月末同。
○排尿障害:先月末同。尿道常時むずむず、いややわぁ。
○排便系:先月末同。

【急に涼しくなったよね】気温の変化に体がついていきません。唯一の運動であるローラーもろくに乗ってません。しんどいし、尿道不調やし、、、。


   2021年9月30日(木)Diary(日記)
    9月の成績。

・体重59.6kg
・ローラー台×11days(30min/day)
・楽しい飲み会×1day

【なんかしんどいんよねぇ】なんかしんどいんで成績悪い。「なんかしんどい」っておかしいやろ、しんどい原因わかっとるんやから「なんか」は付けたらあかん、って妻が言います。でもな、なんかしんどいんやでぇ。飲み会はリモートいとこ会。僕らの年代になると、こんなして無理して機会作らんといとこが集まることなんてない。全11人中参加7とそこそこの出席率、なかなか楽しかったです。


   2021年9月30日(木)Books(本)
    9月に読んだ本。

 ニーチェ3冊含めてこんだけ読めば上出来ですか?。

(1)善悪の彼岸・道徳の系譜/ニーチェ(訳:信太正三)
     /ちくま学芸文庫
 全集(文庫)第11巻。ふ~む、理解困難ですな。「われわれ」っちゅう一人称がたくさん出てきますが、どうもこれが多義的なようで、「われわれ」が何を指しているか取り違えると、ほんま、全く理解できないみたいな、、、。既成の道徳を一度全否定して「われわれ」を見つめ直せと説いているのか。

(2)日本の一番長い日/半藤一利/文春文庫
 今年初に亡くなったノンフィクション作家の代表作。敗戦の日のごたごたを描いている。不明確なところを要点を曲げない程度に脚色するのはやむを得ないとは思いますが、ここまでいくと著者の解釈が出すぎているような、、、、。僕の解釈とはあまり合わないような気がします。

(3)ランボー全詩集/ランボー(訳:宇佐美斉)/ちくま文庫
 ちょっと趣向を変えてこんなん読んでみました。最新のランボー研究の成果を踏まえた新訳なんですが、どうもなんとなく馴染まない感じ。高校時代の初読の堀口大學訳Romanが印象に残っています。で、買ってしまいましたよ、堀口大學訳ランポー詩集新潮文庫版。

(4)小僧の神様・城の崎にて/志賀直哉/新潮文庫
 短編集。どうも初読のような感じです。小僧の神様は、世間をして志賀直哉を小説の神様と言わしめた名著。城の崎は城崎ちゃうのん?、とかいらんこと思ったりする。

(5・6)ツァラトストラかく語りき(上・下)
     /ニーチェ(訳:竹山道雄)/新潮文庫
 ちくまの全集の新訳にするか迷ったんですが、結局昭和28年初版のこれにしました。完全に黄色く変色したこれ、昭和56年の40刷。高校時代に買ぅたんか、浪人中、或いは大学1回生の時に買ぅたんか。懐かしいですね。ランボー詩集もそうでしたが、たぶん、青春時代に読んだ訳文の方が素直に読めるような気がします。さて、歳を重ねた今、理解度は学生時代から上がったでしょうか?。んっ??、もしかして、ツァラトストラのやつ、わざと僕に理解できんように語っておるのでは??。つまり、進歩なし!。

(7)養老先生、病院へ行く/養老孟司・中川恵一
     /エクスナレッジ
 妻が買った本。養老先生は病院に行くのが嫌なんです。僕も病院に行くのは嫌なんです。でもね、行くべき時には病院にも行くんですね。

(8)夜明け前(第一部上)/島崎藤村/新潮文庫
 新聞の読書欄かなんかに出ておって、どうも読んでないことに気づきました。で、近所の本屋に買いに行ったわけです。作家あいうえお順に並ぶ“し”を探しても見つからず、なぜか次に“ふ”を探してました。“し”は志賀直哉、“ふ”は藤村ですな。何故か昔から僕の中で志賀直哉と藤村がごっちゃになっておって、暗夜行路と破戒がテレコ(死語?)になったりするんですが、藤村に至ってはついに藤村藤村(ふじむらとうそん)に変換されてました。2部各上下計4巻。感想は全巻読後に。


   2021年10月1日(金)Diary(日記)
    医者4+重病人1。

 今日から緊急事態宣言解除。というわけで(実は緊急事態宣言は全然関係ないですが、何か?)高校同窓生たちが僕の家に遠路来てくれました。松本、東京、横浜から一人ずつ、プラス千葉からweb参加一人。どうも思うに、人間の本質は高校生辺りで確定しているようで、高校時代とほぼなんら変わりなく(進歩なく?)極めて楽しいひと時を過ごしました。実体が来てくれた3名には僕作のビーフシチューがふるまわれたりしてましたが、やはり妻作のおでんの方が評判よろしかったようで、、、。

 医者4+重病人1の楽しいミニ同窓会でした。


   2021年10月7日(木)Diary(日記)
    zwiftなんであかんのん?。

 だいぶんと長い間不調でした。寝込むほどではないものの、活動したり運動したりはなかなかしんどかったんですね。こんなことではあかんやろと自分を奮い立たせ、今日は頑張って久しぶりにローラー乗ろうかと。
 ところがところが、んっ、なんで??、zwiftログインしたとたんに落ちてしまうではないですか。何回トライしてもだめ、ソフト再インストールしてみたけどだめ、こいつ、せっかく久しぶりに乗る気になった俺をあほにしとんかぃ!!。しゃぁないんで、zwift連携無しの“素”ローラー乗りました。
 なんか重いぞ。フィードバック無しの“素”状態は3%登りくらいに設定してある様子。しんどいぞ、おもろないぞ、と思いながらも45分粘りました。VO2maxは歴代最低を記録しました(泣)。


   2021年10月8日(金)vTrip(仮想旅)
    目的地:『都井岬→宮崎→都城→霧島
         →霧島観光ホテル』

 日南海岸を北上し、宮崎、都城、霧島を経て霧島温泉の霧島観光ホテルへ。では、観光と参りましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・日南海岸。きれいな海岸線でした(と思う、、、
   記憶は曖昧)。     北端には青島。
 ・霧島温泉。いい温泉でした。温泉街入口の南向き斜面に建つ
   霧島観光ホテルがまたよかったです。桜島、開聞岳を
   遠くに望む部屋からの絶景と、心地よい接客が記憶に
   残ってます。

次の目的地:『霧島観光ホテル→高千穂』


   2021年10月20日(水)vTrip(仮想旅)
    目的地:『霧島観光ホテル→人吉→椎葉林道→高千穂』

 人吉、椎葉林道を経て、神話の郷高千穂へ。では、観光と参りましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・えびの高原。いまいち印象薄いですが、たぶん、
   ええとこでした。
 ・椎葉林道。学生時代に単車で走りました。人が全然おらん
   とこを長いこと走らなあかんのんで心細いんですよねぇ。
   山都町の内大臣橋に着いたときはほっとしました。
 ・高千穂。きれいなことです。神話の郷。

次の目的地:『高千穂→大分→別府→湯布院→国東』


   2021年10月21日(木)Diary(日記)
    んっ?、なんで同じズボンが 2 本あんのん?。

 明日から所用で東京に1週間行くんで、着てく服と持ってく服確認してみておったところ、んっ?、なんで同じズボンが2本あんのん?。東京行くのんにズボン足るやろか、ってちょっと前に所持品チェックしたところ黒のスリムジーンズがなかったもんで、3~4日前に1本買ぅたんですが、今日になってどこからともなく同じもんがもぅ一つ出現してきよったんですよねぇ。

 収入絶たれて節約せなあかんこの時期に何しとんねん!、ほんま、呆れ返るわ、って妻に言われました(泣、最近はジーンズも結構高いよね)。


   2021年10月28日(木)Diary(日記)
    東京行ってきました。

 所用で東京に1週間行ってきました。外せない用事が3つあって、それにくっつけて、偕楽園行って3名園制覇、東京圏在住友人と楽しい飲み会も、ってな感じ。
 6泊7日で最終帰阪日以外は全日予定が入っておって、結構しんどかったですね。でも、思ったより体は動きました。病は気から、でしょうか?。

 初日に東京への移動と外せない用事第1を終了してホテルに移動し、翌日の薬を取り分けておったんですが、んっ?、一部の薬、全然、数足りませんぞぇぇ、、、困ったもんです。仕方なく、旅行中は意図しない減薬を受け入れることといたしました。思ったより体が動いたんは、減薬の効果かも?。

 で、楽しい飲み会4つ稼ぎました。あ~ぁ、疲れた。プー太郎目前の僕は、4つとも費用負担しておりませんです。みなさん、すみません。そして、付き合ってくれた妻に感謝(外せない用事は妻も含めてではありましたので、付き合ってくれたとの表現は必ずしも正しくないけどね)。 楽しい1週間でした。


   2021年10月31日(日)Fight(闘病記)
    10月の体調。

症状:
○全身倦怠感:あ~しんど×14(先月-1)。
○腰痛脚痛:先月末同。
○排尿障害:先月末同。尿道常時むずむず、全然治りませんな。
○排便系:先月末同。

【東京減薬効果?】1週間所用で東京行ってました。持っていった薬量間違っておって、やむをえず減薬。んっ?、帰って来てからちょっと調子えぇんやない?(気のせいかも)。


   2021年10月31日(日)Diary(日記)
    10月の成績。

・体重59.7kg
・ローラー台×12days(30min/day)
・楽しい飲み会×6day

【楽しい飲み会がやけに多い】つまり、楽しい月やったっちゅうことやね!。


   2021年10月31日(日)Books(本)
    10月に読んだ本。

 1週間の東京滞在中は、持って行った論語は一切開きませんでした。

(1~3)夜明け前(第一部下・第二部上下)/島崎藤村
     /新潮文庫
 藤村最後の小説。藤村の父をモデルとし、馬籠宿の庄屋の目を通してみた維新前後の歴史小説。ウィキペディアによると馬籠は僕のルーツ美濃の東端とされており、なんとなく親近感が湧きますが、実質は方言も習俗も木曽に属している感じですよね。比較的淡々とした語り口と自己のルーツをたどる構成は、安岡流離譚に引き継がれている?。

(4)ライオンのおやつ/小川糸/ポプラ社
 ホスピスに入った若い女性のお話し。ちょっと違うよなぁ、って思ったりもますが、まぁ、これはこれでえぇのんでしょう。舞台はもしかすると妻の祖先たる海賊の島かも(レモン島ってな表現になってました)?。

(5~7)O・ヘンリ短編集(一~三)/(訳:大久保康雄)
     /新潮文庫
 アメリカの風俗を映すショートショート。娘が買って置いていったやつかなぁ?。知っているお話もちょこちょこ混じってます。ふ~む、しかし、単にショートショートとして捉えると、星新一の無国籍SFショートショートの方が楽しめるように思います。

(8)論語/(訳注:金谷治)/岩波文庫
 言わずと知れた“子曰く~”。 中国に優れたことわざが多いのは、その真逆を地でいく困った人々が巷に溢れている裏返しとも思われますが、孔子の時代からそうだったんでしょうか?。初めて読みました。結構どうでもいいことがたくさん書いてあります。


   2021年11月1日(月)vTrip(仮想旅)
    目的地:『高千穂→大分→別府→湯布院→国東』

 別府、湯布院を経由して国東へ。では、観光と参りましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・別府。言わずと知れた温泉の地。
 ・湯布院。言わずと知れた温泉の地。

これから行きたい!気になるスポット:
 ・国東半島。何がある、っちゅうわけでもないのかも
   しれませんが、、、。

次の目的地:『国東→門司』


   2021年11月8日(月)vTrip(仮想旅)
    目的地:『国東→門司』

 国東から門司へ。九州走破!。残念ながら、今回は観光なし。次回は関門トンネル人道を渡った下関スタート。

次の目的地:『下関→山口→岩国→宮島→広島→呉』


   2021年11月23日(木)Diary(日記)
    東京行ってきました2。

 所用で東京に行ってきました。今度は2泊3日。中日は1日がかりの用事やって、結構しんどかったですね。ロキソニン錠剤、ロキソニンテープ、イブA錠、ボルタレン座薬を使用して頑張りましたよ。
 だいたい出発前日に家ん中で段差3mmにつまずいてぶちこけて右足親指を負傷。なんでこんないったいのん我慢して東京行かなあかんのやろ、ほんま情けないわ、ってな状況やったんです。
 ほんで、昨日帰ってきたんですが、なんか疲れたなぁ、って感じです。消化器系も弱っておるようで、本日夜は久しぶりに差し込み(時代劇でしかお目にかかったことないですよねぇ)が、、、。便に雑菌がおるのか、差し込みのあと、肛門痛も結構耐え難い感じ。しばらくローラーは休止かも。困ったもんです。


   2021年11月23日(木)vTrip(仮想旅)
    目的地:『下関→山口→岩国→宮島→広島→呉』

 関門海峡人道を下関に渡り返して呉に。では、観光と参りましょう。次回は高速船で四国に渡って松山スタート。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・山口。情緒ある小小小県庁所在都市。ほんま、ちっちゃ!
   (でも、小さいことは全然悪くないですよ)。
 ・岩国。錦帯橋、ですかね。
 ・安芸の宮島。言わずと知れた日本三景の一。
 ・広島。最初の軍事的被爆地。核兵器は今後絶対に使われては
   ならない。

これから行きたい!気になるスポット:
 ・呉。軍港。戦争は嫌です。広島から松山に向かう高速船で
   海側から眺めましたが、たぶん、陸側は行ったこと
   ありません。

次の目的地:『松山→四国カルスト→内子→宇和島→足摺岬』


   2021年11月30日(火)Fight(闘病記)
    11月の体調。

症状:
○全身倦怠感:あ~しんど×14(先月+-0)。
○腰痛脚痛:先月末同。
○排尿障害:先月末より悪化した感じ。
   尿道常時むずむず、おしっこ行ってばっか、、、。
○排便系:先月末同。

【変わり映えせんなぁ、、、】 基本的に好転することはなさそうな感じ(泣)。 まぁ、しゃぁないんかなぁぁ。尿道はなんとかしたいが、抗生剤を飲むんのんがえぇもんやら飲まん方がえぇもんやら、迷うところ。今のところ飲まずに我慢してますが。


   2021年11月30日(火)Diary(日記)
    11月の成績。

・体重59.6kg
・ローラー台×15days(30min/day)
・楽しい飲み会×2day

【そこそこかな?】楽しい飲み会は親戚関係で2つ。名古屋に叔母にごちそうになりに行き、東京に息子にごちそうになりに行く。ローラーはなんとか50%乗りました。


   2021年11月30日(火)Books(本)
    11月に読んだ本。

 ふ~む、今年もあとひと月で終わらんとするも、さて、仕事引退して暇ができた分、読書は進んだのでしょうか?。

(1)愛、深き淵より/星野富弘/Gakken
 体操の事故で肩から下が全く動かなくなってしまった若者の著。こりゃあ大変ですわ。口に筆をくわえて描く絵が多くの人々の共感を呼んでいるようです。

(2)天、共に在り/中村哲/NHK出版
 アフガニスタンで殺された、医者にして驚異のフィールドワーカー。表現が淡泊すぎて現地の大変さがうまく伝わっていないようにも思いますが、フィールドワーカーの重みははっきりと感じます。現地感覚と本部感覚は往々にしてかなり異なるものなのです。加えて言えば客席感覚は更に異なっておるわけで、文明国桟敷での報道が必ずしも公正とは言い難いことを、僕たちはいつでも頭に置いておくことが必要。

(3)凍える牙/乃南アサ/新潮文庫
 息子が置いていったものと思われます。警察もの推理小説、かな?。直木賞受賞作ですが、なんか、ちょっとなぁぁ、、、。

(4)施設に入らず「自宅」を終の住処にする方法/田中聡
    /詩想社新書
 んっ??、なんっすか、これ?。

(5~8)風と共に去りぬ(一~四)/ミッチェル
    (訳:大久保康雄他)/新潮文庫
 全五巻、娘が置いていったものと思われます。まだ途中ですが、先走って書評書いときましょうか。なるほど、これは(たぶん)女性作家にしか書けないですね。スカーレット・オハラは男性には描けない。そしてなんとまぁ、映画的な。アメリカ人はこんなパターンが大好きなんやろなぁ。不滅の恋愛小説と言われていますが、、、。


   2021年12月3日(金)Diary(日記)
    福井行ってきました。

 所用で福井に行ってきました。今年の目標の一、丸岡城。ついでに恐竜、かに、サラダパン。んっ、転地療養ですか?。そう、転地療養です、1泊2日の。

 途上、車の中で手元覚束なく飲みもんこぼしました。こんな下手打つこと今までなかったのに、いろんなところに“やき”が回ってます。向こう行って気づいたらコンタクトレンズケア用品一式持ってくのん忘れておって、本来2週間使えるところ、たった1日使っただけで新品レンズを廃棄せざるを得ない羽目に、、、。いろんな薬やってますもんで脳にもやきが回ってます。おまけに歯の詰め物が取れてしまい、歯医者に行く羽目に、、、。ゾメ点してますもんで顎骨壊死がちょっと気になるかも。


   2021年12月5日(日)Diary(日記)
    オンライン同窓会。

 本来なら昨年11月に大阪に集まってする予定だったところコロナでできなくなり、まぁ、今回はオンラインでやってみようか、って大学学科同窓会が本日開催されました。
 海外からの参加もあったりしてこれもいいですね。で、今後は対面とオンラインを交互に毎年11月に、って決まりました。来年は対面予定。生身で参加、っちゅう来年の個人目標も一つ自動的に決まりましたよ。生死をこのHomepageで確認してるから生きてるならもっと更新頻度上げよ、とのお叱りを受けたりして、一応、ほな月二にするわ、って言っときました(知らんけど)。

 楽しかったです。幹事さん、ありがとう!。


   2021年12月16日(木)vTrip(仮想旅)
    目的地:『松山港→松山→四国カルスト→内子
         →宇和島→足摺岬』

 呉から高速船で四国に渡り、今回は松山港スタートで足摺岬へ。では、観光と参りましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・松山。坊ちゃん、道後温泉、松山城、大街道。いい町です。
   松山城は旧天守12城の一。
 ・四国カルスト。結構高いところにあるんですよね。
   チャリで登りました。南西に下りた町、梼原(ゆすはら、
   読めません!)で一泊しました。登りでは過労死するかと
   思いました。下りでは凍死するかと思いました。
 ・内子。木蝋で栄えた町。大江健三郎の出身地です。
 ・宇和島。鯛めし、ですかね。宇和島城も旧天守12城の一。
 ・足摺岬。南国風遊歩道があります。

次の目的地:『足摺岬→四万十→高知→桂浜』


   2021年12月22日(水)Diary(日記)
    年賀状作成にて。

 まっ、例によってパソコン&インクジェットプリンタで年賀状作成にかかったわけですね。絵柄を妻に画面上で査閲してもらったら、2002年ちゃうで、って指摘されて修正。とりあえず通信面の試し刷りして、完璧やん、って思って妻に見せたら、何故かまだ2002年になってました(笑)。
 今度はちゃんと修正して、宛名面を試し刷りし、完璧やん、って 本番印刷開始したんですが、、、。
 おぃ!、電話番号の後半が郵便番号になっとるぞ!。おまけに連名の宛名二人目の名が姓と同列の高さにおるぞ!。ってな感じで、ちゃんと試し刷りした(6枚も!)にもかかわらず本番はがき3枚無駄にしました(泣)。

 昔はこんな間抜けなこと全然なかったんやけどなぁぁ、、、(たぶん薬の副作用、と思いたい)。 年賀状くらいならえぇけど、車運転してる時にこんな不注意してたらまずいわな。車の運転から引退すべき時期も近いかも(泣)。


   2021年12月24日(金)Diary(日記)
    クリスマスプレゼント?。

 妻が扶養に入るとか入らないとかの関係で証明書もらいに役所行ってきたんですが、担当の方がなんやら細かいところまで見てくれて、「昨年奥様が扶養になってませんね。扶養に入るはずなので税務署行って更生請求するのがいいと思います」とのアドバイスをもらいましたんですね。一応サラリーマンなんでこの辺りは会社が申告しておるわけで、会社の人事部に聞いてみたんですが、「そんなん知らん、あんたの申告通りに税務申告しとるだけや」とか冷たく言い放たれてしまいました。
 で、しゃぁないんで電話で予約して税務署行ってきましたよ。税務署員は思いのほか親切で、懇切丁寧に手ほどきをしてくれ半時間程度で無事更生請求終了しました。それなりには還付金をゲットできる感じです。ありがたいクリスマスプレゼントになりました!(振り込まれるのは2か月ほど先ですが)。

 会社の人事部より税務署のほうが親切やったんは意外でした。念のため一昨年の源泉徴収票も確認してみましたが、今回の妻の扶養申告漏れは会社のチョンボみたいなんですけど、、、?。まぁ、えぇわ、還付金もらえそうなんで実害ないわけやし、人事とこれ以上仲悪なんのんも得策でないし、もう、ここでほっとこか。


   2021年12月25日(土)vTrip(仮想旅)
    目的地:『足摺岬→四万十→高知→桂浜』

 高知桂浜へ。では、観光と参りましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・四万十川。日本最後の清流って言われてます。沈下橋は
   その象徴の一つ。
 ・高知。テキトーに居酒屋入って食った鰹のわら焼きの
   美味かったこと!。高知城は旧天守12城の一。
 ・桂浜。日本は洗濯されましたかね?。

次の目的地:『桂浜→室戸岬→徳島』


   2021年12月26日(日)Diary(日記)
    対面忘年会ミニ。

 月初の大学学科オンライン同窓会で、在関西で新年会対面でやるか、ってな話が出ておりましたところ、メールチェック怠ってオンラインに参加し損ねた広島在住が年末に関西遠征に来るから会おう、って連絡あり。
 というわけで、新年会が忘年会に繰り上がって本日都会に出かけて行きました。急やったし年末押し迫っており参加者は4名と少なかったんですが、やはり対面はいいですね。大阪は飲み食いは4名以下2時間以内の制限がまだ解除されておらんのですが、若干時間はオーバーしつつ久々の再開で楽しい時間を過ごしてまいりました。いろんな話題が出るわけで、その中には僕はプータロー、ってな状況報告もあり、なんか皆さんに甘えて無銭で飲食させていただいてしまいました。期せずして「死ぬ死ぬ詐欺」に飽き足らず「僕はプータローたかり」まで、、、。

 いずれにせよ学生時代の気の置けない友人と会うのは楽しいですね。イレギュラーでまた集まろう、ってな話も。さぁ、来年もまたがんばりますか!(何に?、やっぱお遊びですか?)。


   2021年12月31日(金)Fight(闘病記)
    12月の体調。

症状:
○全身倦怠感:あ~しんど×13(先月-1)。
○腰痛脚痛:先月末同。
○排尿障害:寝ても覚めても尿道前立腺いゃ~な感じ。
   たまらず抗生剤4日ほど飲みましたよ。
   ちょっと間は治るんですがねぇ、、、。
○排便系:先月末同。

【大きな変化はなし】あまり自覚はないですが、妻によると「あ~しんど」って言う回数が減っているらしい。年間振り返ると治療成績もそんなに悪くない感じで、「あ~しんど」指数は先月比-1。


   2021年12月31日(金)Diary(日記)
    12月の成績・2021年の成績。

(1)まずは12月の成績。
・体重59.2kg
・ローラー台×17days(30min/day)
・楽しい飲み会×3days

【まぁまぁですかね】ローラーはなんとか50%超え。楽しい飲み会は大学同窓関係2、息子関係1。

(2)続きまして、2021年の成績。
○ここに行こう!(登る):福井県丸岡城登りました。
   旧天守12城完了!。
○ここに行こう!(観る):水戸偕楽園行きました。
   三名園完了!。
○どこに行こう?(泊まる)、またアウトバックで:
   自由気ままに車中泊、ってなお出かけはしませんでしたが、
   転地療養(?、旅行とも言う)はしました。
   ほな、達成ですか?(大いに疑問あり)。
●どこに行こう?(進む):vTrip日本一周完了させよう。
   コロナでしたもんで (んっ?、ローラーはコロナ関係ない
   やろ?)、未達!!。来年早期に達成見込みです(来年に
   持ち越しなら達成とは言わんのちゃう?)。
●運動日率50%以上、年末時点でもまだローラー乗れるように:
   運動日は147日、おや、未達!。だって入院もしてた
   し、、、(醜い言い訳はやめなはれ、自嘲)。
   まだローラーに乗れる体調ですから半分は達成ですか??
   (醜い言い訳の上塗りはやめなはれ、自嘲)。
○家内安全:達成。後半は僕自身も思いのほか体調維持で粘って
   ます。

【激動の1年やったんです】大もめの結果娘が出て行き、治療変更を模索実践したり入院したり、仲悪社長が降りて仕事が回ってきたと思った途端にしんどなってサラリーマン引退、勤務先近傍に居住する必要がなくなり便利なところに転居、その他ここには上げにくい諸々、、、。激動でしたが、総合すればまぁまぁやったんとちゃう?(この自己肯定感が大事!)。


   2021年12月31日(金)Books(本)
    12月に読んだ本。

 ごろごろしながら本を読むのはとても贅沢な時の過ごし方ではありますが、これも毎日となると問題あり。っちゅうわけで、今月は読書量は少ないんですねぇ。今年は低調で、結局70冊に終わりました。えっ?、去年の半分以下やないですか!。仕事引退して時間はたっぷりあるのにこんなに少ないのは何故ですか??。

(1)風と共に去りぬ(五)/ミッチェル(訳:大久保康雄他)
     /新潮文庫
 不屈の恋愛小説ですね。

(2)老後の資金がありません/垣谷美雨/中公文庫
 今話題の映画の原作。わが身にも表題に言う心配はあります。長生きしてしまう可能性もないわけではないのでして、、、。

(3)人新世の「資本論」/斎藤幸平/集英社新書
 人新世って、ジュラ紀とか白亜紀とかの類らしいです。人間の影響が地表全体に行き渡った時代っちゅう。ほんで、マルクスの資本論。結論として資本主義はその本質が弱者に歪みを押し付ける構造なんでなにをやってもだめなんですと。理解不能です。

(4)この国のかたちを見つめ直す/加藤陽子/毎日新聞出版
 日本学術会議への任命を菅内閣に拒否された歴史学者が連載していた新聞コラムを集めた本。それなりに幅広い話題が扱われているので、政治や社会に興味を持つ端緒としてはいいかも。コラムなんで、掘り下げが甘いのは仕方ないか。

(5)自転車泥棒/呉明益(訳:天野健太郎)/文春文庫
 これはいいですね。ブッカー国際賞候補作らしいです。台湾(呉明益は台湾の作家、本作の舞台も概ね台湾)は4年ほど住んでいたんで愛着があります。




     2022年



   2022年1月5日(水)vTrip(仮想旅)
    目的地:『桂浜→室戸岬→徳島』

 徳島に到着。大阪、ここから直線距離でとっても近いんですが、、、。では、観光と参りましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・徳島。踊る阿呆に見る阿呆、あなたはどっちが好きですか?。
   阿波踊りの時期には行ったことありませんが。

これから行きたい!気になるスポット:
 ・室戸岬。 もしかすると行ったことあるかも?。

次の目的地:『徳島→剣山→祖谷→さぬき』


   2022年1月9日(日)Fight(闘病記)
    寝て暮らす。

 なんか昨晩は調子悪いなぁって感じやったんですね。尿道膀胱前立腺は常時不調なもんで夜でも1~3時間おきにおしっこ行くのんが常態化しておるところ、21時30分頃から睡眠開始して0時辺りにおしっこ覚醒した時点で、もうあったま痛いわ体超だるいわで難儀でした。何回おしっこに起きても状況変わらずで、結局本日はほぼ終日寝て暮らしました。

 念のため、本日の実際のタイムスケジュール書いときますわ。

11:30 たこ焼き買ぅてきたで!、ってたたき起こされる。
   仕方なく一時起床。
   たこ焼きは一度冷めたらほぼ食われへんもんなぁぁ。
12:15 就寝
17:00 起床。いただきものの老舗料亭冷凍おこわで夕食。
   やっと復活。もも(ペットの超手乗り白文鳥)と戯れる。

 充実した一日でした(苦笑)。


   2022年1月12日(水)Fight(闘病記)
    寝て暮らす2。

 なんか昨日は調子悪いなぁって感じやったんですね。ゴナ注ゾメ点たっやし。晩には熱38度出たし。今朝になっても復調せず本日はほぼ終日寝て暮らしました。

 念のため、本日の実際のタイムスケジュール書いときますわ。

11:00 一時起床。一応ブランチする。
12:30 就寝。
16:00 起床。一応ディナー(晩飯)する。
21:00 おやすみぃ~~。

 充実した一日でした(苦笑)。


   2022年1月14日(金)Diary(日記)
    おぃ!、zwiftあかんやん。

 あけましておめでとうございます。
 昨日、zwiftのアップデートがありました。1か月ほど前からOSアップデートせぇ、っちゅうメッセージがzwift起動の度に出ておって鬱陶しいと思いながらもまぁしばらくはいけるやろ、って無視しておったところ、昨日のアップデートでwindows8.1上では動かなくなってしまいました。ったく、いらんことしてくれへんでもええのに、って文句たれてもどうもなりませんのんで、意を決してwindows10にアップグレードを実施しました。が、、、んっ??、あかんやんかぇぇ、インストールに失敗しました、ってメッセージが出てアップデートできず(なんやかんやで時間ばっか食うんよねぇ、泣)。

 結局、パソコンはwindows8.1のまま、zwiftはスマホで、っちゅう落としどころに。ひゃぁ~、画面ちっちゃっ!!(zwift)。


   2022年1月16日(日)Fight(闘病記)
    うっ、差し込みが!。

 もうすぐ海外に赴任する息子夫婦と19時からビデオでお話ししよ、ってな予定でして、17時前から晩御飯食べてたんですよね(ほぼいつもの時間ですが、何か?)。
 ところが、んっ!??、なんやらおなかがいったくなってきたぞ!。
 で、トイレ行ったわけですが、超差し込みがやって来て冷や汗だらだら出るわおなかやたらいったいわで、尻拭くのんもそこそこに和室に倒れ込んだのでした。意識が戻ったのは既に19時近くでして、幸いにも差し込みは去っていったようでしたので、無事ビデオで息子夫婦とお話しできたのでした(奴らは飯食ってました)。

 めでたしめでたし(?)。


   2022年1月16日(日)Diary(日記)
    おぃ!、チャリあかんやん。

 ちっちゃい画面でzwiftきげんように乗っておったところ、登りのシフトチェンジで下手こいてチェーン外れてクランクに噛んでしまい、クランク用特殊工具無しでは対処できなくなってしまいました。しゃぁないんで行きましたよ、チャリ屋。まぁ、なんとなくわかってはおったんですが念のためチェーンの伸び測ってもらったら、既に完全に伸びきっておって測定不能領域にまで達しており、ほんで余計に外れやすくなっとるわけですね(若干マニアックなクランクに若干無理なドライブギヤ組み合わせてるんで、ただでさえ外れやすい)。 仕方なくチェーン交換も頼んできましたよ。

 物入りです(泣)。


   2022年1月16日(日)Diary(日記)
    さぁ~て、今年の目標は、、、。

 改めて、あけましておめでとうございます。妻と二人だけの正月は、たぶん、初めてです(もしかすると結婚して最初の正月は二人やったかもしらんけど?)。 正月期間中それなりにちょっとだけ活動はしましたが、まぁ、ちんたら過ごした感じでしょうかね。
 ほんで、今年の目標なんぞを考えてみました。ちんたらしながらも頭は多少なりとも活動しておるんで、しょうもない目標がふと浮かんだりするんですねぇ。で、

○進む:vTrip 日本一周完了させよう。
   本来は昨年の目標でしたが、何か?。
○めぐる:日本一周に引き続きvTrip四国八十八か所をめぐろう。
   バーチャルお遍路さんになります。妻と二人で(同行三人
   ですかね)。 信仰心はいまいちですが、何か?
○登る:Alp du Zwift(バーチャルのL'Alpe-d'Huezですな、
   高度ゲイン1,052m)&Ven-Top(バーチャルの
   Mont Ventouxですな、同1,534m)。
   かなり厳しそうですが、、、まっ、目標に入れてみましょ。
   8日にInnsbruck 2018 UCI Worlds Course Short Lap
   (高度ゲイン487m)を久しぶりに1時間10分かけて
   走りましたところ、翌日はしんどぅて寝て暮らしてしまい
   ました、っちゅうていたらくでしたが、何か?。
○泊まる:アウトバックで転地療養かな。自由な感じで行って
   みましょか。別名、旅行とも言いますが、何か?。
○招く:お客さんを我が家に招こう。来てくれた人が喜んで
   くれたらいいな。
   もしかすると新居自慢も兼ねてますが、何か?。
○ご馳走する:世話になった方々においしいものを食べて
   いただきたいです。いっこもうまくないもんを、
   うまいうまいって食う味音痴がいたりするんですよねぇ
   僕が味音痴でない保証はありませんが、何か?
○回す:ローラー日率50%以上。
   ハムスターライクですが、何か?。
○歩く:2,190,000歩(6,000歩/日)以上。最近ときどき寝てる
   最中にすね筋つりかけたりするんですよね。人間の基本
   動作である歩きが足りない感じですね。健康維持の一般的
   目安は1日8,000歩って言われてるところ、目標は6,000歩
   になってますが、何か?。
   因みに昨年は1,673,769歩(4,573歩/日)。
○弾く:ギターちょっとだけ弾けます、って言えるくらいにまで
   なろう。ギター経験は0です。現在は全く弾けません。
   昨年5月に初心者セット一式買ぅて既に8か月ですが、
   何か?。
○出席する:11月の大学学科対面同窓会に生身で出席する。
   死ぬ死ぬ詐欺、って言われても気にしません。
   プータローたかりはしません。
○安らぐ:家内安全。息子家族、娘も含めて。

 例によって達成基準が曖昧やったりもしますが、まぁ、気楽にぼちぼちやっていきますかね。(知的な目標は今年も無し、っちゅうことですか?。)


   2022年1月16日(日)vTrip(仮想旅)
    目的地:『徳島→剣山→祖谷→さぬき』

 さぬきに到着。四国東部の内陸を回ってきました。では、観光と参りましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・んっ??!。

これから行きたい!気になるスポット:
 ・剣山。富山の剱岳と若干紛らわしくないですか?。
 ・祖谷。APAのビデオで魅力ある日本の原風景として紹介
   されてました。かずら橋が有名。
 ・大歩危小歩危。吉野川中流の渓谷。
 ・さぬき。さぬき、っちゅうたらそりゃぁうどんやろ。でも、
   香川って「うどん県」っちゅうくらいやから、うどんは
   (県内なら)さぬきではなくてもえぇっちゅうことです
   よね?。

次の目的地:『さぬき→こんぴらさん→別子銅山→石鎚→今治』


   2022年1月23日(日)Fight(闘病記)
    寝て暮らす3。

 なんか調子悪いなぁって感じやったんですね。で、本日はほぼ終日寝て暮らしました。

 念のため、本日の実際のタイムスケジュール書いときますわ。

11:00 一時起床。一応ブランチする(おかゆ)。
12:30 ソファーで布団かぶってごろごろ。
16:00 一応ディナー(晩飯)する。
21:00 おやすみぃ~~。

 充実した一日でした(苦笑)。 なんかこんな日が多くね?。


   2022年1月26日(水)Diary(日記)
    葬式決めました。

 まだすぐに死ぬ感じではないものの、死んだら妻や子供たちは結構ばたばたするよなぁ、ってなわけで、ここんとこちょろちょろ葬儀屋回って様子調べてましたんですね。
 最近は死者に鞭打つが如き不明朗会計はなくなってきておるようで、どこの葬儀屋でもきちんとした見積りを出してくれます。ほんで今日、結局一番近くにある葬儀屋の互助会ゴールド会員に(妻が)なりました。葬儀屋が手広く経営するレストランなどの割引特典もついてきましたんで、早速5%引きでお昼のお弁当買ってみましたところ、結構いけましたよ。
 これで、どさくさに紛れて妻や子供たちが葬儀屋に要らん費用を払ってしまう心配はほぼなくなりました。ちょっと安心です。


   2022年1月28日(金)vTrip(仮想旅)
    目的地:『さぬき→こんぴらさん→別子銅山
         →石鎚→今治』

 今治に到着。次回はここからしまなみ海道で四国を脱出します。では、観光と参りましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・屋島。源平の合戦で有名。若いころ妻と自転車で行った
   ような。
 ・高松。栗林公園が有名。いろいろぶらぶら歩いた記憶は
   あるが、どこを歩いたかは思い出せない、、、。
 ・瀬戸大橋。車でも電車でもわたりました。自転車ではわたれ
   ませんが、僕の自転車は電車に乗ってわたってます。
 ・こんぴらさん。はいはいしてる息子を担いで登りました。
   娘は妻のおなかの中に納まって登りました。
 ・別子銅山。現在はマイントピア別子って名乗ってます。
   車中泊して旧鉱山を観光しました。
 ・石鎚山。西日本最高峰。昔単車で行ってふらっと登ったん
   ですが、途中鎖場があって単車ブーツがぶっちょすぎて
   脚を入れるリングにブーツ入らんのですわ。腕だけで
   鎖場登ることとなって、もう、死にそうでした。もちろん
   下りは鎖場避けて通りましたよ。

次の目的地:『今治→尾道(向島)』


   2022年1月29日(土)Diary(日記)
    牡蠣、代替ですが。

 ♪からすはかぁ~かぁ~、おさるはきぃ~きぃ~、
 ♪かぁ~かぁ~きぃ~きぃ~、♪♪♪♪♪かき!。

 オミクロン全盛のこの時期、日生はちょっとどうかな、ってな感じなんで、もうちょっと近くに行ってみたわけです。波有手(ぼうで)の牡蠣小屋。
 さすがに日生のちゃんとした料理屋ほどではなかったですが、まぁまぁうまかったし安かったんでもうけもんかと。密閉度ほぼゼロの小屋なんでたぶんオミクロンも大丈夫かと。

 ちなみに冒頭の歌は柿ですが、何か?。(関西圏以外の人はたぶん知らない。)

   2022年1月31日(月)Fight(闘病記)
    1月の体調。

症状:
○全身倦怠感:あ~しんど×14(先月+1)。
○腰痛脚痛:先月末同。
○排尿障害:先月末同。ちょっと慣れたかも?。
○排便系:先月末同。

【寝て暮らした日が多い】なんか、寝て暮らした日が多かったです。ほんで、「あ~しんど」指数は先月比+1。


   2022年1月31日(月)Diary(日記)
    1月の成績。

・体重58.5kg
・ローラー台×20days(416.29km)
・ステップ数×137,347歩(目標比-48,653歩)
・楽しい飲み会×1day

【歩いてないね】これではステップ数年間目標達成はかなり危ぶまれますね。まっ、ぼちぼちいきますか。年初からダッシュしすぎてもあかんしな。


   2022年1月31日(月)Books(本)
    1月に読んだ本。

 去年の読書実績が振るわなかったんで、今年は!、って思ったんですが、滑り出しはいまいち(いまひゃくくらいかも?)ですね。

(1・2)権力への意思(上・下)/ニーチェ(訳:原佑)
     /ちくま学芸文庫
 膨大な遺稿を実妹とガストが整理分類したものらしいです。訳者解説によるとツァラトゥストラの双子らしいです。なんとなくニーチェの思考のバックボーンがわからんでもないですが、まぁ、完成された著作でさえいっこも理解できないくらいですから、断片的遺稿集はさらに理解困難。むしろ整理分類してもらうより時系列順に並べてもらった方がまだわかりやすいような、、、。自然科学分野あるいは生命科学分野との射程を見誤った部分が散見されますが、キリスト教的福音を否定し生命自体を中心に置く思想は現代哲学の出発点ですか?(理解して言っているわけではない)。

(3)四十一番の少年/井上ひさし/文春文庫
 自伝的短編。笑いの作風はここには見られません。厳しい少年時代があったからこそ、代表作の笑いが生み出されてきたのでしょう。

(4・5)飢餓海峡(上・下)/水上勉/新潮文庫
 名作社会派推理小説と言われています。推理小説としては難があるようにも思いますが、戦後から復興していく社会を描いた作品として読むとなかなかよいのではないでしょうか。

(6)お金をかけない「老後の楽しみ方」/保坂隆/PHP文庫
 著者は精神科医。心に余裕がありそうです。本書の表題は「お金をある程度持っている人が」って頭に付けた方がよさそうな、、、。PHPの割には穏やかでいい本ではあると思います。

(7)白檀の刑(上)/莫言(訳:吉田富夫)/中央公論新社
 中国初のノーベル文学賞作家の著。転居先の図書館で初めて借りました。書評は下巻読破後に。


   2022年2月1日(火)vTrip(仮想旅)
    目的地:『今治→尾道(向島)』

 しまなみ海道!。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・しまなみ海道。いいですよ!。

次の目的地:『尾道→帝釈峡→高梁→倉敷→岡山→備前→姫路
       →明石』


   2022年2月11日(金)vTrip(仮想旅)
    目的地:『尾道→帝釈峡→高梁→倉敷→岡山
         →備前→姫路→明石』

 地理的に身近なんでなんとなく全体的に小粒な感じもしますが、それなりにいろいろ観光地があります。では、早速観光と参りましょう。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・尾道。坂と猫の情緒あふれる街。
 ・帝釈峡。行った時は渇水でいまいち印象薄いですが、、、。
 ・備中高梁。備中松山城は旧天守12城の一。
 ・倉敷。素敵な街並みですよね。 大原美術館も行きましたよ。
 ・岡山。桃太郎、後楽園。
 ・日生(ひなせ)。 牡蠣がうんまいんですよね~~。
 ・姫路。姫路城は旧天守12城の一。最近は、地元民が
     当たり前のように全国区と思って食べている
     おもしろB級グルメで話題になることが多いような?。
 ・明石。そりゃ、蛸やろ。チャリの場合ここから船で
     淡路島に渡ります。

次の目的地:『あわいち』


   2022年2月16日(水)vTrip(仮想旅)
    目的地:『あわいち』

 かなり何回か行きましたが、毎回しんどいんです。でも、最近は人気の観光地らしいです。

次の目的地:『明石→大阪』


   2022年1月17日(火)Diary(日記)
    いろいろと入れ替わるんです。

 ちょっと確認したいことがあってこのブログの過去ログ見てたんですが、最近根拠なく左であったと盲信していた腰の手術部位、なんと右でした。となると、現在も継続しておる右坐骨神経痛は既に減圧手術実施後の未治癒症状(あるいは再発)、っちゅうことですな。いつの間に左右が入れ替わってしまったんでしょうねぇ。今のところタリージェ効いておって簡単には間欠跛行まで至らぬと思われるので、まぁえぇか、って感じですが。

 こう言っちゃなんですが、結構いろいろ入れ替わるんですよ。加湿器(ポット型を使ってます)洗浄せよってな指令を受けて洗浄してたら、なんとこれ、湯沸かしポットでしたわ、ってな現象が勃発。シャンプー買ぅてこい、リンスと容器がむっちゃ似てるから間違えんように気ぃ付けや、って指令を受けて買いもんから帰ってきたら、なんとこれ、リンスでしたわ、ってな現象も勃発。

 ブレーキ踏んだら、なんとこれ、アクセルでしたわ、ってな現象は勃発したら超やばっすよね。


   2022年1月19日(土)Diary(日記)
    国家から銭を回収する季節。

 今年も国家から銭を回収する季節がやって参りました。昨年及び一昨年はこのブログ上で記事にもなっておらず、既に大したイベントでもなくなってきておるかのような気配を醸し出しつつも、今回はそうもいかずの大苦労やったんでした。
 なぜなら、昨年は旧居を売却したがゆえ、しかとを決め込んで問題とならないレベルをちょびっと超えた収入があったわけで、いつぞや痛い目に会った教訓忘るることなく自主的且つ適時に申告したんですが、このカテゴリーの申告は実は初体験でまず初っ端からどれを選択したらえぇのんかわからんときたもんやんかぇぇ。ほんでも試行錯誤を繰り返しつつ頭の血管ぶち切れ寸前を彷徨いながらも4時間かかってなんとか申告書を提出しましたよ。最後なんぞ還付額を確認することもなく、めんどくっさいからもぅえぇわ!、って送信ボタンが押されたのでした。

 でもまぁ、終わってみれば作業時間と回収額から計算した時給はなんと、ウン万円を超えており、思わず笑みがこぼれてしまいましたです(なんちゅうキャッシュな奴)。 あとは銭が振り込まれてくるのんを待つばかり。めでたしめでたし。


   2022年2月19日(水)vTrip(仮想旅)
    目的地:『明石→大阪』

 やっと大阪に戻ってきました。バーチャル日本一周完了!。途中、入院したりメンバー減ったりで、思ったより時間かかってしまいましたが、まぁ、よしとしましょう。645日、13,751.72km。結構リアルでも行った所が多かったですね。実はリアルでもう少し行きたい感じですが、何か?。

行ってよかった!いち推しスポット:
 ・神戸。言わずと知れた超有名港町。

次の目的地:ふ~む、バーチャル『歩いて四国八十八か所霊場めぐり』かな。


   2022年2月28日(月)Fight(闘病記)
    2月の体調。

症状:
○全身倦怠感:あ~しんど×13(先月-1)。
○腰痛脚痛:先月末同。
○排尿障害:尿道の腸球菌活動が活発化(泣)。
○排便系:若干アンコントローラブルな時が、、、。

【若干ましかも?】少し楽になったような気もするけど、、、気のせいのような気もする、、、。


   2022年2月28日(月)Diary(日記)
    2月の成績。

・体重58.1kg
・ローラー台×23days(502.98km)
・ステップ数×198,474歩(目標比+30,474歩)
・楽しい飲み会×0day

【始めました、室内徘徊】花粉が飛び始めましたもんで、この時期はしんどいなぁ。外出ると翌日朝は大概頭痛いんで、室内で何とかしよう、、、で、始めました、室内徘徊。今月は歩数目標達成。ローラーも乗ってますよ。


   2022年2月28日(月)Books(本)
    2月に読んだ本。

 なんか読書あんまり進まないんよねぇ、、、。

(1)白檀の刑(下)/莫言(訳:吉田富夫)/中央公論新社
 中国恐ろしや。なんちゅう死刑を考案してそして実行するんでしょう。そしてそれが本編のような詩的な物語になったりする。

(2)山の郵便配達/彭見明(訳:大木康)/集英社
 映画にもなったらしいです。中国農村部を舞台とする短編集。

(3)クローズド・ノート/雫井脩介/角川文庫
 推理小説かと思って図書館で借りてきましたが、、、。この作家、時として素晴らしい推理小説を書くんですが、これはどうなの?、って感じでした。

(4)コンビニ人間/村田紗耶香/文春文庫
 芥川賞受賞作。微妙な違和感がコンビニでは違和感でなくなる、つまり、コンビニは違和感の空間なんです。

(5)不夜城/馳星周/角川書店
 ノワール小説っちゅうカテゴリーらしいです。周星馳は香港の映画監督、馳浩は元文部科学大臣の元プロレスラーですが、何か?。

(6)実録・外道の条件/町田康/メディアファクトリー
 著者は自称下層エンターテーナーであり困った人々とのかかわりが一般人より多い感じ。ほんで、そん中から外道をピックアップして書いているわけですが、外道と言うほどではなく、できればお付き合いしたくない困った人々、っちゅうレベルのソフト外道のお話しでした。

(7)箱型カメラ/ギュンター・グラス(訳:藤川芳朗)/集英社
 ドイツのノーベル賞作家の比較的後期の作。著者の子供たち8人が集まって不思議なカメラに映されてきた家族を語る複雑な構成。家族構成自体も複雑で、彼らが語る内容もなかなかわかりずらいです。


   2022年3月1日(火)Diary(日記)
    餓鬼の使いかよ。

 (妻)んっ、牛乳がない。
 (僕)よっしゃ、すぐ買ぅてきちゃろ。
   ついでにコーヒー豆とかも買ぅてくるわ。

 帰ってきて気づきました。牛乳買ぅてませんでした(なっ、なんでぇ?)。 妻曰く、餓鬼の使いかぃ!。

 折り返しすぐ買いにいきましたよ(泣)。


   2022年3月4日(金)Diary(日記)
    たまにはできることをちゃんとやる。

 ウクライナ、困ったことになってます。ロシアから武力で侵略されてるではありませんか!。僕は平和主義者なんで戦争は大義があろうとなかろうと絶対反対です。ロシアの指導者の頭は狂ってますね。

 黙って見てるのもどうよ、ってな妻の意見に動かされ、ユニセフのウクライナ募金に些少な額を寄付しました。プータロー夫婦なもんでほんのちょびっと寄付しただけなんですが、僕らでもできることをちゃんとやる、っていうわけです。


   2022年3月6日(日)Diary(日記)
    パソコン替えました。

 zwift画面がちっちゃいのんが耐え難くなってきて、ついにパソコン買いました。Macbook AirがM1チップになってwinパソコンよりむしろ若干安い感じになってきたんで、まぁ、Macにしてみたんですが、、、。
 思ったよりだいぶん苦労しました。細かい操作方法が何かと違うわ、Mac用のソフトが提供されてなかったり、デバイスドライバが動作しなかったり、使ってたデバイスが元々win専用やったり、、、。でも、まぁ、なんとかなりました。vTripの地図が以前と結構変わったりもしてますが。

 zwiftは快適!。がんばってたくさん乗りましょう。


   2022年3月6日(日)vTrip(仮想旅)
    目的地:『歩いて四国八十八か所霊場めぐり1:徳島県』

 『歩いて四国八十八か所霊場めぐり』、スタートしました!。

次の目的地: 『歩いて四国八十八か所霊場めぐり2:高知県』


   2022年3月9日(水)Fight(闘病記)
    誕生日ですが、、、。

 59歳になりました。なんかえらいしんどいし、おなかいったいし、、、で、今日はローラーもお休みとしております。

 昨日はゴナ注ゾメ点やったんですが、そろそろゴナ3か月製剤に替えたら?、ってな主治医の勧めに従って替えてみたんですね。2本も打たれてしまいました。つまり、おなか2か所むっちゃいったい訳です。そして、昨夜はゴナ熱出ました、まぁ、37.5度やったんで軽度ですが。

 ゾメは6週スパンとなりました。

 繰り返し言わせていただきますが、なんかえらいしんどいし、おなかいったいし、関節いったいし、、、(苦笑)。 今日は結局寝て暮らしました。たぶん明日も寝て暮らす感じかなぁ、、、。


   2022年3月21日(月)Diary(日記)
    弟とvideo通話する。

 パソコン替えたからテストとか言って、弟がvideo通話かけてきました。ほ〜ぉ、僕とほぼ同時期に新しいのんにしたんか、なかなか偶然やなと思いきや、なんか余ってた古いモバイル復活させてみたとかで、実際の通話は20分くらい経過すると完全フリーズ。おいおい、しっかりしてくれよぉ。

 フリーズ前に、やつ、ファインマンの論文読んどるとか言っておって、ほな、僕も読んでみよか、って「量子力学における最小作用の原理(日本語訳)」をダウンロード。果たして読むのでしょうか?。ちなみに弟は物理系大学院卒、僕は化学系学部卒ですが、何か?。


   2022年3月27日(日)Diary(日記)
    ギターの腕は上達しているのか。

 なんか僕と家庭環境会社環境が類似した会社の後輩夫妻を招いてみました。当初はweb meetingにするか、ってな話やったんですが、やつ、先輩たる僕に対しマウンティングを仕掛けてきたんですねぇ。「ギターでセッションの真似事しましょ。ギターとアンプ担いで嫁連れて伺いまっさ。」 こいつ、僕が未だ全然弾けないことを見越しとんな、って思いつつ、本日お招きしてギターをご教授願いましたわけですね。

 ギターで遊んだり(遊ばれたり?)、ケーキ食ったり、もも(我が家の超手乗り白文鳥)と戯れたり、会社の様子聞いてみたり、なかなか楽しいひと時でしたよ。ほんで楽譜を買うことにしました。さ〜て、次回はセッションか??。


   2022年3月31日(木)Fight(闘病記)
    コロナワクチン3回目。

 昨日コロナワクチン3回目打ってきました。1、2回目に引き続きファイザーでした。

 副反応はほとんどなし。注射跡が痛いかなってなくらい。でも念のため、今日はローラーお休みしましたが、何か?。ふ〜む、ゴナの方がしんどいようですな。


   2022年3月31日(木)Fight(闘病記)
    口の中に血だんごがぁぁ。

 3回目のコロナワクチンの副反応もほぼなく、楽勝やんけ、って思っておったところ、晩御飯食べ終わってコーヒー飲んでる途中、んっ??、口ん中の左頬内側にいゃ〜な違和感が、、、。と、あっという間に肉だんごくらいのくっそでかい血豆が出現し、話しずらいわ、外見宍戸錠になるわ、もういゃやぁぁ。
 でかい血豆で似た症状は何回か経験ありますんで、 まぁ、歯磨きすれば血豆潰れて違和感を残しつつも快方に向かう事が予想されるところのんびり構えておったんですが、なんせこりゃでっかすぎ、肉だんごくらいの超でか。でもまぁ、この血だんご、予想通り歯磨きで潰れまして大量の血液を排出し、めでたしめでたし。都合30分程度血だんごと共生しておりました。

 妻曰く、ワクチンで弱ってたんちゃう?。ほならこれは副反応でしょうか?。


   2022年3月31日(木)Fight(闘病記)
    3月の体調。

症状:
○全身倦怠感:あ~しんど×13(先月±0)。
○腰痛脚痛:先月末同。
○排尿障害:尿道の腸球菌活動が更に活発化
    (もぅ〜〜いゃっ!)。
○排便系:念のため食ったら必ずトイレに!。

【全体的には落ち着いてる感じ?】少し楽になったような気もするけど、、、まぁ、超低空飛行であることに変わりはないですが。


   2022年3月31日(木)Diary(日記)
    3月の成績。

・体重57.3kg
・ローラー台×16days(378.76km)
・ステップ数×200,802歩(目標比+14,802歩)
・楽しい飲み会×2days

【ひのき花粉で更にしんどい日々】杉に引き続きひのき花粉が飛び始めましたもんで、この時期は更にしんどいなぁ。朝起きるといつも頭痛!。半時間ほどだらだらしたのちにやんわりと行動を開始する感じ。GW明け辺りまではこんなかなぁぁ(泣)。


   2022年3月31日(木)Books(本)
    3月に読んだ本。

 8冊目にグラスのブリキの太鼓再読に着手してみたんですが、これがまたなっがいなっがいもんで読んでも読んでも進まんのんですわ。で、今月は7冊。

(1)アンネの日記/アンネ・フランク(訳:深町眞理子)
    /文春文庫
 2003年初版の増補改訂版。よく知られた通りアンネの日記には、自分自身の真の日記たるa版と、公開を前提として書き直されたb版の、2つがある(僕は全然知りませんでしたが、何か?)。13歳から地下生活の15歳の少女が世の中を正確に見ていることに驚かされます。

(2)白蛇抄/水上勉/集英社文庫
 4年ほど前に白夜行(東野圭吾)読んだときに、ふと、これ読んでみよう、って思った作品(題名の音が似とるからね)。 既に絶版で新品は手に入らないので図書館で借りました。妻は映画の印象が強いようで、おっ、今度は官能小説読んどる、とかぬかしておりました。別に官能小説ではないですよ。

(3)玉ねぎの皮をむきながら/ギュンター・グラス
     (訳:依岡隆児)/集英社
 グラスの自伝。ですが、自伝と言いながら小説です。ナチの武装親衛隊員であったことを告白したことが話題となった著作ですが、本質は違うところにあると思います。自伝まで小説にしてしまう、なぜなら記憶は都合のいいように既に書き換えられているから。ある意味たぶん正直な自伝です。

(4)空気を読む脳/中野信子/講談社α新書
 ベストセラー新書らしいんですが、これ、完全に焦点がぼけていて、せっかく面白い脳の仕組みが述べられているのにそれらがみんな魅力なしに堕しているような、残念。

(5)無銭横丁/西村賢太/文藝春秋
 ちょっと前に急逝した芥川賞作家の短編集。

(6)棺に跨がる/西村賢太/文藝春秋
 同上。代表作である「どうで死ぬ身のひと踊り」の後日譚。

(7)蠕動で渉れ、汚泥の川を/西村賢太/集英社
 前掲2作と同じく全くの身勝手だめ男北町貫多のお話。この作者の著作はほとんどが著者の人生をなぞる究極の私小説らしい。しかしまぁ、全く、北町貫多君、困ったもんです。おまけに、彼、全然成長せず、いい歳こいても身勝手だめ男のままなんですねぇ。


   2022年4月5日(火)Diary(日記)
    ぷー子とぷー太のお気楽生活。

 妻が通うスポーツジムのキャンペーンで、同伴1名様無料ご招待。で、朝から行ってきました露天風呂(露天風呂があるんですねぇ〜)。 ふ〜む、プチ旅行気分ですな。

 そのあと、焼肉店でランチ(格安のお店ですが)。

 さらにそのあと、寝てる時も首いったい、ちゅうてる妻の枕を新調する。西川の「首楽寝」ってやつ。これで妻の首痛がましになればいいんですが。

 ふ〜む、妻も僕も現在働いておりませんが、こんな生活でいいんでしょうか?。ぷー子とぷー太のお気楽生活、ですか。


   2022年4月11日(月)Diary(日記)
    長期入院から今退院してきた人のふくらはぎ。

 またまた妻が通うスポーツジムのキャンペーンで、同伴1名様無料ご招待の続き。今度はトレッドミル上をハムスターライクに歩いてみました(走りたいのんは山々ではございますが、腰いったぁて走られへんのんです)。
 その姿を見て妻曰く「あんたのそのふくらはぎ、私より細いわ。貧弱すぎて長期入院から今退院してきた人みたいや」ですと(泣)。


   2022年4月15日(金)Fight(闘病記)
    まだ行ってます、整形。

 腰はまだまだ痛いんですね。で、まだ行ってるんです、整形。  今日は3か月に1回の整形受診。タリージェ処方してもらって帰ってきました。まぁ、腰はたいがいいったいんですが、タリージェが効いているようで間欠跛行までにはまだちょっと遠い感じ。薬が効くというのはありがたいです。


   2022年4月18日(月)Diary(日記)
    久しぶりに街へ行く。

 街の店でしか使えないポイントが結構あって、それがもうすぐ期限切れ。で、街(梅田)に出てきました。

 それがどうしたん?、ってなもんですが、何か?。


   2022年4月19日(火)Fight(闘病記)
    ゴナ3か月製剤の中間。

 ゴナ3か月製剤に変えましたんで、今日はその中間でゾメ点に行って参りました。
 確かに月一でゴナ打つより中間は楽なんですが、3か月製剤やと打った日から3日ほど寝て暮らさなあかんし、10日ほどゴナ跡いったいしなんで、次から1か月製剤に戻す!、って、泣き入れてきました。金銭的には損なんですが、、、。


   2022年4月19日(火)Diary(日記)
     ファインマンの論文は読めない。

 先月、弟とのvideo通話で話題になったファインマンの論文、ダウンロードしてしばらく放置してあったんですが、今日、ついにトライしてみました。

 んっ??、序文の途中で切れてるぞ。もう一度ダウンロードサイトを確認すると、翻訳版は元々全文はダウンロードできないみたい。どうせ読んでもほとんど理解できない可能性が99.9%なんで、これはラッキーですな(笑)。


   2022年4月22日(金)Diary(日記)
     植木に虫が、、、。

 2日前にシマトネリコの鉢植え買ぅて、ベランダに置いてるんですが、今日見たら葉っぱがいっぱい虫に食われておって、虫の糞が鉢の周りにいっぱい!!。
 一所懸命探して2匹の葉巻虫を発見して駆除しましたが、、、。葉っぱの食われてる量や糞の量から推察すると、まだ何匹かは絶対いてるでなぁ、、、いややわぁ。(実は、僕は見てるだけで妻が探して退治するんですが、何か?。妻曰く、あんたは "虫駆除したる!” っちゅう本気度が足らんのや、ですと。)


   2022年4月23日(土)vTrip(仮想旅)
    目的地:『歩いて四国八十八か所霊場めぐり2:高知県』

 『歩いて四国八十八か所霊場めぐり』、今回は高知県。

次の目的地: 『歩いて四国八十八か所霊場めぐり3:愛媛県』


   2022年4月29日(金)Fight(闘病記)
    うっ、頭痛が。

 なんか、未明2時頃から結構な頭痛が。朝になってもそれは居座り続け、結局本日は終日ほぼ寝て暮らしましたとさ。めでたし、めでたし??(イブAやらロキソニンやらのおかげで夕方にはほぼ治りましたもんで、、、)。


   2022年4月30日(土)Fight(闘病記)
    4月の体調。

症状:
○全身倦怠感:あ~しんど×13(先月±0)。
○腰痛脚痛:先月末同。
○排尿障害:先月末同 (つまり、もぅ〜〜いゃっ!)。
○排便系:先月末同。

【まぁ、症状変化なしかな】超低空飛行のまま、先月とあまり変わらないかな。


   2022年4月30日(土)Diary(日記)
    4月の成績。

・体重 58.1kg
・ローラー台 × 17days (410.07km)
・ステップ数 × 179,264歩 (目標比 - 736歩)
・楽しい飲み会 × 1day

【月末からGW!】ぷー子とぷー太には直接にはGWは関係ないですが、世間の人々の動静には大いに影響ありまして、弟とその息子がはるばる関東から急遽遊びに来てくれました。

P.S. シマトネリコの虫はいなくなりました、よかった。葉巻虫は5匹いてたみたい。


   2022年4月30日(土)Books(本)
    4月に読んだ本。

 久しぶりに青空文庫読もうと思ったんですが、Mac用の青空文庫読むソフトって、今、ないんですね。で、仕方なく、縦書きcss作っておいて、作品をhtmlで落としてheadのcss読み込み指定部分を書き換えて読んでみました。って、めんどくさ!!。

(1)ブリキの太鼓/ギュンター・グラス(訳:池内紀)
    /河出書房新社
 再読。ある種ファンタジー的な独特の世界に展開されるドイツ・ポーランドの戦中戦後の物語。ただし、この世界は通常のファンタジー世界のようには閉じておらず、僕たち読者の現実世界と開かれた空間でつながっている。ところで、こんなに分厚くて難解なんやから3冊くらいにカウントしたいでなぁぁ。

(2)堕落論/坂口安吾/(青空文庫)
 再読。併せて「続堕落論」「白痴」も青空で読みました。長さ的にはこれら3作で1冊にまだ足りないくらいか。堕落論以外の2作は初読と思われます。ふ〜む、時代が違うのか、なぜ本作(堕落論)はこんなに評価が高いのでしょう?。戦後価値観が一転し国民が進むべき指標を失っていた時期、本作がその指標の役割を果たしたのかもしれませんが。僕にはよくわかりません。「白痴」はちょっと創作が過ぎるような、、、。

(3)ヒトの壁/養老孟司/新潮新書
 人生は不要不急。きっとまさにその通り。僕の人生の不要不急さは養老先生のそれの比ではないぞ。でも、医学の急速な進歩によって当初予想よりもだいぶんと僕の人生は延びている。思うに不要不急にも意味があるのではないですか?。

(4)月夜の森の梟/小池真理子/朝日新聞出版
 夫を亡くした作家夫婦夫人によるエッセイ集。朝日新聞に連載されそれなりに話題になっていたらしい。大切な人を失った喪失感は、売れっ子の作家であってもうまく文章に表すことはできないようです。

(5)ミゲルストリート/V.S.ナイポール(訳:小沢自然他)
    /岩波文庫
 トリニダード・トバゴ生まれのノーベル賞作家、西インド諸島に育った東インド系イギリス人の初著。トリニダード・トバゴのある町のスラムに展開される物語の連作短編集。著者故郷の街がモデルなんでしょうが、んっ??、なんかいまいち故郷愛が感じられないような、、、。解説によると、著者はその作家生活の中期より、植民地から独立国家となった中南米諸国を、民度が低い、とかなり徹底的にこき下ろしていたそうな。

(6)彼のオートバイ、彼女の島/片岡義男/(青空文庫)
 なんか、昔一時期流行っていたような、、、トレンディドラマ的なやつ。中身は、って言うと、、、くだらんからもうええわ、ってな本がたまにあるでなぁ。

(7)アブサロム、アブサロム!(上)/フォークナー
    (訳:藤平育子)/岩波文庫
 後世の作家達に絶大な影響を与えたと言われる、またまたノーベル賞作家による代表作。なんか複雑な構成みたいな感じなんで、解説から先に読みました。下巻は来月に持ち越し。


   2022年5月1日(日)Diary(日記)
    弟がはるばるやって来る。

 GWに突入した初日4/29(FRI)、関東に住む弟からLINEが。暇な日ある?、とか言ってきて、急遽、翌日の4/30にやつとその次男が二人で車ではるばるやって来ることに決定。ほぉ、やつらフットワークやたらと軽いやん、っちゅうか、よっぽど暇かい!(暇なのは僕らも一緒ですが、何か?)。 どこ泊まんのん?、って聞いたら、寝袋、とか言うもんで、ほんならうちに泊まりなはれってこととなりました。
 で、30日は歓談&会食。5/1は大阪見学。お土産に、551豚まんとリクローおじさんのチーズケーキを持って帰ってもらいました。

 お客さんに泊まってもらうのんも、たまにはえぇもんですね(いろいろ実質的に世話を焼いてくれた妻も同意見です、念のため)。


   2022年5月2日(月)Diary(日記)
    高野山チャリ。

 広島と都城から大学友人たちがはるばるやってきてくれて、今日は高野山チャリ!。本日は天気も気温も上々です!。僕んちからスタートして峠を一つ超えて下ったのち世界遺産高野山に登りました。いゃ〜、距離はさほどではないものの上り坂がきっついですなぁ。還暦間近の体力を見誤った上に出鼻で道間違ったりして、予定より3時間遅れで高野山到着となり、もはやチャリ自走で帰り着くことはできない時刻に、、、。
 しかし大丈夫!、何故なら僕は愛車アウトバックで行っておったんですねぇ。チャリで登ったんは彼ら二人のみ。高野下まで自走してもらい、そこから彼らとそのチャリを積み込んでアウトバックで余裕で帰宅。まぁ、細かいことを言えば、同行していた妻がアウトバックからスピンアウトされて電車で帰ったりもしたんですが、ここではあえてその件の記述は省略しましょう(チャリを積むと3人しか乗れないんですね)。 妻をスピンアウトしたまま無事にご苦労さん会も3人で実施して解散と相成りました。めでたし、めでたし。


   2022年5月4日(水)Fight(闘病記)
    右目がぶちっとな。

 昨晩入浴時、なんか右目がぶちっとなった感じで、風呂上がったら妻に、右目の白目が真っ赤っかやで、って指摘されました。鏡を見ると、確かに右目右側の白目部分が全部真っ赤っかに染まっておりました(泣)。 これ、特に花粉の時期に時々なるんですが、ひどい時はなる前に血管切れる "ぶちっ" って音が感じられるんですねぇ。医者曰く、血管切れてるだけなんで特に心配ない、とのことらしいです。
 でも、今回のようにひどい場合、見た感じかなり不気味!、なもんで、今日は野暮用があって街に出ておったんですが、人様に不気味さを感じさせないよう配慮してサングラスかけて出かけました。でも、値札見たり、商品の能書き見たり、店探すのんにスマホの地図みたり、何かと字読む場面が多いのよね。そん時いちいち老眼鏡にかけ替えなあかんのんで、やたらとめんどくっさいんですわ。ったく、困ったもんです。


   2022年5月5日(木)Diary(日記)
    ペアルック?。

 昨日は妻のスニーカーを買いに街に出ておったんですが、いいのん無く収穫なしで帰宅してきました。
 今日は午後に徒歩で近所に食材とか買いもんに行き、ついでに靴屋のぞきましたらえぇのんがありましてそれ買いました。メンズも見てみると同じのんがありまして、僕も今スニーカーちょっと数足りてへんのんよね、ってなわけで、それも買いました。
 つまり、夫婦ペアルックですか?。

 妻は基本僕とのペアルックを嫌っておりますが、靴ならさほど目立たんし、今日は子供の日ですから、、、まぁ、えぇんでない?。


   2022年5月8日(日)Fight(闘病記)
    やたらとだるい一日。

 朝7時に起きるがやたらとだるい、っというわけでそこから2時間ソファーでうとうとしつつ過ごし、結局また布団に入る。昼すぎに起床するも、だるさは解消せず、一日だらだらと過ごす。
 あかんよなぁ、、、とは思いつつ、なんかだるいんよねぇぇ。ほな、おやすみ〜〜。


   2022年5月11日(水)Diary(日記)
    んっ?、なんや虫がおんで。

 んっ?、カウンターの上になんやちっちゃな虫がようさんおんで。どうも上に架かっているドライフラワーのリースに虫が巣食って、その一部が落ちてきたみたい。
 というわけで、そのリースは廃棄となりました。


   2022年5月16日(月)Fight(闘病記)
    んっ?、薬は??。

 勤務先(病気欠勤中ですが)に定期的に提出する診断書を買いてもらいに、開業医主治医せんせとこに行ってきました。鎮痛剤とか抗生剤とかの臨時的対処薬はここで処方してもらっておって、今日は補充のロキソニンテープの処方箋を書いてもらったんですが、定期薬である牛車腎気丸の処方を忘れており、帰って処方箋見て間抜けな自分を責めております。定期薬は総合病院で処方してもらっていると、老人特有の勘違い思い込みに陥ってしまっておったわけですね。開業医主治医せんせももう長い付き合いなんで、薬はおおむね僕の申告通りに処方してもらう流れになっておって、僕が「ロキソニンテープだけでOKです」って言ったもんで、牛車腎気丸は抜けてしまったんですねぇ。
 しゃぁないんで、明日電話して牛車腎気丸の処方箋書いてもらってそのあと受け取りに行きます。効用いまいち不明確な漢方とは言え、今までの経緯ではなぜかこれやめると調子悪いんよねぇ。僕が去年引っ越ししたもんでこの開業医主治医せんせとこ、結構遠いんですが、、、。まぁ、自業自得ですけど。


   2022年5月23日(月)Diary(日記)
    年金とかいろいろ。

 午前中から宅配が2件も来たんで、ローラーはお休みとなる。通販で買ぅた読書灯、弟が送ってくれた宇都宮の有名なお店の冷凍餃子。
 餃子は置いといて、今回の読書灯にて各部屋のグレードアップは一応の完成を見ることとなりました。虫食いリースがフェイクの桜のリースに変更され、リビングのエコカラットにスポットライトで陰影が入り、おしゃれな背高スタンド兼読書灯がその隣に置かれ、ふくろうのほのかな床置きスタンドが新たに設置され、客間の読書灯を新調するのと並行して、客間が楽器練習部屋兼用となる。結構な物入りでしたが、一応これでしばらくは打ち止めですかね。

 出るばかりではなんなんで、入るも算段せなあかんですよね。で、年金相談行ってきました。年金事務所でコロナ患者が出てしまったようで、最初の予定がキャンセルされて予約を取り直して今日となったもの。早死にしそうなんで繰上げ受給すべきかどうかなどなどの相談。遺族年金とかなんとか加給とか結構複雑なんです。昔の消えた年金騒動で妻がひっかかっておって修正に苦労した覚えがあるもんで、年金機構に対する印象はあまり良くなかったんですが、今回の相談員さんはなかなかしっかりしてました。結論としては、僕の場合は繰上げ受給した方がよさそうです。が、その金額、なんと少ないんでしょう!!(びっくりのようながっかりのような、、、)。 まっ、しゃぁないか。


   2022年5月25日(水)Diary(日記)
    お百度。

 えっ、今ごろ?、ってなわけで、本年のお百度行ってまいりました。1月に行くのが本来ではありますが、コロナやらなんやらでなんと5ヶ月後の今どきに。4年ぶりでちゃんとお百度しました。前3回はお十度とかお零度でしたもんで。まぁ、なんやかんやで全体的には体調ましになってきているかもしれませんね。全然ましになった感覚はないですけど。
 無事にお百度を終え、レガーロでランチして引き返してきました。めでたしめでたし。


   2022年5月29日(日)Fight(闘病記)
    やたらとだるい三日。

 ここ三日ほど超だる。木曜夜から今朝までほとんど眠ってました(驚異の超長睡眠時間!!)。 今日の昼間は起きておったとは言えだるさはあまり回復せずで、ローラーもお休みとなりだらだらと過ごしましたとさ。

 めでたし、めでたし。


   2022年5月31日(火)Fight(闘病記)
    5月の体調。

症状:
○全身倦怠感:あ~しんど × 13 (先月 +- 0)。
○腰痛脚痛:先月末同。
○排尿障害:先月末同 (つまり、もぅ〜〜いゃっ!)。
○排便系:先月末同。

【まぁ、先月同かな】月末近くで3日間寝込んだもんで、先月比マイナスにしたいところではありますが、総合的に見れば超低空飛行のまま、先月とあまり変わらないってな感じかも。


   2022年5月31日(火)Diary(日記)
    5月の成績。

・体重 58.1kg
・ローラー台 × 14days (345.51km)
・ステップ数 × 187,466歩 (目標比 + 1,466歩)
・楽しい飲み会 × 1day

【GW 含みで成績は悪い】 GW によって月初の3日間は予定がありまして、その勢いで(?)成績悪し。


   2022年5月31日(火)Books(本)
    5月に読んだ本。

 なんやら成績悪いっすねぇぇ。

(1)アブサロム、アブサロム!(下)/フォークナー
    (訳:藤平育子)/岩波文庫
 登場人物の関係がややこしいに加え、誰が誰に向かって誰と誰の関係を語っているかつかむのが一苦労なんですが、謎解き的要素があってなかなか面白いとも言える。ところでアメリカの名作と言われる作品は、南北戦争絡みが多くないですか?。現代日本の僕たちには、当時の南北それぞれの社会特性はあまり理解できていませんのでさらに内容をつかみにくいかも?。中心人物たるサトペンは、悪魔のようなやつということになっていますが、悪魔のような所業は具体的には語られていない。復讐として仕組まれた近親相姦も結局は起こっていない様子やし、そもそも復讐の原因も今ひとつ不明で、偶然に頼りすぎた筋書きにしか見えないし、、、。つまり、謎多き名作っちゅうことですか、あるいは僕の読解力に問題がある??。

(2)核兵器のしくみ/山田克哉/講談社現代新書
 図書館で借りた古い新書。基礎知識のない人に向けた本なんで記述が必ずしも正確ではないものの、実は僕レベルにはちょうどいいのかもしれなかったりする。

(3)ビンボーでも楽しい定年後/森永卓郎/中公新書ラクレ
 題名は変更する必要がありますね。「お金があって多趣味なら楽しい定年後」(笑)。 テレビでよく見かけるこの著者の定年後(定年のない類の仕事も多くしているようですが)は確かに楽しそうです。

(4)家裁調査官は見た/村尾泰弘/新潮新書
 「家政婦は見た」みたいな感じですか?(違います)。 いゃ〜、「家政婦は見た」あるいは「家政婦の三田」の方が面白いですね、たぶん。

(5)学問のすすめ/福沢諭吉/(青空文庫)
 超有名な著作ですが、読んだことのある人は案外少ないのでは?。かく言う僕もなんと初読!。この時代にしては極めて優れた見識かとも思いますが、分限、っちゅう語句が結構際どい使い方をされていたりする。人の上に人あり、人の下に人あり??、、、たぶんNo.です。

(6)一握の砂/石川啄木/(青空文庫)
 超有名な短歌集。歌集っちゅう代物は初めて読みましたが、これはわかりやすい歌が多く和歌ど素人の僕でも素直に共感できてよかったです。啄木も長生きしたならば歌も変わっていったのかもしれませんが、早世しても天才はこうして後世でも輝き続けるのですね。


   2022年6月1日(水)Fight(闘病記)
    ゴナ1か月製剤に戻す。

 昨日は総合病院受診の日。前回泣きを入れた通り、ゴナ1か月製剤に戻しました。
 で、昨晩から今朝方まで微熱(ゴナ熱)。 明日から1泊で転地療養なのに、大丈夫か?。


   2022年6月1日(水)vTrip(仮想旅)
    目的地:『歩いて四国八十八か所霊場めぐり3:愛媛県』

 『歩いて四国八十八か所霊場めぐり』、今回は愛媛県。

次の目的地:『歩いて四国八十八か所霊場めぐり4:香川県』


   2022年6月3日(金)Diary(日記)
    転地療養1。

 6月2日、一泊でちょっと転地療養に行ってまいりました。海の動物たちや魚たちと触れ合ってから、車で10分走って湯治に。
 3日は外湯をゆったりめぐってリラックスして自律神経を整えてから帰宅。
 いいですね、転地療養。兵庫県民割も使えたしね(6月からは大阪府民も使えます)。


   2022年6月9日(木)Diary(日記)
    転地療養2。

 6月8日、一泊でちょっと転地療養に行ってまいりました。陸の動物たちや鳥たちと触れ合ってから、車で一山超えて湯治に。
 9日は温泉街をゆったりめぐってリラックスして自律神経を整えてから帰宅。
 いいですね、転地療養。兵庫県民割も使えたしね(6月からは大阪府民も使えます)。


   2022年6月12日(日)Fight(闘病記)
    尿道調子悪っ!。

 もぅ〜いゃ!。このところ尿道で飼育中の腸連球菌が元気な感じなんっすよねぇ。ほんで、今晩から抗生剤3日飲むこととしました(泣)。


   2022年6月16日(水)Fight(闘病記)
    プレドニゾロン減らすかなぁ。

 今日は開業医主治医せんせの受診の日。総合病院ではあまり気軽に聞けない(実際は結構しつこく聞いてますけど)治療に係る話をいろいろ雑談的にさせてもらいました。
 プレドニゾロン減らそうかと思ってるんですが、手足細くなって胴体寸胴になって月顔 (Moon Face) になって、てな感じなんで、、、。開業医主治医せんせ曰く、ステロイド投与量はなかなか迷うところで、がんの炎症抑制にも効いている部分があるからなぁ、、、でも、現行 10mg/day なら半減してみてもいいかも。トライしてみますよ、5mg/day への減量!。目指せ!、栄養不足の子供体型からの脱却!。


   2022年6月21日(火)Diary(日記)
    転地療養3。

 6月20日、一泊でちょっと転地療養に行ってまいりました。ホテルの食事、美味しかったです。
 21日はホテルでゆっくりくつろいでから帰宅。
 いいですね、転地療養。京都府民割も使えたしね(6月からは大阪府民も使えます)。


   2022年6月23日(木)vTrip(仮想旅)
    目的地:『歩いて四国八十八か所霊場めぐり4:香川県』

 『歩いて四国八十八か所霊場めぐり』、今回は香川県、で、結願。88 か所霊場めぐり企画、いまいちでしたねぇ。

次の目的地:『しばらくおやすみ』


   2022年6月30日(木)Fight(闘病記)
    6月の体調。

症状:
○全身倦怠感:あ~しんど × 13 (先月 +- 0)。
○腰痛脚痛:先月末同。
○排尿障害:先月末同 (抗生剤飲んだりしましたが)。
○排便系:先月末同。

【まぁ、先月同かな】いちいち書いておりませんが今月も寝込んだ日がそれなりにありまして、先月比マイナスにしたいところではありますが、総合的に見れば超低空飛行のまま、先月とあまり変わらないってな感じかも。結構活動もしましたし、、、。


   2022年6月30日(木)Diary(日記)
    6月の成績。

・体重 57.6kg
・ローラー台 × 9days (234.32km)
・ステップ数 × 159,216歩 (目標比 - 20,784歩)
・楽しい飲み会 × 1day

【県民割の拡大で成績は悪い】県民割の拡大がありまして、その勢いで(?)成績悪し。楽しい飲み会は、世話になった方にご馳走するつもりが、なぜかご馳走になってました、、、なんで?。


   2022年6月30日(木)Books(本)
    6月に読んだ本。

 ニーチェで完全に失速。一所懸命読んでもわけわからんもんはわけわからんもんなぁ。

(1)人間的、あまりに人間的Ⅰ/ニーチェ(訳:池尾健一)
    /ちくま学芸文庫
 解説によるとニーチェ第二期初期の箴言集。ふ〜む、99/100は意味わかりませんね。むしろ最終第三期に当たる発狂前の著作の方がまだわかりやすいかも??(どちらにしても理解不能ですが)。 でも、たまには理解できることも書いてある。例えば、、、えぇ〜〜っと、、、??、既にもう思い出せません。

(2)びっくり館の殺人/絢辻行人/講談社文庫
 この著者得意の館シリーズ。ふ〜む、しかし、これはちょっと、、、。

(3・4)戒厳令の夜(上・下)/五木寛之/新潮文庫
 題名がいいな、って昔からちょっと気になっていた本。推理小説風のエンタメ冒険譚ですか。おもしろいですが設定にはちょっと無理があるかも。

(5)仮面山荘殺人事件/東野圭吾/講談社文庫
 この著者、ご存じのように優れた推理小説を数多く発表しています。ふ〜む、しかし、これはちょっと、、、。

(6)人間的、あまりに人間的Ⅱ/ニーチェ(訳:中島義生)
    /ちくま学芸文庫
 なぜかこの著作は上・下でなくⅠ・Ⅱになっている。この全集の場合なぜか訳者も違う人。解説によるとⅠを補充するためにⅡを著したとのことですが、補充されて余計に理解不能、っちゅうかなんっちゅうか、、、。


   2022年7月1日(金)Diary(日記)
    転地療養4。

 6月30日、一泊でちょっと転地療養に行ってまいりました。今回は県民割は関係ありませんです。新月晴天狙って行きました。高地の満天の星の下、車中泊。
 いいですね、転地療養。 本日 7/1、心洗われて帰ってまいりました。


   2022年7月2日(土)Fight(闘病記)
    んっ?、膝と腰が、、、。

 んっ??、左膝ごっついったいでぇ。階段降りるのん難儀やんか。左腰〜左足首までの坐骨神経痛痺れもなんかひどい感じやん♪。転地療養の効果でしょうか?(笑)。


   2022年7月5日(火)Fight(闘病記)
    ふーむ、調子わる!。

 膝は多少ましになりましたが、昨晩、晩御飯後になんかしんどなってきて、そのまま寝てしまいました。今朝になっても回復せず、午前中は寝て暮らす。午後には回復したのでよかったですが、なんか最近はこんなして調子悪い日が多いような、、、。


   2022年7月6日(水)Diary(日記)
    うどんうんまかった。

 妻が歯の治療で引越し前の家の近くの歯医者へ。僕が車で送っていって、帰りに外食昼食。
 昨日マホレス(関西地方で放映している食べ物番組)で紹介されていたうどん屋へ。おぃ!、1時間待ちやって!、まだ正午になってへんで。以前の僕なら絶対待ちませんが、最近はどうせ暇やし、、、っちゅうわけで待ち列に並ぶ(順番来たら電話もらう仕組みで実際は列に並ぶわけではない)。  さて、お味は?。おっ、うんまいやんか!。よかったです。


   2022年7月12日(火)Diary(日記)
    転地療養5。

 11日、一泊でちょっと転地療養に行ってまいりました。今回は四度(よたび)県民割使いましたです。近場リゾート的な温泉でゆったりしてまいりました(実は若干体調いまいちではありましたが)。
 12日は朝からのんびり温泉に浸かってリラックスして自律神経を整えてから帰宅。
 いいですね、転地療養。京都府民割も使えたしね(6月からは大阪府民も使えます)。


   2022年7月15日(金)Fight(闘病記)
    尿道、調子わる!。

 なんか最近尿道(っちゅうか前立腺かも)調子わる!。痛痒い程度がかなり増しているんよねぇ。前立腺と思われる辺りは時々痛いんですわ。
 7月20日に開業医主治医せんせとこ行くんで、そこでメロペネム点滴してもらって1週間分の抗生剤処方してもらうこととしよっと。今日はボルタレン座薬入れて寝ます(泣)。

 こんなして調子悪い日が最近多いのんはなぜ??、そういえばプレドニン減らすのんにトライ始めてからよけ悪いような、、、。いろいろネットで調べてくれた妻の意見も容れ、プレドニンは10mg/dayに戻しました(泣、結局減薬はでけへんのんね)。


   2022年7月20日(水)Fight(闘病記)
    開業医主治医せんせの定期診察。

 尿道はちょっとましになる。抗生剤点滴は結局パスして、鎮痛剤系を厚めに処方してもらう。夏ばて対策の漢方も足してもらいましたよ(さほど期待してませんが)。

 総合病院の血液検査が2か月に1回に減ったもんで(検査減らせ!って上からお達しがあったのかな?)、ほな俺とこで測っとこか、って血取られました。開業医主治医せんせ、たぶん自分の電子カルテに血液検査の結果詳細を直接取り込みたかったんでしょうね。総合病院の結果シートのスキャンでは、画像としては保存できても数値としては電子カルテに取り込めないみたいなんで。


   2022年7月22日(金)Diary(日記)
    転地療養、とっととしといて正解!。

 コロナオミクロンBA.5、むっちゃ爆発的に第7波の感染者増えてます。重症者はまだそれほどではないものの、近々医療逼迫も起こりそうと言われてます。
 いゃ〜、ほんなもんで今旅行いくのんは後ろめたいですね。つまり、連続5回の転地療養、とっととしといて正解!、ということですか(笑)。


   2022年7月31日(日)Fight(闘病記)
    7月の体調。

症状:
○全身倦怠感:あ~しんど × 13 (先月 +- 0)。
○腰痛脚痛:先月末同。
○排尿障害:先月末同。
○排便系:先月末同。

【夏ばて】大概はクーラーかかった部屋で終日だらだらしておるんですが、なんやかんやでやっぱ夏ばて。で、あ〜しんど指数は先月比プラスとしたいところではありますが、でも、まぁ、一応、念のため、先月同としておきますか。


   2022年7月31日(日)Diary(日記)
    7月の成績。

・体重 57.4kg
・ローラー台 15days 340.35km
       今年:114days 2,628.28km
       (+7days +315.95km)
・ステップ数 149,359歩 (-36,641歩)
       今年:1,211,928歩 (-60,072歩)
・楽しい飲み会 1day

【拡大された県民割継続で成績は悪い】拡大された県民割が継続しておりまして、その勢いで(?)成績悪し。楽しい飲み会は海外もつないでオンラインで。海外との距離が昔より格段に近くなって便利な世の中です。

   2022年7月31日(日)Books(本)
    7月に読んだ本。

 今年はこのスローペース(7冊/月くらい)が定着ですか。くそ暇なはずなのに、、、。

(1)俘虜記/大岡昇平/新潮文庫
 日本小説独自の分野と言われる私小説を大転換させた歴史的著作(らしい)。 えっ??、なんで初読なのん?。

(2)真珠湾攻撃総隊長の回想/淵田三津雄/講談社
 引き続き太平洋戦争関係。一般には高評価されている山本五十六氏(戦時中に国葬されてまして、最近の安倍国葬是非論議でニュースに取り上げられたりしてましたね。まぁ、国葬とは政治の勝手な都合で行われるっちゅうのんは常識ですが、、、)を現場目線で公然と批判していると書評にあったので読んでみました。んっ??、現場目線とは言い難いですね、むしろ身勝手目線と言うか、、、。途中から読むのんが面倒になってきてしまいました(読みましたけど)。

(3)青い眼がほしい/トニ・モリスン(訳:大社淑子)
     /早川書房
 アメリカ黒人作家初のノーベル賞受賞者の文壇デビュー作。著者自身の書く後書きによると、本作のきっかけは黒人少女が著者に「青い眼がほしい」と言ったのを聞いたときの違和感らしい。このフレーズは後半も押し迫った辺りで初めて出てきますが、むしろそれより前の部分と表題とのギャップが本作のテーマを雄弁に語っているように思います。解放されてなお抑圧され続ける黒人たちは、その抑圧の取り扱いに戸惑って青い眼がほしいとの感情を持ったのだろうか。前半部分と表題とのギャップが、後半で若干無理に埋められてしまっているような気がする。

(4)蟹の横歩き/ギュンター・グラス(訳:池内紀)/集英社
 ヴィルヘルム・グストロフ号事件、と副題された(原著では副題は付いてないようですが)ドイツのノーベル賞作家の著作。??、ネットで調べましたよ、この事件。客船転用のドイツの戦争避難民輸送船がソ連潜水艦の魚雷で沈められた事件で、軍用船でないと捉える視座からは史上最悪の海難事故とされているようです(軍用船との解釈もある様ですが)。 タイタニック号の何倍もの人が亡くなっているらしい。ふ〜む、グラスの小説は構成が複雑で結構頭使わないとついていけない。日に日に回転が鈍くなっていく僕の頭の老化防止にこの本は効果あったのだろうか?。比較的どうでもいいんですが、この翻訳、魚雷・機雷・水雷の使い方に誤りがあります。

(5・6)村上海賊の娘(上・下)/和田竜/新潮社
 いつぞやの本屋大賞らしいです。時代もん娯楽小説。妻のルーツかもしれない安芸の村上海賊、僕たち夫婦に馴染み深い地域である泉州の眞鍋海賊が出てきます。なんで安芸の村上が標準語で泉州の眞鍋がばりばりこてこて泉州弁なんですか!?。海賊たちは痛快な男(主人公のみ女)として描かれていますが、これ、男性的視点でしかなくて、女性的視点に立つとこの痛快はきっと迷惑極まりない見栄っ張りのどあほに変容するのでしょうね。

(7)80歳の壁/和田秀樹/幻冬舎新書
 高齢者精神医療の専門家による著作。えっ、あんた、80歳超えてまで生きるつもりですか!??。まっ、それはともかく、僕の場合は、常に好奇心を失わない、迷ったら、やる!、ですかね。

(8)苦役列車/西村賢太/新潮文庫
 またまた困った君である北町貫太のお話。図書館で借りました。芥川賞受賞作らしいです。あいも変わらず貫太君、どの作品においても困った君を同じ様に演じております。


   2022年8月22日(月)Diary(日記)
    金をかけない転地療養の準備。

 あっついでなぁ、って毎日空調かけて家でごろごろしてます。でもそろそろ転地療養したいでなぁ、でもぷー子とぷー太はお金が不安やでなぁ、ほな、アウトバックで寝るかなぁ、って、ぼちぼち準備してみました。リアゲートガラスのシェードが毎回夜中に剥がれて落ちてくるのんが思いのほかストレスなもんで、一部の吸盤を強いやつに替えようかと。ホームセンターで試しに一個買ぅてみたのんは若干軸が太すぎて加工が必要。家に帰って削ってみたらまぁいけそうです。近々あと3個買ぅて、金をかけない転地療養に備えますかね。


   2022年8月26日(金)Fight(闘病記)
    地球は俺を中心に回る。

 昨晩はボルタレン座薬入れて寝ました(尿道調子悪いんよねぇ、泣)。 重病人は辛いよね。

 で、今日は妻を歯医者に送って行って待っている間マクドに行き、全然美味しくないコーヒー飲みながら読書しておったわけです。と、突然本が右の方へ逃げていく感じになって、本から顔を上げると壁やら天井やらも左から右へと回転しておるではないですかぃ!。ってな感じで地球が僕を中心に回るのんを体感すること2〜3分、不穏な眩暈は概ね治まったものの、立ち上がるとまだ若干自転を体感できる状態が継続。こりゃやばいでなぁ、って、治療を終えた妻にマクドまで徒歩でご足労願い、僕は助手席に収まって帰宅してまいりました。
 ふ〜む、こんなんに突然襲われたらちょっと困るでなぁ。車運転してる時とか、旅先とか、、、。でもまぁ、帰宅する頃にはほぼ正常状態に戻ったので助かりました。今後しばらくは注意して発生パターンを把握し、危険を回避することが重要です。重病人は辛いよね。

 ふ〜む、そう言えば今日は腰もやたら痛かったぞぇ。整形の診療日は一ヶ月半先ですが、ちょっと繰上げて見てもらった方がいいかも?。重病人は辛いよね。


   2022年8月29日(月)Fight(闘病記)
    んっ?、やばない?。

 土曜日(回転性眩暈の翌日)朝起きてしんどいんでしばらくソファに座っておりましたところ、なんか左手(腕)小指側半分が痺れてきて、んっ??、ってなうちに20分程度で治まりました。この痺れてる間、妻が触って言うには「左手だけ冷たいで」。 ふ〜む、まさか脳梗塞の前兆か?、って開業医主治医せんせ(泌尿器科です)とこ電話して馴染みの看護婦さんに聞いてみましたところ、「仮に脳梗塞やったとしても総合病院紹介するくらいやけどなぁ。でもまぁ、今日はむっちゃ混んでてあかんねんけど、心配なら月曜にせんせのご意見聞きに来てちょーだい。もし今日明日(土日)でやばかったら救急呼んでね」ってなことで、月曜の本日、受診してみました。

 念のためMRI撮っといた方がええな、脳梗塞よりもむしろ脳転移が疑われるな、ってなことで、総合病院のMRIが予約されました。脳転移はノーマークでした。妻は若干気落ち。でも、なるようにしかならんしなぁ、、、。

 結果良ぅても悪ぅても、延長された県民割もうちょっと使ぅてみたり、若干充実させた車中泊ツール試してみたりせなあかんもんで、ごちゃごちゃ考えるより転地療養計画に頭を向けなあかんですな。まぁ、運転中体調急変して事故起こしたらえらい事なんで念のため車には一人で乗らんとしても、やっぱ「迷ったら、やる!」ですかね(つまり県民割とか、、、ぷー子とぷー太、こんなんで大丈夫か?)。


   2022年8月30日(火)Diary(日記)
    久しぶりのローラー。

 (どんぐりころころのメロディーで)ごんごろごろごろごんごろりぃ〜〜〜♪♪、って、体調悪いのんを言い訳にごろごろだらだらと過ごす毎日、、、。こりゃあかんでなぁぁ、って、今日は、ごんごろごろごろごんごろりぃ〜〜〜♪♪、って 久しぶりにローラーごろごろしました。
 うっ!、(当然ですが)むっちゃ調子わる!!。で、時間も距離も通常の半分。まっ、えぇわ、半分でも乗った日数カウントは通常と同じ1やしな(この自己肯定感が大事!)。


   2022年8月31日(水)Diary(日記)
    フィッシングメールがいっぱい来るんですよ。

 フィッシングメールがいっぱい来るんですよ。僕のメアドはレンタルサーバ上に個人で作成したドメイン使ぅてるんで、簡単には詐欺集団には感知されないはずなんですが、最近は奴らも腕を上げたのかフィッシングメールがいっぱいくるんです。もちろんフィルターかけて自動でごみ箱に入るように設定してあるんですが、腕を上げた奴らは自らのドメイン変えては送りつけてくるんですよ。
 んっ?、あんたの不動産登記のID削除するって??、ったく、またかよって思ったら、登記供託システムからの正規のメールでした。e-Taxかと勘違いしてMACでの確定申告調べたら、去年までWINで使ぅとったICカードリーダーが使えないらしい。でも最近はスマホが代わりになるらしく、マイナポータルとやらに登録して無事スマホ使ぅてe-Taxにログインできました。ほぉ、ICカードリーダー新たに買わんで助かったと思ったんですが、さらに調べてみると、どうもi-Phoneでは電子署名ができない感じなんです。ログインできても署名できなかったら確定申告できないやんか。そうなったら大変なんで、仕方なくMAC対応のICカードリーダー、ポチってすることとしました(泣)。 まぁ、確定申告1回したらすぐ元取れますが。

 ちなみにe-Taxと登記供託システムとは全く別もんでしたわ(笑)。


   2022年8月31日(水)Fight(闘病記)
    8月の体調。

症状:
○全身倦怠感:あ~しんど × 13 (先月 +- 0)。
○腰痛脚痛:悪化。
○排尿障害:先月末同。
○排便系:先月末同。

【全般にじわじわ調子悪いぞ】あ〜しんど指数、先月同としといたるわ!。


   2022年8月31日(水)Diary(日記)
    8月の成績。

・体重 57.8kg
・ローラー台 14days 323.21km
       今年:128days 2,951.49km
       (+6days +288.48km)
・ステップ数 149,690歩 (-36,310歩)
       今年:1,361,618歩 (-96,382歩)
・楽しい飲み会 0day

【ローラーもステップ数も目標値未達】なんか後半は体調悪い日が多かったんよねぇ〜〜。まっ、涼しくなったら頑張りますかね。


   2022年8月31日(水)Books(本)
    8月に読んだ本。

 今月も読書進まず。

(1)わたしのいない部屋/レベッカ・ソルニット
     (訳:東辻賢治郎)/左右社
 どういう経緯でこの本を読もうと思ったのでしょうか、思い出せません。著者はアメリカの女性文筆家・歴史家らしいです。 (以下「」内、昔の著者自身の文章を自己が振り返る本文より)「・・・言葉遣いに忙しくて言いたいことがほとんど伝わらなかった。・・・」 んっ?、言ぅて悪いがあんた今でもそうですよ。ヒッピームーブメント、クィア、ウーマンリブなどのサブカルチャー勃興時代へのノスタルジーに染まりまくっており、著者が僕と同世代とはとても信じられませんね。ウェストコーストは日本より十年以上も遅れているのか??。立ち位置あやふやなめんどくさいナルシシストおばさんによる戯言著作。

(2)マルテの手記/リルケ(訳:大山定一)/新潮文庫
 名作と言われています(僕もそう思います)。 今回は図書館で借りましたが、たぶんあとで蔵書に買い足すと思います。パリで暮らすデンマーク人芸術家の心理の機微を追う小説。虚構はそれなりにある様ですがほとんどが著者自身の心理を描写しているのでしょう、小説というよりむしろ叙情詩では?。

(3・4)オデュッセイア(上・下)/ホメロス
     (訳:松平千秋)/ワイド版岩波文庫
 古代ギリシャ(B.C.8〜6世紀頃らしい)の叙事詩。トロイア戦争とその後日譚を題材としたもので、西欧文学の基礎となる著述と言われているらしい(知らんけど)。 ホメロス(大体、実在したのかどうかも怪しい?)の作ではないかもしれないらしいです。なるほど、ギリシャ神話のいろんな神々が結構勝手なことをやっておって、人間のまぁいわゆる偉いさんがそれに翻弄されるわけですが、下々の人間は鼻にもかけられていない、っちゅうえぇかげんなとこは、下々の人間が自分勝手な都合のいいいっこもおもろない話を語り(騙り?)まくるイスラム圏のアラビアン・ナイトよりもよほど馴染みやすい。八百万の神とギリシャの神々は似ているわけです。

(5・6)街道をゆく1・2/司馬遼太郎/朝日文庫
 司馬遼の小説は僕はあまり好きではありませんが、これは面白いような気がするんで図書館で借りました。たぶん紀行文やでなぁ、、、僕の中ではなんやら昔NHKでやってた「新日本紀行」っちゅう番組とラップしています(この番組、主題曲がよかったですよね)、って思ったら、これ、「街道をゆく」 っちゅうそのままの題名で映像ドキュメンタリーが放映されてたらしいです(Wikipedia情報)。 で、これ、紀行文とは言え司馬遼的歴史解釈が随所に押し出されておって、小説ほどではないにせよ若干の違和感否めない部分があります。シリーズ最終は第43巻、さすがに全巻は読まないんやろなぁ。でも、第4巻までは読みます。 第4巻は何かと馴染みのある街道が舞台ですから。


   2022年9月2日(金)Diary(日記)
    これでえぇのか?、ぷー子とぷー太。

 先月末に妻がお誕生日を迎えまして、その日は前々から気になっていた近所の居酒屋に初トライしてみたんです。結果は、、、絶対リピートはないわ!。
 で、今日はお口直しに確実においしい目利きの魚屋の寿司ランチ、ほんでその足で確実においしいおしゃれな地元の茶店でケーキセット。ふ〜む、おいしいものを食べるのっていいよね。妻も満足。

 しかし、これでえぇのか?、ぷー子とぷー太。まっ、えぇやろ、なんとかなる、たぶん。


   2022年9月6日(火)Diary(日記)
    これでえぇのか?。

 和室に地元染の季節の柄の日本手ぬぐいを掛け軸がわりに飾っておりますんですが、夏も終わりに近づき秋柄に掛け替える時期かと。と言うわけで、昨日は街に出て、葡萄柄の手ぬぐいを購入。昼時になったんで、東洋亭(おいしいハンバーグ屋さん)でデザート付きランチしてから帰宅。
 今日も所用で外出しておって、昼は焼肉ランチ(一人千円で存分に食べられるやっすいのんです)。
 これでえぇのか?、などとも思いますが、まっ、えぇか、食いたいもんを食いたい時に食うのんはえぇもんやもんなぁ、ってな感じですか。

 午後は若干暇やったんで(実は毎日大概暇ですが)Win8.1の旧パソコンを廃棄するため中身の整理(データ消去など)に着手しようかと思いつつ面倒なんで作業開始前にだらだらネット見てましたら、Win8.1→10への無料アップグレードがうまくいかない場合の対処法とかいう情報があり、まぁ、試してみたわけですね。
 あまり期待しておらず、案の定最初は失敗。やっぱあかんか、とも思いましたが念のためもう一度トライしてみましたところ、なんやらうまくアップグレードできてしまいましたんですわ。ラッキー!と思う反面、ほんなやったらパソコン新しく買わんでよかったんかも、って、えらく損したような気分にも、、、。パソコンってたっかいもんなぁぁ。
 これでえぇのか?、などとも思いますが、まっ、えぇか、今さら言うてもしゃぁないしなぁ、ってな感じですか。

 一時停止していた大阪府民割が今月12日より再開される、ってTVニュースでやってました。停止されていた間近畿他県の県民割から大阪府民は排除されていたんですが、前段記載のとおりだらだらとネットみてましたら、再開日より兵庫県民割に大阪府民ももう一度入れてもらえることが判明。転地療養の予約、早速ぽちっといっちゃいました。
 これでえぇのか?、などとも思いますが、まっ、えぇか、脳転移してたら(MRI撮影は8日、結果聞くのんは14日)転地療養すんのも今のうちやしなぁ、ってな感じですか。


   2022年9月13日(火)Diary(日記)
    転地療養6。

 昨日 12 日、先日ぽちってした責任とって一泊でちょっと転地療養に出発しました。かにシーズン外した香住の評判の良いお宿に。とは言っても、かに、いてました。紅ずわい(ずわいとは別もんです)のシーズン始まってたわけですね。従業員の方々が楽しそうに仕事していて感じはよかったんですが、評判ほどではないような、、、。

 五度(ごたび)県民割使いましたです。ベストではないにしても、やっぱりいいですね、転地療養。


   2022年9月14日(水)Fight(闘病記)
    ほっ、やばなかったわ(っちゅうてもちょっとやばい)。

 開業医主治医せんせとこ行って、頭のMRI結果聞いてきました。

 「急性期小脳ラクナ梗塞。がんの転移は認められない。」

 ほっ、やばなかったわ、っちゅうてもちょっとやばいか。脳転移がなかったのは助かりましたが、結局つまりは脳梗塞っちゅうことですね。最近の記憶力・認識力・判断力などの急速な衰えを鑑み、大脳の障害を若干疑っておりましたが、一応、それはないようです。
 で、脳梗塞になりやすいのかどうか、コレステロールの詳細調べるのんに血取られました。そして今は症状は出てないんで、血液さらさら薬(アスピリン腸溶錠)が予防的に処方されました。これとは別に前立腺がん関係のチェックのためなんやかんやで月に一回以上は採血されてますが、その度に「血液さらさら飲んでませんか?」って聞かれるんで、なんかいやゃなぁぁ、ってな気もしますが、次に本格的脳梗塞起こしたらいやなんで、渋々飲みますよ、血液さらさら薬。まぁ、水たくさん飲んで、ローラー台で適度に運動して、健康的に暮らしますわ。



※ 巻物に落とすのも面倒になってきましたんで、巻物はここまでっちゅうことで、よろしく(なんっちゅう中途半端な、、、)。