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       Fight (闘病記) 過去ログ 
      
      
      P1, 2014 / 1月~
      
      
       
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       Date: 
          2014/3/31 (MON)
    
    
    
       Headline: 
          今後に備えて体力を貯める、そして生活の質の向上。
    
    
    
       Contents:  
          前立腺癌には自転車はよくない。
      関係ないという医者もいるが、比較的強度な物理的有形力が前立腺近傍に継続的に行使されるわけであり、おそらく
      "よくない説"
      が正しいように思う。
      自転車が好きで年間 4,000~7,000km ロードを漕いでいた身にはショック!。
      実は癌宣告 2日後 CT 検査を午前中で終えた後、「今後に備えて体力貯めるぜっ」
      って、30kmほどチャリトレしたのだが、その間妻は Internet で情報収集していたらしく、帰ってきたとたんに妻から
      「自転車厳禁」通告が、、、。
      その晩息子からも「自転車 NG」情報が寄せられ、僕の自転車生活は一時強制終了となったのである。 
          しかし、今後に備えて体力は貯めなければならないので、スポーツジムの会員になり、筋トレ
      + ランニングマシン にメニュー変更されたのであった。 とは言え、これが結構めんどくさいんよね、楽しくないし。
          さて、癌宣告後はどうも生活が暗い。
      楽しくしよう、明るくしようとしても、普段はともかく、時としてどうしても暗い。
      事情を考えるとある程度はやむを得ないのだろうが、生活の質の向上が必要。
      何とかしようとできるだけ日々のイベントを作って動き回るようにしている。
      そして今は『迷ったら、やる!』が行動指針になり、しょっちゅう外出、、、。
      生活の質は向上しつつあるのだが、、、ぅう、か、金がかかるぅ!。 
          体力貯めるのも同じやでなぁ、楽しまないとなぁ、というわけで、
      ふわふわサドル に変更することを条件に、今月 9日、2回/月のチャリトレが解禁に!!。
      これでチャリ屋の朝練に参加できることになり、急いでふわふわサドルを注文。
      ¥4,500くらいでした。ちょっとカッコ悪いがね。そして 16日、早速朝練に参加!、、、
      千切れて置いて行かれちゃいました (泣)。
      次は置いて行かれないように、筋トレ+ランニングマシン で頑張りまっス。
      
    
  
  
  
    
    
       Date: 
          2014/3/24 (MON)
    
    
    
       Headline: 
          3回目のゴナ。
    
    
    
       Contents:  
          なんか、最近疲れやすい。 主治医によると、そろそろホルモン療法の副作用が顕著になってくる頃だとか。
      更年期障害の症状が一般的な副作用とのことで、疲れやすいのはこれでしょうかね。
      或いは檜花粉の影響かもしれないが。 2/24 に書いた副作用は相変わらずそのまま継続中。
      今は加えて精巣が顕著に小さくなってきた。
      たぶん、直径で 2/3 程度 (この場合体積ではなんと 1/3 以下!) に縮んでいるのではないだろうか。
      なんかアンバランス、寂しいような、、、。 
          一方、副作用の分だけ (?) 治療効果はあるようで、PSA 値は 1.1 まで減少、やった!!。
          そしてまた 2~3日間ゴナックス注射跡の痛みを我慢するのです。
      
    
  
  
  
    
    
       Date: 
          2014/3/6 (THU)
    
    
    
       Headline: 
          セカンドオピニオン。
    
    
    
       Contents:  
          Line で Get した医者の旧友曰く、「セカンドオピニオンを取れ、医者は信用できん」と。(おい、お前医者だろ?)
          ????よく聞いてみるとその真意は、
      「一人の医者個人の経験はどんな優秀な医者でも限られているから、別の医者の意見を必ず聞け。
      これだけで参照されるサンプル数は倍になるはず。」
      ということでした。 幸い、主治医はフランクな感じで、快く応じてくれたのでほっとした。
      旧友も医者仲間にかなり詳しく聞いてくれているので、実際はサードオピニオンか。
      結果は、(1) 主治医、(2) 旧友とその医者仲間、(3) セカンドオピニオン、(4) 自分での調査、全てほぼ同じところに帰結。 
      
          『ホルモン療法でできるだけ癌を小さくする → 放射線(外照射)で前立腺およびその周辺の残った癌をたたく。』 
      
      一部では、N1 (所属リンパ節転移あり) 
      まで進んでいたら放射線治療は行わない方が一般的とも言われているようだが、
      予後の状況を聞くと、放射線治療を行ったほうが希望がありそう。
      放射線治療開始の具体的時期は医師により若干の差があるようだが、
      PSA 値がミニマムになる時、且つホルモン治療開始後 6か月以内、という意見は一致しているようだ。
      また、癌が既に局所ではないため、高精度で位置による強弱をつけられる IMRT のメリットは生かせないとの見解も、
      患者としては残念だが納得せざるを得ない。 
          結局「頭鉄板」の治療法を採択することとしたのである。
      
      ☆参考情報1:  セカンドオピニオン~~主治医と違う学閥の医師からとること。
      学閥が同じだと治療方針も似通ったものになる傾向があるのであまり意味がなくなるらしい。 
      
      ☆参考情報2:  頭鉄板~~競輪用語だと思う。
      さらに正確にいうとよく外す車券買いが好んで使う用語。
      セカンドオピニオンを依頼した医者には通じていたぞ? 大丈夫か?。
      
    
  
  
  
    
    
       Date: 
          2014/2/28 (FRI)
    
    
    
       Headline: 
          前立腺癌宣告後の初期の生活。
    
    
    
       Contents:  
          妻がよく泣くんです。
      息子も娘も (子供は二人) 既に大学生になってどちらも京都でそれぞれ一人暮らしをしており、今は僕と妻の二人暮らし。
      家で (それなりに重度の) 癌患者と 2人きりってのは、専業主婦にはかなりつらそう。
      患者本人は普段通りなのだが、、、。「家族は第二の癌患者」ってなことを言うらしいが、まさにその通りだと実感。
      そして、これには患者会みたいなやつが効果あり。
      そこには元気な重症癌患者がたくさんいるようで、妻もかなり気が楽になった様子。
      僕も参加してみたところ、結構面白くて勉強になる。 とは言っても、妻は相変わらず頻繁に「涙涙、、、」。
      どうも喪主が嫌との理由で僕より先に死ぬと勝手に決めていたようで、身をもってそれを阻止しそうな僕を
      "自爆テロ"
      と批判するのだが、なんか、ちょっと違うような、、、??。 
      
          そして息子と娘と会う頻度が激増 (京都なので結構近い)。
      何かというと父親を悪しざまにこき下ろすふたりではあるが、それなりに心配してくれているのであろう、
      特に娘は頻繁に帰省 (寄生かも?) してくる。
      親としては正直うれしい。
      
          昨年末 (もしかすると今年からかも?~~最近、どうも記憶が??~~)
      から Line を始めた。癌宣告を受けた翌日、Line を開けると医者になった友達がポップアップで出てきておるではないかぇ?。
      登録電話番号から自動検索する Line の機能らしいが、なんと絶好のタイミングで出てくるのじゃ!。
      ってなわけで早速コンタクトを取り、いろいろとアドバイスをただでもらっているのだ。
      感謝・感謝。 持つべきものは友達とはよく言ったものです。
          これを機に、各地に散らばっていると思われる、高校、大学時代の友達を Facebook などで探してみる。
      結構捕まったので驚き。 現代の若者文化はすごい!。
      Facebook の使い方はいまだよくわからないままだがねっ。 
      
    
  
  
  
    
    
       Date: 
          2014/2/24 (MON)
    
    
    
       Headline: 
          初期のホルモン治療の副作用について。
    
    
    
       Contents:  
          2回目のゴナックス注射。 注射跡が 3日間程かなり痛い。
      1か月前の 1回目よりかなりましなのが救いだが。 でも、PSA 値が 226 → 6.9に激減!!。
          いゃ~、嬉しいっす!!。 
          ユリーフは毎日朝夕服用。 服用開始翌日 (つまり 1/22)、射精障害発生。
      立つけど出ないんです。 感覚は正常な時代とさほど変わらないのだが、、、不思議な、、、。
      一か月後の現在も症状変わらず。 立つってことは ED ではないのだろうか??。
      カソデックスは毎朝服用。 どの薬の副作用かは知らないが、性欲ほぼなし。
      ちゅうことは、やっぱ ED っすかねぇ?。
      まっ、しゃぁないか。
      
    
  
  
  
    
    
       Date: 
          2014/2/10 (MON)
    
    
    
       Headline: 
          表向き優良企業の社会的未成熟。
    
    
    
       Contents:  
          癌で仕事がどうなるかの実例を一つ。 
          1/27 の不穏な動きが現実化。
      「業務に支障なし」との診断書を先回りして出したつもりだったが、「役職剥奪、平に降格」の通知。
      どういうことか問詰めてみると、
      「君の仕事のやり方は前から気に入らん、君には以後、仕事をさせたくない」ってなことらしい。
      「正論で仕事するところが気に入らん」と。?? 
          「はぁ??!」
      ってな感じだが、降格させるチャンスを待っていたかの如く素早い対応と
      筋のさっぱり通らない理由付けには全く恐れ入る。
          表向きは優良大企業だが、社会的成熟度はこんな程度のようだ。
      残念な会社だ。 癌になるとこのような社会的ハラスメントを種々受けるようだ。
      たぶん、中小はさらに大変なのだろう、日本社会全体の成熟度を憂う。
      
    
  
  
  
    
    
       Date: 
          2014/2/3 (MON)
    
    
    
       Headline: 
          初めて最悪ではない結果に。
    
    
    
       Contents:  
          生検と骨シンチの結果を聞きに病院へ。 骨への転移なし。
      よかった~! 
          判定は、「 T3b、N1、M0、Stage D1、Gleason Score 5+4=9。」
      ぶっちゃけて言うと、「最悪に近いが最悪の手前」ってな感じか。
      "最悪の手前" ってとこが最悪でないわけだが、なんていうかなぁ~~、ふぅ、げんなり。
      
    
  
  
  
    
    
       Date: 
          2014/1/27 (MON)
    
    
    
       Headline: 
          結果は想定される範囲で最悪。 さらにとほほな一日。
    
    
    
       Contents:  
          生検実施と、MRI と CT 	の結果を聞きに病院へ。
      先ずは、仙骨麻酔して肛門から機器を挿入して生検サンプル取り。
      局部麻酔されているので肛門付近の感覚は無い。
      終了後、尻のあった付近を見ると茶色い染みが、、、!?。
      「僕、うんこ漏らしてました?」と聞いたら、「消毒液でしょ。」と看護婦さん。
      あぁ~よかった。 
          そのあと診察室で「癌確定です。 リンパ節に転移しています。
      手術で摘出できる範囲を超えています。 今日からホルモン治療開始します。
      すぐに次の検査日程決めます。」 
          
      「はぁ??!」ってなわけで、ホルモン注射 (ゴナックス) 2本打って、骨シンチの日程予約完了。
      経口ホルモン剤 (カソデックス) も新たに処方される。 結構来てもぅてる感じ。
      やべぇなと思って、一応職場に、「も少ししたら治療で少し休む可能性あり、現在のところ問題なし」
      って言ったのだが、こっちもどうも不穏な動きが、、、。
      
    
  
  
  
    
    
       Date: 
          2014/1/20 (MON)
    
    
    
       Headline: 
          癌宣告される。 とほほな一日。
    
    
    
       Contents:  
          
      昨年末に米国出張に行ったのだが、心理的に結構きつい出張だったせいもあってか帰国後どうも調子が悪い。
      12/22 の朝におしっこが出なくなり ( 30分ほどおとなしくしていたところ出るようになったのだが)、
      これはなんかおかしいと 12/24 に病院に ( 12/23 は祝日だったんで)。
      エコーチェックの結果、「前立腺肥大ですね」と。
      「若いからまあ、大丈夫とは思うが、念のため前立腺癌のマーカー検査しておきましょう。」 
      ---- [ここまでは前置き] ---- 
      
          さて、1/20、前日にグランフロントで買ったダウンジャンパーを着て再度病院に。
      「触診しましょっか。」と肛門から指入れられて、直後、パンツあげながら聞いた言葉は
      「間違っている可能性も 0 ではないが、ほぼ 100 %前立腺癌です。 PSA 値が 226 なんで。
      これ、普通は 0 で、 4 超えたら前立腺癌の確率ぐっと上がるんですよ。」 
          「はぁ??!」ってなわけで、MRI、CT の日程が即決。
      そして前立腺肥大の処方薬が変更 (ユリーフ、前立腺癌対応のもの?) されました。
          その後、妻と昼食に行ったのだが、飯食いながら泣くから、、、もぅ。
      飯は結構うまかったりしましたが。
      というわけで、新品のダウンに味噌がついた "とほほ" な一日でした。
      
    
  
  
    
      
      
      ここは[Fight]過去ログ P1, 2014 / 1月~ です。: