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    ├ Books (本) 過去ログ P8, 2017 / 7月~
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Date:     2017/12/31 (SUN)

Headline:     2017/12 に読んだ本

Contents:
    今年最終月は結局実質 1冊のみ (青空も量的にはそれなりに読んではおりますが)。 来年はもしかするといやでもようさん読むことになるかも、、、?。

(1)失われた時を求めて 2 ~スワン家のほうへⅡ
                / プルースト (訳:吉川一義) / 岩波文庫

    あらすじとして述べてしまえば数行で終わってしまう事柄が、 超修飾されて恐ろしく分厚い本になっている。 超修飾部分にこの物語の本質があるわけですが、、、部分的に半分眠りながら読んでたりして。

(2)人を見抜く技術 / 雑学活脳研究会 / サプライズブック
    年末にぶらぶら旅行行ってたんですが、途中の SA で妻の目に留まり購入されたもの。 旅行中にお宿で読みました。 まっ、別にわざわざ言われなくても、、、ってな内容ですが、人を見抜くには人と接しなければならないとのご指摘はごもっとも。 途中のコラムで紹介されている過去の偉人の語録はなかなかよいかも。

(3)芥川龍之介シリーズ4 / 青空文庫
「藪の中」「トロッコ」「侏儒の言葉」「大導寺信輔の半生」「玄鶴山房」「河童」他
    芥川終盤の作が含まれていますが、 昔読んだ時のような自死前の異常な気配を感じることはない。 なんでやろか、、、?。

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Date:     2017/11/30 (THU)

Headline:     2017/11 に読んだ本

Contents:
    プルーストは読み進めてはおりますが、 結局今月は 2冊目を読み終わることなく終了してしまいました。 今月はつじつま合わせ的に読んだ、簡単な本 2冊のみ。

(1)友情 / 山中伸弥・平尾誠二・平尾惠子 / 講談社
    妻の薦めで九州ぶらぶら旅行中に読みました。 山中先生も平尾さんも僕と同級なので根拠のない親近感がわきます。 僕にも親身になってくれる医者の友人が複数いて、大事な妻が (一人) おり、 がんに対してできる治療を淡々とやっていく覚悟があり、 生ある限り積極的に生きる意思がある。 勝手に重ねさせていただいております。 人生に対する考え方みたいのんも一部記述されておりましたが、 不思議と僕の考えと酷似していました。 ただ、彼らのように大成する人はゆるぎない志があるわけで、 ここが志に欠ける僕と決定的に異なってますね (笑、そして反省の泣)。

(2)人を奮い立たせるリーダーの力 / 平尾誠二 / マガジンハウス
    同じく妻の薦める平尾誠二語録。 不思議と僕の考えと酷似していました。 違いは、頂点まで突き詰めた経験の裏打ちがあるかないかなんですが、この差はとんでもなく大きい。 本自体は 1時間で読める程度の簡単なものです。

(3)芥川龍之介シリーズ3 / 青空文庫
「舞踏会」「魔術」「素戔嗚尊」「捨児」「杜子春」「アグニの神」他
    芥川シリーズ 3か月目。 まだまだかかりそうです。

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Date:     2017/10/31 (TUE)

Headline:     2017/10 に読んだ本

Contents:
    なかなか読めません。 最近はだれてしまって家では本も読まないし勉強もしない状態。 月末近くになって睡眠学習 (寝付くまで寝床で教科書読む) 再開したんですが、毎日寝付き超良好で学習時間は超短です。 困ったもんです。

(1)みかづき / 森絵都 / 集英社
    今年の本屋大賞 2 位とのことです。 学習塾の経営者を主人公とした物語ということで、うちの娘が学習塾のせんせだったりするもんで読んでみたわけです。 文字量膨大で結構分厚いんですが、登場人物たちの人生が何故か都合よく進展していくことだけに終始しており読み終わってなんだったのかなって感じ。 ところで本屋大賞ってどんな本がとってんのん?って気になったんでチェックしてみたら、下位入賞作は結構読んでました。 朝が来る、教団 X、火花、昨夜のカレー明日のパン、さようならオレンジ、去年の冬君と別れ、 とここまでは紹介済みで、更にそれ以前にも、 舟を編む、ペンギンハイウェイ、神様のカルテ 1, 2、1Q84、告白 (湊)、悼む人、容疑者 X の献身、博士の愛した数式。 おいおい、なんとこんないっぱい読んどったんですね、びっくり。 概ね× (バツ) ですが、いい小説も含まれており、推理系秀作、ファンタジー秀作もありますね。 本屋大賞、結構侮れないかもしれません。 ですがまぁ、これ (みかづき) はホットなうちに売りに行きます。

(2)失われた時を求めて 1 ~スワン家のほうへⅠ
                / プルースト (訳:吉川一義) / 岩波文庫

    遂に世紀の名作に再挑戦です。 死ぬまでには読んどかなあかんやろし、まぁ、新訳なら読みやすかろうし。 全 14 巻らしいんですが、いつまでかかることやら。 内容一言紹介は無理ですね。 物語的にはほぼ何の進展もないです。 この巻はマザコンの匂いが感じ取れます。

(3)芥川龍之介シリーズ2 / 青空文庫
「戯作三昧」「地獄変」「蜘蛛の糸」「邪宗門」「犬と笛」「妖婆」「鼠小僧次郎吉」他
    芥川の短編には導入部があるものが多いです。 以前は気づかなかったのですが、本編に比べて導入部が若干アンバランスに大きいものが多いような気がします。 えっ??、ったく、なに言ぅとんねんって?。

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Date:     2017/9/30 (SAT)

Headline:     2017/9 に読んだ本

Contents:
    なんやらいつもいつもえらく眠いんですねぇ、、、 ほんで、あんまり読まれへんのやろか?。

(1)光の領分 / 津島佑子 / 講談社文芸文庫
    この本は買った記憶がない、、、と思ったら、妻が昔に買ったものらしい。 どうりで、記憶にないわけです。 私小説短編集です。 離婚しただめ母の先天的ともいえそうな精神不安定な生活が悲しく綴られている。 妻によると面白くないそうです。 僕はこの手の私小説が好きです。

(2)情報法のリーガルマインド / 林紘一郎 / 勁草書房
    一見、問題点が上手に層別されその解決の端緒が解説されているように見えるのですが、 少し読み進めると、結局層別と問題の関係がわからなかったり、解決の方向が定まってなかったり、 著者が挙げる論旨補足の実例はよく読めば実は論旨と関係薄かったりで、 僕にはほぼ理解できませんでした。 大学教授の頭に僕はさっぱりついていけないということですかね。 まぁ、情報に関する法分野は「情報」とは何か、から定義しなおさなければならず、 従来の有体物を対象とする考え方を一部転換する必要があるという主張はわからんでもないのですが。

(3)太宰治シリーズ8 / 青空文庫
「正義と微笑」「惜別」「走れメロス」「津軽」他
    やっと完了!。 えらく長いことかかりました。

(4)芥川龍之介シリーズ1 / 青空文庫
「羅生門」「鼻」「酒虫」「芋粥」「偸盗」他
    昔に読んだ懐かしい短編が多いです。 天才的文章センスによって危うく積まれた人間普遍のブロックの不安定を感じます。 時代を越えて残る名作は繰り返し読むべきです (時間があればね、、、苦笑)。

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Date:     2017/8/31 (THU)

Headline:     2017/8 に読んだ本

Contents:
    盆休み中にはほとんど読んでないことを考えると、 まぁ、好成績かも。

(1)絶家を思う / 長宗我部友親 / 新講社
    長宗我部家当主による今どきのお家断絶を考える書。 でも、長宗我部氏最後の一人となる悩みってな深刻な感じでもなかったです。 長宗我部以外の氏の話は雑学として多少は面白かったですが。

(2)AV 出演を強要された彼女たち / 宮本節子 / ちくま新書
    読みかけ忘れて放置されておったのん発見したんで読みました。 内容は表題のとおり。 大変困った社会問題なんですが、さもありなんとも思います。 もの知らぬ弱者に取り入る悪人はいつの世もいてるんです。 わが娘・息子には世間にはこのような裏がよくあることを十分教えてきたつもりです。

(3)ユリシーズⅣ / ジェイムズ・ジョイス / 集英社文庫
    ユリシーズ、完読しました。 章毎に文章体系が変わり、実験的な種々試行が成功している感じ。 終章はケルアックのオンザロードの原型かも。 通奏低音である性的彷徨と妄想はいつの世でも永遠の課題なのでしょうか?。

(4)月の満ち欠け / 佐藤正午 / 岩波書店
    今年の直木賞。 芥川賞と直木賞が近くなってきたと言われているようですが、これ見る限りではまだ距離はある。 直木賞を批判するつもりはないのですが、僕にとっては読後に何も残らない作が多いのも事実。 新聞書評などで高評価なのが不思議です。 ならばホットなうちに売りに行こうか。

(5)太宰治シリーズ7 / 青空文庫
「新ハムレット」「新釈諸国噺」他
    ふ~む、なかなか終わりません。 まだしばらく続きそう。

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Date:     2017/7/31 (MON)

Headline:     2017/7 に読んだ本

Contents:
    あんまり読んでへんなぁ、、、。 もう一冊読めそうな感じでしたが、その一冊は来月に持越し。

(1)ユリシーズⅢ / ジェイムズ・ジョイス / 集英社文庫
    なるほど、これなら発禁にもなろうぞ。

(2)癒す心、治る力 / アンドルー・ワイル (訳:上野圭一) / 角川文庫ソフィア
    会社の後輩に借りました。 人間本来の治癒力を論じた本。 まぁ参考にはなりますが、あくまで補助療法でしょう。

(3)ヒーリング・バックペイン / ジョン・E・サーノ (訳:長谷川淳史) / 春秋社
    これも上に同じ。 貸してくれた後輩には、2015/12 に紹介した「免疫の意味論」を推薦しておきましたよ。

(4)ニーチェかく語りき / 三島憲一 / 岩波書店
    だれだれがニーチェのこんな部分に影響されてますってなことを哲学者が述べている本。 この手の解説書読むならニーチェ読め、かな。

(5)太宰治シリーズ6 / 青空文庫
「人間失格」「グッド・バイ」「斜陽」「ヴィヨンの妻」「姥捨」「帰去来」他
    地道に読み進めてますが、太宰シリーズはまだ続きます。

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