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    ├ Books (本) P22, 2024 / 7月~
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Date:     2024/10/31 (THU)

Headline:     2024/10 に読んだ本

Contents:
 寝込んでいる日は本も読めません (寝込んでない日もさほど読んでませんが、何か?)。

(1)人間そっくり / 安部公房 / 新潮文庫
 一見すると正しいような感じやけど実はおかしな論理に侵されていく正常人。 おかしな論理に凝り固まった人、いるよねぇ、首になったどっかの知事とか、、、。

(2)性的人間 / 大江健三郎 / 新潮文庫
 変態小説の部類かと思います。 でも、文学なんですよねぇ。

(3)自民党の大罪 / 適菜収 / 祥伝社新書
 僕が "この人ってどうよ?" と思う自民党政治家たちについて、 本書では以下のように述べられています。 この人は「議会主義をぶっ壊した」(自民党をぶっ壊す!)、 この人は「究極の国賊・売国奴」(ちょっと前の最大派閥の長、故人)、 この人は「政治家の劣化の象徴」(漢字読めません!、「みぞゆう」が有名)。  そして、この人が「手癖の悪い政商」(経産相になって自分の会社に散々利益誘導) であったことをこの本読んで知りました。

(4)密会 / 安部公房 / 新潮文庫
 ここは論理が歪んでいるのではなく世界が歪んでいるようです。 正常な世界の論理で歪んだ世界を渡っていくのはやはり無理なのでしょうか?。

(5)芽むしり仔撃ち / 大江健三郎 / 新潮文庫
 感化院の悪たれども、予科練脱走兵、朝鮮人、貧困の山村、疫病。 架空の世界で人としてのあり方を問う著者代表作の一。 残念ながら最終的には大人たちが最も卑劣なやり方で自己保身を図るのでしょうか。

(6)みずから我が涙をぬぐいたまう日 / 大江健三郎 / 講談社文芸文庫
 これは僕の理解の範囲を完全に超えている。 巻末の解説読んで余計に意味わからん、 解説書いた人もきっとわかってへんのんちゃうん?、知らんけど。

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Date:     2024/9/30 (MON)

Headline:     2024/9 に読んだ本

Contents:
 読書時間はたくさんあるはずなんですが、なんか麻薬で傾眠、、、ふぁ〜ぁ、ねむ!!。

(1)ケルト人の夢 / バルガス=リョサ (訳:野谷文昭) / 岩波書店
 アイルランドに生まれ大英帝国の手下でありながら英人によるアフリカ・南米の天然ゴム農園の奴隷的支配を糾弾し、 最後にアイルランド独立運動家として英国に処刑された男色の人物を主人公とした長編小説。 ノンフィクションに被さって折り重なっていく虚構は、ノンフィクション以上に多くを物語っている。 長いので読むのが時々苦痛ではありますが、次世代に残すべき名作かと。

(2)R62号の発明・鉛の卵 / 安部公房 / 新潮文庫
 安部公房 30 歳前後の短編を集めたものらしい。 大作家は全般的に晩年の作の方がその世界が深いよぅな、知らんけど。

(3)見るまえに跳べ / 大江健三郎 / 新潮文庫
 比較的初期の短編集。 文章自体は難解であるものの、著者の若い感性が素直に現れているような、知らんけど。

(4)われらの狂気を生き延びる道を教えよ / 大江健三郎 / 新潮文庫
 大江ワールドが完成されつつある過程にある著作でしょうか。 文章も内容も難解です。

(5)民王 / 池井戸潤 / 文春文庫
 新喜劇的政治娯楽小説。 妻曰く、下ネタが下品。 でも、まぁ、下ネタって普通下品なもんやでなぁ。

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Date:     2024/8/31 (SAT)

Headline:     2024/8 に読んだ本

Contents:
 久しぶりにまともな本をそれなりに読みましたかね。

(1)悪霊 (下) / ドストエフスキー (訳:江川卓) / 新潮文庫
 要点を簡潔に述べていただけませんか、って言いたくなるよねぇ。 大体登場人物の名前からして覚えられへん。 ボヤツキーとかトンズラーとかセコビッチとかドワルスキーとかゴロツキーとか ヤブヘビッチ・マイッタノフとかワターシャ・ウドンスキヤンとかアレクセエ・フロハイーリヤとか、 わっかりやすぅにしてくれたらえぇのに、、、。 まぁ、んなこと言うてる間はロシア文学は理解できないって?、 ふんっ、ほっといてんかぇ、僕にはもはや読書も自由なんですから。 でも、ロシア人、僕にはなかなか理解し難い感じです。 とは言いながら、帝政ロシアの閉塞感の底で社会主義が萌芽していく歴史のダイナミズムを感じます (んっ?、あなた、わかって言ぅてますか?、嘘はいかんよ、嘘は)。

(2)なにわ介護男子 / 宮川大助・花子 / 主婦の友社
 やっぱ、介護はなかなか大変そうです。 でも、明るいのはいいよね。

(3)楽園 / グルナ (訳:粟飯原文子) / 白水社
 2021 年ノーベル文学賞受賞作家の長編。 あくまでも隷属してしか生きていかれない奴隷供給地の人々。 決して楽園ではないよね。

(4)頭がいいとはどういうことか / 毛内拡 / ちくま書房
 頭がいいとはどういうこと?。 言ってることがさっぱりわかりません。 では、私が勝手にまとめましょう。 好奇心を持って見て聞いて調べて実際にやってみて、本来の性質として怠け者である脳が怠けるのんを防ごう。 運動能力と脳は繋がってるんで、体をいっぱい動かして脳を鍛えよう。 ってな感じ?。

(5)国家の品格 / 藤原正彦 / 新潮新書
 再読。 これは超良書かと。 論理でなんでも解決しようとしてもだめなんです。 日本人なら日本を学べ!。 僕の海外駐在経験でもその通りです。 日本についてはみなさん何かと興味を持って聞いてきてくれますが、 論理なんか仕事以外では誰も聞いてきませんよ。 母国を学ばないと国際人にはなれません。 小学生から英語習ぅたり、プログラミングの真似事したり、投資の練習したりしても、 中途半端な論理しか知らない出来損ないしか育たないんです。 これではせいぜいがアメリカの ぱしり ●●● になるのが精一杯なんですよ。 ごもっとも。

(6)都会と犬ども / バルガス=リョサ (訳:杉山晃) / 新潮社
 2010 年ノーベル文学賞受賞作家最初の長編。 最初の長編にはその作家のベースが濃縮されていることが多いと思う。 混沌としたペルーの街、一種異常な士官学校内の世界、折り重なっていく虚構に作家の思いが凝縮されている。 ノーベル文学賞他多くの文学賞に輝く作家の名に恥じない大作かと、知らんけど。

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Date:     2024/7/31 (WED)

Headline:     2024/7 に読んだ本

Contents:
 Under Construction.

(1)何が歴史を動かしたのか 3 / 春成秀爾他 / 雄山閣
 全 3 巻の第 3 巻。 副題は「古墳・モニュメントと歴史考古学」。  古墳がたくさんある地域の比較的近くに居住しておる関係もあってそれなりには面白い、、、 とは言いながら、学会発表とまではいかないものの論文集と言えば論文集なもんで、 まぁ、四分の三は理解不能 (笑)。  面白かったら他の二巻も買おうかなと思ったけど、 僕の知識にかすりもしない分野の論文集やし、 超たっかい本なんで、まぁ、やっぱ、パスかな。

(2)カフカの日記 / カフカ (訳:谷口茂) / みすす書房
 ふ〜む、「カミュの手帖」を読んだ学生時代の感性は、 もう僕には無くなってしまったのだろうか (嘆)。  まぁ、僕が成熟したと言うことで、よろしく。

(3)悪霊 (上) / ドストエフスキー (訳:江川卓) / 新潮文庫
 んっ、訳者は昭和の怪物投手?、違います、別人です。 感想は下巻読了後に。

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