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    ├ Books (本) 過去ログ P6, 2016 / 7月~
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Date:     2016/12/31 (SAT)

Headline:     2016/12 に読んだ本

Contents:
    学生となってからはほんまに読んでません。 結果、勉強も読書も運動も全て中途半端。 そう、中途半端なやつなんですわ (自虐)。

(1)戦争は女の顔をしていない / スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ (訳:三浦みどり) / 岩波現代文庫
    第 2次大戦のソ連軍の女性兵士や従軍看護婦たちの証言集。 日本人にとっては 7月紹介の「チェルノブイリの祈り」の方がインパクトありそうですが、こちら「戦争は~」も多くの方に是非読んでもらいたいです。 著者は昨年のノーベル文学賞受賞者、ジャーナリスト初らしいです。 そして今年はボブ・ディラン。 授賞選考の路線が変化しつつある感じですが、さて次回、期待の村上春樹氏は??。

(2)下流老人 / 藤田孝典 / 朝日新聞出版
    要点を抜き出せば 30ページ程度の薄っぺらになってしまいそうな本ですが、ベストセラー新書なだけあって読みやすいです。 新書 9割駄作説論者の僕としては、1割側に推薦したい。 下流老人にはなりたくないなぁ~って漠然と思いますが、もし長生きした場合この調子でお金使っていたら危ないかも。 ん、長生き??、まぁ、そんなにしたいとも思いませんが、、、下流老人になるには (もちろんなりたないけど) 、まず老人にならんとなぁ (笑)。

(3)狩りの時代 / 津島佑子 / 文芸春秋
    太宰の娘の遺作。 障害を持って生まれ父に逃避されてしまった兄に対する思いが小説となっています。 著者はまだ校正したかったのだと思いますが、残念ながら亡くなってしまったのでこの状態で出版されたようで、 構成に無理が残りますが、死後原稿が発見されたのならやむなしでしょうか。

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Date:     2016/11/30 (WED)

Headline:     2016/11 に読んだ本

Contents:
    会社の昼休みだけではなかなか読めませんです (泣)。 勉強放棄して読書したくなってきてます (あかんやないですかぃ!)。

(1)戦争まで / 加藤陽子 / 朝日出版社
    大学の歴史学の先生が高校生に対して行った特別講義を本に起こしたもの。 民主主義の前提である平和主義が崩壊しそうな現状の次世代を担う若者へのメッセージ。 いいと思います。 高校生たちはこの講義に鋭い反応を示していたそうですが、僕は反応とっても鈍いです。 既に感性とっても鈍ってるんでしょう。 ニュートラルな立場でエビデンスを基に説かれた歴史の事実に、若者たちは平和への思いを新たにしたのでしょうか?。

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Date:     2016/10/31 (MON)

Headline:     2016/10 に読んだ本

Contents:
    結局勉強も読書もどっちつかずで成績悪し (泣)。 たまった未読書はその量を少なく見せるため平重ねで置かれています。

(1)原論文で学ぶアインシュタインの相対性理論 / 唐木田健一 / 筑摩書房
    昔に見かけた内山龍雄氏の名著「相対性理論(岩波文庫)」が見当たらないんでちょっと違うのん買いました。 しかし、僕の脳にとっては既に理解不能となっております。 前に岩波文庫読んだときは一応理解できたような、、、???、、、(嘘はいけません)。 念のため岩波文庫買いなおしました (無駄金)。

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Date:     2016/9/30 (FRI)

Headline:     2016/9 に読んだ本

Contents:
    ふ~む、結局 2冊。 1冊目はかなり分厚い 2段組みの論文なんで、まぁ、2冊でよしとしてやろうぞ。

(1)戦場の性 / レギーナ・ミュールホイザー (監訳:姫岡とし子) / 岩波書店
    第二次世界大戦におけるドイツ軍の性行動の検証。 当然と言えば当然の戦場の実態を資料から繙く論文で、内容はよくできていると思います。 逆に言えば資料を重視しているので実態に踏み込めていない部分がありそう。 男はこのような論文は書かないのでしょう。 資料に当たらずとも実態は判るしそれが表に出てこないこともまたよく判るが故。

(2)先駆け!梅田雲浜 / 大原哲 / 文芸社
    がん友による自著の自費出版。 梅田雲浜、初めて知りました。 闘病しながら作品を上梓する心意気に一票。

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Date:     2016/8/31 (WED)

Headline:     2016/8 に読んだ本

Contents:
    前月はたったの 1冊だったんでちょっと頑張りました、、、。 つまり、すぐ読めそうな簡単な本を選択して読みました。 来月は久々に 2段組みの論文的分厚い著作からスタートなんで、もしかすると 0冊かも。

(1)たんぽぽ団地 / 重松清 / 新潮社
    取壊しが決定している団地をめぐるファンタジー。 ここ何年かはファンタジーの気分ではないので読後感もいまいちなんですが、中学生くらいの若者が読書に親しむにはいいかも。

(2)テロリストの息子 / ザック・エブラヒム、ジェフ・ジャイルズ (訳:佐久間裕美子) / 朝日出版社
    表題の通りの境遇にある者の語る実情。 文章、構成は (たぶん原文から既に) 稚拙です。 別のライターが書けばもう少し異なったものになったのかもしれませんが。

(3)検察と武士道 / 徳久正 / 文芸社
    辞め検が検事時代に手がけた事件への対応姿勢を本にしたもの。 守秘義務の関係で詳しくは書けないのであろうが隔靴掻痒感否めず。 検事として真摯に業務に勤しんでくれていたことについては感謝でしょうか。

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Date:     2016/7/31 (SUN)

Headline:     2016/7 に読んだ本

Contents:
    勉強月間なんで、、、1冊! (泣)。

(1)原発メルトダウンへの道 / NHK取材班 / 新潮社
    大規模プラントは対処不能事故の場合、自然終息に向かうように設計しなければならない。 それができなければそのプラントを建造してはならない。 この工業技術の基本を最初から踏み外してしまった原発。 導入過程における指導者どもの愚か (万年ヒラからの視点!?)。 人間は馬鹿ですね、特に集団となると優れていたはずの人まで馬鹿になるのです。

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