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          5/12(TUE)~18(MON) でイギリスに行ってきました。
      見かけ 1週間ですが実質現地 4日間なんで、結構弾丸ツアーでした。
      ロンドンから電車で 1時間半くらいのところに住む娘と会うため、土曜にロンドンフリーとなる条件で、
      コッツウォルズも見たいっちゅう妻の要望も容れて、
      1日コッツウォルズと半日ロンドンの観光が付いたパックツアーを選択しました。
      パックツアー参加は初めてです。
      
          まず準備。
      パスポート、Eチケ、お金、携帯スリッパ、シャンプー&リンス、着替え、おしり貴族、、、。
      粘膜系やられてるんでおしり貴族 (トイレに流せるウェットティッシュ) デビューです (笑)。
      さて出発。
      前日に積込みをほぼ終えておいたスーツケースの蓋を初めて閉めて玄関に移動したんですが、、、
      なんちゅうくっそ重たい、家出る前に既に腰痛がハードに始動です (泣)。
      必死で徒歩 1分のバス停まで移動して何とかバスに乗り、電車に乗り換えて関空着いた時点で既にくたくた。
      スーツケース 1つに納まるかどうか容量のみに神経が集中しており、重量の考慮が完全に欠落してました。
      一人ずつ別々のバッグにすべきでした。
          アムステルダム経由で行ったんですが、12時間エコノミーはきっついっす。
      更に+1時間のロンドン含めて計 13時間の腰痛エコノミー地獄をなんとか耐えてヒースロー空港に着いたら、
      そのツアーの参加者は僕たち 2人だけだったのに車でお迎えが来てくれており、
      もうくっそ重たいスーツケース運ばんでええっちゅう、パックツアーのありがた味を実感しました (うれし泣)。
      ホテルチェックイン後、街のカフェで晩ごはんを食べて勘定に £50札出したら、
      透かして見たり偽札判定ペン塗りたくってみたり、店員が寄ってたかってわいわい言ってるんで、
      「いけますか?」って聞いたら、店長らしき人が出てきて
      「偽札かと思ったら偽札判定ペンが偽もんやったわ」ってしゃれた冗談と共におつりくれました。
      高額紙幣事情はむしろ中国に近いのかもしれません。
      
    
    
    
      
          翌 13日はパックに付いてたロンドン観光半日ツアーで、他の参加者の皆さんと同じように写真撮りまくり。
      (写真はツアー車の中からとったビッグ・ベン。)
      
      

      
        実は、アイフォンのインカメの画質が悪いんで今回用に自撮りカメラ買ったんですねぇ。
      一番安いやつなんですが、これ、結構いいです。
      気軽にどこでも自分入り記念写真が撮れちゃいます。
      基本自撮りなんですが、グリニッジで本初子午線跨いだのんはツアコンさんに撮ってもらいましたところ、
      子午線跨いでるとこ写ってへんやんか~って感じでした。
      撮ったらすぐにうまいこと撮れてるか確認しましょうね、デジカメなんだから。
      (僕はフィルム世代、妻は写真に興味なしです。)
        ツアー一緒だった日本人のおっちゃんに新婚旅行ですか?って聞かれて、さすがに笑ってしまう事件も。
      半日ツアー後は、イギリス来たらやっぱこれでしょって、パックに付いてたパーク・インターナショナル・ホテルでのアフタヌーン・ティー。
      3段の皿の下段に乗る数種のサンドイッチの一つを食して
      「この芋サラサンド旨いな」って日本語で妻に言ったんですが通じなくって不思議だったところ、
      実態はどうも卵サンドだったようで、指摘された後は不思議にも僕の味覚は芋サラから卵に変化していました。
      妻はスコーンとクロテッドクリームが今まで食べた中で一番おいしかったと絶賛でした。
          夜は娘と待ち合わせて 3人で老舗ジャズバーのロニー・スコッツに。
      実はジャズには全然興味ないんですが、
      何年か前にジェフ・ベックがここでライブやったビデオがあり、
      その雰囲気がむっちゃよかったんで行ってみました。
      娘に "食事する" を選択して予約入れてもらい 1人 £35 だったんで、
      食事付いてこれならかなり安いなって思ってたら、食事できる席が予約されていただけで食事代は別でした。
      世の中甘くないです。
      前座のおっさんバンドの間はがらがらだったのに、メインショーでは空席ほぼゼロで、
      僕たち 3人の座る 4人掛けのテーブルにも 1人で来ていた若き英国美女が相席する状態!。
      結構人気のアーティストだったようです。
      日本なら喜んで美女と語り合うところですが、僕の英語に難ありなんで無理でした。
      美女には日本語勉強してきてほしかったです (?)。
      メインショーのアーティストは Meshell Ndegeocello って人で、
      ジャズというよりブルース系の感じで、
      エリック・クラプトンと共演して緊張しましたってさりげなく自慢したりしていたものの、
      演奏はかなりよかったです。
      まさに目の前 ( 7, 8mくらい) で聴けたんで僕は静かに感動したりしてたんですが、
      妻と娘は静かに延々おしゃべりしてました。
      そして食事もしっかり高かったです。
      カードで払ったんですが、周りが暗いもんで伝票に何書いてあるかさっぱり見えずサインする場所もどこだか判らん始末で、
      見てもらおうと娘に渡したら受け取った娘は上下ひっくり返してました。
      どうも逆さまで伝票にサインしようとしていたようです。
      だって老眼鏡なかったら全然見えへんのやもん (泣)。
      
    
    
    
      
          14日、アイフォンにセットした目覚ましが鳴らず 30分ほど寝坊してコッツウォルズツアー集合に遅刻しそうになる。
      昨日、女性化した僕の地図判読能力低下のためロニー・スコッツの場所が判らずグーグルナビ使ったんですが、
      位置情報オンにしたんで知らんうちに現地時間に勝手に切替わっておったようで、
      コッツウォルズの村で間抜けな目覚ましが鳴ってました。
      
      

      
      (写真は世界一美しい村と言われるコッツウォルズのバイブリー。)
      前日のツアーとはメンバー変わって雨男か雨女がいたんでしょうか、
      終日雨で寒さ爆発ってなわけで、英国田園 4つの村巡りは暖を取るため茶店巡りに変更させていただきました。
      何しに行っとんねん!、なんですが、ほんま寒かったんです。
      おかげでクリームティーってなやつも食すことができてよかったです。
      どこの茶店でも地元のおばあちゃんたちが集まっておしゃべりしており、
      なんやかんやとメニューがよく判らない僕たちをヘルプしてくれたりして、
      イギリスっておばあちゃんが楽しそうにしてる国なんだなって感じました。
      そういえば昨日はロンドン街なかの観光客があんまりいてないとこを地図見ながらうろうろしてたら、
      道に迷ったんか?っておじいさんがヘルプしてくれました。
      さすが、紳士の国です。
      日本と違って年寄りに余裕があっていい感じです。
      話戻ってコッツウォルズでは一緒だった日本人に再び新婚旅行と間違えられてまた苦笑。
      あと 2年で銀婚式なのに。
      バイブリー、バーフォード、ボートン・オン・ザ・ウォーター、ストウ・オン・ザ・ウォルド、
      どこもほんまに美しいイングランド田園の村なんですが、
      勉強不足でそれらの違いを認識できずどこも同じに見え、京都の寺巡りする英国人観光客の気持ちを味わってきました。
      
          15日は、午前はナショナル・ギャラリー、午後はブリティッシュ・ミュージアム
      (大英博物館) で文化的な一日を過ごす。
      ほんとはもっと時間をかけてゆっくり回るべきところではあるんですが、、、
      僕らの文化価値理解能力の程度は低いんでこれでちょうどかもしれません。
      程度を合わせてくれたのか、展示はどちらもぞんざいって言うか、
      日本では考えられないくらいテキトーでびっくりしました。
      世界的名品に対するいたずら小僧対策ほぼなしです。
      写真もみんな撮りまくり。
      でも、入場料もただだったりして、こんな展示の仕方も文化財を身近でっちゅうイギリスの文化なんでしょうか。
      お昼はパイをテイクアウトして労働者のおっちゃん達に交じって公園で食べたりして、
      にせロンドンっ子してました。
      ブリティッシュ・ミュージアム付近の公園で食べたんですが、
      この辺り、道にごみいっぱい落ちててきれいじゃないです。
      晩は、パックに付いてたディナー。
      シンプソンズ・オン・ザ・ストランドっちゅう、まあ、フォーマルな店でローストビーフを食す。
      ドレスコードありって言われてたんで一応ジャケット着てったりしたんですが、これも結構テキトーでした。
      ミールクーポン渡して "これ" って食べてたら、書いてなかったデザートが出てきたりしたんで、
      「全部クーポンに含まれてんの?」って聞いたら、
      店員さんが「含まれてないよ、でもこのまま払わんと帰ってもええよん」
      って僕の肩もみながら冗談言ってくれてました (たぶん)。
      もちろん一銭も、いや、1ペンスも払わずに退出しました。
      ドレスコードある店でもこんな感じみたいです。
      
    
    
    
      
          実質最終日の 16日は、娘と一日を過ごす。
      朝ゆっくりめに 10時ロンドン塔からスタートしたんですが、
      ここ、世界遺産で入場料たっかいのに展示はバッタもん的でなんじゃこりゃ感満載でした。
      次にピカデリー・サーカスの中華街に移動してビュッフェスタイルの中華食べましたところ、
      食量比 (?) は僕娘妻の順に 1:2:3 でした。
      女性はビュッフェスタイル (別名食い放題) に力を発揮します。
      そのあと、気持ちいい春の日差しを受けながら、時差ぼけで眠たい病人の僕には魅力的すぎる、
      昼寝に最適な芝生の広がるケンジントン・ガーデンをダイアナ妃を偲びながら散策したり、
      市街を走る 2階建てバスの一番前のパノラマ席に娘と座ってロンドンの街並みを眺めながら小学生の遠足的感動に浸ったり、
      スタバのハッピーアワーでフラッペチーノを半額で食べたり、
      スーパーでミール・ディールってなやつを学んで試しに買ってみたりして、
      妻と娘と 3人で異国の休日を堪能しました。
      明日は早朝便で帰国なんで、また寝坊したら洒落にならんちゅうわけで念のためモーニングコール
      (日本みたいに自動でない) を頼んでから寝ました。
      
          17日、幸いにも寝坊することなく無事ヒースローまで送ってもらい待ち時間にぶらぶらしてましたところ、
      
      

      
      結構いいお土産をいくつか発見し、残ってたポンドほぼ使い切りました。
      消費税 20%って侮れません、正規品が街なかのバッタもん屋より安かったりします。
      これにより、ハロッズのくまちゃんがうちに来ることとなりました (写真)。
      
          去年より更に頼もしくなったの娘の成長を目の当たりにし (なんか体積も成長していたような)、
      上記以外にも、バッキンガム宮殿衛兵交替チラ見、タワー・ブリッジ、ビッグ・ベン、ウェストミンスター寺院、
      アドミラルティ・アーチ、トラファルガー・スクェアなど、主要な名所もきっちり押さえ、
      チューブ (ロンドンの地下鉄) 乗りまくりで充実した楽しいイギリス旅行でした。
      腰痛も何とかいけたし、おしり貴族も活躍してくれました。
      そして英語はほとんど使わずでした!! (ロニー・スコッツの美女がちょっとなぁ、、、)。
      対ポンドがえらい円安で現地で思ったよりかかってしまい、一番安いツアーで行ったものの予算オーバー。
      猪苗代湖一周に続き年間目標 2つ目を達成したものの、
      今年の赤字額は昨年を楽勝で越えるものと思われます (泣)。
      
          おまけ:
      デジカメの写真をパソコンに取り込んだんですが、
      画質いまひとつでアイフォンインカメと大して変わりません?。
      よく見ると、デジカメが低画質モードに設定されてました。
      せっかく新しいのん買ぅてったのに、、、あほやんか (泣)。