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    ├ Books (本) 過去ログ P10, 2018 / 7月~
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Date:     2018/12/31 (MON)

Headline:     2018/12 に読んだ本

Contents:
    今年は青空除いて 80冊読みました。 一見好成績ですが、内結構な分量が自炊本 (主に推理小説) なのは残念です。 でも、年間目標は一応達成やから、まぁ、えぇか。

(1~3)レイテ戦記(二~四) / 大岡昇平 / 中公文庫
    戦争とはかくもばかげたものなのか。 実現可能性のない作戦、よくわからんからってテキトーに作画された地図を頼りの行軍陣取り、 届かない重要指令、勘違いで命拾いしたり逆に想定外の戦闘が始まったり、 司令官が勝手に自分だけ戦線離脱したり、大嘘の戦果報告したり、 その大嘘信じて立てられた作戦、敵かく乱のための味方のダミー情報を真実と誤信、などなど。 自分がそこにいたら、ほんま、最悪です。 そして最後に戦勝国がいかに身勝手ご都合主義かってなことが、 ちくっと列挙されているところがみそ。 何れにせよ戦争は絶対悪。 ところでやっぱこの本、参照用の地図を別冊で絶対付けるべき!。

(4)ホーム・スイート・ホーム / 赤川次郎 / 集英社文庫
    卒論の資料漁りに在籍大学の図書館行ったら、ハッピー・バッグとか銘打って、 職員推薦の目隠し本が 3冊ずつ入った大学ロゴ入り布バッグがいっぱい置いてある。 布バッグはくれてやるから学生どもはこれ借りて読書にいそしむべし、っちゅうわけです。 ほんでバッグゲットしました。 早速活用!ってな感じでお薬手帳と処方箋これに入れて薬屋行ったら、 ロゴ見た馴染みの薬剤師のおっちゃんが「わし、この大学出たよ」って言ってきて、ちょっと話弾みました。 あっ、そうそう、この本はそのうちの 1冊。 他の 2冊は既読でした。

(5~9)模倣犯 (一~五) / 宮部みゆき / 新潮文庫
    古本屋→自炊。 よく考えると、そんなにうまいこといくかぁ??、ってな展開ですが、 なかなかおもしろいです。 傑作の部類でしょうかね。 でもこれ、中盤は "いやミス" やでなぁ。

(10)夏目漱石シリーズ10 / 青空文庫
「琴のそら音」「手紙」「趣味の遺伝」他
    漱石は来年も続く。

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Date:     2018/11/30 (FRI)

Headline:     2018/11 に読んだ本

Contents:
    自炊本ばっかりですが、知らんうちにたくさん読んでます。

(1)嫉妬と自己愛 / 佐藤優 / 中公新書ラクレ
    何を思ったか妻がこれ買ってきたんで読めと言います。 職場の男性トイレに落ちている大便の謎が嫉妬と自己愛の論理で解けるっちゅうんですが、、、??。 確かにむか~し僕の職場のトイレ個室外小便器前床面上に、 大便がころっと置かれていたことがありました。 ふ~む、謎は解決されたと言えるのでしょうか?。

(2)ラッフルズホテル / 村上龍 / 集英社文庫
    古本屋→自炊。 推理小説ばっかでもなんですんで、近所の古本屋にあったのん買ってみました。 自身が監督した映画を小説化したのだとか。 80年代を思い出す感じです。 僕は春樹よりも限りなく龍派。

(3・4)ぼんくら (上・下) / 宮部みゆき / 講談社文庫
    古本屋→自炊。 時代劇推理小説。 時代劇なんでやはり本格推理小説とはなりにくいようで、 人情ものとなっておりますが、それはそれで悪くないと思います。 江戸の昔を想像しながら楽しんで読みました。

(5~10)女子大生会計士の事件簿 (1~6) / 山田真哉 / 英治出版
    古本屋→自炊。 カラフルカバーの新書サイズできれいに全 6巻そろってたんで買ってみました。 題名からするといまいちなんやろなぁって思いながらも暇に任せて読みました。 ここに出てくるような不正会計って、やっぱあるんでしょうねぇ。 でも、もっとちゃんと会計士の鼻の効かないところでせなあかんでなぁ??、 って思ってたら、ゴーンが大金ちょろまかして懐に入れ、長年日産に不正会計させてたとか、、、。 30年もサラリーマンしてると、登場する会計関係のこと、なぜかほとんど知ってますね。 別に財務や経理やってたわけではありませんが、 会計 / 税務の基礎を知らなければできないような仕事もやってきたということでしょうか。 ところどころマーカーが引いてあって、 前の持ち主が会計士のゆる~ぃお勉強なんぞをしておったものかと。 ちなみに、事件はすべてハッピーエンドでした。

(11・12)本家ゴーマニズム宣言 (1, 2) / 小林よしのり / ワック
    古本屋→自炊。 ご存知、時事問題 (だけではないですが) について右寄り著者がゴーマンに語るマンガです。 立ち位置異なるものの、 物事の根底を考えることなく周囲に迎合することを良しとしない態度は賛成できます。 著者は著者なりに勉強しておって、なおかつかなり社会的行動してたりすることもあってか、 マンガの割には字がやたらと多く読むの時間かかりますね (たぶん新書より時間かかる!)。

(13)夏目漱石シリーズ9 / 青空文庫
「明暗」他
    明暗、漱石の未完の遺作で、たぶん初読。 なんとも歯切れが悪いっちゅうか、読んでて結構いらいらする類です。 もともと新聞連載なんで、毎日区切って読むにはもしかしたらいいのかもしれませんが、 どうも残念な感じがするのは僕だけでしょうか?。

(bonus)The Remains of the Day / Kazuo Ishiguro / Over Drive Library
    なんやら知らんけど、"借りる" ボタンをポチってしまいました。 プロローグは前に読んだんで第 1 章から読み始めたんですが、 久しぶりに電子辞書開いたら電池切れてました。 (この形式の電子書籍はコピペができないみたいで、ネット辞書はむしろ使いにくい。) ってなわけで、貸出期間 8日の内の初日はほぼ進まずでしたわ。 で、8日間で第 1 章 "のみ" 読みましたです。

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Date:     2018/10/31 (WED)

Headline:     2018/10 に読んだ本

Contents:
    ふっ切れた感じで (何が?)、自炊本たくさん読みました。

(1)憲法 9条へのカタバシス / 木庭顕 / みすず書房
    東大名誉教授の法学者 (歴史学者?) による、憲法 9条の掘り下げを試みた書。 卒論の端緒になるかと読んでみましたんですが、 著者こばけん (こばあきらが正しい) →けんこば (ケンドーコバヤシ) →きむ兄 (木村祐一)。 けんこばときむ兄ってそっくりやでなぁ。 ってな感じで本の中身は全然頭に入っていません。 卒論一歩も進まず。

(2~5)史記 4~7 / 北方謙三 / 角川時代小説文庫
    古本屋→自炊。 全 7巻完結。 読みやすいです。 北方水滸伝を以前に読みましたが、同じ感じの世界観で書かれていました。 歴史に興味を持つ端緒として中高生に推薦したいです。 三国志もあるようです。

(6)それ、パワハラです / 笹山尚人 / 光文社新書
    古本屋→自炊。 いまさらってな気もしますが、古本屋で見つけたんで読んでみました。 2012年初版でちょっと古いせいもあってか、 既に調査済みのことばかりで、特に目新しいことはありませんでした。

(7)銀河鉄道の父 / 門井慶喜 / 講談社
    賢治ファンの妻が買った直木賞本。 妻の評価は低かったのですが、それは当てにならぬと自ら読んでみました。 結果、妻は正しかったです。

(8)少年法は誰の味方か / 佐々木知子 / 角川 one テーマ 21
    古本屋→自炊。 2000年初版と古いですが、ちょっと目にとまったんで買ってみました。 推理小説ばっかでもなんですからね。 著者は、辞め検議員 (現在議員かどうかは知りません) の作家らしいです。 応報刑法べったりみたいです。 確かに凶悪犯に特化してみればうなずける一面もあるとは思いますが、 全体にバランスが悪いように感じます。

(9)ポイズンドーター・ホーリーマザー / 湊かなえ / 光文社文庫
    妻が新品を買う→不快感に堪えられず中途放棄→自炊。 イヤミスの女王の手による短編集ですが、イヤ感はそれほどでもなかったです。 同じ事実を裏側から見るとここまで違って見える場合があるってことを再認識させてくれます (あくまでもお話の中で)。 湊かなえと言えばやっぱり「告白」かな (内容はもう覚えてませんが、イヤぁ~なインパクトが大きかったのは覚えています)。

(10)ド S 刑事・朱に交われば赤くなる殺人事件 / 七尾与史 / 幻冬舎文庫
    古本屋→自炊。 ほぼ何も考えずに読める推理小説。 TV ドラマにもなっていたらしいのですが、 なんぼ美女でも偏執死体マニアっちゅうのはさすがにお茶の間によろしくないとのことのようで、 このマニアックな設定は TV では完全カットされていたとか。

(11)人形館の殺人 / 綾辻行人 / 講談社文庫
    古本屋→自炊。 多重人格者による自己崩壊型犯罪が、著者人気の "館シリーズ" に取り入れられたもの。 推理小説としての評価は分かれそうですね。 多分否定派が多いのかと。 僕もどちらかと言えば否定派かなぁ。

(12)黒蜥蜴 / 江戸川乱歩 / 講談社
    古本屋→自炊。 なんとなく同著者の少年探偵団シリーズを思い出す作風。 但し、このお話の中では人は死にます (少年探偵団では死なない)。

(13)レイテ戦記 (一) / 大岡昇平 / 中公文庫
    レイテ戦を丁寧に追った戦記。 資料を基に客観的に記述された部分が大半だが、 ぽつぽつと著者の感情が挟んである。 その立ち位置に全面的に共感するわけではないが、 巻末の大江健三郎の解説を読むとなるほどと思い返せる部分もあり、 1度読んで 2度楽しめる構造となってました。 でも、よっぽど丁寧に読んでも戦いの全体的進行はわかりません。 もっと地図入れてくれよ!、地図!!。 客観記述文に図表付けんのん常識やろって思うのは僕だけ?。 特攻はこの時の比沖海戦が最初。 知りませんでした。

(14)陰陽師 / 夢枕獏 / 文春文庫
    古本屋→自炊。 これ、映画かなんかになってましたっけ。 話題になったその時に読み方覚えたような、、、おんみょうじ。 今はゲームもあるらしいですね。 公務員がゲーム主人公になる時代ですか (陰陽師は昔の公務員、 まぁ、現代の公務員たる検事やらお巡りさんやらはゲーム主人公になってそうですが、、、 知らんけど)。

(15)夏目漱石シリーズ8 / 青空文庫
「道草」他
    改めて時間をかけて読んでみてるわけですが、 漱石って何かとすごいです。 長編新聞小説なんぞは構成的に不完全って思ったりもするんですが、 そんな表面的欠点を超越する、あまりに人間的な通奏低音を感じずにはおれません。

(おまけ)李陵 / 中島敦 / 青空文庫
    北方史記の解説によると、これに触発されて北方氏は史記を書いたとか。 もちろん過去何度か読んではおりますが、もう一度読んでみました。 敦没後に遺稿として発見されたとのことです。 漢文学者家系の作家が読み解いた史記の一部。 淡々とした簡素な筆致がいいです。 北方史記で李陵・蘓武・司馬遷の関係を一応把握してから読むと、 昔に読んだ時とはまた違う感想が沸いてきました。

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Date:     2018/9/30 (SUN)

Headline:     2018/9 に読んだ本

Contents:
    プルーストはちょっと (??ちょっととは思えませんが??) お休み。 そして bonus もない。

(1)知性は死なない / 與那覇潤 / 文芸春秋
    精神を病んでのち、社会復帰した歴史学者によるメッセージ。 知性とは外部との関係に依って初めて機能する。 従って地頭 (じあたま) や潜在能力はそれ単体では無意味。 うぅぅ~~、耳が痛いです。 残された時間で僕は知性を発揮できるのでしょうか? (そもそも潜在能力がないって?、ふんっ、ええやんか、気持ちの問題です。)

(2・3)アリアドネの弾丸 (上・下) / 海堂尊 / 宝島社文庫
    古本屋→自炊。 医療サスペンス。 解決されない闇も残る終わり方ですが、面白かったです。 同シリーズ、バチスタの TV ドラマで、厚労省の白鳥技官を中村トオル (長身やせ型) が演じてましたが、 白鳥技官って中年の小太りのおっさんが正解みたいです。 (バチスタ読んだときはこの白鳥ギャップには気付かなかったですが。)

(4・5)明智小五郎事件簿Ⅰ・Ⅱ / 江戸川乱歩 / 集英社文庫
    古本屋→自炊。 ご存知、名探偵明智小五郎が事件を解決していく短・中編探偵小説集。 (作者がテキトーに設定したと思われる) 事件発生時期をマニアックに読み解いて、 ご丁寧に時系列順に並べ直した掲載順としているらしいです。 明智小五郎と言えば、小学生のころポプラ社の少年探偵団シリーズを喜んで読んでいました。 少年探偵団シリーズでは人は誰も死なないのですが、 同じ明智小五郎でもこの事件簿ではほとんど毎回人が殺されてました。 変態倒錯気味のものが見受けられましたが、 ネットでググると著者はその辺りに大変な興味を抱いていたとか。

(6)インパール作戦従軍記 / 火野葦平 / 集英社
    現実的には陸軍の手先となっていた戦時の人気作家による手記。 中退とはいえ早稲田大学に学んだエリートであったはずなのに、 この戦争の大局を全然理解できていなかったようで、 まさに帝国陸軍的な考えに終始していたことに驚きです。 逆に言えばそれほどまでに日本軍の情報統制が成功していたのでしょうか。 しかし、さすがに前線 (かなり前線に近いところまで行っていたようです) の状況を体感してからは、 検閲を気にしながらも表現が変わってきています。 いずれにしても戦争は絶対悪です。

(7)妻に捧げた 1778 話 / 眉村卓 / 新潮新書
    がんが発覚して 5年の闘病ののち逝った妻に、 その間毎日 1編ずつ物語を捧げた作家である夫の手記 (手記ではないか?)。 その物語を抜粋して、夫の注釈的手記を挟んだもの。 夫婦が愛し合えるっていうことはいいですね。 僕の妻の評ではいまいちとのことでしたが、僕は悪くないと思いました。

(8~10)江戸川乱歩名作選 1,3,4 / 江戸川乱歩 / 春陽文庫
    古本屋→自炊。 で、2巻がない。 5巻以降もない。 何れも昭和 47年の版でしたが、巻末に印紙の出来損ないみたいのんが貼ってあります。 昔はこんなんを貼って冊数を数えて印税を払っていたなんて話を聞いたことがあり、 もしかしてこれがそれなんか?、とか思ったりもしますが、 昭和 47年ってそんな年代やったんやろか? (違うかも?、その時僕は 9歳。)  まぁ、推理小説なんで面白いことは面白いですが、変態系の話はどれも前置きが長いです。

(11~13)史記 1~3 / 北方謙三 / 角川時代小説文庫
    古本屋→自炊。 深く考えなければ極めて心地よく読みやすい。 もちろん著者は十分に史記の研究をしているのでしょう、 だからもっとしっかり読み解きたいような気がするものの、 やっぱ、この著者の作品は心地よく読んでしまいますよね。 全 7巻。

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Date:     2018/8/31 (FRI)

Headline:     2018/8 に読んだ本

Contents:
    今月は bonus なし。 それって盆休みっちゅうことですか?。 自炊推理本ばっか読んどってはいけませんぞ。

(1)失われた時を求めて 9 ~ソドムとゴモラⅡ
                / プルースト (訳:吉川一義) / 岩波文庫

    結構意味わかりませんが、 雰囲気は (やっぱり源氏物語で) なんとなくわかるような気がする。 どいつもこいつも誰も仕事してませんね (その点僕も同じですが置かれた環境は全然違う)。

(2~6)ソロモンの偽証 (二~六) / 宮部みゆき / 新潮文庫
    Windows Updateしたらスキャナー自然治癒しました。 で、自炊再開。 第 1巻はいまいちでしたが、2巻以降は結構面白く読みました。 中学生たちが自校で起こった転落死事件の真実を裁判形式で解明していくお話で、 設定や中学生たちの行動には無理を感じるものの、 作者が長年考えながら書き続けた熱意が随所に見受けられてよかったです。 内容分類としてはやっぱり推理小説でした。

(7)日の名残り / Kazuo Ishiguro (訳:土屋政雄) / 早川 EPI 文庫
    ご存知 2017 年ノーベル文学賞受賞者の代表作で、 ブッカー賞 (こんな賞全然知りませんでしたけど) も受賞した作品。 なるほど、いいですね。 言うたら英国の近代最後期 (かな?) の貴族文化について書かれた現代の小説なわけで、 舞台が近代以降となるとある程度その国の文化を知らないと理解できない部分が本来多々あるのでしょうが、 本書筆致はそれほどその当該文化の知識を必要としない比較的普遍的アプローチで書かれています。 (プロローグ原文ではそうでもなさそうでしたが、、、。)  従って、僕のレベルでもそれなりに理解解釈できたような気がするわけです。 たぶん訳 (やく) がよいせいも多分にあると思います。 5月にせっかく原文でプロローグ (だけ) 読んだんで、 残りも原文読んでみるか?って思ったりもするんですが、、、 えぇ~、まぁその~、前向きに検討します (政治家ですか?)。

(8)夏目漱石シリーズ7 / 青空文庫
「行人」「模倣と独立」「こころ」「私の個人主義」「硝子戸の中」他
    漱石もなかなか時間がかかりますようで、、、。

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Date:     2018/7/31 (TUE)

Headline:     2018/7 に読んだ本

Contents:
    まぁ、この暑さやったらこんなもんかなぁ。

(1)失われた時を求めて 8 ~ソドムとゴモラⅠ
                / プルースト (訳:吉川一義) / 岩波文庫

    特殊性愛嗜好種の特質ゆえ、 互いに同種の匂いを巧みにかぎ分け出会ってすぐに関係を持つ。 現代ではこれが多数派種にも敷衍できるらしいとのことですが、、、?。 (用語に若干の現代的問題を孕んでいますが、ほぼ訳文のまま使用しました。)   月末現在 9巻を読み進めておりますが、10~14巻はまだ購入しておりませんので、 9巻完了時点で一休みして卒論でも書き始めようかと思案中。 つまり卒論は未だ未着手。 以前、6月から、とかぬかしておったような気もいたしますが、何か?。

(2)歴史人物・意外なその後 / 泉秀樹 / PHP文庫
    後述の「武士道」の貸出延長申請したんですが、 ほかの誰かが予約しておって連続で借りられなかったもんで、 その間のつなぎっちゅうことで Overdrive Libraryで読みました。 これは日本語ですよ。 PHP 文庫なんで、全く期待薄でありましたが、残念ながら読んでまさにその通りでした。 あぁ~、眠!!。

(3)ソロモンの偽証 (一) / 宮部みゆき / 新潮文庫
    拘束時間中に眠らないための推理小説シリーズ、 どうせすぐに裁断して自炊すんのんやから新品買う必要全然ないでなぁ、 って潜在的に思っておったからでしょうか、 近所ぶらついてたら古本市みたいのんやっててそこで 6巻セットで買いました。 ふーむ、おもろないんであんまり進みませんな。 推理小説でもなさそうやし、ほんなら普通の小説か?って思って読んでみるも、 あまりにステレオタイプの人物プロットには全くの興醒めで、 やっぱりこの作家は推理小説やないとあかんのやろなって感じ。 「地下街の雨」ってのは推理小説と違いましたがそれなりによかったんですが、、、。 まぁ、読むのんが苦痛っちゅう程でもないんで 6巻全部読みますよ、、、 って言ったとたんにドキュメントスキャナー壊れて使用不能で、新たな自炊できず!。 んっ??、まだ 1巻やんか、2巻以降どうするかなぁ~~、あぁ~眠!!。

(4)夏目漱石シリーズ6 / 青空文庫
「満韓ところどころ」「門」「思い出すことなど」「彼岸過迄」他
    スキャナー故障で推理小説 1冊だけやったんで、 こちら青空は結構たくさん読めました。 「門」「彼岸過迄」は再読のような気もしますが、真実は不明。 まぁ、どちらでもええです。

(bonus)Bushido, the soul of Japan / Inazo Nitobe / Overdrive Library
    一応英語の勉強に、っちゅうわけでOverdrive Library継続。 新渡戸稲造が日本の道徳について西洋人に理解してもらうべく英語で著した本。 Adaptedなんで、西洋人のなんとかさんが原文を取捨選択して改稿したもののようです。 従って (かどうかは知りませんが) 、 これ読んで日本の道徳について理解できる西洋人はいないと思われます。 新渡戸原文ならどうなのでしょうか?。 とはいえ、politeness の記述部分などは比較的まともで、 必ずしも全面× (バツ) というわけでもない。 (とかえらそに言いながら、前述の通り貸出期間延長したにもかかわらず、 実は半分程度しか読んでおりません、笑。)

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