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       Books (本) 過去ログ 
      
      
      P15, 2021 / 1月~
      
      
       
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       Date: 
          2021/6/30 (WED)
    
    
    
       Headline: 
          2021/6 に読んだ本
    
    
    
       Contents:  
       本来なら時間はたっぷりあるはずなのに、
      いまいち読書は進みません。
      なんで?。
      
      (1・2)アンナ・カレーニナ (中・下) / トルストイ (訳:木村浩) / 新潮文庫 
       若いころはロシア文学をなんとなく敬遠しておりましたが (たいがい長いでなぁ)、
      最近はそうでもない感じ。
      書かれた時代は古いですが、抵抗なく読めます。
      ただ、宗教が入ってくるとなんか違和感がありますね。
      最後の能書き的な部分はない方がいいような、、、。
      アンナ・カレーニナは主役と違います。
      
      (3~5)エデンの東 (1 ~ 3) / スタインベック (訳:土屋政雄) / 早川 epi 文庫 
       カズオ・イシグロの訳がよかったもんで、その訳者の新訳で読んでみました。
      映画的ですね、キャラが立ちすぎてると言うか、、、。
      あと 1 巻残ってますが、それは来月。
      おっ、そう言えばしばらく前に録画したジミーのこの映画、はよ見んとあかん。
      
     
  
  
  
    
    
       Date: 
          2021/5/31 (MON)
    
    
    
       Headline: 
          2021/5 に読んだ本
    
    
    
       Contents:  
       次世代に残したい僕のライブラリも大体完成した感じかな。
      あとは引継ぐ人が少しずつ良書を加えていってくれたらうれしいかも
      (じゃま!!、って全部廃棄されたりして、、、)。
      
      (1・2)ブッデンブローク家の人びと (中・下) / トーマス・マン (訳:望月市恵)
           / 岩波文庫 
       マン 25 歳の著作。
      ノーベル賞受賞の中心となった著作とのことですが、若さゆえの未完成も感じます。
      ブルジョア商家の繁栄と没落を語る名著。
      
      (3・4)怒りの葡萄 (上・下) / スタインベック (訳:伏見威蕃) / 新潮文庫 
       こちらもノーベル賞受賞の中心となった著作。
      アメリカン・ニュー・シネマ的なロードノベル (って言ったら怒られそうな、、、)。 
      時に緩く時に激しくもがき続けてなお救われない。
      それでも社会はもがいた分だけ前に進んでいることは歴史が示している
      (時に進み時に戻りしつつも、、、)?。
      
      (5)しらふで生きる / 町田康 / 幻冬舎 
       酒をやめた大酒のみの戯言。
      原因において自由な酔っぱらいが酩酊状態になる直前の言に近いかも。
      「酒飲みは酒やめてなお酔っぱらいその本質はとわに変わらず」?。
      
      (6)アンナ・カレーニナ (上) / トルストイ (訳:木村浩) / 新潮文庫 
       言わずと知れたトルストイの大作。
      えっ?、初読??。
      感想は中・下巻読破後に。
      
      
     
  
  
  
    
    
       Date: 
          2021/4/30 (FRI)
    
    
    
       Headline: 
          2021/4 に読んだ本
    
    
    
       Contents:  
       何故かあまり読めませんなぁ、、、。
      
      (1)人間の絆 (下) / サマセット・モーム (訳:中野好夫) / 新潮文庫 
       だめ男が破産してどん底に落ちるが、そこでの経験が不思議と役に立って立ち直る物語。
      人の一生に大した意味はないと一時は悟りながらも、最後はこの悟りも転換されるんです。
      表題に言う絆とは、断ち切るべき人間関係のくびきの意らしい。
      
      (2)嫌われる勇気 / 岸見一郎他 / ダイヤモンド社 
       アドラー心理学をわかりやすく説いたベストセラー。
      フロイトの因果論に対するアドラーの目的論ですか。
      僕の軸足は結果無価値なので基本的にはフロイト派かな。
      アドラーの説って、なんやかんやで僕が今まで体験的に昇華してきた境地に帰結するみたい。
      んっ?、ほんなら僕は行為無価値論者ですか??。
      いやいや、人間って矛盾の塊なんですよねぇぇ。
      シンプルな人生っておもろないですやん?。
      
      (3)量子力学の奥深くに隠されているもの / ショーン・キャロル (訳:塩原通緒)
          / 青土社 
       面白いです。
      理解はできませんが。
      訳者も絶対理解できてませんね (笑)。 
      例えば、あなたのシュレディンガーの猫と僕のシュレディンガーの猫が猫 (量子) もつれを起こしていると、
      あなたが百万光年のかなたに飛ばされていても、僕が箱を開けて僕の猫が死んでいれば、
      その瞬間に百万光年かなたのあなたの猫も死んでいることが光速度を超えた伝達により確定するわけですが、
      コペンハーゲン解釈では猫のシュレディンガー方程式が収縮する帰結と解釈して、
      その理由を追及しないらしい。
      それは物理学者としてはあかんやろ、って出てきた解釈が、
      このように猫がもつれている場合、
      一方の猫の生死が確定した瞬間に世界 (シュレディンガー方程式) が 2 つに分岐して、
      両方の猫とも死んでいる世界と両方の猫とも生きている世界ができる、っちゅう多世界理論。
      猫もあなたも僕も 2 つに分岐するんですね。
      パラレルワールドですか? (違うらしいです)。 
      あなた、理解できますか? (新聞で書評を書いていた物理学者は半分も理解できないと評してました、笑)。
      
      (4)幸せになる勇気 / 岸見一郎他 / ダイヤモンド社 
       アドラー心理学をわかりやすく説いたベストセラー第 2 弾。
      教育に特化された感じなんで、いまいちピンときませんね。
      幸せになる勇気、僕は持っています、、、知らんけど。
      
      (5)田園交響楽 / ジッド (訳:神西清) / 新潮文庫 
       たぶん再読。
      未だ評価の定まらないノーベル賞作家の代表作です。
      話の構成としてはよくありそうな感じ。
      厳格なプロテスタント家庭に育ちながらも葛藤しながらそれを否定する著者の深層が表れているかも。
      
      (6)ブッデンブローク家の人びと (上) / トーマス・マン (訳:望月市恵) / 岩波文庫 
       ノーベル賞受賞の中心となった著作。
      感想は中・下巻読破後に。
      
     
  
  
  
    
    
       Date: 
          2021/3/31 (WED)
    
    
    
       Headline: 
          2021/3 に読んだ本
    
    
    
       Contents:  
       半月も入院してだらだらベッドで過ごしてましたが、
      本も読む気にならんわ、ってのが実情のようで、、、(未だ入院中)。
      
      (1)ハムレット / シェイクスピア (訳:福田恆存) / 新潮文庫 
       生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ、、、僕の周りも問題山積です。
      これ、初演が 1601 年らしいんで、1600 年には完成されていたのだろうとのこと。
      関ケ原の戦いの辺りですね。
      歴史を感じます。
      
      (2)デミアン / ヘルマン・ヘッセ (訳:実吉捷郎) / 岩波文庫 
       幻想的要素を持った少年の成長物語。
      主人公はカインの末裔だったのでしょうか。
      もしかすると、人は誰でも部分的にはカインの末裔なのかもしれません。
      知らんけど、、、(僕はキリスト教徒ではありませんし、カインとアベルのお話も知らない)。
      
      (3)第二次大戦回顧録 抄 / チャーチル (編訳:毎日新聞社) / 中公文庫 
       ふーむ、"抄" やからやろか、訳のせいやろか、
      これはチャーチルが書かんでも、って感じ。
      かと言ってくっそ長い全編を読む気にもならない。
      上のもんは下のもんの命をほとんど重要視しておらんようです。
      
      (4)人を動かす対話術 / 岡田尊司 / PHP 新書 
       諸事情あって読みました。
      人の感情は常に両価性。
      それを知った上で中立性を保って接することが大切。
      そして、どちらにも肩入れしない共感。
      なるほど、両価性の何れか一方に偏った立場で接することは NG なんですね、、、。
      でも、この本の記述はわかりにくいわ。
      
      (5)ほんとうの「頭のよさって」なんだろう? / 齋藤孝 / 誠文堂新光社 
       人気教育者による、主に中学生に向けた本。
      んっ、それってどうよ?、ってな内容も結構ありますが、
      「好奇心を持とう」、「上機嫌でいこう」、はその通り。
      実は妻に読め!って言われたんですね。
      最終章は、コミュニケーション力!、、、ここを読ませたかったらしいんですが、何か?
      (僕はコミュニケーション障害??)。
      
      (6)人間の絆 (上) / サマセット・モーム (訳:中野好夫) / 新潮文庫 
       病院で読みました。
      比較的読みやすい内容・訳文なんですが、病院では思ったより読めませんね。
      入院生活は、もう、だらけまくり (食事だけは時間通りにサーブしてくれますが、、、)。 
      で、下巻は次月に持ち越しとなりました。
      感想は下巻読破後に。
      
     
  
  
  
    
    
       Date: 
          2021/2/28 (SUN)
    
    
    
       Headline: 
          2021/2 に読んだ本
    
    
    
       Contents:  
       今月初から仕事してます!。
      ほんで、おい、2 冊かよ、えぇ??。
      
      (1)変わりゆく世界の中で / ミハイル・ゴルバチョフ (訳:副島英樹) / 朝日新聞出版 
       僕が大学生~新人サラリーマン時代の、激動のソ連・東欧を、その中心人物が語る書。
      もっと長い回顧録は既に出版されているようですが、これはコンパクトな 1 冊にまとまったもの。
      いまいち迫真感がないんですが、それは、
      当時の世界情勢をそれなりに理解しておったつもり、っちゅう僕の奢りのせい。
      本書末尾収載のゴルビーのノーベル賞受賞講演冒頭、「平和とはすなわち共同体」との言がある。
      ふ~む、なるほど。
      
      (2)若さに贈る / 松下幸之助 / PHP ビジネス新書 
       経営の神様が次世代の若者に語りかける書。
      次世代、っちゅうても、僕の親世代ですが (1966 初版)。 
      仕事に偏った記述ではあるものの、要は、誠実に生きよ!、なんです。
      
     
  
  
  
    
    
       Date: 
          2021/1/31 (SUN)
    
    
    
       Headline: 
          2021/1 に読んだ本
    
    
    
       Contents:  
       僕でも (少しは) 悩むんです。
      深い悩みは読書の速度を減ずるんです (ほんまかぃな?)。 
      おいおい、それにしてもたったの 4 冊かよ、えぇ?!。
      
      (1)宴のあと / 三島由紀夫 / 新潮文庫 
       宴のあと裁判は有名。
      本著についてはいろいろ批評があるようですが、
      文学的にはどうなのかなぁ。
      読みやすいです。
      
      (2)懐かしい年への手紙 / 大江健三郎 / 講談社文芸文庫 
       いくつかの大江ワールドが収束してくるような、拡散していくような、、、。
      深く悩み考えていくとだんだんと現実世界と虚構世界の境界が薄れてくる。
      そこで読者の悩みが試されているのだろうか。
      
      (3)バカの壁 / 養老孟司 / 新潮新書 
       何回か読みましたが、その度に僕の行動の原点に立ち返らせてくれます。
      今回は、この年末以来の僕たち夫婦共通の悩みにもう一度支柱を提供してくれました。
      何度でも言い続けることが教育であり、もし通じなくともそれは意義があるのだと。
      しかし、それも場合によるのかもしれない、、、。
      
      (4)取り替え子 / 大江健三郎 / 講談社文庫 
       もう、どの作品がどんな内容やったんか訳わからんようになってきています。
      ほんま、いくつかの大江ワールドが収束してくるような、拡散していくような、、、。
      著者の悩みは僕の悩みより深く、著者の思索は明らかに僕の思索より深い。
      大江健三郎はこれでしばらくお休みしようかと。
      
     
  
  
    
      
      
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