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       Books (本) 過去ログ
      
      P19, 2023 / 1月~
      
       
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       Date: 
          2023/6/30 (FRI)
    
    
    
       Headline: 
          2023/6 に読んだ本
    
    
    
       Contents:  
       蔵書に加えたい紙本なくなってきたんで、
      しばらくはただで読みたいなぁ、って、
      図書館を考えましたがなんか行くのんがめんどくさい、、、
      で、キンドル端末 (一番安いやつ) 買ってしまいました。
      青空が寝っ転がって読めるんです (パソコンでは座って読まないとあかんところ、、、嬉)。
      
      (1・2)検察側の罪人 (上・下) / 雫井脩介 / 文春文庫
       昔に自炊した本。
      もち、キンドル端末で読みました。
      たまにはこんな推理小説もいいんでない?。
      
      (3)ガリバー旅行記 / ジョナサン (訳:原民喜) / 青空文庫
       子供のころ、少年文庫みたいのんで読んだでなぁ。
      唐突に何故だか無理矢理ヒロシマと結びつけた訳者によるあとがきが本文と関係なく意味もなく印象的。
      
      (4)にごりえ他 / 樋口一葉 / 青空文庫
       にごりえ・たけくらべ・十三夜・大つごもり。
      一葉の代表作 4 つ、読んでみました。
      女性視点の明治時代の風俗がよくわかって勉強になります。
      紙本、補充しました。
      
      (5)天国と地獄の結婚他 / ブレイク (訳:長尾高弘) / ロングテール (青空文庫)
       天国と地獄の結婚・無垢と経験のうた。
      大江健三郎の作品になにかと出てくるんです、ブレイク。
      18 世紀のイギリスの詩人らしいです。
      ただで読めたんで読んでみましたが、、、詩ってようわからんのんが多いでなぁ。
      
      (6)地下生活者の手記 / ドストエフスキー (訳:米川政夫) / 青空文庫
       "地下生活者" は内容とはあまり関係なさそうです、
      つまり、"陽の当たる生活者の手記" でも、まぁ、いいのかと。
      虚構とは言え、誰にも思い当たる節がいくらかはあるような内容、、、。
      
      (7)ホワイトアウト / 真保裕一 / 新潮文庫
       映画にもなってましたか?。
      動機、展開、事件の必然性など、基礎部分に難がありそうです。
      まっ、面白いんでいいんですがね。
      
      (8〜11)樅ノ木は残った (第一〜四部) / 山本周五郎 / 青空文庫
       子供の頃放映されていた大河ドラマの原作 (やと思う)。
      伊達家お家騒動のお話。
      
      (12)くもをさがす / 西加奈子 / 河出書房新社
       カナダでがんになった売れっ子作家自身のノンフィクション闘病気。
      闘病記っちゅうよりカナダ生活記でしょうか。
      いい友人がいっぱいおって、本人が明るいのはいいです。
      しかし患者歴は僕の方が上ですな (んっ?、そんなんって上下があんのん?)。
      
      (13)60歳のトリセツ / 黒川伊保子 / 扶桑社新書
       脳の研究者による人気トリセツシリーズの一。
      脳の研究者やからでしょうか、
      むしろ多様性を排除して奔流のみを定式化して論じているのはどうなんでしょうか?。
      内容的にはぼくが既に到達した境地ですかね (??)。
      
     
  
  
  
    
    
       Date: 
          2023/5/31 (WED)
    
    
    
       Headline: 
          2023/5 に読んだ本
    
    
    
       Contents:  
       今回は入院中に思ったより読めました (っちゅうても知れてますが)。
      
      (1)テーゲベックの綺麗な香り / 山﨑修平 / 河出書房新社
       詩人の手による小説 (らしい)。 
      あなた、/
      鼻で飴舐めて窒息しそうになったことがありますか/
      アンプル倍にして多幸感に溺れたことがありますか/
      退薬でのたくって凶事に走りかけたことがありますか、、、。
      詩人って素晴らしく純粋な感性を持っているのではないか、って勝手に思い込んでるんですが、
      この著作、単なる中年のおっさんの腐臭漂う哀れな魂の迷走にすぎないんではないでしょうか?。
      僕の思い込みの方が正しいと信じたい。
      
      (2)蜜のあわれ・われはうたえどもやぶれかぶれ / 室生犀星 / 講談社文芸文庫
       こちらも詩人の手による小説。
      俗世と達観の境界を彷徨うおじいさんの魂の奔流ですか。
      ところでこのおじいさん、入院中の俗まみれって、どうよ?。
      
      (3・4)イリアス (上・下) / ホメロス (訳:松平千秋) / 岩波文庫
       トロイエの戦いの壮大な叙事詩。
      成立の時代を考えると、口伝の物語を後の時代の人が文字としての詩に起したらしい。
      ギリシャの平家物語のような感じですか。
      神たちが自分達でも争いながら人間を駒のように使って戦争させる、、、
      んっ、ポケモンの世界ですか?、知らんけど。
      
      (5)音楽と生命 / 坂本龍一・福岡伸一 / 集英社
       少し前に亡くなった "教授" と、
      生命は "動的平衡" そのものであり要素分解できないと論じる生命科学者の対談。
      教授の「音楽も雑音も生命・自然そのもの」との感覚は、
      動的平衡に通じるようです。
      生命も音楽も瞬間の一回性、、、感覚的には理解できるような気もする。
      
      (6)新版動的平衡 / 福岡伸一 / 小学館新書
       「音楽と生命」を読んだあとにこれを読むと理解しやすいかも。
      死とそう遠くない距離で対峙しながら形成されつつある僕の死生観と、動的平衡は馴染みやすい?。
      
      (7)生命とは何か / シュレディンガー (訳:岡小天他) / 岩波文庫
       量子力学の祖が統計的に確固たる物理法則に沿わない分子生命学を世に問う書。
      動的平衡に感化されての再読。
      前回は気づきませんでしたが、
      専門用語を極力使わず物理・化学・生物学の基礎的知識でかなりの部分が理解できるように書いてある。
      DNA の二重らせん構造が解明される以前の著作です。
      シュレディンガーの波動方程式はハイゼンベルクの行列力学と等価、、、
      本書とは関係ありませんし僕には理解もできませんが、何か?
      
     
  
  
  
    
    
       Date: 
          2023/4/30 (SUN)
    
    
    
       Headline: 
          2023/4 に読んだ本
    
    
    
       Contents:  
       なんでたったの 4 冊?、もう会社行ってへんのやから時間はたっぷりあるはずなのに、、、。
      
      (1〜3)エミール (上・中・下) / ルソー (訳:今野一雄) / 岩波文庫
       超有名な教育書 (教育書やったんですね、全然知りませんでしたわ、笑)。
      人の自然的部分を尊重する重要性が述べられている。
      社会動物であるヒトに全面的に適用するのはもちろん難しいわけですが、
      都市化・核家族化でヒトの本能が弱まりつつある現代社会人は、
      このルソーの (古い) 思想を再考する必要があるかもしれない (?)。
      
      (4)植物少女 / 朝比奈秋 / 朝日新聞出版
       自分を産むと引換に植物状態になってしまった母をもつ女性が主人公。
      人の尊厳は置いておいて、意識ないその母もしっかり根を張って生きているのではないかと問いかける書。
      著者は医師。
      
     
  
  
  
    
    
       Date: 
          2023/3/31 (FRI)
    
    
    
       Headline: 
          2023/3 に読んだ本
    
    
    
       Contents:  
       全然読めてません、なんで?。
      
      (1)子供が心配 / 養老孟司 / PHP 新書
       養老先生の対談集。
      対談になると養老先生、いまいちキレがありませんな。
      僕も子供 (世代) が心配です、、、
      でも、その責任は僕らの世代にある。
      
      (2)ほんとうの定年後 / 坂本貴志 / 講談社現代新書
       言ってることは真っ当かと思いますが、
      グラフ載せて本文でだらだらその数値を繰り返す構成には、
      若干不愉快を禁じえません。
      年寄りは小さく稼いで自分の生活確保することが社会貢献且つ自分貢献、
      ってなことでしょうか。
      
      (3)逝きし世の面影 / 渡辺京二 / 平凡社
       江戸末期〜明治初期に日本に滞在した外国人の著作から、
      今は既に失われてしまった日本文化を考察する、
      民間人 (とは言いつつ学者に分類されているようです) の力作。
      著者は石牟礼道子を支え続けた伴走者として知られているようです。
      引用文献に偏りがあるようにも感じますが、
      学説にとらわれずに丁寧に解釈を重ねていく姿勢は信頼できそうです。
      日本って、やっぱ、文化的に世界に誇るべき独自性があるでなぁ、
      って感じます (本著中では "文明" って言ってますけど僕は敢えて
      "文化" って言いたい、何か?)。
      
      (4)ビュビュ・ド・モンパルナス / フィリップ (訳:淀野隆三) / 岩波文庫
       名作 (には数えられていないのかもしれませんが) の再読。
      初読は高校時代かなぁ。
      なぜかライブラリに加えようと思い立ったんですが既に絶版で、
      しかたなく古本で購入しました。
      で再読。
      古きパリの下層階級のお話。
      文字数少ないのですぐに読めます。
      
      (5)杏っこ / 室生犀星 / 新潮文庫
       久しぶりの定番日本文学。
      先般金沢を訪れた際に立ち寄った犀星記念館で啓発されて購入しました。
      「性に目覚める頃」は高校時代に読んだ記憶がありますが、
      本書は初読。
      連載小説だったため 3 ページ前後で必ず 1 区切りなもんで、
      いつでも読書を中断できます (笑)。 
      犀星の生涯 (たいして知りませんが) と照らし合わせながら読むと、
      考えさせられるものがありました。
      
     
  
  
  
    
    
       Date: 
          2023/2/28 (TUE)
    
    
    
       Headline: 
          2023/2 に読んだ本
    
    
    
       Contents:  
       今月も冴えませんなぁ。
      
      (1〜3)神曲 / ダンテ (訳:原基晶) / 講談社学術文庫
       地獄篇では、ダンテと仲悪な人々が地獄にいてます。
      煉獄篇では、ダンテとちょい仲悪な人々が煉獄にいてます。
      天国篇では、ダンテと仲良しな人々が天国にいてるわけではなかったです。
      キリスト教圏内部のヒエラルキー、非キリスト教圏の排除など、
      西洋哲学の素が感じられる?。
      
      (4)死は存在しない / 田坂広志 / 光文社新書
       科学者による非科学的新書。
      著者は結構ちゃんとした科学者らしいんですが、、、
      非科学を非科学的にかなり極めてる感じですか?。
      
      (5)日本史を暴く / 磯田道史 / 中公新書
       TV でよく見かける売れっ子歴史学者による著作。
      たぶん、日本史をよく勉強していれば面白そうな、、、
      でも、日本史いまいちの僕には面白さもいまいち、かな。
      
     
  
  
  
    
    
       Date: 
          2023/1/31 (TUE)
    
    
    
       Headline: 
          2023/1 に読んだ本
    
    
    
       Contents:  
       ったく、今年は滑り出し好調やんか!、たったの 4 冊!。
      
      (1)平家物語 (四) / 訳注:杉本圭三郎 / 講談社学術文庫
       最終巻。
      平家が壇ノ浦で滅びたのち、出家した建礼門院を静かに語りつつ、
      長編物語は幕を閉じる。
      
      (2)センセイの鞄 / 川上弘美 / 講談社学術文庫
       芥川賞作家の谷崎賞受賞作品。
      大人の恋愛小説?。
      まぁ、確かに歳いくと恋愛感情もその表出も変容してくる感じがしますが、
      その本質は年齢によっては変わらないと思ってます。
      
      (3)谷間の百合 / バルザック (訳:石井晴一) / 新潮文庫
       小説らしい小説。
      フランス社交界の常識は現代日本人の僕には理解しにくいものがありますが、
      それでも人間の通奏低音を映し出す名作でしょう。
      
      (4)誰が国家を殺すのか / 塩野七生 / 文春新書
       まぁ、僕の言うところの 9 割の側 (新書 9 割駄作説) に属する新書でした。
      
     
  
  
    
      
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