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       GW 全力投球の前半、「四国カルストチャリ」行ってきました。
      後述のような特段の事情があるとは言いましても、
      一応完走!?っちゅうこととさせていただきます。
      
       さて、今年の世間は 10 連休。
      僕は例年通り土曜~翌週日曜までの 9 連休。
      本来なら恒例の「あわいち」なんですが、
      四国カルスト走りたいっちゅうやつ (広島在住)
      がおって、その言に乗り今年は遠征してみることとしました。
      四国カルストって標高 1,400m 辺りにあって、走るっちゅうより登るっちゅう感じなんで、
      松山~四国カルスト往復 180km を 1 日で走るのんは脚力不足の我々には無理がありまして
      1 泊 2 日の行程が組まれました。
      行き帰り同ルートでは芸がないでなぁ、って、
        28日 (SUN):松山~(輪行)~大洲~(実走)~梼原 (ゆすはら 泊)
        29日 (MON):梼原 ~(実走)~四国カルスト~(実走)~松山
      の予定としておりましたところ、
      2 日目の 29日は雨確実との予報やったんで初日に四国カルスト走れるよう急遽逆回りに変更。
       というわけで、都城 (昨年までは豊田在住)、広島、大阪 (僕) から 27日 (SAT)
      夜に大学同窓生 3 人が松山に集合してきましたわけです。
      そしてまずは、松山在住同窓生 (チャリ乗りではない) の催してくれた前夜祭!。
      いゃぁ~、楽しいですなぁ、先週に引き続き麻薬飲み忘れて興じてしまいましたわ。
       翌 28日 (SUN) 朝 6 時、松山友人に見送られ出発。
      三坂峠 (標高 720m) 
      を越え久万高原町の平地を抜ける辺りまで好調に走りすぎて昼食時刻には既に山道に入ってしまい、
      食堂どころか何の売店もなし。
      手持ちの補充食でしのぎながらもカルスト手前の地芳峠 (じよしとうげ 標高 1,080m)
      までは 3 人とも概ね好調でした。
       この地芳峠、
      峠を名乗るくらいならカルストまでの残りの登りは大したことなかろうと思ったのが大間違い、
      そこからがやたらとしんどい急坂で、必死に登ってなんとか四国カルストの入り口、
      一軒しかない食堂兼宿泊施設「姫鶴荘」(めづるそう 標高 1,300m)
      にたどり着いたのがたぶん 14 時前辺り。
      だいぶんペースダウンしております。
      さぁ、ここでやっと昼飯にありつけるはずやったんですが、この姫鶴荘、
      食材残量都度都度確認しながら食券売るっちゅう変ったシステムが採られており、
      建屋外までだらりと伸びた食券買う長蛇の列が全然進まんやないですかぃ!。
      外で並ばされたもんで、汗が引いたら寒ぅて寒ぅて大変。
      長時間並んでやっと僕らが食券買えそうなところまで列が進んだのはいいんですが、
      直前で「米なくなりました」宣言がなされ、えぇぇ!、おぃ!、そりゃないやろ!?
      って思いながらも悔しさ噛みしめ泣く泣く一杯のうどんをわびしい昼食としたのでありました。
      食材残量都度都度確認システムが機能しておることをありがたくも体感させていただきましたですわ。
      
      

      
       姫鶴荘付近から撮った四国カルストの写真上げときます。
      赤矢印の辺りが道路最高地点だと思われますところ、
      一応行ってみようかってそちらに向かいましたが 3 人とも既にそれほど気力なく、
      結局白矢印辺りまで行ったところで満場一致の意見により引き返してまいりました。
       そこから梼原までの下りがまた地獄の試練。
      寒ぅて歯の根は合えへんわ、
      ブレーキレバー握る手パンパンやのに急な下りが延々続くもんでなおブレーキかけ続けなあかんわで、
      宿についたときには体は冷え切っとるわ疲れ切っとるわでもう泣きそうでした。
      速攻風呂入って体温めたところまではよかったんですが、
      3 人で外の居酒屋に晩飯食いに行った時点では、
      既に僕は話しかけても反応しない状況となっていたらしいです
      (意識はちゃんとあったんですが、
      なんせ、頭は痛いし疲れ切っておって反応するのが超おっくうやった)。
      で、宿に戻って僕はすぐに寝たんですが、
      そのあと本人の与り知らぬところで松山友人のところに僕のためのレスキューコールが入っておったのでした。
       そして今朝は予報通り朝から雨。
      広島と都城の 2 人はバスと JR 乗り継ぎ輪行で、
      僕はレスキュー車に回収されて、それぞれ松山まで帰還しました (本日走行距離は全員 0km )。
      いゃぁ、一晩寝てそれなりに回復しておったとはいえ頭痛は残っていたもんで、
      レスキュー、正直助かりました。
      心優しい友人たちに大感謝ですね。
       結果、実走したのんは 3 人とも 28日一日のみで、
      レスキューされた僕も含めて走行距離は全員同じとなって、
      2 日目が雨でカットされたのが心残りであるものの、
      今回の四国カルストチャリツアー、
      「全員完走無事終了」とさせていただきましたっちゅうことでよろしく。
      ふ~む、思うに 2 日目が雨と違ぅたら、僕はリタイヤとなって完走でけへんかってんやろなぁ。
      こう考えると雨でよかったわぁ。
      
       走行ルート載せときます。
      GPS ライフログの電池の関係で 3 分割されてます。
      最初のんは好調なだらだら上り部、
      真ん中は短いんでわかりずらいですがやたらしんどい登り急坂部、
      最後のんが地獄の下り部です。
      高度グラフも載せてます。
      
      
      
      
        走行距離: 98km (by STRAVA)
        獲得高度: 2,200m (by STRAVA)
      高度差考えると「あわいち」よりしんどいのではないかと思います。
       で、夜には体調すっかり回復して、松山友人夫妻と僕たち夫婦の 4 人で小宴。
      実は、引き続きの四国ぶらぶら旅に備えて妻も一緒に松山に来てたんですよね。
      またしても楽しい夜を過ごさせていただきましたのでした。
      
       かように年間目標の一、「あわいちまたはその代替」を達成!。
      一緒に走ってくれた友人たち、応援してくれた友人たちに感謝。
      前夜祭&レスキューしてくれた松山友人に Special Thanks!
      
      
        P.S.:
        出発前日にチャリを輪行バッグに詰めたんですが、んっ??、附属の担ぎひもはどこ??。
        どうも間違って捨ててしまっていたようです。
        仕方なく担ぎひもなしで出発となりました。
        ひもなくてもなんとか持てるし、まぁ、いまさらどぅもならんわなぁ、、、。
      
      
      
        P.S.:
        デュラの新品のブレーキシュー、きっと役に立ったと信じたいです。
        ブレーキレバー握る腕はパンパンでしたが、、、??。
        なるほど、
        最近はロードレーサーにもディスクブレーキが採用されつつあるのも納得ですね。
      
      
      
        P.S.:
        天気予報、もちろん注意して見てましたよ。
        だからルートも急遽逆回りに変更したんです!。
        ほな、なんで防寒ウェア持ってってないわけですかぃ?。
        ちなみに 3 人とも寒さに震えてました。
      
      
      
        P.S.:
        チャリ用ステン保冷水筒今回用に買いました。
        サーモス製で保冷力抜群!。
        もちろん喜んで使いましたよ。
        でもな、
        こんな寒いんやったらむしろ保冷力プアーな方がユーザーフレンドリーやったんではなかろうかと。